JPH09192255A - 消火栓 - Google Patents
消火栓Info
- Publication number
- JPH09192255A JPH09192255A JP8006705A JP670596A JPH09192255A JP H09192255 A JPH09192255 A JP H09192255A JP 8006705 A JP8006705 A JP 8006705A JP 670596 A JP670596 A JP 670596A JP H09192255 A JPH09192255 A JP H09192255A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reel
- storage box
- reel holder
- fire hose
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】使用時に消防ホースの引き出しが軽い力量で行
えるとともに、リールが避難の邪魔になることはない消
火栓を提供することにある。 【解決手段】前面に扉２２によって開閉される開口部２
３を有する格納箱２１と、この格納箱２１の格納される
消防ホース巻取用のリール２８を支持したリールホルダ
２５と、前記格納箱２１内の下部に位置し、かつ前記リ
ールホルダ２５の重心より奥側に設けられ、前記リール
ホルダ２５の上部側を前傾可能に回動自在に枢支する枢
支部材２４と、前記リールホルダ２５の上部に略水平面
内で旋回自在に設けられ、前記リールホルダ２５が前傾
したとき前記格納箱２１の開口部２３より前方に突出す
るガイドローラ３５を備えた消防ホース案内部材３４と
を具備したことにある。
えるとともに、リールが避難の邪魔になることはない消
火栓を提供することにある。 【解決手段】前面に扉２２によって開閉される開口部２
３を有する格納箱２１と、この格納箱２１の格納される
消防ホース巻取用のリール２８を支持したリールホルダ
２５と、前記格納箱２１内の下部に位置し、かつ前記リ
ールホルダ２５の重心より奥側に設けられ、前記リール
ホルダ２５の上部側を前傾可能に回動自在に枢支する枢
支部材２４と、前記リールホルダ２５の上部に略水平面
内で旋回自在に設けられ、前記リールホルダ２５が前傾
したとき前記格納箱２１の開口部２３より前方に突出す
るガイドローラ３５を備えた消防ホース案内部材３４と
を具備したことにある。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、工場、事務所等
の壁面に設置される消火栓に関する。
の壁面に設置される消火栓に関する。
【０００２】
【従来の技術】工場、事務所等においては、消火栓の設
置が義務付けられており、ビルの壁面等に消火栓が設置
されている。この消火栓は、格納箱の内部に消防ホース
（保形ホース２０ｍ）を巻回したリール、開閉弁、ノズ
ルまたは開閉弁付きノズルが格納されている。
置が義務付けられており、ビルの壁面等に消火栓が設置
されている。この消火栓は、格納箱の内部に消防ホース
（保形ホース２０ｍ）を巻回したリール、開閉弁、ノズ
ルまたは開閉弁付きノズルが格納されている。
【０００３】そして、火災発生時に格納箱の扉を開けて
リールから消防ホースを引き出し、開閉弁を開弁するこ
とにより、これと連動する加圧送水装置が作動して消防
ホースに加圧送水され、ノズルから水が噴出して消火活
動ができるようになっている。
リールから消防ホースを引き出し、開閉弁を開弁するこ
とにより、これと連動する加圧送水装置が作動して消防
ホースに加圧送水され、ノズルから水が噴出して消火活
動ができるようになっている。
【０００４】従来、消火栓には種々のタイプのものがあ
るが、一例を挙げて説明すると、図４および図５に示す
ように構成されている。１は格納箱であり、前面には開
口部２が設けられ、この開口部２は扉３によって開閉さ
れる。格納箱１の内部における一側部にはアーム受け金
具４が設けられ、このアーム受け金具４には支持アーム
５の一端部が水平面内で回動自在に枢支されている。
るが、一例を挙げて説明すると、図４および図５に示す
ように構成されている。１は格納箱であり、前面には開
口部２が設けられ、この開口部２は扉３によって開閉さ
れる。格納箱１の内部における一側部にはアーム受け金
具４が設けられ、このアーム受け金具４には支持アーム
５の一端部が水平面内で回動自在に枢支されている。
【０００５】支持アーム５の他端部にはリール６が支持
されており、このリール６には消防ホース７が巻回され
ている。消防ホース７の先端部には開閉コック付きのノ
ズル８が設けられ、不使用時には格納箱１の内部に設け
られたノズルキャッチ９に支持されている。
されており、このリール６には消防ホース７が巻回され
ている。消防ホース７の先端部には開閉コック付きのノ
ズル８が設けられ、不使用時には格納箱１の内部に設け
られたノズルキャッチ９に支持されている。
【０００６】そして、消防ホース７の使用時には扉３を
開放し、ノズル８をノズルキャッチ９から取り外して手
前側に引くと、支持アーム５がアーム受け金具４を支点
として手前側に回動し、リール６が略９０゜回動して開
口部２から突出するようになっている。したがって、リ
ール６が消防ホース７の引き出し方向に方向変換するた
め、消防ホース７を軽い力量で引き出すことができる。
開放し、ノズル８をノズルキャッチ９から取り外して手
前側に引くと、支持アーム５がアーム受け金具４を支点
として手前側に回動し、リール６が略９０゜回動して開
口部２から突出するようになっている。したがって、リ
ール６が消防ホース７の引き出し方向に方向変換するた
め、消防ホース７を軽い力量で引き出すことができる。
【０００７】図６は別のタイプの消火栓であり、格納箱
１０の前面には開口部１１が設けられ、この開口部１１
には扉１２が設けられている。格納箱１０の内部におけ
る下部にはガススプリング１３の一端部が上下方向に回
動自在に枢支されており、このガススプリング１３によ
って支持枠１４が上下方向に回動自在に枢支されてい
る。
１０の前面には開口部１１が設けられ、この開口部１１
には扉１２が設けられている。格納箱１０の内部におけ
る下部にはガススプリング１３の一端部が上下方向に回
動自在に枢支されており、このガススプリング１３によ
って支持枠１４が上下方向に回動自在に枢支されてい
る。
【０００８】支持枠１４の側面にはリール１５が支持さ
れており、このリール１５には消防ホース１６が巻回さ
れている。消防ホース１６の先端部にはノズル１７が設
けられている。
れており、このリール１５には消防ホース１６が巻回さ
れている。消防ホース１６の先端部にはノズル１７が設
けられている。
【０００９】そして、消防ホース１６の使用時には扉１
２を開放すると、ガススプリング１３に支持された支持
枠１４がリール１５とともに手前側に９０゜回動偏倚し
て格納箱１０から突出して略水平状態に支持される。し
たがって、リール１５が消防ホース１６の引き出し方向
に方向変換するため、消防ホース１６を軽い力量で引き
出すことができる。
２を開放すると、ガススプリング１３に支持された支持
枠１４がリール１５とともに手前側に９０゜回動偏倚し
て格納箱１０から突出して略水平状態に支持される。し
たがって、リール１５が消防ホース１６の引き出し方向
に方向変換するため、消防ホース１６を軽い力量で引き
出すことができる。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の消火栓は、いずれも使用時に格納箱の手前側にリー
ルおよび消防ホースが大きく突出するようになってお
り、消防ホースの引き出しはしやすいが、格納箱の手前
側に突出するリールが通路を塞ぎ、避難の邪魔になると
いう問題がある。また、後者のものは、ガススプリング
を用いて支持枠を支持する構造であり、構造的に複雑
で、コストアップの原因となっている。
来の消火栓は、いずれも使用時に格納箱の手前側にリー
ルおよび消防ホースが大きく突出するようになってお
り、消防ホースの引き出しはしやすいが、格納箱の手前
側に突出するリールが通路を塞ぎ、避難の邪魔になると
いう問題がある。また、後者のものは、ガススプリング
を用いて支持枠を支持する構造であり、構造的に複雑
で、コストアップの原因となっている。
【００１１】この発明は、前記事情に着目してなされた
もので、その目的とするところは、使用時に消防ホース
の引き出しが軽い力量で行えるとともに、リールが避難
の邪魔になることはなく、また構造的に簡単な消火栓を
提供することにある。
もので、その目的とするところは、使用時に消防ホース
の引き出しが軽い力量で行えるとともに、リールが避難
の邪魔になることはなく、また構造的に簡単な消火栓を
提供することにある。
【００１２】
【課題を解決するための手段】この発明は、前述した目
的を達成するために、請求項１は、前面に扉によって開
閉される開口部を有する格納箱と、この格納箱の格納さ
れる消防ホース巻取用のリールを支持したリールホルダ
と、前記格納箱内の下部に位置し、かつ前記リールホル
ダの重心より奥側に設けられ、前記リールホルダの上部
側を前傾可能に回動自在に枢支する枢支部材と、前記リ
ールホルダの上部に略水平面内で旋回自在に設けられ、
前記リールホルダが前傾したとき前記格納箱の開口部よ
り前方に突出するガイドローラを備えた消防ホース案内
部材とを具備したことを特徴とする。
的を達成するために、請求項１は、前面に扉によって開
閉される開口部を有する格納箱と、この格納箱の格納さ
れる消防ホース巻取用のリールを支持したリールホルダ
と、前記格納箱内の下部に位置し、かつ前記リールホル
ダの重心より奥側に設けられ、前記リールホルダの上部
側を前傾可能に回動自在に枢支する枢支部材と、前記リ
ールホルダの上部に略水平面内で旋回自在に設けられ、
前記リールホルダが前傾したとき前記格納箱の開口部よ
り前方に突出するガイドローラを備えた消防ホース案内
部材とを具備したことを特徴とする。
【００１３】請求項２は、請求項１の前記格納箱には、
前記リールホルダの前傾時の回動量を規制するストッパ
が設けられていることを特徴とする。請求項３は、請求
項１の前記ガイドローラの枢支位置がリールの接線近傍
に設けられていることを特徴とする。
前記リールホルダの前傾時の回動量を規制するストッパ
が設けられていることを特徴とする。請求項３は、請求
項１の前記ガイドローラの枢支位置がリールの接線近傍
に設けられていることを特徴とする。
【００１４】請求項４は、前面に扉によって開閉される
開口部を有する格納箱と、この格納箱の格納される消防
ホース巻取用のリールを支持したリールホルダと、前記
格納箱内の上部に位置し、かつ前記リールホルダの重心
より手前側に設けられ、前記リールホルダの下部側を手
前側に傾倒可能に回動自在に枢支する枢支部材と、前記
リールホルダの下部に略水平面内で旋回自在に設けら
れ、前記リールホルダが手前側に傾倒したとき前記格納
箱の開口部より前方に突出するガイドローラを備えた消
防ホース案内部材とを具備したことを特徴とする。
開口部を有する格納箱と、この格納箱の格納される消防
ホース巻取用のリールを支持したリールホルダと、前記
格納箱内の上部に位置し、かつ前記リールホルダの重心
より手前側に設けられ、前記リールホルダの下部側を手
前側に傾倒可能に回動自在に枢支する枢支部材と、前記
リールホルダの下部に略水平面内で旋回自在に設けら
れ、前記リールホルダが手前側に傾倒したとき前記格納
箱の開口部より前方に突出するガイドローラを備えた消
防ホース案内部材とを具備したことを特徴とする。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図１および図２は第１の実施形
態を示し、図１は消火栓の縦断側面図、図２は扉を開放
したときの消火栓の正面図である。
面に基づいて説明する。図１および図２は第１の実施形
態を示し、図１は消火栓の縦断側面図、図２は扉を開放
したときの消火栓の正面図である。
【００１６】図中２１は金属板によって構成された格納
箱であり、矩形箱状で、奥行きが小さく偏平状に構成さ
れている。この格納箱２１は壁等に埋設または壁面に据
え付けられるようになっており、前面には扉２２によっ
て開閉される開口部２３が設けられている。格納箱２１
の内部における下面奥部には左右一対の枢支部材２４が
設けられ、これら枢支部材２４にはリールホルダ２５の
下端部が前傾可能に枢支されている。
箱であり、矩形箱状で、奥行きが小さく偏平状に構成さ
れている。この格納箱２１は壁等に埋設または壁面に据
え付けられるようになっており、前面には扉２２によっ
て開閉される開口部２３が設けられている。格納箱２１
の内部における下面奥部には左右一対の枢支部材２４が
設けられ、これら枢支部材２４にはリールホルダ２５の
下端部が前傾可能に枢支されている。
【００１７】リールホルダ２５は格納箱２１の内部に収
納される矩形枠状に構成され、この中央部には前方に突
出する支軸２６が突設されている。そして、この支軸２
６には例えば保形ホースからなる消防ホース２７を巻回
したリール２８が回転自在に軸支されている。
納される矩形枠状に構成され、この中央部には前方に突
出する支軸２６が突設されている。そして、この支軸２
６には例えば保形ホースからなる消防ホース２７を巻回
したリール２８が回転自在に軸支されている。
【００１８】したがって、リールホルダ２５を枢支する
枢支部材２４は、リール２８を含むリールホルダ２５の
重心より奥側に設けられ、前記リールホルダ２８は自重
によって上部側が開口部２３方向に前傾可能になってい
る。さらに、格納箱２１の内部における両側壁にはリー
ルホルダ２８の両側枠と当接して前傾時の回動量を規制
するストッパ２９が取付けねじ３０によって固定されて
いる。
枢支部材２４は、リール２８を含むリールホルダ２５の
重心より奥側に設けられ、前記リールホルダ２８は自重
によって上部側が開口部２３方向に前傾可能になってい
る。さらに、格納箱２１の内部における両側壁にはリー
ルホルダ２８の両側枠と当接して前傾時の回動量を規制
するストッパ２９が取付けねじ３０によって固定されて
いる。
【００１９】また、リールホルダ２５の上部における一
側部には上方へ突出する突出片３１が設けられ、この突
出片３１の先端部には前方に突出する取付け片３２が一
体に設けられている。取付け片３２の前端部にはピン孔
３２ａが穿設され、このピン孔３２ａには枢支ピン３３
を介して消防ホース案内部材３４を構成するブラケット
３５の一端部が略水平面内で略１８０゜回動自在に設け
られている。さらに、枢支ピン３３はピン孔３２ａに対
して自由度を持っており、ブラケット３５は取付け片３
２に対して揺動できるようになっている。
側部には上方へ突出する突出片３１が設けられ、この突
出片３１の先端部には前方に突出する取付け片３２が一
体に設けられている。取付け片３２の前端部にはピン孔
３２ａが穿設され、このピン孔３２ａには枢支ピン３３
を介して消防ホース案内部材３４を構成するブラケット
３５の一端部が略水平面内で略１８０゜回動自在に設け
られている。さらに、枢支ピン３３はピン孔３２ａに対
して自由度を持っており、ブラケット３５は取付け片３
２に対して揺動できるようになっている。
【００２０】ブラケット３５は下向きコ字状で、消防ホ
ース２７を挿通できる間隔を有する側板３５ａを有して
おり、このブラケット３５の自由端部で、前記リール２
８の接線近傍における側板３５ａ間には消防ホース２７
を案内する大径のガイドローラ３６と小径のガイドロー
ラ３７が回転自在に軸支されている。そして、このガイ
ドローラ３６と３７との間を消防ホース２７が挿通する
ようになっている。
ース２７を挿通できる間隔を有する側板３５ａを有して
おり、このブラケット３５の自由端部で、前記リール２
８の接線近傍における側板３５ａ間には消防ホース２７
を案内する大径のガイドローラ３６と小径のガイドロー
ラ３７が回転自在に軸支されている。そして、このガイ
ドローラ３６と３７との間を消防ホース２７が挿通する
ようになっている。
【００２１】消防ホース２７の先端部には開閉弁付きの
ノズル３８が設けられ、このノズル３８はリールホルダ
２５に設けられたノズルキャッチ３９に支持されてい
る。なお、図示していないが、加圧送水装置に配管され
た元バルブ、元バルブからリールホルダまでの保形ホー
ス等を利用したフレキシブル配管、リールホルダとリー
ル部のスイベルジョイント等を利用したより戻し器具、
慣性によるリールの不必要な回転を防止するブレーキ装
置等、従来の技術に基づく部品を具備している。なお、
図２のガイドバー２５ａは、加圧時にホースが伸びてリ
ールから飛び出すのを防止するガイドである。
ノズル３８が設けられ、このノズル３８はリールホルダ
２５に設けられたノズルキャッチ３９に支持されてい
る。なお、図示していないが、加圧送水装置に配管され
た元バルブ、元バルブからリールホルダまでの保形ホー
ス等を利用したフレキシブル配管、リールホルダとリー
ル部のスイベルジョイント等を利用したより戻し器具、
慣性によるリールの不必要な回転を防止するブレーキ装
置等、従来の技術に基づく部品を具備している。なお、
図２のガイドバー２５ａは、加圧時にホースが伸びてリ
ールから飛び出すのを防止するガイドである。
【００２２】次に、前述のように構成された消火栓の作
用について説明する。図１（ｂ）に示すように、格納箱
２１の扉２２が閉じられた状態、つまり不使用時には扉
２２の内側面とリールホルダ２５の取付け片３２が当接
し、リールホルダ２５の上部は扉２２によって格納箱２
１の後方へ押し付けられている。したがって、リールホ
ルダ２５は枢支部材２４に支持された状態で略垂直状態
に立位されている。また、図２（ａ）に示すように、ブ
ラケット３５は枢支ピン３３を支点として図中左側に回
動しており、ノズル３８はノズルキャッチ３９に支持さ
れている。
用について説明する。図１（ｂ）に示すように、格納箱
２１の扉２２が閉じられた状態、つまり不使用時には扉
２２の内側面とリールホルダ２５の取付け片３２が当接
し、リールホルダ２５の上部は扉２２によって格納箱２
１の後方へ押し付けられている。したがって、リールホ
ルダ２５は枢支部材２４に支持された状態で略垂直状態
に立位されている。また、図２（ａ）に示すように、ブ
ラケット３５は枢支ピン３３を支点として図中左側に回
動しており、ノズル３８はノズルキャッチ３９に支持さ
れている。
【００２３】扉２２を開放すると、リールホルダ２５は
扉２２による拘束力が解除され、しかもリール２８を含
むリールホルダ２５の重心よりも後方に枢支部材２４が
あるため、リールホルダ２５は枢支部材２４を支点とし
て前傾し、リールホルダ２５がストッパ２９に当接した
ところで停止する。したがって、図１（ａ）に示すよう
にリール２８を含むリールホルダ２５は上部側の一部が
格納箱２１の開口部２３から前方に突出し、ブラケット
３５に設けられたガイドローラ３６，３７は開口部２３
から完全に前方へ突出する。
扉２２による拘束力が解除され、しかもリール２８を含
むリールホルダ２５の重心よりも後方に枢支部材２４が
あるため、リールホルダ２５は枢支部材２４を支点とし
て前傾し、リールホルダ２５がストッパ２９に当接した
ところで停止する。したがって、図１（ａ）に示すよう
にリール２８を含むリールホルダ２５は上部側の一部が
格納箱２１の開口部２３から前方に突出し、ブラケット
３５に設けられたガイドローラ３６，３７は開口部２３
から完全に前方へ突出する。
【００２４】そこで、ノズル３８を持ってノズルキャッ
チ３９から外し、ノズル３８を前方へ向けると、消防ホ
ース２７の中途部を支承したガイドローラ３６を備えた
ブラケット３５は枢支ピン３３を支点として前方へ回動
し、ガイドローラ３６は消防ホース２７の引き出し方向
に方向変更する。したがって、消防ホース２７をそのま
ま前方に引き出すことにより、リール２８が回転して消
防ホース２７がリール２８から繰り出される。
チ３９から外し、ノズル３８を前方へ向けると、消防ホ
ース２７の中途部を支承したガイドローラ３６を備えた
ブラケット３５は枢支ピン３３を支点として前方へ回動
し、ガイドローラ３６は消防ホース２７の引き出し方向
に方向変更する。したがって、消防ホース２７をそのま
ま前方に引き出すことにより、リール２８が回転して消
防ホース２７がリール２８から繰り出される。
【００２５】また、ノズル３８を持ってノズルキャッチ
３９から外し、図２（ｂ）に示すように、ノズル３８を
図中右側へ向けると、消防ホース２７の中途部を支承し
たガイドローラ３６を備えたブラケット３５は枢支ピン
３３を支点として右側へ回動し、ガイドローラ３６は消
防ホース２７の引き出し方向に方向変更する。したがっ
て、消防ホース２７をそのまま右側に引き出すことによ
り、リール２８が回転して消防ホース２７がリール２８
から繰り出される。
３９から外し、図２（ｂ）に示すように、ノズル３８を
図中右側へ向けると、消防ホース２７の中途部を支承し
たガイドローラ３６を備えたブラケット３５は枢支ピン
３３を支点として右側へ回動し、ガイドローラ３６は消
防ホース２７の引き出し方向に方向変更する。したがっ
て、消防ホース２７をそのまま右側に引き出すことによ
り、リール２８が回転して消防ホース２７がリール２８
から繰り出される。
【００２６】このように、格納箱２１の開口部２３から
前方に突出したガイドローラ３６を含むブラケット３５
は略水平面内で１８０゜回動自在であり、消防ホース２
７の引き出し方向に方向変更するため、いずれの方向に
引き出しても軽い力量で消防ホース２７を引き出すこと
ができる。
前方に突出したガイドローラ３６を含むブラケット３５
は略水平面内で１８０゜回動自在であり、消防ホース２
７の引き出し方向に方向変更するため、いずれの方向に
引き出しても軽い力量で消防ホース２７を引き出すこと
ができる。
【００２７】また、リール２８を備えたリールホルダ２
５は下端部が枢支部材２４によって回動自在に枢支し、
前傾もリール２８を備えたリールホルダ２５の自重を利
用しているために構造的に簡単でコストダウンを図るこ
とができる。
５は下端部が枢支部材２４によって回動自在に枢支し、
前傾もリール２８を備えたリールホルダ２５の自重を利
用しているために構造的に簡単でコストダウンを図るこ
とができる。
【００２８】図３は第２の実施形態を示し、第１の実施
形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略す
る。本実施形態は、格納箱２１の内部における上部前部
（開口部２３の開口縁近傍に枢支部材４０が設けられ、
この枢支部材４０にはリールホルダ２５の下端部が手前
側に傾斜可能に枢支されている。
形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略す
る。本実施形態は、格納箱２１の内部における上部前部
（開口部２３の開口縁近傍に枢支部材４０が設けられ、
この枢支部材４０にはリールホルダ２５の下端部が手前
側に傾斜可能に枢支されている。
【００２９】リールホルダ２５は第１の実施形態と同様
に格納箱２１の内部に収納される矩形枠状に構成され、
この中央部には前方に突出する支軸２６が突設されてい
る。そして、この支軸２６には例えば保形ホースからな
る消防ホース２７を巻回したリール２８が回転自在に軸
支されている。
に格納箱２１の内部に収納される矩形枠状に構成され、
この中央部には前方に突出する支軸２６が突設されてい
る。そして、この支軸２６には例えば保形ホースからな
る消防ホース２７を巻回したリール２８が回転自在に軸
支されている。
【００３０】したがって、リールホルダ２５を枢支する
枢支部材４０は、リール２８を含むリールホルダ２５の
重心より前側に設けられ、前記リールホルダ２８は自重
によって下部側が開口部２３方向に傾斜可能になってい
る。さらに、格納箱２１の内部における両側壁にはリー
ルホルダ２８の両側枠と当接して前傾時の回動量を規制
するストッパ２９が取付けねじ３０によって固定されて
いる。
枢支部材４０は、リール２８を含むリールホルダ２５の
重心より前側に設けられ、前記リールホルダ２８は自重
によって下部側が開口部２３方向に傾斜可能になってい
る。さらに、格納箱２１の内部における両側壁にはリー
ルホルダ２８の両側枠と当接して前傾時の回動量を規制
するストッパ２９が取付けねじ３０によって固定されて
いる。
【００３１】また、リールホルダ２５の下部における一
側部には下方へ突出する突出片４１が設けられ、この突
出片４１の下端部には前方に突出する取付け片４２が一
体に設けられている。取付け片４２の前端部には枢支ピ
ン３３を介して消防ホース案内部材３４を構成するブラ
ケット３５が設けられている。
側部には下方へ突出する突出片４１が設けられ、この突
出片４１の下端部には前方に突出する取付け片４２が一
体に設けられている。取付け片４２の前端部には枢支ピ
ン３３を介して消防ホース案内部材３４を構成するブラ
ケット３５が設けられている。
【００３２】次に、前述のように構成された消火栓の作
用について説明する。図３（ａ）に示すように、格納箱
２１の扉２２が閉じられた状態、つまり不使用時には扉
２２の内側面とリールホルダ２５の取付け片３２が当接
し、リールホルダ２５の上部は扉２２によって格納箱２
１の後方へ押し付けられている。したがって、リールホ
ルダ２５は枢支部材４０に支持された状態で略垂直状態
に立位されている。
用について説明する。図３（ａ）に示すように、格納箱
２１の扉２２が閉じられた状態、つまり不使用時には扉
２２の内側面とリールホルダ２５の取付け片３２が当接
し、リールホルダ２５の上部は扉２２によって格納箱２
１の後方へ押し付けられている。したがって、リールホ
ルダ２５は枢支部材４０に支持された状態で略垂直状態
に立位されている。
【００３３】扉２２を開放すると、リールホルダ２５は
扉２２による拘束力が解除され、しかもリール２８を含
むリールホルダ２５の重心よりも前方に枢支部材４０が
あるため、リールホルダ２５は枢支部材４０を支点とし
て後方へ傾斜し、リールホルダ２５がストッパ２９に当
接したところで停止する。したがって、図３（ｂ）に示
すようにリール２８を含むリールホルダ２５は下部側の
一部が格納箱２１の開口部２３から前方に突出し、ブラ
ケット３５に設けられたガイドローラ３６，３７は開口
部２３から完全に前方へ突出する。したがって、消防ホ
ース２７をそのまま引き出すことにより、リール２８が
回転して消防ホース２７がリール２８から繰り出され
る。
扉２２による拘束力が解除され、しかもリール２８を含
むリールホルダ２５の重心よりも前方に枢支部材４０が
あるため、リールホルダ２５は枢支部材４０を支点とし
て後方へ傾斜し、リールホルダ２５がストッパ２９に当
接したところで停止する。したがって、図３（ｂ）に示
すようにリール２８を含むリールホルダ２５は下部側の
一部が格納箱２１の開口部２３から前方に突出し、ブラ
ケット３５に設けられたガイドローラ３６，３７は開口
部２３から完全に前方へ突出する。したがって、消防ホ
ース２７をそのまま引き出すことにより、リール２８が
回転して消防ホース２７がリール２８から繰り出され
る。
【００３４】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の請求項
１によれば、扉を開放することにより、リールホルダの
上部に設けられた消防ホース案内部材が格納箱の開口部
から前方に突出するため、使用時に消防ホースの引き出
しが軽い力量で行えるとともに、リールが避難の邪魔に
なることはなく、また構造的に簡単な消火栓を提供する
ことができる。
１によれば、扉を開放することにより、リールホルダの
上部に設けられた消防ホース案内部材が格納箱の開口部
から前方に突出するため、使用時に消防ホースの引き出
しが軽い力量で行えるとともに、リールが避難の邪魔に
なることはなく、また構造的に簡単な消火栓を提供する
ことができる。
【００３５】請求項２によれば、請求項１の効果に加
え、リールホルダの前傾時の回動量を規制することがで
き、消防ホース案内部材の突出量を制限できる。請求項
３によれば、請求項１の効果に加え、ガイドローラが常
にリールの接線近傍に設けられるため、消防ホースの引
き出しが軽い力量で行える。
え、リールホルダの前傾時の回動量を規制することがで
き、消防ホース案内部材の突出量を制限できる。請求項
３によれば、請求項１の効果に加え、ガイドローラが常
にリールの接線近傍に設けられるため、消防ホースの引
き出しが軽い力量で行える。
【００３６】請求項４によれば、扉を開放することによ
り、リールホルダの下部に設けられた消防ホース案内部
材が格納箱の開口部から前方に突出するため、使用時に
消防ホースの引き出しが軽い力量で行えるとともに、リ
ールが避難の邪魔になることはなく、また構造的に簡単
な消火栓を提供することができる。
り、リールホルダの下部に設けられた消防ホース案内部
材が格納箱の開口部から前方に突出するため、使用時に
消防ホースの引き出しが軽い力量で行えるとともに、リ
ールが避難の邪魔になることはなく、また構造的に簡単
な消火栓を提供することができる。
【図１】この発明の第１の実施形態の消火栓を示す縦断
側面図。
側面図。
【図２】同実施形態の消火栓の正面図。
【図３】この発明の第２の実施形態の消火栓を示す縦断
側面図。
側面図。
【図４】従来の消火栓の斜視図。
【図５】同従来の消火栓の正面図。
【図６】従来の別のタイプの消火栓の斜視図。
２１…格納箱 ２２…扉 ２３…開口部 ２４…枢支部材 ２５…リールホルダ ２７…消防ホース ２８…リール ３４…消防ホース案内部材 ３５…ガイドローラ
Claims (4)
- 【請求項１】 前面に扉によって開閉される開口部を有
する格納箱と、この格納箱の格納される消防ホース巻取
用のリールを支持したリールホルダと、前記格納箱内の
下部に位置し、かつ前記リールホルダの重心より奥側に
設けられ、前記リールホルダの上部側を前傾可能に回動
自在に枢支する枢支部材と、前記リールホルダの上部に
略水平面内で旋回自在に設けられ、前記リールホルダが
前傾したとき前記格納箱の開口部より前方に突出するガ
イドローラを備えた消防ホース案内部材とを具備したこ
とを特徴とする消火栓。 - 【請求項２】 前記格納箱には、前記リールホルダの前
傾時の回動量を規制するストッパが設けられていること
を特徴とする請求項１記載の消火栓。 - 【請求項３】 前記ガイドローラの枢支位置がリールの
接線近傍に設けられていることを特徴とする請求項１記
載の消火栓。 - 【請求項４】 前面に扉によって開閉される開口部を有
する格納箱と、この格納箱の格納される消防ホース巻取
用のリールを支持したリールホルダと、前記格納箱内の
上部に位置し、かつ前記リールホルダの重心より手前側
に設けられ、前記リールホルダの下部側を手前側に傾倒
可能に回動自在に枢支する枢支部材と、前記リールホル
ダの下部に略水平面内で旋回自在に設けられ、前記リー
ルホルダが手前側に傾倒したとき前記格納箱の開口部よ
り前方に突出するガイドローラを備えた消防ホース案内
部材とを具備したことを特徴とする消火栓。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00670596A JP3709002B2 (ja) | 1996-01-18 | 1996-01-18 | 消火栓 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00670596A JP3709002B2 (ja) | 1996-01-18 | 1996-01-18 | 消火栓 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09192255A true JPH09192255A (ja) | 1997-07-29 |
| JP3709002B2 JP3709002B2 (ja) | 2005-10-19 |
Family
ID=11645732
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP00670596A Expired - Fee Related JP3709002B2 (ja) | 1996-01-18 | 1996-01-18 | 消火栓 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3709002B2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000342707A (ja) * | 1999-06-02 | 2000-12-12 | Kitaura Seisakusho:Kk | 消火栓装置 |
| KR101042038B1 (ko) * | 2010-12-13 | 2011-06-16 | 중경기술주식회사 | 호스 릴 소방함 |
| JP2012019835A (ja) * | 2010-07-12 | 2012-02-02 | Sakura Rubber Co Ltd | 消火栓 |
| KR101153444B1 (ko) * | 2009-08-28 | 2012-06-27 | 대한민국 | 산불진화용 차량의 소방호스보호커버 |
| JP2013169338A (ja) * | 2012-02-21 | 2013-09-02 | Sakura Rubber Co Ltd | 消防ホース用照明器具取付具 |
| JP2019188265A (ja) * | 2019-08-13 | 2019-10-31 | ホーチキ株式会社 | トンネル内消火栓設備及び消火器箱 |
| CN115814323A (zh) * | 2023-01-03 | 2023-03-21 | 朱磊 | 一种消火栓箱 |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61220666A (ja) * | 1985-03-25 | 1986-09-30 | 能美防災株式会社 | 前傾リ−ル式消火装置 |
| JPH01135958U (ja) * | 1988-03-14 | 1989-09-18 | ||
| JPH01144062U (ja) * | 1988-03-25 | 1989-10-03 | ||
| JPH0228263U (ja) * | 1988-08-10 | 1990-02-23 | ||
| JPH07275390A (ja) * | 1994-04-06 | 1995-10-24 | Itachibori Seisakusho:Kk | 消防用ホースリールの支持装置 |
-
1996
- 1996-01-18 JP JP00670596A patent/JP3709002B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61220666A (ja) * | 1985-03-25 | 1986-09-30 | 能美防災株式会社 | 前傾リ−ル式消火装置 |
| JPH01135958U (ja) * | 1988-03-14 | 1989-09-18 | ||
| JPH01144062U (ja) * | 1988-03-25 | 1989-10-03 | ||
| JPH0228263U (ja) * | 1988-08-10 | 1990-02-23 | ||
| JPH07275390A (ja) * | 1994-04-06 | 1995-10-24 | Itachibori Seisakusho:Kk | 消防用ホースリールの支持装置 |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000342707A (ja) * | 1999-06-02 | 2000-12-12 | Kitaura Seisakusho:Kk | 消火栓装置 |
| KR101153444B1 (ko) * | 2009-08-28 | 2012-06-27 | 대한민국 | 산불진화용 차량의 소방호스보호커버 |
| JP2012019835A (ja) * | 2010-07-12 | 2012-02-02 | Sakura Rubber Co Ltd | 消火栓 |
| KR101042038B1 (ko) * | 2010-12-13 | 2011-06-16 | 중경기술주식회사 | 호스 릴 소방함 |
| JP2013169338A (ja) * | 2012-02-21 | 2013-09-02 | Sakura Rubber Co Ltd | 消防ホース用照明器具取付具 |
| JP2019188265A (ja) * | 2019-08-13 | 2019-10-31 | ホーチキ株式会社 | トンネル内消火栓設備及び消火器箱 |
| CN115814323A (zh) * | 2023-01-03 | 2023-03-21 | 朱磊 | 一种消火栓箱 |
| CN115814323B (zh) * | 2023-01-03 | 2023-09-15 | 朱磊 | 一种消火栓箱 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3709002B2 (ja) | 2005-10-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2003190315A (ja) | 消火栓装置 | |
| JPH09192255A (ja) | 消火栓 | |
| KR100766553B1 (ko) | 간이 소화장치 | |
| KR101886658B1 (ko) | 옥내 소화전용 소방호스 인출장치 | |
| JP3866400B2 (ja) | 消火装置 | |
| JP3674411B2 (ja) | 消火栓装置 | |
| JP6301154B2 (ja) | 消火栓装置 | |
| JP2011147704A (ja) | 消火栓装置 | |
| JPH0642683Y2 (ja) | 消火栓装置 | |
| JPH1133134A (ja) | 消火栓装置 | |
| JP2782042B2 (ja) | 消火装置 | |
| JP2001120680A (ja) | 横置型リール式消火栓装置 | |
| JP2019111000A (ja) | 消火栓装置 | |
| JPS61220666A (ja) | 前傾リ−ル式消火装置 | |
| JP2001095943A (ja) | 消火栓装置 | |
| JP4272791B2 (ja) | 消火栓装置 | |
| CN109173129B (zh) | 一种隧道用便于调节喷水角度的消防装置 | |
| JP2011147703A (ja) | 防災機器収納装置 | |
| JPH061718Y2 (ja) | 自動消火栓放水装置 | |
| JP7356126B2 (ja) | 煙除去装置 | |
| JPH0370582A (ja) | 消火栓 | |
| JP3603126B2 (ja) | パチンコ機の蝶着装置 | |
| JP6534877B2 (ja) | 消火栓装置 | |
| JP7154107B2 (ja) | 消火栓装置 | |
| KR102431105B1 (ko) | 옥내 소화전용 소방호스 보관장치 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050223 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050322 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050518 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050726 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050805 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090812 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090812 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100812 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100812 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110812 Year of fee payment: 6 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |