JP2020041259A - 車両用ロック装置 - Google Patents

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Ryota Kadonishi
良太 門西
聖人 西脇
Masato Nishiwaki
聖人 西脇
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Abstract

【課題】開閉体を全閉状態及び半開状態で保持可能で、構造の自由度とスペース効率に優れる車両用ロック装置を得る。【解決手段】支持体と開閉体の一方と他方にベース部材とストライカを備える。ベース部材は、全閉ロック部材とロック保持部材と半開ロック部材を支持する。全閉ロック部材は、ストライカを保持して開閉体を全閉状態にさせる全閉ロック位置と、ストライカの保持を解除するアンロック位置とに動作する。ロック保持部材は、全閉ロック部材の全閉ロック位置への保持と解除を行う。半開ロック部材は、全閉ロック部材がアンロック位置にあるときにストライカを保持して開閉体を半開状態にさせる半開ロック位置と、ストライカの保持を解除するアンロック位置とに動作する。開閉体の全閉状態でストライカが当接する、弾性材からなるクッション部材を備え、クッション部材が半開ロック部材に設けられる。【選択図】図2

Description

本発明は、車両に設けられる開閉体の保持と解放を行う車両用ロック装置に関する。
車両において、ボンネット(フード)やトランクリッド等の開閉体を閉じた状態で保持(ロック)し、保持を解除して開閉体の開動作を可能にさせるロック装置が搭載されている。ロック装置は、開閉体と該開閉体を支持する支持体(車体等)との一方にストライカを備え、他方にストライカを保持及び解放するロック機構を備える。ロック機構は、回動によってストライカの保持と解放を行うラッチ(フック)と、ラッチがストライカを保持する全閉状態でストライカ解放方向へのラッチの回動を規制するラチェット(ポール)とを備えている。ロック解除操作によってラチェットをラッチから離間する方向に動作させると、ラチェットによる規制が解除されたラッチがストライカ解放方向に回転して、ラッチによるストライカの保持、すなわち開閉体の全閉ロック状態が解除される。
ボンネット等に用いるロック装置ではさらに、開閉体を全閉状態よりも僅かに開いた半開状態で停止させるハーフロック機能を備えている。具体的には、ラッチがストライカの保持を解放した状態で、ロック機構側に設けたセカンダリラッチ(セーフティロックレバー)によってストライカの完全離脱を規制して半開状態で停止させる。そして、セカンダリラッチを手動によって操作して退避動作させると、開閉体を全開させることが可能になる。
特開2011−174246号公報
車両用ロック装置では、ロック状態でストライカをロック機構に対して安定させ、ストライカを含む金属部品どうしの衝突や異音を防ぐために、弾性材からなる緩衝部材がロック機構側に設けられる場合が多い。全閉ロック状態でストライカが緩衝部材に当接し、緩衝部材が弾性変形する。
ロック機構は一般に、ベース部材上にラッチとラチェットを回動可能に支持しており、ロック時にストライカが進入するストライカ進入溝がベース部材に形成されている。このようなロック機構では、ストライカ進入溝の最奥側領域と重なるように、ベース部材上に緩衝部材を設けることができる。
ところで、セカンダリラッチを有するロック装置では、上記のようにベース部材上に緩衝部材を設けると、セカンダリラッチの構成や動作に対する制約が生じるおそれがある。例えば、セカンダリラッチと緩衝部材はいずれも、ストライカに当接して機能するものであるため、ロック装置の厚み方向において重なる位置関係になりやすい。緩衝部材の位置は全閉ロック状態でのストライカの保持位置に応じて決まっている。そのため、緩衝部材との干渉が生じないように、緩衝部材を迂回した形状や位置にセカンダリラッチを設定する必要が生じる。また、緩衝部材との干渉を防ぐためにセカンダリラッチの形状が制約される場合、セカンダリラッチが一部の機能を具備できなくなる可能性もある。
本発明は以上の問題点に鑑みてなされたものであり、開閉体を全閉状態及び半開状態で保持可能で、構造の自由度とスペース効率に優れる車両用ロック装置を提供することを目的とする。
本発明は、支持体に対して開閉可能な開閉体を備えた車両で、開閉体のロックを行う車両用ロック装置に関するものである。支持体と開閉体の一方にベース部材が設けられ、他方にストライカが設けられる。ベース部材には、全閉ロック部材とロック保持部材と半開ロック部材が支持される。全閉ロック部材は、ストライカを保持して開閉体を全閉状態にさせる全閉ロック位置と、ストライカの保持を解除するアンロック位置とに動作する。ロック保持部材は、全閉ロック部材を全閉ロック位置に保持させる係止位置と、全閉ロック部材のアンロック位置への動作を許す係止解除位置とに動作する。半開ロック部材は、全閉ロック部材がアンロック位置にあるときにストライカを保持して開閉体を半開状態にさせる半開ロック位置と、ストライカの保持を解除するアンロック位置とに動作する。さらに、開閉体の全閉状態でストライカが当接する、弾性材からなるクッション部材を備え、クッション部材が半開ロック部材に設けられる。
この車両用ロック装置によれば、クッション部材を半開ロック部材に設けることで、クッション部材による制約や干渉を受けずに半開ロック部材の配置や形状設定が可能になる。
半開ロック部材は、半開ロック位置にあるときに、ストライカの移動軌跡を挟んだ両側に位置する一対の側部を有しており、クッション部材の一部が半開ロック部材の一対の側部と重なっていることが好ましい。この構成により、スペース効率を高めつつ、クッション部材の安定した支持を実現できる。
クッション部材は、半開ロック部材の一部を切り起こして設けた支持部に支持させることができる。このような支持部は、簡単な構造であり低コストに製造できる。また、半開ロック部材と一体的に構成されているため、支持部の強度も高くできる。
支持部は貫通孔を有し、クッション部材は、ストライカと支持部との間に挟まれて弾性変形する本体部と、貫通孔に挿通される挿通部とを有することが好ましい。挿通部によって、半開ロック部材に対するクッション部材の取り付け作業性や、取り付け後の安定性を向上させることができる。
半開ロック部材に、アンロック位置でストライカの移動軌跡上に位置する被押圧部を設けてもよい。半開ロック部材がアンロック位置にある状態で開閉体を支持体に対して閉じると、ストライカが被押圧部を押圧して半開ロック部材が半開ロック位置へ動作する。これにより、開閉体を閉じた状態で、半開ロック部材によるストライカの保持を確実に行わせることができる。
以上のように、本発明によれば、開閉体を全閉状態及び半開状態で保持可能で、構造の自由度とスペース効率に優れる車両用ロック装置を得ることができる。
全閉ロック状態にある車両用ロック装置の正面図である。 全閉ロック状態にある車両用ロック装置の背面図である。 セカンダリラッチがアンロック位置にある状態の車両用ロック装置の背面図である。 車両用ロック装置の側面図である。 図2のA−A線に沿う断面図である。 セカンダリラッチとストッパクッションの背面図である。
以下、本実施の形態の車両用ロック装置1について、図面を参照して説明する。車両用ロック装置1が設けられる車両は、車体(不図示)に設けたエンジンルーム(不図示)を覆うボンネット(不図示)を有しており、ボンネットが車体に対して開閉可能に支持されている。すなわち、車体が支持体であり、ボンネットが開閉体である。車両用ロック装置1は、ボンネットを全閉状態及び半開状態で保持し、保持解除操作に応じてボンネットの開放を許すロック装置である。なお、本発明は、開閉体を全閉状態及び半開状態で保持する機能を有していれば、ボンネット以外の開閉体用のロック装置にも適用が可能である。
車両用ロック装置1は、車体とボンネットの一方に固定されるベースプレート(ベース部材)10を備えている。ベースプレート10上には、ラッチ(全閉ロック部材)20、ラチェット(ロック保持部材)30、セカンダリラッチ(半開ロック部材)40がそれぞれ回動可能に支持されている。車体とボンネットの他方にはストライカ60(図2、図5参照)が設けられている。ベースプレート10、ラッチ20、ラチェット30、セカンダリラッチ40、ストライカ60はそれぞれ金属で形成されている。ベースプレート10とラッチ20とラチェット30とセカンダリラッチ40がロック機構を構成し、このロック機構によってストライカ60が保持及び保持解除される。ベースプレート10は板状であり、ベースプレート10の表裏にロック機構を構成する各部材が組み付けられている。以下の説明では、図1に表れている側をロック機構の表面(正面)、図2及び図3に表れている側をロック機構の裏面(背面)とする。
ベースプレート10には、表裏を貫通するストライカ進入溝11が形成されている。ストライカ60は、ストライカ進入溝11に進入可能な径の円柱部を有しており、ストライカ60の当該円柱部の断面形状を図2に示した。ストライカ進入溝11は、ベースプレート10の周縁部に開口していて、ボンネットを開閉するときのストライカ60の進行方向に向けて延びる長溝となっている。ボンネットの開閉時にストライカ60の円柱部の中心が移動する軌跡と重なる仮想線を、図2及び図3にストライカ移動軌跡Sとして示した。
ベースプレート10には、ストライカ進入溝11を挟んで両側に位置する軸12と軸13が設けられており、軸12を中心として回動可能にラッチ20が支持され、軸13を中心として回動可能にラチェット30が支持されている。また、ストライカ進入溝11の延長上(ストライカ移動軌跡S上)に軸14が設けられており、軸14を中心として回動可能にセカンダリラッチ40が支持されている。図4には、軸12、13、14のそれぞれの軸心位置12x、13x、14xを一点鎖線で示した。ラッチ20とラチェット30はベースプレート10の表面側に配置されている(図1、図5参照)。一方、セカンダリラッチ40はベースプレート10の裏面側に配置されている(図2から図5参照)。
ラッチ20は、ストライカ保持溝21(図1及び図2に一部が表れている)を有している。ストライカ保持溝21はストライカ60が進入可能な幅を有している。ラッチ20は、全閉ロック位置とアンロック位置とに回動可能である。ラッチ20の全閉ロック位置では、図1及び図2に示すように、ストライカ進入溝11の形成方向に対してストライカ保持溝21を交差させており、ストライカ保持溝21内に保持されたストライカ60がストライカ進入溝11から離脱することを規制する。ラッチ20のアンロック位置は図示していないが、図1の全閉ロック位置から反時計方向に回動して、ストライカ保持溝21内へのストライカ60の保持を解除して、ストライカ進入溝11からのストライカ60の離脱を許す状態になる。
ラッチ20のバネ掛け部22と、ベースプレート10のバネ掛け部15とに、ラッチ付勢バネ23の一端と他端が係止されている。ラッチ付勢バネ23は引張コイルバネであり、ラッチ20をアンロック位置に向けて付勢する。バネ掛け部22は、ラッチ20の一部をベースプレート10の表面側(図1の紙面手前側)に屈曲させて形成されている。バネ掛け部15は、ベースプレート10に貫通形成された孔である。
ラチェット30は、ラッチ20に対して係合する係合部(図には表れていない)を有している。ラチェット30は、係止位置と係止解除位置とに回動可能である。図1はラチェット30が係止位置にある状態を示しており、ラチェット30の係合部がラッチ20に係合して、ラッチ20を全閉ロック位置に保持している。上述のようにラッチ20はラッチ付勢バネ23によりアンロック位置に向けて付勢されているが、この付勢力によるラッチ20の回動をラチェット30が規制している。ラチェット30の係止解除位置は図示していないが、図1の係止位置から反時計方向に回動して、ラッチ20に対する係合を解除して、アンロック位置へのラッチ20の回動を許す状態になる。
ラチェット30のバネ掛け部31と、ベースプレート10のバネ掛け部16とに、ラチェット付勢バネ32の一端と他端が係止されている。ラチェット付勢バネ32は引張コイルバネであり、ラチェット30を係止位置に向けて付勢する。バネ掛け部31は、ラチェット30の一部をベースプレート10の表面側(図1の紙面手前側)に屈曲させて形成されている。バネ掛け部16は、ベースプレート10の周縁の一部を表面側(図1の紙面手前側)に屈曲させて形成されている。
ラチェット30のケーブル接続部33には操作ケーブル(不図示)が接続している。車室内等に設けた解除操作部材(不図示)を操作すると、操作ケーブルが牽引されて、ラチェット付勢バネ32の付勢力に抗してラチェット30が係止位置から係止解除位置に回動される。
ボンネットが開放された状態から所定以上の勢いでボンネットを閉じると、ストライカ60がストライカ保持溝21の内面に当接して押し込み、ラッチ付勢バネ23の付勢力に抗してラッチ20がアンロック位置から全閉ロック位置へ回動する。ラッチ20が全閉ロック位置に達すると、係止位置へ向けて付勢されたラチェット30がラッチ20に係合して、ラッチ20を全閉ロック位置に保持する。これにより、図1及び図2に示す車両用ロック装置1の全閉ロック状態になる。
全閉ロック状態で解除操作部材(不図示)を操作すると、操作ケーブルを介してラチェット30が牽引されて係止位置から係止解除位置に回動される。すると、ラチェット30による保持が解除されたラッチ20が、ラッチ付勢バネ23の付勢力により全閉ロック位置からアンロック位置に向けて回動し、ラッチ20によるストライカ60の保持が解除される。すなわち車両用ロック装置1の全閉ロック状態が解除される。
このように、ラッチ20とラチェット30によってボンネットの全閉ロックとその解除が行われる。セカンダリラッチ40は、ラッチ20によるストライカ60の保持が解除された状態で、ストライカ進入溝11からのストライカ60の完全な離脱を規制してボンネットの開放量を制限する(半開状態に保持させる)ものである。セカンダリラッチ40は、図1及び図2に示す半開ロック位置と、図3に示すアンロック位置とに回動(揺動)可能である。
図6に示すように、セカンダリラッチ40は、軸14により軸支される軸支部41と、軸支部41から二股状に延設されるロックアーム42及び操作アーム43とを有する。ロックアーム42と操作アーム43は、セカンダリラッチ40が半開ロック位置(図2)にあるときに、ストライカ移動軌跡Sを挟んだ両側に位置する一対の側部を構成している。ロックアーム42の先端付近には、操作アーム43側に向けて突出する屈曲部44が形成されている。屈曲部44は、軸支部41側を向く規制面45と、軸支部41と反対側を向く案内面46とを有しており、屈曲部44の先端側に進むにつれて規制面45と案内面46の間隔が狭くなっている。操作アーム43は、先端付近に操作部47を有する。操作部47はロックアーム42とは反対側に向いており、側方から見て広い板状の操作面を有している(図4参照)。操作アーム43はまた、ロックアーム42を向く側に案内面(被押圧部)48を有している。案内面48は、操作アーム43の先端側に進むにつれてロックアーム42から離れる方向に傾斜する面である。
セカンダリラッチ40のロックアーム42と操作アーム43はそれぞれ、ロック機構の裏面側に膨出する形状の凸部42a、43aを有している。凸部42aと凸部43aはロックアーム42と操作アーム43の幅方向の中央部分に形成されている。凸部42aと凸部43aの周囲に位置するロックアーム42と操作アーム43の周縁部分は、概ね平らな板状になっている。凸部42a、43aによってロックアーム42と操作アーム43の剛性が高くなっている。
軸支部41の外周部には、バネ掛け部49、第1ストッパ50、第2ストッパ51が設けられている。バネ掛け部49は、軸支部41に対してロックアーム42や操作アーム43と異なる方向に突出する部分の先端に設けられており、当該突出部分の先端を裏面側(図2、図3及び図6の紙面手前側)に屈曲させて形成されている。第1ストッパ50と第2ストッパ51は、軸14回りの回転方向に位置を異ならせて配置され、軸14を中心とする径方向に突出している。
ベースプレート10の一部を裏面側に切り起こして、ストッパ突起17が設けられている(図2から図4参照)。ストッパ突起17は、セカンダリラッチ40の回動方向で第1ストッパ50と第2ストッパ51の間に位置している。セカンダリラッチ40が回動すると、その回動方向に応じて、第1ストッパ50又は第2ストッパ51がストッパ突起17に当接する。図2のように、第1ストッパ50がストッパ突起17の一端に当接して時計方向の回動が規制される状態が、セカンダリラッチ40の半開ロック位置である。図3のように、第2ストッパ51がストッパ突起17の他端に当接して反時計方向の回動が規制される状態が、セカンダリラッチ40のアンロック位置である。
ストッパ突起17に対して、セカンダリ付勢バネ52の一端が係止されている。セカンダリ付勢バネ52の他端は、バネ掛け部49に係止されている。セカンダリ付勢バネ52は引張コイルバネであり、セカンダリラッチ40を半開ロック位置に向けて付勢する。
図2に示すように、セカンダリラッチ40の半開ロック位置では、屈曲部44がストライカ進入溝11の開口付近と重なる位置に進出する。ボンネットが開放された状態から所定以上の勢いでボンネットを閉じると、ストライカ60が案内面46に当接して押し込み、セカンダリ付勢バネ52の付勢力に抗してセカンダリラッチ40が半開ロック位置(図2)からアンロック位置(図3)に向けて回動する。このセカンダリラッチ40の回動によって、屈曲部44がストライカ進入溝11と重なる位置から退避し、ストライカ進入溝11内へのストライカ60の進入が可能になる。そして、ストライカ進入溝11内にストライカ60が進入した後は、上述の通り、進入するストライカ60の勢いによってラッチ20を全閉ロック位置まで回動させて、車両用ロック装置1が全閉ロック状態になる。セカンダリラッチ40はセカンダリ付勢バネ52の付勢力によって半開ロック位置に戻る。
全閉ロック状態から、ラッチ20に対するアンロック操作(ラチェット30を係止解除位置に回動させ、ラッチ20をアンロック位置に回動させる)を行うと、アンロック位置へ向けて回動するラッチ20によって、ストライカ60がストライカ進入溝11の開口側に向けて押し出される。このとき、半開ロック位置にあるセカンダリラッチ40の屈曲部44がストライカ進入溝11の開口付近と重なる状態にあるため、ストライカ60は規制面45に当接して、ストライカ進入溝11からのストライカ60の離脱が規制される。この状態が半開ロック状態であり、全閉ロック状態からストライカがストライカ進入溝11の開口側に移動している分、ボンネットが全閉状態から所定量開かれている。
半開ロック状態では、セカンダリラッチ40の操作部47が車外側から操作可能になる。ボンネットと車体の隙間から手などをエンジンルーム内に挿入して、操作部47を図2の矢印F方向に押し込むことにより、セカンダリ付勢バネ52の付勢力に抗してセカンダリラッチ40が半開ロック位置(図2)からアンロック位置(図3)へ回動する。セカンダリラッチ40がアンロック位置まで達すると、第2ストッパ51がストッパ突起17に当接してセカンダリラッチ40の回動が規制されるため、セカンダリラッチ40が過度に回動することはない。セカンダリラッチ40のアンロック位置では、操作アーム43の一部がストライカ進入溝11と重なる位置まで進出する。このとき、ストライカ進入溝11の片方の側面と案内面48とが、ストライカ進入溝11の開口方向に向けて広がるV字状の関係になり(図3参照)、ストライカ進入溝11の開口側へストライカ60を押し出す力が加わる。そして、ラッチ20とセカンダリラッチ40のいずれもストライカ60に対する移動規制を解除しているので、ボンネットを全開させることができる。
なお、セカンダリ付勢バネ52の破損やその他の原因により、ボンネットの全開状態で、セカンダリラッチ40が図3のアンロック位置やそれに近い位置に留まってしまう場合も有り得る。この場合、ボンネットを閉じてストライカ60がストライカ進入溝11に進入していくと、ストライカ進入溝11と重なる位置に進出しているセカンダリラッチ40の案内面48に対してストライカ60が当接する。案内面48は、ストライカ進入溝11への進入方向へ進むストライカ60の移動力が加わると、セカンダリラッチ40を半開ロック位置に向けて押し込む分力を発生させる傾斜面である。そのため、ボンネットを閉じる際のストライカ60の動作によって、強制的にセカンダリラッチ40を半開ロック位置に回動させることができる。つまり、操作アーム43上の案内面48は、セカンダリラッチ40に動作不良が生じた場合でも適切に動作させるフェイルセーフ手段として機能する。
以上のように、車両用ロック装置1では、ラッチ20及びラチェット30に加えてセカンダリラッチ40を備えることによって、ボンネットを全閉状態と半開状態に保持することができる。車両用ロック装置1はさらに、全閉状態でストライカ60が当接するストッパクッション(クッション部材)70を備えている。ストッパクッション70は、ゴム等の弾性材からなり、セカンダリラッチ40に取り付けられている。
図6に示すように、セカンダリラッチ40は、軸支部41とロックアーム42と操作アーム43によって形成されるU字状の形状の底部に位置するクッション支持部53を有している。クッション支持部53は、軸支部41のうち、ロックアーム42と操作アーム43の間に位置する内縁部分をロック機構の裏面側に切り起こして形成された略矩形の板状部である(図5参照)。図2に示すように、セカンダリラッチ40が半開ロック位置にあるときに、クッション支持部53の板面は、ストライカ移動軌跡Sの延長上で、ストライカ移動軌跡Sに正対して(直交して)位置する。セカンダリラッチ40がアンロック位置に回動すると、図3のように、クッション支持部53の板面はストライカ移動軌跡Sに対して傾斜する位置関係になる。図5に示すように、クッション支持部53には、板の厚さ方向に貫通する貫通孔54が形成されている。
図2及び図6における、上下方向をストッパクッション70の高さ方向、左右方向をストッパクッション70の幅方向、紙面に直交する方向をストッパクッション70の厚み方向とする。ストッパクッション70は、本体部71と、本体部71から高さ方向に突出する軸状の挿通部72とを有している。図5に示すように、ストッパクッション70の厚み方向での本体部71の大きさは、セカンダリラッチ40に対して切り起こされているクッション支持部53の突出量(切り起こし量)と略同じである。
本体部71は、高さ方向の一方に向く平面状の被支持面73と、被支持面73の幅方向両側に位置して高さ方向に突出する一対の位置規制部74とを有している。幅方向での一対の位置規制部74の間隔は、同方向へのクッション支持部53の長さと略同じである。挿通部72は、被支持面73から突出しており、軸方向の途中に大径の抜け止め部75を有する。
本体部71のうち、高さ方向で被支持面73とは反対側を向く面はストライカ受け面76となっている。ストライカ受け面76は、幅方向の両側から中央に向けて徐々に高さ方向の深さを増すV字状の凹面である。本体部71はさらに、ストライカ受け面76の背後に位置する一対の肉抜き孔77を有する。一対の肉抜き孔77は、ストッパクッション70の厚み方向に貫通する孔であり、本体部71のうち幅方向の両側部に近い位置に設けられている。言い換えれば、本体部71の幅方向の中央付近に凹状のストライカ受け面76の最も深い箇所(最深部)が位置し、ストライカ受け面76の最深部を挟んで幅方向の両側に一対の肉抜き孔77が位置している。
ストッパクッション70をセカンダリラッチ40に取り付ける際は、挿通部72を貫通孔54に挿入し、被支持面73がクッション支持部53の板面に当接する位置まで本体部71を高さ方向に移動させる。このとき、貫通孔54から突出する挿通部72の先端部分(抜け止め部75よりも先端側の細径部分)を作業者が把持して引っ張ると組み付けやすい。抜け止め部75は、挿通部72の先端側ほど径を小さくする円錐状の外面形状を有しており、貫通孔54を通過しやすい。一方、抜け止め部75は、貫通孔54を通過すると、挿通部72の軸線と略直交する面を被支持面73に当接させるので、貫通孔54から抜けにくい。
図2から図6に示すように、被支持面73がクッション支持部53に当接すると、被支持面73と抜け止め部75がクッション支持部53を表裏から挟む関係になり、クッション支持部53に対する高さ方向へのストッパクッション70の移動が規制される。また、図2、図3及び図6に示すように、クッション支持部53の幅方向の両端面を一対の位置規制部74が挟むことにより、クッション支持部53に対する幅方向へのストッパクッション70の移動が規制される。また、貫通孔54の内面によって、ストッパクッション70の幅方向や厚み方向への挿通部72の移動が規制される。
さらに、本体部71の幅方向の両側部分は、厚み方向でセカンダリラッチ40のロックアーム42及び操作アーム43の一部と重なる関係にある(図2、図3及び図6参照)。より詳しくは、ロックアーム42と操作アーム43のうち、凸部42aや凸部43aの周囲に位置する平板状の部分に対して、本体部71の幅方向の両側部分が重なる。これにより、クッション支持部53による支持だけでなく、ロックアーム42と操作アーム43が厚み方向で本体部71を支持し、ストッパクッション70に高い安定性を持たせることができる。
以上のようにしてストッパクッション70がセカンダリラッチ40に取り付けられる。本実施形態の取り付け構造によれば、接着などを用いずに、クッション支持部53に対するストッパクッション70の高さ方向の移動(挿通部72に対する引っ張り、本体部71に対する押し込み)だけで、簡単且つ確実にストッパクッション70をセカンダリラッチ40に取り付けることができる。そして、取り付けた状態でのストッパクッション70の安定性にも優れている。なお、挿通部72のうち抜け止め部75よりも先端側の細径部分は、ストッパクッション70の取り付け時に引っ張るための部分であるため、ストッパクッション70の取り付け後には切除してもよい。
図2に示すように、セカンダリラッチ40が半開ロック位置にあるとき、本体部71、クッション支持部53、挿通部72(抜け止め部75)がストライカ移動軌跡S上に並んで位置する。より詳しくは、本体部71の幅方向中央に位置するストライカ受け面76の最深部と、クッション支持部53に設けた貫通孔54と、挿通部72の軸線とが、ストライカ移動軌跡S上に位置する。このとき本体部71のうちストライカ受け面76側の一部は、ストライカ進入溝11の最奥部付近と重なる高さ方向位置に進出しており(図5参照)、全閉ロック状態でラッチ20に保持されるストライカ60に対してストッパクッション70のストライカ受け面76が当接する(高さ方向でオーバーラップする)関係にある(図2参照)。
従って、ボンネットを閉じて車両用ロック装置1が全閉ロック状態になるときに、ストライカ進入溝11の奥側に向けて勢いよく移動するストライカ60が、ストッパクッション70のストライカ受け面76(特にストライカ移動軌跡S上の最深部付近)に当接して押し込む。ストライカ60によって押し込まれたストッパクッション70は、被支持面73とクッション支持部53の当接によって当該押し込み方向への移動が規制されるので、ストライカ60の移動に伴って本体部71の高さを減少させる(ストライカ受け面76をクッション支持部53に近づける)ように圧縮変形される。図2は、圧縮変形されていない初期状態での本体部71の形状を示しているが、実際の全閉ロック状態では、ストッパクッション70はストライカ60に押し込まれて変形している。このように、弾性的に変形するストッパクッション70にストライカ60を当て付けることにより、ストライカ60とロック機構との間のガタつきや振動を防いだり、ストライカ60がロック機構側の金属部材に当接(衝突)して生じる異音を防いだりすることができる。
ストッパクッション70のストライカ受け面76は、幅方向の中央が最も深くなるV字状の凹面であるため、ストライカ60を安定して当接させやすい。また、ストライカ移動軌跡Sの両側位置に一対の肉抜き孔77が形成されており、ストライカ受け面76の幅方向の中央付近がストライカ60により押圧されたときに、その近傍で本体部71が弾性変形しやすくなっている。これにより、ストッパクッション70は、ストライカ60に対する弾性変形の追随性が良く、優れた制震効果を得ることができる。
さらに、緩衝用のストッパクッション70がセカンダリラッチ40に設けられているので、ストライカ60からの押し込み力をストッパクッション70で受けると、セカンダリラッチ40のガタつきが抑えられて安定性が向上する。より詳しくは、図2に示すように、セカンダリラッチ40において、ストッパクッション70からの押し込み力を受けるクッション支持部53と、セカンダリラッチ40を軸支する軸14は、いずれもストライカ移動軌跡S上に位置している。そのため、ストライカ60とストッパクッション70を介してクッション支持部53に入力されるストッパクッション70の高さ方向への押圧力は、余分な回転方向のモーメントを生じさせずに軸14の箇所に入力され、セカンダリラッチ40を安定させる力として作用する。
さらに、ストッパクッション70をセカンダリラッチ40に取り付けたことの利点として、ロック機構の構造やレイアウトの自由度が向上する。ストッパクッション70のような緩衝部材に求められる要件は、全閉ロック状態でストライカ60に当接可能な位置に設けられていることである。この要件は、セカンダリラッチ40ではなく、ベースプレート10におけるストライカ進入溝11の最奥部付近に緩衝部材を支持させても満たすことが可能である。具体的には、ベースプレート10の表面側にはラッチ20やラチェット30が配置されているので、ベースプレート10の裏面側に緩衝部材を支持させることになる。仮に、ベースプレート10の裏面に緩衝部材を取り付けると、緩衝部材と同様にベースプレート10の裏面側に支持されているセカンダリラッチ40は、緩衝部材と干渉しない形状(構造)に設定する必要がある。例えば、本実施形態のセカンダリラッチ40の形状であると、アンロック位置(図3)に回動したときに、操作アーム43の基端付近が、ベースプレート10の裏面に支持される緩衝部材と干渉する。そのため、操作アーム43を備えない構成にしたり(操作部47の配置を変更する、案内面48による機能を省略する)、緩衝部材を迂回するように操作アーム43の形状を大幅に変更したりする(セカンダリラッチ40が大型化する)必要が生じる。
あるいは、ベースプレート10に緩衝部材を支持させる場合、ベースプレート10の裏面から厚み方向に離れた位置にセカンダリラッチ40を設定し、厚み方向でベースプレート10とセカンダリラッチ40の間に緩衝部材が位置する構成が想定される。しかし、この構成ではロック機構全体の厚みが増大してしまう。
本実施形態の車両用ロック装置1では、ストッパクッション70をセカンダリラッチ40に取り付けたことにより、上記のような構造やレイアウト上の制約を受けずに、スペース効率良くセカンダリラッチ40とストッパクッション70を設けることができる。図4や図5に示すように、セカンダリラッチ40とストッパクッション70が、ベースプレート10の裏面側で略同じ厚み範囲に収まっているため、ロック機構全体の厚み抑制に寄与している。また、図5に示すように、セカンダリ付勢バネ52もストッパクッション70と略同じ厚み範囲に収まっているため、セカンダリラッチ40を付勢する独立した付勢部材(セカンダリ付勢バネ52)を設けても、ロック機構の厚み増大を回避できる。
以上のように、本実施形態の車両用ロック装置1では、開閉体であるボンネットを全閉状態及び半開状態で保持可能であり、しかも、半開状態を設定するためのセカンダリラッチ40にストッパクッション70を設けたことで、構造の自由度とスペース効率において顕著な効果が得られる。また、ストッパクッション70への負荷を利用して、ボンネット閉時のセカンダリラッチ40のガタつき防止効果を得ることができる。
なお、セカンダリラッチ40によるストッパクッション70の支持構造として、切り起こしによるクッション支持部53以外を用いることも可能である。例えば、セカンダリラッチ40とは別に形成されたブラケットを溶接などでセカンダリラッチ40に固定し、このブラケットに対してクッション部材を取り付けてもよい。あるいは、セカンダリラッチ40に凹状の嵌め込み部を設け、この嵌め込み部の内部にクッション部材が嵌まり込むような支持構造にすることも可能である。
上記実施形態では、ストライカ移動軌跡Sに対して直交する板面を有するクッション支持部53に対して、概ね同じ面積の平らな被支持面73を当接させて、ストライカ60からストッパクッション70に入力される荷重を受けている。この構成は、被支持面73への負荷が、広い面積での面接触による圧縮荷重となるため、ストッパクッション70の耐久性などにおいて有利である。しかし、被支持面73とクッション支持部53に設けた凹凸形状を嵌合させるような支持構造にすることも可能である。このような凹凸形状は、ストッパクッション70に対して局所的に剪断荷重を与える可能性があるが、凹凸の嵌合によるストッパクッション70の位置安定性の向上を期待できる。また、被支持面73とクッション支持部53の当接箇所を、平面ではなく湾曲面などにすることも可能である。
上記実施形態では、ベースプレート10の裏面に隣接してセカンダリラッチ40を配し、セカンダリラッチ40の裏面側にストッパクッション70を支持させている。すなわち、ロック機構の表面側から、ベースプレート10、セカンダリラッチ40(特に軸支部41)、ストッパクッション70の順で配置されている。この厚み方向の配置順では、ベースプレート10の板面に近い位置でセカンダリラッチ40が支持されるので、軸14を短くしてセカンダリラッチ40の安定性を高めやすい。また、ストッパクッション70に比してセカンダリラッチ40の占める面積の方が大きいため、ストッパクッション70よりもセカンダリラッチ40をベースプレート10に近づける方が、ベースプレート10の裏面方向に突出する部分を小型化させやすい。しかし、本発明は、セカンダリラッチ40のうち裏面ではなく表面側(ベースプレート10に向く側)にクッション部材を支持する構成や、セカンダリラッチ40の表裏に突出するような形態でクッション部材を取り付ける構成を除外するものではない。これらの構成でも、クッション部材との干渉による制約を受けずにセカンダリラッチ40の構造及び形状の自由度を向上させる効果が得られる。
また、本発明の実施の形態は上記実施形態及び変形例に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の趣旨を逸脱しない範囲において様々に変更、置換、変形されてもよい。さらには、技術の進歩又は派生する別技術によって、本発明の技術的思想を別の仕方で実現することができれば、その方法を用いて実施されてもよい。したがって、特許請求の範囲は、本発明の技術的思想の範囲内に含まれ得る全ての実施形態をカバーしている。
1 :車両用ロック装置
10 :ベースプレート(ベース部材)
11 :ストライカ進入溝
20 :ラッチ(全閉ロック部材)
23 :ラッチ付勢バネ
30 :ラチェット(ロック保持部材)
32 :ラチェット付勢バネ
40 :セカンダリラッチ(半開ロック部材)
41 :軸支部
42 :ロックアーム(半開ロック部材の側部)
43 :操作アーム(半開ロック部材の側部)
45 :規制面
46 :案内面
48 :案内面(被押圧部)
52 :セカンダリ付勢バネ
53 :クッション支持部
54 :貫通孔
60 :ストライカ
70 :ストッパクッション(クッション部材)
71 :本体部
72 :挿通部
73 :被支持面
74 :位置規制部
75 :抜け止め部
76 :ストライカ受け面
77 :肉抜き孔
S :ストライカ移動軌跡

Claims (5)

  1. 開閉体と前記開閉体を開閉可能に支持する支持体の一方に設けられるベース部材と、
    前記開閉体と前記支持体の他方に設けられるストライカと、
    前記ベース部材に支持され、前記ストライカを保持して前記開閉体を全閉状態にさせる全閉ロック位置と、前記ストライカの保持を解除するアンロック位置とに動作する全閉ロック部材と、
    前記ベース部材に支持され、前記全閉ロック部材を前記全閉ロック位置に保持させる係止位置と、前記全閉ロック部材の前記アンロック位置への動作を許す係止解除位置とに動作するロック保持部材と、
    前記ベース部材に支持され、前記全閉ロック部材が前記アンロック位置にあるときに前記ストライカを保持して前記開閉体を半開状態にさせる半開ロック位置と、前記ストライカの保持を解除するアンロック位置とに動作する半開ロック部材と、
    前記半開ロック部材に設けられ、前記開閉体の前記全閉状態で前記ストライカが当接する、弾性材からなるクッション部材と、
    を備えることを特徴とする車両用ロック装置。
  2. 前記半開ロック部材は、前記半開ロック位置にあるときに、前記ストライカの移動軌跡を挟んだ両側に位置する一対の側部を有し、
    前記クッション部材の一部が前記一対の側部と重なっている請求項1に記載の車両用ロック装置。
  3. 前記半開ロック部材の一部を切り起こして設けた支持部に、前記クッション部材が支持されている請求項1又は2に記載の車両用ロック装置。
  4. 前記支持部は貫通孔を有し、
    前記クッション部材は、前記ストライカと前記支持部との間に挟まれて弾性変形する本体部と、前記貫通孔に挿通される挿通部とを有している請求項3に記載の車両用ロック装置。
  5. 前記半開ロック部材は、前記アンロック位置で前記ストライカの移動軌跡上に位置する被押圧部を有し、
    前記半開ロック部材が前記アンロック位置にある状態で前記開閉体を前記支持体に対して閉じると、前記ストライカが前記被押圧部を押圧して前記半開ロック部材が前記半開ロック位置へ動作する請求項1から4のいずれか1項に記載の車両用ロック装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112412201A (zh) * 2020-11-25 2021-02-26 浙江博鑫涵汽车零部件有限公司 一种汽车发动机盖锁

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