JPS6212658Y2 - - Google Patents

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JPS6212658Y2
JPS6212658Y2 JP1309181U JP1309181U JPS6212658Y2 JP S6212658 Y2 JPS6212658 Y2 JP S6212658Y2 JP 1309181 U JP1309181 U JP 1309181U JP 1309181 U JP1309181 U JP 1309181U JP S6212658 Y2 JPS6212658 Y2 JP S6212658Y2
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JP
Japan
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door
rail
vehicle body
sliding
cab
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JP1309181U
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JPS57125874U (ja
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  • Support Devices For Sliding Doors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案はキヤブオーバ型自動車の運転室の側
面開口部を開閉するスライドドアの案内装置に関
する。
[従来技術] 従来、バン型自動車のリヤドアを構成するスラ
イドドアは、ドアの側面形状がほぼ長方形であつ
て、該スライドドアの後方は固定パネル面を有す
るため、この種のスライドドアの構成は一般に、
ドアの上部とほぼ中央部と下部の3ケ所にローラ
を設け、該ローラに対応する車体の開口部上縁、
後方パネル面、開口部下縁にそそれぞれレールを
長手方向に配設している。
しかし、キヤブオーバ型自動車の運転室の側面
開口部を開閉するドアをスライドドアとして構成
する場合には、このスライドドアは一般に側面形
状が多角形状で複雑であり、とくにドア下辺の形
状は、第2図に示すように、後部の大半をホイー
ルアーチ状に切欠いた形状であり、該スライドド
アの前、後に別のドアを備え、あるいは、該スラ
イドドアの前、後に所要長さの固定パネル面を有
していないため、前記のようなドアの上部、中
部、下部の3ケ所のローラに対応させてそれぞれ
長手方向にレールを配設することは困難である。
したがつて、この種のスライドドアの案内装置
としては、該スライドドアの高さ方向のほぼ中央
部に水平に矩形断面の鋼管等よりなる中央レール
を設け、該中央レールの外周を覆うように滑動部
材を設け、該滑動部材と車体内部の所定位置とを
一対のアームにより揺動自在に連結したスライド
ドアの案内装置が提案されている。
[考案が解決しようとする問題点] 前記のように一本の中央レールによつてスライ
ドドアを滑動案内する装置では、中央レールと滑
動部材との必要不可欠の隙のために、ドアの上下
端の車両へ向う方向の横揺れが大きく、これを少
なくするためレール断面を大きくしたり、滑動部
材の長さを増すことが必要となり、ドアの重量が
増大してドアの開閉操作が重くなる恐れがある。
この考案は前記問題点に鑑み、前記中央部のメ
インレールの他にサブレールを側面開口部上縁の
室外にあるルーフドリツプに取付けてスライドド
アの操作性および耐久性の向上を図つたキヤブオ
ーバ型自動車の側面開口部を開閉するスライドド
アに最適な案内装置を提供することを課題とす
る。
[問題点を解決するための手段] この考案の車両用スライドドアの案内装置は、
キヤブオーバ型自動車の運転室側面に設けるスラ
イドドアにおいて、該ドアの高さ方向のほぼ中央
部に両端がドア内面に固着された水平のメインレ
ールを設け、該メインレールを長手方向に移動可
能に支持する滑動部材と、該滑動部材に一端を軸
支し他端を車体内部に枢支して、該ドアを車体外
方に水平に旋回する一対の支持アームとを設ける
とともに、ドアの上端に車体に向かうアームを設
け、該アームの先端に枢着したローラを案内する
サブレールを車体のルーフ側部のルーフドリツプ
に固着してなるものである。
[実施例] この考案の実施例について、図面に従つて説明
すると、車体1のドア2の開口部11後縁内部に
支持部材3がブラケツト12を介して固着してあ
り、支持部材3には一対の支持アーム31,32
の基端がそれぞれ垂直軸33,34により軸支さ
れており、支持アーム31,32は垂直軸33,
34を回転中心として車体1の外方に向けて水平
に旋回できるようになつている。支持アーム3
1,32の先端は後述するように滑動部材5に軸
支してある。開口部11を閉鎖するドア2の内面
にはドア2の前後方向と平行にメインレール4が
設けられ、該メインレール4はその両端がドア2
の内面に固着されている。メインレール4は、第
4図および第5図に示すように、滑動部材5の本
体51の中を貫通している。滑動部材5は本体5
1とその下部に一体に設けた保持部52とからな
る。本体51の内部にはメインレール4の上面お
よび下面に接しているローラ53・53,54・
54と側面に接しているローラ55・55,5
6・56が取付けてあつて、メインレール4を滑
動部材5に対して長手方向に移動できるように支
持している。滑動部材5の保持部52には、前述
の支持アーム31,32の先端が、垂直軸35,
36によつて軸支されている。第4図において、
7はドア2の振り出し位置においてメインレール
4を停止させるストツパである。8は、ドア2が
振り出されて移動する時その先端が支持アーム3
1のロツク部材9に係合してドア2の突出状態を
保持するロツクレバーである。つぎに、第2図お
よび第3図に示すように、開口部11の上縁のル
ーフドリツプ13にサブレール6が取付けてあ
り、該サブレール6は、C字形断面の本体6a
と、その一端を下方に延在した取付部6bとから
なる杓子状断面に成形され、その上端にはローラ
61を嵌挿する溝6cが形成されている。該サブ
レール6は本体6aの開口部を外方にして取付部
6bがルーフドリツプ13の外壁に固着してあ
る。アーム62は逆L字状に形成され、その先端
は、サブレール6の溝6c内を転動する前記ロー
ラ61が枢着され、その基端はドア2のサツシユ
21の上辺に固着されている。アーム62は、ド
ア2の移動に伴うメインレール4の移動に同調し
て移動する。前記サブレール6の先端部は内方に
湾曲しており、ドア2の振り出し時に支持アーム
31,32が旋回する際ドア2の回動に同調して
ローラ61が移動できるようになつている。
上記構成の案内装置について説明すると、ドア
2が閉じている状態(第6図)において、ドア2
を解錠したのち車体1の後方に移動させるように
力を加えると、支持アーム31,32は外方に向
けて旋回し、ドア2は、第7図に示すように車体
1の外方に振り出されることになる。この状態で
ドア2を第7図の左方に移動すると、ドア2はメ
インレール4が滑動部材5に沿つて移動し、かつ
アーム62が、第2図に示すようにサブレール6
に沿つて移動してドア2は開いた状態になる。こ
の場合ドア2はメインレール4を介して支持され
る他に、第3図に示すように開口部11の上縁の
ルーフドリツプ13に取付けられたサブレール6
によつてドア2の上端が保持されるため、ドア2
は左右方向に横揺れすることなく安定した状態で
移動する。
[考案の効果] この考案の車両用スライドドアの案内装置は、
キヤブオーバ型自動車の運転室側面に設けるスラ
イドドアにおいて、該ドアの高さ方向のほぼ中央
部に両端がドア内面に固着された水平のメインレ
ールを設け、該メインレールを長手方向に移動可
能に支持する滑動部材と、該滑動部材に一端を軸
支し他端を車体内部に枢支して、該ドアを車体外
方に水平に旋回する一対の支持アームとを設ける
とともに、ドアの上端に車体に向かうアームを設
け、該レールの先端に枢着したローラを案内する
サブレールを車体のルーフ側部のルーフドリツプ
に固着した構造で、前記ドアの中央部のメインレ
ールの他に上端のサブレールを介して支持するよ
うにしたので、スライドドアは安定的に突出状態
に保持され、移動中に上下端の横揺れは起らな
い。またメインレールの断面形状を小さくするこ
とができるため、ドア全体の重量が軽減されて操
作力も低減される。また、この考案のサブレール
は、運転室の構造部材として一体に組込む構造と
はせず、ルーフドリツプに別途付加する構造とし
たので、一般のヒンジ式ドアと、この考案のスラ
イド式ドアを設ける車両を並行生産する場合、生
産性の向上および製造コスト低減の上で有利であ
る。とくに、この考案のスライドドアの案内装置
は、サブレールを車体の室外、かつ開口部よりも
外側のルーフドリツプに設けたので、室内に突出
物が全く形成されることなく、乗降および着座時
に動作の妨げとなることは全くない等の効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図はこの考案の車両用スライ
ドドアの案内装置をキヤブオーバ型自動車のドア
に適用した実施例を示し、第1図は全体概略側面
図、第2図はドアを開放した状態を示す全体概略
斜視図、第3図は第2図の−線に沿う拡大断
面図、第4図はメインレールに係わる構成の詳細
を示す側面図、第5図は第4図の−線に沿う
断面図、第6図は第1図の−線に沿う断面
図、第7図はドアが振り出された状態を示す第6
図と同様の断面図である。 1……車体、2……ドア、3……支持部材、3
1,32……支持アーム、33,34,35,3
6……垂直軸、4……メインレール、5……滑動
部材、53,54,55,56……ローラ、6…
…サブレール、61……ローラ、62……アー
ム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キヤブオーバ型自動車の運転室側面に設けるス
    ライドドアにおいて、該ドアの高さ方向のほぼ中
    央部に両端がドア内面に固着された水平のメイン
    レールを設け、該メインレールを長手方向に移動
    可能に支持する滑動部材と、該滑動部材に一端を
    軸支し他端を車体内部に枢支して、該ドアを車体
    外方に水平に旋回する一対の支持アームとを設け
    るとともに、ドアの上端に車体に向かうアームを
    設け、該アームの先端に枢着したローラを案内す
    るサブレールを車体のルーフ側部のルーフドリツ
    プに固着してなる車両用スライドドアの案内装
    置。
JP1309181U 1981-01-30 1981-01-30 Expired JPS6212658Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1309181U JPS6212658Y2 (ja) 1981-01-30 1981-01-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1309181U JPS6212658Y2 (ja) 1981-01-30 1981-01-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57125874U JPS57125874U (ja) 1982-08-05
JPS6212658Y2 true JPS6212658Y2 (ja) 1987-04-02

Family

ID=29811181

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1309181U Expired JPS6212658Y2 (ja) 1981-01-30 1981-01-30

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JPS57125874U (ja) 1982-08-05

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