JP2015059373A - 車両用ドアハンドル装置 - Google Patents

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【課題】部品点数を削減してコスト及び重量を低減できると共に、小型化を実現できること。【解決手段】車両用ドアを開閉操作する際に用いられるハンドル本体11と、車両用ドアに装着されるケース12と、ハンドル本体をケース側へ付勢するスプリング13と、を有する車両用ドアハンドル装置10において、ケースに第1軸部21、第2軸部22が同一軸心状態で一体成形され、ハンドル本体に、第1軸部21、第2軸部22が係合する第1係合穴16A、第2係合穴17Aをそれぞれ備えた第1係合部16、第2係合部17が一体成形され、ハンドル本体は、ケースに対し幅方向に相対移動し、第1軸部、第2軸部が第1係合穴、第2係合穴に係合して組み付けられることでケースに回動自在に支持され、第1軸部、第2軸部、第1係合穴及び第2係合穴は、ハンドル本体とケースとの組付状態でハンドル本体の投影面積内に収まる位置に配置されている。【選択図】 図3

Description

本発明は、車両用ドアハンドル装置に関する。
自動車などの車両における車両用ドアハンドル装置は、特許文献1に示すように、車両用ドアを開閉操作するために用いられるハンドル本体と、車両用ドアに装着されるケースと、これらのハンドル本体とケースとの間に設けられた金属製シャフトとを有し、この金属製シャフトを介して、ハンドル本体がケースに回動自在に支持されたものが開示されている。
また、従来の車両用ドアハンドル装置には、特許文献2〜5に示すように、ハンドル本体とケースとの間の金属製シャフトを廃し、ハンドル本体から一体に延出されたアーム部に突起部を備え、ケースから一体に延出されたステーに凹部を備え、前記突起部が前記凹部に係合することで、ハンドル本体をケースに回動自在に支持するものが開示されている。
実開昭62−27961号公報 特開平8−4367号公報 特開平8−120980号公報 特開平11−182102号公報 特開2005−82981号公報
ところが、特許文献1に記載の車両用ドアハンドル装置では、ハンドル本体及びケース等のほかに金属製シャフトを備えるため、部品点数が増加して、車両用ドアハンドル装置のコスト及び重量が増大してしまう。また、金属製シャフトがハンドル本体の幅方向に配設されるため、このハンドル本体の幅方向位置に側突ロック機構やキーレスエントリーシステムなどの部品を配置することができない不具合が生ずる。
また、特許文献2〜5に記載の車両用ドアハンドル装置では、ハンドル本体をケースに対して回動自在とする突起部と凹部は、突起部がハンドル本体から延出されたアーム部に設けられ、凹部がケースから延出されたステーに設けられるものである。このため、金属シャフトを廃止しているものの、回動軸心がハンドル本体及びケースから離れた位置に存在することになるので、車両用ドアハンドル装置の小型化及び薄型化を実現できない課題がある。
本発明の目的は、上述の事情を考慮してなされたものであり、部品点数を削減してコスト及び重量を低減できると共に、小型化を実現できる車両用ドアハンドル装置を提供することにある。
本発明に係る車両用ドアハンドル装置は、車両用ドアを開閉操作する際に用いられるハンドル本体と、前記車両用ドアに装着されて前記ハンドル本体を回動自在に支持するケースと、このケースに設置され、前記ハンドル本体を前記ケース側へ付勢する付勢力を発生するスプリングと、を有する車両用ドアハンドル装置において、前記ハンドル本体と前記ケースのいずれか一方に、前記ハンドル本体または前記ケースの幅方向に離間して複数の軸部が同一軸心状態で一体成形され、前記ハンドル本体と前記ケースの他方に、前記軸部が係合する係合穴を備えた係合部が複数一体成形され、前記ハンドル本体は、前記ケースに対し幅方向に相対移動して前記軸部が前記係合穴に係合して前記ケースに組み付けられることで、前記ケースに回動自在に支持され、前記軸部及び前記係合穴は、前記ハンドル本体と前記ケースとの組付状態で、前記ハンドル本体の投影面積内に収まる位置に配置されたことを特徴とするものである。
本発明によれば、ハンドル本体とケースのいずれか一方に複数の軸部が一体成形され、ハンドル本体とケースの他方に、軸部が係合する係合穴を備えた係合部が複数一体成形され、これらの軸部と係合穴との係合によりハンドル本体がケースに回動自在に支持されたので、ハンドル本体とケースとを金属シャフトで回動自在に連結する必要がない。この結果、部品点数を削減でき、部品コスト及び製造コスト、並びに重量を低減できる、
また、ハンドル本体とケースのいずれか一方に設けられた軸部と、他方に設けられた係合穴とが、ハンドル本体とケースとの組付状態でハンドル本体の投影面積内に収まる位置に配置されたので、車両用ドアハンドル装置の小型化を実現できる。
本発明に係る車両用ドアハンドル装置の第1実施形態を示す正面図。 (A)は図1の車両用ドアハンドル装置を裏面側から目視した斜視図、(B)は図2(A)のIIB矢視拡大図。 図2の車両用ドアハンドル装置の分解斜視図。 (A)は図3のケースをハンドル本体にスライドして組み付ける前の斜視図、(B)は図4(A)のIVB矢視拡大図。 図1〜図4のハンドル本体を、図2〜図4の向きに対応して示す裏面図。 (A)、(B)、(C)は図5のVIA−VIA線、VIB−VIB線、VIC−VIC線のそれぞれに沿う断面図。 (A)は図2〜図4におけるケースを示す側面図、(B)は図7(A)のVIIB矢視図。 (A)は図7(B)のVIIIA矢視図、(B)は図7(B)のVIIIB矢視図。 (A)は本発明に係る車両用ドアハンドル装置の第2実施形態を裏面側から目視して示す斜視図、(B)は図9(A)のIXB−IXB線に沿う断面図。 (A)は図9(A)のハンドル本体を裏面側から目視した斜視図、(B)は図9(A)のケースを示す裏面図。 (A)は本発明に係る車両用ドアハンドル装置の第3実施形態におけるハンドル本体を裏面側から目視して示す斜視図、(B)は図11(A)のハンドル本体に組み付けられるケースを示す裏面図、(C)は図11(A)のハンドル本体と図11(B)のケースとの組付状態におけるスライド規制機構を示す拡大図。
以下、本発明を実施するための実施形態を図面に基づき説明する。
[A]第1実施形態(図1〜図8)
図1は、本発明に係る車両用ドアハンドル装置の第1実施形態を示す正面図である。また、図2は、(A)が、図1の車両用ドアハンドル装置を裏面側から目視した斜視図であり、(B)が図2(A)のIIB矢視拡大図である。これらの図1及び図2に示す車両用ドアハンドル装置10は、自動車用ドア等の車両用ドア(不図示)を主に開操作する際に使用されるものであり、ハンドル本体11、ケース12、スプリング13、及び移動規制機構としてのスライド規制機構14を有して構成される。
ハンドル本体11は、図1、図2、図3及び図5に示すように、合成樹脂により略平板形状に成形され、車両用ドアを開閉操作する際に用いられる。このハンドル本体11は、幅方向Aに直交する方向の一方の片側領域が、操作者が手を掛ける把手領域15であり、他方の片側領域に第1係合部16及び第2係合部17が、ハンドル本体11の幅方向Aに離間して一体に成形される。更に、ハンドル本体11には、第1係合部16、第2係合部17間に受け部18が一体成形される。
図5及び図6に示すように、第1係合部16に第1係合穴16Aが、第2係合部17に第2係合穴17Aが、それぞれ同一軸心状態でハンドル本体11の幅方向Aに平行に形成される。また、受け部18は、略半円弧面形状の受け面18Aを備える。
ケース12は、図2、図3、図7及び図8に示すように、車両用ドアに装着されてハンドル本体11を回動自在に支持するものであり、合成樹脂により成形される。このケース12の裏面側には、車両用ドアへの装着の際に用いられる金属製の取付用ボルト19が、ケース12の幅方向Bに離間して複数本(例えば2本)植設されて突出している。
更に、このケース12には、幅方向Bに離間して第1軸部21、第2軸22及び第3軸部23が同一軸心状態で一体成形される。第1軸部21と第2軸部22は、ケース12の両端部側に設けられ、第1軸部21がハンドル本体11の第1係合部16における第1係合穴16Aに、第2軸部22が、ハンドル本体11の第2係合部17における第2係合穴17Aにそれぞれ挿入して係合可能に設けられる。また、第3軸23は、ケース12の幅方向Bにおける第1軸部21と第2軸部22との間に一体成形され、第1軸部21、第2軸部22が第1係合穴16A、第2係合穴17Aにそれぞれ係合する際に、ハンドル本体11の受け部18の受け面18Aに当接する。
ハンドル本体11とケース12との組付は、これらのハンドル本体11とケース12を図3に示すように接近させ、ケース12の第3軸部23を、図4に示すようにハンドル本体11の受け部18の受け面18に押し当てた後、ハンドル本体11とケース12とを矢印M方向(つまり、ハンドル本体11の幅方向A及びケース12の幅方向B)に相対的に移動(スライド)させる。これにより、ケース12の第1軸部21がハンドル本体11の第1係合部16の第1係合穴16Aに、ケース12の第2軸部22がハンドル本体11の第2係合部17の第2係合穴17Aにそれぞれ挿入されて係合され、ハンドル本体11とケース12とが組み付けられる。この状態でハンドル本体11は、第1軸部21及び第1係合穴16A、並びに第2軸部22及び第2係合穴17Aによりケース12に対し回動自在に支持される。
また、図1及び図2に示すように、ハンドル本体11とケース12との組付状態で、ケース12の第1軸部21、第2軸部22及び第3軸部23と、ハンドル本体11の第1係合部16の第1係合穴16A、第2係合部17の第2係合穴17A及び受け部18の受け面18Aとは、ハンドル本体11の正面投影面積内に収まる位置に配置される。これにより、車両用ドアハンドル装置10は、ケース12がハンドル本体11内に収まることで小型化が実現される。
スプリング13は、図3、図7及び図8に示すように例えば金属製のコイルスプリングであり、ケース12がハンドル本体11に組み付けられる前にケース12に設置される。即ち、ケース12には、第1軸部21と第3軸部23との間にスプリング収納部24が形成され、このスプリング収納部24に、スプリング13が圧縮した状態で収納される。この圧縮状態で、スプリング13の一端13Aはケース12の係止溝25に係止される。
また、ケース12がハンドル本体11に組み付けられた段階で、スプリング13の他端13Bは、図2及び図4に示すように、ハンドル本体11の係止凹部26(後述)に係止される。スプリング13は、一端13Aがケース12に、他端13Bがハンドル本体11にそれぞれ係止されることで、ハンドル本体11をケース12側へ付勢する付勢力を発生する。
スライド規制機構14は、図2〜図4に示すように、スプリング13の他端13Bと、この他端13Bを係止する係止凹部26とを有して構成され、係止凹部26がハンドル本体11の周縁における第1係合部16付近に形成される。ケース12の第3軸部23がハンドル本体11の受け面18Aに押し当てられ、ケース12がハンドル本体11に対し矢印M方向にスライドして、ケース12の第1軸部21、第2軸部22がハンドル本体11の第1係合穴16A、第2係合穴17Aにそれぞれ係合されて、ハンドル本体11とケース12とが組み付けられたとき、ケース12に設置されたスプリング13の他端13Bはハンドル本体11の係止凹部26に係止される。これにより、ハンドル本体15とケース12との幅方向A、Bのスライドが規制されて、ハンドル本体11とケース12は、一旦組み付けられた後には分離しないよう一体化される。
以上のように構成されたことから、第1実施形態によれば、次の効果(1)〜(3)を奏する。
(1)図2及び図3に示すように、ケース12に第1軸部21及び第2軸部22が一体成形され、ハンドル本体11に、第1軸部21が係合する第1係合穴16Aを備えた第1係合部16と、第2軸部22が係合する第2係合穴17Aを備えた第2係合部17とがそれぞれ一体成形され、これらの第1軸部21と第1係合穴16A、第2軸部22と第2係合穴17Aとの係合により、ハンドル本体11がケース12に回動自在に支持される。このため、ハンドル本体11とケース12を金属シャフト(不図示)で回動自在に連結する必要がないので、部品点数を削減でき、部品コスト及び製造コスト、並びに重量を低減できる。
しかも、ハンドル本体11の幅方向Aに金属シャフトが配設されていないので、ハンドル本体11の幅方向Aの所定位置に例えば側突ロック機構やキーレスエントリーシステム(共に図示せず)などの部品を配置することができる。
(2)図1に示すように、ケース12に設けられた第1軸部21及び第2軸部22と、ハンドル本体11の第1係合部16に設けられた第1係合穴16A、及び第2係合部17に設けられた第2係合穴17Aとが、ハンドル本体11とケース12との組付状態で、ハンドル本体11の正面投影面積内に収まる位置に配置されたので、車両用ドアハンドル装置10の小型化及び薄型化を実現できる。
(3)図2及び図3に示すように、ケース12に設置されたスプリング13の他端13Bと、ハンドル本体11の周縁に設けられた係止凹部26とを有してスライド規制機構14が構成され、ハンドル本体11とケース12との組付状態で、スプリング13の他端13Bがハンドル本体11の係止凹部26に係止されることで、ハンドル本体11とケース12との幅方向A、Bのスライドが規制される。この結果、専用部品を用いることなく、ハンドル本体11とケース12とを一体化できる。
[B]第2実施形態(図9、図10)
図9は、(A)が、本発明に係る車両用ドアハンドル装置の第2実施形態を裏面側から目視して示す斜視図であり、(B)が、図9(A)のIXB−IXB線に沿う断面図である。この第2実施形態において、第1実施形態と同様な部分については、同一の符号を付すことにより説明を簡略化し、または省略する。
第2実施形態の車両用ドアハンドル装置30が第1実施形態と異なる点は、移動規制機構としてのスライド規制機構31の構造であり、このスライド規制機構31は、抜止め部材としての例えばEリング32と、このEリング32を係止するハンドル本体11の第1係合部16と、を有して構成される。
つまり、図10に示すように、ケース12の第1軸部21は、同一軸心状態で一体に突設された小径部33を備える。また、ハンドル本体11の第1係合穴16Aは、第1係合部16に貫通して形成される。図9に示すように、ケース12の第1軸部21、第2軸部22がハンドル本体11の第1係合穴16A、第2係合穴17Aにそれぞれ係合されて、ハンドル本体11とケース12とが組み付けられるとき、第1軸部21の小径部33は、第1係合部16の第1係合穴16Aを貫通して第1係合部16から突出する。そして、この第1係合穴16Aを貫通し第1係合部16から突出した小径部33の先端の周溝34に、Eリング32が嵌合される。このEリング32は、その外径が第1係合穴16Aよりも大径に形成されることで、ハンドル本体11とケース12との幅方向A、Bのスライド時に第1係合部16に係止して、上記スライド規制する。
従って、第2実施形態においても、第1実施形態の効果(1)および(2)と同様な効果を奏するほか、次の効果(4)を奏する。
(4)第2実施形態の車両用ドアハンドル装置30では、ケース12の第1軸部21に、ハンドル本体11の第1係合穴16Aを貫通する小径部33が設けられ、この第1係合穴16Aを貫通し第1係合部16から突出した小径部33に嵌合されたEリング32と、このEリング32を係止する前記第1係合部16とにより、スライド規制機構31が構成されている。この結果、ハンドル本体11とケース12とが組み付けられた状態では、Eリング32が第1係合部16に係止されることで、ハンドル本体11とケース12との幅方向A、Bのスライドが規制されるので、ハンドル本体11とケース12とを一体化できる。
[C]第3実施形態(図11)
図11は、(A)が、本発明に係る車両用ドアハンドル装置の第3実施形態におけるハンドル本体を裏面側から目視して示す斜視図であり、(B)が、図11(A)のハンドル本体に組み付けられるケースを示す裏面図であり、(C)が、図11(A)のハンドル本体と図11(B)のケースとの組付状態におけるスライド規制機構を示す拡大図である。この第3実施形態において、第1実施形態と同様な部分については、同一の符号を付すことにより説明を簡略化し、または省略する。
第3実施形態の車両用ドアハンドル装置40が第1実施形態と異なる点は、移動規制機構としてのスライド規制機構41の構造であり、このスライド規制機構41は、ケース12の第2軸部22に設けられた爪部42と、ハンドル本体11の第2係合穴17Aに設けられた段差部43と、を有して構成される。
つまり、ケース12の第2軸部22の先端側は、半径方向に撓み変形可能な複数本の支柱形状に形成され、各支柱44の外面に、第2軸部22よりも大径の爪部42が突設される。また、ケース12の第2軸部22が係合するハンドル本体11の第2係合穴17Aの内周面は、爪部42に対応する部分が、爪部42を除く第2軸部22に対応する部分よりも大径に形成されて、両者間に段差部43が形成される。ハンドル本体11とケース12との幅方向A、Bのスライド時に爪部42が段差部43に噛み合うことで、上記スライドが規制される。
従って、第3実施形態においても、第1実施形態の効果(1)及び(2)と同様な効果を奏するほか、次の効果(5)を奏する。
(5)第3実施形態では、ケース12の第2軸部22に爪部42が設けられ、ハンドル本体11の第2係合穴17Aにおける内周面に、爪部42が噛み合う段差部42が形成されている。この結果、ハンドル本体11とケース12とが組み付けられた状態で爪部42が段差部43に噛み合うことで、ハンドル本体11とケース12との幅方向A、Bのスライドが規制されるので、ハンドル本体11とケース12とを一体化できる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。
例えば、第1軸部21、第2軸部22及び第3軸部23がハンドル本体11に形成され、第1係合穴16A、第2係合穴17A、受け面18Aをそれぞれ備える第1係合部16、第2係合部17、受け部18がケース12に形成されるものでもよい。
10 車両用ドアハンドル装置
11 ハンドル本体
12 ケース
13 スプリング
13A 一端
13B 他端
14 スライド規制機構(移動規制機構)
16 第1係合部
16A 第1係合穴
17 第2係合部
17A 第2係合穴
21 第1軸部
22 第2軸部
26 係止凹部
30 車両用ドアハンドル装置
31 スライド規制機構(移動規制機構)
32 Eリング(抜止め部材)
33 小径部
40 車両用ドアハンドル装置
41 スライド規制機構(移動規制機構)
42 爪部
43 段差部
A、B 幅方向

Claims (5)

  1. 車両用ドアを開閉操作する際に用いられるハンドル本体と、前記車両用ドアに装着されて本体を前記ケース側へ付勢する付勢力を発生するスプリングと、を有する車両用ドアハンドル装置において、
    前記ハンドル本体と前記ケースのいずれか一方に、前記ハンドル本体または前記ケースの幅方向に離間して複数の軸部が同一軸心状態で一体成形され、前記ハンドル本体と前記ケースの他方に、前記軸部が係合する係合穴を備えた係合部が複数一体成形され、前記ハンドル本体は、前記ケースに対し幅方向に相対移動して前記軸部が前記係合穴に係合して前記ケースに組み付けられることで、前記ケースに回動自在に支持され、
    前記軸部及び前記係合穴は、前記ハンドル本体と前記ケースとの組付状態で、前記ハンドル本体の投影面積内に収まる位置に配置されたことを特徴とする車両用ドアハンドル装置。
  2. ハンドル本体と前記ケースの少なくとも一方に、前記ハンドル本体の前記ケースに対する幅方向の相対移動を規制する移動規制機構が設けられたことを特徴とする請求項1に記載の車両用ドアハンドル装置。
  3. 前記スプリングは、一端がケースに、他端がハンドル本体にそれぞれ係止されて、前記ハンドル本体を前記ケース側へ付勢する付勢力を発生し、
    前記移動規制機構は、前記スプリングの前記他端と、この他端を係止する前記ハンドル本体の係止凹部と、を有して構成されたことを特徴とする請求項2に記載の車両用ドアハンドル装置。
  4. 前記移動規制機構は、ハンドル本体とケースのいずれか一方の軸部が、前記ハンドル本体と前記ケースの他方における係合部の係合穴に貫通し、この貫通した軸部の先端に設けられて前記係合穴よりも大径の抜止め部材と、この抜止め部材を係止する前記係合部と、を有して構成されたことを特徴とする請求項2に記載の車両用ドアハンドル装置。
  5. 前記移動規制機構は、ハンドル本体とケースのいずれか一方の軸部に設けられ、この軸部よりも大径の爪部と、前記ハンドル本体と前記ケースの他方における係合部の係合穴に設けられて前記爪部が噛み合う段差部と、を有して構成されたことを特徴とする請求項2に記載の車両用ドアハンドル装置。
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