JPS6112254Y2 - - Google Patents

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JPS6112254Y2
JPS6112254Y2 JP18291580U JP18291580U JPS6112254Y2 JP S6112254 Y2 JPS6112254 Y2 JP S6112254Y2 JP 18291580 U JP18291580 U JP 18291580U JP 18291580 U JP18291580 U JP 18291580U JP S6112254 Y2 JPS6112254 Y2 JP S6112254Y2
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JP
Japan
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roller
door
guide rail
vertical
vehicle body
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JP18291580U
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JPS57108417U (ja
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  • Support Devices For Sliding Doors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車用スライドドアの支持装置に
関するものである。
自動車のドアを水平方向にスライドして開閉す
るスライドドアを採用した自動車において、バン
型自動車等の小型車両では、第1図に示す如く、
自動車の車体1の側壁中央部に設けた開口部2
を、ドア3を車体1の外側に沿つて後方へスライ
ドさせて開き、前方へスライドさせて閉じた時は
車体1の外面と同一面となるように構成し、ドア
3の前端上部Aと下部B及び後端中央部Cの三点
にローラ機構を設けると共に、上記各部A,B,
Cに対応する車体1側にガイド機構を設け、三点
支持の構造としている。このような構造のスライ
ドドアの支持装置においては、ドア側に設けるロ
ーラ機構は、上下荷重を受けてサイドレールの水
平面上を転動する走行ローラと、ガイドレールの
垂直面に当接して転動し左右方向を規制する案内
ローラを必要とし、かつ、ドア開閉時にガイドレ
ールの曲り部を通る時にドアとローラ支持部材と
の枢着点の軌跡を一定にするため、案内ローラは
進行方向に沿つて2個配置する必要がある(実公
昭48−40279号公報参照)。このためローラの個数
が多くなり、構造が複雑でコスト高になる問題が
ある。この問題より、垂直荷重を受けるローラと
案内ローラとを兼用したローラを用いるようにし
たものも提案されているが、ガイドレールの曲り
部を通る時に抵抗が大きく、かつ、この抵抗を減
らすようにすると、左右方向のガタつきが生じや
すい問題がある。
この考案は、上記した問題に鑑してなされたも
のであり、上下荷重を受ける走行ローラと同軸上
にガイドレールの垂直面に当接するスラストボー
ルを取り付ける一方、該走行ローラと前後に間隔
を隔ててると共に走行ローラより上方位置に案内
ローラを設け、該案内ローラをガイドレールの左
右両側面と当接させることにより、走行ローラの
左右方向の変位(ガタ)をほぼ完全に規制し、構
造簡単で安価とした自動車用スライドドアの支持
装置を提供せんとするものである。
以下、この考案を第2図以下に示す実施例によ
り詳細に説明する。
図面に示す実施例は、前記第1図中に“C”で
示す後部中央部の支持装置であるが、“B”で示
す前部下端部の支持装置にも採用できる。
車体1に設けた開口部2を開閉するドア3の後
端部中央には、ドア内板3aに固着した支持アー
ム4に、ローラアーム5を垂直軸6を介して水平
方向に回動自在に枢着している。上記ローラアー
ム5の後端部には垂直な矩形状支持部5aを設け
ており、該支持部5aに前後方向に間隔をあけ
て、走行ローラ支持用の水平軸7と、案内ローラ
支持用の水平軸8を取り付けている。上記水平軸
7は下方に、水平軸8は上方に、上下に変位して
配置している。
上記走行ローラ支持用の水平軸7は先端に大径
部7aを有し、支持部5aと大径部7aの間にス
ペーサ9を介して走行ローラ10を回転自在に取
り付けている。また、大径部7aには円弧状の凹
部7bと該凹部7bの底面に、スプリング収納用
の小径の凹部7cを設けており、該凹部7cにス
プリング11を縮装すると共に、凹部7bにスラ
ストボール12を組み込んであり、スプリング1
1によりスラストボール12を外方へ突出させる
方向に付勢している。
上記案内ローラ支持用の水平軸8の先端部にも
ツバ状に突出した係止部8aを設けており、該係
止部8aと支持部5aとの間にスペーサ13を介
して、案内ローラ14を回転自在に取り付けてい
る。該スペーサ13と上記走行ローラ側のスペー
サ9とを同長としていることにより、案内ローラ
14と走行ローラ10との前端面を同一垂直面上
に位置させている。
車体1の外板1aには、断面略コ字状のガイド
レール15を固着しており、ガイドレール15の
前端部を外板1aに沿つて内側に向つて湾曲させ
ている。ガイドレール15は第4図に示す如く、
底部水平部15aと、車体取付用垂直部15b
と、該垂直部15bの上部を前方を屈折させた後
に垂直に上伸させたガイド用垂直部15cと、該
垂直部15cの上端より前方へ屈折した上面水平
部15dと、上面水平部15dの前端より下向き
に屈折したガイド用垂直部15eと、上記底部水
平部15aの前端より上向きに屈折したガイド用
垂直部15fとよりなる。
上記ガイドレール15内に、走行ローラ10及
び案内ローラ14は転動自在に組み込んであり、
走行ローラ10を底部水平部15a上に転動自在
に載置すると共に、同軸上のスラストボール12
を垂直部15bと当接させ、走行ローラ10の前
端面下端を垂直部15fに当接させている。一
方、案内ローラ14は、その外側面と内側面をそ
れぞれガイド用垂直部15e,15cに転動自在
に当接させている。
上記した構造の支持装置においては、ドア3の
垂直荷重は走行ローラ10とガイドレール15の
底部水平部15aで受けられる。また、左右方向
の案内は案内ローラ14とガイドレール15の垂
直部15e,15cにより行われ、左右方向の荷
重を受ける。かつ、走行ローラ10側においても
スラストボール12が垂直部15bに当接し、か
つ、走行ローラ10の前端面下端が垂直部15f
に当接するため、走行ローラ10自体も大きな摩
擦抵抗を受けることなく左右方向の規制を受け
る。よつて、ガイドレール15の曲り部では案内
ローラ14は上下荷重を受けることなく左右荷重
のみをうけて通過すると共に、走行ローラ10も
左右方向が規制されるため、大きな抵抗なくスム
ーズに通過することができる。
また、走行ローラ10は同軸上のスラストボー
ル12が常時垂直壁15bに当接しているため、
左右方向のガタは常時抑制される。
尚、この考案は上記実施例に限定されず、第6
図に示す如く、走行ローラ10′と案内ローラ1
4′を断面T字状に形成してもよい。その際、走
行ローラ10′は後端大径部10′aの下面と小径
部10′bの前端をガイドレール15′の水平部1
5′h,15′iに転動自在に載置され、上下荷重
を受けると共に、スラストボール12′と大径部
10′aの後端面がガイドレール15′の垂直面に
当接して左右方向の規制を受ける。一方、案内ロ
ーラ14′は大径部14′aの後端面がガイドレー
ル15′の垂直面に当接して、左右方向を規制す
る。
以上の説明より明らかなように、この考案に係
る支持装置によれば、走行ローラと同軸上にスラ
ストボールを取り付けて、ガイドレールの垂直部
に転動自在に当接させているため、走行ローラの
左右方向のガタは抑制されると共に、該走行ロー
ラと前後方向に間隔をおいて、かつ、走行ローラ
より上方に案内ローラを設け、該案内ローラをガ
イドレールの左右両側面に当接して左右方向の変
位を規制しているため、走行ローラの左右方向へ
の変位はほぼ完全に防止できる。このように、走
行ローラの左右方向が規制されるため、案内ロー
ラは1個設ければ足りることとなり、ローラの個
数を減らすことができる。よつて、構造簡単とな
り、安価に提供することができる。さらに、案内
ローラが走行ローラより上方に設けられてガイド
レールの上側で案内されるため、ドア開閉時にド
アの荷重を受けることがなく、よつて、ドアの開
閉動作をスムーズに行うことができる。さらにま
た、走行ローラより上方に案内ローラを配置して
いるため、走行振動によつてドアが上下に変位す
るのを抑えることができる等の種々の利点を有す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はスライドドアを設けた自動車の全体側
面図、第2図はこの考案に係る支持装置をセンタ
ーガイド部に設けた実施例の水平断面図、第3図
は第2図の要部拡大図、第4図はローラ機構とガ
イドレールとの嵌合状態を示す垂直断面図、第5
図は第3図の右側面図、第6図はこの考案の他の
実施例を示すもので第4図と同様な垂直断面図で
ある。 1……車体、2……開口部、3……ドア、4…
…支持アーム、6……垂直軸、5……ローラアー
ム、7,8……水平軸、10……走行ローラ、1
1……スプリング、12……スラストボール、1
4……案内ローラ、15……ガイドレール。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 自動車の側面に設けた開口部を開閉するスライ
    ドドアにして、該ドアを閉じた時はドアの外側面
    が車体の外側面と同一面にあると共に、該ドアを
    開けた時は車体の外側面に沿つて移動し、該ドア
    は前方の上下2箇所と後方の中央部1箇所で車体
    に対して支持されているスライドドアの支持装置
    において、 水平部と垂直部とを有するガイドレールを車体
    の前後方向に伸長させると共に前端部を内側に湾
    曲させて車体に取り付ける一方、 ドアに取り付けたローラアームに、水平軸を介
    して走行ローラを回転自在に取り付けると共に、
    該水平軸の先端にスラストボールを取り付け、上
    記走行ローラを上記ガイドレールの水平部上に転
    動自在に載置すると共にスラストボールを垂直部
    に当接する構成とする一方、上記ローラアームに
    は、上記走行ローラ支持用の水平軸よりも上方で
    かつ前後方向に間隔を隔てた位置においてガイド
    レールの垂直部に当接する案内ローラを回動自在
    に取り付けたことを特徴とする自動車用スライド
    ドアの支持装置。
JP18291580U 1980-12-18 1980-12-18 Expired JPS6112254Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18291580U JPS6112254Y2 (ja) 1980-12-18 1980-12-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18291580U JPS6112254Y2 (ja) 1980-12-18 1980-12-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57108417U JPS57108417U (ja) 1982-07-05
JPS6112254Y2 true JPS6112254Y2 (ja) 1986-04-17

Family

ID=29981705

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18291580U Expired JPS6112254Y2 (ja) 1980-12-18 1980-12-18

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JP2009052195A (ja) * 2007-08-23 2009-03-12 Aisin Seiki Co Ltd 車両用ローラ装置

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JPS57108417U (ja) 1982-07-05

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