JP3441401B2 - 車両用アウトサイドハンドルの取付部構造 - Google Patents
車両用アウトサイドハンドルの取付部構造Info
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- JP3441401B2 JP3441401B2 JP16540399A JP16540399A JP3441401B2 JP 3441401 B2 JP3441401 B2 JP 3441401B2 JP 16540399 A JP16540399 A JP 16540399A JP 16540399 A JP16540399 A JP 16540399A JP 3441401 B2 JP3441401 B2 JP 3441401B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用アウトサイド
ハンドルの取付部構造に関する。
ハンドルの取付部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用アウトサイドハンドルの取
付部構造としては、例えば特開平10−266642号
公報に開示されているものがある。
付部構造としては、例えば特開平10−266642号
公報に開示されているものがある。
【0003】これは、ドアアウタパネルの外側に配置さ
れてドア長手方向に延びるハンドル本体の一端部が、ド
アアウタパネルの表面に固定された一端側ベース部のド
アアウタパネルの内側にある支持部に回動可能に支持さ
れると共に、ハンドル本体の他端部が、前記一端側ベー
ス部と分離してドアアウタパネルに固定した他端側ベー
ス部に対してドアアウタパネルの面直方向に移動可能に
支持された構造としてある。
れてドア長手方向に延びるハンドル本体の一端部が、ド
アアウタパネルの表面に固定された一端側ベース部のド
アアウタパネルの内側にある支持部に回動可能に支持さ
れると共に、ハンドル本体の他端部が、前記一端側ベー
ス部と分離してドアアウタパネルに固定した他端側ベー
ス部に対してドアアウタパネルの面直方向に移動可能に
支持された構造としてある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の構造では、ハンドル本体の一端部がドアアウタパ
ネルの内側への貫通配置となるため、ドアアウタパネル
の外側からの挿入作業が発生し、ドアアウタパネルを傷
つけないように慎重に作業しなければならない。
従来の構造では、ハンドル本体の一端部がドアアウタパ
ネルの内側への貫通配置となるため、ドアアウタパネル
の外側からの挿入作業が発生し、ドアアウタパネルを傷
つけないように慎重に作業しなければならない。
【0005】また、ハンドル本体の一端部を前述のよう
にドアアウタパネルの内側に貫通配置するためには、ハ
ンドル操作時におけるハンドル本体の一端部の先端部分
とドアアウタパネル又は一端側ベース部との干渉を避け
るために、該一端側ベース部の前方に回転軸を配置しな
ければならず、一端側ベース部の支持部が前方に突出し
てしまうことから益々挿入作業性が悪化してしまう。
にドアアウタパネルの内側に貫通配置するためには、ハ
ンドル操作時におけるハンドル本体の一端部の先端部分
とドアアウタパネル又は一端側ベース部との干渉を避け
るために、該一端側ベース部の前方に回転軸を配置しな
ければならず、一端側ベース部の支持部が前方に突出し
てしまうことから益々挿入作業性が悪化してしまう。
【0006】更に、側面衝突時等の衝撃でドアハンドル
が容易に動かないようにカウンタウエイトをハンドル本
体に取付ける必要があるが、このカウンタウエイトはド
ア内部の昇降ウインドウパネル等の他部品と干渉しない
ように、ドアハンドルに対して奥側でなく該ドアハンド
ルの外形よりも上下方向に突出した配置構造とする必要
があり、この場合、ドアアウタパネルの取付孔をカウン
タウエイトが通過可能に形成するのが困難となってしま
う等の問題を生じる。
が容易に動かないようにカウンタウエイトをハンドル本
体に取付ける必要があるが、このカウンタウエイトはド
ア内部の昇降ウインドウパネル等の他部品と干渉しない
ように、ドアハンドルに対して奥側でなく該ドアハンド
ルの外形よりも上下方向に突出した配置構造とする必要
があり、この場合、ドアアウタパネルの取付孔をカウン
タウエイトが通過可能に形成するのが困難となってしま
う等の問題を生じる。
【0007】そこで、本発明はハンドル本体の一端部の
ドアアウタパネル内側への挿入作業が伴うことがなく、
しかも、側面衝突対策用のカウンタウエイトを挿入する
取付孔の設定が容易で、かつ、該カウンタウエイトの挿
入作業を容易に行うことができる車両用アウトサイドハ
ンドルの取付部構造を提供するものである。
ドアアウタパネル内側への挿入作業が伴うことがなく、
しかも、側面衝突対策用のカウンタウエイトを挿入する
取付孔の設定が容易で、かつ、該カウンタウエイトの挿
入作業を容易に行うことができる車両用アウトサイドハ
ンドルの取付部構造を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にあって
は、ドアアウタパネルの外表面側に配置されてドア長手
方向に延びるハンドル本体の一端部が、ドアアウタパネ
ルに固定される一端側ベース部に回動可能に支持される
と共に、ハンドル本体の他端部が、前記一端側ベース部
と分離して形成されてドアアウタパネルに固定された他
端側ベース部に対してドアアウタパネルの面直方向に移
動可能に支持された車両用アウトサイドハンドルの取付
部構造において、 前記一端側ベース部の上下ほぼ中間位置にスタッドボル
トがドアアウタパネル側に向けて立設されると共に、該
一端側ベース部の表面側にハンドル本体の一端部の回動
軸が配置され、 前記他端側ベース部には少なくとも他端側ベース部の下
側寄りに偏ってスタッドボルトがドアアウタパネル側に
向けて立設される一方、該他端側ベース部のスタッドボ
ルトの配設位置よりも一端側ベース部方向にオフセット
した位置には、ハンドル本体の他端部のドアアウタパネ
ルの面直方向の移動に連動するようにカウンタウエイト
部がハンドル本体並びに他端側ベース部の外形よりも上
方に突出して軸支され、 これらハンドル本体、一端側ベース部、他端側ベース部
を予め組付けたアッセンブリをドアアウタパネルの開口
部に組付けるようにし、 前記ドアアウタパネルの他端側ベース部に対応する開口
部には、前記下側寄りに偏ったスタッドボルトと係合す
る取付舌片が開口部下端から上方へ延設されると共に、
この取付舌片の上縁との間に、前記アッセンブリをドア
アウタパネルに取付ける際におけるカウンタウエイト部
の上下方向通過間隙が形成されていることを特徴として
いる。
は、ドアアウタパネルの外表面側に配置されてドア長手
方向に延びるハンドル本体の一端部が、ドアアウタパネ
ルに固定される一端側ベース部に回動可能に支持される
と共に、ハンドル本体の他端部が、前記一端側ベース部
と分離して形成されてドアアウタパネルに固定された他
端側ベース部に対してドアアウタパネルの面直方向に移
動可能に支持された車両用アウトサイドハンドルの取付
部構造において、 前記一端側ベース部の上下ほぼ中間位置にスタッドボル
トがドアアウタパネル側に向けて立設されると共に、該
一端側ベース部の表面側にハンドル本体の一端部の回動
軸が配置され、 前記他端側ベース部には少なくとも他端側ベース部の下
側寄りに偏ってスタッドボルトがドアアウタパネル側に
向けて立設される一方、該他端側ベース部のスタッドボ
ルトの配設位置よりも一端側ベース部方向にオフセット
した位置には、ハンドル本体の他端部のドアアウタパネ
ルの面直方向の移動に連動するようにカウンタウエイト
部がハンドル本体並びに他端側ベース部の外形よりも上
方に突出して軸支され、 これらハンドル本体、一端側ベース部、他端側ベース部
を予め組付けたアッセンブリをドアアウタパネルの開口
部に組付けるようにし、 前記ドアアウタパネルの他端側ベース部に対応する開口
部には、前記下側寄りに偏ったスタッドボルトと係合す
る取付舌片が開口部下端から上方へ延設されると共に、
この取付舌片の上縁との間に、前記アッセンブリをドア
アウタパネルに取付ける際におけるカウンタウエイト部
の上下方向通過間隙が形成されていることを特徴として
いる。
【0009】請求項2の発明にあっては、請求項1に記
載の取付舌片は開口部周縁のドアアウタパネル面よりも
内側に位置して有段形成されており、この段差を利用し
て上下方向通過間隙にカウンタウエイト部を通過させる
ようにして、上下方向通過間隙の見掛け上の上下方向寸
法に対して実質通過間隙を拡大したことを特徴としてい
る。
載の取付舌片は開口部周縁のドアアウタパネル面よりも
内側に位置して有段形成されており、この段差を利用し
て上下方向通過間隙にカウンタウエイト部を通過させる
ようにして、上下方向通過間隙の見掛け上の上下方向寸
法に対して実質通過間隙を拡大したことを特徴としてい
る。
【0010】請求項3の発明にあっては、請求項1,2
に記載の一端側ベース部のスタッドボルトが貫通するド
アアウタパネルの一端側取付孔は上下方向の長孔に形成
してあると共に、他端側ベース部のスタッドボルトが貫
通する取付舌片に設けた他端側取付孔は同じく上下方向
の長孔に形成してあることを特徴としている。
に記載の一端側ベース部のスタッドボルトが貫通するド
アアウタパネルの一端側取付孔は上下方向の長孔に形成
してあると共に、他端側ベース部のスタッドボルトが貫
通する取付舌片に設けた他端側取付孔は同じく上下方向
の長孔に形成してあることを特徴としている。
【0011】請求項4の発明にあっては、請求項1〜3
に記載の取付舌片に、その裏側で他端側ベース部のスタ
ッドボルトに係合して該取付舌片を他端側ベース部との
間で挾持するブラケット部材を設け、該ブラケット部材
の上縁は開口部周縁の上縁に係合可能に延設したことを
特徴としている。
に記載の取付舌片に、その裏側で他端側ベース部のスタ
ッドボルトに係合して該取付舌片を他端側ベース部との
間で挾持するブラケット部材を設け、該ブラケット部材
の上縁は開口部周縁の上縁に係合可能に延設したことを
特徴としている。
【0012】請求項5の発明にあっては、請求項4に記
載の他端側ベース部の下側寄りに偏ったスタッドボルト
の上方には、この下側スタッドボルトと上下並列の位置
関係に上側スタッドボルトが立設される一方、これらの
スタッドボルトの配設位置よりも一端側ベース部と反対
側にオフセットした位置に、キーシリンダがドアアウタ
パネルの内側から取付けられるキーシリンダ収容部が設
けられ、該キーシリンダ収容部に取付けられるキーシリ
ンダの外周に前記ブラケット部材を一体的に設けたこと
を特徴としている。
載の他端側ベース部の下側寄りに偏ったスタッドボルト
の上方には、この下側スタッドボルトと上下並列の位置
関係に上側スタッドボルトが立設される一方、これらの
スタッドボルトの配設位置よりも一端側ベース部と反対
側にオフセットした位置に、キーシリンダがドアアウタ
パネルの内側から取付けられるキーシリンダ収容部が設
けられ、該キーシリンダ収容部に取付けられるキーシリ
ンダの外周に前記ブラケット部材を一体的に設けたこと
を特徴としている。
【0013】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、ハンド
ル本体の一端部がドアアウタパネルの外表面側に存在す
るため、ハンドル本体自体のドアアウタパネル内側への
挿入作業が発生せず取付作業性を向上することができ
る。
ル本体の一端部がドアアウタパネルの外表面側に存在す
るため、ハンドル本体自体のドアアウタパネル内側への
挿入作業が発生せず取付作業性を向上することができ
る。
【0014】また、カウンタウエイト部がハンドル本体
並に他端側ベース部の外形よりも上方に突出して配置し
てあっても、ドアアウタパネルの開口部にはその下縁に
延設した取付舌片の上縁との間に該カウンタウエイト部
の上下方向通過間隙を形成してあって、他端側ベース部
の固定とカウンタウエイト部の挿入の両方を可能として
あるから、前記開口部を大きくすることなく、従って、
他端側ベース部も開口部に合わせて大きくすることなく
形成できて、開口部の設定を容易に行うことができると
共に、該カウンタウエイト部の挿入作業を容易に行うこ
とができる。
並に他端側ベース部の外形よりも上方に突出して配置し
てあっても、ドアアウタパネルの開口部にはその下縁に
延設した取付舌片の上縁との間に該カウンタウエイト部
の上下方向通過間隙を形成してあって、他端側ベース部
の固定とカウンタウエイト部の挿入の両方を可能として
あるから、前記開口部を大きくすることなく、従って、
他端側ベース部も開口部に合わせて大きくすることなく
形成できて、開口部の設定を容易に行うことができると
共に、該カウンタウエイト部の挿入作業を容易に行うこ
とができる。
【0015】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
の発明の効果に加えて、ドアアウタパネルの開口部の取
付舌片の上縁との間に形成されるカウンタウエイト部挿
通用の上下方向通過間隙の見掛け上の上下方向寸法を可
能な限り小さくすることができるため、該開口部をより
一層小さく設定することができる。
の発明の効果に加えて、ドアアウタパネルの開口部の取
付舌片の上縁との間に形成されるカウンタウエイト部挿
通用の上下方向通過間隙の見掛け上の上下方向寸法を可
能な限り小さくすることができるため、該開口部をより
一層小さく設定することができる。
【0016】請求項3に記載の発明によれば、請求項
1,2の発明の効果に加えて、ドアアウタパネルの一端
側取付孔および他端側取付孔は何れも上下方向の長孔と
してあるので、アウトサイドハンドルアッセンブリの取
付けに際して、カウンタウエイト部を先に上下方向通過
間隙にくぐらせるように回動させて取付けることがで
き、従って、開口部の上下方向寸法を可能な限り小さく
できて、これに合せて他端側ベース部の上下方向寸法を
小さくできるため外観を向上できると共に設計の自由度
を拡大できる。
1,2の発明の効果に加えて、ドアアウタパネルの一端
側取付孔および他端側取付孔は何れも上下方向の長孔と
してあるので、アウトサイドハンドルアッセンブリの取
付けに際して、カウンタウエイト部を先に上下方向通過
間隙にくぐらせるように回動させて取付けることがで
き、従って、開口部の上下方向寸法を可能な限り小さく
できて、これに合せて他端側ベース部の上下方向寸法を
小さくできるため外観を向上できると共に設計の自由度
を拡大できる。
【0017】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
〜3の発明の効果に加えて、他端側ベース部をブラケッ
ト部材を介して開口部の上下部分でしっかりと固定でき
るから、他端側ベース部のドアアウタパネルへの取付強
度を高めることができる。
〜3の発明の効果に加えて、他端側ベース部をブラケッ
ト部材を介して開口部の上下部分でしっかりと固定でき
るから、他端側ベース部のドアアウタパネルへの取付強
度を高めることができる。
【0018】請求項5に記載の発明によれば、請求項4
の発明の効果に加えて、キーシリンダの取付けと同時に
ブラケット部材の取付けを行えるので取付作業性を更に
改善することができる。
の発明の効果に加えて、キーシリンダの取付けと同時に
ブラケット部材の取付けを行えるので取付作業性を更に
改善することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
と共に詳述する。
と共に詳述する。
【0020】図1〜3並びに図5〜6において、1は左
側(LH)のアウトサイドハンドルアッセンブリを示
し、ドアアウタパネル5の外表面側に配置されて長手方
向に延びるハンドル本体2と、ドアアウタパネル5に固
定されてハンドル本体2の一端部を回動可能に支持する
一端側ベース部3と、一端側ベース部3と分離して形成
されてドアアウタパネル5に固定され、ハンドル本体2
の他端部をドアアウタパネル5の面直方向に移動可能に
支持する他端側ベース部4とを備えている。
側(LH)のアウトサイドハンドルアッセンブリを示
し、ドアアウタパネル5の外表面側に配置されて長手方
向に延びるハンドル本体2と、ドアアウタパネル5に固
定されてハンドル本体2の一端部を回動可能に支持する
一端側ベース部3と、一端側ベース部3と分離して形成
されてドアアウタパネル5に固定され、ハンドル本体2
の他端部をドアアウタパネル5の面直方向に移動可能に
支持する他端側ベース部4とを備えている。
【0021】一端側ベース部3はその前端部分の上下ほ
ぼ中間位置にスタッドボルト6をドアアウタパネル5側
に向けて立設してあり、該スタッドボルト6をドアアウ
タパネル5に設けた一端側取付孔7に挿通し、ナット8
を螺合して締結固定してある。
ぼ中間位置にスタッドボルト6をドアアウタパネル5側
に向けて立設してあり、該スタッドボルト6をドアアウ
タパネル5に設けた一端側取付孔7に挿通し、ナット8
を螺合して締結固定してある。
【0022】一端側ベース部3の表面側にはスタッドボ
ルト6の軸線上を中心にして軸受部9を立設してある一
方、ハンドル本体2の一端部の裏側に回動軸10を配設
して、該回動軸10を軸受部9に嵌合係着してハンドル
本体2と一端側ベース部3とを連結してある。
ルト6の軸線上を中心にして軸受部9を立設してある一
方、ハンドル本体2の一端部の裏側に回動軸10を配設
して、該回動軸10を軸受部9に嵌合係着してハンドル
本体2と一端側ベース部3とを連結してある。
【0023】一端側ベース部3には回動軸10のヒンジ
ベース10aを受容するための受容部3aを背面側に向
けて膨出成形してあり、このためドアアウタパネル5に
はこの受容部3aを配置するための逃げ孔11を設けて
あるが、この逃げ孔11は凹部として形成してもよい。
ベース10aを受容するための受容部3aを背面側に向
けて膨出成形してあり、このためドアアウタパネル5に
はこの受容部3aを配置するための逃げ孔11を設けて
あるが、この逃げ孔11は凹部として形成してもよい。
【0024】また、一端側ベース部3の裏面側の受容部
3aの上下には回転防止リブ3b,3bが突出形成され
ており、逃げ孔11の上下の縁に形成された位置決め凹
部11b,11bに当接するようにして、一端側ベース
部3をドアアウタパネル5に締結固定する際に回転する
のを防止する。
3aの上下には回転防止リブ3b,3bが突出形成され
ており、逃げ孔11の上下の縁に形成された位置決め凹
部11b,11bに当接するようにして、一端側ベース
部3をドアアウタパネル5に締結固定する際に回転する
のを防止する。
【0025】他端側ベース部4は本実施形態にあっては
2本のスタッドボルト12,13を上下並列の位置関係
でドアアウタパネル5側に向けて立設してあり、後述す
るようにこれら上、下側スタッドボルト12,13を介
してドアアウタパネル5に固定される。
2本のスタッドボルト12,13を上下並列の位置関係
でドアアウタパネル5側に向けて立設してあり、後述す
るようにこれら上、下側スタッドボルト12,13を介
してドアアウタパネル5に固定される。
【0026】他端側ベース部4の背面には、これらスタ
ッドボルト12,13の配設位置よりも一端側ベース部
3方向にオフセットした位置にソケット部16を突出成
形してあると共に、該ソケット部16の上縁部に軸受部
17を一体成形してあり、この軸受部17にカウンタウ
エイト部18をハンドル本体2並に他端側ベース部4の
外形よりも上方に突出して軸支してある。
ッドボルト12,13の配設位置よりも一端側ベース部
3方向にオフセットした位置にソケット部16を突出成
形してあると共に、該ソケット部16の上縁部に軸受部
17を一体成形してあり、この軸受部17にカウンタウ
エイト部18をハンドル本体2並に他端側ベース部4の
外形よりも上方に突出して軸支してある。
【0027】前記ハンドル本体2の他端部の背面には前
記ソケット部16に挿入配置されるガイド突起19を一
体成形してある。
記ソケット部16に挿入配置されるガイド突起19を一
体成形してある。
【0028】ガイド突起19には上側に開口する溝部2
0を形成してあり、この溝部20には前記カウンタウエ
イト部18に下向きに突設した脚部21を挿入配置して
ある。
0を形成してあり、この溝部20には前記カウンタウエ
イト部18に下向きに突設した脚部21を挿入配置して
ある。
【0029】カウンタウエイト部18の軸支部分には、
該カウンタウエイト部18にドアアウタパネル5側に向
けて回動力を付勢するコイルスプリング22を装着して
あり、この回動力により前記脚部21をガイド突起19
の溝部20の止端壁に係合させて、該カウンタウエイト
部18を介してハンドル本体2の他端部を他端側ベース
部4に連結支持し、該ハンドル本体2の他端部のドアア
ウタパネル5の面直方向の移動にカウンタウエイト部1
8が連動するようにして、側面衝突時にハンドル本体2
の他端部に車外側への慣性力が働かないようにしてい
る。
該カウンタウエイト部18にドアアウタパネル5側に向
けて回動力を付勢するコイルスプリング22を装着して
あり、この回動力により前記脚部21をガイド突起19
の溝部20の止端壁に係合させて、該カウンタウエイト
部18を介してハンドル本体2の他端部を他端側ベース
部4に連結支持し、該ハンドル本体2の他端部のドアア
ウタパネル5の面直方向の移動にカウンタウエイト部1
8が連動するようにして、側面衝突時にハンドル本体2
の他端部に車外側への慣性力が働かないようにしてい
る。
【0030】カウンタウエイト部18にはロッド係着部
23を設けてここに図外の操作力伝達ロッドを連結し
て、ハンドル本体2の牽引操作により図外のドアロック
装置をアンラッチ作動させるようにしている。
23を設けてここに図外の操作力伝達ロッドを連結し
て、ハンドル本体2の牽引操作により図外のドアロック
装置をアンラッチ作動させるようにしている。
【0031】ドアアウタパネル5には前記他端側ベース
部4に対応した位置に、ソケット部16,カウンタウエ
イト部18等を該ドアアウタパネル5の内側へ貫通配置
するための開口部25を形成してある。
部4に対応した位置に、ソケット部16,カウンタウエ
イト部18等を該ドアアウタパネル5の内側へ貫通配置
するための開口部25を形成してある。
【0032】開口部25には、前記他端側ベース部4の
下側スタッドボルト13が挿入係合する他端側取付孔2
7を有する取付舌片26を開口部下縁から上方へ向けて
延設してあり、この取付舌片26の上縁との間に前記ア
ウトサイドハンドルアッセンブリ1をドアアウタパネル
5に取付ける際におけるカウンタウエイト部18の上下
方向通過間隙28を形成してある。
下側スタッドボルト13が挿入係合する他端側取付孔2
7を有する取付舌片26を開口部下縁から上方へ向けて
延設してあり、この取付舌片26の上縁との間に前記ア
ウトサイドハンドルアッセンブリ1をドアアウタパネル
5に取付ける際におけるカウンタウエイト部18の上下
方向通過間隙28を形成してある。
【0033】この取付舌片26は開口部25周縁のドア
アウタパネル5面よりも奥側(内側)に位置して有段形
成してあり、この段差を利用して上下方向通過間隙28
にカウンタウエイト部18を通過させるようにして、上
下方向通過間隙28の見掛上の上下方向寸法S0 に対し
て実質通過間隙S1 が拡大するようにしてある。
アウタパネル5面よりも奥側(内側)に位置して有段形
成してあり、この段差を利用して上下方向通過間隙28
にカウンタウエイト部18を通過させるようにして、上
下方向通過間隙28の見掛上の上下方向寸法S0 に対し
て実質通過間隙S1 が拡大するようにしてある。
【0034】前記他端側ベース部4は下側スタッドボル
ト13を取付舌片26の他端側取付孔27に挿通し、ナ
ット15を螺装することによってドアアウタパネル5に
締結固定されるが、本実施形態では取付舌片26の背面
に、上縁が開口部25周縁の上縁に係合可能に延設した
ブラケット部材30を共締め固定して、該ブラケット部
材30を介して開口部25の上縁部に支持されるように
してある。
ト13を取付舌片26の他端側取付孔27に挿通し、ナ
ット15を螺装することによってドアアウタパネル5に
締結固定されるが、本実施形態では取付舌片26の背面
に、上縁が開口部25周縁の上縁に係合可能に延設した
ブラケット部材30を共締め固定して、該ブラケット部
材30を介して開口部25の上縁部に支持されるように
してある。
【0035】具体的には、前記ブラケット部材30の上
縁部には、開口部25の上縁のドアアウタパネル裏面に
当接するスペーサ部31をクリップ固定してあり、他端
側ベース部4の上側スタッドボルト12をスペーサ部3
1の下側近傍位置でブラケット部材30に挿通係合して
ナット14締め固定してある。
縁部には、開口部25の上縁のドアアウタパネル裏面に
当接するスペーサ部31をクリップ固定してあり、他端
側ベース部4の上側スタッドボルト12をスペーサ部3
1の下側近傍位置でブラケット部材30に挿通係合して
ナット14締め固定してある。
【0036】他端側ベース部4の背面には前記上,下側
スタッドボルト12,13の配設位置よりも一端側ベー
ス部3と反対側にオフセットした位置に、図外のドアロ
ック装置のロック、アンロック用のキーシリンダ32を
取付けるためのキーシリンダ収容部33を設けてあり、
前記ブラケット部材30はこのキーシリンダ32の外周
に一体的に設けて、キーシリンダ32の固定ブラケット
を兼ねるようにして、ドアアウタパネル5の裏側からの
キーシリンダ32の取付けと同時にブラケット部材30
の他端側ベース部4への取付けを行えるようにしてあ
る。
スタッドボルト12,13の配設位置よりも一端側ベー
ス部3と反対側にオフセットした位置に、図外のドアロ
ック装置のロック、アンロック用のキーシリンダ32を
取付けるためのキーシリンダ収容部33を設けてあり、
前記ブラケット部材30はこのキーシリンダ32の外周
に一体的に設けて、キーシリンダ32の固定ブラケット
を兼ねるようにして、ドアアウタパネル5の裏側からの
キーシリンダ32の取付けと同時にブラケット部材30
の他端側ベース部4への取付けを行えるようにしてあ
る。
【0037】前記一端側取付孔7および他端側取付孔2
7は何れも上下方向の長孔として形成して、アウトサイ
ドハンドルアッセンブリ1の取付けに際して図4の
(a)〜(e)に示すように、カウンタウエイト部18
を先に上下方向通過間隙28にくぐらせるように回動さ
せて取付けられるように、即ち、このような回動を伴っ
た取付けの場合にスタッドボルト6及び13が一端側取
付孔7及び他端取付孔27の各孔縁に干渉しないように
してある。
7は何れも上下方向の長孔として形成して、アウトサイ
ドハンドルアッセンブリ1の取付けに際して図4の
(a)〜(e)に示すように、カウンタウエイト部18
を先に上下方向通過間隙28にくぐらせるように回動さ
せて取付けられるように、即ち、このような回動を伴っ
た取付けの場合にスタッドボルト6及び13が一端側取
付孔7及び他端取付孔27の各孔縁に干渉しないように
してある。
【0038】また、他端側ベース部4の裏面には、図示
した左側(LH)のアウトサイドハントルアッセンブリ
1では、キーシリンダ受容部33の上側と、ガイド突起
19の下側に、回転防止リブ4Lb,4Lcとが、スタ
ッドボルト12,13を中心部として対角状に配置(図
5参照)されている。これに併せて、左側(LH)のド
アアウタパネル5の開口部25の上下の縁にも、回転防
止リブ4Lb,4Lcに対応するように他端側取付孔2
7をほぼ中心部とした対角状に位置決め凹部25Lb,
25Lcが形成され、他端側ベース部4がドアアウタパ
ネル5に締結固定する際に回転するのを防止する。
した左側(LH)のアウトサイドハントルアッセンブリ
1では、キーシリンダ受容部33の上側と、ガイド突起
19の下側に、回転防止リブ4Lb,4Lcとが、スタ
ッドボルト12,13を中心部として対角状に配置(図
5参照)されている。これに併せて、左側(LH)のド
アアウタパネル5の開口部25の上下の縁にも、回転防
止リブ4Lb,4Lcに対応するように他端側取付孔2
7をほぼ中心部とした対角状に位置決め凹部25Lb,
25Lcが形成され、他端側ベース部4がドアアウタパ
ネル5に締結固定する際に回転するのを防止する。
【0039】尚、ECは、他端側ベース部4の周縁がド
アアウタパネル5に当接する際の傷付きを防止するため
の樹脂製のエンドカバーで、回転防止リブ4Lb,4L
cに係合するようになっていて、回転防止リブ4Lb,
4Lcが直接ドアアウタパネル5に当接することがない
ようになっている。また、特に図示していないが、一端
側ベース部3における回転防止リブ3b,3bも同様に
エンドカバーにて覆われている。
アアウタパネル5に当接する際の傷付きを防止するため
の樹脂製のエンドカバーで、回転防止リブ4Lb,4L
cに係合するようになっていて、回転防止リブ4Lb,
4Lcが直接ドアアウタパネル5に当接することがない
ようになっている。また、特に図示していないが、一端
側ベース部3における回転防止リブ3b,3bも同様に
エンドカバーにて覆われている。
【0040】以上の実施形態の構造によれば、ハンドル
本体2の一端部がドアアウタパネル5の外表面側に存在
し、ハンドル本体2自体のドアアウタパネル5の内側へ
の挿入作業が発生しないから取付作業性を向上すること
ができる。
本体2の一端部がドアアウタパネル5の外表面側に存在
し、ハンドル本体2自体のドアアウタパネル5の内側へ
の挿入作業が発生しないから取付作業性を向上すること
ができる。
【0041】また、カウンタウエイト部18がハンドル
本体2並に他端側ベース部4の外形よりも上方に突出し
て配置してあっても、ドアアウタパネル5の開口部25
にはその下縁に延設した取付舌片26の上縁との間に該
カウンタウエイト部18の上下方向通過間隙を形成して
あって、他端側ベース部4の固定とカウンタウエイト部
18の挿入の両方を可能としてあるから、前記開口部2
5を大きくすることなく、従って、他端側ベース部4も
開口部25に合わせて大きくすることなく形成できて、
開口部25の設定を容易に行うことができると共に、該
カウンタウエイト部18の挿入作業を容易に行うことが
できる。
本体2並に他端側ベース部4の外形よりも上方に突出し
て配置してあっても、ドアアウタパネル5の開口部25
にはその下縁に延設した取付舌片26の上縁との間に該
カウンタウエイト部18の上下方向通過間隙を形成して
あって、他端側ベース部4の固定とカウンタウエイト部
18の挿入の両方を可能としてあるから、前記開口部2
5を大きくすることなく、従って、他端側ベース部4も
開口部25に合わせて大きくすることなく形成できて、
開口部25の設定を容易に行うことができると共に、該
カウンタウエイト部18の挿入作業を容易に行うことが
できる。
【0042】ここで、特に本実施形態にあっては、前記
取付舌片26をドアアウタパネル5面よりも奥側に位置
して有段形成して、上下方向通過間隙の見掛け上の上下
方向寸法S0 に対して実質通過間隙S1 を拡大すること
によって、該見掛け上の上下方向寸法S0 を可及的に小
さくできるようにしてあることと併せて、一端側取付孔
7および他端側取付孔27を上下方向の長孔に形成し、
図4の(a)〜(e)に示す順にカウンタウエイト部1
8を先に上下方向通過間隙28にくぐらせるように回動
して取付けられるようにして、開口部25の上下方向寸
法を可能な限り小さくできるようにしてあるため、これ
に合わせて他端側ベース部4の上下方向寸法を小さくで
きて外観を向上できると共に設定の自由度を拡大するこ
とができる。
取付舌片26をドアアウタパネル5面よりも奥側に位置
して有段形成して、上下方向通過間隙の見掛け上の上下
方向寸法S0 に対して実質通過間隙S1 を拡大すること
によって、該見掛け上の上下方向寸法S0 を可及的に小
さくできるようにしてあることと併せて、一端側取付孔
7および他端側取付孔27を上下方向の長孔に形成し、
図4の(a)〜(e)に示す順にカウンタウエイト部1
8を先に上下方向通過間隙28にくぐらせるように回動
して取付けられるようにして、開口部25の上下方向寸
法を可能な限り小さくできるようにしてあるため、これ
に合わせて他端側ベース部4の上下方向寸法を小さくで
きて外観を向上できると共に設定の自由度を拡大するこ
とができる。
【0043】また、この他端側ベース部4をブラケット
部材30を介して開口部25の上下部分でしっかりと固
定できるから、他端側ベース部4のドアアウタパネル5
への取付強度を高めることができ、更には、該ブラケッ
ト部材30は他端側ベース部4の裏側から取付けるキー
シリンダ32の外周に一体的に設けて、キーシリンダ3
2の取付けと同時にブラケット部材の取付けを行えて取
付作業性を更に改善することができる。
部材30を介して開口部25の上下部分でしっかりと固
定できるから、他端側ベース部4のドアアウタパネル5
への取付強度を高めることができ、更には、該ブラケッ
ト部材30は他端側ベース部4の裏側から取付けるキー
シリンダ32の外周に一体的に設けて、キーシリンダ3
2の取付けと同時にブラケット部材の取付けを行えて取
付作業性を更に改善することができる。
【0044】さらに、この他端側ベース部4のドアアウ
タパネル5への締結作業時には、取付孔27が上下方向
の長孔であることもあって、図5における矢印R方向に
締結力が作用しようとするが、回転防止リブ4Lb,4
Lcが、ドアアウタパネル5の開口部25の位置決め凹
部25Lb,25Lcに当接することで、その力を効率
的に受け止めることができると共に、ハンドル操作時に
おけるアウトサイドハンドルアッセンブリ1に作用する
上下方向の入力をも受けることができる。
タパネル5への締結作業時には、取付孔27が上下方向
の長孔であることもあって、図5における矢印R方向に
締結力が作用しようとするが、回転防止リブ4Lb,4
Lcが、ドアアウタパネル5の開口部25の位置決め凹
部25Lb,25Lcに当接することで、その力を効率
的に受け止めることができると共に、ハンドル操作時に
おけるアウトサイドハンドルアッセンブリ1に作用する
上下方向の入力をも受けることができる。
【0045】一方、図示しない右側(RH)のアウトサ
イドハンドルアッセンブリでは、一端側ベース部におけ
る回転防止リブの位置は変わらないが、他端側ベース部
における下側の回転防止リブは、左側(LH)のアウト
サイドハンドルアッセンブリ1を示した図5を参考とし
て、破線で示した位置4Rc、即ち、キーシリンダ受容
部の下側後方側に設定され、上側の回転防止リブは、ス
タッドボルトを中心部とした対角状、即ち、図5におけ
る回転防止リブ4Lcの上方のカウンタウエイトに隠れ
た部分に設定される。また、ドアアウタパネル側の他端
側ベース部に対応する開口部においても、その位置決め
凹部は、左側(LH)のドアアウタパネル5を示した図
3を参考として、破線で示した位置25Rb,25R
c、に形成される。これは、締結作業時のナット自体の
締結方向は変わらないが、他端側ベース部に対する回転
作用方向が左側(LH)右側(RH)で異なるためであ
る。
イドハンドルアッセンブリでは、一端側ベース部におけ
る回転防止リブの位置は変わらないが、他端側ベース部
における下側の回転防止リブは、左側(LH)のアウト
サイドハンドルアッセンブリ1を示した図5を参考とし
て、破線で示した位置4Rc、即ち、キーシリンダ受容
部の下側後方側に設定され、上側の回転防止リブは、ス
タッドボルトを中心部とした対角状、即ち、図5におけ
る回転防止リブ4Lcの上方のカウンタウエイトに隠れ
た部分に設定される。また、ドアアウタパネル側の他端
側ベース部に対応する開口部においても、その位置決め
凹部は、左側(LH)のドアアウタパネル5を示した図
3を参考として、破線で示した位置25Rb,25R
c、に形成される。これは、締結作業時のナット自体の
締結方向は変わらないが、他端側ベース部に対する回転
作用方向が左側(LH)右側(RH)で異なるためであ
る。
【図1】本発明の一実施形態を示す図5のO−O線に沿
った断面図。
った断面図。
【図2】同実施形態におけるアウトサイドハンドルアッ
センブリの背面側から見た斜視図で、ブラケット部材を
分解して示している。
センブリの背面側から見た斜視図で、ブラケット部材を
分解して示している。
【図3】ドアアウタパネルのアウトサイドハンドル取付
部分を示す側面図。
部分を示す側面図。
【図4】アウトサイドハンドルアッセンブリの取付け手
順を示す断面説明図。
順を示す断面説明図。
【図5】アウトサイドハンドルアッセンブリの背面図。
【図6】図5におけるA−A線に沿った断面図。
1 アウトサイドハンドルアッセンブリ
2 ハンドル本体
3 一端側ベース部
4 他端側ベース部
5 ドアアウタパネル
6 一端側ベース部のスタッドボルト
7 一端側取付孔
10 回動軸
12 他端側ベース部の上側スタッドボルト
13 他端側ベース部の下側スタッドボルト
18 カウンタウエイト部
25 開口部
26 取付舌片
27 他端側取付孔
28 上下方向通過間隙
30 ブラケット部材
32 キーシリンダ
33 キーシリンダ収容部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平10−266642(JP,A)
特開 平7−305539(JP,A)
特開 平10−317738(JP,A)
特開 平10−266643(JP,A)
特開 平8−284488(JP,A)
特開 平7−54523(JP,A)
実開 平4−103969(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
E05B 1/00 301
B60J 5/04
Claims (5)
- 【請求項1】 ドアアウタパネルの外表面側に配置され
てドア長手方向に延びるハンドル本体の一端部が、ドア
アウタパネルに固定される一端側ベース部に回動可能に
支持されると共に、ハンドル本体の他端部が、前記一端
側ベース部と分離して形成されてドアアウタパネルに固
定された他端側ベース部に対してドアアウタパネルの面
直方向に移動可能に支持された車両用アウトサイドハン
ドルの取付部構造において、 前記一端側ベース部の上下ほぼ中間位置にスタッドボル
トがドアアウタパネル側に向けて立設されると共に、該
一端側ベース部の表面側にハンドル本体の一端部の回動
軸が配置され、 前記他端側ベース部には少なくとも他端側ベース部の下
側寄りに偏ってスタッドボルトがドアアウタパネル側に
向けて立設される一方、該他端側ベース部のスタッドボ
ルトの配設位置よりも一端側ベース部方向にオフセット
した位置には、ハンドル本体の他端部のドアアウタパネ
ルの面直方向の移動に連動するようにカウンタウエイト
部がハンドル本体並びに他端側ベース部の外形よりも上
方に突出して軸支され、 これらハンドル本体、一端側ベース部、他端側ベース部
を予め組付けたアッセンブリをドアアウタパネルの開口
部に組付けるようにし、 前記ドアアウタパネルの他端側ベース部に対応する開口
部には、前記下側寄りに偏ったスタッドボルトと係合す
る取付舌片が開口部下端から上方へ延設されると共に、
この取付舌片の上縁との間に、前記アッセンブリをドア
アウタパネルに取付ける際におけるカウンタウエイト部
の上下方向通過間隙が形成されていることを特徴とする
車両用アウトサイドハンドルの取付部構造。 - 【請求項2】 取付舌片は開口部周縁のドアアウタパネ
ル面よりも内側に位置して有段形成されており、この段
差を利用して上下方向通過間隙にカウンタウエイト部を
通過させるようにして、上下方向通過間隙の見掛け上の
上下方向寸法に対して実質通過間隙を拡大したことを特
徴とする請求項1に記載の車両用アウトサイドハンドル
の取付部構造。 - 【請求項3】 一端側ベース部のスタッドボルトが貫通
するドアアウタパネルの一端側取付孔は上下方向の長孔
に形成してあると共に、他端側ベース部のスタッドボル
トが貫通する取付舌片に設けた他端側取付孔は同じく上
下方向の長孔に形成してあることを特徴とする請求項
1,2に記載の車両用アウトサイドハンドルの取付部構
造。 - 【請求項4】 取付舌片に、その裏側で他端側ベース部
のスタッドボルトに係合して該取付舌片を他端側ベース
部との間で挾持するブラケット部材を設け、該ブラケッ
ト部材の上縁は開口部周縁の上縁に係合可能に延設した
ことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の車両用
アウトサイドハンドルの取付部構造。 - 【請求項5】 他端側ベース部の下側寄りに偏ったスタ
ッドボルトの上方には、この下側スタッドボルトと上下
並列の位置関係に上側スタッドボルトが立設される一
方、これらのスタッドボルトの配設位置よりも一端側ベ
ース部と反対側にオフセットした位置に、キーシリンダ
がドアアウタパネルの内側から取付けられるキーシリン
ダ収容部が設けられ、該キーシリンダ収容部に取付けら
れるキーシリンダの外周に前記ブラケット部材を一体的
に設けたことを特徴とする請求項4に記載の車両用アウ
トサイドハンドルの取付部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16540399A JP3441401B2 (ja) | 1999-06-11 | 1999-06-11 | 車両用アウトサイドハンドルの取付部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16540399A JP3441401B2 (ja) | 1999-06-11 | 1999-06-11 | 車両用アウトサイドハンドルの取付部構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000352226A JP2000352226A (ja) | 2000-12-19 |
JP3441401B2 true JP3441401B2 (ja) | 2003-09-02 |
Family
ID=15811757
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16540399A Expired - Fee Related JP3441401B2 (ja) | 1999-06-11 | 1999-06-11 | 車両用アウトサイドハンドルの取付部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3441401B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018190413A1 (ja) * | 2017-04-14 | 2018-10-18 | 株式会社ホンダロック | 車両用ドアのアウトハンドル装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4552323B2 (ja) * | 2001-01-11 | 2010-09-29 | アイシン精機株式会社 | 車両用ドアハンドル装置 |
JP4511755B2 (ja) * | 2001-03-29 | 2010-07-28 | 株式会社ホンダロック | 車両のアウトハンドル装置 |
KR100412833B1 (ko) * | 2001-07-12 | 2003-12-31 | 현대자동차주식회사 | 자동차의 넌 하우징 그립 타입 도어 핸들 및 그 조립공정 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0751572Y2 (ja) * | 1991-01-31 | 1995-11-22 | 株式会社アルファ | ロックパネル取付け構造 |
JPH0754523A (ja) * | 1993-08-19 | 1995-02-28 | Nissan Motor Co Ltd | キイシリンダの取付構造 |
JP3054030B2 (ja) * | 1994-05-13 | 2000-06-19 | 三井金属鉱業株式会社 | 車両用ドアラッチ装置とアウターハンドル装置 |
JPH08284488A (ja) * | 1995-04-17 | 1996-10-29 | Takigen Mfg Co Ltd | リフトアップ型ハンドル装置 |
JP3397286B2 (ja) * | 1997-03-19 | 2003-04-14 | 株式会社アルファ | 自動車用ハンドル装置 |
JP3486070B2 (ja) * | 1997-03-21 | 2004-01-13 | 株式会社ホンダロック | 車両のアウトハンドル装置 |
JP3386333B2 (ja) * | 1997-05-20 | 2003-03-17 | 株式会社アルファ | 自動車用ドアハンドル装置 |
-
1999
- 1999-06-11 JP JP16540399A patent/JP3441401B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018190413A1 (ja) * | 2017-04-14 | 2018-10-18 | 株式会社ホンダロック | 車両用ドアのアウトハンドル装置 |
CN110226016A (zh) * | 2017-04-14 | 2019-09-10 | 本田制锁有限公司 | 车门的外把手装置 |
CN110226016B (zh) * | 2017-04-14 | 2020-12-29 | 本田制锁有限公司 | 车门的外把手装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000352226A (ja) | 2000-12-19 |
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