JP2993863B2 - 自動車用ロック装置 - Google Patents
自動車用ロック装置Info
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- JP2993863B2 JP2993863B2 JP6775795A JP6775795A JP2993863B2 JP 2993863 B2 JP2993863 B2 JP 2993863B2 JP 6775795 A JP6775795 A JP 6775795A JP 6775795 A JP6775795 A JP 6775795A JP 2993863 B2 JP2993863 B2 JP 2993863B2
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- Japan
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- striker
- latch
- lock
- urging
- locking plate
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05B—LOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
- E05B17/00—Accessories in connection with locks
- E05B17/0045—Silencing devices; Noise reduction
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
に関する。
て、例えばシートを両側方へ回動し、フロアを広く使用
する場合があり、このようなシートにはロック装置が設
けられている。
れか一方に、ストライカが、他方に、前記ストライカと
係脱自在に噛み合うラッチが設けられ、例えば、シート
をフロア側へ回動させた時に、ラッチとストライカが噛
み合うことで、シートのロック状態が得られるようにな
っている。
イカの進入時に、ストライカ進入時の緩衝防止と付勢力
を与えてガタ防止を図るために、クッションラバー等の
緩衝部材が設けられている。
能が順次低下していき、シートのガタ付きが発生する等
長期間に亘り安定した品質感が得られにくい問題があっ
た。このために、例えば実公平2−33563号公報記
載の如く、回動子によってラッチと噛み合うストライカ
の拘束と、ガタを恒久的に防止する手段がある。
回転子が遊びを有して装着される構造のため、組付性、
加工性の面で望ましくない点、また、ストライカの進入
方向に対して大きな負荷が入力されると、前記遊びによ
り動きが発生する不具合が起きる点、ラッチの噛合い性
能を向上させるには、ラッチ専用の付勢手段を必要とす
る等の点がある。
段を不要として、ストライカとの噛合性を高めると共に
ストライカの動きを確実に拘束する自動車用ロック装置
を提供することを目的としている。
に、この発明は、付勢手段によって常時噛合待機位置に
付勢され、ストライカの進入時に、前記付勢手段による
付勢力に抗して噛合位置に回動するラッチと、噛合位置
のラッチと係合し、ラッチを拘束するロック位置とラッ
チの拘束を解除するロック解除位置とに回動可能なロッ
キングプレートとを備えた自動車用ロック装置におい
て、前記ロッキングプレートに連動してストライカの進
入時には、拘束解除位置にあり、ストライカの進入完了
時には、進入完了時のストライカと噛合うラッチの回動
で前記付勢手段の付勢力が高められると共に、その付勢
手段の付勢力により拘束位置へ付勢され、進入完了時の
ストライカと当接し、ストライカの動きを拘束するスト
ライカ規制部材を備えている。
イカ規制部材は、ラッチと係合し合うロック位置のロッ
キングプレートと非連動状態にあると共に、ラッチから
離れたロック解除位置の時に付勢手段によりロック位置
へ付勢されたロッキングプレートと連動状態にあること
を特徴とする。
ストライカが進入すると、ストライカとラッチは噛合い
状態となる。と同時に、ラッチの回動によって付勢手段
の付勢力が高められ、付勢力が高められたた付勢手段
は、ストライカ規制部材を、拘束位置へ付勢する。これ
により、進入完了時のストライカと当接し合うストライ
カ規制部材によってストライカを確実に拘束する。した
がって、ガタの発生は起きない。一方、ロッキングプレ
ートは、拘束位置へ回動するストライカ規制部材と付勢
手段の両作用でロック位置へ回動し、ラッチと迅速に係
合し合うようになる。この時、ロッキングプレートがロ
ック位置へ向かう最終工程にあっては、付勢手段による
付勢力だけとなるため、ラッチとの係合時に大きな打音
は起きていない。
の発明の実施例を具体的に説明する。
レートを示しており、左右の取付フフランジ部5,5
は、シート7側に固定支持されている。
ョン9とシートバック11とから成り、シートクッショ
ン9の外側は、シートヒンジ13を介して車体の両側方
に矢印の如く跳ね上げ可能に装着支持されている。シー
トクッション9の内側下部にはストライカ15が設けら
れたフロアパネル17に接地する内側に折畳み可能な支
脚部19が設けられ、その支脚部19に前記ロック装置
3のベースプレート1が固定支持されている。
プレート部材とプレート部材との間の上下が解放された
空間部21を有すると共に、上面側のプレート部材に
は、ストライカ進入溝23が設けられている。
チ31と、ロッキングプレート33と、ストライカ規制
部材35が配置されている。
ストライカ18と噛合う噛合位置(図4実線a)と噛合
待機位置(図5点線a1)とに回動自在に支持され、付
勢手段となる付勢ばね39により常時噛合待機位置a1
に付勢されている。
ッチ31が噛合位置aから噛合待機位置a1への回動時
に、図5から図4に示す如く、両ばね端末部39a,3
9bの角度θがθ1と広がることで、ばねエネルギが蓄
積され、付勢力が高まるよう一方のばね端末部39aは
ラッチ31側に、他方のばね端末部39bはストライカ
規制部材35の係止部41にそれぞれ係止されている。
前記付勢ばね39により反時計方向に常時付勢力が与え
られるようになっている。
と、係合フック部45とから成り、プレート軸47を支
点としてラッチ31を拘束するロック位置(図4鎖線
b)とラッチ31の拘束を解除するロック解除位置(図
6実線b1)とにより回動可能となっている。
5と突起部43は、プレート軸47を挟んで正反対の位
置に配置されると共に、係合フック部45は独立して設
けられた付勢ばね49の付勢力により常時ロック位置b
に付勢され、ロック位置bで、前記ラッチ31のラッチ
係合部51と係脱自在に噛合い可能となっている。
面53となっていて、ベースプレート1から延長された
操作部55と一体に連続する形状となっている。
ングプレート33の突起部43を挟むように左右一対の
第1,第2ストッパ57,59が設けられると共に、拘
束位置(図4実線b)と拘束解除位置(図6実線c1)
とに回動可能となっている。回動支点は前記ロッキング
プレート33のプレート軸47と同一軸となっており、
ストライカ規制部35のプレート軸47は、ラッチ31
とストライカ18が噛合う噛合位置よりストライカ18
に進入方向奥側に変位して配置されている。
3との関係は、ロッキングプレート33がロック解除位
置b1へ回動した時、突起部43は、前記第1ストッパ
57と当接し合うようになっている。この時、図6に示
す如く突起部43と第2ストッパ59との間には所定の
遊び代αが確保されている。
作部55を矢印イ方向へ操作して、所定の動作量を越え
た時に、第2ストッパ59と突起部43とが当接し合う
ようにしたものである。即ち、規制面53がストライカ
18から離れた後、続いて係合フック部45がラッチ係
合部51から離れるようにし、ストライカ18の拘束解
除とロック解除動作にタイムラグを設けたものである。
よれば、図5に示す如く、ラッチ31は噛合待機位置a
1で、ロッキングプレート33はロック位置bの状態に
おいて、ストライカ18が進入すると、ストライカ18
の進入でラッチ31は、噛合位置aへ向かって時計方向
に回動する。ラッチ31の回動によって付勢ばね39の
付勢力が高められると共に、付勢力が高められた付勢ば
ね39は、ストライカ規制部材35を拘束位置cへ付勢
する。これにより、進入完了時のストライカ18とスト
ライカ規制部材35の規制面53は当接し、ストライカ
18は規制面53によって確実に拘束される。したがっ
てガタの発生は起きていない。
チ係合部51の円弧面51aによって押圧されロック解
除位置b1へ後退する。後退が完了すると、図6に示す
如くストライカ規制部材35の拘束位置cへの回動時に
第1ストッパ57によって、また、付勢ばね49による
両作用によってロッキングプレート33はロック位置b
へ向かって復帰回動し、係合フック部45とラッチ係合
部51は迅速に係合し合うようになる。この時、ロッキ
ングプレート33がロック位置bへ向かう最終工程にお
いて、付勢ばね49による付勢力だけとなるため、ラッ
チ31との係合時に大きな打音は起きない。
5を解除方向(図1矢印イ)へ操作すると、規制面53
はストライカ18から離れる。この時、遊び代αによっ
て係合フック部45とラッチ係合部51はロック状態に
あり、さらに、操作を続けると、第2ストッパ59が突
起部43と当接し、ロッキングプレート33をロック位
置bへ回動させる。したがって、拘束解除とロック解除
を同時に行なうことがなくなり、ストライカ規制部材3
5による拘束解除、ロック解除操作が軽く、円滑に行な
えるようになる。
施例となっているが、他に実施してもよい。
用ロック装置によれば、ラッチを付勢する付勢手段を、
ラッチの回動によって付勢力を高めることができるよう
になり、付勢力を高めた付勢手段によってストライカ規
制部材を、ストライカと当接し合う拘束位置へ確実に回
動させることができる。従って、ストライカ規制部材専
用の付勢手段が不要になると共に、ストライカ規制部材
によってストライカの確実な拘束が可能となり、拘束性
能が向上する。また、ロッキングプレートのロック位置
への初期回動時には、ストライカ規制部材と付勢手段の
両作用が与えられるため、ラッチとの迅速な係合状態が
得られるようになり、噛合性の向上が図れる。また、ロ
ッキングプレートがロック位置へ向かう最終工程におい
て、付勢手段による付勢力だけとなるため、ラッチとの
係合時の打音を小さく押えられ、品質感の面でも大変好
ましいものとなる。
ック解除位置へ回動した動作図。
Claims (2)
- 【請求項1】 付勢手段によって常時噛合待機位置に付
勢され、ストライカの進入時に、前記付勢手段による付
勢力に抗して噛合位置に回動するラッチと、噛合位置の
ラッチと係合し、ラッチを拘束するロック位置とラッチ
の拘束を解除するロック解除位置とに回動可能なロッキ
ングプレートとを備えた自動車用ロック装置において、
前記ロッキングプレートに連動してストライカの進入時
には、拘束解除位置にあり、ストライカの進入完了時に
は、進入完了時のストライカと噛合うラッチの回動で前
記付勢手段の付勢力が高められると共に、その付勢手段
の付勢力により拘束位置へ付勢され、進入完了時のスト
ライカと当接し、ストライカの動きを拘束するストライ
カ規制部材を備えていることを特徴とする自動車用ロッ
ク装置。 - 【請求項2】 ストライカ規制部材は、ラッチと係合し
合うロック位置のロッキングプレートと非連動状態にあ
ると共に、ラッチから離れたロック解除位置の時に付勢
手段によりロック位置へ付勢されたロッキングプレート
と連動状態にあることを特徴とする請求項1記載の自動
車用ロック装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6775795A JP2993863B2 (ja) | 1995-03-27 | 1995-03-27 | 自動車用ロック装置 |
US08/594,520 US5730480A (en) | 1995-02-16 | 1996-01-31 | Lock device for retractable automotive seat |
DE1996105488 DE19605488C2 (de) | 1995-02-16 | 1996-02-14 | Sperrvorrichtung für einen Fahrzeugsitz |
KR1019960003653A KR100231678B1 (ko) | 1995-02-16 | 1996-02-15 | 신축가능한 자동차시트의 록장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6775795A JP2993863B2 (ja) | 1995-03-27 | 1995-03-27 | 自動車用ロック装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08260788A JPH08260788A (ja) | 1996-10-08 |
JP2993863B2 true JP2993863B2 (ja) | 1999-12-27 |
Family
ID=13354138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6775795A Expired - Fee Related JP2993863B2 (ja) | 1995-02-16 | 1995-03-27 | 自動車用ロック装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2993863B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006095517A1 (ja) * | 2005-03-04 | 2006-09-14 | Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha | ロック装置 |
-
1995
- 1995-03-27 JP JP6775795A patent/JP2993863B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006095517A1 (ja) * | 2005-03-04 | 2006-09-14 | Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha | ロック装置 |
US7926858B2 (en) | 2005-03-04 | 2011-04-19 | Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha | Lock device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08260788A (ja) | 1996-10-08 |
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