JPH07247753A - 車両閉鎖部材ラッチ - Google Patents

車両閉鎖部材ラッチ

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JPH07247753A
JPH07247753A JP4153794A JP4153794A JPH07247753A JP H07247753 A JPH07247753 A JP H07247753A JP 4153794 A JP4153794 A JP 4153794A JP 4153794 A JP4153794 A JP 4153794A JP H07247753 A JPH07247753 A JP H07247753A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作動音及び潤滑の必要性を最小化した車両閉
鎖部材ラッチを提供する。 【構成】 移動可能な状態で装着された金属爪(60)
と、ラチェットスタッド(36)を受入れるための貫通
孔を備えたベース壁(18)とを有するハウジング(1
2);及びラチェットスタッドに枢着され、金属基体
(46)とプラスチックカバー(48)とを有するラチ
ェット(42);を備え、金属基体が金属爪に対して金
属対金属係合するように位置した露出ラッチ表面を具備
した主ラッチ歯(56)を有する。金属対金属係合、作
動音及び潤滑の必要性を最小化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両閉鎖部材のラッチに
関し、特に、ラチェット型式の車両閉鎖部材ラッチ及び
そのラチェットに関する。
【0002】
【従来の技術】ラチェット型式の車両閉鎖部材ラッチは
周知で、長年にわたり使用されている。例えば、米国特
許第4,756,563号明細書を参照されたい。
【0003】
【発明の目的】本発明の目的は、車両閉鎖部材ラッチの
作動音及び潤滑の必要性を減少させるラチェットを有す
るラチェット型式の車両閉鎖部材ラッチを提供すること
である。
【0004】
【発明の構成並びに作用効果】上記目的を達成するた
め、本発明に係る車両閉鎖部材ラッチの特徴とするとこ
ろは、移動可能な状態で装着された金属爪と、ラチェッ
トスタッドを受入れるための貫通孔を備えたベース壁と
を有するハウジング;及びラチェットスタッドに枢着さ
れ、金属基体とプラスチックカバーとを有するラチェッ
ト;を備え、金属基体が金属爪に対して金属対金属係合
するように位置した露出ラッチ表面を具備した主ラッチ
歯を有することである。また、本発明に係るラチェット
の特徴とするところは、金属基体とプラスチックカバー
とを有し;金属基体が、ラッチ位置にラチェットを保持
するために車両閉鎖部材ラッチの爪に係合するようにな
った主ラッチ歯と、ラチェットが非ラッチ位置にあると
きにストライカに係合するようになったストライカ歯と
を有し;プラスチックカバーが、主ラッチ歯とストライ
カ歯との間に、金属基体の無い実質上弦状の領域を有す
ることである。
【0005】本発明の車両閉鎖部材ラッチの特徴は、車
両閉鎖部材ラッチが、主ラッチ位置でのラチェットと爪
との係合を除いて、実質的にすべての金属対金属係合を
排除するラチェットを有することである。
【0006】本発明の車両閉鎖部材ラッチの別の特徴
は、車両閉鎖部材ラッチが、静かな作動を生じさせるた
めの消音クッションを提供するようにプラスチック内に
射出成形された金属基体を有するラチェットを備えてい
ることである。
【0007】本発明の車両閉鎖部材ラッチの更に別の特
徴は、金属基体を右手勝手でも左手勝手でも組み立てら
れる利き手無しの部品とすることができるので、車両閉
鎖部材ラッチの製造コストが安いことである。
【0008】
【実施例】図1、2、6を参照すると、車両閉鎖部材ラ
ッチ10は前側14で開いた一部品モールド成形プラス
チックハウジング12を有する。ハウジング12は比較
的薄く破断した周辺壁16を有し、この周辺壁はくぼみ
付きベース壁18を備えたキャビティを画定する。ハウ
ジング12はまた、周辺壁16の内部に多数の共面の棚
部分20を有し、これらの棚部分は僅かに窪んでいる。
金属カバー板即ちフレーム26は周辺壁16内に嵌合
し、棚部分20上に着座して、ハウジング12の前側1
4を閉じる。図6に示すように、フレーム26は内側に
窪んだ上方隅部分28と、押出し中央部分30と、一対
の側突起32、33とを有する。
【0009】ラチェットスタッド36は、このスタット
のヘッド端部のための支持表面を提供するフレーム26
の押出し中央部分30内に収容される。ラチェットスタ
ッド36の一部は、図2に示すように、ハウジング12
に一体的に取り付けた薄いプラスチックスリーブ37及
びベース壁18を貫通する穴40内に位置決めされる。
薄いプラスチックスリーブ37は組立てを容易にする
が、使用の際には破断してラチェットスタッド36と回
転可能な閉鎖部材ラッチラチェット42との間にスリー
ブ軸受38を提供する。
【0010】図1、6、7を参照すると、ラチェット4
2は、金属対金属接触を伴わずにラチェットスタッド3
6上でラチェット42を回転させるようにラチェットス
タッド36及びスリーブ軸受38を収容する穴44を備
えた金属基体46を有する。一体のプラスチックスリー
ブ37は2つの主な機能、即ち組立て期間中にラチェッ
ト42を位置決めする機能及び、使用時にラチェット4
2が回転するときにラチェット42とラチェットスタッ
ド36との間の金属対金属接触を阻止するスリーブ軸受
38を提供する機能を有する。
【0011】図7に明示するように、金属基体46は、
例えば米国モンタナ州セントルイス在住のモンサント社
(Monsanto Company)の製品たるサントプレン(Santopren
e)の如き比較的丈夫で堅い熱可塑性材料のカバー48内
に射出成形される。図5、6、7に明示するように、プ
ラスチックカバー48はラチェット42の穴44及び穴
44の近傍の金属基体46の表面を覆わず、ラチェット
42の回転に支障を与えない。
【0012】プラスチックカバー48はまた、主ラチェ
ット歯56の周辺表面をも覆わず、このため、図1、5
に示すように、ラチェット42がラッチ位置にあるとき
に、主ラッチ歯56と爪60との間の金属対金属接触を
可能にする。しかし、プラスチックカバー48は他の周
辺領域には実質的に存在する。カバー48はストライカ
歯51の前面に位置する肉厚部分を有し、この肉厚部分
は溝穴を備えていて、後述するように車両のドアを閉じ
たときにストライカとの初期係合の際のクッションとな
る一体のバンパを提供する。プラスチックカバー48は
また、ラチェット42のキーパー部分57を覆う別のク
ッション55をも備え、このクッションは、図1、5に
示すように、ラチェットがラッチ位置にあるときに、ス
トライカと係合する。プラスチックカバー48はまた、
キーパー部分57と主ラッチ歯56の頂点との間で基体
46の周辺部を覆い、ドアを閉じるときに爪60が副ラ
ッチ歯80上でラチェット運動する際に静かな作動を提
供する。更に、プラスチックカバー48は主ラッチ歯5
6とストライカ歯51との間に位置する実質上弦状の領
域61を備え、金属基体46の寸法及び重量を減少させ
ると共に、一体のピン43のためのベースを提供する。
この弦状領域は、円弧とこの円弧の両端を結ぶ弦とを有
する円の一部である。
【0013】図2を参照すると、窪んだベース壁18に
設けた溝(グルーブ)50は圧縮コイルバネ52を収容
している。図1に破線で示すピン43はラチェット42
の消音プラスチックカバー48と一体にモールド成形さ
れ、圧縮コイルスプリング52の一端と係合している。
圧縮コイルバネ52の他端は溝50の端壁に係合し、こ
のため、バネ52は、爪60の係合が解除されたとき
に、図1に実線で示すラッチ位置から中間ラッチ位置
(図示せず)を通して図1に鎖線で示し図5に実線で示
すラッチ解除位置へラチェット42を右回りに偏倚す
る。主ラッチ歯56はハウジング12の肩部58に係合
してラチェット42をラッチ解除位置に停止させる。
【0014】図2、6を参照すると、爪60は図5に実
線で示す係合位置とラッチ解除位置との間を運動できる
ように爪スタッド62に枢着されている。ハウジング1
2の一方の棚部分20に設けた溝(グルーブ)68は第
2の圧縮コイルバネ70を収容している。この圧縮コイ
ルバネ70の一端は爪60の肩部72に係合し、バネ7
0の他端は溝68の端壁に係合し、爪60を係合位置の
方へ左回り(図1、5)に偏倚する。爪60は図1に示
すようにラチェット42の主ラッチ歯56に係合してラ
チェット42を完全ラッチ位置にラッチする爪歯76を
有する。図示しないが、爪歯76は、ラチェット42が
ストライカ188を緩く保持するような中間ラッチ位置
にラチェット42を位置決めするためにラチェット42
の副ラッチ歯80に係合できる。
【0015】図2、3を参照すると、ハウジング12は
互いに平行な一連の後ベース壁部分84、86、90を
備えた後側82を有する。金属後板92は外側の後ベー
ス壁部分90に係合し、図6に示すような複数個のくぼ
み部分94を有する。
【0016】図2、6を参照すると、非金属製又はプラ
スチック製の爪解除レバー100は後ベース壁部分84
と爪スタッド62のリブ102との間を爪スタッド62
上で爪60と同軸的に枢動できる。図1に示すように、
爪解除レバー100は横断方向の突起104を有し、こ
の突起はハウジング12の溝穴106を貫通して延び、
爪60のノッチ108に収容されて爪60に結合する。
図3、6を参照すると、爪解除レバー100の片寄り脚
部110は非金属製又はプラスチック成形の間欠レバー
116の一体耳部111に係合できる。
【0017】図2、3を参照すると、間欠レバー116
の一体耳部111はラッチ解除レバー120の直線トラ
ック溝穴118内に摺動可能な状態で収容されたピン1
12を有する。間欠レバー116の下端122は係止レ
バー126の穴に偏倚係合した間欠レバー116の二股
突出部123により係止レバー126の第1端部124
に枢着され、静かでがたつきの無い回転を提供する。図
3、6に示すように、間欠レバー116は係止レバー1
26とラッチ解除レバー120(一側)及びハウジング
12の後ベース壁部分86(他側)との間に位置する。
間欠レバー116の一体的にモールド成形したフィンガ
128は後ベース壁部分86と係合して間欠レバー11
6を係止レバー126及びラッチ解除レバー120に対
して押圧し、がたつきを防止する。間欠レバー116は
係止レバー126と一緒に、図2、3に実線で示す非係
止位置と破線で示す係止位置との間を運動できる。
【0018】爪解除レバー120の回転は、係止機構の
一部を構成する間欠レバー116の位置及びラッチ解除
機構の一部を構成するラッチ解除レバー120の回転に
依存する。ラッチ解除機構については、係止機構を説明
する前に詳細に説明する。
【0019】図2、6を参照すると、間欠レバー116
の一体のピン112を収容した溝穴118を有するラッ
チ解除レバー120は爪スタッド62の肩部130と非
金属製のプラスチックでモールド成形した外側の作動レ
バー132との間で爪スタッド62に枢着されている。
捩りコイルバネ134はリブ102と肩部130との間
で爪スタッド62を取り巻き、このバネの脚部136
は、図3に示すように、ラッチ解除レバー120の上縁
140に係合する。捩りコイルバネ134の外端はハウ
ジング12の傾斜部に係合し、ラッチ解除レバー120
を図3に示す休止位置へ右回りに偏倚する。図1、5、
6は正面図であり、図3は後面図である。従って、捩り
コイルバネ134はラッチ解除レバー120を図1、
5、6において左回りに偏倚する。
【0020】図3、6を参照すると、爪スタッド62に
枢着され後板92とラッチ解除レバー120との間に位
置した外側の作動レバー132は、ラッチ解除レバー1
20の横断方向の突起146上に着座する。図3を参照
すると、外側のドアハンドル(図示せず)が外側作動レ
バー132を左回りに回転させ、車両閉鎖部材ラッチ1
0のラッチ解除を行う。同時に、外側作動レバー132
はラッチ解除レバー120を休止位置から図3に鎖線で
示すラッチ解除位置へ左回りに回転させる。解除された
とき、外側作動レバー132は捩りバネ134の偏倚力
を伝達するラッチ解除レバー120の横断方向の突起1
46により休止位置へ戻される。図3、6に明示する後
板92の横断方向突起148は外側作動レバー132及
びラッチ解除レバー120の右回り運動を制限する。
【0021】図3、4、6を参照すると、非金属製のプ
ラスチックでモールド成形した内側の作動レバー150
は捩りバネ134の偏倚力に抗してラッチ解除レバー1
20をラッチ解除位置へ回転させることができる。内側
作動レバー150は後板92の側フランジ154に15
2において枢着され、ラッチ解除レバー120の脚部1
58の下方に位置する脚部156を有する。内側作動レ
バー150は内側作動ハンドル(図示せず)に接続しこ
のハンドルにより回転せしめられる。内側作動レバー1
50が図4、6の右回りに回転したとき、このレバーは
ラッチ解除レバー120を図3の左回り(図6の右回
り)に回転させる。
【0022】係止解除機構の作動レバーを十分に説明し
たので、次に係止機構を説明する。図1、2を参照する
と、係止レバー126は、この係止レバー126の枢動
穴に嵌合するハウジング12の一体の突起及び後板92
の枢動穴127に嵌合する係止レバー126のスタッド
により、ハウジング12の部分と後板92との間で16
0において枢着されている。係止レバー126は一体の
可撓性ウエブ162を有し、このウエブは、図1に実線
にて示す非係止位置又は鎖線にて示す係止位置のいずれ
かに係止レバー120を位置決めするため、図2に示す
ように後板92の第1くぼみ168又は第2くぼみ17
0のいずれかに係合するように偏倚された肩部166を
有する。可撓性ウエブ162は係止位置又は非係止位置
のいずれかに係止レバー126を確実に位置決めした際
の係止機構の感触をも提供する。ウエブ162は、図2
に示すように、肩部166を係止レバー126の主部分
に連結する離間したU字状部分により可撓性となってい
る。
【0023】係止レバー126の第1端部124は、係
止レバー126を係止位置と非係止位置との間で移動さ
せるため、ロッドその他の適当な手段により外側のキー
シリンダに接続した開口を有する。
【0024】図1、4を参照すると、非金属製のプラス
チックで成形された内側の係止レバー172は枢点17
3において後板92の側フランジ154に枢着されてい
る。内側係止レバー172は直線移動可能なスライドボ
タンの如き内側係止オペレータに普通に接続されてい
る。内側係止レバー172の脚部174は係止レバー1
26の第2端部178におけるテーパ状開口内に収容さ
れており、このため、内側係止レバー172が運動する
と、係止レバー126は対応する係止位置と非係止位置
との間を移動する。内側係止レバー172は外側作動レ
バー132と同じ形状を有し、そのため製造コストを減
らすことができる。
【0025】次に、上述のような構成を有するラッチ解
除機構と係止機構との相互作用を説明する。図2、3を
参照すると、係止レバー126及び間欠レバー116が
非係止位置にあるとき、間欠レバー116の一体のピン
112は、爪解除レバー100の片寄り脚部110と係
合するように整合して、ラッチ解除レバー120の直線
トラック溝穴118の下端180に位置する。その結
果、ラッチ解除レバー120が外側作動レバー132又
は内側作動レバー150により休止位置から図3に鎖線
で示すラッチ解除位置へ左回りに回転せしめられたと
き、間欠レバー116の一体のピン112は爪解除レバ
ー100の片寄り脚部110に係合して爪解除レバー1
00を回転させ、同時に、爪60を図1に鎖線で示すラ
ッチ解除位置へ回転させる。これにより、爪歯76がラ
チェット42の主ラッチ歯56から離れ、ドア開放期間
中、このラチェットは圧縮バネ52及び(又は)ストラ
イカ188により図5に示すラッチ解除位置へ右回りに
回転せしめられる。ラッチ解除レバー120を解除した
とき、圧縮バネ70が爪60をラッチ位置へ戻す。この
ラッチ解除運動期間中、間欠レバー116は下端122
を係止レバー126に枢着連結する二股突出部123の
回りで回転する。
【0026】係止レバー及び間欠レバー116が図1、
2に鎖線で示す係止位置にあるとき、間欠レバー116
の一体のピン112はラッチ解除レバー120の直線ト
ラック溝穴118の上端182に位置する。このため、
ラッチ解除レバー120が外側作動レバー132又は内
側作動レバー150により左回りに回転せしめられたと
き、間欠レバー116の一体の耳部111は爪解除レバ
ー100の溝穴184内を移動している片寄り脚部11
0に遭遇せず、従って、爪解除レバー100及び爪レバ
ー60はラッチ解除位置へ回転せず、爪歯76はラチェ
ット42の主ラッチ歯56と係合したままである。
【0027】作動レバー、ラッチ解除機構、係止機構及
びその相互作用を説明したので、次に、車両閉鎖部材ラ
ッチ10とストライカ188との相互作用を説明する。
図2、6を参照すると、ストライカ188はスタンピン
グ加工した一部品で構成され、車両の柱(ピラー)の如
き車両本体構造体に装着するための一対の穴192を備
えた装着板部分190を有する。図1を参照すると、ス
トライカ188の矩形横断面のループストライカ部分1
94は外側脚部198と内側脚部196とを有する。車
両閉鎖部材ラット10がそのラッチ位置にあるとき、外
側脚部198は車両閉鎖部材ラッチ10のラチェット4
2ののど部(スロート)200内に収容されている。
【0028】図1、6を参照すると、車両閉鎖部材ラッ
チ10のハウジング12はベース壁18から後壁204
へ内方に延びる深いくぼみ202を有する。くぼみ20
2の内端は後壁204の溝穴と共働するバネアーム20
8(図3)を形成するように後方へ曲がっている。対称
的なエラストマーバンパ206はくぼみ202の内端へ
横断方向に挿入され、この対称的なエラストマーバンパ
206の下方部分はバネアーム208をスナップ式に通
過し、このバネアームにより適所に保持される。くぼみ
202はストライカ188を収容するためののど部21
0をプラスチックハウジング12内に形成する。フレー
ム26は「魚口状の」溝穴(スロット)212を備え、
この溝穴はフレームを取り付けたときにハウジング12
ののど部210と整合する。図1、5、6に示すよう
に、フレーム26の側突起32、33はのど部210に
連通するハウジング12の溝穴内へ突出する。ラチェッ
トスタッド36及びプラスチックハウジング12自体が
ラチェット42を保持しない場合は、これらの側突起3
2、33がラチェット42をプラスチックハウジング1
2内に保持する。
【0029】図2を参照すると、車両閉鎖部材ラッチ1
0は、後板92のくぼみ付き部分94、96において頭
部を有するラチェットスタッド36及び爪スタッド62
により、組立てたドアラッチとして一緒に保持される。
ラチェットスタッド36はプラスチックハウジング1
2、金属フレーム26及び後板92を一緒に保持し、ま
た、ラチェエト42をハウジング12のベース壁18と
金属フレーム26との間で枢動可能な状態に保持する。
爪スタッド62は両側に頭部を有し、フレーム26、ハ
ウジング12及び後板92を互いに整合させる補助をな
し、爪解除レバー100、ラッチ解除レバー120及び
外側作動レバー132を枢動可能な状態で位置決めし、
捩りコイルバネ134を担持する。上述のように、係止
レバー126は160にて枢着され、ハウジング12と
後板92との間に位置する。内側作動レバー150及び
内側係止レバー172は後板92の側フランジ154に
枢着してある。
【0030】図2、6を参照すると、組立てた車両閉鎖
部材ラッチ10は、フレーム26を揺動ドア220の自
由端壁221の内表面に当接させた状態で、ドア220
の如き車両閉鎖部材内に配置される。金属フレーム26
のくぼみ付き隅部分28及び押出し中央部分30はラチ
ェット42のヘッド及び爪60の頭部をそれぞれ収容す
る。ドア220の端壁221及び内側パネル223は連
通溝穴を備え、これらの溝穴はプラスチックハウジング
12ののど部210及びフレーム26の魚口状の溝穴2
12に整合する開口222を画定する。
【0031】車両閉鎖部材ラッチ10は、フレーム26
の穴232、234及びハウジング12の穴228、2
30を通して端壁221の開口236、238内へ挿入
され後板92のネジ開口224、226に螺合した一対
のボルト240、242により、ドア220に取り付け
られる。ボルト240、242はまた、車両閉鎖部材ラ
ッチ10を端壁221にスナップ式に取り付けたときに
車両閉鎖部材ラッチ10の部品を保持するファスナーと
しての機能をも果たす。
【0032】ボルト240は、爪60の爪歯76が1つ
のラッチ歯56に係合する領域の近傍で車両閉鎖部材ラ
ッチ10を貫通して延び、ハウジング12とフレーム2
6との間に係合した歯を挟んで、これら係合した歯を共
面内に保持し、これらの歯が互いにバイパスしない(歯
飛びを生じない)ようにする。更に、ボルト240、ラ
チェットスタッド36及び爪スタッド62は仮想の三角
形を画定し、この三角形はハウジング12とフレーム2
6との間でラチェット42及び爪60の係合した歯を収
容し、係合した歯が互いにバイパスしないことを更に保
証する。
【0033】ボルト242は、ラチェット42が図1に
示すラッチ位置にあるときにラチェット42がストライ
カ188に係合する領域の近傍で車両閉鎖部材ラッチ1
0を貫通して延びる。ラチェットスタッド36はのど部
210及びラッチされた内側脚部196の反対側で実質
上同距離離れている。ボルト242及びラチェットスタ
ッド36は共に、車両閉鎖部材ラッチ10を一緒に保持
し、ハウジング12とフレーム26との間にラチェット
42を挟んで、ストライカ188の係合した内側脚部1
96の近傍におけるのど部210の両側でラチェット4
2が横断方向に運動するのを阻止する。このため、スト
ライカ188の極めて強力なラッチ係合が得られる。
【0034】ストライカ188が車両閉鎖部材ラッチ1
0に関してずれを生じ、所望の位置より下方でのど部2
10に最初に係合した場合に、フレーム26の側突起3
2がプラスチックハウジング12を保護する。更に、前
述のように、のど部210の両側に位置する側突起3
2、33はラチェット42の内側に位置していて、図1
に示すようにストライカ188によりハウジング12外
へ引っ張り出されず、これにより不当に発生した負荷に
対する車両閉鎖部材ラッチ10の全体強度を高める。矩
形横断面のループ部分を有するストライカ188と一緒
に使用するように車両閉鎖部材ラッチ10を設計した場
合は、プラスチックハウジング12ののど部210及び
フレーム26の魚口状の溝穴212は比較的狭いことに
留意されたい。この比較的狭い魚口状の溝穴212は車
両閉鎖部材ラッチ10の全体強度を更に高める。その理
由は、中央部分30の穴と魚口状の溝穴212との間の
金属板即ちフレーム26の最小厚さが、矩形横断面のル
ープ部分を有するストライカ188と一緒に使用するよ
うに設計され同じ作用効果を有する車両閉鎖部材ラッチ
に比べて、大きくなるからである。ストライカ188は
本出願人に係る米国特許第5,263,752号明細書
にも記載されている。
【0035】図1、5を参照すると、ストライカ188
の外側脚部198はのど部210内へ侵入し、ラチェッ
ト42のバンパ53に係合し、ラチェッ42を図5に示
すラッチ解除位置から図1に示すラッチ位置へ左回りに
回転させる。ストライカ188はエラストマーバンパ2
06によりラッチ位置で停止せしめられる。このラッチ
運動期間中、爪歯76は、圧縮バネ70の偏倚力により
主ラッチ歯56の後側に係合するまで、ラチェット42
の副ラッチ歯80上で最初にラチェット運動し次いで主
ラッチ歯56上でラチェット運動する。
【0036】図7に明示するラチェット42の消音カバ
ー48が存在するため、この動作は静かである。最初
に、ストライカ188は金属基体46を隔離する溝穴付
きバンパ53に係合して(溝穴の存在のために変形可能
な)このバンパを変形させ、ラチェット42に係合して
いるストライカ188のエネルギ及び騒音を吸収する。
次に、爪歯76が主ラッチ歯56の背後の位置までラチ
ェット42上でラチェット運動するときに、カバー48
の周辺部分が爪60の大半のエネルギ及び騒音を吸収す
る。次に、ラッチされた内側脚部196がエラストマー
バンパ206により停止せしめられ、ラチェット42の
キーパー部分57のクッション55により保持される。
これにより、ドア220を閉じたときにストライカ18
8のエネルギ及び騒音が吸収される。
【0037】図2を参照すると、ストライカ188によ
るラチェット42の初期係合及び回転により、ラチェッ
ト42の厚さにわたって実質上均一な負荷が薄いプラス
チックスリーブ37上に発生する。使用時、薄いプラス
チックスリーブ37は、ベース壁及びスリーブの隅部に
応力上昇を生じさせる半径を伴わずにハウジング12の
ベース壁18に一体的に取り付けられる。ストライカの
負荷と応力上昇との組み合わせにより、隅部が破壊さ
れ、使用時に薄いプラスチックスリーブ37がハウジン
グ12のベース壁18から破断し、金属ラチェットスタ
ッド36とラチェット42の金属ボア(穴)との間に消
音器として作用するプラスチックスリーブ軸受38を提
供する。
【0038】ドア220を開くための車両閉鎖部材ラッ
チ10のラッチ解除は、爪歯76と主ラッチ歯56との
係合を解除することによりストライカ188をラチェッ
ト42ののど部210から解除し、上述のように圧縮コ
イルバネ52によってラチェット42をラッチ解除位置
へ戻すことにより、行われる。ドアのシール力はストラ
イカ188のラッチ係合解除を補助する。
【0039】車両閉鎖部材ラッチ10をラッチ位置に保
持するに必要なラチェット42、爪60及びこれらに関
連するスタッドやバネを除いて、非金属製又はプラスチ
ック製の部品を広範囲にわたって使用することにより、
ラチェット42のプラスチックカバー及び破断スリーブ
軸受38が金属対金属接触を最小限まで減らし、作動が
極めて静かで潤滑を殆ど必要としない車両閉鎖部材ラッ
チを提供する。更に、間欠レバー116の一体のフィン
ガ128及び係止レバー126の内側可撓性ウエブ16
2がこれらの部品の振動や発生騒音を減少させ、静かな
作動を更に保証する。
【0040】図面に示す車両閉鎖部材ラッチ10は車両
の乗員側で使用する右手利き(右手勝手)の閉鎖部材ラ
ッチである。車両の運転手側のための左手利きの閉鎖部
材ラッチも同様に作動するが、この場合、これらのラッ
チは鏡面対称に構成される。従って、ラッチのある部品
は製造コストを減少させるために右手利きのラッチにも
左手利きのラッチにも使用できるように設計される。例
えば、爪60及び外側作動レバー132は利き手無しの
型式のものであり、部品を裏返すことにより右手利きの
ラッチにも左手利きのラッチにも使用できる。ラチェッ
ト42の金属基体46も利き手無しの型式のものであ
り、インサートモールド成形を行う前にピン53をカバ
ーの片側に設けることにより、いずれのラッチにも使用
できる。直角エラストマーバンパ206は多数の面につ
いて対称的であり、右手利きのラッチに使用でき、90
°の角度だけ回転させれば左手利きのラッチに使用でき
る。更に、内側作動レバー150及び内側係止レバー1
72は同一形状を呈し、製造コストを更に減少させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両閉鎖部材ラッチを示す部分破断正
面図で、ラッチ及び係止解除状態を実線で、ラッチ解除
及び係止位置を鎖線で示す図である。
【図2】図1の2−2線における断面図で、間欠レバー
を係止位置に鎖線で示す図である。
【図3】図2の3−3線に沿って見た後面図で、ラッチ
及び係止解除状態を実線で、ラッチ解除及び係止位置を
鎖線で示す図である。
【図4】図1の4−4線における部分断面図で、ラッチ
解除及び係止位置を鎖線で示す図である。
【図5】図1と同様の図であるが、車両閉鎖部材ラッチ
がラッチ解除及び非係止位置にある状態を示す図であ
る。
【図6】車両閉鎖部材ラッチ及びこれを設置するドアの
一部の分解部品斜視図である。
【図7】インサートモールド成形した閉鎖部材ラッチの
ラチェットの拡大正面図である。
【符号の説明】
10 車両閉鎖部材ラッチ 12 ハウジング 18 ベース壁 36 ラチェットスタッド 42 ラチェット 43 ピン 46 金属基体 48 プラスチックカバー 51 ストライカ歯 52 バネ 53 バンパ 55 クッション 56 主ラッチ歯 57 キーパー部分 59 クッション 60 爪 61 弦状の領域 80 副ラッチ歯 188 ストライカ 220 ドア(閉鎖部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アルフレッド・ルイス・ポーテリー アメリカ合衆国ミシガン州48329,ウォー ターフォード,ロー・ドライブ 4924 (72)発明者 リタ・マーガレット・ポーリック アメリカ合衆国ミシガン州48312,スター リング・ハイツ,16 1/2 マイル・ロ ード 8301 ナンバー 250

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の閉鎖部材(220)に装着され、
    同閉鎖部材を閉じるときに車両本体に装着したストライ
    カ(188)に係合し該閉鎖部材を保持するための車両
    閉鎖部材ラッチにおいて、 移動可能な状態で装着された金属爪(60)と、ラチェ
    ットスタッド(36)を受入れるための貫通孔を備えた
    ベース壁(18)とを有するハウジング(12);及び
    前記ラチェットスタッドに枢着され、金属基体(46)
    とプラスチックカバー(48)とを有するラチェット
    (42);を備え、前記金属基体が前記金属爪に対して
    金属対金属係合するように位置した露出ラッチ表面を具
    備した主ラッチ歯(56)を有することを特徴とする車
    両閉鎖部材ラッチ。
  2. 【請求項2】 前記金属基体がストライカ歯(51)を
    有し、前記プラスチックカバーが前記主ラッチ歯(5
    6)と当該ストライカ歯との間に実質上弦状の領域(6
    1)を有することを特徴とする請求項1の車両閉鎖部材
    ラッチ。
  3. 【請求項3】 前記弦状の領域(61)が一体のピン
    (43)のためのベースを提供することを特徴とする請
    求項2の車両閉鎖部材ラッチ。
  4. 【請求項4】 前記プラスチックカバー(48)が前記
    ストライカ歯の前面に位置した肉厚部分を有し、この肉
    厚部分が、前記閉鎖部材(220)を閉じるときに前記
    ストライカ(188)との初期係合の際のクッションと
    なる一体のバンパを提供するように溝穴を有することを
    特徴とする請求項2又は3の車両閉鎖部材ラッチ。
  5. 【請求項5】 前記金属基体(46)がキーパー部分
    (57)を有し、前記プラスチックカバー(48)は、
    前記ラチェット(42)がラッチ位置にあるときに前記
    ストライカ(188)に係合するように当該キーパー部
    分を覆うクッション(55)を有することを特徴とする
    請求項2ないし4のいずれかに記載の車両閉鎖部材ラッ
    チ。
  6. 【請求項6】 前記金属基体(46)がキーパー部分
    (57)、及びこのキーパー部分と前記主ラッチ歯(5
    6)との間に位置した副ラッチ歯(80)を有し、前記
    プラスチックカバー(48)が前記キーパー部分と前記
    主ラッチ歯の頂点との間で当該金属基体の周辺部を覆
    い、前記車両閉鎖部材(220)が閉じている際に前記
    金属爪(60)が当該副ラッチ歯上でラチェット運動す
    るときに同金属爪と係合するようになっているクッショ
    ン(59)を有することを特徴とする請求項2ないし4
    のいずれかに記載の車両閉鎖部材ラッチ。
  7. 【請求項7】 前記金属基体(46)を比較的丈夫で堅
    い熱可塑性材料のカバー内に射出成形することにより前
    記プラスチックカバー(48)を形成したことを特徴と
    する請求項1ないし6のいずれかに記載の車両閉鎖部材
    ラッチ。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれかに記載の車
    両閉鎖部材ラッチ(10)のためのラチェット(42)
    であって、車両閉鎖部材(220)が閉じているときに
    車両本体に装着したストライカ(188)に係合しこれ
    を保持するように当該車両閉鎖部材に装着可能なラチェ
    ットにおいて、 金属基体(46)とプラスチックカバー(48)とを有
    し;当該金属基体が、ラッチ位置にラチェットを保持す
    るために前記車両閉鎖部材ラッチの爪(60)に係属合
    するようになった主ラッチ歯(56)と、ラチェットが
    ラッチ解除位置にあるときに前記ストライカに係合する
    ようになったストライカ歯(51)とを有し;前記プラ
    スチックカバーが、前記主ラッチ歯とストライカ歯との
    間に、該金属基体の無い実質上弦状の領域(61)を有
    することを特徴とするラチェット。
  9. 【請求項9】 前記弦状の領域(61)が前記車両閉鎖
    部材ラッチ(10)の戻しバネ(52)に係合する一体
    のピン(43)を有することを特徴とする請求項8のラ
    チェット。
  10. 【請求項10】 前記主ラッチ歯(56)が前記爪(6
    0)に係合するように位置した露出ラッチ表面を有し、
    前記金属基体(46)がキーパー部分(57)、及びこ
    のキーパー部分と当該主ラッチ歯との間に位置した副ラ
    ッチ歯を有し、前記プラスチックカバー(48)が、前
    記ストライカ歯から、当該爪が該主ラッチ歯に係合する
    ために前記副ラッチ歯上でラチェット運動するときに同
    爪に係合する同主ラッチ歯の頂点までにわたって、当該
    ストライカ歯の周辺部及び当該金属基体の周辺部を覆う
    ことを特徴とする請求項9のラチェット。
  11. 【請求項11】 前記金属基体(46)を比較的丈夫で
    堅い熱可塑性材料のカバー内に射出成形することにより
    前記プラスチックカバー(48)を形成したことを特徴
    とする請求項8ないし10のいずれかに記載のラチェッ
    ト。
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