JPH0341570Y2 - - Google Patents

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JPH0341570Y2
JPH0341570Y2 JP1984148098U JP14809884U JPH0341570Y2 JP H0341570 Y2 JPH0341570 Y2 JP H0341570Y2 JP 1984148098 U JP1984148098 U JP 1984148098U JP 14809884 U JP14809884 U JP 14809884U JP H0341570 Y2 JPH0341570 Y2 JP H0341570Y2
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lever
latch
claw
protrusion
rotates
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えば自動車のドアに用いるドアロ
ツク装置に関するものである。
(従来技術) 従来、この種のものとして、第7図以下に示す
ドアロツク装置が公知であり、自動車のボデイ側
に取付けた棒状のストライカ20と直接係合する
ロツク部21とこのロツク部21上に組付けて、
これを操作する操作部22とからなり、ドア側に
取付けられる。
このうち、ロツク部21は第1ベース23上に
第1、第2軸24,25を立設し、第1軸24に
は周縁部にハーフロツク用の第1段部26、フル
ロツク用の第2段部27およびストライカ20の
係合溝28を有するラツチ29を、また第2軸2
5には上記第1、第2段部26,27と係合する
爪部30を有するクローレバー31を回動自在に
ブツシユ32を介して支持するとともに、クロー
レバー31にピン部材33を立設して形成してあ
る。また、ラツチ29およびクローレバー31は
図示しないばねにより、常時矢印A,Bで示され
る方向(第8図参照)に付勢されている。そし
て、ストライカ20が第1ベース23に対して相
対的に移動して、第1ベース23に形成した溝部
34から進入し、ラツチ29に当たり、これを回
動させつつ上記係合溝28内に嵌入する。その結
果、まず上記爪部30が第1段部26に(第9図
参照)、ついで第2段部27に係合して(第10
図参照)、外力を加えない限り、ラツチ29自身
が矢印A方向に回転しないようになつている。す
なわち、係合溝28からストライカ20がひとり
でに離脱するのを防ぐ構造となつている。
一方、操作部22は、ロツク部21の上面を形
成する第2ベース40上に、セイフテイレバー4
1、インナーレバー42、オープンレバー43、
中間レバー44およびロツクレバー45を組立て
て形成したものである。すなわち、セイフテイレ
バー41は略J形をしており、上記ピン部材33
を嵌入させた貫通孔46を有し、第2軸25を中
心としてクローレバー31と一体的に回動できる
ように設けてある。また、セイフテイレバー41
の両端を折曲げて突片47,48が形成してあ
る。
インナーレバー42は、鉤形をしており、第2
ベース40の端部を折曲して形成した垂直片49
に第1軸24とは直交方向の第3軸50により回
動自在に設けてある。
オープンレバー43は上記ラツチ29と同軸
上、すなわち第1軸24を中心として回動自在に
設けてあり、インナーレバー42を回動させて、
その鉤形の先端部51でオープンレバー43の先
端部52を左進させることによりオープンレバー
43を矢印C方向に回動させ得るようになつてい
る(第7図参照)。
中間レバー44は、上記突片47,48と係合
する第1、第2突部53,54と、長孔55とを
有し、オープンレバー43の上記先端部52とは
反対側の端部に回動自在にピン結合してある。
ロツクレバー45は第2ベース40上の第4軸
56に回動自在に設ける一方、ロツクレバー45
上にピンを取付けて形成した突出部57を上記長
孔55内に嵌入させて、中間レバー44と回動か
つ摺動自在に係合させてある。
また、第2ベース40上にストツパー61を設
ける一方、ロツクレバー45に2つの折曲部6
2,63を形成して、ストツパー61に当接させ
るようにし、正逆方向の回動規制を行なつてい
る。
そして、第7図はアンロツク状態を示し、オー
プンレバー43が矢印C方向に回動すると、中間
レバー44は右進し、第1突部53により突片4
7を右方へ押付け、セイフテイレバー41を時計
方向へ回動させるようになつている。この結果、
クローレバー31が一体回動し、例えば、第9
図、第10図に示すようにラツチ29がハーフロ
ツクあるいはフルロツクされた状態でストライカ
20を保持していても、アンロツクされて、ラツ
チ29からストライカ20が解放される。
これに対して、第11図(実線)に示すよう
に、ロツクレバー45を反時計方向に、折曲部6
2がストツパー61に当たるまで回動させると、
中間レバー44が時計方向に回動して第1突部5
3が突片47より下方に下がり、もはやオープン
レバー43の作動により中間レバー44が右進し
ても突部47と係合せずセイフテイレバー41が
回動しないようになつている。
また、ドアを開いてロツク状態にし、そのまま
ドアを閉じるとストライカ20の進入によりラツ
チ29が第8図に示す位置から反時計方向に回動
されクローレバー31の爪部30が第1段部26
および第2段部27を乗り越え、この際クローレ
バー31は時計方向に回動されクローレバーと一
体的に回動するセイフテイレバー41の突片48
が中間レバー44の第2突部54を強制的に押し
込み、第11図に示す位置から中間レバー44は
反時計方向に回動されると共にロツクレバー45
は時計方向に回動され、アンロツク状態になるよ
うになつている。
ところで、上記の中間レバー44および突出部
57はいずれも金属製であり、かつ長孔55は内
周面を平坦に形成したものである。
このため、突出部57の摺動あるいは振動時に
異音が発生し、また、これを防ぐために長孔55
内にグリースを塗布してもグリース切れを起し易
いという欠点を有している。
これに対して、突出部57の外周部に樹脂製の
ブツシユを介在させて、異音の発生を防ぐことも
考えられるが、これによると、コストが上昇する
という欠点を有している。
(考案の目的) 本考案は、上記従来の欠点に鑑みてなされたも
ので、その目的は異音の発生が少ないドアロツク
装置を提供することにある。
(考案の構成) 本考案は上記目的を達成するために、中間レバ
ーを樹脂製として、これに、内周面に段部を設け
て油溜りを形成した長孔を設け、この中間レバー
の一端をオープンレバーに回動自在にピン結合さ
せる一方、ロツクレバーに突出部を設けて、この
突出部を上記長孔に回動かつ摺動自在に嵌入させ
て形成した。
(実施例) 次に本考案の一実施例を図面にしたがつて説明
する。
第1図は本考案に係るドアロツク装置の第1実
施例の操作部1を示し、中間レバー2を除き、他
は第7図に示す操作部22と実質的に同一であ
り、対応する部分は同一番号を付して説明を省略
する。
また、第1実施例のロツク部27は外観上第8
図と変わるところはなく、同図を流用することと
して、従来の部品と異なる部分については番号を
併記し(従来品をカツコ内に示す)、その断面お
よび操作部1との組立状態を第3図、第4図に示
す。
まず、第1実施例に係る中間レバー2は樹脂材
料からなり、第1図、第2図に示すように、長孔
3の内周面に段部4を設けて油溜りが形成してあ
る。また、第4図に示すように、中間レバー2の
下面に弾性片5を一体成形するとともに、オープ
ンレバー43と中間レバー2との間にばね6を介
在させることにより、中間レバー2を第2ベース
40上に押圧状態で摺接させるようにして、常時
ロツクレバー45との連結部にて第2ベース40
とは反対方向に付勢させるように形成してある。
そして、中間レバー2と第2ベース40との間の
隙間および長孔3と突出部57との間の上下方向
の隙間をなくし、振動時でもこれらがぶつかりあ
つて異音を発するのを防止するようになつてい
る。
さらに、第3図に示すように、第1実施例にお
けるクローレバー7は突起部8およびブツシユ部
9を樹脂により一体成形した嵌合部材10と、突
起部8およびブツシユ部9を嵌合させる貫通孔1
1,12の他に爪部13を形成した板状の本体1
4とからなり、組立て容易な構造となつている。
また、嵌合部材10は本体14に第1ベース23
側から挿入して、両部材にはさまれて本体から絶
対に脱落することがないように形成してある。
第5図、第6図は本考案の第2実施例のロツク
レバー45aの中間レバー44との係合部を示
し、ロツクレバー45aの端部をT字形に形成す
るとともに折曲して突出部57aを形成し、これ
を長孔3に係合させたものである。
(考案の効果) 以上の説明より明らかなように、本考案によれ
ば、中間レバーを樹脂製として、これに、内周面
に段部を設けて油溜まりとした長孔を形成し、こ
の中間レバーの一端をオープンレバーに回動自在
にピン結合させる一方、ロツクレバーに突出部を
設けてこの突出部を上記長孔に回動かつ、摺動自
在に嵌入させてある。
このため、コスト上昇を招くことなく中間レバ
ーとロツクレバーとの間で振動時でも異音の発生
が少なく、かつ長孔内での油切れを起こすことな
く突出部の回動および摺動を円滑に保つことがで
きるという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るドアロツク装置の操作部
の平面図、第2図は第1図の−線部分断面
図、第3図は第8図中−線部分における本考
案の第1実施例に係るロツク部断面図、第4図は
第1図と第8図の各部を組立てた状態での第1図
中−線部分における上記第1実施例に係る断
面図、第5図は第1図中−線部分における本
考案の第2実施例を示す部分断面図、第6図は第
5図の−線断面図、第7図は従来のドアロツ
ク装置の操作部の平面図、第8図は本考案および
従来のドアロツク装置のロツク部の平面図、第9
図、第10図は第8図のロツク部のハーフロツ
ク、フルロツク状態を示す平面図、第11図は第
7図の操作部のロツク状態を示す平面図である。 1……操作部、2……中間レバー、3……長
孔、4……段部、20……ストライカ、21……
ロツク部、29……ラツチ、31……クローレバ
ー、41……セイフテイレバー、43……オープ
ンレバー、45,45a……ロツクレバー、5
7,57a……突出部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 周縁部に係合溝と段部を有し、かつ、上記係合
    溝へのストライカの進入により回動してこのスト
    ライカと係合するラツチと、上記段部と係合可能
    に回動し、この段部と係合時には上記係合溝への
    上記ストライカの進入により上記ラツチが回動し
    た位置にこのラツチを保持するとともに、この段
    部と非係合時には上記ラツチと上記ストライカと
    の係合が解除可能となるようにしたクローレバー
    と、このクローレバーと一体的に回動するセイフ
    テイレバーと、このセイフテイレバーと係合して
    上記クローレバーと上記段部との係合状態を解除
    する方向に上記クローレバーを回動させる中間レ
    バーと、この中間レバーを作動させるオープンレ
    バーと、この中間レバーを上記セイフテイレバー
    と係合可能な位置に不可能な位置との間で回動さ
    せるロツクレバーとを備えたドアロツク装置にお
    いて、上記中間レバーを樹脂製として、これに、
    内周面に段部を設けて油溜りを形成した長孔を設
    け、この中間レバーの一端を上記オープンレバー
    に回動自在にピン結合させる一方、上記ロツクレ
    バーに突出部を設けて、この突出部を上記長孔に
    回動かつ摺動自在に嵌入させたことを特徴とする
    ドアロツク装置。
JP1984148098U 1984-09-28 1984-09-28 Expired JPH0341570Y2 (ja)

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JP1984148098U JPH0341570Y2 (ja) 1984-09-28 1984-09-28

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JPS6162170U JPS6162170U (ja) 1986-04-26
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