JP6634189B2 - 車両用ドアのアウトハンドル装置 - Google Patents

車両用ドアのアウトハンドル装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6634189B2
JP6634189B2 JP2019512574A JP2019512574A JP6634189B2 JP 6634189 B2 JP6634189 B2 JP 6634189B2 JP 2019512574 A JP2019512574 A JP 2019512574A JP 2019512574 A JP2019512574 A JP 2019512574A JP 6634189 B2 JP6634189 B2 JP 6634189B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
vehicle door
handle lever
lever
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019512574A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2018190413A1 (ja
Inventor
貴広 山田
貴広 山田
知之 久木田
知之 久木田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Lock Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Honda Lock Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Lock Manufacturing Co Ltd filed Critical Honda Lock Manufacturing Co Ltd
Publication of JPWO2018190413A1 publication Critical patent/JPWO2018190413A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6634189B2 publication Critical patent/JP6634189B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B17/00Accessories in connection with locks
    • E05B17/0012Accessories in connection with locks for lock parts held in place before or during mounting on the wing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J5/00Doors
    • B60J5/04Doors arranged at the vehicle sides
    • B60J5/0412Lower door structure
    • B60J5/0415Outer panel
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J5/00Doors
    • B60J5/04Doors arranged at the vehicle sides
    • B60J5/0468Fixation or mounting means specific for door components
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B79/00Mounting or connecting vehicle locks or parts thereof
    • E05B79/02Mounting of vehicle locks or parts thereof
    • E05B79/06Mounting of handles, e.g. to the wing or to the lock
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B85/00Details of vehicle locks not provided for in groups E05B77/00 - E05B83/00
    • E05B85/10Handles
    • E05B85/14Handles pivoted about an axis parallel to the wing
    • E05B85/16Handles pivoted about an axis parallel to the wing a longitudinal grip part being pivoted at one end about an axis perpendicular to the longitudinal axis of the grip part
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
    • E05Y2900/00Application of doors, windows, wings or fittings thereof
    • E05Y2900/50Application of doors, windows, wings or fittings thereof for vehicles
    • E05Y2900/53Type of wing
    • E05Y2900/531Doors

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

本発明は、車両用ドアのアウターパネルに設けられる開口部から前記アウターパネル内に一部が挿入されるハンドルベースが前記開口部を塞いで前記車両用ドアに固定され、前記アウターパネルの外方での開扉操作を可能とするアウトハンドルに設けられる連結腕部が、前記ハンドルベースに設けられる挿入孔に前記アウトハンドルの非操作状態での非操作位置ならびに前記アウトハンドルの開扉操作完了状態での開扉操作位置間で移動することを可能として挿入され、前記連結腕部に連動、連結されるハンドルレバーが、前記連結腕部の前記非操作位置に対応した非作動位置ならびに前記連結腕部の前記開扉操作位置に対応した作動位置間で回動することを可能として前記非作動位置側に向けて弾発付勢されつつ前記ハンドルベースに支持され、前記連結腕部に対して連動、連結状態にある前記ハンドルレバーが組み付けられた前記ハンドルベースの前記車両用ドアへの組み付け時に前記開口部への前記ハンドルレバーの挿通が前記非作動位置にあるときには不能とするものの前記作動位置にあるときには許容されるようにした車両用ドアのアウトハンドル装置に関する。
アウトハンドルを車両用ドアに組み付ける際には、アウトハンドルの連結腕部に連動、連結されたハンドルレバーが組み付けられた状態のハンドルベースを、アウターパネルに固定するのであるが、前記アウターパネルに設けられた開口部に非作動位置にあるハンドルレバーを挿通することはできず、アウトハンドルを開扉操作位置に操作して前記ハンドルレバーを作動位置とすることで前記開口部への挿通が可能となる。このため従来では作業者がアウトハンドルの開扉操作位置を維持しながら組み付け作業を行なっていたが、操作が煩雑となる。この課題を解決するために、アウトハンドルの開扉操作状態でアウトハンドルの連結腕部をハンドルベースに係合させるようにしたものが、特許文献1で知られている。
日本特許第3794291号公報
ところで、上記特許文献1で開示されたものでは、アウトハンドルの連結腕部と、ハンドルベースとの係合でハンドルレバーを作動位置に保持するものであるが、アウトハンドルは衝撃を受けやすく、少しの衝撃や、作業者の組み付け作業によって連結腕部およびハンドルベースの係合が外れてしまう虞がある。また組み付け作業の容易化を目的として、ハンドルレバーを作動位置とするようにアウトハンドルを開扉操作位置で仮保持状態としたまま輸送することも考えられ、この場合にも上記特許文献1開示の係合構造では輸送時の振動で係合が外れてしまう虞がある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、ハンドルレバーを作動位置とするようにアウトハンドルを開扉操作位置に保持する状態を確実に維持し得るようにした車両用ドアのアウトハンドル装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、車両用ドアのアウターパネルに設けられる開口部から前記アウターパネル内に一部が挿入されるハンドルベースが前記開口部を塞いで前記車両用ドアに固定され、前記アウターパネルの外方での開扉操作を可能とするアウトハンドルに設けられる連結腕部が、前記ハンドルベースに設けられる挿入孔に前記アウトハンドルの非操作状態での非操作位置ならびに前記アウトハンドルの開扉操作完了状態での開扉操作位置間で移動することを可能として挿入され、前記連結腕部に連動、連結されるハンドルレバーが、前記連結腕部の前記非操作位置に対応した非作動位置ならびに前記連結腕部の前記開扉操作位置に対応した作動位置間で回動することを可能として前記非作動位置側に向けて弾発付勢されつつ前記ハンドルベースに支持され、前記連結腕部に対して連動、連結状態にある前記ハンドルレバーが組み付けられた前記ハンドルベースの前記車両用ドアへの組み付け時に前記開口部への前記ハンドルレバーの挿通が前記非作動位置にあるときには不能とするものの前記作動位置にあるときには許容されるようにした車両用ドアのアウトハンドル装置において、前記ハンドルレバーに、当該ハンドルレバーの回動軸線と平行な軸線まわりに回転することを可能とした仮保持部材が取付けられ、前記ハンドルベースに設けられる係止部に前記ハンドルレバーの前記作動位置で係合する係合部が、前記仮保持部材に設けられることを第1の特徴とする。
また本発明は、第1の特徴の構成に加えて、前記仮保持部材に、前記係止部への前記係合部の係脱操作を行なう操作部が設けられることを第2の特徴とする。
さらに本発明は、第1または第2の特徴の構成に加えて、前記仮保持部材が、前記車両用ドア内に設けられるラッチ機構に連なるロッドを連結するようにしつつ回動可能として前記ハンドルレバーに弾発、嵌合されるブッシュジョイントであることを第3の特徴とする。
本発明の上記特徴によれば、ハンドルレバーに取付けられる仮保持部材の係合部を、ハンドルレバーが作動位置にある状態でハンドルベースの係止部に係合することで、アウトハンドルを開扉操作位置とするとともにハンドルレバーを作動位置とする状態を仮保持することができ、アウトハンドルを車両用ドアに組み付ける際の作業が容易となる。しかも衝撃を受け易いアウトハンドル自体を係合させるものではないので、衝撃や輸送時の振動によって仮保持状態が解除される可能性を低く抑えることができる。
また本発明の第2の特徴によれば、仮保持部材に設けられる操作部で係合部の係止部への係脱操作を行なうことができるので、ハンドルベースの係止部への仮保持部材の係合部の係脱作業が容易となる。
さらに本発明の第3の特徴によれば、仮保持部材が、車両用ドア内のラッチ機構に連なるロッドを連結するためにハンドルレバーに弾発、嵌合される既存のブッシュジョイントであるので、既存部品を用いることで部品点数の増加を防止することができる。
図1は車両用ドアの一部を示す側面図である。(第1の実施の形態) 図2はアウトハンドルが非操作状態にあるときの図1の2−2線断面図である。(第1の実施の形態) 図3は非作動位置にあるハンドルレバーおよびハンドルベースが組み付けられた状態でのアウトハンドルをアウターパネル側から見た斜視図である。(第1の実施の形態) 図4は作動位置にあるハンドルレバーおよびハンドルベースが組み付けられた状態でのアウトハンドルをアウターパネル側から見た斜視図である。(第1の実施の形態) 図5はブッシュジョイントの斜視図である。(第1の実施の形態) 図6はハンドルレバーが非作動位置に在る状態(a)ならびに作動位置に在る状態(b)を対比させた図2の6−6線に沿う断面図である。(第1の実施の形態) 図7は図4の要部拡大図である。(第1の実施の形態) 図8は図7の8矢視方向から見た斜視図である。(第1の実施の形態) 図9は非作動位置にあるハンドルレバーおよびハンドルベースが組み付けられた状態でのアウトハンドルの要部斜視図である。(第2の実施の形態) 図10は作動位置にあるハンドルレバーおよびハンドルベースが組み付けられた状態でのアウトハンドルの図9に対応した斜視図である。(第2の実施の形態) 図11はブッシュジョイントの斜視図である。(第2の実施の形態)
11・・・アウターパネル
12・・・アウトハンドル
16・・・連結腕部
25,45・・・ハンドルベース
26・・・開口部
29・・・挿入孔
36・・・ハンドルレバー
41,46・・・仮保持部材であるブッシュジョイント
41d,46e・・・係合部
41e・・・操作部
44,48・・・係止部
42・・・ロッド
43・・・ラッチ機構
D・・・車両用ドア
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面を参照しながら説明する。
第1の実施の形態
本発明の第1の実施の形態について図1〜図8を参照しながら説明すると、先ず図1および図2において、たとえばサイドドアである車両用ドアDのアウターパネル11には、車両前後方向(図1の左右方向)に延びるアウトハンドル12が車両用ドアDの外面側で操作することを可能として回動可能に取付けられる。前記アウターパネル11には、その外方で前記アウトハンドル12を把持する車両ユーザの手を挿入することを可能とするための窪み13を形成する彎曲部11aが、車幅方向内方側に膨らむようにして設けられる。
前記アウトハンドル12は、前記アウターパネル11の外側方で車両前後方向に延びるように配置されるハンドル本体14と、そのハンドル本体14の車両前後方向前端部に連設される略L字状の支持腕部15と、前記ハンドル本体14の他端部寄りに連設される連結腕部16とを有する。前記ハンドル本体14は、前記アウターパネル11と反対側に開放した略U字状の横断面形状を有するハンドル本体主部17と、そのハンドル本体主部17を前記アウターパネル11と反対側から覆うハンドルカバー18とから成り、前記支持腕部15および前記連結腕部16は前記ハンドル本体主部17に一体に連設される。また前記ハンドルカバー18は、前記ハンドル本体主部17の後端部からさらに後方に延びるはみ出し部18aを有するように形成される。
前記アウターパネル11の内面には、前記湾曲部11aよりも車両前後方向前方に配置される支持部材19が、ボルト20およびナット21で締結される。前記ハンドル本体14におけるハンドル本体主部17の前端部には、前記アウターパネル11の外面との間に介装される薄板平板状の第1シート部材22が装着される。また前記支持部材19には、前記アウターパネル11の内側で略L字状に屈曲したハンドル支持部19aが一体に設けられており、前記第1シート部材22および前記アウターパネル11を貫通して当該アウターパネル11の内側に挿入される前記支持腕部15が、前記ハンドル支持部19aに支持ピン23を介して回動可能に支持される。
前記車両用ドアDには、前記湾曲部11aを前記支持部材19との間に挟むハンドルベース25が固定される。このハンドルベース25は、前記アウターパネル11に設けられる開口部26を塞ぐようにして前記アウターパネル11の外方に配置されるベース主部25aと、前記アウトハンドル12の前記連結腕部16をガイドするようにして前記ベース主部25aから前記アウターパネル11の内方に延出されるガイド部25bと、前記ベース主部25aの後部から前記アウターパネル11の内方に延出される被取付け部25cとを一体に有するように形成される。前記ベース主部25aは、前記アウトハンドル12が非操作位置にある状態では、前記ハンドル本体14におけるハンドルカバー18の前記ハンドル本体主部17から後方へのはみ出し部18aで覆われる。また前記ベース主部25aおよび前記アウターパネル11の外面間には、前記開口部26を囲む薄板平板状の第2シート部材27が介装される。
前記ベース主部25aの前記窪み13側の端部には、前記ハンドル本体14におけるハンドル本体主部17の後端部を受け入れる受け入れ凹部28が設けられ、この受け入れ凹部28には、前記連結腕部16を挿入させる矩形状の挿入孔29が形成され、前記ガイド部25bは、前記挿入孔29に連なって角筒状に形成される。
前記被取付け部25cにはナット30が圧入されており、車両用ドアDにおける後端側の端壁32には前記ナット30に螺合するボルト31が挿通され、このボルト31の締め付けによって前記ハンドルベース25が車両用ドアDに固定される。
前記連結腕部16よりも後方で前記ハンドルベース25には、メカニカルキー(図示せず)によって鎖錠および解錠操作が行われるシリンダ錠33(図1参照)のシリンダボディ(図示せず)が固定され、前記アウトハンドル12の前記ハンドル本体14におけるハンドルカバー18の前記はみ出し部18aには、前記シリンダ錠33を臨ませる透孔34が形成される。
図3および図4を併せて参照して、前記連結腕部16は、前記アウトハンドル12の非操作状態での非操作位置(図2および図3で示す位置)ならびに前記アウトハンドル12の開扉操作完了状態での開扉操作位置(図4で示す位置)間で移動することを可能として前記挿入孔29に挿入されており、その連結腕部16の前記非操作位置に対応した非作動位置(図3で示す位置)ならびに前記連結腕部16の前記開扉操作位置に対応した作動位置(図4で示す位置)間で回動することを可能としたハンドルレバー36が、前記連結腕部16に連動、連結されるとともに前記非作動位置側に向けて弾発付勢されつつ前記ハンドルベース25に支持される。
前記ハンドルレバー36は、前記ハンドル本体14の長手方向に沿う軸線を有する支軸37(図4参照)を介して前記ハンドルベース25に支持される。前記支軸37は、前記ハンドル本体14の長手方向に間隔をあけつつ前記連結腕部16の上方で前記ハンドルベース25に一体に設けられる一対の支持板38,39間にわたって設けられる。
前記ハンドルレバー36は、前記支持板38,39間に配置されるとともに前記支軸37が挿通される支持筒部36aと、その支持筒部36aの前記支持板38寄りの部分に連設されて前記支持筒部36aから半径方向外方に張り出す平板状の係合腕部36bと、その係合腕部36bに連設される重錘部36cとを一体に有するように形成され、前記支持筒部36aを囲繞するねじりばね35(図4参照)が、ハンドルレバー36を前記非作動位置側に向けて弾発付勢するようにして前記ハンドルレバー36および前記ハンドルベース25間に設けられる。
前記アウトハンドル12の前記連結腕部16には、この連結腕部16の上下両側に開口するとともに前記連結腕部16の先端側端壁16aで前記ハンドル本体14とは反対側の端部が閉じられる連結孔40が形成されており、前記ハンドルレバー36における前記係合腕部36bは、前記連結孔40内に挿入される。また角筒状の前記ガイド部25bは、前記係合腕部36bの先端部を前記連結孔40内に挿入することを可能として形成される。
前記連結孔40内で前記係合腕部36bの先端部は前記先端側端壁16aに当接しており、前記アウトハンドル12の回動に伴う前記連結腕部16の前記非操作位置および開扉操作位置間での移動に応じて、前記ハンドルレバー36が、前記非作動位置および前記作動位置間で回動することになる。
前記ハンドルレバー36の前記重錘部36cには、弾性材料から成るブッシュジョイント41が前記支軸37の軸線と平行な軸線まわりの回動を可能として弾発、嵌合されており、このブッシュジョイント41に一端部が連結されるロッド42の他端部が車両用ドアD内に設けられるラッチ機構43に連結される。すなわち前記ハンドルレバー36が非作動位置から作動位置に回動することで、前記ラッチ機構43に前記ロッド42からの押圧力が入力される。
図5において、前記ブッシュジョイント41は、前記ハンドルレバー36における前記重錘部36cの後方側に臨む側面に当接される平板部41aと、前記重錘部36cに回動可能に弾発嵌合されるようにして前記平板部41aから突設される嵌合筒部41bと、前記ロッド42の端部を挿通、係合させるようにして略C状に形成されるとともに前記平板部41aに連なるロッド連結部41cとを一体に有するように形成される。
前記ラッチ機構43は、車両ユーザが車両用ドアDをロックする意志を確認したときに、車両ユーザが携帯する携帯器および車両間の通信によって正規の携帯器であることが確認された状態で車両用ドアDをロック状態に保持し、車両用ドアDのロック状態で前記ハンドル本体14を車両ユーザが握ることで車両ユーザが車両用ドアDをアンロックする意志を確認したときに車両ユーザが携帯する携帯器および車両間の通信によって正規の携帯器であることが確認された状態で車両用ドアDをロック状態を解除するものであり、そのアンロック状態で前記ロッド42からの押圧力が前記ラッチ機構43に入力されることで車両用ドアDを開放することができる。
ところで前記ハンドルレバー36が、前記非作動位置にある状態では、図6(a)で示すように、前記ハンドルレバー36の前記重錘部36cは前記アウターパネル11の開口部26の上縁26aよりも上方にはみ出した状態にあり、この状態のままでは、アウトハンドル12の前記連結腕部16に連動、連結されたハンドルレバー36が組み付けられたハンドルベース25の車両用ドアDへの組み付け時に前記ハンドルレバー36を前記開口部26にそのまま挿通することはできないが、図6(b)で示すように、前記ハンドルレバー36が前記作動位置にある状態では、前記ハンドルレバー36の前記重錘部36cは前記アウターパネル11の開口部26の上縁26aおよび下縁26b間の幅内にあり、こうすればアウトハンドル12の前記連結腕部16に連動、連結されたハンドルレバー36が組み付けられたハンドルベース25の車両用ドアDへの組み付け時に前記開口部26に前記ハンドルレバー36をそのまま挿通することができる。
そこで図7および図8で明示するように、前記ハンドルレバー36に、当該ハンドルレバー36の回動軸線と平行な軸線まわりに回転することを可能とした仮保持部材として取付けられる前記ブッシュジョイント41に、前記ハンドルベース25に設けられる係止部44に前記ハンドルレバー36の前記作動位置で係脱可能に係合する係合部41dが設けられる。
前記係止部44は、前記ハンドルベース25における前記ガイド部25bに、車両前後方向前方に突出するようにして一体に突設され、前記係合部41dは、前記ハンドルレバー36が前記非作動位置から前記作動位置に回動した状態で前記係止部44を乗り越えて前記係止部44に前記ハンドル本体14側から係合することが可能であり、前記ブッシュジョイント41に前記係合部41dの前記係止部44への係脱操作を行なうための操作部41eが設けられる。すなわち前記操作部41eは、前記嵌合筒部41bの軸線と直交する平面内で直線状に延びるようにして前記ロッド連結部41cに連設され、前記係合部41dは、前記操作部41eの中間部に直角に連設されており、前記操作部41eを撓ませることで前記係合部41dが前記係止部44を乗り越えて当該係止部44に係合することができる。
また前記ブッシュジョイント41における前記平板部41aには、前記嵌合筒部41bの両側に配置される一対の耳部41fが一体に連設されており、それらの耳部41fは、前記嵌合筒部41bの両側で前記ハンドルレバー36の前記重錘部36cに弾発的に接触し、これによって前記ブッシュジョイント41のがたつきが抑えられる。
次にこの第1の実施の形態の作用について説明すると、ハンドルレバー36に、当該ハンドルレバー36の回動軸線と平行な軸線まわりに回転することを可能とした仮保持部材としてのブッシュジョイント41が取付けられ、ハンドルベース25に設けられる係止部44にハンドルレバー36の作動位置で係合する係合部41dが、前記ブッシュジョイント41に設けられるので、アウトハンドル12を開扉操作位置とするとともにハンドルレバー36を作動位置とする状態を仮保持することができ、アウトハンドル12を車両用ドアDに組み付ける際の作業が容易となる。しかも衝撃を受け易いアウトハンドル12自体を係合させるものではないので、衝撃や輸送時の振動によって仮保持状態が解除される可能性を低く抑えることができる。
また前記ブッシュジョイント41に、前記係合部41dの前記係止部44への係脱操作を行なうための操作部41eが設けられるので、ハンドルベース25の係止部44への前記ブッシュジョイント41の前記係合部41dの係脱作業が容易となる。
さらに前記ブッシュジョイント41は、車両用ドアD内に設けられるラッチ機構43に連なるロッド42を連結するようにしつつ回動可能として前記ハンドルレバー36に弾発、嵌合されるものであり、既存の部品であるので、既存部品を用いることで部品点数の増加を防止することができる。
第2の実施の形態
本発明の第2の実施の形態について図9〜図11を参照しながら説明するが、第1の実施の形態に対応する部分には同一の参照符号を付して図示するのみとし、詳細な説明は省略する。
先ず図9および図10において、ハンドルレバー36は、アウトハンドル12におけるハンドル本体14の長手方向に沿う軸線を有する支軸37を介してハンドルベース45に支持される。前記ハンドルレバー36が有する係合腕部36bの先端部は、前記アウトハンドル12の連結腕部16に形成された連結孔40内に挿入され、前記アウトハンドル12の回動に伴う前記連結腕部16の非操作位置および開扉操作位置間での移動に応じて、前記ハンドルレバー36が、前記非作動位置および前記作動位置間で回動することになる。
前記ハンドルレバー36の重錘部36cには、弾性材料から成るブッシュジョイント46が前記支軸37の軸線と平行な軸線まわりの回動を可能として弾発、嵌合される。このブッシュジョイント46に一端部が連結されるロッド42の他端部がラッチ機構43(第1の実施の形態参照)に連結される。
図11を併せて参照して、前記ハンドルレバー36には、当該ハンドルレバー36の回動軸線と平行な軸線まわりに回転することを可能としたブッシュジョイント46が仮保持部材として取付けられる。このブッシュジョイント46は、前記ハンドルレバー36における前記重錘部36cの後方側に臨む側面に当接される平板部46aと、前記重錘部36cに回動可能に弾発嵌合されるようにして前記平板部46aから突設される嵌合筒部46bと、前記ロッド42の端部を挿通、係合させるようにして略C状に形成されるとともに前記平板部41aに連なるロッド連結部46cと、当該ロッド連結部46cの前記平板部46a側端部から前記ロッド連結部46cの開き側とは反対側に突出する突部46dと、前記前記ハンドルベース45に設けられる係止部48に前記ハンドルレバー36の前記作動位置で係脱可能に係合することを可能として前記突部46dの先端部から突出する係合部46eとを一体に有するように形成される。
前記ブッシュジョイント46における前記平板部46aには、前記嵌合筒部46bの両側に配置される一対の耳部46fが連設されており、それらの耳部46fは、前記嵌合筒部46bの両側で前記ハンドルレバー36の前記重錘部36cに弾発的に接触し、これによって前記ブッシュジョイント46のがたつきが抑えられる。
また前記係合部46eは、前記突部46dの先端部の幅方向中央部から当該突部46dの突出方向に沿って突出するものであり、略L字状の断面形状を有するように形成される。
前記アウトハンドル12の前記連結腕部16をガイドするようにして前記ハンドルベース45に一体に設けられるガイド部45aの外面には、前記ハンドルレバー36が作動位置にある状態で前記ブッシュジョイント46をその嵌合筒部46bの軸線まわりに回動操作したときに当該ブッシュジョイント46の前記係合部46eの先端部をわずかに撓ませながら摺接させつつガイドするガイド溝47が形成され、このガイド溝47は、前記ハンドルレバー36が作動位置にある状態での前記ブッシュジョイント46の嵌合筒部46bの軸線を中心とした円弧状に形成される。
しかも前記ガイド溝47の中間部には、前記ブッシュジョイント46における前記係合部46eの先端部を係合させるようにした前記係止部48が、段差をなすように設けられており、前記係合部46eを前記ガイド溝47内でわずかに撓ませつつ摺動させるように回動操作した状態で前記ブッシュジョイント46から手を離すことで、前記係合部46eを前記係止部48に係合させることができ、これによって前記ハンドルレバー36が作動位置に保持される。
この第2の実施の形態によってもアウトハンドル12を開扉操作位置とするとともにハンドルレバー36を作動位置とする状態を仮保持することができ、アウトハンドル12を車両用ドアD(第1の実施の形態参照)に組み付ける際の作業が容易となる。しかも衝撃を受け易いアウトハンドル12自体を係合させるものではないので、衝撃や輸送時の振動によって仮保持状態が解除される可能性を低く抑えることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。

Claims (3)

  1. 車両用ドア(D)のアウターパネル(11)に設けられる開口部(26)から前記アウターパネル(11)内に一部が挿入されるハンドルベース(25,45)が前記開口部(26)を塞いで前記車両用ドア(D)に固定され、前記アウターパネル(11)の外方での開扉操作を可能とするアウトハンドル(12)に設けられる連結腕部(16)が、前記ハンドルベース(25)に設けられる挿入孔(29)に前記アウトハンドル(12)の非操作状態での非操作位置ならびに前記アウトハンドル(12)の開扉操作完了状態での開扉操作位置間で移動することを可能として挿入され、前記連結腕部(16)に連動、連結されるハンドルレバー(36)が、前記連結腕部(16)の前記非操作位置に対応した非作動位置ならびに前記連結腕部(16)の前記開扉操作位置に対応した作動位置間で回動することを可能として前記非作動位置側に向けて弾発付勢されつつ前記ハンドルベース(25,45)に支持され、前記連結腕部(16)に対して連動、連結状態にある前記ハンドルレバー(36)が組み付けられた前記ハンドルベース(25)の前記車両用ドア(D)への組み付け時に前記開口部(26)への前記ハンドルレバー(36)の挿通が前記非作動位置にあるときには不能とするものの前記作動位置にあるときには許容されるようにした車両用ドアのアウトハンドル装置において、前記ハンドルレバー(36)に、当該ハンドルレバー(36)の回動軸線と平行な軸線まわりに回転することを可能とした仮保持部材(41,46)が取付けられ、前記ハンドルベース(25)に設けられる係止部(44,48)に前記ハンドルレバー(36)の前記作動位置で係合する係合部(41d,46e)が、前記仮保持部材(41,46)に設けられることを特徴とする車両用ドアのアウトハンドル装置。
  2. 前記仮保持部材(41)に、前記係止部(44)への前記係合部(41d)の係脱操作を行なう操作部(41e)が設けられることを特徴とする請求項1に記載の車両用ドアのアウトハンドル装置。
  3. 前記仮保持部材(41,46)が、前記車両用ドア(D)内に設けられるラッチ機構(43)に連なるロッド(42)を連結するようにしつつ回動可能として前記ハンドルレバー(36)に弾発、嵌合されるブッシュジョイントであることを特徴とする請求項1または2に記載の車両用ドアのアウトハンドル装置。
JP2019512574A 2017-04-14 2018-04-13 車両用ドアのアウトハンドル装置 Active JP6634189B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017080390 2017-04-14
JP2017080390 2017-04-14
PCT/JP2018/015491 WO2018190413A1 (ja) 2017-04-14 2018-04-13 車両用ドアのアウトハンドル装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2018190413A1 JPWO2018190413A1 (ja) 2019-07-04
JP6634189B2 true JP6634189B2 (ja) 2020-01-22

Family

ID=63792508

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019512574A Active JP6634189B2 (ja) 2017-04-14 2018-04-13 車両用ドアのアウトハンドル装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20200277811A1 (ja)
JP (1) JP6634189B2 (ja)
CN (1) CN110226016B (ja)
DE (1) DE112018000263T5 (ja)
WO (1) WO2018190413A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7000736B2 (ja) * 2017-08-15 2022-01-19 株式会社アイシン 車両用ハンドル装置
JP2020016093A (ja) * 2018-07-26 2020-01-30 株式会社ホンダロック 車両用ドアのアウトハンドル装置
US11913261B2 (en) * 2019-02-01 2024-02-27 Nissan North America, Inc. Vehicle door assembly and mounting structure for a door handle
JP7260851B2 (ja) * 2019-06-06 2023-04-19 株式会社アイシン 車両用ドアハンドル装置
KR20210076350A (ko) 2019-12-16 2021-06-24 현대자동차주식회사 차량용 아웃사이드 도어 핸들 조립체
JP7316395B1 (ja) 2022-01-11 2023-07-27 株式会社神菱 ドアハンドル

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19830516C2 (de) * 1998-07-08 2003-06-26 Kiekert Ag Türgriffeinheit für einen Türaußengriff einer Kraftfahrzeugtür
JP3441401B2 (ja) * 1999-06-11 2003-09-02 株式会社アルファ 車両用アウトサイドハンドルの取付部構造
JP3794291B2 (ja) 2001-06-29 2006-07-05 スズキ株式会社 ドアハンドルの組付け構造
JP2004092250A (ja) * 2002-09-02 2004-03-25 Honda Lock Mfg Co Ltd 車両のアウトハンドル装置
JP5174131B2 (ja) * 2010-11-26 2013-04-03 株式会社ホンダロック 車両用開閉扉の開閉操作装置
JP5932609B2 (ja) * 2012-11-08 2016-06-08 株式会社ホンダロック 車両用ドアのアウトハンドル装置
JP6066078B2 (ja) * 2013-06-21 2017-01-25 アイシン精機株式会社 車両のドアアウタハンドル構造
US9970221B2 (en) * 2014-09-12 2018-05-15 Hyundai Motor Company Door handle assembly for motor vehicle
KR101628499B1 (ko) * 2014-10-17 2016-06-21 현대자동차주식회사 측면 충돌시 도어 열림이 방지되는 구조 및 그 방법
JP6137761B2 (ja) * 2015-08-05 2017-05-31 サカエ理研工業株式会社 車両用ドアハンドル装置
CN108193955A (zh) * 2018-01-31 2018-06-22 浙江浦江梅花锁业集团有限公司 一种挂锁

Also Published As

Publication number Publication date
DE112018000263T5 (de) 2019-10-10
US20200277811A1 (en) 2020-09-03
CN110226016B (zh) 2020-12-29
WO2018190413A1 (ja) 2018-10-18
CN110226016A (zh) 2019-09-10
JPWO2018190413A1 (ja) 2019-07-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6634189B2 (ja) 車両用ドアのアウトハンドル装置
JP5932609B2 (ja) 車両用ドアのアウトハンドル装置
JP5607239B2 (ja) 車両用ドア装置
JP4835324B2 (ja) 車両用ドアハンドル装置
JP6064807B2 (ja) 車両用ドアハンドル装置
WO2011021435A1 (ja) 車両用ドアのアウトハンドル装置
EP3665348B1 (en) A vehicular door handle assembly and method for assembling the same
WO2016148181A1 (ja) 車両用ドアハンドル装置
KR20130060869A (ko) 자동차용 아웃사이드 도어 핸들의 조립 구조
JP5174131B2 (ja) 車両用開閉扉の開閉操作装置
JP5926106B2 (ja) 車両用ドア構造
JP7007246B2 (ja) 車両用ドアのアウトハンドル装置
WO2017199500A1 (ja) 車両用ドアのアウトハンドル装置
JP2003155848A (ja) 車両用ドアのアウトサイドハンドル装置
WO2020021746A1 (ja) 車両用ドアのアウトハンドル装置
JP5174133B2 (ja) 車両用開閉扉の開閉操作装置
JP4994893B2 (ja) 家具における扉のラッチ装置
JP6594842B2 (ja) 車両用ドアのアウトハンドル装置
JP5765172B2 (ja) 車両用ドアハンドル装置
JP6347090B2 (ja) 車両ドアラッチ装置
JP2001349116A (ja) ドアロック装置の操作ワイヤ保持装置
JP5174132B2 (ja) 車両用開閉扉の開閉操作装置
JP4523857B2 (ja) バックドア用ロック装置
JP2013076218A (ja) 車両用ドアハンドル装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190301

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191213

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6634189

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250