JPH0635455U - キャブ用スライドドア - Google Patents
キャブ用スライドドアInfo
- Publication number
- JPH0635455U JPH0635455U JP7694992U JP7694992U JPH0635455U JP H0635455 U JPH0635455 U JP H0635455U JP 7694992 U JP7694992 U JP 7694992U JP 7694992 U JP7694992 U JP 7694992U JP H0635455 U JPH0635455 U JP H0635455U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cab
- roller
- rail
- upper roller
- door
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- Pending
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- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 アッパレ−ルに係合するアッパロ−ラのかか
り代を常に最適としてドア外れを防止するようにしたも
の。 【構成】 キャブ1側に設けられたアッパレ−ル2に、
ドア3側に固着したブラケット4先端のアッパロ−ラ5
を係合させて該キャブ1に対して開閉自在としたスライ
ドドアにおいて、ブラケット4に、アッパレ−ル2とア
ッパロ−ラ5とを最適なかかり代を保つばね6を取着し
たもの。 【効果】 アッパレ−ルとアッパロ−ラのスライドがス
ム−ズになりレ−ルからロ−ラが外れる心配もなくな
る。また、各レ−ル(センタ、ロア等)の部品精度(特
に高さ方向)を確保するための高度な加工や管理が不要
となりコスト低減ができる。同様に各ロ−ラ(センタ、
ロア等)の組立精度も高度の治具や管理が不要となり、
その上調整も殆ど不要となる。
り代を常に最適としてドア外れを防止するようにしたも
の。 【構成】 キャブ1側に設けられたアッパレ−ル2に、
ドア3側に固着したブラケット4先端のアッパロ−ラ5
を係合させて該キャブ1に対して開閉自在としたスライ
ドドアにおいて、ブラケット4に、アッパレ−ル2とア
ッパロ−ラ5とを最適なかかり代を保つばね6を取着し
たもの。 【効果】 アッパレ−ルとアッパロ−ラのスライドがス
ム−ズになりレ−ルからロ−ラが外れる心配もなくな
る。また、各レ−ル(センタ、ロア等)の部品精度(特
に高さ方向)を確保するための高度な加工や管理が不要
となりコスト低減ができる。同様に各ロ−ラ(センタ、
ロア等)の組立精度も高度の治具や管理が不要となり、
その上調整も殆ど不要となる。
Description
【0001】
本考案は建設機械等のキャブに係り、特にキャブ用スライドドアに関する。
【0002】
従来から建設機械、特にパワ−ショベルのキャブのスライドドアの構造は図5 に側面、図6に各レ−ルの斜視、および図7にその断面を示すように、ドア11 の前側上部にアッパロ−ラ12,後側の中間高さにセンタロ−ラ13,前側下部 にロアロ−ラ14が装着され、それぞれキャブ15に設けた各レ−ル16,17 ,18に係合するようになっている。このような構造において、アッパロ−ラ1 2は重量を支える必要がないのでガイドロ−ラがなく、アッパロ−ラ12のみと なっているが、センタロ−ラ13やロアロ−ラ14には一般にドア11の開閉の ガイドロ−ラ19とドア重量を支える転がりロ−ラ20を備え、レ−ル17,1 8もこれらロ−ラ19や20の回りを囲むようにしてガイド面を持つようにして いる。
【0003】
しかしてドア11をキャブ15に取付けた場合、センタ側やロア側は転がり面 により取付け高さが決まるが、アッパロ−ラ12には転がり面がないためにロ− ラとレ−ルの接触する部分、すなわち、かかり代にバラツキを生ずる。例えば図 8(a)はかかり代Hが正常な場合であるが、図8(b)のようにアッパレ−ル 16とアッパロ−ラ12のかかり代にバラツキがあるとかかり代h(H>h)が 少なくなる。また、レ−ルは前後方向に長いため前後方向にもかかり代のバラツ キa,bが生ずる。このためドア11の移動でレ−ルとロ−ラのかかり代が少な くなった場合、車体の振動等によりロ−ラがレ−ルより外れ、したがってドア1 1がキャブ15より外れる不具合があった。図中、21はアッパロ−ラ12を支 えるブラケットである。
【0004】 本考案はこれに鑑み、アッパレ−ルに係合するアッパロ−ラのかかり代を常に 一定としてドア外れを防止するようにしたキャブ用スライドアを提供して従来技 術の持つ欠点の解消を図ることを目的としてなされたものである。
【0005】
上記従来技術の問題点を解決する手段として本考案はキャブ側に設けられたア ッパレ−ルに、ドア側に固着したブラケット先端のアッパロ−ラを係合させて該 キャブに対して開閉自在としたスライドドアにおいて、前記ブラケットに、前記 アッパレ−ルとアッパロ−ラとを最適なかかり代を保つばねを取着したことを特 徴とする。
【0006】
上記構成によれば、アッパロ−ラはアッパレ−ルに対してばねにより最適なか かり代を保つことができる。
【0007】
図1は本考案にかかるキャブ用スライドドアのアッパレ−ルとアッパロ−ラの 関係を示す第1実施例の正面図、図2は図1の斜視図、図3は本考案の第2実施 例の正面図、図4は本考案の第3実施例の正面図である。
【0008】 以下、本考案を図1乃至図4に示す実施例を参照して説明する。本考案は図1 および図2に示すようにキャブ1側に設けられたアッパレ−ル2に、ドア3側に 固着したブラケット4先端のアッパロ−ラ5を係合させて該キャブ1に対して開 閉自在としたスライドドアにおいて、前記ブラケット4に、前記アッパレ−ル2 とアッパロ−ラ5とを最適なかかり代を保つばね6を取着したものである。
【0009】 図1および図2におけるブラケット4は4aと4bとからなるヒンジに形成さ れており、ヒンジピン7により4aと4bは互いに回動可能となっている。そし て一側のブラケット4aはドア3にボルト8により固着されて一体になっている 。他側のブラケット4bの先端にはアッパロ−ラ5の軸が固着されている。ヒン ジピン7部には、ばね6(トルクばね)が、ブラケット4bをブラケット4aに 対して常時図1においてアッパロ−ラ5が押し上げられる方向に付勢して取付け られている。アッパロ−ラ5はキャブ1側に設けられた断面溝形のアッパレ−ル 2の溝内に係合して溝内を転がるように取付けられている。図1における2点鎖 線はばね6の自由時を示す。
【0010】 つぎに作用を説明する。本考案の第1実施例は上記のような構造であるから、 アッパロ−ラ5はアッパレ−ル2に対してかかり代Aが図1に示すように充分な 長さの最適な係合となり、ドア3の開閉に伴うスライド途中においてもばね6の 作用で常時アッパロ−ラ5がアッパレ−ル2に最適な係合を保つことができる。 この場合、アッパロ−ラ5とアッパレ−ル2との間に滑りを良くするパットを設 ければより効果的である。
【0011】 図3は本考案の第2実施例を示すもので、図1および図2とは、図1および図 2のばね6がトルクばねであったのに対して板ばね6′とした点のみ相違する。 そしてこの場合の奏する効果は図1および図2と全く同一である。なお、図3の おける2点鎖線もばね6′の自由時を示す。
【0012】 図4は本考案の第3実施例を示すもので、この場合はブラケット4は一枚の板 で構成してアッパロ−ラ5との間にコイルばね6″を入れたものである。図中、 9はスラストベァリングである。このようにすると、コイルばね6″はアッパロ −ラ5はアッパレ−ル2に対して常時押付ける方向に付勢することになる。この 場合の奏する効果は図1および図2と全く同一である。
【0013】
以上説明したように本考案は、キャブ側に設けられたアッパレ−ルに、ドア側 に固着したブラケット先端のアッパロ−ラを係合させて該キャブに対して開閉自 在としたスライドドアにおいて、前記ブラケットに、前記アッパレ−ルとアッパ ロ−ラとを最適なかかり代を保つばねを取着したから、アッパレ−ルとアッパロ −ラのスライドがスム−ズになり外れる心配もなくなる。また、各レ−ル(セン タ、ロア等)の部品精度(特に高さ方向)を確保するための高度な加工や管理が 不要となりコスト低減ができる。同様に各ロ−ラ(センタ、ロア等)の組立精度 も高度の治具や管理が不要となり、その上調整も殆ど不要となる。
【図1】本考案にかかるキャブ用スライドドアのアッパ
レ−ルとアッパロ−ラの関係を示す第1実施例の正面に
よる説明図である。
レ−ルとアッパロ−ラの関係を示す第1実施例の正面に
よる説明図である。
【図2】図1の斜視による説明図である。
【図3】本考案の第2実施例の正面による説明図であ
る。
る。
【図4】本考案の第3実施例の正面図である。
【図5】従来のキャブとスライドドアの関係を示す側面
の説明図である。
の説明図である。
【図6】図5の各レ−ルを示し、(a)はアッパ、
(b)はセンタ、(c)はロアの斜視による説明図であ
る。
(b)はセンタ、(c)はロアの斜視による説明図であ
る。
【図7】図5の背面を示す説明図である。
【図8】従来のアッパレ−ルとアッパロ−ラのかかり代
を示し、(a)はかかり代の正常な場合、(b)はかか
り代の少ない場合の説明図である。
を示し、(a)はかかり代の正常な場合、(b)はかか
り代の少ない場合の説明図である。
1 キャブ 2 アッパレ−ル 3 ドア 4 ブラケット 5 アッパロ−ラ 6 ばね(トルクばね) 6′ 〃(板ばね) 6″ 〃(コイルばね)
Claims (1)
- 【請求項1】 キャブ側に設けられたアッパレ−ルに、
ドア側に固着したブラケット先端のアッパロ−ラを係合
させて該キャブに対して開閉自在としたスライドドアに
おいて、前記ブラケットに、前記アッパレ−ルとアッパ
ロ−ラとを最適なかかり代を保つばねを取着したことを
特徴とするキャブ用スライドドア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7694992U JPH0635455U (ja) | 1992-10-12 | 1992-10-12 | キャブ用スライドドア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7694992U JPH0635455U (ja) | 1992-10-12 | 1992-10-12 | キャブ用スライドドア |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0635455U true JPH0635455U (ja) | 1994-05-13 |
Family
ID=13620024
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7694992U Pending JPH0635455U (ja) | 1992-10-12 | 1992-10-12 | キャブ用スライドドア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0635455U (ja) |
-
1992
- 1992-10-12 JP JP7694992U patent/JPH0635455U/ja active Pending
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