JPS5941857Y2 - 車輛等に用いられるスライドドアのスライドガイド装置 - Google Patents

車輛等に用いられるスライドドアのスライドガイド装置

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Publication number
JPS5941857Y2
JPS5941857Y2 JP13334279U JP13334279U JPS5941857Y2 JP S5941857 Y2 JPS5941857 Y2 JP S5941857Y2 JP 13334279 U JP13334279 U JP 13334279U JP 13334279 U JP13334279 U JP 13334279U JP S5941857 Y2 JPS5941857 Y2 JP S5941857Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
guide rail
sliding door
load
slide guide
Prior art date
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Expired
Application number
JP13334279U
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JPS5651625U (ja
Inventor
裕治 松尾
Original Assignee
日産車体株式会社
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Publication date
Application filed by 日産車体株式会社 filed Critical 日産車体株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ガイドローラを取付けているローラ保持部
材の後端が浮き上がらないようにし、スムーズなスライ
ドをするようにした車輛等に用いられるスライドドアの
スライドガイド装置を提供することを目的とするもので
ある。
従来より、第8図乃至第10図に示すように、スライド
ドア1の荷重(縦方向の荷重)を受ける荷重ローラ2と
スラスト方向の力(横方向の荷重)を受ける案内ローラ
3とがアーム4を介してスライドドア1に、取付けられ
たブラケット5に、それぞれ独立して設けられている。
上記の構造の場合、ドア1の荷重によって、ブラケット
5の後部5′が上がり、案内ローラ3の軸頭部6がガイ
ドレール7に当り、或はスライド中に荷重ローラ2が弾
み、騒音が発する等の欠点がある。
このため、これを防止するために上下に各2コ縦方向に
ローラを設けていたものが存したが、ガイドレールにロ
ーラを組付ける時ガイドレール及びローラの寸法のバラ
ツキにより組付けが困難であるという欠点が生じていた
又、別の装置として第11図乃至第13図に示すように
スライドドア1から突設されたアーム4に荷重ローラ2
a、2bが2個並んで設けられ、ガイドレール7との間
で横方向の荷重を受ける案内ローラも兼ねたものがある
この構造の場合も、ドアの荷重によって荷重ローラ2b
が浮き上り、レール下面に設けた横方向の荷重を受ける
溝7aに接触せずに荷重ローラ2aでドアの荷重を受け
たリガイドすることになり、ガイドが十分でなくなる。
またスライド中に荷重ローラが弾み騒音の発生原因とな
る欠点があった。
この考案はドア荷重によるブラケット後部のはね上り、
荷重ローラの浮き上りをなくし、騒音の発生を防止し、
従来のスライドガイド装置の欠点を除去したものである
図面に示す実施例についてこの考案を説明すれば次の通
りである。
第1実施例・・・ 第1図乃至第4図に示す実施例であって、スライドドア
11のブラケット12に一端を枢着されたアーム13の
他端にアーム支軸22によりローラ保持部材14の一端
を枢着し、このローラ保持部材14は正面に於てその後
端を立上らせてL字形を形成し、L字形の下片に水平方
向に延びる軸15により下側ローラ1Tを回転自在に取
付ける。
又り字形の起立片の頂部には上側ローラ18を水平方向
に延びる軸16により回転自在に取り付は上記ローラ保
持部材14をガイドレール19に挿入し、下側ローラ1
7はガイドレール19の下面19aと転動可能に接触し
、上側ローラ18はガイドレール19の上面19bと転
動可能に接触するようにし、スライドドア11の荷重に
よりローラ保持部材14の後端が浮上りを防止する。
20はレール下面が拡がるのを防止する部材である。
第2実施例・・・ 第5図乃至第7図に示す実施例であって、第1実施例に
於けるローラ保持部材14の下方に樹脂等で作ったガイ
ド部材21を突設してガイドレール19の下面19aに
接触させてスライドドア11のネジリ方向のバラツキに
対して、これを規制したものである。
この考案は、以上の構成であるからスライドドアの荷重
を受けても、ローラ保持部材の後端が浮き上ることがな
いため、ローラがレール内の溝から外れることがなくス
ムーズにスライドする。
又レールの下面及び上面のローラが接触しているため、
スライド中にローラが弾むことが少なく騒音の発生が押
えられるとともに、ローラ保持部材がレールに衝接する
こともない。
又第1実施例、第2実施例共に、上下のローラとレール
の上下面の溝との間で横方向の荷重と縦方向の荷重を受
けており、ガイドレールおよびスライドガイド装置の厚
み(車体の巾方向の寸法)を薄くすることができる。
よって、外板の凹みを小さくすることができ、また外板
より外側にガイドレールを設ける場合も突出量が少なく
てすむ、更に又、上面および下面に設けた溝とローラと
の間で横方向の荷重を受けるため、ローラが左右に振れ
ることが少なくかつ溝から外れることがない。
更にローラを車体(ガイドレール)に組付ける際レール
の上下の寸法のバラツキ及びローラの上下の寸法のバラ
ツキを充分に吸収できるため組付けが容易であるだけで
はなく、構造が簡単であるため安価に製造できる等の効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の装置を取付けた自動車の側面図、第
2図は本考案の第1実施例の平面図、第3図は同じくレ
ールを断面とした正面図、第4図は第3図B−B線にお
ける拡大縦断面図、第5図は第2実施例の装置を取付け
た自動車の後面図、第6図は第2実施例のレールを断面
とした正面図、第7図は第6図B/ B/線の拡大縦
断面図、第8図は公知のスライドガイド装置の平面図、
第9図は同じく正面図、第10図は同じく右側面図、第
11図は公知の他のスライドガイド装置の平面図、第1
2図は第11図の要部のレールを断面とした正面図、第
13図は第12図の右側面図である。 11・・・・・・スライドドア、13・・・・・・アー
ム、14・・・・・・ローラ保持部材、17・・・・・
・下側ローラ、18・・・・・・上側ローラ、19・・
・・・・ガイドレール、19a・・・・・・ガイドレー
ル下面、19b・・・・・・ガイドレール上面、22・
・・・・・アーム支軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スライドドアにアームの一端が枢着され、ローラ保持部
    材とアームの他端とがアーム支軸により枢着され、スラ
    イドドアの開閉時、車体に設けられたガイドレールによ
    って案内されるスライドガイド装置において、上記ロー
    ラ保持部材に上側ローラと下側ローラとが軸支され、上
    側ローラが上記ガイドレールのガイドレール内上面に転
    勤可能に接触し、下側ローラが上記ガイドレールのガイ
    ドレール内下面転勤可能に接触し、かつ、上記アーム支
    軸と上側ローラとの間に下側ローラが配置されているこ
    とを特徴とする車輛等に用いられるスライドドアのスラ
    イドガイド装置。
JP13334279U 1979-09-28 1979-09-28 車輛等に用いられるスライドドアのスライドガイド装置 Expired JPS5941857Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13334279U JPS5941857Y2 (ja) 1979-09-28 1979-09-28 車輛等に用いられるスライドドアのスライドガイド装置

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JP13334279U JPS5941857Y2 (ja) 1979-09-28 1979-09-28 車輛等に用いられるスライドドアのスライドガイド装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5651625U JPS5651625U (ja) 1981-05-07
JPS5941857Y2 true JPS5941857Y2 (ja) 1984-12-04

Family

ID=29364932

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JP13334279U Expired JPS5941857Y2 (ja) 1979-09-28 1979-09-28 車輛等に用いられるスライドドアのスライドガイド装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009167764A (ja) * 2008-01-21 2009-07-30 Toyota Auto Body Co Ltd 車両のスライドドアのセンタレール構造

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JPS5651625U (ja) 1981-05-07

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