JPH0663461B2 - 内燃機関の燃料噴射制御装置 - Google Patents

内燃機関の燃料噴射制御装置

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JPH0663461B2
JPH0663461B2 JP60194377A JP19437785A JPH0663461B2 JP H0663461 B2 JPH0663461 B2 JP H0663461B2 JP 60194377 A JP60194377 A JP 60194377A JP 19437785 A JP19437785 A JP 19437785A JP H0663461 B2 JPH0663461 B2 JP H0663461B2
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  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、内燃機関の加速時または減速時に吸気脈動に
伴い誤って計測される吸入空気量信号を修正するように
した燃料噴射制御装置に関する。
従来の技術 流体の流量を計測する手段としてカルマン渦式流量計が
知られているが(特公昭51−13428号)、このカルマン
渦式流量計によると、流量変化に対する流量計測のレス
ポンスが良く、流体の通路抵抗が小さい等、ベーン式流
量計に比し相対的に多くの利点を有している。
このカルマン渦式流量計を吸気通路に介装した内燃機関
にあっては、吸入空気量に比例して発生するカルマン渦
の数を超音波変調により検出し、このカルマン渦の数か
ら計測した吸入空気量計測値に基づいて燃料噴射弁から
噴出する燃料量を演算するようにしている(特公昭60−
10171号)。
具体的には、吸気通路に柱状体の物体からなるカルマン
渦発生装置を設け、この装置の下流で発生するカルマン
渦に基づいて一定のパルスを発生するパルス発生器を駆
動し、パルス発生器の出力周波数に比例した燃料を供給
するようにしている。
吸入空気量計測手段としては他にホットワイヤ式流量計
が知られているが、このホッノワイヤ式流量計を用いた
機関では、吸気通路に設けた例えば白金熱線に所定の電
流を流しておいて吸入空気がこの白金熱線を通過すると
きに冷却される熱線の抵抗の変化量に基づいて吸入空気
量を計測し、この計測吸入空気量に応じて決定される燃
料量を機関に供給するようにしている。
これらのカルマン渦式流量計、ホットワイヤ式流量計等
は、ともにほぼ単なる筒状とみなされる吸気通路に介装
されている。
発明が解決しようとする問題点 このように従来のカルマン渦式流量計、ホットワイヤ式
流量計が回袋される吸気通路は筒状に形成されており、
この筒状吸気通路に吸入空気量計測手段を備えた内燃機
関では、吸入空気量を計測する際に吸気脈動の影響を受
けやすく、とくに急減速時又は急加速時のスロットル急
閉又は急開直後に吸入空気が大きく脈動することから、
前記流量計により検出される吸入空気量信号が過渡運転
時に正しく計測されないことが多い。
このため、過渡運転時に吸入空気量信号に基づいて演算
される燃料噴射量に誤差を生じやすく、オーバーリッチ
やオーバーリーンになるという問題を生じる。
本発明の目的は、このような問題点を解決し、加速時ま
たは減速時のスロットル急開または急閉直後の吸気脈動
に起因した吸入空気量信号の荒れを修正し、過渡運転時
のオーバーリッチまたはオーバーリーンを防止すること
にある。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するため、本発明の内燃機関の燃料噴射
制御装置は、吸入空気量Qを計測するためのカルマン渦
式流量計又はホットワイヤ式流量計からなる吸入空気量
計測手段と、機関回転数Nを検出する回転数検出手段
と、前記吸入空気量計測手段が発生した吸入空気量信号
及び前記回転数検出手段が発生した機関回転数信号から
算出されるQ/N値に基づいて基本燃料噴射量を設定す
る燃料噴射量設定手段と、機関の加速開始時又は減速開
始時を検出する過渡運転開始時検出手段と、過渡運転開
始時から所定の機関回転数を計測する機関回転数計測手
段又は過渡運転開始時から所定の時間経過を計測する時
間計測手段と、スロットル開度が設定範囲外にあること
を検出するスロットル開度設定範囲外検出手段と、前記
機関回転数計測手段が前記所定の機関回転数を計測又は
前記時間計測手段が前記所定の時間を計測するまでの間
で前記スロットル開度設定範囲外検出手段がスロットル
開度設定範囲外信号を発生しているとき、前記吸入空気
量信号及び前記機関回転数信号から算出されるQ/N値
に上限値及び/又は下限値を設定する手段とを有して構
成されている。
作 用 一般に加速時のスロットル急開直後あるいは減速時のス
ロットル急閉直後には、吸入空気が脈動するといういわ
ゆる吸気脈動に起因して吸入空気量検出手段により計測
される吸入空気量が誤って計測されることがある。
本発明によれば、カルマン渦式流量計又はホットワイヤ
式流量計からなる吸入空気量計測手段により計測された
吸入空気量Qと回転数検出手段により検出された機関回
転数NからQ/Nを算出し、このQ/N値に基づいて基
本燃料噴射量を演算し、加速開始時を加速開始時検出手
段がとらえたとき、この加速開始時点から始まる吸気脈
動の大きな期間を機関回転数計測手段又は時間計測手段
により計測すると共に、この期間にスロットル開度が所
定の設定範囲外にあるか否かをスロットル開度設定範囲
外検出手段により判別する。
そしてスロットル開度設定範囲外検出手段がスロットル
開度設定範囲外信号を発生している間、吸入空気量信号
及び機関回転数信号に基づいて算出されるQ/N値に上
限値及び/又は下限値を設定する。
同様に減速開始時を減速開始時検出手段がとらえたと
き、カルマン渦式流量計又はホットワイヤ式流量計から
なる吸入空気量計測手段により計測される吸入空気量Q
と回転数検出手段により検出される機関回転数NからQ
/N値を算出し、このQ/N値に基づいて基本燃料噴射
量を演算し、このとき減速開始時から始まる吸気脈動の
大きな期間を機関回転数計測手段又は時間計測手段によ
り計測し、この吸気脈動の大の期間中にスロットル開度
が所定の設定範囲外にあることをスロットル設定開度範
囲外検出手段が検出している間、吸入空気量信号及び機
関回転数信号に基づいて算出されるQ/N値に上限値及
び/又は下限値を設定する。
この結果、スロットル急開直後あるいはスロットル急閉
直後などのように吸気脈動が起こり易いとき、スロット
ル急閉急開直後の吸気脈動の大きな期間、本来の吸入気
量と異なり誤って計測された吸入空気量信号に上限値及
び/又は下限値を設けたので、この上限値及び/又は下
限値により修正された吸入空気量信号に基づいて燃料噴
射量を算定することができ、従って過渡運転時のオーバ
ーリッチ又はオーバーリーンを確実に防止することがで
きる。
実施例 以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図は本発明の燃料噴射制御装置を適用する内燃機関
の概略構成の一例を表わしている。
図中、1は内燃機関本体、2はシリンダブロック、3は
シリンダヘット、4はピストン、5は燃焼室、6は点火
プラグ、7は吸気バルブ、8は排気バルブ、9は排気マ
ニホールド10内の排気中の酸素濃度を検出する酸素セン
サ、15は冷却水温を計測する水温センサ、16はイグニッ
ションスイッチ、21はバッテリ電源をそれぞれ表わす。
吸気系では、エアクリーナ24から取入れた吸入空気量を
カルマン渦式流量計25により計測すると共に、吸気温セ
ンサ26により吸気温を計測し、アクセルペダル27の踏み
代に応じて開閉するスロットルバルブ28により吸入空気
を所定量だけ吸気マニホールド30へと送るようになって
いる。スロットルボディ31には、その内部に介装したス
ロットルバルブ28の開度を検出するスロットルセンサ33
及び全開位置を検出するアイドルスイッチ32が設けられ
ている。さらに吸気マニホールド30の吸気バルブ7の近
傍には、燃料タンク35から通路36を介して燃料ポンプ37
により圧送される燃料を所定量だけ噴射供給する燃料噴
射弁38が取付けられている。
そして点火系では、イグニッションコイル40で発生した
高電圧をディストリビュータ41に供給し、ディストリビ
ュータ41で所定の点火時期制御を行ないながら該高電圧
を所定のタイミングで各気筒の点火プラグ6に分配供給
するようにしている。ディストリビュータ41には、図示
しないクランクシャフトと同期して回転するディストリ
ビュータシャフト42の回転位置から回転角及び回転数を
検出する回転数センサ43が設けられており、具体的に
は、この回転数センサ43によりクランクシャフトの2回
転毎に24回のパルス信号を出力すると共にクランクシャ
フトの1回転毎に所定角で1回のパルス信号を出力する
ようにしている。
制御装置50は、バッテリ電源21により作動するマイクロ
コンピュータであり、このマイクロコンピュータ内に
は、第3図に示すように、中央処理ユニット(CPU)51
と、リードオンリメモリ(ROM)52と、ランダムアクセ
スメモリ(RAM)53と、イグニッションスイッチ16のオ
フ時にも記憶を保持するバックアップランダムアクセス
メモリ(RAM)54とを含んでいる。このうちのROM52に
は、メインルーチン、燃料噴射量制御ルーチン、点火時
期制御ルーチン等のプログラム、これらの処理に必要な
種々の固定データ、定数等が格納されている。さらにマ
イクロコンピュータ内には、マルチプレクサを有するA
/D変換器検出55と、バッファメモリを有するI/O装
置56とが組込まれ、これらの55と56は前記51〜54とコモ
ンバス57により互いに接続されている。
A/D変換器55においては、スロットル開度を研修する
スロットルセンサ33、吸気温センサ26等の各センサの出
力信号をバッファを介してマルチプレクサに入力し、こ
れらのデータをA/D変換してCPU51の指令により所定
の時期にCPU51及びRAM53あるいは54へ出力するようにし
ている。これによりRAM53に吸入空気量、吸気温、水温
等の最新検出データを取込み、その所定領域にこれらの
データを格納する。またI/O装置56においては、スロ
ットル全開を検出するアイドルスイッチ32、回転数セン
サ43、カルマン渦式流量計25等の各センサの検出信号を
入力し、これらのデータをCPU51の指令により所定の時
期にCPU51及びRAM53あるいは54へ出力するようにしてい
る。具体的には、カルマン渦信号に関してはカルマン渦
式流量計25からのパルス信号の立上がりエッジまたは立
下がりエッジをとらえ、パルス周期を計測することによ
り吸入空気量を計算する。
CPU51はROM52に記憶されているプログラムに従って前記
各センサにより検出されたデータに基づいて燃料噴射量
を計算し、これに基づくパルス信号をI/O装置56を経
て燃料噴射弁38に出力する。すなわち、基本的には、カ
ルマン渦式流量計25が計測する吸入空気量と回転数セン
サ43が検出する機関回転数により基本燃料量を算出し、
これを検出吸気温と冷却水温に応じて補正し、この補正
燃料量に対応するパルス信号をI/O装置56内の図示し
ない駆動回路から燃料噴射弁38に送るようになってい
る。
次に第4図及び第5図に示すブロックチャートを参照し
て制御装置50による本発明の燃料噴射制御の一例につい
て説明する。
第4図は、燃料噴射量制御のメインルーチンを示してい
る。このメインルーチンにおいては、最初のステップ40
1にてカルマン渦式流量計25、回転数センサ43、吸気温
センサ26、水温センサ15、スロットルセンサ32の夫々が
検出したデータが読込まれ、これらデータがRAM53に書
込まれる。
次のステップ402にてカルマン渦式流量計25により検出
された信号を基に吸入空気量Qを計算し、この吸入空気
量Qと回転数センサ43により検出された機関回転数Nと
を用いてステップ403でQ/Nなる演算が行なわれる。
なお、基本燃料噴射量TPはQ/N×kで表わされ、符号
kの燃料噴射弁の容量及び設定空燃比により決まる定数
である。
次にステップ404及び405にて過渡運転開始時としての加
速開始時又は減速開始時を検出する。ステップ404で
は、例えばスロットルセンサ32の定時間あたりのスロッ
トル開度変化量の絶対値|ΔTA|がある設定値以上にな
ったときを過渡状態と判定し、過渡状態と判定されると
次のステップ405にて前回は定常状態かつまり|ΔTA|が
ある設定値より小さいか否かを判定する。ステップ405
にて|ΔTA|がある設定値より小さいとき、加速又は減
速開始時と判定され次のステップ406に進みクランク角
カウンタをクリアする。
クランク角カウンタがクリアされると、第5図に示す定
クランク角毎ルーチンに従ってステップ501からステッ
プ502に進み、このルーチンでクランク角カウンタ値30
゜CA毎に+1づつ加算し、こうして加速開始時又は減速
開始時からの機関回転数を計測する。
第5図に示す定クランク角毎ルーチンは、第4図に示す
ステップ407〜412にて割込みルーチンとして用いられ
る。
ステップ407では、スロットル開度TAが所定値α例えば6
0゜より大きいか否かを判別し、TA>αであればステッ
プ408に進む。ステップ408では、加速開始後関回転数が
β回転しているか否かを判別する。加速開始機関回転数
がβ回転以内であれば、ステップ408がステップ409に進
む。
ステップ409では、ステップ403で算出された機関1回転
当りの吸入空気量Q/N値に上下限ガードを設定するよ
うになっている。
すなわち、第6図に示すように、基本燃料噴射量を算出
するためのQ/N値に上限値a及び下限値bを設定し、
Q/N値が上限値aを越えて大きくならず、Q/N値が
下限値bを越えて小さくならないようにしている。スロ
ットル開度TAが例えば5゜(全閉近傍状態)から80゜
(全開状態)に急開すると機関回転数1回転当りの吸入
空気量Q/N値の立ち上がりが急になり、スロットル急
開後のしばらくの間Q/N値の変動が大きくなるが、こ
の場合のQ/N値に上限値a及び下限値bのカードを設
定するようになっている。このカードは、加速開始後ク
ランク角カウンタにより機関回転数がβ回転するまで継
続される。
ステップ407にてスロットル開度TA≦αであれば、ステ
ップ410に進みここでスロットル開度TAが所定値γ例え
ば5゜より小さいか否かを判別し、TA≧γであればこの
ルーチンを終了する。ステップ410にてTA<γであれば
ステップ411に進み、ここで減速開始後機関回転数がδ
回転以内か否かが判別される。このとき機関回転数がδ
回転を越えていればこのルーチンを終了する。
機関回転数がδ回転以内の範囲であれば、ステップ412
に進みここでQ/N値に上下限ガードが設定される。つ
まり、減速開始後機関回転数がδ回転するまでの間、Q
/N値の上下限値が上限値c及び下限値dに設定され
る。減速開始後機関回転数が所定回転数δを越えると、
次の過渡運転状態に移行するまでQ/N値の上下限ガー
ドは除かれた状態にある。
このようにして、加速開始後あるいは減速開始後機関回
転数が所定回転数まで回るまでの間Q/N値に上下限ガ
ードを設け、吸気脈動に伴うオーバーリッチあるいはオ
ーバーリーンを回避している。
本実施例では、定時間あたりのスロットル開度変化量の
絶対値により過渡運転時を判別しているが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、定クランク角毎に算出す
るスロットル開度の差、TAn−TAn の値に基づいて過
渡運転時か否かを判別してもよい。また、加速の場合だ
けなら、スロットル全開を示すアイドルスイッチ32のオ
ンからオフへの変化を用いても良い。
本実施例では、第6図に示す上限値a及び下限値bは加
速直後の定常状態のスロットル開度に応じたQ/N
値との間で a−Q/N≧Q/N−b の関係が独立し、また上限値c及び下限値dは減速直後
の定常状態のスロットル開度に応じたQ/N値との
間で c−Q/N≦Q/N−d の関係が成立している。
この場合、Q/N値の上下限規制範囲を機関回転数β、
δにより特定したが、本発明としては、機関回転数に代
えてタイマにより係数する時間により特定してもよい。
一般に、ほぼ単なる筒状とみなされる吸気通路に介装さ
れる吸入空気量計測手段、例えばカルマン渦式流量計ま
たはホットワイヤ式流量計等を使用している機関におい
て、吸気脈動がQ/N値信号に大きな影響を及ぼしやす
いが、このような吸気脈動の影響を受けやすい吸入空気
量流量計をもつ機関に本発明を適用すれば、加速時や減
速時などの過渡運転状態に前述のとおり上限値および下
限値を設定して修正したQ/N値に基づいて燃料噴射量
を算定し、そのときの過渡運転状態に応じて適正な燃料
量を機関に供給することができる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、加速時及び減速時のスロ
ットル急開及び急閉直後、吸入空気量検出手段により計
測された吸入空気量信号に上限ガード及び/又は下限ガ
ードを設けたので、過渡運転時の吸気脈動に伴う吸入空
気量計測値を修正し、この修正吸入空気量信号に基づい
て的確な燃料噴射量を機関に供給することができる。
したがって、加減速時などの過渡運転状態に発生しやす
いオーバーリッチやオーバーリーンを回避し、とくに加
速時には機関の吹き上がりを良好にすると共に減速時に
はエンジンストールを確実に防止しドライバビリティを
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本的構成を表す概略構成図、 第2図は本発明の燃料噴射制御装置が適用される内燃機
関の一実施例を表す概略構成図、 第3図は燃料噴射制御装置の一実施例を表すブロック線
図、 第4図は本発明の一実施例における処理ルーチンを表す
フローチャート、 第5図は第4図に示すルーチンで用いられる割込みルー
チンを表すフローチャート、 第6図は本発明の一実施例における修正Q/N値を表す
グラフである。 1……内燃機関本体、2……シリンダブロック、 3……シリンダヘット、6……点火プラグ、 9……酸素センサ、21……バッテリ電源、 25……カルマン渦式流量計、 28……スロットルバルブ、 32……アイドルスイッチ、 33……スロットルセンサ 38……燃料噴射弁、50……制御装置、 51……中央処理ユニット(CPU)、 52……リードオンリメモリ(ROM)、 53、54……ランダムアクセスメモリ(RAM)、 55……A/D変換器、56……I/O装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸入空気量Qを計測するためのカルマン渦
    式流量計又はホットワイヤ式流量計からなる吸入空気量
    計測手段と、機関回転数Nを検出する回転数検出手段
    と、前記吸入空気量計測手段が発生した吸入空気量信号
    及び前記回転数検出手段が発生した機関回転数信号から
    算出されるQ/N値に基づいて基本燃料噴射量を設定す
    る燃料噴射量設定手段とを備えた内燃機関において、機
    関の加速開始時又は減速開始時を検出する過渡運転開始
    時検出手段と、過渡運転開始時から所定の機関回転数を
    計測する機関回転数計測手段又は過渡運転開始時から所
    定の時間経過を計測する時間計測手段と、スロットル開
    度が設定範囲外にあることを検出するスロットル開度設
    定範囲外検出手段と、前記機関回転数計測手段が前記所
    定の機関回転数を計測又は前記時間計測手段が前記所定
    の時間を計測するまでの前記スロットル開度設定範囲外
    検出手段がスロットル開度設定範囲外信号を発生してい
    るとき、前記吸入空気量信号及び前記機関回転数信号か
    ら算出されるQ/N値に上限値及び/又は下限値を設定
    する手段とを有していることを特徴とする内燃機関の燃
    料噴射制御装置。
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