JP5681223B2 - ロック装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ロック装置に関する。
図9、図10を用いて、従来のロック装置の一例を説明する。図9は従来のロック装置のアンロック状態を説明する構成図、図10は従来のロック装置のロック状態を説明する構成図である。
これらの図において、移動側(例えば、フロアに対して回転可能に設けられたシート、ドア、トランクリッド、エンジンフッド等)固定側(ボデー側)の内のどちらか一方に設けられたベース1には、移動側、固定側の内の他方に設けられたストライカ3が進入可能な溝1aが形成されている。
溝1aを挟んで、ベース1の一方の側には、軸2が設けられ、この軸2にフック7が回転可能に設けられている。
溝1aを挟んで、ベース1の他方の側には、軸4が回転可能に設けられ、この軸4にポール9が設けられている。
フック7には、ストライカ3が進入可能な溝7aが形成されている。更に、フック7には、凹部7bが形成されている。
一方、ポール9には、フック7の凹部7bに係合可能な凸部9aが形成されている。
そして、一端部がフック7に、他端部がポール9に係止されたスプリング11により、フック7はアンロック位置方向(図において、矢印UL方向)に付勢され、ポール9はその凸部9aがフック7の凹部7bに係合する方向(図において、矢印K方向)に付勢されている。
また、フック7の軸2には、ストライカ当接部材13が回転可能に設けられている。一端部がベース1に、他端部がストライカ当接部材13に係止されたスプリング15により、ストライカ当接部材13は、フック7のアンロック方向(図において、矢印UL方向)と同じ方向に付勢されている。ストライカ当接部材13には、カム穴13aが形成されている。
ポール9には、ストライカ当接部材13のカム穴13aに嵌入するピン17が設けられている。
図10に示すように、ストライカ当接部材13のカム穴13aには、ポール9のピン17が当接可能なストッパ部13bが形成されている。
更に、ストライカ当接部材13には、フック7の溝7aの壁面と、ベース1の溝1aの壁面と協働してストライカ3を挟むように当接する当接部13cが形成されている。
次に、上記構成のロック装置の作動を説明する。
図9に示すアンロック状態にある場合、ポール9のピン17に、ストライカ当接部材13のカム穴13aのストッパ部13bが当接し、それ以上のUL方向の回転が禁止されている。
ストライカ3でフック7の溝7aの開口部近傍の面を押すと、フック7はスプリング11の付勢力に抗してロック位置方向へ回転する。そして、フック7の凹部7bと、ポール9の凸部9aとが係合し、フック7のアンロック方向への回転が禁止され、ストライカ3はフック7の溝7aから離脱できない状態で図10に示すロック状態となる。
ポール9の凸部9aがフック7の凹部7bに係合する際に、ポール9がK方向に回転し、ポール9のピン17と、ストライカ当接部材13のカム穴13aのストッパ部13bとの当接が解除される。そして、ストライカ当接部材13は、スプリング15の付勢力により、矢印UL方向に回転し、ストライカ当接部材13の当接部13cは、フック7の溝7aの壁面と、ベース1の溝1aの壁面と協働してストライカ3を挟み、ストライカ3とフック7の溝7aとのがたを無くす。
逆に、図10に示すロック状態をロック解除するには、ポール9をスプリング11、スプリング15の付勢力に抗して反矢印K方向に回転させると、ポール9の凸部9aとフック7の凹部7bとの係合が解除され、スプリング11の付勢力により、フック7はストライカ3が溝7aに進入可能なアンロック位置へ回転移動し、ポール9への回転操作力を解除すると、ポール9の凸部9aがフック7の凹部7a以外の部分に当接し、図9に示すアンロック状態となる。
ポール9の移動により、ピン17も移動し、ストライカ当接部材13のカム穴13aのストッパ部13bがピン17を押すようになる(例えば、特許文献1参照)。
特許第4862615号公報
このような構成のロック装置では、ロック解除する場合には、ポール9を付勢しているスプリング11と、ストライカ当接部材13を付勢しているスプリング15との2つのスプリングの付勢力に抗して、ポール9を回転させなければならず、ロック解除時の操作力が大きいという問題点がある。
また、ロックを解除する時に、ピン17がカム穴13aに当接しながら移動するので、操作力が変動し、操作性が悪いという問題点もある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その課題は、ロック解除時の操作力が小さく、操作性がよいロック装置を提供することにある。
上述した課題のうち少なくとも一つを実現するために、本発明の一側面を反映したロック装置は、ベースと、該ベース上に設けられ、ストライカが進入可能な溝が形成され、前記ストライカが前記溝に進入可能なアンロック位置から前記ストライカの前記溝からの離脱を禁止するロック位置まで回転可能なフックと、前記ベース上に回転可能に設けられ、前記ロック位置に位置する前記フックに係合することにより前記フックの回転を禁止し、前記フックに係合する方向に付勢されたポールと、前記フック上に設けられ、前記フックの溝に進入したストライカを前記フックの溝と協働して挟むように当接するストライカ当接部材と、前記ストライカ当接部材を介して前記フックを前記アンロック位置方向に付勢すると共に、前記ストライカ当接部材を前記ストライカに当接する方向に付勢する付勢部材と、を具備することを特徴とする。
本発明の他の特徴は、以下に述べる発明を実施するための形態並びに添付の図面から一層明らかになるであろう。
本願発明によれば、前記ストライカ当接部材を介して前記フックを前記アンロック位置方向に付勢すると共に、前記ストライカ当接部材を前記ストライカに当接する方向に付勢する付勢部材を有することで、ストライカとフックの溝間のガタを無くしつつ、ロック解除操作力は、ポールの付勢力に抗するものであればよいので、ロック解除時の操作力が小さくなり、操作性がよい。
本発明の他の効果は、以下に述べる発明を実施するための形態並びに添付の図面から一層明らかになるであろう。
実施形態のロック装置の分解斜視図である。 図1の矢印II方向から見た分解斜視図である。 図1に示すロック装置を組み付けた時の斜視図である。 図1のロック装置のアンロック状態(フルオープン)を説明する平面図である。 図1のロック装置のアンロック状態とロック状態との間の状態を説明する平面図である。 図5の状態よりさらにロック状態へ移行した状態を説明する平面図である。 図1のロック装置のロック状態を説明する平面図である。 ロック状態にある図1のロック装置においてロック解除した直後の状態を説明する平面図である。 従来のロック装置のアンロック状態を説明する構成図である。 従来のロック装置のロック状態を説明する構成図である。
図面を用いて本発明の実施形態を説明する。図1は実施形態のロック装置の分解斜視図、図2は図1の矢印II方向から見た分解斜視図、図3は図1に示すロック装置を組み付けた時の斜視図、図4は図1のロック装置のアンロック状態(フルオープン)を説明する平面図、図5は図1のロック装置のアンロック状態とロック状態との間の状態を説明する平面図、図6は図5の状態よりさらにロック状態へ移行した状態を説明する平面図、図7は図1のロック装置のロック状態を説明する平面図、図8はロック状態にある図1のロック装置においてロック解除した直後の状態を説明する平面図である。
最初に、図1−図3を用いて、本実施形態のロック装置の構成を説明する。これらの図おいて、移動側(例えば、フロアに対して回転可能に設けられたシート、ドア、トランクリッド、エンジンフッド等)固定側(ボデー側)の内のどちらか一方に設けられたベース151には、移動側、固定側の内の他方に設けられたストライカ153が進入可能な溝151aが形成されている。
溝151aを挟んで、ベース151の一方の面側には、ベース151側からストライカ当接部材201とフック157とが積層配置されている。これらストライカ当接部材201、フック157には貫通し、トラック形状の長穴201h、穴157hがそれぞれ形成されている。更に、ベース151にも貫通した穴151hが形成されている。この穴151hの径は、ストライカ当接部材201の長穴201hの短径、フック157の穴157hの径と略同じに設定されている。
ベース151の一方の面側には、ブッシュ145が設けられる。ブッシュ145は、フック157の穴157h、ストライカ当接部材201の長穴201h、ベース151の穴151hに挿入される円筒部145aと、円筒部145aの基部に形成され、フック157の穴157hの周縁部に当接する取付部145bとからなっている。円筒部145aの外径は、フック157の穴157hの径、ストライカ当接部材201の長穴201hの短径、ベース151の穴151hの径より若干小さくなるように設定されている。ベース151の穴151hを挿通し、ベース151の他方の面側に突出した円筒部145aの先端部はかしめられている。このため、フック157、ストライカ当接部材201はベース151に対して回転可能となっている。
そして、本実施形態では、図4に示すフック157の位置をアンロック位置、図7に示すフック157の位置をロック位置という。
溝151aを挟んで、ベース151の一方の面側には、ポール161が配置されている。ポール161には貫通した穴161hが形成されている。更に、ベース151にも貫通した穴151iが形成されている。この穴151iの径は、ポール161の穴161hの径と略同じに設定されている。ベース151の一方の面側には、ブッシュ147が設けられる。ブッシュ147は、ポール161の穴161h、ベース151の穴151iに挿入される円筒部147aと、円筒部147aの基部に形成され、ポール161の穴161hの周縁部に当接する取付部147bとからなっている。円筒部147aの外径は、ポール161の穴161h、ベース151の穴151iの径より若干小さくなるように設定されている。ベース151の穴151iを挿通し、ベース151の他方の面側に突出した円筒部147aの先端部はかしめられている。このため、ポール161はベース151に対して回転可能となっている。
フック157には、ストライカ153が進入可能で、平面状の対向する壁面を有する溝157aが形成されている。また、フック157の周部には、フック157のアンロック位置への回転方向に沿って、第1凸部157b、第2凸部157cが形成されている。第1凸部157bと第2凸部157cとの間には、幅(w:図1参照)が周面から内部に向かって徐々に細くなるように形成された凹部157dが形成されている。
ポール161のフック157と対向する面には、フック157の凹部157dに係脱可能な凸部161aが形成されている。また、ポール161のフック157と対向する面には、フック157の第2凸部157cが進入可能な凹部161bが形成されている。
ここで、フック157の凹部157dとポール161の凸部161aの形状を説明する。
図3に示すようにフック157の凹部157dには、フック157の回転軸と平行で、フック157の回転方向(図3において矢印UL方向、反矢印UL方向)と交差する第1ストッパ面157sと第1ストッパ面157sと空間を介して対向する第2ストッパ面157uとが形成されている。そして、第1ストッパ面157s、第2ストッパ面157uは平面となっている。
一方、ポール161の凸部161aには、図3に示すように、フック157の凹部157dの第1ストッパ面157s、第2ストッパ面157uに当接可能な第1接触部161s、第2接触部161uが形成されている。
フック157の第1凸部157bのストライカ当接部材201と対向する面には、突部157tが形成されている。また、ストライカ当接部材201には、フック157の突部157tが係合するトラック形状の長穴201aが形成されている。この長穴201aの長径の方向は、前述した長穴201hの長径の方向と同じに設定されている。よって、ストライカ当接部材201とフック157とは、一体となってブッシュ145を回転中心として回転可能である。更に、ストライカ当接部材201は、フック157に対して長穴201h、長穴201aの長径の方向に沿ってのみ直線移動可能となっている。ここで、フック157の回転軸であるブッシュ145、ブッシュ145が嵌合するストライカ当接部材201の長穴201hと、フック157の突部157t、フックの突部157tが嵌合するストライカ当接部材201の長穴201aとで、ストライカ当接部材201を直線状に案内するガイド機構が構成されている。
また、ストライカ当接部材201には、ストライカ153が進入可能で、平面状の対向する2つの壁面を有する溝201bが形成されている。フック157の溝157aと、ストライカ当接部材201の溝201bとが重なるように、フック157と、ストライカ当接部材201とは積層配置されている。そして、長穴201h、長穴201aの長径の方向は、フック157の溝157aと、ストライカ当接部材201の溝201bの対向する壁面と交差する方向に設定されている。また、積層されたフック157とストライカ当接部材201においては、フック157の溝157aは、長穴201h、長穴201aの間となるように形成されている。
ベース151とストライカ当接部材201との間には、スプリング(スパイラルスプリング:フック付勢部材)171が設けられている。このスプリング171の内端部はベース151の第1突部151bに係止され、外端部はストライカ当接部材201の突部201eに係止されている。そして、スプリング171は、ストライカ当接部材201を介してフック157をアンロック位置方向(図3において矢印UL)に付勢している。
また、ベース151とポール161との間には、スプリング(スパイラルスプリング:ポール付勢部材)173が設けられている。このスプリング173の内端部はベース151の第4突部151eに係止され、外端部はポール161の突部161eに係止されている。そして、スプリング173はポール161をフック157に係合する方向(図3において、矢印E方向)に付勢している。
更に本実施形態では、ベース151の一方の面上には、突部151tが形成されている。この突部151tは、アンロック状態からロック状態直前のストライカ当接部材201の長穴201h、201aの長径の方向と交差する方向に延出している。ストライカ当接部材201には、突部151tのストッパ面(立壁面)151sに当接可能なストッパ突部201sが形成されている。ベース151に設けられた突部151tのストッパ面151sは、円弧面部151uと、円弧面部151uに連設された平面部151vと、からなっている。
本実施形態の円弧面部151uは、フック157の回転中心軸を中心とした円弧面であり、図4のストライカ当接部材201の長穴201aとフック157の突部157tとの位置関係からわかるように、ストライカ当接部材201のストッパ突部201sが当接すると、ストライカ当接部材201をポール161から一番離れた位置に保持する面である。この円弧面部151uは、フック157がアンロック位置状態と、アンロック位置とロック位置との中間の状態との間で、機能するようになっている。
本実施形態の平面部151vは、図6のストライカ当接部材201の長穴201aとフック157の突部157tの位置関係からわかるように、ストライカ当接部材201のストッパ突部201sが当接すると、ストライカ当接部材201を円弧面部151uの状態よりポール161方向へ移動させた位置に保持する面である。この平面部151vは、フック157が、アンロック位置とロック位置との中間の状態と、ロック位置直前の状態との間で、機能するようになっている。
そして、ベース151の突部151tのストッパ面151sと、ストライカ当接部材201のストッパ突部201sとで、フック157がアンロック位置とロック位置以外の位置との間に位置する際に、ストライカ当接部材201のストライカ153に当接する方向の移動を制限するストッパ機構が構成されている。
尚、平面部151vは、ロック位置方向に回転するフック157が、ロック位置直前の状態まで、ストライカ当接部材201のストライカ153に当接する方向の移動を制限するようにしてもよいし、ロック位置方向に回転するフック157が、アンロック位置とロック位置との中間の状態を越えた直後に、ストライカ当接部材201のストライカ153に当接する方向の移動を制限を解除するようにしてもよい。
次に、上記構成の作動を説明する。
(アンロック状態からロック状態にする場合)
図4に示すアンロック状態にある場合、スプリング171の付勢力により、アンロック方向に付勢されたフック157は、その突部157g(図2参照)がベース151の折曲突部151g(図1、図2参照)に当接し、それ以上のアンロック方向の回転移動が禁止されている。この状態では、ストライカ当接部材201のストッパ突部201sはベース151の突部151tのストッパ面151sに当接している。更に詳しくは、ストッパ面151sの円弧面部151uに当接し、ストライカ当接部材201はポール161から一番離れた位置に位置している。一方、スプリング173の付勢力により、ポール161は、その凹部161bより回転中心に近い部分がフック157の第1凸部157bに当接している。
ストライカ153でフック157の溝157aの開口部近傍の面157nを押すと、図5に示すように、フック157はスプリング171の付勢力に抗してロック位置方向へ回転する。
更に、フック157がロック位置方向に回転すると、図6に示すように、ストライカ当接部材201のストッパ突部201sは突部151tのストッパ面151sの円弧面部151uから平面部151vへ移動する。よって、ストライカ当接部材201は、その溝201bの平面状の壁面がストライカに153に当接するまで、ポール161方向へ直線移動する。
フック157がロック位置まで回転すると、図7に示すように、フック157の凹部157dと、ポール161の凸部161aとが係合し、フック157のアンロック方向への回転が禁止され、ストライカ153はフック157の溝157aから離脱できない状態でロック状態となる。
このとき、フック157がロック位置に至る直前にストライカ当接部材201のストッパ突部201sは突部151tのストッパ面151sから離脱する。そして、スプリング171により付勢されたストライカ当接部材201は、その溝201bの壁面がストライカ153に当接し、フック157の溝157aの壁面と協働して挟み、ストライカ153とフック157の溝157aとのがたを無くす。
(ロック状態からアンロック状態にする場合)
図7に示すロック状態において、ロック解除するには、スプリング173の付勢力に抗して、ポール161を反矢印E方向に回転させる。すると、ポール161はフック157から離れ、フック157の凹部157dと、ポール161の凸部161aとの係合が解除され、フック157はスプリング171の付勢力により、アンロック位置方向に回転し、図6、図5の状態を介して、図4に示すようなストライカ153はフック157の溝157aから離脱できるアンロック状態となる。
上記構成によれば、以下のような効果が得られる。
(1) スプリング171は、ストライカ当接部材201を介してフック157をアンロック位置方向に付勢している。
よって、ロック解除操作力は、ポール161を付勢しているスプリング173の付勢力に抗するものであればよいので、ロック解除時の操作力が小さくなる。
(2) スプリング171は、ストライカ当接部材201を介してフック157をアンロック位置方向に付勢している。
よって、ストライカ当接部材201を付勢するスプリングが不要となり、部品点数を削減できる。
(3) ストライカ当接部材201は直線移動して、溝201bの平面状の壁面がストライカ153に当接するので、ストライカ当接部材201のストライカ153への食い込みがない。よって、ロック解除操作力は、ポール161を付勢しているスプリング173の付勢力に抗するものであればよいので、ロック解除時の操作力が小さくなる。
尚、本発明は、上記実施形態に限定するものではない。以下のような変形例であってもよい。
(1) 上記実施形態では、ベース151にストッパ面151sを有する突部151tを設け、ストライカ当接部材201にストッパ面151sに当接可能なストッパ突部201sを設けたが、逆に、ストライカ当接部材201にストッパ面を有する突部を設け、ベース151にストッパ面に当接可能な突部を設けてもよい。
(2) 上記実施形態では、フック157に凹部157d、ポール161に凸部161aを形成したが、逆に、フック157に凸部、ポール161に凹部を形成してもよい。
(3) ストッパ面151sはベース151でなく、ポール161の側部に設けてもよい。
(4) 上記実施形態のストライカ当接部材201は、ブッシュ145が挿通する長穴201hを設け、ブッシュ145が挿通する形状としたが、ブッシュ145と干渉しないような形状としてもよい。
(5) 上記実施形態では、ストライカ当接部材201を付勢するスプリング171とポール161を付勢するスプリング173との2つのスプリングを用いたが、一方の端部がストライカ当接部材201に係止され、他方の端部がポール161に係止された1つのスプリングでも実現できる。
151 ベース
153 ストライカ
157 フック
157a 溝
161 ポール
171、173 スプリング
201 ストライカ当接部材

Claims (5)

  1. ベースと、
    該ベース上に設けられ、ストライカが進入可能な溝が形成され、前記ストライカが前記溝に進入可能なアンロック位置から前記ストライカの前記溝からの離脱を禁止するロック位置まで回転可能なフックと、
    前記ベース上に回転可能に設けられ、前記ロック位置に位置する前記フックに係合することにより前記フックの回転を禁止し、前記フックに係合する方向に付勢されたポールと、
    前記フック上に設けられ、前記フックの溝に進入したストライカを前記フックの溝と協働して挟むように当接するストライカ当接部材と、
    前記ストライカ当接部材を介して前記フックを前記アンロック位置方向に付勢すると共に、前記ストライカ当接部材を前記ストライカに当接する方向に付勢する付勢部材と、
    を具備することを特徴とするロック装置。
  2. 前記フックがアンロック位置とロック位置以外の位置との間に位置する際に、前記ストライカ当接部材のストライカに当接する方向の移動を制限するストッパ機構
    を有することを特徴とする請求項1記載のロック装置
  3. 前記ストッパ機構は、
    前記ベース、前記ストライカ当接部材のうちのどちらか一方の部材に設けられたストッパ突部と、
    前記ベース、前記ストライカ当接部材のうちの他方の部材に設けられ、前記ストッパ突部が当接するストッパ面からなることを特徴とする請求項2記載のロック装置。
  4. 前記ストライカ当接部材を前記ストライカに当接する方向に案内するガイド機構を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載のロック装置。
  5. 前記フックと前記ポールの係合は、
    前記フック、前記ポールのうちどちらか一方の部材に、この部材の回転軸と平行で、この部材の回転方向と交差する第1ストッパ面、及び該第1ストッパ面と空間を介して対向する第2ストッパ面が形成された凹部と、
    他方の部材に、前記凹部の第1ストッパ面、前記第2ストッパ面に当接可能な第1接触部、第2接触部が形成された凸部とで行うことを特徴とすることを請求項1乃至4のいずれか記載のロック装置。
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