JP5727671B2 - ロック装置 - Google Patents
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Description
そこで特許文献1に記載のロック装置においては、ベース上に、フックとポールをそれぞれ回転可能に支持する2つのシャフトが設けられている。これらのシャフトはそれぞれ、先端側がフックとポールに形成された穴に嵌合する小径部と、基部側がフックとポールの穴よりも大きな径の大径部を有している。これらのシャフトの大径部と小径部との境界となる段部で、それぞれフックとポールとが支持されている。
表面と裏面とを有する板状のベースと、
前記ベースの表面に設けられ、互いに平行な回転軸回りに回転し、互いの少なくとも一部同士が接触して互いの少なくとも一方向の相対回転をロック可能な第一回転部材および第二回転部材と、
前記第一回転部材および前記第二回転部材の少なくとも一方に設けられたストライカ受け部の中を移動可能なストライカと、
前記ベースと前記第一回転部材の間の空間に弾性変形可能に設けられた第一弾性部材と、
前記ベースと前記第二回転部材の間の空間に弾性変形可能に設けられた第二弾性部材と、
を有し、
前記第一回転部材と前記第二回転部材との相対回転がロックされると、前記ストライカの前記ストライカ受け部からの離脱が禁止されたロック状態となり、
前記第一回転部材と前記第二回転部材とのロックが解除されると、前記ストライカの前記ストライカ受け部から離脱が許容されたアンロック状態となり、
前記第一弾性部材は、前記第一回転部材を前記回転軸回りの一方へ回転させるように、前記第一回転部材に力を作用させ、
前記第二弾性部材は、前記第二回転部材を前記回転軸回りの一方または他方へ回転させるように、前記第二回転部材に力を作用させ、
前記第一弾性部材と前記第二弾性部材のいずれか一方の端部が固定され、前記回転軸と平行な方向に突出する突部が、前記第一回転部材と前記第二回転部材のいずれか一方と前記ベースのいずれか一方に設けられ、
前記突部の前記回転軸方向の突出長さは、前記第一弾性部材と前記第二弾性部材のいずれか一方の前記回転軸方向の長さよりも大きい。
次に図面を用いて本発明の第1実施形態を説明する。図1は第1実施形態のロック装置の分解斜視図、図2は図1のロック装置のアンロック状態を示す図で、図1のII方向からみた図、図3は図2のロック装置のロック状態を示す図である。
本実施形態のロック装置は、例えば、車体フレームに対するドアの回転をロックするために用いることができる。このほか、座席の回転や、トランクリッドやエンジンフッドの回転をロックするために用いることができる。また、車両に搭載されている物品以外の回転する部材をロックするために、本発明のロック装置を用いることができる。以降の説明においては、車体フレームに対するドアの回転をロックするロック装置の例を説明する。
図1に示すように、ロック装置は、ベース51と、ストライカ53とを有する。例えば、ベース51は車体フレームに固定され、ストライカ53はドアに固定される。ドアが車体フレームに対して移動すると、ストライカ53はベース51に対して移動する。
ベース51の左部の裏面には、ブッシュ45が設けられている。ブッシュ45は、ベース51の穴51hに挿入される円筒部45aと、円筒部45aの基部に形成されてベース51の裏面に当接する取付部45bとを有している。
円筒部45aの外径は、フック57の穴57hより若干小さくなるように設定されている。ベース51の穴51hを挿通した円筒部45aは、フック57の穴57hを挿通し、フック57の穴57hを通した円筒部45aの先端部はかしめられている。このため、フック57は、ベース51に対して交差する方向に延びる回転軸回りに回転可能である。
ベース51の右部の裏面には、ブッシュ47が設けられている。ブッシュ47は、ベース51の穴51iに挿入される円筒部47aと、円筒部47aの基部に形成され、ベース51の裏面に当接する取付部47bとを有している。
円筒部47aの外径は、ポール61の穴61hより若干小さくなるように設定されている。ベース51の穴51iを挿通した円筒部47aは、ポール61の穴61hを挿通し、ポール61の穴61hを通した円筒部47aの先端部はかしめられている。このため、ポール61は、ベース51に対して交差する方向に延びる回転軸回りに回転可能である。
また、フック57の外周部には、第1凸部57bと第2凸部57cが形成されている。第1凸部57bと第2凸部57cとの間には、外周面からその内側に向かって徐々に細くなるように形成された凹部57dが形成されている。更に、フック57の外周部には、フック57の回転軸に対して径方向に延出するストッパ突部57sが形成されている。
ベース51とフック57との間には、第一スプリング(第一弾性部材の一例)71が設けられている。第一スプリング71は、フック57を時計回り(図2、図3において矢印UL方向)に回転させるように、フック57に力を作用させる。第一スプリング71は、第一スプリング71の中心軸がフック57の回転軸と平行となる姿勢で、ベース51とフック57との間の空間に弾性変形可能に設けられている。
また、ベース51とポール61との間には、第二スプリング73(第二弾性部材の一例)が設けられている。第二スプリング73は、ポール61を反時計回り(図2、図3において、矢印E方向)に回転させるように、ポール61に力を作用させる。第二スプリング73は、第二スプリング73の中心軸がポール61の回転軸と平行になる姿勢で、ベース51とポール61との間の空間に弾性変形可能に設けられている。
第一スプリング71および第二スプリングには、例えばフラットスパイラルスプリングやトーションスプリング、あるいは板バネなどの弾性体を用いることができる。
フック57とポール61とが設けられるベース51の表面上で、フック57用の穴51hの回りには、フック57の回転軸方向においてフック57に向かって突出する第1突部51b(突部の一例)、第2突部51c(補助突部の一例)、第3突部51d(補助突部の一例)が形成されている。これら3つの突部51b,51c,51dの頂部によって、フック57は3点で支持されている。これら3つの突部のベース51の表面から頂部までの高さ(フック57の回転軸方向の突部の寸法)は、フック57の回転軸方向における第一スプリング71の寸法より大きく設定されている。
また、ベース51には、穴51hの中心(フック57の回転軸)を中心とする円弧状の貫通した長穴51jが形成されている。フック57には、図4に示すように、ベース51に向かって突出する突部57eが形成されている。この突部57eの高さは、ベース51に当接しない高さに設定されている。突部57eとフック57の回転軸との距離は、穴51hの中心を中心とする円弧状の長穴51jの半径と同じに設定されている。よって、フック57が回転したときに、回転軸方向から見て、突部57eの描く軌跡は、ベース51の円弧状の長穴51jと重なる。
また、ベース51には、穴51iの中心(ポール61の回転軸)を中心とする円弧状の貫通した長穴51kが形成されている。ポール61には、図5に示すように、ベース51に向かって突出する突部61eが形成されている。この突部61eの高さは、ベース51に当接しない高さに設定されている。突部61eとポール61の回転軸との距離は、穴51iの中心を中心とする円弧状の長穴51kの半径と同じに設定されている。よって、ポール61が回転したとき、回転軸方向から見て、突部61eの描く軌跡は、ベース51の円弧状の長穴51kと重なる。
また、本実施形態では、第一スプリング71と同様に、第二スプリング73の内端部が固定される第4突部51eが、ベース51に設けられている。このポール61の回転軸方向における第4突部51eの突出長さは、ポール61の回転軸方向における第二スプリング73の長さよりも大きくされている。
次に、上記構成の作動を説明する。
次に、上記構成のロック装置の組み付け方法を図1から図3および図6を用いて説明する。図6は本実施形態のロック装置の組み付けを説明する図である。
上記構成によれば、以下のような効果が得られる。
まず、第1突部51bには第一スプリング71の端部が固定される。このため、第1突部51bは、第一スプリング71の端部を固定する機能を有する。
また、第1突部51bは、第一スプリング71を確実に機能させるための空間を確保する機能も備えている。例えば、ロック装置のベース51に外力が作用してベース51がフック57に近づくように撓み、第一スプリング71が収容されているベース51とフック57との間の空間が狭くなる場合がある。
上記本実施形態とは異なり、第1突部51bが設けられていない場合には、ベースとフックとの間の空間が狭くなり、第一スプリングがベースやフックに接触してしまうことがある。第一スプリングがベースとフックとから押付力を受けると、第一スプリングが意図したようにフックに力を作用させることができなくなる虞がある。
しかし、上述した本実施形態のロック装置によれば、第1突部51bの突出長さが第一スプリング71の回転軸方向の長さより大きい。このため、ベース51とフック57との間の空間が狭くなっても、第一スプリング71がベース51に接触するより前に、第1突部51bの頂部がフック57に接触する。さらに、第1突部51bは、突っ張り棒のように機能して、ベース51とフック57との間の空間がそれ以上に狭くなることを抑制する。つまり、第1突部51bは、ベース51とフック57との間に、第一スプリング71が変形できる空間を確保する機能も有している。
このように、本実施形態のロック装置によれば、第1突部51bが、第一スプリング71の端部を固定する機能と第一スプリング71が変形できる空間を確保する機能という二つの機能を兼ね備えている。このため、ロック装置をシンプルに構成できる。
このように、本実施形態の第1突部51bは、効果的に該空間を確保しやすく、かつ、第一スプリング71との干渉を避けた位置に、設けられている。
また、ベース51には、ポール61とベース51との間に延びる第5突部51fおよび第6突部51gが設けられている。第5突部51fおよび第6突部51gも、第二スプリング73が変形するためのベース51とポール61との間の空間を確保する機能を有する。これにより、ベース51とポール61との間の空間をより確保しやすい。
なお、上述の実施形態では、第1突部51b、第2突部51c、第3突部51dがそれぞれ1点ずつでフック57と接触する例を説明したが、これに限られない。例えば、第2突部51cと第3突部51dを省略し、第1突部51bによってフック57がベース51に3点で接触するように構成してもよい。
あるいは、上述の実施形態では、第1突部51b、第2突部51c、第3突部51dの全てをベース51に設けたが、第1突部51b、第2突部51c、第3突部51dのいずれか一つをベース51に設け、それ以外をフック57に設けてもよい。
もっとも、上述した(1)の効果を実現するためには、第1突部51bの頂部を常時フック57に接触させる必要はない。ベース51に外力が作用しない状態において第1突部51bの頂部をフック57に接触させず、ベース51がフック57に近づくように変形した状態で第1突部51bの頂部がフック57に接触するように、ロック装置を構成してもよい。
同様に、第4突部51e、第5突部51f、第6突部51gによって、ベース51とポール61とは3点で接触している。このため、ポール61のベース51に対する姿勢が安定する。
フラットスパイラルスプリングは、弾性変形したときに、その外周面の変動量が小さい。このため、第2突部51cおよび第3突部51dを第一スプリング71の外周面に接触する位置に設けると、第一スプリング71が弾性変形した場合でも、第2突部51cおよび第3突部51dが第一スプリング71と干渉しにくい。
また、第二スプリング73は、ポール61の回転軸を中心とするスラットスパイラルスプリングであり、第5突部51fおよび第6突部51gは、スラットスパイラルスプリングの外周面に接触する位置に設けられている。これにより、第5突部51fおよび第6突部51gは、第二スプリング73が弾性変形した場合でも、第二スプリング73と干渉しにくい。
同様に、ポール61を安定した姿勢で回転させるための円弧状の第4突部51e、第5突部51f、第6突部51gの3つの突部をベース51に設けたが、逆に、ポール61に設けてもよい。
また、第1突部51bにベース51に設けて、第4突部51eをポール61に設けてもよい。あるいは、第1突部51bをベース51に設けて、第4突部51eを設けない構成としてもよい。
図面を用いて本発明の第2実施形態を説明する。図7は第2実施形態のロック装置の分解斜視図である。図8は図7のロック装置のアンロック状態を示す図である。図7のVIII方向からみた図、図9は図8のロック装置のロック状態を示す図である。
ベース151は、表面と裏面とを有する板状の部材である。図7において、左下を向く面が表面であり、右上を向く面が裏面である。ベース151には、表面から裏面に貫通して、ストライカ153(図9参照)がその中を移動可能な切り欠き151aが設けられている。以降の説明において、図7において切り欠き151aを境界にして、ベース151の左方をベース151の左部、ベース151の右方をベース151の右部と呼ぶ。
ベース151の右部の表面には、ブッシュ145が設けられている。ブッシュ145は、ベース151の穴151hに挿入される円筒部145aと、円筒部145aの基部に形成されてベース151の裏面に当接する取付部145bとを有している。
円筒部145aの外径は、フック157の穴157hより若干小さくなるように設定されている。ベース151の穴151hを挿通した円筒部145aは、フック157の穴157hを挿通し、フック157の穴157hを通した円筒部145aの先端部はかしめられている。このため、フック157は、ベース151に対して交差する方向に延びる回転軸回りに回転可能である。
ベース151の右部の裏面には、ブッシュ147が設けられている。ブッシュ147は、ベース151の穴151iに挿入される円筒部147aと、円筒部147aの基部に形成され、ベース151の裏面に当接する取付部147bとを有している。
円筒部147aの外径は、ポール161の穴161hより若干小さくなるように設定されている。ベース151の穴151iを挿通した円筒部147aは、ポール161の穴161hを挿通し、ポール161の穴161hを通した円筒部147aの先端部はかしめられている。このため、ポール161は、ベース51に対して交差する方向に延びる回転軸回りに回転可能である。
また、フック157の外周部には、第1凸部157bと第2凸部157cが形成されている。第1凸部157bと第2凸部157cとの間には、外周面からその内側に向かって徐々に細くなるように形成された凹部157dが形成されている。
ベース151とフック157との間には、第一スプリング171(第一弾性部材の一例)が設けられている。第一スプリング171は、フック157を時計回り(図8、図9において矢印UL)に回転させるように、フック157に力を作用させる。第一スプリング171は、第一スプリング171の中心軸がフック157の回転軸と平行になる姿勢で、ベース151とフック157との間に設けられている。
また、ベース151とポール161との間には、第二スプリング173(第二弾性部材の一例)が設けられている。第二スプリング173は、ポール161を反時計回り(図8、図9において、矢印E方向)に回転させるように、ポール161に力を作用させる。第二スプリング173は、第二スプリング173の中心軸がポール161の回転軸と平行になる姿勢で、ベース151とポール161との間の空間に設けられている。
フック157とポール161とが設けられるベース151の表面上で、フック157用の穴151hの回りには、フック157の回転軸方向においてフック157方向に突出する第1突部151b(突部の一例)、第2突部151c(補助突部の一例)、第3突部151d(補助突部の一例)、ストッパ突部151sが形成されている。これら4つの突部のうちの少なくとも3つの突部の頂部によって、フック157は3点で支持されている。これら4つの突部の頂部までの高さ(フック157の回転軸方向の突部の寸法)は、フック157の回転軸方向における第一スプリング171の寸法より大きく設定されている。
また、ベース151には、穴151jが形成されている。一方、フック157には、図7に示すように、ベース151方向に突出する突部157eが形成されている。この突部157eの高さは、ベース151に当接しない高さに設定されている。更に、この突部157eは、フック157が矢印UL方向に回転すると、ベース151の穴151j上を通過し、ベース151上のストッパ突部151sに当接可能な位置に形成されている。
また、ベース151には、穴151kが形成されている。一方、ポール161には、図7に示すように、ベース151方向に突出する突部161eが形成されている。この突部161eの高さは、ベース151に当接しない高さに設定されている。更に、この突部161eは、ポール161が回転すると、ベース151の穴151k上を通過する位置に形成されている。
また、本実施形態では、第一スプリング171と同様に、第二スプリング173の内端部が固定される第4突部151eが、ベース151に設けられている。このポール161の回転軸方向における第4突部151eの突出長さは、ポール161の回転軸方向における第二スプリング173の長さよりも大きくされている。
次に、上記構成の作動を説明する。
次に、上記構成のロック装置の組み付け方法を図7−図9を用いて説明する。
上述の第一実施形態と同様に、第1突部151bが、第一スプリング171の端部を固定する機能と第一スプリング171が変形できる空間を確保する機能という二つの機能を兼ね備えている。このため、ロック装置をシンプルに構成できる。
また、ベース151には、ポール161とベース151との間に延びる第5突部151fおよび第6突部151gが設けられている。第5突部151fおよび第6突部151gも、第二スプリング173が変形するためのベース151とポール161との間の空間を確保する機能を有する。これにより、ベース151とポール161との間の空間をより確保しやすい。
同様に、第4突部151e、第5突部151f、第6突部151gによって、ベース151とポール161とは3点で接触している。このため、ポール161のベース151に対する姿勢が安定する。
また、第二スプリング173は、ポール161の回転軸を中心とするフラットスパイラルスプリングであり、第5突部151fおよび第6突部151gは、フラットスパイラルスプリングの外周面に接触する位置に設けられている。これにより、第5突部151fおよび第6突部151gは、第二スプリング173が弾性変形した場合でも、第二スプリング173と干渉しにくい。
53 ストライカ
51b 第1突部(突部の一例)
51e 第4突部(突部の一例)
57 フック(第一回転部材の一例)
61 ポール(第二回転部材の一例)
71 第一スプリング(第一弾性部材の一例)
73 第二スプリング(第二弾性部材の一例)
Claims (5)
- 表面と裏面とを有する板状のベースと、
前記ベースの表面に設けられ、互いに平行な回転軸回りに回転し、互いの少なくとも一部同士が接触して互いの少なくとも一方向の相対回転をロック可能な第一回転部材および第二回転部材と、
前記第一回転部材および前記第二回転部材の少なくとも一方に設けられたストライカ受け部の中を移動可能なストライカと、
前記ベースと前記第一回転部材の間の空間に弾性変形可能に設けられた第一弾性部材と、
前記ベースと前記第二回転部材の間の空間に弾性変形可能に設けられた第二弾性部材と、
を有し、
前記第一回転部材と前記第二回転部材との相対回転がロックされると、前記ストライカの前記ストライカ受け部からの離脱が禁止されたロック状態となり、
前記第一回転部材と前記第二回転部材とのロックが解除されると、前記ストライカの前記ストライカ受け部から離脱が許容されたアンロック状態となり、
前記第一弾性部材は、前記第一回転部材を前記回転軸回りの一方へ回転させるように、前記第一回転部材に力を作用させ、
前記第二弾性部材は、前記第二回転部材を前記回転軸回りの一方または他方へ回転させるように、前記第二回転部材に力を作用させ、
前記第一弾性部材と前記第二弾性部材のいずれか一方の端部が固定され、前記回転軸と平行な方向に突出する突部が、前記第一回転部材と前記第二回転部材のいずれか一方と前記ベースのいずれか一方に設けられ、
前記突部の前記回転軸方向の突出長さは、前記第一弾性部材と前記第二弾性部材のいずれか一方の前記回転軸方向の長さよりも大きい、ロック装置。 - 前記突部は、前記第一回転部材に設けられており、
前記突部が前記ベースの前記表面に設けられたストッパ部に接することにより、前記第一回転部材の前記ベースに対する回転が規制される、請求項1に記載のロック装置。 - 前記第一回転部材と前記第二回転部材のいずれか一方および前記ベースの少なくとも一方には、前記第一回転部材と前記第二回転部材のいずれか一方と前記ベースとの間に延びる補助突部が設けられている、請求項1または請求項2に記載のロック装置。
- 前記突部および前記補助突部は、前記第一回転部材と前記第二回転部材のいずれか一方および前記ベースのいずれか一方に設けられており、
前記突部および前記補助突部は、前記第一回転部材と前記第二回転部材のいずれか一方および前記ベースのいずれか他方に対して3点で接触している、請求項3に記載のロック装置。 - 前記第一弾性部材および前記第二弾性部材の少なくとも一方は、前記第一回転部材の前記回転軸または前記第二回転部材の前記回転軸を中心とするフラットスパイラルスプリングであり、
前記補助突部は、前記フラットスパイラルスプリングの外周面に接触する位置に設けられている、請求項3に記載のロック装置。
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