JP5727671B2 - ロック装置 - Google Patents

ロック装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5727671B2
JP5727671B2 JP2014514655A JP2014514655A JP5727671B2 JP 5727671 B2 JP5727671 B2 JP 5727671B2 JP 2014514655 A JP2014514655 A JP 2014514655A JP 2014514655 A JP2014514655 A JP 2014514655A JP 5727671 B2 JP5727671 B2 JP 5727671B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base
protrusion
hook
spring
rotating member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014514655A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2014092134A1 (ja
Inventor
昌寛 坂
昌寛 坂
隆之 櫻井
隆之 櫻井
鈴木 宏行
宏行 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shiroki Corp
Original Assignee
Shiroki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shiroki Corp filed Critical Shiroki Corp
Priority to JP2014514655A priority Critical patent/JP5727671B2/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5727671B2 publication Critical patent/JP5727671B2/ja
Publication of JPWO2014092134A1 publication Critical patent/JPWO2014092134A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/90Details or parts not otherwise provided for
    • B60N2/919Positioning and locking mechanisms
    • B60N2/933Positioning and locking mechanisms rotatable
    • B60N2/938Positioning and locking mechanisms rotatable and provided with braking systems
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/005Arrangement or mounting of seats in vehicles, e.g. dismountable auxiliary seats
    • B60N2/015Attaching seats directly to vehicle chassis
    • B60N2/01508Attaching seats directly to vehicle chassis using quick release attachments
    • B60N2/01516Attaching seats directly to vehicle chassis using quick release attachments with locking mechanisms
    • B60N2/01583Attaching seats directly to vehicle chassis using quick release attachments with locking mechanisms locking on transversal elements on the vehicle floor or rail, e.g. transversal rods
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/02Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
    • B60N2/22Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/24Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles
    • B60N2/32Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles convertible for other use
    • B60N2/36Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles convertible for other use into a loading platform
    • B60N2/366Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles convertible for other use into a loading platform characterised by the locking device
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B79/00Mounting or connecting vehicle locks or parts thereof
    • E05B79/02Mounting of vehicle locks or parts thereof
    • E05B79/08Mounting of individual lock elements in the lock, e.g. levers
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B85/00Details of vehicle locks not provided for in groups E05B77/00 - E05B83/00
    • E05B85/20Bolts or detents
    • E05B85/24Bolts rotating about an axis
    • E05B85/26Cooperation between bolts and detents
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B15/00Other details of locks; Parts for engagement by bolts of fastening devices
    • E05B15/04Spring arrangements in locks
    • E05B2015/0403Wound springs
    • E05B2015/042Wound springs wound in a plane, e.g. spirally

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Description

本発明は、ロック装置に関する。
特許文献1などにより、車両用シートなどの回転をロックできるロック装置が知られている。このロック装置は、ベースと、ベース上に回転可能に設けられてストライカが進入可能なスリットを有するフックと、ベース上に回転可能に設けられて、フックの回転を禁止するポール(pawl)とを有する。このロック装置において、小型化のために、フックを回転方向に押圧するスプリングが、ベースとフックとの間に配置され、ポールを回転方向に押圧するスプリングが、ベースとポールとの間に配置されている。
日本国特許第4633739号公報
このような構成のロック装置では、外力が作用して、フックを押圧するスプリングが収容される空間が縮小されると、スプリングはフックに確実に力を作用させることができない。また、外力が作用して、ポールを押圧するスプリングが収容される空間が縮小されると、スプリングはポールに確実に力を作用さようさせることができない。このため、ベースとフックとの間の空間、および、ベースとポールとの間の空間を確実に確保する必要がある。
そこで特許文献1に記載のロック装置においては、ベース上に、フックとポールをそれぞれ回転可能に支持する2つのシャフトが設けられている。これらのシャフトはそれぞれ、先端側がフックとポールに形成された穴に嵌合する小径部と、基部側がフックとポールの穴よりも大きな径の大径部を有している。これらのシャフトの大径部と小径部との境界となる段部で、それぞれフックとポールとが支持されている。
更に、ベースと、フックと、ポールとに、スプリングの端部が係止される係止部をそれぞれ設ける必要がある。
即ち、ベースとフックとの間、ベースとポールとの間にそれぞれのスプリングを確実に機能させるための空間をそれぞれ確保する構造と、それぞれのスプリングの端部を係止する構造とが必要となり、ロック装置の構造が複雑になる。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その課題は、簡単な構造のロック装置を提供することにある。
上述した課題のうち少なくとも一つを実現するために、本発明の一側面を反映したロック装置は、
表面と裏面とを有する板状のベースと、
前記ベースの表面に設けられ、互いに平行な回転軸回りに回転し、互いの少なくとも一部同士が接触して互いの少なくとも一方向の相対回転をロック可能な第一回転部材および第二回転部材と、
前記第一回転部材および前記第二回転部材の少なくとも一方に設けられたストライカ受け部の中を移動可能なストライカと、
前記ベースと前記第一回転部材の間の空間に弾性変形可能に設けられた第一弾性部材と、
前記ベースと前記第二回転部材の間の空間に弾性変形可能に設けられた第二弾性部材と、
を有し、
前記第一回転部材と前記第二回転部材との相対回転がロックされると、前記ストライカの前記ストライカ受け部からの離脱が禁止されたロック状態となり、
前記第一回転部材と前記第二回転部材とのロックが解除されると、前記ストライカの前記ストライカ受け部から離脱が許容されたアンロック状態となり、
前記第一弾性部材は、前記第一回転部材を前記回転軸回りの一方へ回転させるように、前記第一回転部材に力を作用させ、
前記第二弾性部材は、前記第二回転部材を前記回転軸回りの一方または他方へ回転させるように、前記第二回転部材に力を作用させ、
前記第一弾性部材と前記第二弾性部材のいずれか一方の端部が固定され、前記回転軸と平行な方向に突出する突部が、前記第一回転部材と前記第二回転部材のいずれか一方と前記ベースのいずれか一方に設けられ、
前記突部の前記回転軸方向の突出長さは、前記第一弾性部材と前記第二弾性部材のいずれか一方の前記回転軸方向の長さよりも大きい。
本発明によれば、簡単な構造のロック装置が提供される。
本発明の他の効果は、以下に述べる発明を実施するための形態並びに添付の図面から一層明らかになるであろう。
本発明の第1実施形態のロック装置の分解斜視図である。 図1のロック装置のアンロック状態を示す図で、図1のII方向からみた図である。 図2のロック装置のロック状態を示す図である。 図1の切断線IV−IVでの断面図である。 図1の切断線V−Vでの断面図である。 本実施形態のロック装置の組み付けを説明する図である。 本発明の第2実施形態のロック装置の分解斜視図である。 図7のロック装置のアンロック状態を示す図で、図7のVIII方向からみた図である。 図8のロック装置のロック状態を示す図である。
<第1実施形態>
次に図面を用いて本発明の第1実施形態を説明する。図1は第1実施形態のロック装置の分解斜視図、図2は図1のロック装置のアンロック状態を示す図で、図1のII方向からみた図、図3は図2のロック装置のロック状態を示す図である。
(全体構造)
本実施形態のロック装置は、例えば、車体フレームに対するドアの回転をロックするために用いることができる。このほか、座席の回転や、トランクリッドやエンジンフッドの回転をロックするために用いることができる。また、車両に搭載されている物品以外の回転する部材をロックするために、本発明のロック装置を用いることができる。以降の説明においては、車体フレームに対するドアの回転をロックするロック装置の例を説明する。
図1に示すように、ロック装置は、ベース51と、ストライカ53とを有する。例えば、ベース51は車体フレームに固定され、ストライカ53はドアに固定される。ドアが車体フレームに対して移動すると、ストライカ53はベース51に対して移動する。
ベース51は、表面と裏面とを有する板状の部材である。図1において、左下を向く面が表面であり、右上を向く面が裏面である。ベース51には、表面から裏面に貫通して、ストライカ53がその中を移動可能な切り欠き51aが設けられている。以降の説明において、図1において切り欠き51aを境界にして、ベース51の左方をベース51の左部、ベース51の右方をベース51の右部と呼ぶ。
ベース51の左部の表面には、フック57(第一回転部材の一例)が設けられている。フック57は、ベース51と略平行に延びる板状の部材である。このフック57には表面から裏面に貫通した穴57hが形成されている。ベース51にも貫通した穴51hが形成されている。この穴51hの径は、フック57の穴57hの径と略同じに設定されている。
ベース51の左部の裏面には、ブッシュ45が設けられている。ブッシュ45は、ベース51の穴51hに挿入される円筒部45aと、円筒部45aの基部に形成されてベース51の裏面に当接する取付部45bとを有している。
円筒部45aの外径は、フック57の穴57hより若干小さくなるように設定されている。ベース51の穴51hを挿通した円筒部45aは、フック57の穴57hを挿通し、フック57の穴57hを通した円筒部45aの先端部はかしめられている。このため、フック57は、ベース51に対して交差する方向に延びる回転軸回りに回転可能である。
そして、本実施形態では、図2に示すフック57の位置をアンロック位置、図3に示すフック57の位置をロック位置という。
ベース51の右部の表面には、ポール(pawl)61(第二回転部材の一例)が回転可能に設けられている。ポール61は、ベース51と平行に延びる板状の部材である。ポール61には、表面から裏面に貫通する穴61hが設けられている。ベース51にも表面から裏面に貫通した穴51iが形成されている。このベース51の穴51iの径は、ポール61の穴61hの径と略同じに設定されている。
ベース51の右部の裏面には、ブッシュ47が設けられている。ブッシュ47は、ベース51の穴51iに挿入される円筒部47aと、円筒部47aの基部に形成され、ベース51の裏面に当接する取付部47bとを有している。
円筒部47aの外径は、ポール61の穴61hより若干小さくなるように設定されている。ベース51の穴51iを挿通した円筒部47aは、ポール61の穴61hを挿通し、ポール61の穴61hを通した円筒部47aの先端部はかしめられている。このため、ポール61は、ベース51に対して交差する方向に延びる回転軸回りに回転可能である。
フック57には、表面から裏面に貫通するスリット57a(ストライカ受け部の一例)が形成されている。ストライカ53は、このスリット57aの中を移動可能である。
また、フック57の外周部には、第1凸部57bと第2凸部57cが形成されている。第1凸部57bと第2凸部57cとの間には、外周面からその内側に向かって徐々に細くなるように形成された凹部57dが形成されている。更に、フック57の外周部には、フック57の回転軸に対して径方向に延出するストッパ突部57sが形成されている。
ポール61のフック57と対向する面には、フック57の凹部57dに係止および離脱可能な凸部61aが形成されている。凸部61aは、先端部が円弧状で、根元部61sが凹んだ形状になっている。また、ポール61のフック57と対向する面には、フック57の第2凸部57cが進入可能な凹部61bが形成されている。
以上のように、フック57とポール61は板状のベース51の表面に設けられている。また、フック57とポール61は互いに平行な回転軸回りに回転可能な部材である。さらに、フック57とポール61は、凸部61aと凹部57dなど互いの少なくとも一部が接触することにより、互いの少なくとも一方向の相対回転をロック可能とされている。
(第一弾性部材および第二弾性部材)
ベース51とフック57との間には、第一スプリング(第一弾性部材の一例)71が設けられている。第一スプリング71は、フック57を時計回り(図2、図3において矢印UL方向)に回転させるように、フック57に力を作用させる。第一スプリング71は、第一スプリング71の中心軸がフック57の回転軸と平行となる姿勢で、ベース51とフック57との間の空間に弾性変形可能に設けられている。
また、ベース51とポール61との間には、第二スプリング73(第二弾性部材の一例)が設けられている。第二スプリング73は、ポール61を反時計回り(図2、図3において、矢印E方向)に回転させるように、ポール61に力を作用させる。第二スプリング73は、第二スプリング73の中心軸がポール61の回転軸と平行になる姿勢で、ベース51とポール61との間の空間に弾性変形可能に設けられている。
第一スプリング71および第二スプリングには、例えばフラットスパイラルスプリングやトーションスプリング、あるいは板バネなどの弾性体を用いることができる。
(突部)
フック57とポール61とが設けられるベース51の表面上で、フック57用の穴51hの回りには、フック57の回転軸方向においてフック57に向かって突出する第1突部51b(突部の一例)、第2突部51c(補助突部の一例)、第3突部51d(補助突部の一例)が形成されている。これら3つの突部51b,51c,51dの頂部によって、フック57は3点で支持されている。これら3つの突部のベース51の表面から頂部までの高さ(フック57の回転軸方向の突部の寸法)は、フック57の回転軸方向における第一スプリング71の寸法より大きく設定されている。
また、ベース51には、穴51hの中心(フック57の回転軸)を中心とする円弧状の貫通した長穴51jが形成されている。フック57には、図4に示すように、ベース51に向かって突出する突部57eが形成されている。この突部57eの高さは、ベース51に当接しない高さに設定されている。突部57eとフック57の回転軸との距離は、穴51hの中心を中心とする円弧状の長穴51jの半径と同じに設定されている。よって、フック57が回転したときに、回転軸方向から見て、突部57eの描く軌跡は、ベース51の円弧状の長穴51jと重なる。
フック57,ポール61が設けられるベース51の表面上で、ポール61用の穴51iの回りにも、ポール61の回転軸方向においてポール61に向かって突出する第4突部51e(突部の一例)、第5突部51f(補助突部の一例)、第6突部51g(補助突部の一例)が形成されている。これら3つの突部51e,51f,51gの頂部によって、ポール61が3点で支持されている。これら3つの突部51e,51f,51gのベース51の表面から頂部までの高さ(ポール61の回転軸方向の突部の寸法)は、ポール61の回転軸方向における第二スプリング73の寸法より大きく設定されている。
また、ベース51には、穴51iの中心(ポール61の回転軸)を中心とする円弧状の貫通した長穴51kが形成されている。ポール61には、図5に示すように、ベース51に向かって突出する突部61eが形成されている。この突部61eの高さは、ベース51に当接しない高さに設定されている。突部61eとポール61の回転軸との距離は、穴51iの中心を中心とする円弧状の長穴51kの半径と同じに設定されている。よって、ポール61が回転したとき、回転軸方向から見て、突部61eの描く軌跡は、ベース51の円弧状の長穴51kと重なる。
前述した第一スプリング71の内端部はベース51の第1突部51bに係止され、外端部はフック57の突部57eに係止されている。第一スプリング71はフック57を時計回りに押圧している。
また、前述した第二スプリング73の内端部はベース51の第4突部51eに係止され、外端部はポール61の突部61eに係止されている。第二スプリング73はポール61を反時計回りに押圧している。更に、本実施形態では、第二スプリング73の内端部が係止される第4突部51eではない、第5突部51fは、第二スプリング73の外周面が常に当接する位置に形成されている。
以上のように、第一スプリング71の内端部が固定される第1突部51bが、ベース51に設けられている。この第1突部51bのフック57の回転軸方向の突出長さ(ベース51の表面から第1突部51bの頂部までの長さ)は、第一スプリング71のフック57の回転軸方向の長さよりも大きくされている。
また、本実施形態では、第一スプリング71と同様に、第二スプリング73の内端部が固定される第4突部51eが、ベース51に設けられている。このポール61の回転軸方向における第4突部51eの突出長さは、ポール61の回転軸方向における第二スプリング73の長さよりも大きくされている。
(ロック状態およびアンロック状態)
次に、上記構成の作動を説明する。
フック57がロック位置にある図3の状態では、フック57の凹部57dと、ポール61の凸部61aとが係合している。このロック状態において、フック57は回転が禁止され、ストライカ53はフック57のスリット57aから離脱が禁止されている。つまり、フック57とポール61との相対回転がロックされると、ストライカ53がスリット57aからの離脱が禁止されたロック状態となる。
ここで、第二スプリング73の押圧力に抗して、ポール61を矢印Eの反対方向(時計回り)に回転させると、フック57の凹部57dと、ポール61の凸部61aとの係合が解除される。すると、フック57は第一スプリング71の押圧力により時計回りに回転して図2に示したアンロック状態となり、ストライカ53はフック57のスリット57aからの離脱が許容される。つまり、フック57とポール61との相対回転とのロックが解除されると、ストライカ53がスリット57aからの離脱が許容されたアンロック状態となる。
尚、本実施形態では、ベース51の外周部にフック57が設けられる表面側に折り曲げられたストッパ51s(ストッパ部の一例)が形成されている。このストッパ51sに、アンロック位置にあるフック57のストッパ突部57sが当接し、それ以上のアンロック位置方向への回転を禁止している。
逆に、図2に示すアンロック状態にある場合、ストライカ53でフック57のスリット57aの開口部近傍の面57nを押すと、フック57は第一スプリング71の押圧力に抗してロック位置方向へ回転する。そして、フック57の凹部57dと、ポール61の凸部61aとが係合し、フック57のアンロック方向への回転が禁止され、ストライカ53はフック57のスリット57aから離脱できない状態でロック状態となる。
(組み付け方法)
次に、上記構成のロック装置の組み付け方法を図1から図3および図6を用いて説明する。図6は本実施形態のロック装置の組み付けを説明する図である。
最初に、ベース51の裏面側からブッシュ45の円筒部45aをベース51の穴51hに挿入する。また、ベース51の裏面側からブッシュ47の円筒部47aをベース51の穴51iに挿入する。このとき、ベース51の表面よりも、ブッシュ45の円筒部45aとブッシュ47の円筒部47aが突出する。
次に、ベース51の一方の面側に第一スプリング71を配置し、更に、第一スプリング71の内端部を第1突部51bに係止させる。このとき自然状態にある第一スプリング71の外端部は、図6の二点鎖線に示すように、長穴51jの一方の端部側に位置する。
ベース51の裏面側から棒状の治具81を用い、自然状態にある第一スプリング71の外端部を長穴51jに沿って長穴51jの他方の端部側(図6の実線で示す位置)へ移動させる。このとき、第一スプリング71は自然状態より縮径し、弾性反発力が発生する。
フック57の突部57eが長穴51jと重なるように、ベース51の表面側から突出したブッシュ45の円筒部45aに、フック57の穴57hを挿入する。そして、治具81を取り外すと、第一スプリング71は弾性反発力により拡径し、第一スプリング71の外端部は、長穴51jの一方の端部方向へ移動し、フック57の突部57eに係止される。
更に、ベース51の表面に第二スプリング73を配置し、更に、第二スプリング73の内端部を第4突部51eに係止させる。このとき自然状態にある第二スプリング73の外端部は、第一スプリング71と同様に、長穴51kの一方の端部側に位置する。
ベース51の裏面側から棒状の治具を用い、自然状態にある第二スプリング73の外端部を長穴51kに沿って長穴51kの他方の端部側へ移動させる。このとき、第二スプリング73は自然状態より縮径し、弾性反発力が発生する。
ポール61の突部61eが長穴51kと重なるように、ベース51の表面側から突出したブッシュ47の円筒部47aに、ポール61の穴61hを挿入する。そして、治具を取り外すと、第二スプリング73は弾性反発力により拡径し、第二スプリング73の外端部は、長穴51kの一方の端部方向へ移動し、ポール61の突部61eに係止される。
(効果)
上記構成によれば、以下のような効果が得られる。
(1)第一スプリング71の端部が固定され、回転軸と平行な方向に突出する第1突部51bがベース51に設けられている。また、第1突部51bの回転軸方向の突出長さは、第一スプリング71の回転軸方向の長さよりも大きい。
まず、第1突部51bには第一スプリング71の端部が固定される。このため、第1突部51bは、第一スプリング71の端部を固定する機能を有する。
また、第1突部51bは、第一スプリング71を確実に機能させるための空間を確保する機能も備えている。例えば、ロック装置のベース51に外力が作用してベース51がフック57に近づくように撓み、第一スプリング71が収容されているベース51とフック57との間の空間が狭くなる場合がある。
上記本実施形態とは異なり、第1突部51bが設けられていない場合には、ベースとフックとの間の空間が狭くなり、第一スプリングがベースやフックに接触してしまうことがある。第一スプリングがベースとフックとから押付力を受けると、第一スプリングが意図したようにフックに力を作用させることができなくなる虞がある。
しかし、上述した本実施形態のロック装置によれば、第1突部51bの突出長さが第一スプリング71の回転軸方向の長さより大きい。このため、ベース51とフック57との間の空間が狭くなっても、第一スプリング71がベース51に接触するより前に、第1突部51bの頂部がフック57に接触する。さらに、第1突部51bは、突っ張り棒のように機能して、ベース51とフック57との間の空間がそれ以上に狭くなることを抑制する。つまり、第1突部51bは、ベース51とフック57との間に、第一スプリング71が変形できる空間を確保する機能も有している。
このように、本実施形態のロック装置によれば、第1突部51bが、第一スプリング71の端部を固定する機能と第一スプリング71が変形できる空間を確保する機能という二つの機能を兼ね備えている。このため、ロック装置をシンプルに構成できる。
また、特に、本実施形態においては、第一スプリング71の内端部を固定する第1突部51bに、上記空間を確保する機能を持たせている。つまり、第1突部51bは、第一スプリング71の近くに配置されているので、第一スプリング71の弾性変形を妨げないように、該空間を確保しやすい。

このように、本実施形態の第1突部51bは、効果的に該空間を確保しやすく、かつ、第一スプリング71との干渉を避けた位置に、設けられている。
なお、第4突部51eも、第1突部51bと同様に機能する。つまり、第4突部51eも、第二スプリング73の一端部を固定する機能と、ベース51とポール61との間の第二スプリング73が変形する空間を確保する機能とを有する。
(2)本実施形態によれば、ベース51には、フック57とベース51との間に延びる第2突部51cおよび第3突部51dが設けられている。この第2突部51cおよび第3突部51dも、第一スプリング71が変形するためのベース51とフック57との間の空間を確保する機能を有する。これにより、ベース51とフック57との間の空間をより確保しやすい。
また、ベース51には、ポール61とベース51との間に延びる第5突部51fおよび第6突部51gが設けられている。第5突部51fおよび第6突部51gも、第二スプリング73が変形するためのベース51とポール61との間の空間を確保する機能を有する。これにより、ベース51とポール61との間の空間をより確保しやすい。
(3)本実施形態によれば、第1突部51bおよび第2突部51c、第3突部51dは、ベース51に設けられており、第1突部51b、第2突部51c、第3突部51dによって、ベース51とフック57は3点で接触している。これにより、フック57のベース51に対する姿勢が安定する。
なお、上述の実施形態では、第1突部51b、第2突部51c、第3突部51dがそれぞれ1点ずつでフック57と接触する例を説明したが、これに限られない。例えば、第2突部51cと第3突部51dを省略し、第1突部51bによってフック57がベース51に3点で接触するように構成してもよい。
あるいは、上述の実施形態では、第1突部51b、第2突部51c、第3突部51dの全てをベース51に設けたが、第1突部51b、第2突部51c、第3突部51dのいずれか一つをベース51に設け、それ以外をフック57に設けてもよい。
もっとも、上述した(1)の効果を実現するためには、第1突部51bの頂部を常時フック57に接触させる必要はない。ベース51に外力が作用しない状態において第1突部51bの頂部をフック57に接触させず、ベース51がフック57に近づくように変形した状態で第1突部51bの頂部がフック57に接触するように、ロック装置を構成してもよい。
同様に、第4突部51e、第5突部51f、第6突部51gによって、ベース51とポール61とは3点で接触している。このため、ポール61のベース51に対する姿勢が安定する。
(4)本実施形態によれば、第一スプリング71は、フック57の回転軸を中心とするフラットスパイラルスプリングであり、第2突部51cおよび第3突部51dは、フラットスパイラルスプリングの外周面に接触する位置に設けられている。
フラットスパイラルスプリングは、弾性変形したときに、その外周面の変動量が小さい。このため、第2突部51cおよび第3突部51dを第一スプリング71の外周面に接触する位置に設けると、第一スプリング71が弾性変形した場合でも、第2突部51cおよび第3突部51dが第一スプリング71と干渉しにくい。
また、第二スプリング73は、ポール61の回転軸を中心とするスラットスパイラルスプリングであり、第5突部51fおよび第6突部51gは、スラットスパイラルスプリングの外周面に接触する位置に設けられている。これにより、第5突部51fおよび第6突部51gは、第二スプリング73が弾性変形した場合でも、第二スプリング73と干渉しにくい。
尚、本発明は、上記実施形態に限定するものではない。以下のように変形可能である。
上記実施形態では、フック57を安定した姿勢で回転させるために、円弧状の第1突部51b、第2突部51c、第3突部51dの3つの突部を設けたが、突部の形状によっては、二つの突部でもフック57を安定して回転させることができ、更に、フック57とベース51との間で、第一スプリング71が確実に機能するための空間を確保する機能も実現できる。
同様に、ポール61を安定した姿勢で回転させるために、円弧状の第4突部51e、第5突部51f、第6突部51gの3つの突部を設けたが、突部の形状によっては、二つの突部でもポール61を安定して回転させることができ、更に、ポール61とベース51との間で、第二スプリング73が確実に機能するための空間を確保する機能も実現できる。
上記実施形態では、ベース51の突部で第一スプリング71の内端部を係止し、フック57の突部で第一スプリング71の外端部を係止したが、逆に、ベース51の突部で第一スプリング71の外端部を係止し、フック57の突部で第一スプリング71の内端部を係止してもよい。
同様に、ベース51の突部で第二スプリング73の内端部を係止し、ポール61の突部で第二スプリング73の外端部を係止したが、逆に、ベース51の突部で第二スプリング73の外端部を係止し、ポール61の突部で第一スプリング71の外端部を係止してもよい。
上記実施形態では、フック57を安定した姿勢で回転させるための円弧状の第1突部51b、第2突部51c、第3突部51dの3つの突部をベース51に設けたが、逆に、フック57に設けてもよい。
同様に、ポール61を安定した姿勢で回転させるための円弧状の第4突部51e、第5突部51f、第6突部51gの3つの突部をベース51に設けたが、逆に、ポール61に設けてもよい。
また、第1突部51bにベース51に設けて、第4突部51eをポール61に設けてもよい。あるいは、第1突部51bをベース51に設けて、第4突部51eを設けない構成としてもよい。
また、上述の実施形態では、凸部61aと凹部57dとが接触したときに、フック57とポール61との相対回転がロックされる例を説明したが、本発明はこれに限られない。本実施形態のロック装置には、フック57とポール61との相対回転をロックする機構として、公知のロック装置のロックを実現する機構を採用できる。
また、上述の実施形態では、フック57の表面から裏面に貫通するスリット57aをストライカ受け部とした例を説明したが、フック57の表面に形成した溝をストライカ受け部としてもよい。
また、上述の実施形態では、ブッシュ45をベース51の裏面からフック57に挿通させ、ブッシュ47をベース51の裏面からポール61に挿通させる例を説明したが、本発明はこれに限られない。フック57に挿通させたブッシュ45を表面側からベース51に取り付け、あるいは、ポール61に挿通させたブッシュ47を表面側からベース51に取り付けてもよい。
また、上述の実施形態では、第1突部51bを第1スプリング71の回転軸方向の長さより大きく設定した例を説明したが、本発明はこれに限られない。第1突部51bの代わりに、フック57の突部57eを第1スプリング71の回転軸方向の長さより大きく設定し、フック57とベース51との間の突っ張り棒として機能させてもよい。あるいは、第1突部51bと突部57eの両方を、フック57の突部57eを第1スプリング71の回転軸方向の長さより大きく設定し、フック57とベース51との間の突っ張り棒として機能させてもよい。また、第1突部51bと突部57eの少なくとも一方が第1スプリング71の回転軸方向の長さより十分に大きく設定されていれば、第4突部51eやポール61の突部61eの代わりに第1突部51bと突部57eの少なくとも一方をポール61とベース51との間の突っ張り棒として機能させて、第2スプリング73が確実に機能するための空間を確保することもできる。さらには、第4突部51eやポール61の突部61eを、ポール61とベース51との間の突っ張り棒あるいはフック57とベース51との間の突っ張り棒として機能させることもできる。
<第2実施形態>
図面を用いて本発明の第2実施形態を説明する。図7は第2実施形態のロック装置の分解斜視図である。図8は図7のロック装置のアンロック状態を示す図である。図7のVIII方向からみた図、図9は図8のロック装置のロック状態を示す図である。
本実施形態においても、ロック装置は、ベース151と、ストライカ153とを有する。例えば、ベース151は車体フレームに固定され、ストライカ153はドアに固定される。ドアが車体フレームに対して移動すると、ストライカ153はベース151に対して移動する。
ベース151は、表面と裏面とを有する板状の部材である。図7において、左下を向く面が表面であり、右上を向く面が裏面である。ベース151には、表面から裏面に貫通して、ストライカ153(図9参照)がその中を移動可能な切り欠き151aが設けられている。以降の説明において、図7において切り欠き151aを境界にして、ベース151の左方をベース151の左部、ベース151の右方をベース151の右部と呼ぶ。
スリット151aを挟んで、ベース151の左部の表面には、フック157(第一回転部材の一例)が設けられている。このフック157は、ベース151と略平行に延びる板状の部材である。このフック157には表面から裏面に貫通した穴157hが形成されている。ベース151にも貫通した穴151hが形成されている。この穴151hの径は、フック157の穴157hの径と略同じに設定されている。
ベース151の右部の表面には、ブッシュ145が設けられている。ブッシュ145は、ベース151の穴151hに挿入される円筒部145aと、円筒部145aの基部に形成されてベース151の裏面に当接する取付部145bとを有している。
円筒部145aの外径は、フック157の穴157hより若干小さくなるように設定されている。ベース151の穴151hを挿通した円筒部145aは、フック157の穴157hを挿通し、フック157の穴157hを通した円筒部145aの先端部はかしめられている。このため、フック157は、ベース151に対して交差する方向に延びる回転軸回りに回転可能である。
そして、本実施形態では、図8に示すフック157の位置をアンロック位置、図9に示すフック157の位置をロック位置という。
ベース151の右部の表面には、ポール161(第二回転部材の一例)が回転可能に設けられている。ポール161は、ベース151と平行に延びる板状の部材である。ポール161には、表面から裏面に貫通する穴161hが設けられている。ベース151にも表面から裏面に貫通した穴151iが形成されている。このベース151の穴151iの径は、ポール161の穴161hの径と略同じに設定されている。
ベース151の右部の裏面には、ブッシュ147が設けられている。ブッシュ147は、ベース151の穴151iに挿入される円筒部147aと、円筒部147aの基部に形成され、ベース151の裏面に当接する取付部147bとを有している。
円筒部147aの外径は、ポール161の穴161hより若干小さくなるように設定されている。ベース151の穴151iを挿通した円筒部147aは、ポール161の穴161hを挿通し、ポール161の穴161hを通した円筒部147aの先端部はかしめられている。このため、ポール161は、ベース51に対して交差する方向に延びる回転軸回りに回転可能である。
フック157には、表面から裏面に貫通するスリット157a(ストライカ受け部の一例)が形成されている。ストライカ153は、このスリット157aの中を移動可能である。
また、フック157の外周部には、第1凸部157bと第2凸部157cが形成されている。第1凸部157bと第2凸部157cとの間には、外周面からその内側に向かって徐々に細くなるように形成された凹部157dが形成されている。
ポール161のフック157と対向する面には、フック157の凹部157dに係止および離脱可能な凸部161aが形成されている。凸部161aは先端部が円弧状で、根元部161sが凹んだ形状になっている。また、ポール161のフック157と対向する面には、フック157の第2凸部157cが進入可能な凹部161bが形成されている。
以上のように、フック157とポール161は板状のベース151の表面に設けられている。また、フック157とポール161は互いに平行な回転軸回りに回転可能な部材である。さらに、フック157とポール161は、凸部161aと凹部157dなど互いの少なくとも一部が接触することにより、互いの少なくとも一方向の相対回転をロック可能とされている。
(第一弾性部材および第二弾性部材)
ベース151とフック157との間には、第一スプリング171(第一弾性部材の一例)が設けられている。第一スプリング171は、フック157を時計回り(図8、図9において矢印UL)に回転させるように、フック157に力を作用させる。第一スプリング171は、第一スプリング171の中心軸がフック157の回転軸と平行になる姿勢で、ベース151とフック157との間に設けられている。
また、ベース151とポール161との間には、第二スプリング173(第二弾性部材の一例)が設けられている。第二スプリング173は、ポール161を反時計回り(図8、図9において、矢印E方向)に回転させるように、ポール161に力を作用させる。第二スプリング173は、第二スプリング173の中心軸がポール161の回転軸と平行になる姿勢で、ベース151とポール161との間の空間に設けられている。
(突部)
フック157とポール161とが設けられるベース151の表面上で、フック157用の穴151hの回りには、フック157の回転軸方向においてフック157方向に突出する第1突部151b(突部の一例)、第2突部151c(補助突部の一例)、第3突部151d(補助突部の一例)、ストッパ突部151sが形成されている。これら4つの突部のうちの少なくとも3つの突部の頂部によって、フック157は3点で支持されている。これら4つの突部の頂部までの高さ(フック157の回転軸方向の突部の寸法)は、フック157の回転軸方向における第一スプリング171の寸法より大きく設定されている。
また、ベース151には、穴151jが形成されている。一方、フック157には、図7に示すように、ベース151方向に突出する突部157eが形成されている。この突部157eの高さは、ベース151に当接しない高さに設定されている。更に、この突部157eは、フック157が矢印UL方向に回転すると、ベース151の穴151j上を通過し、ベース151上のストッパ突部151sに当接可能な位置に形成されている。
フック157とポール161が設けられるベース151の表面上で、ポール161用の穴151iの回りにも、ポール161の回転軸方向においてポール161に向かって突出する第4突部151e(突部の一例)、第5突部151f(補助突部の一例)、第6突部151g(補助突部の一例)が形成されている。これら3つの突部の頂部によって、ポール161が3点で支持されている。これら3つの突部のベース151の表面から頂部までの高さ(ポール161の回転軸方向の突部の寸法)は、ポール161の回転軸方向における第二スプリング173の寸法より大きく設定されている。
また、ベース151には、穴151kが形成されている。一方、ポール161には、図7に示すように、ベース151方向に突出する突部161eが形成されている。この突部161eの高さは、ベース151に当接しない高さに設定されている。更に、この突部161eは、ポール161が回転すると、ベース151の穴151k上を通過する位置に形成されている。
前述した第一スプリング171の内端部はベース151の第1突部151bに係止され、外端部はフック157の突部157eに係止されている。第一スプリング171はフック157を時計回りに押圧している。
また、前述した第二スプリング173の内端部はベース151の第4突部151eに係止され、外端部はポール161の突部161eに係止されている。第二スプリング173はポール161を反時計回りに押圧している。
以上のように、第一スプリング171の内端部が固定される第1突部151bが、ベース151に設けられている。このフック157の回転軸方向における第1突部151bの突出長さ(ベース151の表面から第1突部151bの頂部までの長さ)は、フック157の回転軸方向における第一スプリング171の長さよりも大きくされている。
また、本実施形態では、第一スプリング171と同様に、第二スプリング173の内端部が固定される第4突部151eが、ベース151に設けられている。このポール161の回転軸方向における第4突部151eの突出長さは、ポール161の回転軸方向における第二スプリング173の長さよりも大きくされている。
(ロック状態およびアンロック状態)
次に、上記構成の作動を説明する。
フック157がロック位置にある図9の状態では、フック157の凹部157dと、ポール161の凸部161aとが係合している。このロック状態において、フック157は回転が禁止され、ストライカ153はフック157のスリット157aから離脱が禁止されている。つまり、フック157とポール161との相対回転がロックされると、ストライカ153がスリット157aからの離脱が禁止されたロック状態となる。
ここで、第二スプリング173の付勢力に抗して、ポール161を矢印Eの反対方向(時計回り)に回転させると、フック157の凹部157dと、ポール161の凸部161aとの係合が解除される。すると、フック157は第一スプリング171の押圧力により時計回りに回転して図8に示したアンロック状態となり、ストライカ153はフック157のスリット157aからの離脱が許容される。つまり、フック157とポール161との相対回転とのロックが解除されると、ストライカ153がスリット157aからの離脱が許容されたアンロック状態となる。
尚、本実施形態では、ベース151のフック157が設けられる表面には、ストッパ突部151sが形成されている。このストッパ突部151sに、アンロック位置にあるフック157の突部157eが当接し、それ以上のアンロック位置方向への回転を禁止している。
逆に、図8に示すアンロック状態にある場合、ストライカ153でフック157のスリット157aの開口部近傍の面157nを押すと、フック157は第一スプリング171の押圧力に抗してロック位置方向へ回転する。そして、フック157の凹部157dと、ポール161の凸部161aとが係合し、フック157のアンロック方向への回転が禁止され、ストライカ153はフック157のスリット157aから離脱できない状態でロック状態となる。
(組み付け方法)
次に、上記構成のロック装置の組み付け方法を図7−図9を用いて説明する。
最初に、ベース151の裏面側からブッシュ145の円筒部145aをベース151の穴151hに挿入する。また、ベース151の裏面側からブッシュ147の円筒部147aをベース151の穴151iに挿入する。このとき、ベース151の表面よりも、ブッシュ145の円筒部45aとブッシュ147の円筒部147aが突出する。
次に、ベース151の表面に第一スプリング171を配置し、更に、第一スプリング171の内端部を第1突部151bに係止させる。また、第一スプリング171の外端部をベース151の裏面から穴151jを介して、第一スプリング171の弾性力が発生している状態で保持する。フック157を第一スプリング171上に配置すると共に、第一スプリング171の外端部を保持する力を解除した際に、第一スプリング171の外端部が移動する方向にフック157の突部157eを位置させた上で、第一スプリング171の外端部を保持する力を解除し、第一スプリング171の外端部をフック157の突部157eに係止させる。
更に、ベース151の表面に第二スプリング173を配置し、更に、第二スプリング173の内端部を第4突部151eに係止させる。また、第二スプリング173の外端部をベース151の裏面から穴151kを介して、第二スプリング173の弾性力が発生している状態で保持する。ポール161を第二スプリング173上に配置すると共に、第二スプリング173の外端部を保持する力を解除した際に、第二スプリング173の外端部が移動する方向にポール161の突部161eを位置させた上で、第二スプリング173の外端部を保持する力を解除し、第二スプリング173の外端部をポール161の突部161eに係止させる。
上記構成によれば、以下のような効果が得られる。
(1)第一スプリング171の端部が固定され回転軸と平行な方向に突出する第1突部151bがベース151に設けられている。また、第1突部151bの回転軸方向の突出長さは、第一スプリング171の回転軸方向の長さよりも大きい。
上述の第一実施形態と同様に、第1突部151bが、第一スプリング171の端部を固定する機能と第一スプリング171が変形できる空間を確保する機能という二つの機能を兼ね備えている。このため、ロック装置をシンプルに構成できる。
また、特に、本実施形態においては、第一スプリング171の内端部を固定する第1突部151bに、上記空間を確保する機能を持たせている。つまり、第1突部151bは、第一スプリング171の近くに配置されているので、第一スプリング171の弾性変形を妨げないように、該空間を確保しやすい。さらに、本実施形態の第1突部151bは、効果的に該空間を確保しやすく、かつ、第一スプリング171との干渉を避けた位置に、設けられている。
なお、第4突部151eも、第1突部51bと同様に機能する。つまり、第4突部151eも、第二スプリング173の一端部を固定する機能と、ベース151とポール161との間の第二スプリング173が変形する空間を確保する機能とを有する。
(2)本実施形態によれば、ベース151には、フック157とベース151との間に延びる第2突部151cおよび第3突部151dが設けられている。この第2突部151cおよび第3突部151dも、第一スプリング171が変形するためのベース151とフック157との間の空間を確保する機能を有する。これにより、ベース151とフック157との間の空間をより確保しやすい。
また、ベース151には、ポール161とベース151との間に延びる第5突部151fおよび第6突部151gが設けられている。第5突部151fおよび第6突部151gも、第二スプリング173が変形するためのベース151とポール161との間の空間を確保する機能を有する。これにより、ベース151とポール161との間の空間をより確保しやすい。
(3)本実施形態によれば、第1突部151bおよび第2突部151c、第3突部151dは、ベース151に設けられており、第1突部151b、第2突部151c、第3突部151dによって、ベース151とフック157は3点で接触している。これにより、フック157のベース151に対する姿勢が安定する。
同様に、第4突部151e、第5突部151f、第6突部151gによって、ベース151とポール161とは3点で接触している。このため、ポール161のベース151に対する姿勢が安定する。
(4)本実施形態によれば、第一スプリング171は、フック157の回転軸を中心とするフラットスパイラルスプリングである。
また、第二スプリング173は、ポール161の回転軸を中心とするフラットスパイラルスプリングであり、第5突部151fおよび第6突部151gは、フラットスパイラルスプリングの外周面に接触する位置に設けられている。これにより、第5突部151fおよび第6突部151gは、第二スプリング173が弾性変形した場合でも、第二スプリング173と干渉しにくい。
(5)第1突部151bは、フック157に設けられており、第1突部151bがベース151の表面に設けられたストッパ突部151sに接することにより、フック157のベース151に対する回転が規制される。これにより、ベース151とフック157とを小型化できる。
本出願は、2012年12月12日出願の日本特許出願(特願2012-271339)に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。
51 ベース
53 ストライカ
51b 第1突部(突部の一例)
51e 第4突部(突部の一例)
57 フック(第一回転部材の一例)
61 ポール(第二回転部材の一例)
71 第一スプリング(第一弾性部材の一例)
73 第二スプリング(第二弾性部材の一例)

Claims (5)

  1. 表面と裏面とを有する板状のベースと、
    前記ベースの表面に設けられ、互いに平行な回転軸回りに回転し、互いの少なくとも一部同士が接触して互いの少なくとも一方向の相対回転をロック可能な第一回転部材および第二回転部材と、
    前記第一回転部材および前記第二回転部材の少なくとも一方に設けられたストライカ受け部の中を移動可能なストライカと、
    前記ベースと前記第一回転部材の間の空間に弾性変形可能に設けられた第一弾性部材と、
    前記ベースと前記第二回転部材の間の空間に弾性変形可能に設けられた第二弾性部材と、
    を有し、
    前記第一回転部材と前記第二回転部材との相対回転がロックされると、前記ストライカの前記ストライカ受け部からの離脱が禁止されたロック状態となり、
    前記第一回転部材と前記第二回転部材とのロックが解除されると、前記ストライカの前記ストライカ受け部から離脱が許容されたアンロック状態となり、
    前記第一弾性部材は、前記第一回転部材を前記回転軸回りの一方へ回転させるように、前記第一回転部材に力を作用させ、
    前記第二弾性部材は、前記第二回転部材を前記回転軸回りの一方または他方へ回転させるように、前記第二回転部材に力を作用させ、
    前記第一弾性部材と前記第二弾性部材のいずれか一方の端部が固定され、前記回転軸と平行な方向に突出する突部が、前記第一回転部材と前記第二回転部材のいずれか一方と前記ベースのいずれか一方に設けられ、
    前記突部の前記回転軸方向の突出長さは、前記第一弾性部材と前記第二弾性部材のいずれか一方の前記回転軸方向の長さよりも大きい、ロック装置。
  2. 前記突部は、前記第一回転部材に設けられており、
    前記突部が前記ベースの前記表面に設けられたストッパ部に接することにより、前記第一回転部材の前記ベースに対する回転が規制される、請求項1に記載のロック装置。
  3. 前記第一回転部材と前記第二回転部材のいずれか一方および前記ベースの少なくとも一方には、記第一回転部材と前記第二回転部材のいずれか一方と前記ベースとの間に延びる補助突部が設けられている、請求項1または請求項2に記載のロック装置。
  4. 前記突部および前記補助突部は、前記第一回転部材と前記第二回転部材のいずれか一方および前記ベースのいずれか一方に設けられており、
    前記突部および前記補助突部は、前記第一回転部材と前記第二回転部材のいずれか一方および前記ベースのいずれか他方に対して3点で接触している、請求項3に記載のロック装置。
  5. 前記第一弾性部材および前記第二弾性部材の少なくとも一方は、前記第一回転部材の前記回転軸または前記第二回転部材の前記回転軸を中心とするフラットスパイラルスプリングであり、
    前記補助突部は、前記フラットスパイラルスプリングの外周面に接触する位置に設けられている、請求項3に記載のロック装置。
JP2014514655A 2012-12-12 2013-12-11 ロック装置 Active JP5727671B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014514655A JP5727671B2 (ja) 2012-12-12 2013-12-11 ロック装置

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012271339 2012-12-12
JP2012271339 2012-12-12
PCT/JP2013/083257 WO2014092134A1 (ja) 2012-12-12 2013-12-11 ロック装置
JP2014514655A JP5727671B2 (ja) 2012-12-12 2013-12-11 ロック装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5727671B2 true JP5727671B2 (ja) 2015-06-03
JPWO2014092134A1 JPWO2014092134A1 (ja) 2017-01-12

Family

ID=50934418

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014514655A Active JP5727671B2 (ja) 2012-12-12 2013-12-11 ロック装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US9969308B2 (ja)
JP (1) JP5727671B2 (ja)
CN (1) CN104854290B (ja)
WO (1) WO2014092134A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102012207443A1 (de) * 2012-05-04 2013-11-07 Kiekert Ag Schloss für eine Klappe oder Tür
CN109328152B (zh) * 2017-05-30 2021-04-13 三井金属爱科特株式会社 座椅锁定装置
JP6718481B2 (ja) * 2018-04-27 2020-07-08 三井金属アクト株式会社 シートロック装置
US10696204B2 (en) * 2018-10-31 2020-06-30 GM Global Technology Operations LLC Inertial latch
CZ201937A3 (cs) * 2019-01-22 2020-04-01 Brano A.S. Ovládací mechanismus západky zámku

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6389075U (ja) * 1986-11-28 1988-06-09
JPH11256904A (ja) * 1998-03-13 1999-09-21 Mitsui Mining & Smelting Co Ltd 車両ロック装置におけるラッチ
JP4633739B2 (ja) * 2004-01-12 2011-02-16 カイペル ゲーエムベーハー アンド カンパニー カーゲー 車両座席用ロック機構
JP2012035651A (ja) * 2010-08-03 2012-02-23 Toyota Boshoku Corp ロック装置

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2344806A (en) * 1943-02-19 1944-03-21 Houdaille Hershey Corp Automobile door lock
US3190682A (en) * 1963-04-16 1965-06-22 Gen Motors Corp Closure latch
US3371948A (en) * 1966-02-09 1968-03-05 Gen Motors Corp Closure latch
US3386760A (en) * 1966-07-18 1968-06-04 Gen Motors Corp Closure latch
US3384405A (en) * 1966-08-22 1968-05-21 Gen Motors Corp Closure latch
US3367699A (en) * 1966-09-14 1968-02-06 Gen Motors Corp Closure latch
JPH064988B2 (ja) * 1988-10-11 1994-01-19 マツダ株式会社 車両のドアロック装置
FR2778614B1 (fr) * 1998-05-12 2000-07-21 Faure Bertrand Equipements Sa Siege arriere de vehicule automobile, deplacable longitudinalement
FR2788549B1 (fr) * 1999-01-18 2001-03-09 Coutier Moulage Gen Ind Verrou pour l'equipement automobile tel que verrou de porte, de coffre ou de dossier de siege rabattable
DE102004018742A1 (de) * 2004-04-17 2005-11-10 Keiper Gmbh & Co.Kg Schliessvorrichtung, insbesondere für einen Fahrzeugsitz
JP5944804B2 (ja) * 2012-09-21 2016-07-05 テイ・エス テック株式会社 乗物用ラッチ装置
JP5681223B2 (ja) * 2013-03-07 2015-03-04 シロキ工業株式会社 ロック装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6389075U (ja) * 1986-11-28 1988-06-09
JPH11256904A (ja) * 1998-03-13 1999-09-21 Mitsui Mining & Smelting Co Ltd 車両ロック装置におけるラッチ
JP4633739B2 (ja) * 2004-01-12 2011-02-16 カイペル ゲーエムベーハー アンド カンパニー カーゲー 車両座席用ロック機構
JP2012035651A (ja) * 2010-08-03 2012-02-23 Toyota Boshoku Corp ロック装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2014092134A1 (ja) 2014-06-19
US9969308B2 (en) 2018-05-15
CN104854290A (zh) 2015-08-19
JPWO2014092134A1 (ja) 2017-01-12
CN104854290B (zh) 2017-03-08
US20150306991A1 (en) 2015-10-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5727671B2 (ja) ロック装置
JP5480615B2 (ja) ステアリングロック装置、およびステアリングロック装置の補助ロック部材組付構造
WO2014136713A1 (ja) ロック装置
WO2012050212A1 (ja) 車両のドアハンドル装置
JP6237153B2 (ja) 車両用ドアラッチ装置
JP6634189B2 (ja) 車両用ドアのアウトハンドル装置
JP6327844B2 (ja) ロック装置及びロック装置の組み付け方法
JP2013113043A (ja) 車両用ドアロック装置
JP4973297B2 (ja) ロック装置
WO2014129388A1 (ja) ロック装置
US11725426B2 (en) Vehicle door locking device and vehicle door locking set
JP6754256B2 (ja) ヒンジ
JP6292762B2 (ja) ロック装置
JP4689465B2 (ja) ロック装置
JP5278407B2 (ja) 車両用ドアロック装置
JP4907616B2 (ja) 車両用ドアハンドル装置
JP4317710B2 (ja) 格納式アシストグリップ
JP6149735B2 (ja) 車両用ドアロック装置
JP5569230B2 (ja) ロック装置
KR100892508B1 (ko) 차량용 도어 핸들 어셈블리
JP5390313B2 (ja) シートトラック装置のハンドル保持構造及び回動操作部材の保持構造
JP7179606B2 (ja) 電動アクチュエータおよびドアラッチ装置
JP4317294B2 (ja) 車両用ハンドル装置およびその製造方法
JP6180085B2 (ja) 車両のハンドル装置
JP2016211253A (ja) 車両のインサイドハンドル装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150331

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150402

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5727671

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250