JP4973297B2 - ロック装置 - Google Patents
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そこで、このような隙間が生じないように凹部の開口側に、その開口幅を狭める形状の張り出し部を形成しておくが考えられる。しかし、凹部の開口幅を狭めた分、ストライカーを受け入れにくくなり、ロック機構とストライカーとの位置のバラツキを吸収できず、ロック性能が低下する。
第1の発明は、互いに係止される二部材の一方に設けられたロック機構と、二部材の他方に設けられたストライカーとからなり、ロック機構は、ストライカーを受け入れ可能な凹部を有するロックベースと、このロックベースに回転可能に軸支され、この回転によりロックベースの凹部との間でストライカーを挟持したロック状態、あるいはストライカーから離れたアンロック状態を形成するフックと、ロックベースに軸支され、フックに対して係合可能な位置に回転することにより、フックをロック状態に保持するポールとを備え、ストライカーがロックベースの凹部から抜け出す方向の大荷重が生じた場合に、その荷重の伝達経路中に設定されている荷重吸収部の変形に伴ってフックがロック解除方向へ回転する形式のロック装置であって、ロックベースにおける凹部の開口側には、その開口幅を広げる形状の第1開口縁と、逆に開口幅を狭める形状の第2開口縁とが設定されている。ロック機構は、ロックベースの凹部を有する側が一定の振り幅で円弧移動するように二部材の一方に回転可能に支持されているとともに、凹部の第1開口縁が第2開口縁側へ向かう回転方向へ付勢されている。
これにより、ロック状態においてロックベースの凹部からストライカーが抜け出す方向の大荷重に対し、そのロック強度をより確実なものにすることができる。
この場合、ロック状態におけるフックとポールとの係止面で異音が発生するのを防止できるとともに、フックをロック解除方向へ回転させる大荷重が生じたときは、荷重吸収部が押し潰されてフックとポールとが互いの係止面同士で係合し、必要な係合強度が得られる。
図1は、車両用の格納式シートを表した側面図である。図1で示すシートは、例えば三人掛け用のリヤシートであり、この形式のシートを格納するには最初にリクライニング機構13を操作し、図1で示すようにシートクッション10側へシートバック12を倒し込む。これと併行して、シートクッション10のリヤ側下部とフロア14側とを係止しているロック装置のロック解除操作を行う。この後、シートクッション10を、そのフロント側端部を支点として回転させ、シート全体をフロントシート(図示省略)の背面に立てかける。
そのための構造として、シートクッション10のフロント端部は、フロア14に固定されたヒンジブラケット16に対し、回転軸18によって連結されている。シートクッション10のリヤ側下部とフロア14側とを係止しているロック装置の構成は、シートクッション10のリヤ側下部(二部材の一方)に設けられたロック機構20と、フロア14(二部材の他方)に固定されたストライカー50とに大別される。なお、ヒンジブラケット16と回転軸18とによる連結構造およびロック装置は、シートの両サイドにそれぞれ配置される。
ロックベース22は二枚一組であり、両ロックベース22が所定の間隔をもって結合され、それらの間に解除レバー46を除く他の構成部品が挟み込まれた状態で組み付けられている。このロックベース22が、二部材の一方であるシートクッション10のリヤ側下部に対し、支持軸27によって回転可能に支持される。
ロックベース22は、その下部において下向きに開放した凹部23を備えている。この凹部23は、その開放側からストライカー50を受け入れることが可能である。また、凹部23における開口側の両縁は、その開口幅を広げるために開いた形状の第1開口縁23aと、逆に開口幅を狭める方向へ張り出した形状の第2開口縁23bとに分けられている。ただし、第1開口縁23aの開き量よりも第2開口縁23bの張り出し量の方が大きく、結果として凹部23の開口幅は従前よりも狭く設定されている。
なお、これらの開口縁23a,23bも含めた凹部23の全縁部は、樹脂コーティング26で被われている。この樹脂コーティング26は、後で説明するロック操作時においてロックベース22とストライカー50との金属接触による異音発生を防止するためのものである。
なお、ロックベース22を付勢しているスプリングの弾性力は、このロックベース22を図2の状態に保つ程度の比較的小さい力に設定されている。
樹脂コーティング34において係止面32を被っている部分には、この係止面32とポール40の係止面42との間に位置する弾性部34aが形成されている。すなわち、フック30の係止面32は、弾性部34aを介してポール40の係止面42で受け止めることになる。この弾性部34aは、フック30とポール40との金属接触による異音を防止するとともに、フック30をロック解除方向へ回転させる大荷重により押し潰されるように弾性変形し、その荷重を吸収する。このように樹脂コーティング34の弾性部34aは、本発明の「荷重吸収部」に相当する。
いま、ロック機構20は図2で示すアンロック状態にあるものとする。既に説明したようにフック30は反時計回り方向へ付勢され、その一部がロックベース22のストッパー(図示省略)に当たることで図2の回転位置に保持されている。一方、ポール40は時計回り方向へ付勢され、その先端部がフック30の外周に当たることで図2の回転位置に保持されている。
ロック機構20のロック操作により、ロックベース22の凹部23にストライカー50が相対的に進入し、この進入に伴ってフック30のフック凹部31における一方の端部31aにストライカー50が当たり、フック30をフック軸36の軸心回りに回転させる力が働く。これにより、フック30が前述した付勢力に抗して時計回り方向へ回転し、フック凹部31にストライカー50が係合するとともに、フック凹部31における他方の端部31bと凹部23の奥部との間でストライカー50が挟持される。これと並行してポール40が前述した付勢力によって回転し、その係止面42がフック30の係止面32に接触して受け止める。これにより、ロック機構20が図3で示すロック状態に保持される。このロック状態においては、フック30のフック凹部31における端部31bがロックベース22の凹部23の第2開口縁23bに重合し、フック30によって凹部23の開口側が閉ざされている。
図3で示すロック機構20のロック状態において、ロック解除のための操作が行われると、ケーブルを通じて解除レバー46がポール40と共に反時計回り方向へ回転操作される。このため、ポール40の係止面42がフック30の係止面32から外れ、フック30が前述した付勢力によって反時計回り方向へ回転する。これにより、フック30のフック凹部31がストライカー50から離れ、ロック機構20は再び図2で示すアンロック状態になる。
図4は、ロック機構20に対するストライカー50の位置がその基準位置Sから図面の左方向へ寸法Lだけ相対的にずれている場合のロック操作を表したものである。図5は、ストライカー50の位置がその基準位置Sから図面の右方向へ寸法Lだけ相対的にずれている場合のロック操作を表したものである。そこで、これらの図面にしたがってロック操作時の位置ずれ吸収について説明する。
既に述べたようにロック機構20がアンロック状態にあるときのロックベース22は、切り込み部28の一方のストッパー面28aがストッパーピン11に当たった状態に保たれ、その凹部23はストライカー50に対する開口幅が広い状態となっている。したがって、図4(A)、図5(A)に示すアンロック状態においても、図面の左方向あるいは右方向へ寸法Lの範囲内でずれているストライカー50に対し、凹部23は広い開口幅で対向している。
図5(A)で示すアンロック状態からロック操作が行われた場合は、図5(B)で示すように凹部23に向かうストライカー50が該凹部23の第1開口縁23aに当たり、ロックベース22を付勢力に抗して少し回転させる。この後、図5(C)で示すようにストライカー50がフック30を回転させながら凹部23の奥に向かって進入し、それに伴ってロックベース22が付勢力に抗してさらに回転する。そして、図5(D)で示すようにストライカー50が凹部23の奥部まで進入したロック状態では、ロックベース22がさらに回転し、その切り込み部28における他方のストッパー部28bがストッパーピン11に当たっている。
ロック状態においてロックベース22の凹部23からストライカー50が抜け出す方向の大荷重がフック30に作用した場合に、既に述べたようにフック30の係止面32とポール40の係止面42との間に位置している弾性部34aが図6で示すように押し潰され、それによって荷重が吸収される。なお、弾性部34aが変形した分、フック30がロック解除方向へ回転しているものの、その端部31bはロックベース22の第2開口縁23bに重合した状態に保たれている。これにより、ロックベース22の凹部23からストライカー50が抜け出す方向の荷重に対するロック強度が保持される。すなわち、ロック機構20における前述のロック性能とロック強度との両立が可能となる。
また、カム60には、その先端面とポール軸44による支持箇所との間において脆弱部62が設けられている。この脆弱部62は、ロックベース22の凹部23からストライカー50が抜け出す方向の大荷重がフック30に作用したときに、他の箇所よりも先に変形して荷重が吸収される。脆弱部62が変形すると、フック30の係止面32がポール40の係止面42によって受け止められ、前述のガタ詰め状態は解消されるがロック機構20のロック状態は維持される。また、脆弱部62の変形に伴い、樹脂コーティング34の弾性部34aが潰れたときと同様にフック30がロック解除方向へ回転するものの、その端部31bはロックベース22の第2開口縁23bに重合した状態に保たれている。これにより、ロックベース22の凹部23からストライカー50が抜け出す方向の荷重に対するロック強度が保持される。
なお、図7においてはカム60の脆弱部62が本発明の「荷重吸収部」に相当する。そして、図7で示すロック機構20の「荷重吸収部」は、フック30の突出部33を変形させる形式としてもよい。
14 フロア(二部材の一方)
20 ロック機構
22 ロックベース
23 凹部
23a 第1開口縁
23b 第2開口縁
30 フック
34a 弾性部(荷重吸収部)
40 ポール
50 ストライカー
Claims (3)
- 互いに係止される二部材の一方に設けられたロック機構と、二部材の他方に設けられたストライカーとからなり、
ロック機構は、ストライカーを受け入れ可能な凹部を有するロックベースと、このロックベースに回転可能に軸支され、この回転によりロックベースの凹部との間でストライカーを挟持したロック状態、あるいはストライカーから離れたアンロック状態を形成するフックと、ロックベースに軸支され、フックに対して係合可能な位置に回転することにより、フックをロック状態に保持するポールとを備え、
ストライカーがロックベースの凹部から抜け出す方向の大荷重が生じた場合に、その荷重の伝達経路中に設定されている荷重吸収部の変形に伴ってフックがロック解除方向へ回転する形式のロック装置であって、
ロックベースにおける凹部の開口側には、その開口幅を広げる形状の第1開口縁と、逆に開口幅を狭める形状の第2開口縁とが設定され、
ロック機構は、ロックベースの凹部を有する側が一定の振り幅で円弧移動するように二部材の一方に回転可能に支持されているとともに、凹部の第1開口縁が第2開口縁側へ向かう回転方向へ付勢されているロック装置。 - 請求項1に記載されたロック装置であって、
ロックベースの凹部の第2開口縁は、ロック状態において凹部の開口側に位置しているフックの端部と互いに重合する形状に設定されているロック装置。 - 請求項1又は2に記載されたロック装置であって、
ロック状態において相互に係合するフックとポールとの係止面の少なくとも一方に、弾性体を用いた荷重吸収部が設けられているロック装置。
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