JP5251865B2 - ロック装置 - Google Patents
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Description
また、追い込み部材には、その一部を曲げることによって片側面をビード形状に膨らませた変形促進部が設けられている。この変形促進部は、ロック状態のフック側から追い込み部材側に作用する荷重が所定値以上になったときに、この荷重の伝達経路のどの箇所よりも先に変形し、フックあるいはポールなどの変形を回避する。そして、変形促進部が変形した後は、ポールによってフックがロック状態に保持される。
第1の発明は、互いに係止される二部材の一方に設けられたロック機構と、二部材の他方に設けられたストライカーとからなるロック装置であって、ロック機構は、ベースプレートと、フックと、ポールと、ロックスプリングと、追い込み部材と、追い込みスプリングとを備えている。
ベースプレートは、ストライカーを受け入れ可能な凹部を有する。フックは、ベースプレートに回転可能に軸支され、その回転によりベースプレートの凹部との間でストライカーを挟持したロック状態、あるいはストライカーから離れたアンロック状態を形成する。ポールは、ベースプレートに回転可能に軸支され、フックに対して係合可能な位置に回転することにより、フックをロック状態に保持する。ロックスプリングは、フックおよびポールをロック状態またはアンロック状態のいずれかで安定させるように付勢する。追い込み部材は、ベースプレートに回転可能に軸支され、ロック状態にあるフックをカム面によってロック方向へ押圧するための追い込み位置に回転する。追い込みスプリングは、追い込み部材を追い込み位置に向けて付勢する。
追い込み部材において、その回転軸心とカム面との間に形成された貫通孔により、ロック状態のフック側から追い込み部材側に作用する荷重が所定値以上になったときに、フックとポールとが係合するように追い込み部材を変形させる変形促進部が構成されている。この変形促進部を構成する貫通孔が、追い込み部材の回転軸心を中心とする円弧状に設定されている。
また、変形促進部を構成する貫通孔が追い込み部材の回転軸心を中心とする円弧状に設定されていることから、ロック状態のフックをロック方向へ押圧するための追い込み部材の回転位置(追い込み位置)が変わっても、変形促進部において追い込み部材を変形させる荷重は一定に保たれ、フック側から追い込み部材側に作用する過大な荷重の緩衝特性が均一化される。
第4の発明は、第1ないし3のいずれかの発明において、追い込み部材の変形促進部が、その弾性限界内において変形するように設定されている。
これにより、ロック状態のフック側から追い込み部材側に作用する荷重が所定値未満になれば変形促進部が元の形状に復帰するので、ロック機構を元の適正な状態のまま引き続き使用することができる。
14 フロア(二部材の他方)
20 ロック機構
22 ベースプレート
23 凹部
30 フック
46 ポール
56 ロックスプリング
60 追い込み部材
61 カム面
64 変形促進部
65 貫通孔
66 追い込みスプリング
70 ストライカー
まず、本発明における実施の形態1を図1〜図7によって説明する。
図1で示す車両用の格納式シートは、例えば三人掛け用のリヤシートである。この形式のシートを格納するには、最初にリクライニング装置13を操作し、図1で示すようにシートバック12をシートクッション10側へ倒し込む。これと併行して、シートクッション10のリヤ側下部とフロア14側とを結合しているロック装置Lのロック解除操作を行う。この後、シートクッション10を、そのフロント側端部を支点として回転させ、シート全体をフロントシート(図示省略)の背面に立てかける。
そのための構造として、シートクッション10(クッションフレーム)のフロント端部は、フロア14に固定されたヒンジブラケット16に対し、ヒンジピン18によって連結されている。ロック装置Lの構成は、シートクッション10(クッションフレーム)のリヤ側下部(二部材の一方)に設けられたロック機構20と、フロア14(二部材の他方)に固定されたストライカー70とに大別される。なお、ヒンジブラケット16およびヒンジピン18による連結構造およびロック装置Lは、シートクッション10の両サイドにそれぞれ配置される。
ベースプレート22は二枚一組であり、両ベースプレート22が所定の間隔をもって結合され(図4および図5)、それらの間に解除レバー52を除く他の構成部品が挟み込まれた状態で組み付けられている。なお、図2および図3では、紙面の手前側に位置するベースプレート22を取り除いた状態が示されている。これらのベースプレート22が図1で示すシートのシートクッション10(クッションフレーム)に装着される。
両ベースプレート22は、その下部において下向きに開放した凹部23を備えている。この凹部23は、その開放側からストライカー70を受け入れ可能であり、その受け入れを容易にするために、下方に向かって開口幅が漸増する形状となっている。この凹部23の縁部は、樹脂コーティング26が施されている。この樹脂コーティング26は、後で説明するロック操作時においてベースプレート22とストライカー70との金属接触による異音発生を緩和するためのものである。なお、ベースプレート22は、その右側の縁部を部分的に折り曲げた形状のストッパー24およびバネ掛け部25を備えている。また、図4および図5の上側に位置するベースプレート22には、ポール46に固定されている円柱形状の係止突起48が貫通する挿通孔27が開けられている。
キャンセルプレート40は、フック30のフック凹部31における片側の縁に沿って延びた当接部41を有するとともに、この当接部41の反対側端部に形成されたバネ掛け部43を有する。また、キャンセルプレート40は、フック30の突起34が緩く嵌った円形の係合孔42を有する。これらの突起34の外周と係合孔42の内周との間には隙間があり、この隙間によってキャンセルプレート40がフック30に対して相対的に回転可能な可動範囲が設定されている。つまり、突起34と係合孔42とが相互間の隙間を詰めて係合した後は、フック30とキャンセルプレート40とが一体となって回転する。
追い込み部材60は、その先端部においてフック30の突出部33と接触可能なカム面61を有する。また、追い込み部材60は、ポール46の係止突起48と当接可能なアーム部62と、このアーム部62の端部に形成されたバネ掛け部63とを有する。このバネ掛け部63とベースプレート22のバネ掛け部25との間には、引っ張りコイルバネを用いた追い込みスプリング66が掛けられている。この追い込みスプリング66の弾性力により、追い込み部材60が支持軸50の軸心を支点として例えば図2において時計回り方向へ付勢されている。
変形促進部64は、貫通孔65の両端部と追い込み部材60の両縁部との間に構成された二つの変形部分64a、および貫通孔65とカム面61との間に構成された一つの変形部分64bを有する。そこで、追い込み部材60がフック30側からの大きな荷重を受けたとき、変形促進部64における各変形部分64a,64bのいずれか、もしくは全部が他の箇所よりも先に弾性変形する。
解除レバー52における両端部の中間位置には、平面形状が「L」字形の係止孔54が開けられている。この係止孔54内には、ポール46の係止突起48がベースプレート22の挿通孔27を通じて挿入されている。また、解除レバー52における係止孔54の近くにはバネ掛け孔53が開けられている。このバネ掛け孔53とキャンセルプレート40のバネ掛け部43との間には、引っ張りコイルバネを用いたロックスプリング56が掛けられている。このロックスプリング56の弾性力により、キャンセルプレート40が支持軸36の軸心を支点として例えば図2において反時計回り方向へ付勢され、同時に解除レバー52が支持軸58の軸心を支点として時計回り方向へ付勢されている。
いま、ロック機構20は図2で示すアンロック状態にあるものとする。既に説明したようにキャンセルプレート40は、ロックスプリング56の弾性力によって図2の反時計回り方向へ付勢されているので、その係合孔42とフック30の突起34とは相互間の隙間が一方に詰められて互いに係合している。したがって、フック30もキャンセルプレート40を通じて反時計回り方向へ付勢されている。この付勢力は、フック30の外周部がベースプレート22のストッパー24に当たることで受け止められている。
一方、解除レバー52はロックスプリング56の弾性力により、図2において時計回り方向へ付勢され、その係止孔54とポール46の係止突起48とが互いに係合している。このため、ポール46も解除レバー52を通じて時計回り方向へ付勢され、その付勢力はポール46の先端部がフック30の外周に当たることで受け止められている。
なお、追い込み部材60についても既に説明したように、追い込みスプリング66の弾性力によって図2の時計回り方向へ付勢されている。この付勢力は、追い込み部材60の一端部がフック30の突出部33に当たることで受け止められている。
既に説明したように、ポール46は解除レバー52を通じてロックスプリング56の付勢力を受けており、その付勢力がフック30によって受け止められている。したがってポール46は、フック30の回転に伴って支持軸50の軸心回りに図2の時計回り方向へ回転し、その係止端面47がフック30の係止面32と接触可能に対向した状態となる(図3)。なお、解除レバー52については、ロックスプリング56の弾性力により、ポール46の回転に伴って支持軸58の軸心回りに図2の時計回り方向へ回転する。
変形促進部64の弾性変形と同時に、図7で示すようにポール46の係止端面47がフック30の係止面32を受け止めて互いに係合状態に保持される。この結果、ロック機構20とストライカー70との間のガタ詰め機能は解消されるものの、ロック機構20がロック状態に保持されていることに変わりはない。このように、ロック状態にあるロック機構20とストライカー70との間に所定値以上の荷重が働いたとき、その荷重の伝達経路のどの箇所よりも先に追い込み部材60の変形促進部64を弾性変形させることで、ロック機構20の致命的な部位の破損等を避け、かつ、本来のロック機能は維持することができる。なお、追い込み部材60に対する荷重が所定値未満となれば、変形促進部64が元の形状に復帰し、ロック機構20は図7から図3の状態に戻る。
つまり、この隙間の範囲においてキャンセルプレート40はフック30に対して相対的に回動できる状態となっている。このため、ロックスプリング56の弾性力はキャンセルプレート40にだけ作用し、フック30に対する付勢力はキャンセルされている。これにより、ロックスプリング56の弾性力に打ち勝ってフック30をロック方向へ押圧するように追い込み部材60を付勢することが条件である追い込みスプリング66の弾性力を、ロックスプリング56と関係なく自由に設定することが可能となる。
ロック解除のための操作により、図1で示す操作ケーブルCのインナーケーブルC1を通じて解除レバー52のケーブル連結部55が図3において左方向へ引っ張られる。これにより、解除レバー52がロックスプリング56の弾性力に抗して、支持軸58の軸心回りに図3の反時計回り方向へ回転操作される。これに伴い、解除レバー52の係止孔54とポール46の係止突起48との係合を通じて、ポール46が支持軸50の軸心回りに図3の反時計回り方向へ回転する。また、同時にポール46の係止突起48が追い込み部材60のアーム部62に干渉して、該追い込み部材60を同方向へ回転させる。したがって、ポール46の係止端面47がフック30の係止面32に対する係合可能な位置から外れ、かつ、追い込み部材60が追い込みスプリング66の弾性力に抗して回転し、そのカム面61がフック30の突出部33から外れる。これにより、フック30がキャンセルプレート40と共に図2の状態に回転し、フック30とストライカー70との係合が外れてロック機構20がアンロック状態になる。
なお、解除レバー52に対する操作ケーブルCの操作力が解放された状態では、ポール46、追い込み部材60および解除レバー52は、それぞれ図2で示す回転位置で安定している。また、解除レバー52が図2の状態からさらに反時計回り方向へ回転操作された場合は、ポール46の係止突起48が「L」字形の係止孔54内において解除レバー52の回転力を受ける係止状態から解放される。このため、過剰な操作力によっても解除レバー52のみが回転し、ポール46および追い込み部材60は図2で示す回転位置に保持される。
さらに、変形促進部64を構成する貫通孔65は、追い込み部材60の回転軸心である支持軸50の軸心を中心とする円弧状に設定されているため、カム面61のどの位置から荷重が入っても変形促進部64に加わる力はほぼ同じ大きさになる。したがって、ロック装置Lにおける各部の寸法誤差や使用による摩耗などによってフック30に対する追い込み部材60の追い込み位置が変わっても、変形促進部64において各変形部分64a,64bを弾性変形させる荷重は一定に保たれる。このため、変形促進部64による荷重の緩衝特性が均一化される。
実施の形態2ないし6における追い込み部材60が図8ないし図12に示されている。
図8で示す実施の形態2では、追い込み部材60の変形促進部64を構成する貫通孔65が、追い込み部材60の回転軸心である支持軸50の軸心に近い箇所に形成されている。この場合の変形促進部64は、貫通孔65の両端部と追い込み部材60の両縁部との間に構成された二つの変形部分64aのみを有する。そこで、フック30側から追い込み部材60に大きな荷重が働いたときには、変形促進部64の変形部分64aが外方へ押し出されるように弾性変形して荷重を緩衝する。
また貫通孔65は、追い込み部材60の回転軸心を中心とする円弧状に設定されているとともに、この回転軸心に近い箇所に形成されている、このため、追い込み部材60の追い込み位置が変わっても、変形促進部64において変形部分64aを弾性変形させる荷重が一定に保たれる、といった機能がより高められる。
また、図12で示す実施の形態6では、図11で示す実施の形態5における二つの貫通孔65を一つに連通させた大きさの貫通孔65によって変形促進部64が構成されている。しかも、図9で示す実施の形態3における変形促進部64と同様に、個々の外縁が外方へ「く」の字状に曲がった形状の二つの変形部分64aを有する。
例えば本実施の形態では、ロック機構20およびストライカー70が個別に設けられる二部材として、格納式シートのシートクッション10およびフロア14を例にとって説明したが、ロック装置Lによるロックおよびアンロックを必要とする二部材であれば、その他の部材であってもよい。また、ロック機構20においては、キャンセルプレート40を備えていないタイプもある。その場合には、ロックスプリング56は解除レバー52とフック30との間に引っ掛けられる。
ロック機構20の追い込み部材60においては、その変形促進部64を弾性変形させる場合について説明したが、変形促進部64を敢えて塑性変形させることにより、追い込み部材60側に所定値以上の荷重が加わった事実を車両の乗員に認識させるようにすることも可能である。
Claims (4)
- 互いに係止される二部材の一方に設けられたロック機構と、二部材の他方に設けられたストライカーとからなるロック装置であって、
ロック機構は、ストライカーを受け入れ可能な凹部を有するベースプレートと、
このベースプレートに回転可能に軸支され、その回転によりベースプレートの凹部との間でストライカーを挟持したロック状態、あるいはストライカーから離れたアンロック状態を形成するフックと、
ベースプレートに回転可能に軸支され、フックに対して係合可能な位置に回転することにより、フックをロック状態に保持するポールと、
フックおよびポールをロック状態またはアンロック状態のいずれかで安定させるように付勢するロックスプリングと、
ベースプレートに回転可能に軸支され、ロック状態にあるフックをカム面によってロック方向へ押圧するための追い込み位置に回転する追い込み部材と、
この追い込み部材を追い込み位置に向けて付勢する追い込みスプリングとを備え、
追い込み部材において、その回転軸心とカム面との間に形成された貫通孔により、ロック状態のフック側から追い込み部材側に作用する荷重が所定値以上になったときに、フックとポールとが係合するように追い込み部材を変形させる変形促進部が構成され、
この変形促進部を構成する貫通孔が、追い込み部材の回転軸心を中心とする円弧状に設定されているロック装置。 - 請求項1に記載されたロック装置であって、
変形促進部を構成する貫通孔が、追い込み部材のカム面よりも回転軸心に接近した箇所に形成されているロック装置。 - 請求項1又は2に記載されたロック装置であって、
変形促進部が、円弧状の貫通孔の両端部と、追い込み部材の両縁部との間に構成された少なくとも二つの変形部分を有し、これらの変形部分が、追い込み部材の両縁部から外方へ張り出すように曲がった形状になっているロック装置。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載されたロック装置であって、
追い込み部材の変形促進部が、その弾性限界内において変形するように設定されているロック装置。
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