JPH0249334Y2 - - Google Patents

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JPH0249334Y2
JPH0249334Y2 JP6970984U JP6970984U JPH0249334Y2 JP H0249334 Y2 JPH0249334 Y2 JP H0249334Y2 JP 6970984 U JP6970984 U JP 6970984U JP 6970984 U JP6970984 U JP 6970984U JP H0249334 Y2 JPH0249334 Y2 JP H0249334Y2
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JP
Japan
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hinge
door
fixed
hinge member
guide surface
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JP6970984U
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JPS60182471U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は自動車用ドアヒンジの改良に関する
ものである。
[従来の技術] 従来の自動車用ドアヒンジとしては、例えば、
山海堂発行の自動車工学全書第13巻第128頁〜第
129頁に記載の如く車体側に固着される固定ヒン
ジ部材とドア側に固着される回動ヒンジ部材とを
ヒンジピンで回動自在に結合連結した構造になつ
ている。
[考案が解決しようとする問題点] かかる構造のドアヒンジにあつては、ドアの荷
重をヒンジピンで受けるようになる。
ドアの荷重はドアインナパネル及びドアアウタ
パネルとから成るドア自体の自重の外に、ウイン
ドガラス及び該ガラスを昇降させるウインドレギ
ユレータ等の補機部品の荷重がプラスされる。こ
の場合、ウインドレギユレータをパワウインドタ
イプとしたり、また、オーデオのスピーカ、ドア
ロツク用アクチユエータ等を取付けると荷重が増
加し、これらがプラスされた荷重は集中荷重とな
つてヒンジピンにかかるため回動部分にガタの発
生が起き易くなり、ドア下りの原因となつてい
る。
このために、ヒンジピンを太くしたり、各ヒン
ジ部材の肉厚をアツプする等して支持剛性を高め
る対策をとつているがヒンジ自体の重量が増加し
たり、大型化したり、成形性が悪くなる等の問題
が起きる。また、コスト的にも望ましくなかつ
た。
[問題点を解決するための手段] そこで、この考案の目的は、ヒンジピンに集中
荷重がかからないよう負荷の軽減を図ることで、
ドア下りを起すことなく長期間に渡つて安定した
ヒンジ機能が得られる自動車用ドアヒンジを提供
することにある。
前記目的を達成するためにこの考案にあつて
は、車体側に固着される固定ヒンジ部材とドア側
に固着される回動ヒンジ部材とをヒンジピンで回
動自在に結合連結したドアヒンジにおいて、前記
ヒンジピンより離れた位置で、かつ、固定ヒンジ
部材及び回動ヒンジ部材のいずれか一方にガイド
面を有するガイドブラケツトを、他方に前記ガイ
ド面と摺動可能な摺動ブラケツトをそれぞれ設け
ると共に前記ガイド面はヒンジピンの軸心と直交
している構成としてある。
[作用] かかる構成の自動車用ドアヒンジにあつては、
ヒンジピンにかかる荷重をガイドブラケツトのガ
イド面で分担する二点支持の構造となり、ヒンジ
ピンにかかる負荷が軽減するようになつている。
[実施例] 以下、第1図と第2図の図面を参照しながらこ
の考案の一実施例を詳細に説明する。
図中1は車体3側に固着される固定ヒンジ部
材。5はドア7のインナパネル側に固着される回
動ヒンジ部材をそれぞれ示しており、固定ヒンジ
部材1と回動ヒンジ部材5はヒンジピン9によつ
て回動自在に結合連結している。
一方、固定ヒンジ部材1の上面側と下面側に
は、ヒンジピン9の軸心Pと直交するガイド面1
3を有するガイドブラケツト11が固定ヒンジ部
材1側に、また、ガイド面13と摺動可能な摺動
ブラケツト15が回動ヒンジ部材5側にそれぞれ
設けられている。
ガイド面13は、ガイドブラケツト11を外側
へ短く屈曲することで該屈曲部の内側に形成され
ると共に平面から見て軸心Pを支点とする円弧状
になつている。
また、摺動ブラケツト15は、平面から見て軸
心Pを支点とする円弧状で、ドア7に固着された
本体部と一体の連続する形状になつている。摺動
ブラケツト15の先端部15aは、内側に短く屈
曲され、前記ガイドブラケツト11の屈曲部内に
臨みガイド面13と接触している。なお、ガイド
面13には、摩擦係数が小さいナイロンピース1
7を設け摺動抵抗が小さくなるよう配慮してあ
る。
このように構成された自動車用ドアヒンジAに
あつては、ドア7の開閉時において、回動ヒンジ
部材5はヒンジピン9を中心として支障なく回動
する。この時、ドア7の閉扉時にはLのエリアに
おいて、また、開扉時にはL1のエリアにおいて
摺動ブラケツト15がガイド面13と接触してい
る。
したがつて、ヒンジピン9にかかる荷重Wは、
摺動ブラケツト15側ではヒンジピン9を支点と
する上向きの荷重Fが働くようになるが、この荷
重Fはガイド面13によつて分担される。この結
果、集中荷重がヒンジピン9にかかることがなく
なる。
なお、ガイド面13を有するガイドブラケツト
11を回動ヒンジ部材5側に、摺動ブラケツト1
5を固定ヒンジ部材1側にそれぞれ設けても前記
実施例と同様の機能が得られる。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案の自動車用ドア
ヒンジにあつては、荷重の一部をガイドブラケツ
トのガイド面で分担することができるため、ヒン
ジピンにかかる荷重の軽減が図れるようになりヒ
ンジピンを太くしたり、各ヒンジ部材を肉厚にし
なくても長期間に渡つて安定したヒンジ機能が確
保できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の自動車用ドアヒンジを示し
た側面図、第2図は実施状態を示した平面図であ
る。 主要な図面符号の説明、A……ドアヒンジ、1
……固定ヒンジ部材、3……車体、5……回動ヒ
ンジ部材、7……ドア、9……ヒンジピン、11
……ガイドブラケツト、13……ガイド面、15
……摺動ブラケツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体側に固着される固定ヒンジ部材とドア側に
    固着される回動ヒンジ部材とをヒンジピンで回動
    自在に結合連結したドアヒンジにおいて、前記ヒ
    ンジピンより離れた位置で、かつ、固定ヒンジ部
    材及び回動ヒンジ部材のいずれか一方にガイド面
    を有するガイドブラケツトを、他方に前記ガイド
    面と摺動可能な摺動ブラケツトをそれぞれ設ける
    と共に前記ガイド面はヒンジピンの軸心と直交し
    ていることを特徴とする自動車用ドアヒンジ。
JP6970984U 1984-05-15 1984-05-15 自動車用ドアヒンジ Granted JPS60182471U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6970984U JPS60182471U (ja) 1984-05-15 1984-05-15 自動車用ドアヒンジ

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JP6970984U JPS60182471U (ja) 1984-05-15 1984-05-15 自動車用ドアヒンジ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60182471U JPS60182471U (ja) 1985-12-04
JPH0249334Y2 true JPH0249334Y2 (ja) 1990-12-26

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ID=30605639

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6970984U Granted JPS60182471U (ja) 1984-05-15 1984-05-15 自動車用ドアヒンジ

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JPS60182471U (ja) 1985-12-04

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