JP2593007Y2 - シリンダ錠 - Google Patents

シリンダ錠

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JP2593007Y2
JP2593007Y2 JP9267091U JP9267091U JP2593007Y2 JP 2593007 Y2 JP2593007 Y2 JP 2593007Y2 JP 9267091 U JP9267091 U JP 9267091U JP 9267091 U JP9267091 U JP 9267091U JP 2593007 Y2 JP2593007 Y2 JP 2593007Y2
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    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B83/00Vehicle locks specially adapted for particular types of wing or vehicle
    • E05B83/28Locks for glove compartments, console boxes, fuel inlet covers or the like
    • E05B83/30Locks for glove compartments, console boxes, fuel inlet covers or the like for glove compartments
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B9/00Lock casings or latch-mechanism casings ; Fastening locks or fasteners or parts thereof to the wing
    • E05B9/08Fastening locks or fasteners or parts thereof, e.g. the casings of latch-bolt locks or cylinder locks to the wing
    • E05B9/084Fastening of lock cylinders, plugs or cores
    • E05B9/086Fastening of rotors, plugs or cores to an outer stator
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
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    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B15/00Other details of locks; Parts for engagement by bolts of fastening devices
    • E05B15/16Use of special materials for parts of locks
    • E05B15/1635Use of special materials for parts of locks of plastics materials

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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば、自動車グロー
ブボックスのロック装置等に使用されるシリンダ錠の改
良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種シリンダ錠として、特開平
2−112572号公報の第5図乃至第10図に示すも
のが存する。該従来のシリンダ錠は、具体的には図示し
ないが、金属材料で別体に成形された円筒状ケースとキ
ーロータの2部品とから成り、前者のケースに対して
は、内周面に軸線方向に沿った二対4個の長溝を形成す
ると共に、その後端部に一定の範囲に亘って円弧状の段
部を形成し、後者のキーロータに対しては、上記ケース
内に回転可能に嵌装できる円筒形状を付与して、その前
端面の中央部から内部に至る範囲にキーの挿入孔を形成
すると共に、直径方向に複数個のタンブラのガイド溝と
1個のストッパプレートのガイド溝を開設し、該各ガイ
ド溝内にタンブラとストッパプレートを出没可能に配し
て、これらタンブラとストッパプレートを個々に圧縮コ
イルばねのばね圧で外方に突出付勢する構成となってい
る。
【0003】そして、実際の使用に際しては、円筒状ケ
ース内にキーロータを回転可能に嵌装して、キーを上記
キーロータの挿入孔内に差し込むと、該キーが各タンブ
ラに開設されている孔部内を貫通して、各タンブラをキ
ーの端面の作用でガイド溝内に没して所定ラインに整列
させるので、これにより、上記ケースの内周面に形成さ
れた長溝による拘束状態が解除されて、キーロータが施
錠方向又は解錠方向に回転することが許容される。又、
斯るキーロータの回転に関しては、上記ストッパプレー
トの先端がケース後端部に形成された段部に常時係止し
ているので、キーロータの回転を保障しながら、キーロ
ータがケースから抜け外れることを防止している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】然し乍ら、従来のシリ
ンダ錠にあっては、円筒状ケースと該ケース内に回転可
能に嵌装されるキーロータを金属材料で成形して、当該
キーロータの抜け外れを同じく金属製のストッパプレー
トで防止する構成を採用している関係で、自ずと、部品
点数が増加して、シリンダ錠自体がコスト高となるばか
りか、特に、ストッパプレートの使用は、ストッパプレ
ート自体をキーロータのガイド溝内に圧縮コイルばねを
介在させて組み付けなければならないので、組み付け作
業性も低下すると言う大きな問題点を有していた。 そこ
で、例えば、実公昭58−47170号公報に示すよう
に、少なくとも、キーロータ自体を合成樹脂材料で成形
して、当該合成樹脂製キーロータに上記ストッパプレー
トに代わる抜け外れ防止手段を形成すれば、一応、上記
した従来の金属製シリンダ錠が抱える問題点を解決でき
ることとなるが、今度は、合成樹脂製キーロータを使用
したことに伴い、新たな問題点が招来されることとな
る。 即ち、キーをキーロータの挿入孔内に差し込んで、
各タンブラをガイド溝内に没した所定ライン上に整列さ
せて、キーロータを施錠方向又は解錠方向に回転させる
場合には、当然に、その回転位置規制がストッパー手段
によって行なわれる訳であるが、通常は、当該ストッパ
ー手段による位置規制作用を越えて、キーロータに無理
な回転力が加えられることが多々見受けられる。しか
も、このキーロータの回転は、主に、挿入孔に差し込ま
れたキーから挿入孔の口元とタンブラを介して伝達され
る回転力で促されることとなるので、キーロータに無理
な回転力が加わることは、特に、その挿入孔の口元やタ
ンブラに大きな力が伝わることとなる。 このような場合
において、上記ストッパー手段がキーロータとケースの
後端部側に設けられて、当該ストッパー手段とタンブラ
間にかなりの隔たりがあると、上記した無理な回転力
で、合成樹脂製のキーロータがその全長に亘って容易に
捩じれてしまう。 そして、この捩じれ現象が繰り返し発
生すると、合成樹脂製のキーロータ自体が塑性変形して
しまうので、今度は、このキーロータの塑性変形に起因
して、挿 入孔とタンブラ側に開設されている孔部との位
置関係や、タンブラとそのガイド溝との位置関係などに
大なり小なりの狂いが生じることとなる。 この結果、キ
ーを挿入孔内に差し込んでも、タンブラをガイド溝内に
没した所定ライン上に整列させることができなくなっ
て、キーロータ自体の回転に支障を来したり、タンブラ
とケース側の隔壁がこすれ合って摩耗したりすることが
十分に予測される。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、斯る事態の発
生に鑑み開発されたもので、円筒状のケースと、該ケー
ス内に回転可能に嵌装される合成樹脂製のキーロータと
から成り、ケースは、内周面に軸線方向に延びる複数の
長溝を隔壁を介して形成し、キーロータは、前端部表面
から内部に至る範囲にキーの挿入孔を形成すると共に、
前端部側の半径方向にタンブラを出没可能に配するガイ
ド溝を開設して、当該ガイド溝からタンブラを上記長溝
方向に向けて突出付勢するように構成したシリンダ錠に
おいて、ケースは、上記複数の長溝の間に位置する隔壁
内、前面開口側端部を切欠した隔壁と切欠しない隔壁
とを交互に配置すると共に、内周面の後端部に段部を形
成し、キーロータは、後端面にロック装置の施錠状態と
解錠状態を担保する作動レバーに連結される連結部を形
成する一方、該連結部寄りの後端外周部に上記段部に係
止する弾性係止部を形成すると共に、前端部裏面に上記
前面開口側端部を切欠した隔壁の切欠部位を通過する凸
部をキーロータの軸線方向におけるタンブラとの隔たり
を小さくして形成して、キーロータを施錠方向又は解錠
方向に回転させる時には、当該凸部を上記前面開口側端
部を切欠しない隔壁に当接させる構成を採用した。
【0006】
【作用】依って、本考案にあっては、キーロータの回転
に際しては、キーロータの前端部裏面に形成された凸部
をケース側の前面開口側端部を切欠した隔壁の切欠部位
を通過させて、前面開口側端部を切欠しない隔壁に当接
させることにより、その施錠位置と解錠位置を規制する
構成を採用した関係で、例え、当該凸部による位置規制
作用を越えて、挿入孔の口元とタンブラを介して、合成
樹脂製キーロータに無理な回転力が加わったとしても、
上記凸部は、キーロータの軸線方向におけるタンブラ
の隔たりを小さくして挿入孔の口元があるキーロータの
前端部側に存在するので、これにより、合成樹脂製キー
ロータの全長に亘る捩じれを効果的に防止できる。この
為、本考案の下では、キーロータが捩じれの繰り返しに
より塑性変形することがなくなるので、タンブラがガイ
ド溝内に没した所定ライン上に整列できなくなったり、
これに応じて、キーロータの回転に支障を来したり、タ
ンブラとケース側の隔壁がこすれ合って摩耗するような
心配が全くなくなると共に、キーロータの捩じれを防止
できることは、連結部による作動レバーの正確な移動に
悪影響を与えることもないので、最終的には、ロック装
置自体の確実な施錠状態と解錠状態が担保できることと
なる。又、本考案にあっては、ケースの内周面の後端部
に段部を形成し、キーロータの連結部寄りの後端外周部
に弾性係止部を形成して、該弾性係止部の段部に対する
係止で、キーロータのケースからの抜け外れを防止する
ものであるが、段部に係止する弾性係止部が連結部に近
接している関係で、当該弾性係止部の係止により、例
え、温度変化等で、キーロータ自体が収縮したとして
も、連結部自体はロック装置の施錠状態と解錠状態を担
保する作動レバーに確実に連結させておけるので、両者
の連結が不用意に外れてしまう恐れもない。
【0007】
【実施例】以下、本考案を図示する一実施例に基づいて
詳述すれば、該実施例に係るシリンダ錠は、自動車グロ
ーブボックスのロック装置に使用されるものとして開発
されたもので、図1に示す如く、グローブボックスのリ
ッドに固定されるロック装置の樹脂製フレームFに円筒
状ケース1を一体に延設して、該ケース1内にキーロー
タ2を回転可能に嵌装する構成となっている。尚、図中
21はリッドの開閉を掌る開閉用ノブ、22はロック装
置の施錠状態と解除状態を担保する作動レバーである。
【0008】そして、キーロータ2側に関しては、図2
にも示す如く、合成樹脂材料で成形して、従来と同様
に、当該合成樹脂製キーロータ2の拡大前端部の表面か
ら内部に至る範囲にキーの挿入孔5を形成すると共に、
途中の半径方向に複数個のタンブラ7のガイド溝6を開
設し、該各ガイド溝6内にタンブラ7を出没可能に配し
て、これらタンブラ7を個々に圧縮コイルばね8のばね
圧で後述する長溝方向に向けて突出付勢する構成となし
ている。これに加えて、キーロータ2の後端面に、上記
ロック装置の施錠状態と解錠状態を担保する作動レバー
22を連結して移動させる偏心した連結軸部9を一体に
形成する一方、該連結軸部9寄りの後端外周部に、空部
4を介して内方への撓みが可能で且つ後述するケース1
の段部に係止できる形状が付与された1個の弾性係止部
3を一体に形成すると共に、拡大前端部の裏面側に対向
する一対の凸部10を、キーロータ2の軸線方向におけ
上記タンブラ7との隔たりを小さくして形成する構成
を採用している。
【0009】又、上記ケース1側に関しては、図3にも
示す如く、その内周面に軸線方向に延びる二対4個の長
溝11を隔壁12a・12bを介して対向する状態に
成すると共に、その後端部に円弧状の段部(凹状又は凸
状を含む)13を形成する構成となしているが、これに
加えて、上記対向する一方の隔壁12aの前面開口側端
部を一定の範囲で切欠して、キーロータ2の回転時に
は、上記した一対の凸部10を当該各隔壁12aの切欠
部位を通過させて、凸部10を切欠部位を有しない他方
の対向する隔壁12bの側面に当接させることにより、
キーロータ2をその施錠位置と解錠位置とに確実に停止
させる構成を併せて採用している。
【0010】従って、本実施例にあっては、従来の如き
別体成形の金属製ストッパプレートやその圧縮コイルば
ねを用いずとも、合成樹脂製キーロータ2をフレームF
に一体に延設されたケース1内に嵌装すれば、上記弾性
係止部3が空部4を介して内側に撓みながらケース1内
を円滑に移動して、ケース1の後端部に形成された段部
13を通過すると、図4に示す如く、この弾性係止部3
の先端縁が段部13に弾性的に係止するので、これによ
り、キーロータ2がケース1から抜け外れる心配が全く
なくなると共に、キーロータ2のケース1内でのガタつ
きをも有効に防止できることとなる。しかも、本実施例
にあっては、キーロータ2自体は勿論であるが、ロック
装置のフレームFをもケース1と一緒に合成樹脂材料で
一体に成形しているので、ケース1内に対するキーロー
タ2の嵌装作業も頗る容易に行なえる利点がある。
【0011】依って、斯る構成のシリンダ錠にあって
も、ケース1内にキーロータ2を嵌装して、ロック装置
のフレームFをグローブボックスのリッドに固定すれ
ば、該ロック装置のキー操作による施錠・解錠が可能と
なる。即ち、キー(図示せず)を上記キーロータ2の挿
入孔5内に差し込むと、該キーが各タンブラ7に開設さ
れている孔部7a内を貫通して、該各タンブラ7をキー
の端面の作用でガイド溝6内に没して所定ラインに整列
させるので、これにより、上記ケース1の内周面に形成
された長溝11による拘束状態が解除されて、キーロー
タ2が施錠方向又は解錠方向に回転することが許容され
ると共に、斯るキーロータ2の回転に際しては、上記弾
性係止部3がケース1側の段部13に係止している関係
で、キーロータ2がケース1から抜け外れる心配が全く
ないばかりか、弾性係止部3の弾性係止力で、キーロー
タ2のガタつきをも防止することが可能となる訳であ
る。
【0012】尚、合成樹脂製キーロータ2を施錠方向又
は解錠方向に回転させる場合には、上記したキーロータ
2の拡大前端部の裏面側に形成された一対の凸部10
が、ケース1側の対向する一方の隔壁12aの切欠部位
を通過して、該各凸部10を切欠部位を有しない他方の
対向する隔壁12bの側面に当接させることにより、そ
の施錠位置と解錠位置とを規制することとなるが、この
時に、例え、当該凸部10による位置規制作用を越え
て、挿入孔5の口元とタンブラ7を介して、キーロータ
2に無理な回転力が加わったとしても、上記各凸部10
は、キーロータ2の軸線方向におけるタンブラ7との隔
たりを小さくして挿入孔5の口元があるキーロータ2の
拡大前端部側に存在するので、これにより、合成樹脂製
キーロータ2の全長に亘る捩じれを効果的に防止でき
る。この為、本実施例の下では、合成樹脂製キーロータ
2が捩じれの繰り返しにより塑性変形することが全くな
くなるので、キーを挿入孔5内に差し込んでも、タンブ
ラ7をガイド溝6内に没した所定ライン上に整列させる
ことができなくなったり、或いは、これに応じて、キー
ロータ2の回転に支障を来したり、タンブラ7とケース
1側の隔壁12a・12bとがこすれ合って摩耗するよ
うな心配が全くなくなると共に、キーロータ2の捩じれ
を防止できることは、連結軸部9による作動レバー22
の正確な移動に悪影響を与えることもないので、最終的
には、ロック装置自体の確実な施錠状態と解錠状態が担
保できることとなる。又、本実施例にあっては、ケース
1側の段部13に係止する弾性係止部3が連結軸部9に
近接して形成されている関係で、例え、温度変化等で、
合成樹脂製キーロータ2自体が収縮したとしても、当該
弾性係止部3の段部13に対する係止により、連結軸部
9自体はロック装置の施錠状態と解錠状態を担保する作
動レバー22側に確実に連結させておけるので、両者9
・22の連結が不用意に外れてしまう恐れもない。
【0013】尚、本実施例にあっては、合成樹脂製キー
ロータ2に対して、1個の弾性係止部3を形成したもの
であるが、要求される抜け強度等に応じて、図5に示す
如く、2個又はそれ以上の弾性係止部3を形成すること
も十分に可能である。
【0014】
【考案の効果】以上の如く、本考案は、上記構成の採用
により、例え、凸部の位置規制作用を越えて、挿入孔の
口元とタンブラを介して、キーロータに無理な回転力が
加わったとしても、上記凸部は、キーロータの軸線方向
におけるタンブラとの隔たりを小さくして挿入孔の口元
があるキーロータの前端部側に存在するので、これによ
り、合成樹脂製キーロータの全長に亘る捩じれを効果的
に防止できる。この為、本考案の下では、合成樹脂製キ
ーロータが捩じれの繰り返しにより塑性変形することが
なくなるので、タンブラがガイド溝内に没した所定ライ
ン上に整列できなくなったり、これに応じて、キーロー
タの回転に支障を来したり、タンブラとケース側の隔壁
がこすれ合って摩耗するような心配が全くなくなると共
に、キーロータの捩じれを防止できることは、連結部に
よる作動レバーの正確な移動に悪影響を与えることもな
いので、最終的には、ロック装置自体の確実な施錠状態
と解錠状態が担保できることとなる。又、例え、温度変
化等で、合成樹脂製キーロータ自体が収縮したとして
も、連結部寄りの後端外周部に形成された弾性係止部の
ケース側の段部に対する係止により、連結部自体はロッ
ク装置の施錠状態と解錠状態を担保する作動レバーに確
実に連結させておけるので、両者の連結が不用意に外れ
てしまう恐れもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係るシリンダ錠の応用例を一
部分解して示す斜視図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のB−B線断面図である。
【図4】ケース内にキーロータを嵌装した状態を示す断
面図である。
【図5】キーロータの他例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 ケース 2 キーロータ 3 弾性係止部 5 キーの挿入孔 6 ガイド溝 7 タンブラ 8 圧縮コイルばね 13 段部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E05B 15/00 E05B 9/08 E05B 29/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状のケースと、該ケース内に回転可
    能に嵌装される合成樹脂製のキーロータとから成り、ケ
    ースは、内周面に軸線方向に延びる複数の長溝を隔壁を
    介して形成し、キーロータは、前端部表面から内部に至
    る範囲にキーの挿入孔を形成すると共に、前端部側の半
    径方向にタンブラを出没可能に配するガイド溝を開設し
    て、当該ガイド溝からタンブラを上記長溝方向に向けて
    突出付勢するように構成したシリンダ錠において、ケー
    スは、上記複数の長溝の間に位置する隔壁の内、前面開
    口側端部を切欠した隔壁と切欠しない隔壁とを交互に配
    置すると共に、内周面の後端部に段部を形成し、キーロ
    ータは、後端面にロック装置の施錠状態と解錠状態を担
    保する作動レバーに連結される連結部を形成する一方、
    該連結部寄りの後端外周部に上記段部に係止する弾性係
    止部を形成すると共に、前端部裏面に上記前面開口側端
    部を切欠した隔壁の切欠部位を通過する凸部をキーロー
    タの軸線方向におけるタンブラとの隔たりを小さくして
    形成して、キーロータを施錠方向又は解錠方向に回転さ
    せる時には、当該凸部を上記前面開口側端部を切欠しな
    隔壁に当接させるように構成したことを特徴とするシ
    リンダ錠。
JP9267091U 1991-10-17 1991-10-17 シリンダ錠 Expired - Lifetime JP2593007Y2 (ja)

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EP19920117332 EP0537645A1 (en) 1991-10-17 1992-10-09 Cylinder lock

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JPH0535977U JPH0535977U (ja) 1993-05-18
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