JPH06502700A - 縁部で突出する、偏平材料より成る縁部ウエブを備えた型枠パネル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 −縁部で突出する、偏平材料より成る縁部ウェブを備えた型枠パネル 本発明は、型枠カバーに対してほぼ直角に突き出る偏平材料より成る縁部ウェブ を縁部で備えた型枠パネルであって、前記縁部ウェブの横断面が型枠カバーから 自由縁部にまで延びており、この縁部ウェブの横断面は少なくとも自由縁部にお いて型枠カバーから離れる方向に延びていて、この自由な縁部が縁部ウェブの最 大幅を制限しており、この場合に縁部ウェブに、使用位置で隣接する型枠パネル の縁部ウェブが直接的に又は間接的に当接し、かつ、互いに当接し合う縁部ウェ ブを互いに固定するための接続部材が係合するようになっている形式のものに関 する。

互いに合致し当接し合う型枠パネルの縁部ウェブが直接的に当てつけられている ような、前記形式の型枠パネルは、ドイツ連邦共和国特許第２１３７５０５号明 細書により公知である。互いに当接し合う縁部ウェブを互いに固定するための接 続部材として、縁部ウェブの鍵穴状の孔を貫通するピンが用いられ、このピンは 、ストッパ用突起部及び、このストッパ用突起部に対して間隔を保て配置された 対抗ストッパとを有している。

ドイツ連邦共和国特許第２４０３３２５号明細書によれば、前記型枠パネルと比 較され得る型枠パネルが公知である。この公知の型枠パネルにおいては、隣接し 合う型枠パネルの縁部ウェブが間接的に当接し合っている。つまり、これらの縁 部ウェブの間にさらに中間部材又はスペーサホルダが設けられていて、互いに隣 接し合う型枠パネルの合致し合う縁部ウェブの間に補償部材を設けることもでき る。

この公知の解決策においては、中間部材を互いに密接して当接させるか又は接合 させるために、縁部ウェブが平らに構成されている。しかしながらこのように構 成すると、縁部ウェブの剛性は制限される。つまり、型枠パネルに加えられる負 荷は限定される。

従ってドイツ連邦共和国公開特許第２７１６８６４号明細書によれば、偏平材料 より成る縁部ウェブの代わりに中空成形材使用することも既に公知である。この 中空成形材は、相対的に高い剛性度を有しているが、縁部ウェブの横断面は大き く、それに対応して接続部材は高価であって、型枠パネルの重量は著しく大きく なる。ドイツ連邦共和国公開特許第２７１６８６４号明細書により公知の成形さ れた縁部ウェブにおいては、Ｃ字形の横断面形状が選択されており、このＣ字形 横断面形状の、型枠カバーから離れている自由縁部は、この型枠カバーに向けら れおり、つまりこの縁部横断面形状の最大幅を制限してはいない。

そこで本発明の課題は、冒頭に述べた形式の型枠パネルで、縁部ウェブを偏平材 料から成形することができ、しかじも、高い剛性を有していると同時に、互いに 当接し合う縁部ウェブのシールが良好に得られるようなものが提供されるように することである。

この課題は、隣接する型枠パネルの縁部ウェブのための当接部として用いられる 、縁部ウェブの互いに合致し合う両長手方向縁部の間の範囲が、これらの長手方 向縁部に対して型枠パネルの中央に向かって引っ込んで構成されており、この引 っ込んだ範囲内に、この範囲とは逆向きに一体成形された、型枠パネル中央に向 かって開放する溝又は押し込み変形部が配置されていることによって解決された 。

本発明の解決策は、互いに当接し合う縁部ウェブをシールするためには（中空成 形材によって既に公知であるように）、それぞれ２つの縁部範囲がシール面及び 当接面として提供されれば十分であるので、偏平材料より成る縁部ウェブは、一 般的に平らな縁部ウェブに対する横ウェブの前記変形によって、著しく高い剛性 度が維持され得るという認識に基づいている。さらにまた、縁部ウェブを形成す る中空成形材においても公知であるような形式で、押し込み変形部に、緊締部材 又はクランプがそのクランプジョーで係合することことができることによって、 付加的な利点が得られる。補強された横断面形状を有していて、しかも偏平材料 より成る前記の縁部ウェブに、接続部材としての緊締部材又はクランプが係合す る。この緊締部材又はクランプは、縁部ウェブの事実上任意の箇所に取り付ける ことができ、しかも非常に高い緊締力、及びひいては互いに当接し合う縁部ウェ ブ或は嵌め込まれた補償部材又はこれと類似のものを良好にシールすることを可 能にする。それにも拘わらず、型枠パネルの全重量は少なく維持される。何故な らば、著しく重量の重い縁部横断面形状は、簡単なウェブ状の縁部ウェブよりも 頑丈な、偏平材料より成る縁部ウェブによって置き換えられているからである。

接続部材又はクランプを係合させるために使用されるか又は構成された押し込み 変形部の、型枠パネルの外側範囲に存在する外側が、縁部ウェブの長手方向縁部 の対応する両性側の接触し合う平面を形成していれば特に有利である。この場合 に、縁部ウェブの長手方向縁部の平面からの、押し込み変形部の外側の間隔が、 隣接する縁部ウェブと緊締する際に縁部ウェブの弾性変形度にほぼ相当するか又 はこれよりも大きければ、十分であって、しかも同時に有利でもある。このよう な手段によって、このような縁部ウェブが互いに当接し合った時に押し込み変形 部の外側が互いに支え合って、本来のシール面が十分に圧縮されなくなることは ない。むしろ、全緊締力又は接続力は、互いに合致し合って互いに当接し合う縁 部ウェブの長手方向縁部に伝達されることになる。この場合に、長手方向縁部の 外側の平面からの、押し込み変形部の外側の間隔は、縁部ウェブの横断面がより 剛性で厚くなればなる程、小さくなる。縁部ウェブの横断面は例えば１／２ｃｍ から３　／　４　ｃ　ｍ特に約６ｃｍである。この場合、一方では、互いに合致 し合う長手方向縁部及び縁部ウェブのシール面の所望の堅固な押圧力を得て、他 方では、緊締力の影響を受けて弾性的な変形を考慮するためには、横断面の厚さ が約６ｍｍである時に、長手方向縁部の平面からの外側の間隔は、約１／２〜１ ｍｍの大きさで十分である。

縁部ウェブの両長手方向縁部の、外側に存在する面が有利には平らであって、互 いに合致し合っていて、少なくとも型枠カバーに近い方の長手方向縁部の幅が、 少なくとも型枠カバーの厚さにほぼ相当しており、しかもこの場合、特に両長手 方向縁部が同一の幅である。これによって、全体的に左右対称の横断面が得られ 、縁部ウェブの中央に押し込み変形部を配置することもできる。

長手方向縁部に対して、型枠パネルの中央に向かって引っ込んでいる、縁部ウェ ブの範囲は、押し込み変形部を除いて平らに構成することができる。これによっ て、この範囲は、別の補強ウェブを例えば突き合わせて縁部ウェブと溶接できる ようにするために提供される。しかもこのような形式によって、縁部ウェブの内 側又は外側に、緊締箇所のためのスリーブを固定することができる。さらにまた 、このような形式で支持部材又はブラケットを縁部ウェブに良好に懸架すること ができる。

縁部ウェブの長手方向で、特にその横断面中央部に配置された押し込み変形部は 、縁部ウェブの全長に亙って中断されていて、特に同一横断面形状で延びて構成 することができる。これによって、縁部ウェブの事実上どの箇所にも緊締装置を 取り付けることができる。さらにまた、このような形式で、縁部ウェブを、最初 は平らな偏平材料から連続的な変形法によって製造することができる。

押し込み変形部の範囲に、例えば接続ビン又はそれと類似のものを取り付けるた めの、縁部ウェブを貫通する孔を設けることができる。このような接続ビンによ って、互いに隣接し合う型枠パネルを互いに固定することもできるし、又は、隣 接し合う型枠パネルの互いに当接し合う縁部ウェブを備えた、作業台、支持装置 又はこれと類似の補助部分を連結することができる。このように押し込み変形部 内に連結孔を配置することによって、ビンの長手方向に加えられる緊締力を、こ のために設けられた押し込み変形部に導入することもできるという利点が得られ た。

押し込み変形部の範囲に設けられた孔は円形横断面を有していて、鎖孔の直径は 押し込み変形部の最大幅に相当していてよいので、孔の壁部は、押し込み変形部 の側方の制限部をも形成するようになっている。これによって、例えば接続ねじ のヘッド及び、ねじ山付きピンと協働するナンドもそれぞれ、押し込み変形部の 側方に引っ込んでいる、縁部ウェブの範囲の、型枠中央に向けられた面に載せる ことができる。

長手方向縁部から縁部ウェブの中央範囲への移行部、及び／又は縁部ウェブの横 断面形状に対する押し込み変形部の側方制限部は、例えば約４５°の角度で延び ている。これによって、良好な補強が得られるだけでなく、変形過程によって損 傷又は弱体が形成される危険なしに、縁部ウェブの横断面の所望の変形が得られ る。

つまり、比較的軽量の型枠パネルが得られる。何故ならば、縁部ウェブは偏平材 料から製造することができるからである。それにも拘わらず強い力を伝達するこ とができ、隣接する型枠パネルを接続するための緊締装置又はクランプを取り付 けることができる。つまり、平らな縁部ウェブを備えた型枠パネルの利点は、中 空成形材より形成された縁部ウェブを備えた型枠パネルの利点と組み合わせるこ とができ、しかもこの場合に、重量が著しく重くなるということはない。

次に図面に示した実施例を用いて本発明を具体的に説明する。

図１は、縁部を囲むようにして延びる、偏平材料より成る成形された複数の縁部 ウェブと、これらの縁部ウェブの間に配置された、横方向に延びる補強プロフィ ールとを備えた、本発明による型枠パネルの後ろ側を示した斜視図、 図２は、隣接する型枠パネルが固定されている型枠パネルの互いに向き合う縁部 ウェブの断面図であって、互いに接触し合う縁部ウェブが緊締装！又はクランプ によって保持されている。

型枠パネル１はその両縁部で、型枠カバー２から突き出ていてしかもこの型枠パ ネル１を巡って延びる、偏平材料より成る縁部ウェブ３を有している。使用位置 においてこの縁部ウェブ３には、隣接して配置された型枠パネル１の縁部ウェブ ３が、間接的に又は図２に示されているように直接的に、接続手段、例えば緊締 クランプ４を用いて接続されている。

図２に示されているように、縁部ウェブ３の横断面は、型枠カバー２から自由な 長手方向縁部７まで延びており、この自由な長手方向縁部７が縁部ウェブ３の最 大幅部分を形成している。つまり、この長手方向縁部７が型枠カバー２から最も 離れた位置にある。

図２に示されているように縁部ウェブ３の横断面は、隣接する型枠パネル１の縁 部ウェブ３を当てつけるための、縁部ウェブ３の互いに合致する２つの長手方向 縁部６，７の間の範囲５が、長手方向縁部６，７に対して型枠パネルｌの中央に 向かって引っ込んでおり、また、この引つ込んだ範囲５には、この範囲５とは逆 向きの、型枠パネル中央に向かって開口する一体成形された溝又は押し込み変形 部８が配置されている。

図２に示されているように、縁部ウェブ３のそれぞれ１つの押し込み変形部８は 、接続クランプ４がこの押し込み変形部８に係合して型枠パネル１を接続する時 に、隣接する型枠パネル１の縁部ウェブ３の押し込み変形部８と協働する。この 場合に、緊締力によって、押し込み変形部８の互いに向き合う外側８ａは互いに 固定されるか又は圧縮されるが、これらの外側８ａは、緊締力によって変形され ることなしに、縁部ウェブ３の長手方向縁部６，７の両性側の接触し合う平面に 対して所定の間隔を保って、その最初の位置を維持するようになっている。これ によって、使用位置で、縁部ウェブ３の長手方向縁部６，７は、互いに確実に当 接し合うようになっているので、押し込み変形部８の外側８ａが早期に接触して 長手方向縁部６，７が密接して接触するのを妨げることはない。しかも、縁部ウ ェブ３のばね力によって、それぞれ長手方向縁部６゜７の範囲で対応する当てつ け力が形成されてこれが伝達され得るようになっている。

縁部ウェブ３の長手方向縁部６，７の平面Ｅからの、押し込み変形部８の外側８ ａの間隔Ａを、隣接するウェブに緊締する際に縁部ウェブ３の弾性変形度にほぼ 相当するか又はそれよりも大きく構成して、図２の実施例とは異なり、外側８ａ で互いに当接し合う縁部ウェブ３が接触しないようにしても有利である。

図２に示されているように、外側に存在する、縁部ウェブ３の両長手方向縁部６ ，７の面は平らであって、つまり平面Ｅに存在していて、互いに合致し合ってい る。少なくとも型枠カバー２の近くに配置されている長手方向縁部６の厚さは、 型枠カバー２の厚さにほぼ相当しているので、引っ込んでいる範囲５は、型枠カ バー２のすぐ後ろ側から始まっており、型枠カバー２はソール継目以外は長手方 向縁部６の内側にまで達することができる。図示の実施例では２つの長手方向縁 部６．７の幅は同じであるので、図示の実施例で示されているように、縁部ウェ ブ３の長手方向に配置され、縁部ウェブ３の全長に亙って連続して延びる、同一 横断面を有している押し込み変形部８が縁部ウェブ３の横断面の中央に配置され ていれば、引っ込んでいる範囲５及び押し込み変形部８によって補強された縁部 ウェブ３のほぼ左右対称の構造が得られる。長手方向縁部６，７に対して型枠パ ネル１の中央に向かって引っ込んでいる縁部ウェブ３の範囲は押し込み変形部８ 以外は平らであるので、縁部ウェブ３に対して直交する方向に配置された補強プ ロフィール９によって、前記範囲５で突き合わされると、溶接継目を形成するた めの相応に広い幅が得られる。さらにこれによって、クランプジョー１０及びク ランプ部材１１が大きい開放行程を必要とすることなしに、クランプ４を、重ね 合わせた縁部ウェブ３に沿ってずらすことができる。縁部ウェブ３の特に、押し 込み変形部８の範囲に孔１２を形成することができる。この孔１２において、ク ランプ４の代わりに又はクランプ４の他に付加的に固定ビンを配置することがで きる。クランプ４によれば縁部ウェブ３の事実上任意の範囲で固定することがで きるのに対して、孔を利用すれば、あらかじめ選択された箇所で固定ピンを設け ることができる。しかも、このような固定ピンによって、ブラケット又は支持体 等の補助部分を固定することができる。

図２に示されているように、押し込み変形部８の範囲に設けられた孔１２は円形 横断面を有していて、その直径は押し込み変形部８の最大幅にほぼ相当している ので、孔壁部は押し込み変形部８の側方の制限部８ｂをも形成している。これに よって、孔１２に隣接する、引っ込んだ範囲５の平らな区域は、固定ビンのヘッ ド又はナツト或は突起部のための載設部として提供される。

長手方向縁部６，７から縁部ウェブ３の中央範囲への移行部及び、押し込み変形 部８の側方の制限部８ｂは、縁部ウェブ３の横断面形状に対して、図示の実施例 では４５°の角度で傾斜して配置されている。これによって、互いに当接し合う 長手方向縁部６からそれぞれ延びる移行部は互いにほぼ直角を成しており、これ は、一方では変形技術的に、他方では緊締力を導入する点から見て良好な妥協を 意味する。

全体的に見て、型枠パネル１の高い剛性が得られる。この型枠パネル１において 、縁部ウェブ３は、これが偏平材料から成っているにも拘わらずその横断面の形 状によって比較的軽量で高い剛性を有している。それと同時に、縁部ウェブを接 続するためには、比較的小さい緊締幅を有する緊締部材又はクランプ４で十分で あって、この場合に補強を改良する押し込み変形部８に、有利な形式でこのよう なりランプ４が係止できるようになっているので、場合によっては形成される孔 は避けられるようになっている。また、接続クランプ４によって、接触し合う縁 部ウェブ３の事実上任意の箇所において互いに接続が行われる。平らな材料より 成る縁部ウェブ３の重量が比較的軽量で、任意の接触箇所に、所定の孔間隔とは 関係なしにクランプを取り付けることができるという可能性を有しているという 利点が得られる。これによって押し込み変形部８は一方では、縁部ウェブ３の剛 性を大きくする機能を有していて、他方ではクランプ４のために良好な係合箇所 を形成する。

型枠パネル１は、重量を軽減するためにその縁部で、中空成形材の代わりに、型 枠パネル２に対して直角に突き出る、偏平材料より成る縁部ウェブ３を有してい る。この縁部ウェブ３は、剛性を高めるために、隣接する型枠パネル１の縁部ウ ェブ３のための当接部としての、互いに合致し合う２つの長手方向縁部６．７の 間で、型枠パネル１の中央に引っ込む範囲５を有しており、この範囲５内に、こ の範囲５とは逆向きに一体成形された、型枠パネル中央に向かって開放する溝又 は押し込み変形部８が配置されている。これによって偏平材料より成る、高い剛 性度を有する縁部ウェブ３が得られる。この縁部ウェブ３の押し込み変形部８に 、重い重量の中空の縁部成形材を必要とすることなしに、一般的な緊締部材又は クランプ４を係合させることができる。縁部ウェブ３の横断面の厚さは、例えば １　／　２　ｃ　ｍ又は０．６ｃｍであって、平面Ｅからの、押し込み変形部８ の外側８ａの間隔は、１／２及び１ｍｍ１又は場合によってはそれ以上である。

国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．型枠カバー（２）に対してほぼ直角に突き出る偏平材料より成る縁部ウエブ （３）を縁部で備えた型枠パネル（１）であって、前記縁部ウエブ（３）の横断 面が型枠カバー（２）から自由縁部にまで延びており、この縁部ウエブ（３）の 横断面は少なくとも自由縁部において型枠カバー（２）から離れる方向に延びて いて、この自由な縁部が縁部ウエブ（３）の最大幅を制限しており、この場合に 縁部ウエブ（３）に、使用位置で隣接する型枠パネルの縁部ウエブが直接的に又 は間接的に当接し、かつ、互いに当接し合う縁部ウエブ（３）を互いに固定する ための接続部材が係合するようになっている形式のものにおいて、隣接する型枠 パネル（１）の縁部ウエブ（３）のための当接部として用いられる、縁部ウエブ （３）の互いに合致し合う両長手方向縁部（６，７）の間の範囲が、これらの長 手方向縁部（６，７）に対して型枠パネル（１）の中央に向かって引っ込んで構 成されており、この引っ込んだ範囲（５）内に、この範囲（５）とは逆向きに一 体成形された、型枠パネル中央に向かって開放する溝又は押し込み変形部（８） が配置されていることを特徴とする、型枠パネル。 ２．接続部材又はクランプ（４）を係合させるために使用されるか又は構成され た押し込み変形部（８）の、型枠パネル（１）の外側範囲に存在する外側（８ａ ）が、縁部ウエブ（３）の長手方向縁部（６，７）の対応する両外側の接触し合 う平面（Ｅ）を形成している、請求項１記載の型枠パネル。 ３．縁部ウエブ（３）の長手方向縁部（６，７）の平面（Ｅ）からの、押し込み 変形部（８）の外側（８ａ）の間隔（Ａ）が、隣接する縁部ウエブ（３）と緊締 する際に縁部ウエブ（３）の弾性変形度にほぼ相当するか又はこれよりも大きい 、請求項１又は２記載の型枠パネル。 ４．縁部ウエブ（３）の両長手方向縁部（６，７）の、外側に存在する面が平ら であって、互いに合致し合っていて、少なくとも型枠カバー（２）に近い方の長 手方向縁部（６）の幅が、型枠カバー（２）の厚さにほぼ相当していて、特に両 長手方向縁部（６，７）が同一の幅である、請求項１から３までのいずれか１項 記載の型枠パネル。 ５．長手方向縁部（６，７）に対して、型枠パネル（１）の中央に向かって引っ 込んでいる、縁部ウエブ（３）の範囲（５）が押し込み変形部（８）を除いて平 らに構成されている、請求項１から４までのいずれか１項記載の型枠パネル。 ６．縁部ウエブ（３）の長手方向で、特にその横断面中央部に配置された押し込 み変形部（８）が、縁部ウエブ（３）の全長に亙って中断されていて、特に同一 横断面形状で延びている、請求項１から５までのいずれか１項記載の型枠パネル 。 ７．押し込み変形部（８）の範囲に、例えば固定用ピン又はそれと類似のものを 取り付けるための、縁部ウエブ（３）を貫通する孔（１２）が設けられている、 請求項１から６までのいずれか１項記載の型枠パネル。 ８．縁部ウエブ（３）内の特に押し込み変形部（８）の範囲に、円形横断面を有 する孔（１２）が設けられていて、該孔（１２）の直径が押し込み変形部（８） の最大幅に相当しており、孔の壁部は、押し込み変形部（８）の範囲に配置され た時に、押し込み変形部（８）の側方の制限部（８ｂ）をも形成するようになっ ている、請求項７記載の型枠パネル。 ９．長手方向縁部（６，７）から縁部ウエブ（３）の中央範囲への移行部、及び ／又は縁部ウエブ（３）の横断面形状に対する押し込み変形部（８）の側方制限 部（８ｂ）は、例えば約４５°の角度で延びている、請求項１から８までのいず れか１項記載の型枠パネル。