JP4973297B2 - ロック装置 - Google Patents

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本発明は、主として車両用のシートを車体側にロックし、あるいは、そのロックを解除することができるロック装置に関する。
この種のロック装置としては、例えば特許文献1に開示された技術を挙げることができる。この技術では、シート側にロック機構が設けられ、車体側にストライカーが設けられている。ロック機構は、ストライカーの受け入れが可能な凹部を有するロックベース、フック、ポールおよび追い込み用のカムを備えている。フックは、ロックベースに対して回転可能に支持され、ロックベースの凹部との間でストライカーを挟持したロック状態、あるいはストライカーから離れたアンロック状態を形成する。ポールは、フックに対して係合した状態に回転してフックをロック状態に保持する。追い込み用のカムは、ロック状態にあるフックをさらにロック方向へ押圧する。また、このカムは、ストライカーがロックベースの凹部から抜け出す方向へ大荷重が生じた場合に、その荷重の伝達経路のどの箇所よりも先に変形する脆弱部を備えている。この脆弱部の変形により、ロック機構の致命的な部位の変形や破損を回避している。
特開2005−271903号公報
特許文献1に開示されている技術において、ロック状態にあるストライカーがロックベースの凹部から抜け出す方向へ大荷重が発生し、カムの脆弱部が変形した場合にはフックがポールで受け止められるまでストライカーから離れるロック解除方向へ回転する。この結果、ロックベースの凹部と、この凹部の開口側に位置しているフックの端部との間に隙間が生じ、ロック機構とストライカーとのロック強度が低下する。
そこで、このような隙間が生じないように凹部の開口側に、その開口幅を狭める形状の張り出し部を形成しておくが考えられる。しかし、凹部の開口幅を狭めた分、ストライカーを受け入れにくくなり、ロック機構とストライカーとの位置のバラツキを吸収できず、ロック性能が低下する。
本発明は、このような課題を解決しようとするもので、その目的は、ロック強度を高めるために、ロックベースにおける凹部の開口幅を狭くしても、ロック機構とストライカーとの位置のバラツキを適正に吸収可能とすることである。
本発明は、上記の目的を達成するためのもので、以下のように構成されている。
第1の発明は、互いに係止される二部材の一方に設けられたロック機構と、二部材の他方に設けられたストライカーとからなり、ロック機構は、ストライカーを受け入れ可能な凹部を有するロックベースと、このロックベースに回転可能に軸支され、この回転によりロックベースの凹部との間でストライカーを挟持したロック状態、あるいはストライカーから離れたアンロック状態を形成するフックと、ロックベースに軸支され、フックに対して係合可能な位置に回転することにより、フックをロック状態に保持するポールとを備え、ストライカーがロックベースの凹部から抜け出す方向の大荷重が生じた場合に、その荷重の伝達経路中に設定されている荷重吸収部の変形に伴ってフックがロック解除方向へ回転する形式のロック装置であって、ロックベースにおける凹部の開口側には、その開口幅を広げる形状の第1開口縁と、逆に開口幅を狭める形状の第2開口縁とが設定されている。ロック機構は、ロックベースの凹部を有する側が一定の振り幅で円弧移動するように二部材の一方に回転可能に支持されているとともに、凹部の第1開口縁が第2開口縁側へ向かう回転方向へ付勢されている。
この構成によれば、ロックベースにおける凹部の開口幅を有効に使ってストライカーを受け入れることができるので、ロック強度を高めるために凹部の開口幅を狭くしても、ロック機構とストライカーとの位置のバラツキを吸収してロック性能を良好に維持することができる。
第2の発明は、第1の発明において、ロックベースの凹部の第2開口縁は、ロック状態において凹部の開口側に位置しているフックの端部と互いに重合する形状に設定されている。
これにより、ロック状態においてロックベースの凹部からストライカーが抜け出す方向の大荷重に対し、そのロック強度をより確実なものにすることができる。
第3の発明は、第1又は2の発明において、ロック状態において相互に係合するフックとポールとの係止面の少なくとも一方に、弾性体を用いた荷重吸収部が設けられている。
この場合、ロック状態におけるフックとポールとの係止面で異音が発生するのを防止できるとともに、フックをロック解除方向へ回転させる大荷重が生じたときは、荷重吸収部が押し潰されてフックとポールとが互いの係止面同士で係合し、必要な係合強度が得られる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を用いて説明する。
図1は、車両用の格納式シートを表した側面図である。図1で示すシートは、例えば三人掛け用のリヤシートであり、この形式のシートを格納するには最初にリクライニング機構13を操作し、図1で示すようにシートクッション10側へシートバック12を倒し込む。これと併行して、シートクッション10のリヤ側下部とフロア14側とを係止しているロック装置のロック解除操作を行う。この後、シートクッション10を、そのフロント側端部を支点として回転させ、シート全体をフロントシート(図示省略)の背面に立てかける。
そのための構造として、シートクッション10のフロント端部は、フロア14に固定されたヒンジブラケット16に対し、回転軸18によって連結されている。シートクッション10のリヤ側下部とフロア14側とを係止しているロック装置の構成は、シートクッション10のリヤ側下部(二部材の一方)に設けられたロック機構20と、フロア14(二部材の他方)に固定されたストライカー50とに大別される。なお、ヒンジブラケット16と回転軸18とによる連結構造およびロック装置は、シートの両サイドにそれぞれ配置される。
図2は、ロック機構20のアンロック状態を表した構成図である。図3は、ロック機構20のロック状態を表した構成図である。ロック機構20は、ロックベース22、フック30、ポール40および解除レバー46を主体として構成されている。
ロックベース22は二枚一組であり、両ロックベース22が所定の間隔をもって結合され、それらの間に解除レバー46を除く他の構成部品が挟み込まれた状態で組み付けられている。このロックベース22が、二部材の一方であるシートクッション10のリヤ側下部に対し、支持軸27によって回転可能に支持される。
ロックベース22は、その下部において下向きに開放した凹部23を備えている。この凹部23は、その開放側からストライカー50を受け入れることが可能である。また、凹部23における開口側の両縁は、その開口幅を広げるために開いた形状の第1開口縁23aと、逆に開口幅を狭める方向へ張り出した形状の第2開口縁23bとに分けられている。ただし、第1開口縁23aの開き量よりも第2開口縁23bの張り出し量の方が大きく、結果として凹部23の開口幅は従前よりも狭く設定されている。
なお、これらの開口縁23a,23bも含めた凹部23の全縁部は、樹脂コーティング26で被われている。この樹脂コーティング26は、後で説明するロック操作時においてロックベース22とストライカー50との金属接触による異音発生を防止するためのものである。
ロックベース22における支持軸27の側方箇所には、その外側部から内方へ「コ」の字状に入り込んだ切り込み部28が設けられている。この切り込み部28には、二部材の一方であるシートクッション10側に固定されたストッパーピン11が位置している。これにより、支持軸27を支点とするロックベース22の回転は、切り込み部28の相対向するストッパー面28a,28bがストッパーピン11に当たることで規制される。そして、ロックベース22はスプリング(図示省略)の弾性力により、図2、図3における時計回り方向へ常に付勢されている。このため、アンロック状態におけるロックベース22は、切り込み部28の一方のストッパー面28aがストッパーピン11に当たった状態に保たれている(図2)。すなわち、ロックベース22は、その凹部23を有する側が一定の振り幅で円弧移動するように支持軸27の軸心回りに回転でき、かつ、アンロック状態では図2で示す回転位置に保たれている。そして、このときの凹部23は、ストライカー50に対する開口幅が広い状態となっている。
なお、ロックベース22を付勢しているスプリングの弾性力は、このロックベース22を図2の状態に保つ程度の比較的小さい力に設定されている。
フック30は、ロックベース22に対してフック軸36の軸心回りに回転するように支持されているとともに、斜め側方に向かって開口したフック凹部31を備えている。このフック凹部31が、ロックベース22の凹部23に受け入れたストライカー50に係合し、このストライカー50を凹部23の奥部との間で挟持することにより、ロック機構20がロック状態となる(図3)。フック30の外周部には、ポール40と接触する係止面32が設けられている。また、フック30の表面は、フック凹部31および係止面32を含むほぼ全面にわたって樹脂コーティング34で被われている。この樹脂コーティング34は、ロック操作時におけるフック30とストライカー50との金属接触およびフック30とポール40との金属接触によるそれぞれの異音発生を防止する。
樹脂コーティング34において係止面32を被っている部分には、この係止面32とポール40の係止面42との間に位置する弾性部34aが形成されている。すなわち、フック30の係止面32は、弾性部34aを介してポール40の係止面42で受け止めることになる。この弾性部34aは、フック30とポール40との金属接触による異音を防止するとともに、フック30をロック解除方向へ回転させる大荷重により押し潰されるように弾性変形し、その荷重を吸収する。このように樹脂コーティング34の弾性部34aは、本発明の「荷重吸収部」に相当する。
ポール40および解除レバー46は、ロックベース22に回転可能に支持されたポール軸44の軸上にそれぞれ固定されている。ポール40は、フック30の係止面32に接触して受け止めることが可能な係止面42を有する。解除レバー46には、ロック機構20にロック解除の操作力(引っ張り力)を伝えるケーブル(図示省略)が結合される。この解除レバー46がロック解除の操作力を受けてポール軸44と共に回転し、該ポール軸44を通じてポール40が回転する。なお、フック30と解除レバー46(ポール40)との間には、引っ張りコイルバネを用いたロックスプリング(図示省略)が掛けられており、フック30が例えば図2において反時計回り方向へ付勢され、同時に解除レバー46が時計回り方向へ付勢されている。
つづいて、ロック装置の機能について説明する。
いま、ロック機構20は図2で示すアンロック状態にあるものとする。既に説明したようにフック30は反時計回り方向へ付勢され、その一部がロックベース22のストッパー(図示省略)に当たることで図2の回転位置に保持されている。一方、ポール40は時計回り方向へ付勢され、その先端部がフック30の外周に当たることで図2の回転位置に保持されている。
ロック機構20のロック操作により、ロックベース22の凹部23にストライカー50が相対的に進入し、この進入に伴ってフック30のフック凹部31における一方の端部31aにストライカー50が当たり、フック30をフック軸36の軸心回りに回転させる力が働く。これにより、フック30が前述した付勢力に抗して時計回り方向へ回転し、フック凹部31にストライカー50が係合するとともに、フック凹部31における他方の端部31bと凹部23の奥部との間でストライカー50が挟持される。これと並行してポール40が前述した付勢力によって回転し、その係止面42がフック30の係止面32に接触して受け止める。これにより、ロック機構20が図3で示すロック状態に保持される。このロック状態においては、フック30のフック凹部31における端部31bがロックベース22の凹部23の第2開口縁23bに重合し、フック30によって凹部23の開口側が閉ざされている。
図3で示すロック機構20のロック状態において、ロック解除のための操作が行われると、ケーブルを通じて解除レバー46がポール40と共に反時計回り方向へ回転操作される。このため、ポール40の係止面42がフック30の係止面32から外れ、フック30が前述した付勢力によって反時計回り方向へ回転する。これにより、フック30のフック凹部31がストライカー50から離れ、ロック機構20は再び図2で示すアンロック状態になる。
つぎに、主として図4および図5により、ロック機構20とストライカー50との組み付け公差等による相互間の位置のバラツキを吸収する機能について説明する。
図4は、ロック機構20に対するストライカー50の位置がその基準位置Sから図面の左方向へ寸法Lだけ相対的にずれている場合のロック操作を表したものである。図5は、ストライカー50の位置がその基準位置Sから図面の右方向へ寸法Lだけ相対的にずれている場合のロック操作を表したものである。そこで、これらの図面にしたがってロック操作時の位置ずれ吸収について説明する。
既に述べたようにロック機構20がアンロック状態にあるときのロックベース22は、切り込み部28の一方のストッパー面28aがストッパーピン11に当たった状態に保たれ、その凹部23はストライカー50に対する開口幅が広い状態となっている。したがって、図4(A)、図5(A)に示すアンロック状態においても、図面の左方向あるいは右方向へ寸法Lの範囲内でずれているストライカー50に対し、凹部23は広い開口幅で対向している。
図4(A)で示すアンロック状態から前述したロック操作が行われると、図4(B)で示すように凹部23に進入したストライカー50が、フック30のフック凹部31における一方の端部31aに当たってフック30を時計回り方向へ回転させる。そして、図4(C)で示すように凹部23の奥までストライカー50が進入し、この凹部23の奥部とフック凹部31における他方の端部31bとの間でストライカー50が挟持され、ロック状態となる。なお、図4(C)で示すロック状態では、ストライカー50が凹部23の奥まで進入することに伴ってロックベース22が支持軸27の軸心回りに付勢力に抗して少し回転し、切り込み部28のストッパー面28aがストッパーピン11から離れている。
図5(A)で示すアンロック状態からロック操作が行われた場合は、図5(B)で示すように凹部23に向かうストライカー50が該凹部23の第1開口縁23aに当たり、ロックベース22を付勢力に抗して少し回転させる。この後、図5(C)で示すようにストライカー50がフック30を回転させながら凹部23の奥に向かって進入し、それに伴ってロックベース22が付勢力に抗してさらに回転する。そして、図5(D)で示すようにストライカー50が凹部23の奥部まで進入したロック状態では、ロックベース22がさらに回転し、その切り込み部28における他方のストッパー部28bがストッパーピン11に当たっている。
以上の説明で明らかなように、ロック機構20(ロックベース22)を支持軸27の軸心回りに一定の範囲で回転可能とし、かつ、この回転に対して一方向へ付勢力を付与することにより、ロックベース22における凹部23の開口幅を従前よりも狭く設定しているにもかかわらず、凹部23の開口幅を有効に使ってストライカー50を受け入れることができる。したがって、ロック機構20とストライカー50とにおける相互間の位置のバラツキを吸収してロック性能を良好に維持することができる。
ロック状態においてロックベース22の凹部23からストライカー50が抜け出す方向の大荷重がフック30に作用した場合に、既に述べたようにフック30の係止面32とポール40の係止面42との間に位置している弾性部34aが図6で示すように押し潰され、それによって荷重が吸収される。なお、弾性部34aが変形した分、フック30がロック解除方向へ回転しているものの、その端部31bはロックベース22の第2開口縁23bに重合した状態に保たれている。これにより、ロックベース22の凹部23からストライカー50が抜け出す方向の荷重に対するロック強度が保持される。すなわち、ロック機構20における前述のロック性能とロック強度との両立が可能となる。
図7に、フック30に対する追い込み機能を備えたロック機構20がロック状態で示されている。この図面において、ポール軸44の軸上には追い込み用のカム60が回動可能に支持されている。このカム60とロックベース22との間には、追い込みスプリング64が掛けられている。この追い込みスプリング64の弾性力により、カム60がポール軸44の軸心を支点として時計回り方向へ付勢され、カム60の先端面がフック30の突出部33に接触して押圧している。このため、フック30に対するロック方向への回転力が強く働き、ストライカー50がロックベース22の凹部23の奥に追い込まれてロック機構20とストライカー50との間のガタ詰めが行われる。
また、カム60には、その先端面とポール軸44による支持箇所との間において脆弱部62が設けられている。この脆弱部62は、ロックベース22の凹部23からストライカー50が抜け出す方向の大荷重がフック30に作用したときに、他の箇所よりも先に変形して荷重が吸収される。脆弱部62が変形すると、フック30の係止面32がポール40の係止面42によって受け止められ、前述のガタ詰め状態は解消されるがロック機構20のロック状態は維持される。また、脆弱部62の変形に伴い、樹脂コーティング34の弾性部34aが潰れたときと同様にフック30がロック解除方向へ回転するものの、その端部31bはロックベース22の第2開口縁23bに重合した状態に保たれている。これにより、ロックベース22の凹部23からストライカー50が抜け出す方向の荷重に対するロック強度が保持される。
なお、図7においてはカム60の脆弱部62が本発明の「荷重吸収部」に相当する。そして、図7で示すロック機構20の「荷重吸収部」は、フック30の突出部33を変形させる形式としてもよい。
車両用の格納式シートを表した側面図 ロック機構のアンロック状態を表した構成図 ロック機構のロック状態を表した構成図 ロック機構とストライカーとの位置が一方向へずれているときの吸収作動を表した説明図 ロック機構とストライカーとの位置が他方向へずれているときの吸収作動を表した説明図 フックをロック解除方向へ回転させる大荷重が生じたときのロック機構のロック状態を表した構成図 追い込み機能を備えたロック機構のロック状態を表した構成図
符号の説明
10 シートクッション(二部材の一方)
14 フロア(二部材の一方)
20 ロック機構
22 ロックベース
23 凹部
23a 第1開口縁
23b 第2開口縁
30 フック
34a 弾性部(荷重吸収部)
40 ポール
50 ストライカー

Claims (3)

  1. 互いに係止される二部材の一方に設けられたロック機構と、二部材の他方に設けられたストライカーとからなり、
    ロック機構は、ストライカーを受け入れ可能な凹部を有するロックベースと、このロックベースに回転可能に軸支され、この回転によりロックベースの凹部との間でストライカーを挟持したロック状態、あるいはストライカーから離れたアンロック状態を形成するフックと、ロックベースに軸支され、フックに対して係合可能な位置に回転することにより、フックをロック状態に保持するポールとを備え、
    ストライカーがロックベースの凹部から抜け出す方向の大荷重が生じた場合に、その荷重の伝達経路中に設定されている荷重吸収部の変形に伴ってフックがロック解除方向へ回転する形式のロック装置であって、
    ロックベースにおける凹部の開口側には、その開口幅を広げる形状の第1開口縁と、逆に開口幅を狭める形状の第2開口縁とが設定され、
    ロック機構は、ロックベースの凹部を有する側が一定の振り幅で円弧移動するように二部材の一方に回転可能に支持されているとともに、凹部の第1開口縁が第2開口縁側へ向かう回転方向へ付勢されているロック装置。
  2. 請求項1に記載されたロック装置であって、
    ロックベースの凹部の第2開口縁は、ロック状態において凹部の開口側に位置しているフックの端部と互いに重合する形状に設定されているロック装置。
  3. 請求項1又は2に記載されたロック装置であって、
    ロック状態において相互に係合するフックとポールとの係止面の少なくとも一方に、弾性体を用いた荷重吸収部が設けられているロック装置。
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