JPH0210017Y2 - - Google Patents

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JPH0210017Y2
JPH0210017Y2 JP19965283U JP19965283U JPH0210017Y2 JP H0210017 Y2 JPH0210017 Y2 JP H0210017Y2 JP 19965283 U JP19965283 U JP 19965283U JP 19965283 U JP19965283 U JP 19965283U JP H0210017 Y2 JPH0210017 Y2 JP H0210017Y2
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window glass
swinging member
stopper member
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closed position
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JP19965283U
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JPS60108514U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車用窓ガラス、特に窓ガラス保
持用サツシユのないハードトツプ型自動車の窓ガ
ラスが、高速走行時に吸い出されたり、振動等に
よりガタつくのを防止する自動車用窓ガラスの振
れ防止装置に関する。
(従来技術) 従来の自動車用窓ガラスの振れ防止装置とし
て、例えば、第1図および第2図に示すようなも
のがある。(特開昭58−33518号公報参照) すなわち、自動車用サツシユレス窓ガラスGの
前端部側の下端部に摺動子10が固着され、窓ガ
ラスGの全閉付近で摺動子10に対応するように
ドアDのインナパネル11に拘束子12が固着さ
れており、窓ガラスGが昇降する際、全閉付近に
おいて、拘束子12の案内面12aに摺動子10
が当接して窓ガラスGの拘束が開始され、窓ガラ
スGの閉鎖と共に拘束子12の拘束力が増大し、
摺動子10が車幅方向外側Aに押し出され、窓ガ
ラスGに当接しているガイドローラ13,14よ
り上方の窓ガラス部が逆に車幅方向内側Bに引き
込まれ、ウエザストリツプ(図示省略)と窓ガラ
スとが強力に密着してシールされ、これにより高
速走行時に窓ガラスGが吸い出されるのを防止で
きるようにしたものである。
しかしながら、このような従来の自動車用窓ガ
ラスの振れ防止装置においては、窓ガラスGを昇
降させる際に、窓ガラスGの全閉付近から摺動子
10が拘束子12の案内面12aに圧接した状態
で窓ガラスGが上昇するので、案内面12aと摺
動子10との間に大きな摩擦力が生じ、かつ該摩
擦力は、窓ガラスGが全閉位置に近づくにつれて
増大し、ウインドレギユレータRのハンドル操作
力が重くなつてしまうという問題点があつた。
(考案の目的) 本考案は、このような従来の問題点に着目して
なされたもので、ウインドレギユレータのハンド
ル操作力が軽い自動車用窓ガラスの振れ防止装置
を提供することを目的としている。
(考案の構成) かかる目的を達成するための本考案の要旨とす
るところは、 窓ガラスの下端部にストツパ部材を固着し、該
ストツパ部材に対応してドアのインナパネルに揺
動部材を装着し、 前記ストツパ部材に前記揺動部材側に突出する
係合部を突設し、 前記揺動部材は、基部を前記インナパネルに枢
着して先端を窓ガラスの前記ストツパ部材の係合
部の移動軌跡内に延ばし、該先端に窓ガラスに接
する案内部を設け、 窓ガラスの全閉付近から全閉位置への閉動作
中、窓ガラスの前記ストツパ部材の係合部に前記
揺動部材の案内部が係合し、窓ガラスの移動にと
もない揺動部材が回動することにより、該案内部
が窓ガラスの下端部を車幅方向外側に押し出す方
向に移動するよう配設したことを特徴とする自動
車用窓ガラスの振れ防止装置に存する。
そして、窓ガラスが全閉する直前にストツパ部
材の係合部が揺動部材の案内部に係合し、窓ガラ
スが全閉すると、揺動部材が回動して案内部が窓
ガラスの下端部を車幅方向外側に押し出す方向に
移動させ、窓ガラスの上部を車体に押し付けて窓
ガラスの振れを防止するものである。
(実施例) 以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明す
る。なお、従来例と同様の部位には同一符合を付
する。
第3図および第4図は本考案の一実施例を示し
ており、自動車用窓ガラスの振れ防止装置1は、
振動等による窓ガラスGのガタつきを防止するた
めに、窓ガラスGのガラス面G1に当接する第1
ガイドローラ13と反対側のガラス面G2に当接
する第2ガイドローラ14とを有しており、第1
ガイドローラ13はドアDのインナパネル11に
固定されたアーム部15に、第2ガイドローラ1
4はドアDのアウタパネル18に固定されたアー
ム部17にそれぞれ支持されている。
さらに、振れ防止装置1には、窓ガラスGの下
端部に固着されたストツパ部材2と、インナパネ
ル11に固定されたブラケツト3と、ブラケツト
3の基部30に揺動可能に枢着された揺動部材4
と、揺動部材4の先端に支持された案内部として
のローラ41と、ローラ41がガラス面G1に当
接する方向に揺動部材4を付勢するバネ部材5と
が設けられている。
ストツパ部材2には、ローラ41に係合する係
合部21が突設されている。
ブラケツト3、揺動部材4およびローラ41
は、窓ガラスGの全閉付近で係合部21の係合面
21aがローラ41に当接するように配設されて
おり、かつ窓ガラスGの全閉位置にて揺動部材4
の回動制限となるストツパ部31が基部30に突
設されている。
上記構成を有する自動車用窓ガラスの振れ防止
装置1では、第1ガイドローラ13を窓ガラスG
のガラス面G1に、第2ガイドローラ14をガラ
ス面G2にそれぞれ当接させることによつて、窓
ガラスGの振動等によりガタつくのを防止してい
る。
窓ガラスGをウインドレギユレータRにより、
上昇させる際において、窓ガラスGが全閉付近に
上昇するまでは、揺動部材4およびローラ41は
第3図の二点鎖線で示す原位置にあつて、ローラ
41がバネ部材5の付勢力によつてガラス面G1
に転動可能に当接しており、窓ガラスGの全閉付
近でストツパ部材2の係合面21aがローラ41
に当接する。
そして、全閉付近から窓ガラスGをさらに上昇
させると、係合面21aがローラ41を押し上げ
ることにより、揺動部材4が前記原位置から反時
計方向に回動する。該回動によつてローラ41が
窓ガラスGの下端部を車幅方向外側Aに押し出し
ていき、窓ガラスGの全閉位置では、揺動部材4
は第3図の実線で示すように水平位置にてストツ
パ部31により係止されており、窓ガラスGの下
端部は車幅方向外側Aに最大量押し出されてい
る。
このように、窓ガラスGの全閉位置では、窓ガ
ラスGの下端部が車幅方向外側Aに最大量押し出
されているので、窓ガラスGの上端部は逆に車幅
方向内側Bに最大量引き込まれ、窓ガラスGの上
端部がウエザストリツプ(図示省略)を強引に密
着してシールされ、これにより高速走行時に窓ガ
ラスGが吸い出されるのを防止できる。
次に、窓ガラスGを全閉位置から下降させる
と、ローラ41がガラス面G1により押されて揺
動部材4が水平位置から時計方向に回動する。該
回動によつて、第3図の実線で示すように下端部
が車幅方向外側Aに押し出されていた窓ガラスG
が第3図の二点鎖線で示す原位置に向つて覆帰し
ていく。
また、第4図に示すように窓ガラスGが全閉位
置から少し下げられた位置にある時に、高速走行
時での吸引力により窓ガラスGの下端ではガイド
ローラ13,14との当接位置を回動中心とする
P方向の力が作用したとしても、インナパネル1
1方向の分力P2とストツパ部材2方向の分力P
1が生じているので、分力P1はウインドレギユ
レータRにて、また分力P2は揺動部材4の枢軸
にて夫々受け止められ、P方向には窓ガラスGは
動かない。
(考案の効果) 本考案に係る自動車用窓ガラスの振れ防止装置
によれば、高速走行時に窓ガラスが吸い出される
のを防止するために、窓ガラスの全閉付近から全
閉位置への閉動作中に、窓ガラスの下端部に固着
されたストツパ部材が揺動部材を回動させること
により、窓ガラスの下端部を車幅方向外側に押し
出すように構成されており、揺動部材を回動させ
るのに必要な力はごく僅かであるので、ウインド
レギユレータのハンドル操作力が重くなることは
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来例を示しており、第
1図は、窓ガラスやその関連機構を室内側から見
た斜視図、第2図は第1図の−線断面図、第
3図および第4図は本考案の一実施例を示してお
り、第3図は要部を示す縦断面図、第4図は作用
説明図である。 1……振れ防止装置、2……ストツパ部材、4
……揺動部材、11……インナパネル、41……
ローラ(案内部)、A……車幅方向外側、D……
ドア、G……窓ガラス。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 窓ガラスの下端部にストツパ部材を固着し、該
    ストツパ部材に対応してドアのインナパネルに揺
    動部材を装着し、 前記ストツパ部材に前記揺動部材側に突出する
    係合部を突設し、 前記揺動部材は、基部を前記インナパネルに枢
    着して先端を窓ガラスの前記ストツパ部材の係合
    部の移動軌跡内に延ばし、該先端に窓ガラスに接
    する案内部を設け、 窓ガラスの全閉付近から全閉位置への閉動作
    中、窓ガラスの前記ストツパ部材の係合部に前記
    揺動部材の案内部が係合し、窓ガラスの移動にと
    もない揺動部材が回動することにより、該案内部
    が窓ガラスの下端部を車幅方向外側に押し出す方
    向に移動するよう配設したことを特徴とする自動
    車用窓ガラスの振れ防止装置。
JP19965283U 1983-12-28 1983-12-28 自動車用窓ガラスの振れ防止装置 Granted JPS60108514U (ja)

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JP19965283U JPS60108514U (ja) 1983-12-28 1983-12-28 自動車用窓ガラスの振れ防止装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19965283U JPS60108514U (ja) 1983-12-28 1983-12-28 自動車用窓ガラスの振れ防止装置

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Publication Number Publication Date
JPS60108514U JPS60108514U (ja) 1985-07-23
JPH0210017Y2 true JPH0210017Y2 (ja) 1990-03-13

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JP19965283U Granted JPS60108514U (ja) 1983-12-28 1983-12-28 自動車用窓ガラスの振れ防止装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0712783B2 (ja) * 1985-08-30 1995-02-15 日産自動車株式会社 ウインドパネルの振れ止め装置

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JPS60108514U (ja) 1985-07-23

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