JPH0641244B2 - カ−・シ−ト - Google Patents
カ−・シ−トInfo
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- JPH0641244B2 JPH0641244B2 JP61067386A JP6738686A JPH0641244B2 JP H0641244 B2 JPH0641244 B2 JP H0641244B2 JP 61067386 A JP61067386 A JP 61067386A JP 6738686 A JP6738686 A JP 6738686A JP H0641244 B2 JPH0641244 B2 JP H0641244B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- car seat
- conduit
- air
- seat according
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/56—Heating or ventilating devices
- B60N2/5607—Heating or ventilating devices characterised by convection
- B60N2/5621—Heating or ventilating devices characterised by convection by air
- B60N2/5635—Heating or ventilating devices characterised by convection by air coming from the passenger compartment
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C7/00—Parts, details, or accessories of chairs or stools
- A47C7/62—Accessories for chairs
- A47C7/72—Adaptations for incorporating lamps, radio sets, bars, telephones, ventilation, heating or cooling arrangements or the like
- A47C7/74—Adaptations for incorporating lamps, radio sets, bars, telephones, ventilation, heating or cooling arrangements or the like for ventilation, heating or cooling
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はドライバーの着座面の少なくとも一部が壁の外
側を形成し、壁の内側が少なくとも1つの空気流通導路
を限定するカー・シートに係わる。
側を形成し、壁の内側が少なくとも1つの空気流通導路
を限定するカー・シートに係わる。
カー・シートにおいて、快適性を高めるためにシートヒ
ータを設けることは公知である。原則としてこのシート
ヒータは積載電源からエネルギーを供給される単数また
は複数のヒータマットから成るが、シート内に導路を設
けて温風を流通させてドイラバーとの着座面を導路から
分離する壁を温めることによって前記着座面にむかって
流れる熱流を発生させる方式もすでに提案されている。
カー・シートの快適性を高めるため、シートに空気を導
入し、着座面においてシートから流出させることによっ
て冷却効果を得ることも公知である。
ータを設けることは公知である。原則としてこのシート
ヒータは積載電源からエネルギーを供給される単数また
は複数のヒータマットから成るが、シート内に導路を設
けて温風を流通させてドイラバーとの着座面を導路から
分離する壁を温めることによって前記着座面にむかって
流れる熱流を発生させる方式もすでに提案されている。
カー・シートの快適性を高めるため、シートに空気を導
入し、着座面においてシートから流出させることによっ
て冷却効果を得ることも公知である。
しかし、この場合に発生する空気流を不快と感ずる人も
多く、健康に有害な場合さえある。しかも、ドイラバー
の背中が直接当たる部分で着座面からの空気放出が著し
く妨げられるため、一段と熱がこもり、その結果はげし
い発汗を促して衣服を濡らす結果となる。そこで、車内
の空気温度を低下させるエアコンディショナが市場に普
及している。しかしこのエアコンディショナは高価であ
り、しかも空気循環のために必要な空気流が不快感を与
える場合が少なくない。
多く、健康に有害な場合さえある。しかも、ドイラバー
の背中が直接当たる部分で着座面からの空気放出が著し
く妨げられるため、一段と熱がこもり、その結果はげし
い発汗を促して衣服を濡らす結果となる。そこで、車内
の空気温度を低下させるエアコンディショナが市場に普
及している。しかしこのエアコンディショナは高価であ
り、しかも空気循環のために必要な空気流が不快感を与
える場合が少なくない。
本発明の目的はエアコンディショナを使用せずに着座の
快適性を高めることのできるカー・シートを提供するこ
とにある。
快適性を高めることのできるカー・シートを提供するこ
とにある。
この目的は特許請求の範囲第1項に特徴として記載した
構成要件を含むカー・シートによって達成される。
構成要件を含むカー・シートによって達成される。
着座面部分に本発明によって提案されるような性質を有
し、その内側が少なくとも1つの空気流通導路を限定す
る壁を構成すれば、着座面から過剰の水蒸気を導路へ送
入してこれを導路内を流れる空気に吸収させ、空気流と
共に運び去らせることができる。過剰水蒸気を運び去れ
ば、ドイラバーの体表及び衣服における水蒸気の凝結を
防いで衣服の不快な湿潤を防止することができる。さら
にまた、水蒸気を逃がすことにより、気化冷却が促さ
れ、発汗が軽減される。本発明の壁構成では、空気が壁
を通して着座面から放出される現象は全く、またほとん
ど起こらないから、本発明は、着座面から流出する空気
によって冷却効果を得ようとする公知カー・シートの欠
点を回避する。
し、その内側が少なくとも1つの空気流通導路を限定す
る壁を構成すれば、着座面から過剰の水蒸気を導路へ送
入してこれを導路内を流れる空気に吸収させ、空気流と
共に運び去らせることができる。過剰水蒸気を運び去れ
ば、ドイラバーの体表及び衣服における水蒸気の凝結を
防いで衣服の不快な湿潤を防止することができる。さら
にまた、水蒸気を逃がすことにより、気化冷却が促さ
れ、発汗が軽減される。本発明の壁構成では、空気が壁
を通して着座面から放出される現象は全く、またほとん
ど起こらないから、本発明は、着座面から流出する空気
によって冷却効果を得ようとする公知カー・シートの欠
点を回避する。
外部にむかって着座面を、内部にむかって導路をそれぞ
れ限定する壁を通して行われる水蒸気搬送、即ち、導路
への熱伝達は皮膚表面における水蒸気部分圧よりも導路
内の水蒸気部分圧が低ければ低いほど、即ち、導路への
部分圧低下勾配が大きれば大きいほど、また、壁の湿度
伝達抵抗が小さければ小さいほど強くなる。導路内を流
れる空気の水蒸気部分圧が比較的高い値となっても導路
への部分圧低下勾配が維持されるためには、材料の湿度
伝達抵抗が0.2m2・mbar/Watt以下である。特に0.15m2・mb
ar/Watt以下であることが好ましい。空気温度が極めて
高く、湿度が比較的高い地域、即ち、熱帯や亜熱帯で
は、湿度伝達抵抗が0.05m2・mbar/Watt以下であることが
好ましい。
れ限定する壁を通して行われる水蒸気搬送、即ち、導路
への熱伝達は皮膚表面における水蒸気部分圧よりも導路
内の水蒸気部分圧が低ければ低いほど、即ち、導路への
部分圧低下勾配が大きれば大きいほど、また、壁の湿度
伝達抵抗が小さければ小さいほど強くなる。導路内を流
れる空気の水蒸気部分圧が比較的高い値となっても導路
への部分圧低下勾配が維持されるためには、材料の湿度
伝達抵抗が0.2m2・mbar/Watt以下である。特に0.15m2・mb
ar/Watt以下であることが好ましい。空気温度が極めて
高く、湿度が比較的高い地域、即ち、熱帯や亜熱帯で
は、湿度伝達抵抗が0.05m2・mbar/Watt以下であることが
好ましい。
壁を構成する材料の通気性限界値は導路内の温度及び単
位時間当りの必要空気流量によって決定される。原則と
して、導路内の圧力降下が0.1mbar程度を超えないか、
または著しく超えないように導路の空力抵抗を小さく抑
えることは可能であるから、壁を構成する材料の通気性
は特に小さくなくてもよいが、20/m2・s・mbar以下で
あることが必要であり、ただし、通気性は10/m2・s・m
bar以下であることが好ましい。
位時間当りの必要空気流量によって決定される。原則と
して、導路内の圧力降下が0.1mbar程度を超えないか、
または著しく超えないように導路の空力抵抗を小さく抑
えることは可能であるから、壁を構成する材料の通気性
は特に小さくなくてもよいが、20/m2・s・mbar以下で
あることが必要であり、ただし、通気性は10/m2・s・m
bar以下であることが好ましい。
着座面から導路への熱伝導は乾式熱伝達によって補足す
ることができる。しかし、乾式熱伝達は着座面から導路
にむかって温度が低下勾配を示すことが前提条件とな
る。導路にむかって温度低下勾配が存在する場合、この
熱流の強さは壁の熱抵抗が小さければ小さいほど大きく
なるから、乾式熱伝達で補足したければ、壁構成材の熱
抵抗を0.3m2゜K/Watt以下に設定すべきである。特に外部
条件が悪い場合、即ち、空気温度が高い場合、この熱抵
抗値を0.1m2゜K/Watt以下に設定することが好ましい。
ることができる。しかし、乾式熱伝達は着座面から導路
にむかって温度が低下勾配を示すことが前提条件とな
る。導路にむかって温度低下勾配が存在する場合、この
熱流の強さは壁の熱抵抗が小さければ小さいほど大きく
なるから、乾式熱伝達で補足したければ、壁構成材の熱
抵抗を0.3m2゜K/Watt以下に設定すべきである。特に外部
条件が悪い場合、即ち、空気温度が高い場合、この熱抵
抗値を0.1m2゜K/Watt以下に設定することが好ましい。
壁の構成材料としては、公知の多様な材料を使用するこ
とができるが、原則として異種の層から壁を構成するこ
とが好ましい。着座面を構成する層は特にウール、合繊
またはウール/合繊混合物から成るクッション・カバー
布地で構成することが好ましく、クッション材料と直接
重なる層としてはウールフリースが好適である。ただ
し、接着層または耐火層を介してカバー布地と結合させ
ることのできるフォーム材、特に開口フォーム材もすぐ
れた成果を上げることができる。
とができるが、原則として異種の層から壁を構成するこ
とが好ましい。着座面を構成する層は特にウール、合繊
またはウール/合繊混合物から成るクッション・カバー
布地で構成することが好ましく、クッション材料と直接
重なる層としてはウールフリースが好適である。ただ
し、接着層または耐火層を介してカバー布地と結合させ
ることのできるフォーム材、特に開口フォーム材もすぐ
れた成果を上げることができる。
導路を限定する壁内側を構成するには弾性布が好まし
い。独自に、または他の素子と共に扁平クッションを構
成できるからである。壁厚が縮小するに従つて湿度及び
温度伝達が増大するという意味では壁厚を極めて薄くす
ればよいが、特許請求の範囲第13項から第15項まで
に記載したように壁を単数または複数のスペーサで支持
しても好ましい結果が得られる。壁、及び場合によって
はその弾性支持構造のほかにクッションが存在する場
合、上記理由から、導路をこのクッションの内部にでは
なく、このクッションと着座面との間に配置することが
好ましい。
い。独自に、または他の素子と共に扁平クッションを構
成できるからである。壁厚が縮小するに従つて湿度及び
温度伝達が増大するという意味では壁厚を極めて薄くす
ればよいが、特許請求の範囲第13項から第15項まで
に記載したように壁を単数または複数のスペーサで支持
しても好ましい結果が得られる。壁、及び場合によって
はその弾性支持構造のほかにクッションが存在する場
合、上記理由から、導路をこのクッションの内部にでは
なく、このクッションと着座面との間に配置することが
好ましい。
導路に対して壁を限定する布地はその縁単の一部に沿っ
て、身体に適合したプロフィルが形成されるようにクッ
ション支持構造と連結すればよい。身体に適合するよう
に布地を支持するには、ゾーンごとに弾力が異なるよう
に配慮すればよい。また、部位ごとに織り目を密にした
り、糸を太くすることも効果的である。布地に電熱線を
組込むことも可能である。導路内を流れる空気の温度を
ヒータで加熱することにより、水蒸気の凝結を防止でき
る。乾式熱伝導は空気温度上昇に伴なて低下するか、ま
たは完全に妨げられるから、空気温度を制御または調節
することが好ましい。また、空気流量は導路内の空気の
水蒸気部分圧に影響するから、導路内の空気流量を制御
または調節することが好ましい。従つて、導路内空気流
量を制御または調節することにより、限界はあるが、壁
を通して導路内への湿度伝達にも影響を与えることがで
きる。壁を通しての湿度及び熱伝達を調節するには湿度
センサ及び/または温度センサが必要である。このよう
なセンサは壁の着座面に、またはこれにできるだけ近い
位置に配置することが好ましい。
て、身体に適合したプロフィルが形成されるようにクッ
ション支持構造と連結すればよい。身体に適合するよう
に布地を支持するには、ゾーンごとに弾力が異なるよう
に配慮すればよい。また、部位ごとに織り目を密にした
り、糸を太くすることも効果的である。布地に電熱線を
組込むことも可能である。導路内を流れる空気の温度を
ヒータで加熱することにより、水蒸気の凝結を防止でき
る。乾式熱伝導は空気温度上昇に伴なて低下するか、ま
たは完全に妨げられるから、空気温度を制御または調節
することが好ましい。また、空気流量は導路内の空気の
水蒸気部分圧に影響するから、導路内の空気流量を制御
または調節することが好ましい。従つて、導路内空気流
量を制御または調節することにより、限界はあるが、壁
を通して導路内への湿度伝達にも影響を与えることがで
きる。壁を通しての湿度及び熱伝達を調節するには湿度
センサ及び/または温度センサが必要である。このよう
なセンサは壁の着座面に、またはこれにできるだけ近い
位置に配置することが好ましい。
導路内に必要な空気流量を得るには、原則として送風機
をシートに、特に導路に組込めばよい。導路を導管系の
形で構成することにより、導路外に不要な空気流が起こ
るのを防ぐことができる。ただし、原則的には、導路の
入出口を、流入空気流も流出空気流もドイラバーに当た
らないように設計するだけで充分である。そのために
は、例えば、出入口を側方に向ければよい。通路の通風
を車の通風機構に組込むことも可能である。この場合、
導路内において、スロツトルまたは絞り弁によって有害
な空気流を防止すればよい。このような弁を採用すれ
ば、気温が低い場合でも、有害な空気循環によるシート
の冷却を防止できる。さらにまた、導路内の構成素子に
よって、または導路界面の構成に変化を持たせることに
よって、着座面側に脱湿効果及び冷却効果の異なる部位
を実現することができる。
をシートに、特に導路に組込めばよい。導路を導管系の
形で構成することにより、導路外に不要な空気流が起こ
るのを防ぐことができる。ただし、原則的には、導路の
入出口を、流入空気流も流出空気流もドイラバーに当た
らないように設計するだけで充分である。そのために
は、例えば、出入口を側方に向ければよい。通路の通風
を車の通風機構に組込むことも可能である。この場合、
導路内において、スロツトルまたは絞り弁によって有害
な空気流を防止すればよい。このような弁を採用すれ
ば、気温が低い場合でも、有害な空気循環によるシート
の冷却を防止できる。さらにまた、導路内の構成素子に
よって、または導路界面の構成に変化を持たせることに
よって、着座面側に脱湿効果及び冷却効果の異なる部位
を実現することができる。
以下、添付図面に示す実施例に基づいて本発明を詳細に
説明する。
説明する。
腰掛け部分1は公知の態様で、または背もたれと同様に
構成されているから詳しくは説明しないが、カー・シー
トは背もたれ2の支持部として、殻体3と、桁5と共に
左右それぞれの側面部分を構成する縦桁4を具備する。
左右の縦桁4は第1図及び第3図から明らかなように、
それぞれの側壁6内を殻体3から前方に間隔を保って通
っており、上下端が前記殻体と一体的に連結している。
連携の縦桁4にそれぞれ連続されている各桁5は殻体3
及び縦桁4と共に側壁のクッション7を支持している。
実施例では板金製であるが、プラスチックで形成するこ
とも可能な殻体3はその背面にプラスチック・カバー材
料から成る被覆8を施してある。ただし、被覆8の構成
は任意であり、殻体3がプラスチック製なら被覆8はな
くてもよい。
構成されているから詳しくは説明しないが、カー・シー
トは背もたれ2の支持部として、殻体3と、桁5と共に
左右それぞれの側面部分を構成する縦桁4を具備する。
左右の縦桁4は第1図及び第3図から明らかなように、
それぞれの側壁6内を殻体3から前方に間隔を保って通
っており、上下端が前記殻体と一体的に連結している。
連携の縦桁4にそれぞれ連続されている各桁5は殻体3
及び縦桁4と共に側壁のクッション7を支持している。
実施例では板金製であるが、プラスチックで形成するこ
とも可能な殻体3はその背面にプラスチック・カバー材
料から成る被覆8を施してある。ただし、被覆8の構成
は任意であり、殻体3がプラスチック製なら被覆8はな
くてもよい。
背もたれの全長に亘って延びている両縦桁4に、熱及び
湿気をよく通す布製扁平クッション9の側線を固定す
る。扁平クッション9はその構成及び固定方法だけでな
く、中を通っている縦桁4とも相俟って身体に適合した
プロフィルを形成する。ドイラバーを快適に支持するた
め、扁平クッション支持構造がゾーンごとに異なる弾力
を持つように構成することもできるが、扁平クッション
そのものを不均一に構成することも考えられる。扁平ク
ッション9に所期の応力を与えるのに必要なら、クッシ
ョン支持構造に上下の2本の横桁を補足し、扁平クッシ
ョン9の上下線を前記横桁とそれぞれ連結すればよい。
また、他のばね特性を得るため、扁平クッション9をそ
の縁端に沿って、第1図及び第3図のように直接連結す
るのではなく、ばねを介してクッション支持構造と連結
することも可能である。
湿気をよく通す布製扁平クッション9の側線を固定す
る。扁平クッション9はその構成及び固定方法だけでな
く、中を通っている縦桁4とも相俟って身体に適合した
プロフィルを形成する。ドイラバーを快適に支持するた
め、扁平クッション支持構造がゾーンごとに異なる弾力
を持つように構成することもできるが、扁平クッション
そのものを不均一に構成することも考えられる。扁平ク
ッション9に所期の応力を与えるのに必要なら、クッシ
ョン支持構造に上下の2本の横桁を補足し、扁平クッシ
ョン9の上下線を前記横桁とそれぞれ連結すればよい。
また、他のばね特性を得るため、扁平クッション9をそ
の縁端に沿って、第1図及び第3図のように直接連結す
るのではなく、ばねを介してクッション支持構造と連結
することも可能である。
第1図及び第3図から明らかなように、扁平クッション
9は両側壁6間に位置する背もたれ中央部のためのクッ
ションを構成する。扁平クッション9の前側、即ち、ド
イラバー側にフリース(fleece)層10を重ねる。両側壁
のフリース層10及びクッション7をカバー布地11が被覆
し、ドイラバーの背中との接触面を構成する。即ち、扁
平クッション9、フリース層10及びカバー布地11が、外
側が接触面として作用する壁を形成する。
9は両側壁6間に位置する背もたれ中央部のためのクッ
ションを構成する。扁平クッション9の前側、即ち、ド
イラバー側にフリース(fleece)層10を重ねる。両側壁
のフリース層10及びクッション7をカバー布地11が被覆
し、ドイラバーの背中との接触面を構成する。即ち、扁
平クッション9、フリース層10及びカバー布地11が、外
側が接触面として作用する壁を形成する。
加熱が必要なら、扁平クッションに電熱線を組込めばよ
い。
い。
第3図から明らかように、両側壁6の領域において側壁
クッション7によって限定される、扁平クッション9と
殻体3の間の間隙は通気導路12を構成するのに利用でき
る。殻体3の上下端または、導路12の上下端に近い側方
に形成した切欠き13,14により、図示実施例の場合、導
路12に対する空気の流入及び流出が可能にある。ただ
し、導路12の一端または両端は少なくとも1本のホース
に接続してもよいことはいうまでもない。
クッション7によって限定される、扁平クッション9と
殻体3の間の間隙は通気導路12を構成するのに利用でき
る。殻体3の上下端または、導路12の上下端に近い側方
に形成した切欠き13,14により、図示実施例の場合、導
路12に対する空気の流入及び流出が可能にある。ただ
し、導路12の一端または両端は少なくとも1本のホース
に接続してもよいことはいうまでもない。
空気は導路12によって圧送するか、または吸引すればよ
く、吸引の場合には、例えば下地の切欠き14に送風機を
設置すればよい。
く、吸引の場合には、例えば下地の切欠き14に送風機を
設置すればよい。
導路内を流れる空気にまで水蒸気を送入するのに必要な
水分通過抵抗は導路12の界面に沿った空気速度が1m/
sなら0.15m2mbar/Wattである。この空気速度における
熱抵抗値は0.3m2゜K/Wattである。ただし、カバー布地1
1として、広く利用されているウール布地またはウール
/合繊混織地を使用し、フリース層10として厚さ約5mm
のウールフリースを使用した場合の値である。しかし、
厚さが10mmまでなら、蒸気送入を著しく妨げることはな
い。扁平クッション9はこの2つの抵抗値にほとんど影
響しない。以下に示す値は皮膚層温度を35℃、皮膚に近
い空気の相対湿度を95%、この位置における蒸気圧を5
3.5mbarとした場合の値である。また、背中と背もたれ
接触面との間の接触面積を0.125m2とすれば、熱放出が1
00Watt/m2なら接触面内の熱効率は12.5Wattとなる。こ
れらの値に基づいて計算すると、導路内の水蒸気部分圧
が38.5mbarなら、接触面に発生する熱量が導路内を流れ
る空気への水蒸気送入によって完全に運び去られる。こ
の部分圧は例えば空気温度35℃、相対湿度68.3%、また
は空気温度40℃、相対湿度52.2%、または空気温度50
℃、相対湿度31.2%である場合に導路12内に発生する。
このことから明らかなように、空気温度が皮膚温度より
も高い場合でも水蒸気搬送による吸熱が可能であるのに
対して、上記設定値において、接触面に発生する熱が乾
式熱伝導によって導路内へ運びさられるのは導路内の空
気温度が5℃または5℃以下の場合に限られる。従つ
て、接触面から導路への吸熱が必要となるような車内温
度においては、乾式熱伝導は全く、またはほとんど起こ
らない。例えば35℃の温度で空気によって吸収される水
蒸気のため相対湿度が55%まで増大すると、空気中の水
蒸気部分圧が28.1mbarから31mbarに上昇し、乾燥した空
気1kgごとに1.7gの水が吸収される。空気密度が1.14k
g/m3ならば、必要な空気流量は2.4/sである。従っ
て、周囲の気象条件が極端に悪くない限り、通常の空気
温度において水蒸気搬送を完全なレベルに維持するには
3/s〜10/sの空気流量で充分である。
水分通過抵抗は導路12の界面に沿った空気速度が1m/
sなら0.15m2mbar/Wattである。この空気速度における
熱抵抗値は0.3m2゜K/Wattである。ただし、カバー布地1
1として、広く利用されているウール布地またはウール
/合繊混織地を使用し、フリース層10として厚さ約5mm
のウールフリースを使用した場合の値である。しかし、
厚さが10mmまでなら、蒸気送入を著しく妨げることはな
い。扁平クッション9はこの2つの抵抗値にほとんど影
響しない。以下に示す値は皮膚層温度を35℃、皮膚に近
い空気の相対湿度を95%、この位置における蒸気圧を5
3.5mbarとした場合の値である。また、背中と背もたれ
接触面との間の接触面積を0.125m2とすれば、熱放出が1
00Watt/m2なら接触面内の熱効率は12.5Wattとなる。こ
れらの値に基づいて計算すると、導路内の水蒸気部分圧
が38.5mbarなら、接触面に発生する熱量が導路内を流れ
る空気への水蒸気送入によって完全に運び去られる。こ
の部分圧は例えば空気温度35℃、相対湿度68.3%、また
は空気温度40℃、相対湿度52.2%、または空気温度50
℃、相対湿度31.2%である場合に導路12内に発生する。
このことから明らかなように、空気温度が皮膚温度より
も高い場合でも水蒸気搬送による吸熱が可能であるのに
対して、上記設定値において、接触面に発生する熱が乾
式熱伝導によって導路内へ運びさられるのは導路内の空
気温度が5℃または5℃以下の場合に限られる。従つ
て、接触面から導路への吸熱が必要となるような車内温
度においては、乾式熱伝導は全く、またはほとんど起こ
らない。例えば35℃の温度で空気によって吸収される水
蒸気のため相対湿度が55%まで増大すると、空気中の水
蒸気部分圧が28.1mbarから31mbarに上昇し、乾燥した空
気1kgごとに1.7gの水が吸収される。空気密度が1.14k
g/m3ならば、必要な空気流量は2.4/sである。従っ
て、周囲の気象条件が極端に悪くない限り、通常の空気
温度において水蒸気搬送を完全なレベルに維持するには
3/s〜10/sの空気流量で充分である。
導路内での圧力効果が0.2mbar、壁の通気性が10/m2
・s・mbarならば、接触面から発生する空気流は0.25/
sである。この程度の空気流量は原則として全く気づか
ないか、少なくとも不快感を与えはしない。
・s・mbarならば、接触面から発生する空気流は0.25/
sである。この程度の空気流量は原則として全く気づか
ないか、少なくとも不快感を与えはしない。
接着層または耐火内張を介してカバー布地と結合できる
厚さ8mmの開口フォーム材をフリース層10の代りに使用
しても同様の値が得られる。このようなフォーム材は以
下に述べる実施例においても、フリース層の代りに使用
することができる。
厚さ8mmの開口フォーム材をフリース層10の代りに使用
しても同様の値が得られる。このようなフォーム材は以
下に述べる実施例においても、フリース層の代りに使用
することができる。
第4図及び第5図から明らかなように、本発明はシート
が空気導路の領域にクッション手段として扁平クッショ
ンを具備する実施例に制限されるものではない。第1図
〜第3図に示した実施例と同様に殻体103、2本の縦桁1
04、及びこの縦桁と協働して背もたれ102の支持構造と
しての両側部分を構成する桁105を含む第4図の実施例
では、殻体103が両側壁106のクッション107間の領域に
スペーサ116を具備する。この実施例ではプラスチック
から成る前記スペーサ116は殻体103とは反対の側に圧力
分配板117を具備し、カバー布地111のベースであるフリ
ース層110がこの分配板117に当接している。第4図から
明らかなように、圧力分配板117は脚部118を介して殻体
103によって支持される。この脚部118は弾性変形可能で
あり、カバー布地111によって形成される接触面の圧縮
荷重に対して主として曲げの形で対応するから、スペー
サ116はクッションの機構を果す。
が空気導路の領域にクッション手段として扁平クッショ
ンを具備する実施例に制限されるものではない。第1図
〜第3図に示した実施例と同様に殻体103、2本の縦桁1
04、及びこの縦桁と協働して背もたれ102の支持構造と
しての両側部分を構成する桁105を含む第4図の実施例
では、殻体103が両側壁106のクッション107間の領域に
スペーサ116を具備する。この実施例ではプラスチック
から成る前記スペーサ116は殻体103とは反対の側に圧力
分配板117を具備し、カバー布地111のベースであるフリ
ース層110がこの分配板117に当接している。第4図から
明らかなように、圧力分配板117は脚部118を介して殻体
103によって支持される。この脚部118は弾性変形可能で
あり、カバー布地111によって形成される接触面の圧縮
荷重に対して主として曲げの形で対応するから、スペー
サ116はクッションの機構を果す。
フリース層110は殻体103から間隔を保つからこの両部材
間に導路12とほぼ等しい断面積を有する導路112が形成
される。正確には中空断面積がスペーサ116の分だけ狭
くなっている。第4図から明らかなように、脚部118は
当然この断面積縮小の要因となるが、僅かな圧力降下で
必要な空気量を通過させるのに充分な中空断面積が得ら
れるように薄く形成することは可能である。
間に導路12とほぼ等しい断面積を有する導路112が形成
される。正確には中空断面積がスペーサ116の分だけ狭
くなっている。第4図から明らかなように、脚部118は
当然この断面積縮小の要因となるが、僅かな圧力降下で
必要な空気量を通過させるのに充分な中空断面積が得ら
れるように薄く形成することは可能である。
フリース層110、及びこのフリース層110と側壁のクッシ
ョン107を被覆するカバー布地111はすぐれた湿度伝導率
を有し、これにより、導路を流れる空気へのすぐれた湿
度送入及びこれに対応するすぐれた熱伝達が可能にな
る。フリース層110と当接する圧力分配板117には、圧力
分配板117の領域において湿度通過が妨げられないよう
に孔を設けてもよい。
ョン107を被覆するカバー布地111はすぐれた湿度伝導率
を有し、これにより、導路を流れる空気へのすぐれた湿
度送入及びこれに対応するすぐれた熱伝達が可能にな
る。フリース層110と当接する圧力分配板117には、圧力
分配板117の領域において湿度通過が妨げられないよう
に孔を設けてもよい。
第5図に示す実施例はスペーサ116の代りに可撓性の、
ただし形状安定な化繊層216を導路212内に設け、導路21
2の接触面側を限定するフリース層210を前記化繊層216
に重ねた点で第4図の実施例と異なる。他の相違点は導
路212の接触面とは反対の側を公知構成のクッション215
によって限定し、これに化繊層216を当接させ、前記ク
ッション215を殻体203に当接させる。化繊層の空力抵抗
は小さいから、この実施例においても、いずれもすぐれ
た熱伝導率及び湿度伝導率を有するフリース層110及び
カバー211を空気が通過しないように導路212内での空気
の超過圧力を小さく抑えることができる。
ただし形状安定な化繊層216を導路212内に設け、導路21
2の接触面側を限定するフリース層210を前記化繊層216
に重ねた点で第4図の実施例と異なる。他の相違点は導
路212の接触面とは反対の側を公知構成のクッション215
によって限定し、これに化繊層216を当接させ、前記ク
ッション215を殻体203に当接させる。化繊層の空力抵抗
は小さいから、この実施例においても、いずれもすぐれ
た熱伝導率及び湿度伝導率を有するフリース層110及び
カバー211を空気が通過しないように導路212内での空気
の超過圧力を小さく抑えることができる。
必要な空気量が導路を通過するように送風機を設ける場
合、この送風機はシートに取付けるか、または第6図に
示すようにシート内に組込めばよい。この実施例の場
合、送風機317の吸気路内にヒータ318をも組込んである
から、腰掛け及び背もたれ内に設けた導路312に高温の
空気を流通させることができる。送風機317から供給さ
れる空気量は背もたれの接触面において湿度センサ320
によって測定される湿度に応じ、制御装置319により制
御される。この実施例では背もたれに温度センサ321も
組込んであり、送風機317の回転数を制御する際に制御
装置319は前記温度センサ321の測定値をも参考にする。
制御装置319はヒータ318をも制御する。先に述べた実施
例においても、導路を流れる空気量及び場合によっては
この空気の温度を同様に制御することができる。第6図
に示す実施例のその他の点については、先に述べた実施
例と構成が同じであるから、先に述べた実施例を参照さ
れたい。
合、この送風機はシートに取付けるか、または第6図に
示すようにシート内に組込めばよい。この実施例の場
合、送風機317の吸気路内にヒータ318をも組込んである
から、腰掛け及び背もたれ内に設けた導路312に高温の
空気を流通させることができる。送風機317から供給さ
れる空気量は背もたれの接触面において湿度センサ320
によって測定される湿度に応じ、制御装置319により制
御される。この実施例では背もたれに温度センサ321も
組込んであり、送風機317の回転数を制御する際に制御
装置319は前記温度センサ321の測定値をも参考にする。
制御装置319はヒータ318をも制御する。先に述べた実施
例においても、導路を流れる空気量及び場合によっては
この空気の温度を同様に制御することができる。第6図
に示す実施例のその他の点については、先に述べた実施
例と構成が同じであるから、先に述べた実施例を参照さ
れたい。
以上に述べた、また図面からだけ察知できる構成要件は
いずれも、特許請求の範囲に特に強調されていない場合
でも、種々の実施態様における本発明の構成要件であ
る。
いずれも、特許請求の範囲に特に強調されていない場合
でも、種々の実施態様における本発明の構成要件であ
る。
第1図は第2図のI−I線における第1実施例の背もた
れの断面図;第2図は第1図に示した背せたれの縦方向
断面図及び腰掛けの部分側面図;第3図は第1図の拡大
部分断面図;第4図は第2実施例を示す、第3図と対応
の部分断面図;第5図は第3実施例を示す、第4図と対
応の部分断面図;第6図は第4実施例を略示する縦方向
断面図である。 1……腰掛け、2……背もたれ、 3,103,203……殻体、4,104……縦桁、 5,105……桁、6,106……側壁、 7,107……クッション、8……被覆、 9……扁平クッション、10,110,210……フリース層、 11,111,211……カバー布地、 12,112,212,312……導路、 116……スペーサ、117……圧力分配板、 118……脚部、215……クッション、 216……化繊層、317……送風機、 318……ヒータ、319……制御装置、 319……湿度センサ、321……温度センサ。
れの断面図;第2図は第1図に示した背せたれの縦方向
断面図及び腰掛けの部分側面図;第3図は第1図の拡大
部分断面図;第4図は第2実施例を示す、第3図と対応
の部分断面図;第5図は第3実施例を示す、第4図と対
応の部分断面図;第6図は第4実施例を略示する縦方向
断面図である。 1……腰掛け、2……背もたれ、 3,103,203……殻体、4,104……縦桁、 5,105……桁、6,106……側壁、 7,107……クッション、8……被覆、 9……扁平クッション、10,110,210……フリース層、 11,111,211……カバー布地、 12,112,212,312……導路、 116……スペーサ、117……圧力分配板、 118……脚部、215……クッション、 216……化繊層、317……送風機、 318……ヒータ、319……制御装置、 319……湿度センサ、321……温度センサ。
フロントページの続き (72)発明者 ベルナー ビツテイグ ドイツ連邦共和国,デー−6752 ビンバイ ラー,ビーエルンシユトラーセ 37 (72)発明者 ハンス ベルナー フオス ドイツ連邦共和国,デー−6760 ロツケン ハウゼン,アン デア ベルグライテ 20 (56)参考文献 実開 昭49−140838(JP,U) 実開 昭55−148452(JP,U) 実開 昭57−189457(JP,U) 実開 昭55−38906(JP,U) 特公 昭50−25220(JP,B1) 実公 昭42−2176(JP,Y1) 「材料の知識」 231〜233ページ 昭和 59年12月28日 トヨタ自動車株式会社
Claims (18)
- 【請求項1】シートの使用者に面する支持面の少なくと
も一部が壁の外側を形成し、壁の内側が少なくとも1つ
の空気流通導路を限定し、該導路内を空気が流れるカー
・シートにおいて、 a)壁(9,10,11;109,110,111)は通気性が20
/m2・sec・mbar以下の材料から成り、もって導路(12;1
12;212;312)内に発生する圧力において少なくとも顕
著には通気性を示さず、 b)該材料は、水蒸気部分圧が壁の外側よりも導路内を
流動する空気の方が低い場合にのみ水蒸気をこの部分圧
低下の方向に搬送し得るものから成り、該材料の湿度伝
導抵抗は0.2m2・mbar/watt以下であることを特徴とする
カー・シート。 - 【請求項2】材料の湿度伝導抵抗が0.15m2・mbar/watt以
下であることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
のカー・シート。 - 【請求項3】材料の湿度伝導抵抗が0.05m2・mbar/watt以
下であることを特徴とする特許請求の範囲第2項に記載
のカー・シート。 - 【請求項4】材料の通気性が10/m2・s・mbar以下であ
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項から第3項ま
でのいずれか1項に記載のカー・シート。 - 【請求項5】材料の通気性が5/m2・s・mbar以下であ
ることを特徴とする特許請求の範囲第4項に記載のカー
・シート。 - 【請求項6】材料の熱伝導抵抗が0.3m2゜K/watt以下であ
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項から第5項ま
でのいずれか1項に記載のカー・シート。 - 【請求項7】材料の熱伝導抵抗が0.1m2゜K/watt以下であ
ることを特徴とする特許請求の範囲第6項に記載のカー
・シート。 - 【請求項8】壁(9,10,11;109,110,111)を構成
する材料が少なくとも2つの層(10,11;110,111)か
ら成り、そのうち、着座面を形成する層(11;111)が
クッション・カバー布地から成ることを特徴とする特許
請求の範囲第1項から第7項までのいずれか1項に記載
のカー・シート。 - 【請求項9】クッション・カバー布地(11;111)に直
接重なる層がフリース(10;110)、好ましくはウー
ル:フリースから成ることを特徴とする特許請求の範囲
第8項に記載のカー・シート。 - 【請求項10】クッション・カバー布地に直接重なる層
が、好ましくは接着層または耐火内張を介してクッショ
ン・カバー布地と結合していることを特徴とする特許請
求の範囲第8項に記載のカー・シート。 - 【請求項11】導路境界壁を形成する層(9;109;20
9)が布から成ることを特徴とする特許請求の範囲第8
項から第10項までのいずれか1項に記載のカー・シー
ト。 - 【請求項12】布(9)が偏平クッションの少なくとも
一部を構成することを特徴とする特許請求の範囲第11項
に記載のカー・シート。 - 【請求項13】壁を構成する材料を、導路(112;212)
内に配置した少なくとも1つのスペーサ(116;216)で
支持したことを特徴とする特許請求の範囲第1項から第
12項までのいずれか1項に記載のカー・シート。 - 【請求項14】各スペーサ(116)を弾性素子として構
成したことを特徴とする特許請求の範囲第12項に記載の
カー・シート。 - 【請求項15】スペーサ(216)を可撓性かつ耐圧性
の、空気抵抗の小さい化繊系または金属線布で構成した
ことを特徴とする特許請求の範囲第13項に記載のカー・
シート。 - 【請求項16】導路(12)に支持機構及びスペーサが存
在しないことを特徴とする特許請求の範囲第1項から第
15項までのいずれか1項に記載のカー・シート。 - 【請求項17】導路(312)に送風機(317)及び/また
はヒータ(318)が設けてあることを特徴とする特許請
求の範囲第1項から第16項までのいずれか1項に記載の
カー・シート。 - 【請求項18】制御または調節装置(319)が湿度セン
サ(320)及び/または温度センサ(321)を含むことを
特徴とする特許請求の範囲第17項に記載のカー・シー
ト。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3511217.4 | 1985-03-28 | ||
DE3511217 | 1985-03-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS621621A JPS621621A (ja) | 1987-01-07 |
JPH0641244B2 true JPH0641244B2 (ja) | 1994-06-01 |
Family
ID=6266545
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61067386A Expired - Fee Related JPH0641244B2 (ja) | 1985-03-28 | 1986-03-27 | カ−・シ−ト |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4685727A (ja) |
JP (1) | JPH0641244B2 (ja) |
DE (1) | DE3609095A1 (ja) |
IT (1) | IT1189738B (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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