JPH0544628U - 自動車のガラスガイド機構 - Google Patents
自動車のガラスガイド機構Info
- Publication number
- JPH0544628U JPH0544628U JP10527391U JP10527391U JPH0544628U JP H0544628 U JPH0544628 U JP H0544628U JP 10527391 U JP10527391 U JP 10527391U JP 10527391 U JP10527391 U JP 10527391U JP H0544628 U JPH0544628 U JP H0544628U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- sash
- side sash
- door
- roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ガラス開閉時の摩擦力が著減し、ガラスの開
閉が極めて容易になると共に、グラスランの寿命が著し
く延びるガラスガイド機構を提供する。 【構成】 ドア1に断面U字状のフロントロアー側サッ
シュ2・フロントピラー側サッシユ3・ルーフ側サッシ
ュ6・センターピラー側サッシュ5・リヤーロアー側サ
ッシユ4を設け、その各サッシュに断面U字状の本体7
a開口両側から中心に向かって、ガラス8の前後端を挟
み、摺動させるリップ7b,7bを突設したグラスラン
7を嵌着してなるガラスガイド機構であって、ガラス8
の下端前後に保持部9を介してコロ10を軸支し、ドア
1の下部前後に縦方向に設けたロアーフロント側サッシ
ュ2及びロアーリヤ側サッシュ4の開口の一方側に前記
コロ10にそれぞれ当接し、案内するガイドレール2
a,4aを結合してなるものである。
閉が極めて容易になると共に、グラスランの寿命が著し
く延びるガラスガイド機構を提供する。 【構成】 ドア1に断面U字状のフロントロアー側サッ
シュ2・フロントピラー側サッシユ3・ルーフ側サッシ
ュ6・センターピラー側サッシュ5・リヤーロアー側サ
ッシユ4を設け、その各サッシュに断面U字状の本体7
a開口両側から中心に向かって、ガラス8の前後端を挟
み、摺動させるリップ7b,7bを突設したグラスラン
7を嵌着してなるガラスガイド機構であって、ガラス8
の下端前後に保持部9を介してコロ10を軸支し、ドア
1の下部前後に縦方向に設けたロアーフロント側サッシ
ュ2及びロアーリヤ側サッシュ4の開口の一方側に前記
コロ10にそれぞれ当接し、案内するガイドレール2
a,4aを結合してなるものである。
Description
【0001】
本考案は、自動車のドアのガラスを開けたり、閉じたりする際のガラスガイド 機構に関するものである。
【0002】
従来、自動車のドアのガラスガイド機構として、図1及び図2に示すように、 ドア1の下前後部縦方向に断面U字状のフロントロアー側サッシュ12・その上 方に連続させてフロントピラー側サッシュ3・ルーフ側サッシュ6・センターピ ラー側サッシュ5・リヤーロアー側サッシュ14を設け、その各サッシュ12, 3,6,5,14に断面U字状のグラスラン本体7a開口両側から中心に向かっ て、ガラス8の前後端を挟み、摺動させるリップ7b,7bを突設したグラスラ ン7を嵌着したものが使用されている。なお、11はレギュレーターである。
【0003】 しかしながら、上記従来のガラスガイド機構は、ガラス8を開けたり、閉じた りする際、ガラス8の前後端がグラスラン7の底面に当り、両者間に大きい摩擦 力を生じ、ガラス8の開閉が困難になることがあり、またそのためにグラスラン 7の摩耗を増大させ、その寿命を短くすると言う問題点がある。
【0004】
解決しようとする問題点は、上記従来のガラスガイド機構は、ガラス8の前後 端がグラスラン7の底面に当り、両者間に大きい摩擦力を生じ、ガラス8の開閉 が困難になることがあることである。
【0005】
本考案は、ドア1に断面U字状のフロントロアー側サッシュ2・フロントピラ ー側サッシュ3・ルーフ側サッシュ6・センターピラー側サッシュ5・リヤーロ アー側サッシュ4を設け、その各サッシュに断面U字状のグラスラン本体7a開 口両側から中心に向かって、ガラス8の前後端を挟み、摺動させるリップ7b, 7bを突設したグラスラン7を嵌着してなるガラスガイド機構であって、ガラス 8の下端前後の少なくともいずれか一方に保持部9を介してコロ10を軸支し、 ドア1の下部前後の少なくともいずれか一方に縦方向に設けたロアーフロント側 サッシュ2やリヤーロアー側サッシュ4の一側に前記コロ10に当接し、案内す るガイドレール2a,4aを結合してなるものである。
【0006】
実施例について図面によって説明すると、1は自動車のドア、2,3,6,5 ,4はそれぞれ断面U字状のフロントロアー側サッシュ,フロントピラー側サッ シュ,ルーフ側サッシュ,センターピラー側サッシュ,リヤーロアー側サッシュ であって、断面U字状のグラスラン本体7a、開口両側から中心に向かって、ガ ラス8の前後端を挟み、摺動させるリップ7b,7bを突設したグラスラン7を 嵌着してある。そのうち、ドア1のフロントロアー側サッシュ2及びリヤーロア ー側サッシュ4はドア1の下前後部縦方向に設けてあり、フロントピラー側サッ シュ3及びルーフ側サッシュ6はフロントロアー側サッシュ2の上方に連続させ て、センターピラー側サッシュ5はリヤーロアー側サッシュ4の上方延長線上に それぞれ設けてある。さらに、9はそれぞれ断面U字状のコロ保持部材であって 、その断面U字状部分をガラス8の下端前後に嵌込み、接着剤或はビスで留めて あり、その一側にはコロ10を軸支してある。2a,4aはそれぞれ前記コロ1 0にそれぞれ当接し、案内するガイドレールであって、前記フロントロアー側サ ッシュ2及びリヤーロアー側サッシュ4の開口の一方側に結合してある。なお、 保持部材9は、ガラス8がグラスラン7の底に当たらないように位置決めして、 ガラス8に取付ける必要がある。
【0007】 作用について説明すると、ガラス8の前後方向の動きをコロ10を介してガイ ドレール2a,4aで受止めており、ガラス8の前後端がグラスラン7の底面に 当たるのを防止しており、しかもコロ10がガイドレール2a,4aに当接・転 動するため、コロ10とガイドレール2a,4aとの摩擦が著減し、ガラス8の 開閉が極めて容易になる。その上、ガラス8の前後端がグラスラン7の底面に当 たらないため、グラスラン7の寿命が著しく延びる。なお、図3・図4ではガイ ドレール2a,4a及びコロ10が前後に2個設けてあるものを示したが、いず れか一方のみに設けることもある。
【0008】
本考案は以上のように構成されるため、ガラス開閉時の摩擦力が著減し、ガラ ス8の開閉が極めて容易になると共に、グラスラン7の寿命が著しく延びる。
【図1】従来例の取付状態を示す正面図である。
【図2】従来例を示す図1のA−A断面図である。
【図3】本考案の実施例の取付状態を示す正面図であ
る。
る。
【図4】本考案の実施例を示す図4のB−B一部省略断
面図である。
面図である。
【図5】本考案の保持部材及びコロを示す斜視図であ
る。
る。
1 ドア 2 フロントロアー側サッシュ 2a,4a ガイドレール 3 フロントピラー側サッシュ 4 リヤーロアー側サッシュ 5 センターピラー側サッシュ 6 ルーフ側サッシュ 7 グラスラン 7a グラスラン本体 7b リップ 8 ガラス 9 保持部材 10 コロ 11 レギュレーター 12 サッシュ 13 サッシュ
Claims (1)
- 【請求項1】 ドア(1)に断面U字状のフロントロア
ー側サッシュ(2)・フロントピラー側サッシユ(3)
・ルーフ側サッシュ(6)・センターピラー側サッシュ
(5)・リヤーロアー側サッシユ(4)を設け、その各
サッシュに断面U字状のグラスラン本体(7a)開口両
側から中心に向かってガラス(8)端を挟み摺動させる
リップ(7b,7b)を突設したグラスラン(7)を嵌
着してなるガラスガイド機構において、ガラス(8)の
下端前後の少なくともいずれか一方に保持部材(9)を
介してコロ(10)を軸支し、ドア(1)の下部に縦方
向に設けたロアー側サッシュの一側に前記コロ(10)
に当接して案内するガイドレール(2a,4a)を結合
してなる自動車のドアガラスガイド機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10527391U JPH0544628U (ja) | 1991-11-26 | 1991-11-26 | 自動車のガラスガイド機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10527391U JPH0544628U (ja) | 1991-11-26 | 1991-11-26 | 自動車のガラスガイド機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0544628U true JPH0544628U (ja) | 1993-06-15 |
Family
ID=14403063
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10527391U Pending JPH0544628U (ja) | 1991-11-26 | 1991-11-26 | 自動車のガラスガイド機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0544628U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4123168A1 (de) * | 1990-07-13 | 1992-01-16 | Hitachi Koki Kk | Batterieschnelladegeraet mit langsamlade-betriebsart bei niedriger temperatur |
-
1991
- 1991-11-26 JP JP10527391U patent/JPH0544628U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4123168A1 (de) * | 1990-07-13 | 1992-01-16 | Hitachi Koki Kk | Batterieschnelladegeraet mit langsamlade-betriebsart bei niedriger temperatur |
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