JPS60452Y2 - 自動車用ドアハンドル装置 - Google Patents

自動車用ドアハンドル装置

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JPS60452Y2
JPS60452Y2 JP1981088223U JP8822381U JPS60452Y2 JP S60452 Y2 JPS60452 Y2 JP S60452Y2 JP 1981088223 U JP1981088223 U JP 1981088223U JP 8822381 U JP8822381 U JP 8822381U JP S60452 Y2 JPS60452 Y2 JP S60452Y2
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JP
Japan
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handle
door
board
shaft
handle device
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JP1981088223U
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JPS57199670U (ja
Inventor
祐一 加藤
修 瀬古
Original Assignee
株式会社 大井製作所
日産自動車株式会社
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Application filed by 株式会社 大井製作所, 日産自動車株式会社 filed Critical 株式会社 大井製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車用ドアハンドル装置、特に、自動車用
ドアアウトサイドハンドル装置に関する。
従来の自動車用ドアのアウトサイドハンドル装置におい
ては、例えば第1図に示すように、基板aの両側部に形
成された耳片すに、把手Cの両側部に形成された耳片d
を、それぞれ軸eをもって枢着していたに過ぎなかった
(実開昭52−60027号公報を参照されたい)しか
し、このような枢着手段では、各耳片す、 dへの軸e
の挿入、組付けが面倒であるとともに、軸eの抜は止め
手段を設けなければならない等の欠点があった。
また、従来のアウトサイドハンドル装置においては、基
板aを鋼板、把手Cを金属材料のダイキャストにより形
成するのが一般的であったが、両部材を金属材料て形成
するため複雑な加工が困難であるとともに、両部材の衝
撃音を緩和させるため、基板aの両側端より延出するス
トッパfにゴム等の緩衝材gを嵌着したり、基板aとド
アパネル(図示略)との直接接触を避けるために両者の
間に弾性材のシートhを設けたりしなければならず、部
品数が増加し、作業効率が悪く、製造コストが増大する
等の欠点があった。
上記問題に対して、把手及び基板を各々の部品とともに
合成樹脂で一体に成形することが考えられるが、これに
よれば両者の回動中心となる軸支部分は1点もしくは2
点であり、把手及び基板に成形誤差があると、開閉操作
時の把手の回動軌跡にねじれを生じ操作感を悪くしてい
た。
また、合成樹脂であるため部材の強度上、ストッパ部に
大きな操作力が加わると破損を生じるおそれがあった。
本考案は上記の問題点に鑑みて考案されたもので、把手
及び基板を各々合成樹脂で底形した場合にもその成形誤
差より生ずる把手操作の軌跡のバラツキを規制し、かつ
、過大な操作力に対する部材の剛性を簡単な構造により
向上させることを目的とするものである。
この目的達成のため本考案は、合成樹脂よりなり、ドア
内部のロック機構とコネクタを介して連結される把手を
、合成樹脂よりなりボルト等によリドア側に固定される
基板に軸支してなる自動車用ドアハンドル装置において
、前記ハンドル装置の全開操作時に上記把手上端部と当
接する主ストツパ部を基板側に設け、また、上記把手及
び基板の双方にその垂直方向でかつ両者が対面する側に
左右一対の係合部を突設形成して、この把手及び基板の
係合部を相互に当接させ各々の当接面のどちらか一方よ
り突起、他方に該突起を案内して上記把手の回動範囲を
規制する円弧穴を設けてなるものである。
以下第2図より第5図に示す実施例に基づいて説明する
1は、適度の弾性を有する例えばポリアセタール系樹脂
等の合成樹脂製の基板で、この基板1は、その背面に左
右一対のボルト孔2を配設し、これにボルト28をその
頭部が収納されるように嵌挿し、該ボルト28がドアパ
ネル4に設けられた貫通孔を貫通してナツト3によりド
アパネル4に固着されている。
基板1の両側部には、該基板1と垂直で、かつ対向して
配設される後述の把手14の方向を向く係合部5,6が
連設されている。
一方の係合部5には、外方に該係合部5と垂直な円筒状
の回動軸7が突設されており、この回動軸7の遊端には
、円錐形の膨出頭部7aが形成されるとともに、この膨
出頭部7aより若干基端寄りの部分までにわたってすり
割り8が切設されている。
また、回動軸7の下方における係合部5の外側面には、
突起9が突設されている。
また、他方の係合部6には、上記係合部5に突設された
回動軸7と同一軸線上に軸穴10が穿設されるとともに
、その下方から後方上部にかけて、軸穴10を中心とす
る円周上に円弧穴11が穿設されている。
また、軸穴10の下縁近傍には、防盗用の突起12が突
設されている。
この突起12は、軸穴10に嵌合される後述する回動軸
22を、車外より適宜の道具をもって外すことにより、
アウトサイドハンドルをドアより取り外す等の行為を防
止するためのものである。
基板1の上端には、前方を向き把手14の上端部に沿っ
て主ストツパ部13が形成されており、この主ストツパ
部13の前端面13aが把手14をロック(図示路)の
開錠方向に操作したときに、把手14の上端に当接して
把手14を停止する。
把手14は、全体を基板1と同様の合成樹脂材料により
一体底形され、その両側近傍部に後方、即ち基板1側に
前記基板1に突設された係合部5.6に対応して突設さ
れた係合部15,16を備えている。
基板1側の係合部5に対応して設けられた把手14の一
方の係合部15には、基板1の係合部5に突設された回
動軸7に対応してその回動軸7の外径よりやや大きい内
径を有する軸穴17と、この軸穴17を中心とする円周
上に、突起9が嵌合される円弧穴18とが穿設されてい
る。
サラにこの係合部15の後端には、ドアパネル4側に向
けてアーム部19が延設され、そのアーム部19の遊端
にはドア内のロック機構とコネクタ27を介して連結さ
れる左右方向の連結孔20が穿設されるとともに、この
連結孔20の下部には、アーム部19より突設されてコ
ネクタ27の抜は止めを行なうコネクタ抜は止め部21
が配設されている。
他方の係合部16の外側面には、前記基板1に設けられ
た軸穴10に対応してこれと嵌合関係をなす回動軸22
が係合部16の垂直方向に突設されており、この回動軸
22の遊端には、基板1の係合部5の回動軸7における
膨出頭部7a及びすり割り8と同様な膨出頭部22a及
びすり割り23が形成されている。
なお、回動軸22の外径は基板1に設けられた軸穴10
の内径よりやや小さく腰かつ回動軸22の長さは、基板
1における係合部6の厚さとほぼ同一とする。
また、上記回動軸22の下方には前記基板1の係合部6
に設けられた円弧穴11に嵌入される突起24が突設さ
れている。
しかして、アーム部19を、ドアパネル4に穿設された
貫通孔25に嵌入するとともに、基板1側の突起9が把
手14側の円弧穴18に、かっ把手14側の突起24が
基板1側の円弧穴11にそれぞれ嵌入するように、基板
1側の回動軸7を把手14側の軸穴17に、かつ把手1
4側の回動軸22を基板1側の軸穴10にそれぞれスナ
ップ係合させることにより、膨出頭部7a、22aを抜
け止めとして、回動軸7,22は軸穴17,10にそれ
ぞれ嵌合され、把手14は基板1に回動可能に軸支され
ている。
即ち、上記回動軸7,22は相互に当接する係合部5.
6. 15. 16の当接面側に突設されているもので
左右に各一本配設されればよいものである。
なお、突起9,24と円弧穴18,11との関係は、第
3図に示すように、把手14の裏面が基板1における係
合部5,6の前端面5a、6aに当接した状態、即ちロ
ック(図示略)の閉錠状態にあるとき、突起9,24が
円弧穴18,11の端部にそれぞれ同時に当接し、かつ
第4図に示すように、把手14の上端が基板1における
主ストツパ部13の前端面13aに当接した状態、即ち
ロック(図示略)の開錠状態にあるとき、突起9.24
が円弧穴18,11の前記ロックの閉錠状態て当接する
側の逆側端部にそれぞれ同時に当接するような関係とす
る。
このため、とりわけ開錠状態においては、前記基板1側
に設けられた主ストツパ部13の前端面13aと把手1
4の上端とにより把手14の回動を規制するものである
が、この状態で前記のように突起9,24が、対応して
設けられる円弧穴18,11の端部に当接し、上記主ス
トツパ部13とともに把手14の回動範囲を規制するこ
とができ、これによって主ストツパ部13にかかる操作
力を分散できることとなる。
さらに、基板1及び把手14の成形時に誤差が生じても
把手14の軌道を突起9,24と円弧穴18,11との
嵌合関係てガイドするので、従来のように成形誤差によ
る把手回動軌跡のねじれからくる操作感の悪さが緩和さ
れることとなり、摺動操作が円滑となり操作感が向上す
ることとなる。
また、図中26は巻きばねで、把手14の係合部15に
設けられた軸穴17を貫通して突出する回動軸7まわり
における係合部15と膨出頭部7aとの間に巻回部26
aを嵌装するとともに、一方の延出端部26bをすり割
り8に、かつ他方の延出端部26cをアーム部19の基
部下縁26dにそれぞれ係止され、把手14が閉錠状態
を維持するようにばね付勢している。
なお、巻回部26aの外側端は膨出頭部7aの大径部よ
り小径となるように縮径して、回動軸7にスナップ係合
させることにより、回動軸7より抜は止めしである。
このように、基板1の一方の係合部5に形成される回動
軸7には上記巻きばね26を嵌装するため、回動軸7の
長さは係合部15の厚さより若干長くしである。
ドアパネル4に設けられた貫通孔25よりドア内部に嵌
入されたアーム部19の遊端における連結孔20には、
コネクタ27の上端に形成されている折曲部27aが係
止されるとともに、アーム部19とコネクタ抜は止め部
21との間でコネクタ27が挾持され、折曲部27aは
連結孔20から抜は止め支持されている。
なお、コネクタ27をアーム部19に組付ける場合には
、コネクタ27をアーム部19の延出方向と同一方向に
向けて折柚部27aを連結孔20に嵌合し、その後コネ
クタ27がアーム部19とコネクタ抜は止め部21との
間に侵入するように、コネクタ27を折曲部27aを中
心として下向きに回動させればよい。
コネクタ27の下端は、ドアロック(図示略)に連係さ
れ、把手14の開閉操作に伴うアーム部19の揺動によ
り、このコネクタ27が下降又は上昇してドアロックを
作動させる。
以上のように本考案によれば把手の開閉操作時の軌跡を
ガイドすることができるため、上記把手及び基板の成形
時に誤差が生じても操作感を悪くすることなく上記軌跡
のバラツキを規制できるとともに、ドアロックの開錠状
態で大きな操作力が加わった場合にもその操作力を主ス
トツパ部以外の部分に分散でき、上記操作力に対するス
トッパ機能を簡単な構造で向上させることがてきる。
また、前記実施例によれば把手14及び基板1は各々す
べて一体底形しであるため部品数を大幅に減少させるこ
とができ、また、把手14側をスライドして回動軸7,
22と軸穴17,10及び突起9,24と円弧穴18,
11とを嵌合させ把手14と基板1とをワンタッチて組
付けることができるため作業効率を向上させることがて
きる。
さらに、前記回動軸7,22の先端に膨出頭部7a、2
2a及びすり割り8,23を設けたため回動軸7,22
の抜は止めを十分行なえるとともに、防盗用の突起12
を設けることで防盗性をも向上できるといった実用上の
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の自動車用ドアハンドル装置の−例を示
す後方より見た分解斜視図、第2図は、本考案の一実施
例を示す後方より見た分解斜視図、第3図は、本案の実
施例をドアに組付けた場合における閉錠状態ての一部切
欠側面図、第4図は、開錠状態での第3図と同様の図、
第5図は、第3図のX−X線での横断平面図である。 1・・・・・・基板、4・・・・・・ドアパネル、5,
6・・・・・・係合部、7・・・・・・回動軸、7a・
・・・・・膨出頭部、9・・・・・・突起、10・・・
・・・軸穴、11・・・・・・円弧穴、13・・・・・
・主ストツパ部、14・・・・・・把手、15,16・
・・・・・係合部、17・・・・・・軸穴、18・・・
・・・円弧穴、19・・曲アーム部、22・・・・・・
回動軸、22a・・・・・・膨出頭部、24・・・・・
・突起、26・・・・・・巻きばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合成樹脂よりなり、ドア内部のロック機構とコネクタを
    介して連結される把手を、合成樹脂よりなり、ホルト等
    によりドア側に固定される基板に軸支してなる自動車用
    ドアハンドル装置において、前記ハンドル装置の全開操
    作時に把手上端部と当接する主ストツパ部を基板側に設
    け、また前記把手及び基板の双方にその垂直方向でかつ
    両者が対面する側に左右一対の係合部を突設形成して、
    この把手及び基板の係合部を相互に当接させ各々の当接
    面のどちらか一方より突起、他方に該突起を案内して前
    記把手の回動範囲を規制する円弧穴を設けたことを特徴
    とする自動車用ドアハンドル装置。
JP1981088223U 1981-06-16 1981-06-16 自動車用ドアハンドル装置 Expired JPS60452Y2 (ja)

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JP1981088223U JPS60452Y2 (ja) 1981-06-16 1981-06-16 自動車用ドアハンドル装置

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JP1981088223U JPS60452Y2 (ja) 1981-06-16 1981-06-16 自動車用ドアハンドル装置

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Publication Number Publication Date
JPS57199670U JPS57199670U (ja) 1982-12-18
JPS60452Y2 true JPS60452Y2 (ja) 1985-01-08

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ID=29883406

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JPH067197Y2 (ja) * 1986-01-20 1994-02-23 三菱自動車工業株式会社 ドアインサイドハンドル構造
JPH0643381Y2 (ja) * 1987-11-30 1994-11-14 国産金属工業株式会社 スライドドアハンドル構造
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