JP6718481B2 - シートロック装置 - Google Patents

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Description

本発明は、俯仰可能に構成されたシートバックをロック状態に保持するシートロック装置に関し、特に、少なくとも一部がカバーで覆われるシートロック装置に関する。
車両のシートは座面であるシートクッションと、背もたれであるシートバックとを備えており、このうちシートバックは通常の着座用としての起立姿勢と、荷積の便宜のために前方に倒す前倒姿勢とに俯仰切り替えが可能となっている。着座用の起立姿勢ではシートバックに設けられたシートロック装置が車体本体に固定されたストライカに係合することによりロック状態に保持されて安定するように構成されている。また、起立姿勢についてはシートロック装置の内部機構により2段階に切り替え可能なものもある。シートロック装置は、主に外観意匠上の観点からカバーで覆われることが多い。
シートロック装置は基本的構成として、後方から進入するストライカと、ストライカに係合する係合溝を備えるフック部材と、フック部材を前端近傍で回転自在に軸支する軸部材と、軸部材が固定されるケース部材とを備えている。ケース部材にはストライカが進入するストライカ進入溝が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
特許第4847901号公報
カバーはシートロック装置の外側面と後面との2方向面を覆うことが多く、組み付け部もこの2方向に設けられている。そして、カバーの組み付けはこれらの2方向からの作業が必要となっており、作業の簡便化が求められている。特に、シートバックを2段階に切り替え可能なシートロック装置はサイズが大きくなり、カバーもそれに合わせて大きいものが用いられることから、組み付け作業簡便化の要請が高い。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、組み付け作業の簡便なシートロック装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかるシートロック装置は、車両におけるシートバックをロック状態に保持するとともに、少なくとも一部がカバーで覆われるシートロック装置であって、後方から進入するストライカに対して係合する係合溝を備えるフック部材と、前記フック部材を前端近傍で回転自在に軸支する軸部材と、前記軸部材が固定されるケース部材と、前記ケース部材に形成され、前記ストライカが進入するストライカ進入溝と、前記ストライカ進入溝の両側にそれぞれ設けられ、後方に向けて突出する一対の保持突部と、を有し、前記カバーは、該カバーが備える被保持孔に一対の前記保持突部が挿入されることにより保持されることを特徴とする。
前記ケース部材は、前記ストライカ進入溝が形成されるケース側面部を有し、一対の前記保持突部は前記ケース側面部に当接する側面当接板から突出し、前記側面当接板は開口孔を有してもよい。
前記ケース部材の前面部に固定された前面当接板を有し、前記保持突部は、前記前面当接板から後方に向けて折り曲がる屈曲部を介して接続されていてもよい。
前記ストライカは第1ストライカであって、該第1ストライカは定距離離れた第2ストライカと一体的に連動し、前記係合溝は前記第1ストライカまたは前記第2ストライカに係合することにより、前記シートバックを2段階の傾斜角度にロックしてもよい。
本発明にかかるシートロック装置では、後方に突出する一対の保持突部がストライカ進入溝の上下に設けられており、カバーは、該カバーが備える被保持孔に一対の保持突部が挿入されることから、組み付け作業が簡便である。
図1は、シートロック装置が適用されるシートを示す模式斜視図である。 図2は、シートロック装置が適用されるシートを示す模式側面図である。 図3は、シートロック装置の斜視図である。 図4は、シートロック装置の一部省略側面図である。 図5は、カバーが装着されたシートロック装置の斜視図である。 図6は、カバーの斜視図である。 図7は、カバー保持部材に係合されたカバーを内側から見た斜視図である。
以下に、実施形態にかかるシートロック装置10を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1および図2に示すように、本実施の形態にかかるシートロック装置10は車両の左右のシート12にそれぞれ適用される。シートロック装置10は一部がカバー11で覆われている。シート12は座面であるシートクッション12aと、背もたれであるシートバック12bを備えている。シートバック12bは、シートバック回転軸13を中心として回動し、通常の着座用としての起立姿勢と、荷積の便宜のために前方に倒す前倒姿勢とに俯仰切り替えが可能となっている。また、起立姿勢についてはシートロック装置10の機構により標準な第1起立姿勢と、それよりも深い傾斜の第2起立姿勢との2段階に切り替え可能となっている。図1ではシートバック12bの第1起立姿勢を実線で示し、前倒姿勢と第2起立姿勢を仮想線で示している。
シートロック装置10は、シートバック12bの肩部のやや下方内部に設けられており、車体パネル側に固定されている金属製の第1ストライカ14a又は第2ストライカ14bに係合することによりシートバック12bを2つの起立姿勢にロックすることができる。またシートロック装置10と第1ストライカ14a及び第2ストライカ14bとの係合を解除することによりシートバック12bを前倒姿勢に倒すことができる。
第1ストライカ14aと第2ストライカ14bは定距離だけ離れて並列され、先端が相互接続されて一方が開口の矩形をなし、その開口側がストライカベース15に固定されている。第1ストライカ14aと第2ストライカ14bのいずれかを代表的にストライカ14とも呼ぶ。シートロック装置10でカバー11に覆われない箇所については、シートバック12bにより覆われ、シートロック装置10はストライカ14が進入するごく一部を除いてほぼ全体が視認されないようになっている。カバー11は視認される部品であることから、全体的にやや丸みを帯びた見栄えのよいデザインとなっている。
シートバック12bを前倒姿勢から持ち上げることにより、最初に第1ストライカ14aがシートロック装置10に係合し第1起立姿勢となる。次いで、シートバック12bの肩部に設けられた操作部16を操作することによりシートロック装置10と第1ストライカ14aとの係合が解除され、より深く倒すことにより第2ストライカ14bが係合して第2起立姿勢でロックされ、または再度前倒することにより前倒姿勢に戻される。第2起立姿勢における係合解除も操作部16を操作することによる。
シートロック装置10は車両の左右のシート12にそれぞれ適用される。以下の説明では、車両の左側のシート12(図1の手前側)及びその内部のシートロック装置10を例にして説明するが、右側においても左右対称又は略左右対称で同様の作用効果がある。また、以下の説明では方向として車両の前後、内外、上下を基準とし、シートバック12bは基本的に第1起立姿勢とする。各図面では理解を容易にするため前後方向をX,前方をX1、後方をX2、車幅方向をY、内方向をY1、外方向をY2、上下方向をZ、上方をZ1、下方をZ2としてそれぞれ矢印で示す。さらに、シートロック装置10とストライカ14との相対的動作については、シートロック装置10を基準として、ストライカ14が変位するものとして説明する。
図3に示すように、シートロック装置10は、外側ケース(ケース部材)20と、内側ケース22と、カバー保持部材24と、ストライカ14に対して係合するフック部材26とを有する。フック部材26は内部機構28の一部である。外側ケース20、内側ケース22およびカバー保持部材24は、例えば金属のプレス成形品である。フック部材26はストライカ14が係合する係合溝26aと、遊嵌溝26bと、回転軸(軸部材)26cとを有する。係合溝26aは後端近傍、遊嵌溝26bは中央部、回転軸26cは前端近傍に設けられている。係合溝26aは前後を角部26dと副角部26eとに挟まれた部分である。
外側ケース20は内部機構28を覆う外側面20aと、前面20bと、後面20cと、上面20dと、下面20eとを有する。外側ケース20はさらに、下面20eから折り返されて下方に突出する2つの取付片20fと、上面20dから折り返されて上方に突出する取付片20gと、上面から折り返されて上方に突出する保持突片20hとを有する。保持突片20hは操作部16の嵌合部と嵌合して仮保持するためのものである。
外側面(ケース側面部)20aとフック部材26との車幅方向隙間は狭い。外側面20aおよび後面20cには、ストライカ14が進入するストライカ進入溝20iが設けられている。シートロック装置10は2段ロック式であることから、後述するように第1ストライカ14aが遊嵌溝26bまで進入するためそれだけストライカ進入溝20iも車長方向に長く形成されている。ストライカ進入溝20iが長いことから、それだけシートロック装置10は大型となっており、さらにはそれを覆うカバー11も大型である。ストライカ進入溝20iは外側ケース20の後端から前方に向かって回転軸26cの近傍まで延在するとともに後面20cを横断している。外側面20aは回転軸26cの外側端を軸支しており、該回転軸26cは外側面20aからわずかに突出している。外側面20aには内側に凸の円弧状膨出部20jが設けられている。円弧状膨出部20jは回転軸26cを中心とし、フック部材26の回動範囲に合わせて設けられており、該フック部材26が外力によって外側に変位することを抑制する作用を奏する。
内側ケース22は内部機構28を覆う内側面22a(図4参照)と、前面22bと、後面22c(図4参照)とを有する。内側ケース22は外側ケース20と組み合わさり内部機構28を覆う。内部機構28は前方を前面20bおよび前面22bで覆われており、後方を後面20cおよび後面22cで覆われている。内側ケース22の下方部は、外側ケース20の2つの取付片20fの下辺とほぼ同じ位置まで下方に延在している。内側ケース22の下方部と2つの取付片20fには同軸のボルト孔30が設けられている。内側ケース22は、上方に突出する取付片22dを有する。取付片22dと取付片20gとは重なり合う同形状であって、同軸のボルト孔32が設けられている。ボルト孔30,32にボルトを挿通してシートバック12bにおけるフレームに対して螺合することにより、シートロック装置10が固定される。内側ケース22にはストライカ14が進入するストライカ進入溝22eが設けられている。内側ケース22のストライカ進入溝22eと外側ケース20のストライカ進入溝20iとは側面視でほぼ重なり合う。内側ケース22は回転軸26cの内側端を軸支している。
カバー保持部材24は、一対の保持突起24aと、外側面20aに当接している側面当接板24bと、前面20bに固定された前面当接板24cとを有する。前面当接板24cは内側に凸の略三角形状であって、中央のエンボス24dによって前面20bに固定されている。前面当接板24cの下辺は前面20bの下辺とほぼ一致している。
側面当接板24bは、前面当接板24cから後方に向けて90度折り曲がる屈曲部を介して接続されており、後方に向けて広がる略台形となっている。側面当接板24bの下辺は下面20eの前方部とほぼ一致している。側面当接板24bには、輪郭よりも一回り小さい略台形の開口孔24eが設けられており、回転軸26cと干渉することがない。側面当接板24bの板厚は回転軸26cの突出量よりもわずかに厚く形成されている。開口孔24eにより軽量化が図られる。側面当接板24bの後方部を形成する上下延在梁の中央には、回転軸26cを中心とした湾曲部24fが形成されている。湾曲部24fにより、回転軸26cの周辺に組み立て時の治具を配置することができる。湾曲部24fの後端はストライカ進入溝20iの前端とほぼ接している。エンボス24dに相当する固定手段は側面当接板24bに設けられていてもよい。
一対の保持突起24aはやや長尺な板形状であって、側面当接板24bの後端上下から僅かに外側に屈曲し、さらに後方に屈曲し、ストライカ進入溝20iの上下両側で後方に向けて平行に突出している。保持突起24aの延在方向はストライカ進入溝20iおよびストライカ14の進入経路の線L1にほぼ平行である。保持突起24aと外側面20aとの間には適度な隙間が設けられている。保持突起24aの長さは、ストライカ進入溝20iの前後方向長さの略半分である。後述するように、保持突起24aはカバー11を保持する。
次に、図4に示すように、内部機構28は上記のフック部材26に加え、センシングレバー34と、カムプレート36と、オープンレバー38とを有する。フック部材26、センシングレバー34およびカムプレート36は図4における時計方向に弾性付勢されており、オープンレバー38は反時計方向に弾性付勢されている。フック部材26は図4における手前側に配置されており、カムプレート36はその奥に配置されており、センシングレバー34およびオープンレバー38はさらにその奥でほぼ上下に並んで配置されている。
フック部材26は、第1ストライカ14aが後方から進入し、角部26dを押し上げて通過すると弾性力によって再び時計方向に回転して第1ストライカ14aを係合溝26aに係合させる。これによりシートバック12bは第1起立姿勢にロックされる。さらにオープンレバー38を操作することによりフック部材26を一時的に反時計方向に回動させた状態で第1ストライカ14aを線L1に沿って進入させ、フック部材26を元位置に戻すと、第1ストライカ14aは遊嵌溝26bに嵌るとともに第2ストライカ14bは係合溝26aに係合する。これによりシートバック12bは第2起立姿勢にロックされる。
センシングレバー34は、中央の回転軸34aで軸支されており、後端の検出部34bがストライカ14に対して当接/非当接することで角度が変わる部材であり、前端のピン34cがカムプレート36を変位させる。
カムプレート36は、前方上端の回転軸36aで軸支されており、ストライカ14が係合溝26aに係合しているとき、下方のカム面36bがフック部材26の拘束ピン26gを押圧することによりフック部材26を安定させる。カムプレート36は、大きい外力を受けて拘束ピン26gがカム面36bを押し上げたときに、後方のインターロック面36cがフック部材26のインターロックピン26fを受け止めることによりフック部材26が過度に回動することを防止する。カムプレート36は、ストライカ14と係合溝26aとの係合を解除させる際にはピン36dがオープンレバー38によって操作されることによりやや回動する。これにより、インターロックピン26fは逃げ部36eに進入可能となり、フック部材26は反時計方向へ回動可能となり、ストライカ14と係合溝26aとの係合が解除される。
オープンレバー38は、上方の回転軸38aで軸支されており、ロッド孔38bに接続されるロッドにより回動される。ロッドによってオープンレバー38が回動すると、カム解除レバー面38cがピン36dをやや押し上げ、さらに扇形のカム保持曲面38dがピン36dに摺接してその位置を保持させる。これによりカムプレート36は適正な解除位置に保持される。またロッドによってオープンレバー38が回動すると、フック解除突起38eがインターロックピン26fを押し上げることによりフック部材26を適正な解除位置まで回動させ、上記のようにストライカ14と係合溝26aとの係合が解除される。つまり、インターロックピン26fはストライカ14を解除するフック解除ピンとしての機能を兼ね備えている。
図5に示すように、シートロック装置10は外側面20aの多くの部分と後面20c,22cのほぼ全面がカバー11によって覆われる。
図5および図6に示すように、カバー11は側面40aと、背面40bと、ストライカ開口40cとを有する。側面40aと背面40bとは緩やかな屈曲部を介してつながっている。側面40aは、シートロック装置10における外側面20a、取付片20g、取付片20fを含む多くの部分を覆っている。側面40aは前方が狭くて後方に向かって広がる略三角形状であり、その前方頂部は回転軸26cの近傍に位置している。背面40bは、シートロック装置10における後面20c、取付片20g、取付片20f、後面22cを含むほぼ全面を覆っている。
ストライカ開口40cはカバー11の中央高さ位置に設けられており、側面40aでは後端から前端近傍まで開口し、背面40bでは外側端から内側に向かって略中央位置まで開口している。ストライカ開口40cは、上記のストライカ進入溝20iに合わせた位置にあり、該ストライカ進入溝20iよりもやや狭く形成されている。ストライカ開口40cは内側に向かって滑らかに窄まった形状である。ストライカ進入溝20iのエッジはカバー11によって覆われ、露呈しない。
図7に示すように、カバー11は内側面に一対の被保持部40dと、複数の係合爪40eとを有する。被保持部40dは側面40aの前方端近傍におけるストライカ開口40cの上下位置に設けられた低いブリッジ部材であり、それぞれ前後に連通する被保持孔40fが形成されている。一対の被保持孔40fは一対の保持突起24aが十分深く、かつ適度な摩擦をもって嵌合するように形成されている。なお、図7では被保持孔40fと保持突起24aとの係合が理解されるように、カバー11とともに単体のカバー保持部材24を図示している。
係合爪40eは被保持部40dからはやや離れた位置に設けられている。係合爪40eと被保持部40dは、カバー11の内面における外周近傍でバランスよく分散して設けられている。カバー11の装着は、まず後方から前方に向かってスライドさせることにより、一対の保持突起24aが一対の被保持孔40fに嵌合する。これによりカバー11の前方部がシートロック装置10に対して固定される。さらに、係合爪40eをシートバック12bに設けられた係合部に対して係合させる。これによりカバー11の後方部および上下がシートバック12bに対して固定される。
このように、カバー11はシートバック12bだけでなくカバー保持部材24の保持突起24aによっても保持されることで安定する。シートロック装置10は2段ロック式であることから、ストライカ進入溝20iがやや長くしかも全体的にサイズが大きいため、側面でストライカ進入溝20iを囲む範囲をやや広く覆う必要があり、しかもこの範囲はシートバック12bに固定することはできない。このため、この範囲の一部を保持突起24aで保持することによりカバー11は安定する。特に、カバー11の側面40aはやや広くしかも中央にやや長いストライカ開口40cが設けられていることから、そのままでは不安定であるが被保持部40dはストライカ開口40cの前方端近傍における上下位置に設けられていることから、保持突起24aとの係合によって安定する。保持突起24aと被保持部40dとの嵌合/抜き取りはカバー11を前後にスライドさせるだけの簡単な操作で済み、従来のような2方向からの作業が不要である。
カバー保持部材24は、側面当接板24bと前面当接板24cとにより、外側ケース20の外側面20aから前面20bにわたって架け渡されるように当接しており、安定している。
本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
10 シートロック装置
11 カバー
12b シートバック
14,14a,14b ストライカ
20i,22e ストライカ進入溝
20 外側ケース
20a 外側面
20b 前面
20c,22c 後面
20f,20g,22d 取付片
22 内側ケース
24 カバー保持部材
24a 保持突起
24b 側面当接板
24c 前面当接板
24d エンボス
24e 開口孔
26 フック部材
26a 係合溝
26c 回転軸
30,32 ボルト孔
40e 係合爪
40a 側面
40b 背面
40c ストライカ開口
40d 被保持部
40f 被保持孔

Claims (4)

  1. 車両におけるシートバックをロック状態に保持するとともに、少なくとも一部がカバーで覆われるシートロック装置であって、
    後方から進入するストライカに対して係合する係合溝を備えるフック部材と、
    前記フック部材を前端近傍で回転自在に軸支する軸部材と、
    前記軸部材が固定されるケース部材と、
    前記ケース部材に形成され、前記ストライカが進入するストライカ進入溝と、
    前記ストライカ進入溝の両側にそれぞれ設けられ、後方に向けて突出する一対の保持突部と、
    を有し、
    前記カバーは、該カバーが備える被保持孔に一対の前記保持突部が挿入されることにより保持されることを特徴とするシートロック装置。
  2. 請求項1に記載のシートロック装置において、
    前記ケース部材は、前記ストライカ進入溝が形成されるケース側面部を有し、
    一対の前記保持突部は前記ケース側面部に当接する側面当接板から突出し、
    前記側面当接板は開口孔を有することを特徴とするシートロック装置。
  3. 請求項1又は2に記載のシートロック装置において、
    前記ケース部材の前面部に固定された前面当接板を有し、
    前記保持突部は、前記前面当接板から後方に向けて折り曲がる屈曲部を介して接続されていることを特徴とするシートロック装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のシートロック装置において、
    前記ストライカは第1ストライカであって、該第1ストライカは定距離離れた第2ストライカと一体的に連動し、
    前記係合溝は前記第1ストライカまたは前記第2ストライカに係合することにより、前記シートバックを2段階の傾斜角度にロックすることを特徴とするシートロック装置。
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