JPS5913144Y2 - 車輛の出入口扉部の構造 - Google Patents
車輛の出入口扉部の構造Info
- Publication number
- JPS5913144Y2 JPS5913144Y2 JP1977031823U JP3182377U JPS5913144Y2 JP S5913144 Y2 JPS5913144 Y2 JP S5913144Y2 JP 1977031823 U JP1977031823 U JP 1977031823U JP 3182377 U JP3182377 U JP 3182377U JP S5913144 Y2 JPS5913144 Y2 JP S5913144Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- entrance
- exit door
- floating ball
- exit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Support Devices For Sliding Doors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車等の車輌の出入口扉部の構造に関するも
のである。
のである。
従来、第6図に示すように、マイクロバス、貨物自動車
等の出入口における扉dをオフセット移動して開閉せし
める摺動部材と案内手段が上部、下部および中央部にそ
れぞれ設けられていて、特に、下部摺動部材はスライド
扉dの大半の重量をうけて下部案内手段の平坦なメイン
レールf上を移動するメインローラmと、スライド扉d
が車体外板との接触を避けるために設けたオフセット軌
道のガイドレールQ内を従動するガイドローラgとが、
スライド扉dから延設したアームaの先端部に保持され
ているが、スライド扉dの開閉動作は各ローラm5gの
摩擦抵抗によって不円滑になり易く、そのため、労力を
多く費やし狭隘な場所に収容された各ローラ周辺は空隙
が少ないので点検、修理が困難であるなどの欠点があり
、その改善が強く望まれている。
等の出入口における扉dをオフセット移動して開閉せし
める摺動部材と案内手段が上部、下部および中央部にそ
れぞれ設けられていて、特に、下部摺動部材はスライド
扉dの大半の重量をうけて下部案内手段の平坦なメイン
レールf上を移動するメインローラmと、スライド扉d
が車体外板との接触を避けるために設けたオフセット軌
道のガイドレールQ内を従動するガイドローラgとが、
スライド扉dから延設したアームaの先端部に保持され
ているが、スライド扉dの開閉動作は各ローラm5gの
摩擦抵抗によって不円滑になり易く、そのため、労力を
多く費やし狭隘な場所に収容された各ローラ周辺は空隙
が少ないので点検、修理が困難であるなどの欠点があり
、その改善が強く望まれている。
また、上記メインローラmをフリーベアリングによって
形威し、スライド扉のオフセット移動の円滑化を図る技
術が提案されている(特開昭51−16525号公報参
照)が、メインローラとガイドローラとを必要とする点
では同様のものであり、構造が複雑化している。
形威し、スライド扉のオフセット移動の円滑化を図る技
術が提案されている(特開昭51−16525号公報参
照)が、メインローラとガイドローラとを必要とする点
では同様のものであり、構造が複雑化している。
本考案はかかる点に鑑みてなされたものであり、出入口
扉の上部、下部および中央部に設けた摺動部材が車体側
の案内手段によって案内され、扉の開閉移動時に鉄扉が
オフセット移動して開閉される車輌の出入口扉において
、前記出入口扉の下端部からL字形の扉受金が延設され
、該扉受金の先端部に遊動ボールが回転自在に支承され
て下部摺動部材を構成する一方、車体床下には受板上に
案内レールを配設して下部案内手段を構威し、上記下部
摺動部材の遊動ボールは、上記下部案内手段の受板上に
その案内レールに沿って移動可能に載置され、受板の上
方には前記遊動ボールの浮き上がりを制止する規制板が
配設されている車輌の出入口扉部の構造を提供し、出入
口扉の開閉を摩擦抵抗少なく、かつ円滑に動作するよう
にし、前記の欠点を解消することを目的とするものであ
る。
扉の上部、下部および中央部に設けた摺動部材が車体側
の案内手段によって案内され、扉の開閉移動時に鉄扉が
オフセット移動して開閉される車輌の出入口扉において
、前記出入口扉の下端部からL字形の扉受金が延設され
、該扉受金の先端部に遊動ボールが回転自在に支承され
て下部摺動部材を構成する一方、車体床下には受板上に
案内レールを配設して下部案内手段を構威し、上記下部
摺動部材の遊動ボールは、上記下部案内手段の受板上に
その案内レールに沿って移動可能に載置され、受板の上
方には前記遊動ボールの浮き上がりを制止する規制板が
配設されている車輌の出入口扉部の構造を提供し、出入
口扉の開閉を摩擦抵抗少なく、かつ円滑に動作するよう
にし、前記の欠点を解消することを目的とするものであ
る。
以下、本考案の構成を実施例につき図面に基づいて説明
する。
する。
1は自動車2の出入口3における出入口扉であって、該
出入口扉1の上部、下部および沖央部に、それぞれ出入
口扉1を保持しながら外側方(第3図で左側鎖線位置)
へオフセット移動して開閉する上部案内手段4、下部案
内手段5および中央部案内手段6が装設されている。
出入口扉1の上部、下部および沖央部に、それぞれ出入
口扉1を保持しながら外側方(第3図で左側鎖線位置)
へオフセット移動して開閉する上部案内手段4、下部案
内手段5および中央部案内手段6が装設されている。
前記上部案内手段4は、車体の内面(第3図で右側)の
天井に前記出入口3と接する位置に、軌道が内方から外
方に向って変位し、長さが前記出入口3の間口に匹敵し
、溝形断面を有する上部ガイドレール9が固設されてな
り、該上部ガイドレール9上に上部摺動部材12の上部
ガイドローラ10が転勤自在に遊嵌され、該上部ガイド
ローラ10は、前記出入口扉1の内面(第3図で右側)
から曲折して上方へ延設された支持杆11の先端部に支
持され、該支持杆11と上部ガイドローラ10とによっ
て上部摺動部材12が構成されている。
天井に前記出入口3と接する位置に、軌道が内方から外
方に向って変位し、長さが前記出入口3の間口に匹敵し
、溝形断面を有する上部ガイドレール9が固設されてな
り、該上部ガイドレール9上に上部摺動部材12の上部
ガイドローラ10が転勤自在に遊嵌され、該上部ガイド
ローラ10は、前記出入口扉1の内面(第3図で右側)
から曲折して上方へ延設された支持杆11の先端部に支
持され、該支持杆11と上部ガイドローラ10とによっ
て上部摺動部材12が構成されている。
また、前記中央部案内手段6は、車体の中央高さの外側
に前記出入口3後部(第2図で右側)から車体後方に向
って、長さが出入口3の間口に匹敵してC形断面を有す
る中央部ガイドレール13が固設されてなり、該中央部
ガイドレール13内に、中央部ガイドローラ14が、前
記出入口扉1の後端部15の支持枠16に枢着された回
動アーム17により転動自在に遊嵌され、該回動アーム
と前記中央部ガイドローラ14とにより、中央部摺動部
材18が構成されている。
に前記出入口3後部(第2図で右側)から車体後方に向
って、長さが出入口3の間口に匹敵してC形断面を有す
る中央部ガイドレール13が固設されてなり、該中央部
ガイドレール13内に、中央部ガイドローラ14が、前
記出入口扉1の後端部15の支持枠16に枢着された回
動アーム17により転動自在に遊嵌され、該回動アーム
と前記中央部ガイドローラ14とにより、中央部摺動部
材18が構成されている。
一方、出入口扉1外面(第3図で左側)の前方下端部に
は、該下端部から車体の床部材20下方に向って横方向
に延びるL字形の扉安全22が固設され、該扉安全22
は補強リブ21を有するとともに先端部23には、ハウ
ジング24とカバー25とによる保持器26がボルト2
7により装着されており、該保持器26に遊動ボール2
8が回転自在に保持されて下部摺動部材29を構成し、
また、前記床部材20下方には、該床部材20に沿って
外側方に開口部30を有する受板31が配設され、該受
板31上面に内方から外方に変位する案内レール32.
32が固着されており、該案内レールに沿って前記遊動
ボール28が転動可能になるように下部摺動部材29が
載置されている。
は、該下端部から車体の床部材20下方に向って横方向
に延びるL字形の扉安全22が固設され、該扉安全22
は補強リブ21を有するとともに先端部23には、ハウ
ジング24とカバー25とによる保持器26がボルト2
7により装着されており、該保持器26に遊動ボール2
8が回転自在に保持されて下部摺動部材29を構成し、
また、前記床部材20下方には、該床部材20に沿って
外側方に開口部30を有する受板31が配設され、該受
板31上面に内方から外方に変位する案内レール32.
32が固着されており、該案内レールに沿って前記遊動
ボール28が転動可能になるように下部摺動部材29が
載置されている。
該案内レール32.32と遊動ボール28とは、前記保
持器26の浮き上がりを制止するために上方に設けた規
制板33で覆われている。
持器26の浮き上がりを制止するために上方に設けた規
制板33で覆われている。
該規制板は前記扉安全22が移動に必要なる最小限の遊
隙34を保ってボルト35により前記床部材20の下面
に固設され、前記受板31.案内レール32.32およ
び規制板33により下部案内手段5が構成されている。
隙34を保ってボルト35により前記床部材20の下面
に固設され、前記受板31.案内レール32.32およ
び規制板33により下部案内手段5が構成されている。
36は出入口扉1と出入口3の当接部の間を密封するた
めに出入口扉に固着されたシール材、37゜38は支持
杆11および扉安全22をそれぞれ出入口扉1に装着す
るボルト、39は出入口扉1を開閉するためのハンドル
、40はハンドルロック、41は施錠手段である。
めに出入口扉に固着されたシール材、37゜38は支持
杆11および扉安全22をそれぞれ出入口扉1に装着す
るボルト、39は出入口扉1を開閉するためのハンドル
、40はハンドルロック、41は施錠手段である。
上記の構造において、出入口扉1を開閉するときは、該
出入口扉の大半の重量は扉安全22を介して保持器26
内の遊動ボール28に負荷されるが、該遊動ボール28
は常に案内レール32.32によって2点支持されてい
るので、該案内レールの軌道を蛇行しながら円滑に転動
する。
出入口扉の大半の重量は扉安全22を介して保持器26
内の遊動ボール28に負荷されるが、該遊動ボール28
は常に案内レール32.32によって2点支持されてい
るので、該案内レールの軌道を蛇行しながら円滑に転動
する。
また、出入口扉1に連結する各部材のいずれかに、振動
その他の原因によって上向きの外力をうけたときは、保
持器26の上面が規制板33に当接して、遊動ボール2
8が案内レール32.32から離脱するのを確実に制止
することができる。
その他の原因によって上向きの外力をうけたときは、保
持器26の上面が規制板33に当接して、遊動ボール2
8が案内レール32.32から離脱するのを確実に制止
することができる。
本考案は上記の構成であるから、出入口扉の開閉時にお
ける摩擦抵抗が著しく低下して取扱いの労力が軽減され
るので、点検、修理や扉の交換が容易となり、しかも、
遊動ボールは扉の重量支持作用と移動案内作用とを兼ね
備え、部品が少なくなって構造が簡略化されることによ
って製作工数が短縮され、たやすく量産化しつる優れた
効果を有するものである。
ける摩擦抵抗が著しく低下して取扱いの労力が軽減され
るので、点検、修理や扉の交換が容易となり、しかも、
遊動ボールは扉の重量支持作用と移動案内作用とを兼ね
備え、部品が少なくなって構造が簡略化されることによ
って製作工数が短縮され、たやすく量産化しつる優れた
効果を有するものである。
図面は本考案の実施態様を例示し、第1図は貨物自動車
の外観斜視図、第2図は出入口扉部分の正面図、第3図
は第2図のlll−III線における断面図、第4図は
第3図のA部拡大図、第5図は第2図の■−■線におけ
る断面図、第6図は従来例を説明する出入口扉下部構造
の拡大図である。 1・・・出入口扉、2・・・自動車、3・・・出入口、
5・・・下部案内手段、20・・・床部材、22・・・
扉安全、26・・・保持器、28・・・遊動ボール、3
1・・・受板、32・・・案内レール、33・・・規制
板。
の外観斜視図、第2図は出入口扉部分の正面図、第3図
は第2図のlll−III線における断面図、第4図は
第3図のA部拡大図、第5図は第2図の■−■線におけ
る断面図、第6図は従来例を説明する出入口扉下部構造
の拡大図である。 1・・・出入口扉、2・・・自動車、3・・・出入口、
5・・・下部案内手段、20・・・床部材、22・・・
扉安全、26・・・保持器、28・・・遊動ボール、3
1・・・受板、32・・・案内レール、33・・・規制
板。
Claims (1)
- 出入口扉の上部、下部および中央部に設けた摺動部材が
車体側の案内手段によって案内され、扉の開閉移動時に
鉄扉がオフセット移動して開閉される車輌の出入口扉に
おいて、前記出入口扉の下端部からL字形の扉受金が延
設され、該扉受金の先端部に遊動ボールが回転自在に支
承されて下部摺動部材を構成する一方、車体床下には受
板」二に案内レールを配設して下部案内手段を構威し、
上記下部摺動部材の遊動ボールは、上記下部案内手段の
受板上にその案内レールに沿って移動可能に載置され、
受板の上方には前記遊動ボールの浮き上がりを制止する
規制板が配設されていることを特徴とする車輌の出入口
扉部の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977031823U JPS5913144Y2 (ja) | 1977-03-15 | 1977-03-15 | 車輛の出入口扉部の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977031823U JPS5913144Y2 (ja) | 1977-03-15 | 1977-03-15 | 車輛の出入口扉部の構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53126213U JPS53126213U (ja) | 1978-10-06 |
JPS5913144Y2 true JPS5913144Y2 (ja) | 1984-04-19 |
Family
ID=28884138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977031823U Expired JPS5913144Y2 (ja) | 1977-03-15 | 1977-03-15 | 車輛の出入口扉部の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5913144Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102618161B1 (ko) * | 2017-06-26 | 2023-12-27 | 가부시끼 가이샤 구보다 | 수확기 |
JP6861107B2 (ja) * | 2017-06-26 | 2021-04-21 | 株式会社クボタ | コンバイン |
JP6899711B2 (ja) * | 2017-06-26 | 2021-07-07 | 株式会社クボタ | コンバイン |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5116525A (en) * | 1974-07-30 | 1976-02-09 | Fruehauf Japan | Unpanyokino suraidodoaa |
-
1977
- 1977-03-15 JP JP1977031823U patent/JPS5913144Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5116525A (en) * | 1974-07-30 | 1976-02-09 | Fruehauf Japan | Unpanyokino suraidodoaa |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53126213U (ja) | 1978-10-06 |
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