JPH0423170Y2 - - Google Patents

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JPH0423170Y2
JPH0423170Y2 JP13680886U JP13680886U JPH0423170Y2 JP H0423170 Y2 JPH0423170 Y2 JP H0423170Y2 JP 13680886 U JP13680886 U JP 13680886U JP 13680886 U JP13680886 U JP 13680886U JP H0423170 Y2 JPH0423170 Y2 JP H0423170Y2
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JP
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spring plate
guide groove
door
checker
locking recess
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JP13680886U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車の後部ドア等、縦軸心回りに開
閉回動可能なドアを全開あるいは半開状態で止め
ておくためのドアチエツカに関するものである。
(従来の技術) 従来、ドアチエツカとしては、例えば実公昭50
−5152号公報に開示されているように、ばね板を
第5図に示すように屈曲成形したチエツカアーム
30の一端30aを車体側に枢着し、このばね板
にて形成された係止部32を有する案内溝31内
にドア側の係合ピンを係合させたものが知られて
いる。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、上記構成では係止力が小さく係止状
態が不安定であるという問題があり、又ばね板の
変形量を大きくして大きな係止力を得ようとする
と疲労等により破損する可能性があり、寿命が短
いという問題があつた。
本考案は上記従来の問題点を解消し、ドアを必
要な係止力で確実に係止できるとともに、疲労等
によつて破損する虞れがなく、長期間にわたつて
安定した動作が得られるドアチエツカを提供する
ことを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案の自動車用ドアチエツカは、上記目的を
達成するため、車体側とドア側のいずれか一方
に、長手方向に沿う案内溝を形成されたチエツカ
アームの一端を枢支し、前記車体側とドア側の他
方には、前記案内溝に相対移動可能に係合する係
合ピンを配設し、前記チエツカアームの案内溝は
少なくともその一側壁をばね板にて構成するとと
もにこのばね板の一端部を固着し、かつばね板の
他端部は自由端部とするとともにこの他端部を案
内溝の幅が広がらないように付勢する弾性体を設
け、前記案内溝の側壁に前記係合ピンを離脱可能
に係止する係止凹部を設けたことを特徴とするも
のである。
(作用) 本考案は上記構成を有するので、ドアの全開状
態及び必要に応じて中間の開状態に対応して案内
溝の側壁に係止凹部を形成しておくことによつ
て、ドアを開閉すると係合ピンが係止凹部の位置
でばね板にて弾性的に係止凹部に係合し、ドアは
その開度で確実に係止される。しかも、係止を確
実にするため前記係止凹部を深く形成しても離脱
する際にはばね板に自由端部が弾性体の付勢力に
抗して案内溝を開くように変位することによつて
ばね板の係止凹部の周辺に無理な変形を生ずると
いうことはなく、過大な変形の繰り返しによつて
ばね板が破損してしまうというようなことはな
い。
(実施例) 以下、本考案の一実施例について第1図〜第4
図を参照しながら説明する。
第4図において、1は自動車の車体で、その後
部開口2を、一側部を略垂直な軸心回りに回動自
在に枢支されたドア3にて開閉するように構成さ
れている。そして、ドア3の下端部の枢支部近傍
位置と前記後部開口2の下面との間にドアチエツ
カ4が配設されている。
このドアチエツカ4は、第1図〜第3図に示す
ように構成されている。即ち、ドア3の下端面に
おいて、ドア3の枢支軸心6から適当に離れた位
置に枢支ピン7が配設され、この枢支ピン7にて
チエツカアーム5の一端が回動自在に枢支されて
いる。前記チエツカアーム5は、鋼板等の板材を
断面コ字状に折り曲げ形成した剛性のある支持ア
ーム8と、この支持アーム8との間に案内溝10
を形成するように支持アーム8に対向して配設さ
れたばね板9とから構成されている。このばね板
9の一端部9aは、前記案内溝10の幅分より小
さい距離だけ前記支持アーム8側に折り曲げら
れ、ゴムシート11を介して支持アーム8の一端
部8a近傍に接する自由端部に構成されている。
一方、ばね板9の他端部9bは、前記案内溝10
の幅分だけ支持アーム8側に折り曲げられてかし
めピン12にて前記支持アーム8の遊端側である
他端部8bに一体固着されている。又、前記ばね
板9の一端部9aにはボルト穴13が穿設され、
前記支持アーム8に螺合されたボルト14がこの
ボルト穴13を貫通し、その頭部に装着されたワ
ツシヤ15とばね板9の一端部9aとの間に弾性
体としての圧縮ばね16が介装され、ばね板9の
一端部9aを案内溝10が閉じるように常時付勢
している。尚、図示のばね板9は、係止凹部1
7,18が案内溝10の両端近傍に形成されてい
る内側板20とこれを外面から補強する外側板2
1とを積層して構成されている。また、ばね板9
の一端部9aに近い方の係止凹部17の側縁には
小突起19が突出形成されている。一方、車体1
側においては、後部開口2の下面に、前記案内溝
10に相対移動自在に係合するとともに前記係止
凹部17,18に離脱可能に係合する係合ピン2
2が立設されており、ドア3が全閉のとき係止凹
部17と係合し、ドア3が全開のとき係止凹部1
8と係合するように配置構成されている。
以上の構成において、ドアが全閉状態では第1
図及び第3図に実線で示すように、チエツカアー
ム5は車体幅方向に延びており、係合ピン22は
ばね板9の一端部、即ち自由端部側の係止凹部1
7に係合している。この状態で、ばね板9の一端
部9aは圧縮ばね16にて案内溝10が広がらな
いように付勢されており、かつ係止凹部17の側
縁に小突起19が設けられていることにより、係
合ピン22の係止力は大きく、ドア3は閉じた状
態で十分に大きな係止力で保持されている。次
に、ドア3を開き始めると、枢支ピン7がドア3
の枢支軸心6回りに外側に回動することによつ
て、第1図及び第3図に一点鎖線で示すように、
チエツカアーム5の一端部5aが外方に引つ張ら
れるため、係合ピン22は係止凹部17から離脱
して案内溝10内をばね板9の他端9b側に向か
つて相対移動する。その際、ばね板9の一端部9
aは自由端部に構成されているので上記の如く係
合ピン22が小突起19を乗り越えるときには、
ばね板9の一端部9aがばね板9の弾性力及び圧
縮ばね16の付勢力に抗して案内溝10を広げる
ように変位するため、ばね板9に局部的に無理な
変形を生ずることはない。さらに、ドア3を開い
て全開状態にすると、チエツカアーム5の一端5
aがさらに外方に引つ張られ、第1図及び第3図
に二点鎖線で示すように、係合ピン22が案内溝
10の他端まで相対的に移動して係止凹部18内
に係合する。かくして、ドア3はその全開状態に
保持される。
尚、上記実施例では、ばね板9として内側板2
0と外側板21の二重構造にしたものを例示した
が、単一部材で構成してもよい。また、係止凹部
17,18を案内溝10の両端位置に形成した例
を示したが、中間位置にも形成してドア3を半開
状態で係止保持できるようにしてもよく、またド
ア3の全閉状態で自動ロツクするロツク装置があ
れば、前記係止凹部17は省略することもでき
る。さらに、上記実施例では剛性のある支持アー
ム8とばね板9とを組み合わせたチエツカアーム
5を例示したが、案内溝10の両側壁を共にばね
板9で構成してもよい。また、係止凹部はばね板
9側だけでなく、支持アーム8側に設けてもよ
い。
(考案の効果) 本考案の自動車用ドアチエツカによれば、ドア
の全開状態及び必要に応じて中間の開状態に対応
して案内溝の側壁に係止凹部を形成しておくこと
によつて、ドアを開閉すると係止凹部の位置で係
合ピンが係合し、ドアをその開度で係止すること
ができる。しかも、係止を確実にするため前記係
止凹部を深く形成しても離脱する際にはばね板の
自由端部が弾性体の付勢力に抗して案内溝の幅を
広げるように変位することによつてばね板の係止
凹部の周辺に無理な変形を生ずるということはな
く、過大な変形の繰り返しによつてばね板が破損
してしまうというようなことがなく、安定した動
作を長期間にわたつて維持することができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の一実施例を示し、第
1図は横断平面図、第2図はチエツカアームの斜
視図、第3図は縦断側面図、第4図は自動車の斜
視図、第5図は従来例の斜視図である。 1……車体、3……ドア、4……ドアチエツ
カ、5……チエツカアーム、9……ばね板、10
……案内溝、16……圧縮ばね(弾性体)、17
……係止凹部、18……係止凹部、22……係合
ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体側とドア側のいずれか一方に、長手方向に
    沿う案内溝を形成されたチエツカアームの一端を
    枢支し、前記車体側とドア側の他方には、前記案
    内溝に相対移動可能に係合する係合ピンを配設
    し、前記チエツカアームの案内溝は少なくともそ
    の一側壁をばね板にて構成するとともにこのばね
    板の一端部を固着し、かつばね板の他端部は自由
    端部とするとともにこの他端部を案内溝の幅が広
    がらないように付勢する弾性体を設け、前記案内
    溝の側壁に前記係合ピンを離脱可能に係止する係
    止凹部を設けたことを特徴とする自動車用ドアチ
    エツカ。
JP13680886U 1986-09-05 1986-09-05 Expired JPH0423170Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13680886U JPH0423170Y2 (ja) 1986-09-05 1986-09-05

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13680886U JPH0423170Y2 (ja) 1986-09-05 1986-09-05

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Publication Number Publication Date
JPS6342770U JPS6342770U (ja) 1988-03-22
JPH0423170Y2 true JPH0423170Y2 (ja) 1992-05-28

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JP13680886U Expired JPH0423170Y2 (ja) 1986-09-05 1986-09-05

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