JPH026208Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH026208Y2 JPH026208Y2 JP16319082U JP16319082U JPH026208Y2 JP H026208 Y2 JPH026208 Y2 JP H026208Y2 JP 16319082 U JP16319082 U JP 16319082U JP 16319082 U JP16319082 U JP 16319082U JP H026208 Y2 JPH026208 Y2 JP H026208Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door body
- door
- guide rail
- roller
- lever
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、上下方向へ開閉する扉体用の扉開閉
装置に関するものである。
装置に関するものである。
サウナボツクス等の前面の一部と上面の一部と
を覆つて上下方向へ開閉する扉体は、サウナボツ
クス等への人の出入時に扉体を開放することによ
り人の出入を容易にすると共に、その閉成時には
サウナボツクス等の内部空間を密閉する機能をは
たす。斯る扉体は開放時には開放位置に自動的に
留まることが望まれ、また閉成時には機構の簡単
化のために特別なロツク装置を使用することな
く、確実に閉成状態を維持することが望ましい。
しかも、扉体の開放動作は極小さな力で行ない得
ること、更に扉体の閉成動作には一定の抵抗を生
じ、直ちに完全閉成位置までは回動しないことが
取り扱い上望まれる。
を覆つて上下方向へ開閉する扉体は、サウナボツ
クス等への人の出入時に扉体を開放することによ
り人の出入を容易にすると共に、その閉成時には
サウナボツクス等の内部空間を密閉する機能をは
たす。斯る扉体は開放時には開放位置に自動的に
留まることが望まれ、また閉成時には機構の簡単
化のために特別なロツク装置を使用することな
く、確実に閉成状態を維持することが望ましい。
しかも、扉体の開放動作は極小さな力で行ない得
ること、更に扉体の閉成動作には一定の抵抗を生
じ、直ちに完全閉成位置までは回動しないことが
取り扱い上望まれる。
本考案の目的は、扉体開放時には扉体を開放位
置に確実に支持し得、扉体閉成時には特別なロツ
ク装置を使用することなく確実に閉成状態を維持
し得ると共に、扉体の開放動作は極く軽微な力で
行ない得、更に扉体の閉成動作には一定の抵抗を
生じて直ちには完全閉成位置まで扉体を回動させ
ることのない扉開閉装置を提供することにある。
置に確実に支持し得、扉体閉成時には特別なロツ
ク装置を使用することなく確実に閉成状態を維持
し得ると共に、扉体の開放動作は極く軽微な力で
行ない得、更に扉体の閉成動作には一定の抵抗を
生じて直ちには完全閉成位置まで扉体を回動させ
ることのない扉開閉装置を提供することにある。
本考案の扉開閉装置は水平方向へ伸長する回転
軸線を中心にして上下方向へ開閉する扉体に対し
て設けられる。そして、この扉開閉装置は、前記
回転軸芯と直交する回転半径方向に延びるレバー
を前記扉体の開閉方向に回動自在となるように扉
体の被装着部に取付け、該レバーの先端にリンク
を回動可能に連結するとともに該リンクにローラ
ピンを介してローラを回転自在に取付け、回転半
径方向へ伸長するガイドレールを扉体閉成時にガ
イドレールとレバーとが平行となるように前記扉
体に取付け、前記ガイドレールの前記回転軸芯側
の終端部にスプリングキヤツチを設け、前記ガイ
ドレールに前記ローラを転動自在に係合させ、前
記ローラピンと前記スプリングキヤツチとの間に
引張りコイルスプリングをかけ渡して前記ローラ
を前記回転軸芯方向へ常時弾発付勢したものから
成る。
軸線を中心にして上下方向へ開閉する扉体に対し
て設けられる。そして、この扉開閉装置は、前記
回転軸芯と直交する回転半径方向に延びるレバー
を前記扉体の開閉方向に回動自在となるように扉
体の被装着部に取付け、該レバーの先端にリンク
を回動可能に連結するとともに該リンクにローラ
ピンを介してローラを回転自在に取付け、回転半
径方向へ伸長するガイドレールを扉体閉成時にガ
イドレールとレバーとが平行となるように前記扉
体に取付け、前記ガイドレールの前記回転軸芯側
の終端部にスプリングキヤツチを設け、前記ガイ
ドレールに前記ローラを転動自在に係合させ、前
記ローラピンと前記スプリングキヤツチとの間に
引張りコイルスプリングをかけ渡して前記ローラ
を前記回転軸芯方向へ常時弾発付勢したものから
成る。
斯る構成の扉開閉装置によれば、扉体の完全開
放時にはバネ手段の弾発力によつてリンクとレバ
ーが扉体を開放状態に維持しようとするから、扉
体は開放位置に確実に固定される。また、扉体の
完全閉成時にはガイドレールとレバーとが互に平
行状態となるから、バネ手段の弾発力はレバーの
効力で打ち消され回転軸芯まわりの回転力は発生
せず、扉体はそれ自身で閉成状態を維持する。一
方、扉体の開放動作の途中では、バネ手段の弾発
力が扉体に開放方向への回転力を付与するから、
扉体の自重よりも軽微な力で扉体を開放すること
ができる。そして、扉体の閉成動作にあたつて
は、バネ手段が扉体に付与する扉体開放方向への
回転力と扉体の自重によつて生ずる扉体閉成方向
への回転力との大きさが釣合つた位置で扉体はそ
の回動を停止し、かつ、その停止位置から扉体の
完全閉成位置までの間における扉体の回動にはバ
ネ手段に基づく一定の回転抵抗を生ずるから、扉
体閉成時に扉体が直ちに完全閉成位置まで回動す
ることは防止される。
放時にはバネ手段の弾発力によつてリンクとレバ
ーが扉体を開放状態に維持しようとするから、扉
体は開放位置に確実に固定される。また、扉体の
完全閉成時にはガイドレールとレバーとが互に平
行状態となるから、バネ手段の弾発力はレバーの
効力で打ち消され回転軸芯まわりの回転力は発生
せず、扉体はそれ自身で閉成状態を維持する。一
方、扉体の開放動作の途中では、バネ手段の弾発
力が扉体に開放方向への回転力を付与するから、
扉体の自重よりも軽微な力で扉体を開放すること
ができる。そして、扉体の閉成動作にあたつて
は、バネ手段が扉体に付与する扉体開放方向への
回転力と扉体の自重によつて生ずる扉体閉成方向
への回転力との大きさが釣合つた位置で扉体はそ
の回動を停止し、かつ、その停止位置から扉体の
完全閉成位置までの間における扉体の回動にはバ
ネ手段に基づく一定の回転抵抗を生ずるから、扉
体閉成時に扉体が直ちに完全閉成位置まで回動す
ることは防止される。
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
する。
サウナボツクス１（扉体の被装着部）に開閉自
在に装着される透明な扉体２は、差込み蝶番（図
示せず。）の水平な回転軸芯３を中心にして上下
方向（Ａ−A′方向）へ回動自在であり、差込み
蝶番を分離することによつてサウナボツクス１か
ら取外し可能である。扉体２には回転軸芯３と直
交する回転半径方向へ伸長するガイドレール４が
取付けられ、ガイドレール４にはローラ５，５が
転動自在に係合している。ローラ５，５はローラ
ピン６を介してリンク７，７に回転自在に軸支さ
れ、ローラピン６と回転軸芯側のスプリングキヤ
ツチ８との間には引張りコイルバネ９が張設され
ている。ここで、スプリングキヤツチ８はガイド
レール４内に形成された凹溝４ａに設けられてい
る。
在に装着される透明な扉体２は、差込み蝶番（図
示せず。）の水平な回転軸芯３を中心にして上下
方向（Ａ−A′方向）へ回動自在であり、差込み
蝶番を分離することによつてサウナボツクス１か
ら取外し可能である。扉体２には回転軸芯３と直
交する回転半径方向へ伸長するガイドレール４が
取付けられ、ガイドレール４にはローラ５，５が
転動自在に係合している。ローラ５，５はローラ
ピン６を介してリンク７，７に回転自在に軸支さ
れ、ローラピン６と回転軸芯側のスプリングキヤ
ツチ８との間には引張りコイルバネ９が張設され
ている。ここで、スプリングキヤツチ８はガイド
レール４内に形成された凹溝４ａに設けられてい
る。
リンク７，７にはクロスヘツドピン１０を介し
てレバー１１が回転自在に連結され、レバー１１
はピボツトピン１２を介してインサートピン１３
に回転自在に連結されている。一方、サウナボツ
クス１にはインサート孔１４が形成され、このイ
ンサート孔１４の周囲を囲繞するようにしてピボ
ツトキヤツチ１５、スペーサ１６、スプリングホ
ルダ１７がネジ１８，１９によつて固定されてい
る。２０はキヤツチスプリングであり、キヤツチ
スプリング２０はインサートピン１３に形成され
た環状溝１３ａと係合してインサートピン１３の
抜け止めをする。すなわち、扉体２をサウナボツ
クス１から取り外す際にはキヤツチスプリング２
０の弾発力に抗してインサートピン１３をインサ
ート孔１４から抜き出せばよい。
てレバー１１が回転自在に連結され、レバー１１
はピボツトピン１２を介してインサートピン１３
に回転自在に連結されている。一方、サウナボツ
クス１にはインサート孔１４が形成され、このイ
ンサート孔１４の周囲を囲繞するようにしてピボ
ツトキヤツチ１５、スペーサ１６、スプリングホ
ルダ１７がネジ１８，１９によつて固定されてい
る。２０はキヤツチスプリングであり、キヤツチ
スプリング２０はインサートピン１３に形成され
た環状溝１３ａと係合してインサートピン１３の
抜け止めをする。すなわち、扉体２をサウナボツ
クス１から取り外す際にはキヤツチスプリング２
０の弾発力に抗してインサートピン１３をインサ
ート孔１４から抜き出せばよい。
以下、作用を説明する。
扉体２が完全閉成位置にあるときには、第１図
の実線で示すように、レバー１１とガイドレール
４とは互いに平行となり、リンク７，７も直立す
るから、引張りコイルバネ９の弾発力に起因する
Ａ方向の回転付勢力は打ち消される。したがつ
て、扉体２は特別なロツク装置を用いることなく
閉成状態を維持する。しかし、振動等の原因によ
つて扉体２がＡ方向へ回動するおそれがあるとき
には扉体２とサウナボツクス１との間に開放防止
用のマグネツト等を装着すればよい。
の実線で示すように、レバー１１とガイドレール
４とは互いに平行となり、リンク７，７も直立す
るから、引張りコイルバネ９の弾発力に起因する
Ａ方向の回転付勢力は打ち消される。したがつ
て、扉体２は特別なロツク装置を用いることなく
閉成状態を維持する。しかし、振動等の原因によ
つて扉体２がＡ方向へ回動するおそれがあるとき
には扉体２とサウナボツクス１との間に開放防止
用のマグネツト等を装着すればよい。
つぎに、扉体２が第１図の想像線で示すよう
に、完全開放位置にあるときには、引張りコイル
バネ９の弾発力によつてローラ５，５がガイドレ
ール４中をスプリングキヤツチ８方向へ変位する
結果、リンク７，７を介してレバー１１にはＡ方
向の回転力が付与されている。したがつて、レバ
ー１１に付与されたこの回転力によつて、扉体２
は、開放状態を維持し、自力では閉成しない。
に、完全開放位置にあるときには、引張りコイル
バネ９の弾発力によつてローラ５，５がガイドレ
ール４中をスプリングキヤツチ８方向へ変位する
結果、リンク７，７を介してレバー１１にはＡ方
向の回転力が付与されている。したがつて、レバ
ー１１に付与されたこの回転力によつて、扉体２
は、開放状態を維持し、自力では閉成しない。
一方、扉体２を完全閉成位置から完全開放位置
までＡ方向へ回動させるときには、引張りコイル
バネ９がローラ５，５をスプリングキヤツチ８方
向へ変位させる結果、レバー１１にはリンク７，
７を介してＡ方向への回転力が付与される。した
がつて、扉体２は極く軽微な力で開放し得る。
までＡ方向へ回動させるときには、引張りコイル
バネ９がローラ５，５をスプリングキヤツチ８方
向へ変位させる結果、レバー１１にはリンク７，
７を介してＡ方向への回転力が付与される。した
がつて、扉体２は極く軽微な力で開放し得る。
そして、扉体２を完全開放位置から完全閉成位
置までA′方向へ回動させるときには、ローラ５，
５をスプリングキヤツチ８方向へ引張る引張りコ
イルバネ９の弾発力に抗して、ローラ５，５を反
スプリングキヤツチ８方向へ転動させなければな
らない。したがつて、扉体２の閉成動作中は一定
の抵抗力を生ずると共に、扉体２は引張りコイル
バネ９の弾発力に基づくＡ方向の回転力と扉体２
の自重とが釣合つた位置で停止するから、扉体２
がその自重により完全閉成位置まで回動すること
はない。
置までA′方向へ回動させるときには、ローラ５，
５をスプリングキヤツチ８方向へ引張る引張りコ
イルバネ９の弾発力に抗して、ローラ５，５を反
スプリングキヤツチ８方向へ転動させなければな
らない。したがつて、扉体２の閉成動作中は一定
の抵抗力を生ずると共に、扉体２は引張りコイル
バネ９の弾発力に基づくＡ方向の回転力と扉体２
の自重とが釣合つた位置で停止するから、扉体２
がその自重により完全閉成位置まで回動すること
はない。
以上、説明したように、本考案の扉開閉装置に
よれば、扉体開放時には扉体を開放位置に確実に
固定できると共に、扉体閉成時には特別なロツク
装置を使用することなく確実に閉成状態を維持で
きるという効果を得る。
よれば、扉体開放時には扉体を開放位置に確実に
固定できると共に、扉体閉成時には特別なロツク
装置を使用することなく確実に閉成状態を維持で
きるという効果を得る。
また、扉体の開放動作は極く軽微な力で行ない
得ると共に、扉体の閉成動作中には一定の抵抗を
生じ、更に扉体は直ちには完全閉成位置まで回転
しないから、取り扱い上便利である。
得ると共に、扉体の閉成動作中には一定の抵抗を
生じ、更に扉体は直ちには完全閉成位置まで回転
しないから、取り扱い上便利である。
第１図は本考案の扉開閉装置の要部断面図、第
２図は第１図の−線に沿う矢視図、第３図は
スペーサ部分の平面図、第４図は第１図の−
線に沿う矢視図、第５図はサウナボツクスの斜視
図、である。 １……サウナボツクス、２……扉体、３……回
転軸芯、４……ガイドレール、５……ローラ、６
……ローラピン、７……リンク、８……スプリン
グキヤツチ、９……引張りコイルバネ、１０……
クロスヘツドピン、１１……レバー、１２……ピ
ボツトピン、１３……インサートピン。
２図は第１図の−線に沿う矢視図、第３図は
スペーサ部分の平面図、第４図は第１図の−
線に沿う矢視図、第５図はサウナボツクスの斜視
図、である。 １……サウナボツクス、２……扉体、３……回
転軸芯、４……ガイドレール、５……ローラ、６
……ローラピン、７……リンク、８……スプリン
グキヤツチ、９……引張りコイルバネ、１０……
クロスヘツドピン、１１……レバー、１２……ピ
ボツトピン、１３……インサートピン。
Claims (1)
- 水平方向へ伸長する回転軸芯を中心にして上下
方向へ開閉する扉体の扉開閉装置において、前記
回転軸芯と直交する回転半径方向に延びるレバー
を前記扉体の開閉方向に回動自在となるように扉
体の被装着部に取付け、該レバーの先端にリンク
を回動可能に連結するとともに該リンクにローラ
ピンを介してローラを回転自在に取付け、回転半
径方向へ伸長するガイドレールを扉体閉成時にガ
イドレールとレバーとが平行となるように前記扉
体に取付け、前記ガイドレールの前記回転軸芯側
の終端部にスプリングキヤツチを設け、前記ガイ
ドレールに前記ローラを転動自在に係合させ、前
記ローラピンと前記スプリングキヤツチとの間に
引張りコイルスプリングをかけ渡して前記ローラ
を前記回転軸芯方向へ常時弾発付勢したことを特
徴とする扉開閉装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16319082U JPS5967463U (ja) | 1982-10-29 | 1982-10-29 | 扉開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16319082U JPS5967463U (ja) | 1982-10-29 | 1982-10-29 | 扉開閉装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5967463U JPS5967463U (ja) | 1984-05-07 |
| JPH026208Y2 true JPH026208Y2 (ja) | 1990-02-15 |
Family
ID=30358145
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16319082U Granted JPS5967463U (ja) | 1982-10-29 | 1982-10-29 | 扉開閉装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5967463U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4636848B2 (ja) * | 2004-10-14 | 2011-02-23 | 株式会社岡村製作所 | 移動棚装置の安全装置 |
-
1982
- 1982-10-29 JP JP16319082U patent/JPS5967463U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5967463U (ja) | 1984-05-07 |
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