JPH0642683Y2 - 消火栓装置 - Google Patents

消火栓装置

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JPH0642683Y2
JPH0642683Y2 JP1988041168U JP4116888U JPH0642683Y2 JP H0642683 Y2 JPH0642683 Y2 JP H0642683Y2 JP 1988041168 U JP1988041168 U JP 1988041168U JP 4116888 U JP4116888 U JP 4116888U JP H0642683 Y2 JPH0642683 Y2 JP H0642683Y2
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JP
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door
fire hydrant
hose
hydrant box
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山田  均
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Nohmi Bosai Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、消火栓装置に関し、ノズル部分を開扉動作
に伴い、扉から離して消火栓箱の外へ突出させることに
より、消火活動が容易に行い得るようにしたものであ
る。
(従来の技術) 従来の消火栓装置は、ノズルが消火栓箱内のノズル受に
保持されていて、消火時には、まず扉を開いて次に、ノ
ズルを外へ取外すと云う手順となっている。
このノズル受は、ホースをリールに巻き取る際、邪魔に
ならぬように、消火栓箱の奥板に係着されているのが一
般であり、ほかに実公昭62−26114号のように前傾扉の
裏面にノズル部分が係着されているものもある。
(考案が解決しようとする課題) このように従来のものは開扉時もノズル部分は消火栓箱
内あるいは扉の裏面にノズル部分が係着されているまま
であるため、当該消火栓箱の取扱いに経験の無い者にと
って取外しに思わぬ手間がかかり、迅速性が特に要求さ
れる消火活動に不便である。
この考案は、従来装置のこのような問題を解消して消火
活動が敏速に行い得ることを目的としている。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するためのこの考案の構成は、巻き納め
られたホース12のノズル14がホース12収納時は消火栓箱
1内に保持され、ホース引き出しのための扉7の開閉に
連動して開扉時では扉7から離れて消火栓箱1からノズ
ル14を外へ突出するようにしたノズル保持機構H2、H3
設けていることを特徴とする消火栓装置である。
ノズル保持機構H2を、上記開扉時ではノズル14を非挾持
状態とするように構成することができる。
ノズル保持機構H3を、上記ノズル14の突出動作がばね又
はダンパ等の付勢機構44によって付勢されるように構成
することができる。
(作用) ホース12収納時に消火栓箱1内に保持されているノズル
14は、扉7の開扉時ではノズル保持機構H2、H3によりノ
ズル14は扉7から離れて消火栓箱1から外へ突出される
ので、当該消火栓箱の取扱いに経験の無い取扱者であっ
てもホース12引出操作に戸惑うことは無く、消火活動は
迅速化される。
ノズル保持機構H2を、上記開扉時ではノズル14を非挾持
状態とするように構成しているので、ノズル14は扉7の
開扉時では非挾持状態となってノズル14取外しの手間は
不要となり、消火活動は一そう迅速化される。
ノズル保持機構H3を、開扉動作に伴い、ノズル14が突出
するように、ばね又は、ダンパ等の附勢機構44によって
附勢される構造とすることによって、ノズル14の突出動
作は一そう確実となる。
(実施例) 次にこの考案の実施例を図に基いて説明する。
第1図にこの考案が適用される消火栓装置の一例の開扉
状態の正面図を、第2図にその縦断側面図を、第3図に
閉扉状態の正面図を、第4図に第3図の縦断側面図を、
夫々示した。
消火栓箱1のリール収納室2に設けられたリール3は、
ジョイント本体4の水平状の回転筒の回転軸芯Cの回り
に回転できるものであり、ジョイント本体4は、消火栓
箱1に固定される。
リール収納室2の前面は、リール3の前方を大略カバー
する大扉5と、リール収納室2の下部のホース引出口6
をカバーする扉7とによって塞がれ、大扉5は、掛金8,
8を外すと右側の蝶番9,9を中心に右手前に開かれ、扉7
は、ラッチ10を外すと下部の蝶番11,11を中心として下
方へ開かれる構造である。
リール3に巻き取られたホース12の先端側は、ホース引
出口6内に設けられたホースガイド13にガイドされ、ノ
ズル14がホース12の先端部に取付けられる。
ノズル14は、扉7が閉じられている時は後述する構造の
ノズル保持機構H2、H3によって消火栓箱1内に保持され
ている。
ジョイント本体4は、給水管17を介して図示省略した給
水源に接続され、回転筒に取付けられた消火栓弁18の出
口側は、連結管19を介してホース12の基部に接続され
る。
大扉5の中央部に、消火栓弁18を操作するための小扉20
が、蝶番21,21によって蝶着され、小扉20に設けたレバ
ー22を引き起すと、ラッチ23が外れて小扉20は下方へ開
き回動して消火栓弁18が露出する。
扉7のラッチ10は、この小扉20の下方回動に連動して外
れる構造である。
扉7は、消火栓箱1に後部を枢着されたダンパ24のピス
トン25に、ガイド板26を介して連結され、開扉方向にこ
の扉7を附勢している。
例示したホースガイド13は、消火栓箱1への取付けたブ
ラケット27に、形のアーム28の基部を、回動自在に枢
支し、アーム28の先端部に設けた支持板29に、左右のプ
レート30,30をピン31にて上下方向に回動自在に枢支
し、鼓形のローラ32をピン31へ回動自在に枢支し、鼓形
の2つのローラ33と34を、プレート30,30へ回動自在に
枢支し、ローラ32と、ローラ33,34との間に、ホース12
を通したものである。
このホースガイド13は、ホース12が引き出される方向に
沿ってアーム28が左右に首振りし、プレート30,30が上
下方向に回動できるものであり、ホース12をリール3か
ら引き出す際一般に上向き凹状に曲げられて延伸される
が、ローラ33,34はホース12の曲折内側に接してホース1
2の通水路がつぶれないようにこのホース12の曲げ半径
を大きく保持する。
符号35は、リール3からホース12がはみ出すのを防止す
るガイドローラである。
上記ノズル保持機構H2の構造を、第5図に消火栓箱1の
要部縦断側面における閉扉状態で、第6図に開扉状態
で、夫々示した。
即ち、ホース引出口6内の底板36に固定したブラケット
37に、受けアーム38を、上下回動可能にピン39で枢支
し、扉7の裏面に固定したブラケット40に、押えアーム
41を、前後回動可能にピン42で枢支し、受けアーム38と
押えアーム41の夫々の中間部分を、ピン43を用いて互い
に枢着し、受けアーム38と押えアーム41の夫々の回動先
端部に、フック形状のホールド部38a,41aを形成してい
る。
扉7が閉じられた状態では押えアーム41はホース引出口
6へ充分に入り込むので、ピン43にて連結される受けア
ーム38を扉7の裏面近くで起立させ、双方のホールド部
38aと41aは互いに接近してノズル14を前後から挟持す
る。
スプリング蝶番49のスプリングの力により扉7が開く
と、押えアーム41は全体がホース引出口6から外へ移動
するので、ピン43にて連結される受けアーム38を手前に
倒伏させ、ホールド部38aがホース引出口6から外へ突
出し、押えアーム41のホールド部41aは、受けアーム38
のホールド部38aから離れる。
このとき、ノズル14は、ホールド部38aに乗ったまま外
へ突出し、押えアーム41のホールド部41aによる押え状
態から解放され、ノズル保持機構H2からそのまま取外し
できる。
このようにホース12収納時に消火栓箱1内に保持されて
いるノズル14は、扉7の開扉時ではノズル14は非挾持状
態となり、しかも、扉7から離れて消火栓箱1から外へ
突出されるので、当該消火栓箱の取扱いに経験の無い取
扱者であってもホース12引出操作に戸惑うことは無く、
その上、ノズル14取外しの手間は不要となって消火活動
は極めて迅速化される。
開扉状態の扉7を閉じるときは、上記開扉動作の逆方向
に受けアーム38と押えアーム41が動き、受けアーム38の
ホールド部38aに乗っていたノズル14は、閉扉時では押
えアーム41のホールド部41aと受けアーム38のホールド
部38aとによって、挟持される。
上記ノズルホース保持機構H3の構造を、第7図に消火栓
箱1の要部縦断側面における閉扉状態で、第8図に開扉
状態で、夫々示した。
即ち、前部に受部45aを設けたノズル受45のスライド部4
5bを、底板36に取付けた受板46へ、前後方向スライド自
在に嵌合し、消火栓箱1に後部を枢着したダンパ47のピ
ストン48を、ノズル受45へ連結し、ノズル受45を外へ突
出する方向にピストン48にて附勢している。
従って、扉7が閉じられ、図示省略したラッチにてロッ
クされている閉扉状態では、ピストン48で押されたノズ
ル受45は扉7の裏面に当っている。
ラッチを外すと、扉7はピストン48にて押されて下方へ
開き回動し、ノズル受45は受板46にガイドされて手前に
突出し、ストッパ45cが受板46に当って止り、ノズル14
はホース引出口6から外へ突出する。
このようにノズル14は、扉7の開扉時ではノズル14は扉
7から離れて消火栓箱1から外へ突出されるので、当該
消火栓箱の取扱いに経験の無い取扱者であってもホース
12引出操作に戸惑うことは無く消火活動は迅速に行われ
る。
その上、ノズル14の上記突出動作は、ばね又はダンパ等
の付勢機構44によって付勢されて一そう確実となってい
る。
ダンパ47の代りに、図示は省略したが、ばねを附勢機構
44として用いることもできる。
(考案の効果) この考案に係る消火栓装置は上述のように構成している
ので、ホース12収納時に消火栓箱1内に保持されている
ノズル14は、扉7の開扉時ではノズル保持機構H2、H3
よりノズル14は扉7から離れて消火栓箱1から外へ突出
されるので、当該消火栓箱の取扱いに経験の無い取扱者
であってもホース12引出操作に戸惑うことは無く、消火
活動は迅速化される。
ノズル保持機構H2を、上記開扉時ではノズル14を非挾持
状態とするように構成しているので、ノズル14は扉7の
開扉時では非挾持状態となってノズル14取外しの手間は
不要となり、消火活動は一そう迅速化される。
ノズル保持機構H3を、開扉動作に伴い、ノズル14が突出
するように、ばね,又は、ダンパ等の附勢機構44によっ
て附勢される構造とすることによって、ノズル14の突出
動作は、一そう確実となる。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示し、第1図と第3図は、この
考案が適用される消火栓装置の開扉状態又は閉扉状態に
おける正面図、第2図は第1図の縦断側面図、第4図は
第3図の縦断側面図、第5図と第6図はこの考案の第1
の実施例における閉扉状態と開扉状態の消火栓箱の要部
縦断側面図、第7図と第8図は、この考案の第2の実施
例における閉扉状態と開扉状態の消火栓箱の要部縦断側
面図である。 1…消火栓箱、2…リール収納箱、3…リール、4…ジ
ョイント本体、5…大扉、6…ホース引出口、7…扉、
8…掛金、9,11,21…蝶番、10,23…ラッチ、12…ホー
ス、13…ホースガイド、14…ノズル、15…ノズル受、16
…受板、17…給水管、18…消火栓弁、19…連結管、20…
小扉、22…レバー、24,47…ダンパ、25,48…ピストン、
26…ガイド板、27,37,40…ブラケット、28…アーム、29
…支持板、30…プレート、31,39,42,43…ピン、32,33,3
4…ローラ、35…ガイドローラ、36…底板、38…受けア
ーム、38a,41a…ホールド部、41…押えアーム、44…附
勢機構、45…ノズル受、45a…受部、45b…スライド部、
45c…ストッパ、46…受板、C…回転軸芯、H1,H2,H3
…ノズル保持機構。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】巻き納められたホースのノズルがホース収
    納時は消火栓箱内に保持され、ホース引き出しのための
    扉の開閉に連動して開扉時では扉から離れて消火栓箱か
    らノズルを外へ突出するようにしたノズル保持機構を設
    けたことを特徴とする消火栓装置。
  2. 【請求項2】ノズル保持機構を、上記開扉時ではノズル
    を非挾持状態とするように構成したことを特徴とする請
    求項1記載の消火栓装置。
  3. 【請求項3】ノズル保持機構を、上記ノズルの突出動作
    がばね又はダンパ等の付勢機構によって付勢されるよう
    に構成したことを特徴とする請求項1記載の消火栓装
    置。
JP1988041168U 1988-03-30 1988-03-30 消火栓装置 Expired - Lifetime JPH0642683Y2 (ja)

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JP1988041168U JPH0642683Y2 (ja) 1988-03-30 1988-03-30 消火栓装置

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JP1988041168U JPH0642683Y2 (ja) 1988-03-30 1988-03-30 消火栓装置

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JPH01147854U JPH01147854U (ja) 1989-10-12
JPH0642683Y2 true JPH0642683Y2 (ja) 1994-11-09

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ID=31267615

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