JP2894943B2 - シリンダ錠装置 - Google Patents

シリンダ錠装置

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JP2894943B2 JP5029794A JP5029794A JP2894943B2 JP 2894943 B2 JP2894943 B2 JP 2894943B2 JP 5029794 A JP5029794 A JP 5029794A JP 5029794 A JP5029794 A JP 5029794A JP 2894943 B2 JP2894943 B2 JP 2894943B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、不正解錠対策を講じた
シリンダ錠装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車のドアに設けられるシリン
ダ錠装置においては、ロータケース内に回転可能に設け
られたキーロータに複数個のタンブラを径方向に移動可
能に配設すると共にばねにより一方向に移動付勢して設
け、タンブラの端部がロータケースの内周部に形成され
たタンブラ係合溝に係合してキーロータの回転が阻止さ
れることにより施錠されるようになっている。
【0003】解錠する場合には、正規のキーをキーロー
タのキー挿通孔に挿入すると、そのキーにより各タンブ
ラがタンブラ係合溝から退避するように移動される。そ
して、そのキーの回転操作によりキーロータを回転させ
ることによって解錠するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来より、
この種のシリンダ錠装置においては、不正解錠による被
害が少なからずみられる。すなわち、正規のキー以外の
キーやドライバー等をキーロータのキー挿通孔に挿入し
てこれを強引に回転させることにより、タンブラの端部
がロータケースのタンブラ係合溝に強制的に押圧されて
タンブラ或いはロータケースが破損してしまい、これに
よって解錠されてしまうものである。
【0005】このような不正解錠に対処したものとし
て、例えば米国特許第5,070,716号に示された
ものが知られている。このものの概略的な構成を図20
ないし図22を参照して説明する。
【0006】ロータケース1の内部には、円筒状をなす
スリーブ2が回転可能でかつ軸方向に移動可能に設けら
れている。このスリーブ2の内部には、キーロータ3が
回転可能に挿通されている。キーロータ3の後部には、
ロックレバー4が軸方向に移動可能に設けられている。
ロックレバー4は、復帰用スプリング5によりキーロー
タ3側に付勢されてキーロータ3の係合部3aに係合し
ていて、この状態でキーロータ3によって回転されるよ
うになっている。
【0007】上記スリーブ2の内周部における対向する
2箇所には、タンブラ係合溝6が軸方向に形成されてい
る。また、キーロータ3には複数個のタンブラ7が径方
向に移動可能に配設されており、各タンブラ7は、各ス
プリング(図示せず)により一方とそれとは反対方向と
に交互に付勢されていて、キー挿入前の状態ではタンブ
ラ係合溝6に係合している。
【0008】スリーブ2の前部には凸部9が形成され、
ロータケース1の内周部にはその凸部9が当接するカム
部10が設けられている。ロータケース1の外周部の後
部にはL字形をなす係合凸部11が設けられ、ロックレ
バー4にはその係合凸部11と対応して係合凹部12が
形成されている。
【0009】上記構成において、キーロータ3のキー挿
通孔13に正規のキー(図示せず)を挿入した場合に
は、図21に示すように各タンブラ5がキーロータ3の
タンブラ配置溝14内に収容されて、タンブラ係合溝6
に対する係合が外れた状態となる。この状態で、キーに
よりキーロータ3を回動させると、該キーロータ3と係
合状態のロックレバー4が回動することにより、解錠及
び施錠をすることができる。
【0010】一方、キー挿通孔13に正規のキー以外の
キーやドライバー等(図示せず)が挿入されて回動操作
された場合には、タンブラ5の全部もしくは一部がタン
ブラ係合溝6に係合していることから、キーロータ3と
共にスリーブ2も同方向へ回動するようになる。このと
き、スリーブ2の凸部9がカム部10によって後方(矢
印A方向)へ押されることにより、スリーブ9及びロッ
クレバー4が後方へ移動される。
【0011】すると、図22に示されるように、キーロ
ータ3の係合部3aに対するロックレバー4の係合が外
れると共に、ロックレバー4の係合凹部12が係合凸部
11に係合する状態となる。このような状態になると、
ロックレバー4が回動しないから、解錠することはでき
ない。また、この場合、キーロータ3が強引に回動操作
されたとしても、キーロータ3とスリーブ2とが一体的
に空回りすることになるから、タンブラ5等が破損する
ことはない。
【0012】しかしながら、上記構成のものでは、タン
ブラ係合溝6を有するスリーブ2が軸方向へ移動する際
にタンブラ5と干渉することになるため、タンブラ5や
スリーブ2が傷付き易という欠点がある。
【0013】そこで、本発明の目的は、正規のキー以外
のキーやドライバー等が挿入されて回動操作されたとし
ても、不正解錠されることを確実に防止でき、さらに
は、特にタンブラと関係する部分の部品の耐久性を向上
できるシリンダ錠装置を提供するにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のシリンダ錠装置
は、上記の目的を達成するために、筒状をなし固定状態
に設けられるロータケースと、筒状をなしこのロータケ
ースの内部に回動可能に設けられ、タンブラ係合溝を形
成すると共に軸方向に延びる案内溝を形成した第1のス
リーブと、この第1のスリーブの内部に回動可能に設け
られ、キー挿通孔を軸方向に形成すると共にタンブラ配
置溝を径方向に形成し、さらに後部に係合部を形成した
キーロータと、前記係合部に対し係脱可能に係合する被
係合部を有して前記キーロータの後部に係合位置と係合
解除位置との間で軸方向に移動可能に設けられ、係合位
置では被係合部が係合部と係合してキーロータにより回
動される第2のスリーブと、この第2のスリーブと係合
してこれと一体的に回動するように設けられたロックレ
バーと、前記タンブラ配置溝に径方向に移動可能に配設
されると共にばね部材により一方向に移動付勢され、キ
ー挿入前の状態では一端部がタンブラ配置溝から突出し
て前記タンブラ係合溝に係合し、正規のキーの挿入によ
りタンブラ配置溝内に収容されるタンブラと、前記第1
のスリーブの案内溝に軸方向に移動可能に配設され、そ
の第1のスリーブと共に回動される可動バーと、前記ロ
ータケースの内周部に前記可動バーに対応して設けら
れ、前記タンブラが前記タンブラ係合溝に係合した状態
で前記第1のスリーブがキーロータと共に回動されるこ
とに伴い、可動バーを介し前記第2のスリーブを後方の
係合解除位置へ移動させて前記係合部と被係合部との係
合を解除させるカム部と、を具備する構成としたもので
ある。
【0015】
【作用】上記構成において、キーロータのキー挿通孔に
正規のキーを挿入した場合には、タンブラがキーロータ
のタンブラ配置溝内に収容されるように移動されて、タ
ンブラ係合溝に対する係合が外れた状態となる。この状
態で、キーによりキーロータを回動させると、該キーロ
ータと係合状態の第2のスリーブを介してロックレバー
が回動することにより、解錠及び施錠をすることができ
る。
【0016】一方、キー挿通孔に正規のキー以外のキー
やドライバー等が挿入されて回動操作された場合には、
タンブラがタンブラ係合溝に係合していることから、キ
ーロータと共に第1のスリーブも同方向へ回動するよう
になる。このとき、第1のスリーブの案内溝に設けられ
た可動バーがロータケースに設けられたカム部によって
後方へ押されて移動し、この可動バーにより第2のスリ
ーブが後方へ押されて係合解除位置へ移動される。
【0017】すると、キーロータの係合部と第2のスリ
ーブの被係合部との係合が外れた状態となる。このよう
な状態になると、キーロータ及び第1のスリーブが回っ
ても第2のスリーブひいてはロックレバーが回動しない
から、解錠することはできない。また、この場合、キー
ロータが強引に回動操作されたとしても、キーロータと
第1のスリーブが一体的に空回りすることになるから、
タンブラ等が破損することはない。
【0018】そして、上記構成のものでは、タンブラ係
合溝を有する第1のスリーブは軸方向へは移動せず、タ
ンブラとその第1のスリーブとの軸方向の位置は変化し
ないから、スリーブが軸方向へ移動する従来構成のもの
に比べて、それらタンブラ及び第1のスリーブが傷付き
難く、その分耐久性を向上できることになる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例につき図1ないし図
19を参照して説明する。ロータケース21は筒状をな
していて、前部側の内周部にカム部22が設けられてい
る。カム部22には、傾斜面を有する切欠部23が対向
して2箇所に形成されている(図1及び図8に1箇所の
み示す)。また、ロータケース21には、後部側の内周
部上部に内方へ突出する突部24が設けられていると共
に(図7参照)、下部に規制部25(図5参照)が周方
向に沿って形成されている。
【0020】ロータケース21内の軸方向の中間部に
は、筒状をなす第1のスリーブ26が回転可能に配設さ
れている。この第1のスリーブ26には、タンブラ係合
溝27が上下2箇所に形成されていると共に、外周部の
2箇所に軸方向に延びる案内溝28が対向するように形
成されている(図9及び図10参照)。
【0021】両案内溝28には、T字形をなす可動バー
29(図11参照)がその案内溝28に沿って軸方向に
移動可能に設けられている。可動バー29の前端部29
aの両側には斜面が形成されており、この前端部29a
がカム部22の切欠部23に嵌合している(図1参
照)。
【0022】上記第1のスリーブ26の内部には、キー
ロータ30が回転可能に挿通されている。キーロータ3
0は、ロータケース21の前面部に装着されたカバー3
1によって前方への抜け止めがなされている。キーロー
タ30には、中央部に軸方向に延びるキー挿通孔32が
形成されていると共に、径方向に貫通する2種類のタン
ブラ配置溝33、34が軸方向に等間隔で複数個並べて
形成されている(図3及び図4参照)。
【0023】各タンブラ配置溝33、34には、2種類
のタンブラ35,36が移動可能に配設されている。各
タンブラ35,36は、それぞればね部材37により径
方向の一方側へ付勢されていて、キー挿入前の状態では
端部がタンブラ配置溝33、34から外方へ突出してタ
ンブラ係合溝27に係合し、キー挿通孔32に正規のキ
ー38が挿通されることに伴い各タンブラ配置溝33、
34内に収容されるようになっている。
【0024】キーロータ30の後部外周部には、係合部
としての係合凸部39が上下2箇所に突設されている
(図6及び図12参照)。上記ロータケース21内の後
部には、そのキーロータ30後部外周部に嵌合するよう
に、第2のスリーブ40が回動可能で、かつ軸方向に移
動可能に配設されている。
【0025】この第2のスリーブ40には、図13ない
し図15にも示すように、前部の内周部に上記係合凸部
39と係合する被係合部としての係合凹部41が上下2
箇所に形成され、前部の外周部上部に切欠部42が形成
され、前面の下部に上記規制部25内に配置されるスト
ッパー用凸部43が突設され、さらに後部に一対の凸部
44が後方に向けて突設されている。ストッパー用凸部
43の裏側に凹部40aが形成されている。
【0026】キーロータ30の後端部には軸部45が突
設されていて、この軸部45にロックレバー46がEリ
ング47により抜け止めされた状態で回動可能に取り付
けられている。このロックレバー46には、図2にも示
すように、腕部48が一体に設けられており、この腕部
48が上記第2のスリーブ40における一対の凸部4
4,44間に挿入されてそれらに係合していると共に、
腕部48の先端部が第2のスリーブ40の凹部40aに
臨んでいる。したがって、ロックレバー46は、第2の
スリーブ40と一体的に回動されるようになっている。
このロックレバー46は、板材を折曲した簡単な形状な
しており、プレス加工により製作することができる。
【0027】ロックレバー46と第2のスリーブ40と
の間には、コイルばねからなる復帰用ばね49が配設さ
れている。この復帰用ばね49は、第2のスリーブ40
を図1に示す前方の係合位置へ付勢する圧縮コイルばね
の機能と、ロックレバー46を原位置へ回動復帰させる
ねじりコイルばねの機能とを発揮する。第2のスリーブ
40が係合位置にある状態で、この第2のスリーブ40
が可動バー29の後端部に後方から当接している。
【0028】次に上記構成の作用を説明する。キーロー
タ30のキー挿通孔32に正規のキー38を挿入した場
合には、図3及び図4に示すように、各タンブラ35,
36がそのキー38によりタンブラ配置溝33,34内
に収容されるように移動されて、タンブラ係合溝27に
対する係合が外れた状態となる。この状態で、キー38
によりキーロータ30を回動操作すると、キーロータ3
0と係合状態の第2のスリーブ40及びロックレバー4
6がキーロータ30と一体的に回動し、これにより解錠
及び施錠を行うことができる。
【0029】このとき、第2のスリーブ40のストッパ
ー用凸部43がロータケース21の規制部25の端部に
当接することによって、キーロータ30ひいてはロック
レバー46の回動範囲が規制される。なお、キー38に
よる回動操作力を解除すると、復帰用ばね49のばね力
によりロックレバー46、第2のスリーブ40ひいては
キーロータ30は原位置に復帰回動される。
【0030】一方、図16〜図19に示すように、キー
挿通孔32に正規のキー以外の不正キー50やドライバ
ー等が挿入されて回動操作された場合には、タンブラ3
5,36の全部若しくは少なくとも一部がタンブラ係合
溝27に係合しているため、キーロータ30と共に第1
のスリーブ26も同方向へ回動されるようになる。
【0031】このとき、第1のスリーブ26の回動に伴
い、この第1のスリーブ26の案内溝28に設けられた
2本の可動バー29が、ロータケース21に設けられた
カム部22における切欠部23の斜面により押されて後
方(図16中、矢印B方向)へ移動される。すると、こ
れら2本の可動バー29により第2のスリーブ40が復
帰用ばね49のばね力に抗して矢印B方向へ押され、図
16に示される係合解除位置へ移動される。
【0032】第2のスリーブ40が係合解除位置へ移動
されると、キーロータ30の係合凸部39,39に対す
る第2のスリーブ40の係合凹部41,41の係合が外
れた状態となると共に、第2のスリーブ40の切欠部4
2がロータケース21の突部24と対応する状態とな
り、さらに第2のスリーブ40の凹部40aとロックレ
バー46の腕部48の先端部とが係合する状態となる。
【0033】このような状態になると、キーロータ30
及び第1のスリーブ26が回されても、第2のスリーブ
40は突部24によって回転が規制されるため、ロック
レバー46は回動せず、解錠させることはできない。ま
たこの場合、キーロータ30が強引に回動操作されたと
しても、キーロータ30と第1のスリーブ26が一体的
に空回りすることになるから、タンブラ35,36や第
1のスリーブ26が破損することはない。
【0034】そして、上記構成のものでは、タンブラ係
合溝27を有する第1のスリーブ26は軸方向へは移動
せず、タンブラ35,36とその第1のスリーブ26と
の軸方向の位置は変化しないから、スリーブが軸方向へ
移動する従来構成のものに比べて、それらタンブラ3
5,36及び第1のスリーブ26が傷付き難くなり、そ
の分耐久性を向上できることになる。
【0035】しかも、本実施例においては、ロックレバ
ー46とこのロックレバー46に対して軸方向に移動可
能な第2のスリーブ40とを別体にて構成しているの
で、ロックレバー46の構成が簡単であり、例えば簡単
なプレス加工によって製作することができる利点があ
る。
【0036】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、正規のキー以外のキーやドライバー等が挿入
されて回動操作されたとしても、ロックレバーは回動し
ないから、不正解錠されることを確実に防止することが
できる。また、キーロータが強引に回動操作されたとし
ても、キーロータと第1のスリーブが一体的に空回りす
ることになるから、タンブラや第1のスリーブ等の構成
部品に無理な力が作用することを防止でき、それらが破
損してしまうことを防止することができる。
【0037】さらに、タンブラ係合溝を有する第1のス
リーブは軸方向へは移動せず、タンブラとその第1のス
リーブとの軸方向の位置は変化しないから、タンブラ係
合溝を有するスリーブが軸方向へ移動する従来構成のも
のに比べて、それらタンブラ及び第1のスリーブが傷付
き難く、その分耐久性を向上できる。
【0038】しかも、ロックレバーとこのロックレバー
に対して軸方向に移動可能な第2のスリーブとを別体に
て構成しているので、ロックレバーの構成を簡単にでき
るという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、ロータケース
部分を破断して可動バー部分を示した破断側面図
【図2】背面図
【図3】図1中、イ−イ線に沿う断面図
【図4】図1中、ロ−ロ線に沿う断面図
【図5】図1中、ハ−ハ線に沿う断面図
【図6】図1中、ニ−ニ線に沿う断面図
【図7】図1中、ホ−ホ線に沿う断面図
【図8】ロータケースの縦断側面図
【図9】第1のスリーブの側面図
【図10】第1のスリーブの背面図
【図11】可動バーの斜視図
【図12】キーロータの側面図
【図13】第2のスリーブの縦断側面図
【図14】第2のスリーブの正面図
【図15】第2のスリーブの背面図
【図16】第2のスリーブが係合解除位置へ移動した状
態の図1相当図
【図17】図16中、ヘ−ヘ線に沿う断面図
【図18】図16中、ト−ト線に沿う断面図
【図19】図16中、チ−チ線に沿う断面図
【図20】従来構成を示す分解斜視図
【図21】各タンブラがタンブラ配置溝に収容された状
態の縦断側面図
【図22】スリーブ及びロックレバーが後方へ移動した
状態の縦断側面図
【符号の説明】
21はロータケース、22はカム部、26は第1のスリ
ーブ、27はタンブラ係合溝、28は案内溝、29は可
動バー、30はキーロータ、32はキー挿通孔、33,
34はタンブラ配置溝、35,36はタンブラ、38は
キー、39は係合凸部(係合部)、40は第2のスリー
ブ、41は係合凹部(被係合部)、46はロックレバ
ー、49は復帰用ばねである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状をなし固定状態に設けられるロータ
    ケースと、 筒状をなしこのロータケースの内部に回動可能に設けら
    れ、タンブラ係合溝を形成すると共に軸方向に延びる案
    内溝を形成した第1のスリーブと、 この第1のスリーブの内部に回動可能に設けられ、キー
    挿通孔を軸方向に形成すると共にタンブラ配置溝を径方
    向に形成し、さらに後部に係合部を形成したキーロータ
    と、 前記係合部に対し係脱可能に係合する被係合部を有して
    前記キーロータの後部に係合位置と係合解除位置との間
    で軸方向に移動可能に設けられ、係合位置では被係合部
    が係合部と係合してキーロータにより回動される第2の
    スリーブと、 この第2のスリーブと係合してこれと一体的に回動する
    ように設けられたロックレバーと、 前記タンブラ配置溝に径方向に移動可能に配設されると
    共にばね部材により一方向に移動付勢され、キー挿入前
    の状態では一端部がタンブラ配置溝から突出して前記タ
    ンブラ係合溝に係合し、正規のキーの挿入によりタンブ
    ラ配置溝内に収容されるタンブラと、 前記第1のスリーブの案内溝に軸方向に移動可能に配設
    され、その第1のスリーブと共に回動される可動バー
    と、 前記ロータケースの内周部に前記可動バーに対応して設
    けられ、前記タンブラが前記タンブラ係合溝に係合した
    状態で前記第1のスリーブがキーロータと共に回動され
    ることに伴い、可動バーを介し前記第2のスリーブを後
    方の係合解除位置へ移動させて前記係合部と被係合部と
    の係合を解除させるカム部と、を具備してなるシリンダ
    錠装置。
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