JPH0145317Y2 - - Google Patents

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JPH0145317Y2
JPH0145317Y2 JP1984026999U JP2699984U JPH0145317Y2 JP H0145317 Y2 JPH0145317 Y2 JP H0145317Y2 JP 1984026999 U JP1984026999 U JP 1984026999U JP 2699984 U JP2699984 U JP 2699984U JP H0145317 Y2 JPH0145317 Y2 JP H0145317Y2
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JP
Japan
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door body
roller
support arms
section
rail
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JP1984026999U
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JPS60138977U (ja
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  • Support Devices For Sliding Doors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本案はバン型トラツク、トレーラー等のスライ
ド式扉を採用する箱型式車体の側壁に関するもの
で、該側壁に開設した積荷搬出入用の開口部に対
する扉体の開閉動作を円滑に行うことを目的とす
るものである。
従来この種の車体では側壁の開口部に扉枠を周
設し、一方扉体にはシール部材を連設して扉枠に
出入自在に嵌合し、扉枠の上部、中部、下部に設
けたガイドレールに沿つて扉体を前後に走行可能
としたスライド式開閉扉の構成が用いられてい
る。しかしながら従来の構造では第1図および第
2図に示すように扉体1の上端に取付けた垂直軸
35に支持アーム37を枢着し、車体側壁に設け
た直線ガイドレール30に沿つて走行するローラ
ーを該支持アーム37の先端に軸支し、さらに該
直線ガイドレール30の外方に並設され扉体の閉
鎖時に扉体を開口部に案内するよう前方部分を曲
線経路32に形成されたサイドレール部31を走
行する案内ローラー36を支持アーム37の中間
に軸支して扉体を開閉する方式であるが、これら
のローラーは第1図に示すように支持アーム37
をはさんで上下反対側にlだけオフセツトして位
置することになるのでサイドローラー部を案内ロ
ーラーが走行するときには前記扉体の垂直軸と直
角方向に回転モーメントMが発生する。その場合
ローラー支持アーム37とその垂直軸部35のガ
タすなわち隙間分や、ローラー36とガイドレー
ル間のガタだけ支持アーム37が垂直軸35と直
角方向に回転し、支持アーム7を取付けている扉
体の上部がその下方部分にくらべ開きおくれた
り、閉まりおくれたり、さらに開閉時に接触部分
で軋み音を発したりなど円滑な作動が行われない
傾向がある。また扉体が重い場合や扉体のゴムレ
ールが扉枠からはなれにくい場合やローラー支持
アームがスムースに起きない場合があるが、これ
は直線ガイドレール部のローラーを中心としてロ
ーラー支持アームが回転し、曲線形のサイドレー
ル部のローラーを押し上げるような形で支持アー
ムが起き上るのであるがその際扉体の支持点が直
線ガイドレール部のローラーからの距離が長いの
で扉体を外方へ向つて出す力が弱いためである。
本案はこれらの不具合を改良するための対策を
具体化したものである。図面に示す実施例につい
て詳説すれば第3図および第4図に示すように屋
根部ルーフレール20下側の車体側壁を形成する
上部ヘツダー9に外向きコ字形断面の凹所10を
形成し、該凹所10の頭部と底部には上下複数の
直線ガイドレール部11,12を設け、さらに両
ガイドレール11,12間の外方に並行し且つ前
方部分が曲線径路17を形成して凹所10内に終
点をもつサイドレール15を設け、いずれかの支
持アームの中間に軸支された案内ローラー16を
摺動可能に係合させる。一方扉体1にはその上方
に向つてブラケツト2を突設して上端に扉体ロー
ラー3を支持する垂直軸5を設ける。この垂直軸
5はブラケツト2にビス25止めされた断面コ字
形のフオーク片4に支持され、垂直軸5には上下
2本の支持アーム6,7を枢着してその先端に
夫々ローラー13,14を軸支対設して夫々前記
上下の直線ガイドレール11,12に摺動可能に
係合させる。本実施例ではさらに扉体1の閉鎖時
には支持アーム6,7は直線ガイドレールの方向
に一致して凹所10内に収容されるように直線ガ
イドレールの前方には扉体ローラー3に当接して
これを案内する傾斜面18を具えた案内部材19
を設けることができる。上下2本の支持アーム
6,7は補強板8によつて結合され、本実施例で
は、案内ローラー16は下側支持アーム7の側壁
寄りに軸16aで支持され、断面下向きU字形の
サイドレール15に係合させ、サイドレール15
は凹所10にビス26止めされたブラケツト22
に開口部を下側にして取付けられる。13a,1
4aは夫々上下ローラー13,14の軸で前記支
持アーム6,7に固定される。27は扉体1上端
に取付けたゴムシール片で閉鎖時には仮想線で示
すように扉枠を形成する上部ヘツダー9の下部片
に当接する。なお第4図に示すように23はフオ
ーク4に取付けたストツパーであつて、支持アー
ムが直線ガイドレール或は扉体1の面に対しほゞ
直角をなす状態すなわち“起きた”ときに支持ア
ーム側のストツパー24と当接してその90゜状態
を保持させる。
本案の扉体をその閉鎖状態から開扉するときに
は直線ガイドレールと上下ローラー13,14の
接点を結ぶ線を回転軸として支持アームの回転す
なわち起き上りを始めるが、案内ローラー16も
上記回転軸のまわりに曲線径路17の転動を促進
して支持アーム6,7の起き上りを容易にする。
また閉扉の際には扉体ローラー3は前記ローラー
接点の形成する回転軸により支持アームが着実に
凹所内に誘動し、支持アームは直線ガイドレール
と一直線を形成して収容される。この場合も案内
部材の傾斜面があればその収容作用は一層円滑で
あつて無理がなく行われる。
本案は叙上の構成であつて、直線ガイドレール
を凹所内に上下に配設し夫々上下のローラーを係
合走行させるとともにこれら上下直線ガイドレー
ルの中間に外方に突出して曲線径路のサイドレー
ルを張設して案内ローラーを従来のように垂直軸
を扉の走行方向前後に傾斜させるモーメントの発
生を防止し、各ローラーとレールの接点は恰も三
角形を形成し直線ガイドレールの上下ローラーの
接点を底辺且つ軸線とし頂点に相当する位置をサ
イドレールのローラーが走行することになり、扉
体はこれら三角形の接点を支持部として動き始め
ることになるので、その扉体の支持とともに開閉
動作は頗る安定し且つ円滑であり、扉の走行中に
生ずる軋み音の発生を防止し、さらに本実施例に
示すごとく直線ガイドレールの前方の凹所内に傾
斜面を具えた案内部材を付設すれば扉体ローラー
はこの傾斜面に誘動され、その開閉時の動きは一
層安定且つ円滑である。さらに第5図に示すよう
に各ガイドレールはいずれも下向き開口に形成さ
れているときには従来の上向き開口レールで雪、
塵埃、水等がたまり易い欠点があるのを防止され
る。第6図に示す断面のものは別の実施例を示す
もので、サイドレールは上向き開口レールであ
り、これを走行する案内ローラーは上部支持アー
ムに軸支され、扉体ローラーは垂直軸の中間位置
に支持される。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の車体側壁レール構造の要部を示
す側面図、第2図は仝じくその平面図、第3図は
本案側壁要部正面図、第4図は本案車体側壁要部
の側面図、第5図は仝じくその平面図、第6図は
別の実施例の要部側面図である。 1……扉体、2……ブラケツト、3……扉体ロ
ーラー、4……フオーク片、5……垂直軸、6,
7……支持アーム、8……支持アーム補強板、9
……上部ヘツダー、10……凹所、11,12…
…上下直線ガイドレール、11a……垂片、1
3,14……上下ローラー、15……サイドレー
ル、16……案内ローラー、13a,14a,1
6a……ローラー軸、18……傾斜面、19……
案内部材、20……ルーフレール、21……ルー
フシート、22……サイドレールブラケツト、2
3,24……ストツパー、25,26……ビス、
27……ゴムシール。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 屋根部下側の車体側壁上部ヘツダーに扉体開
    閉の直線ガイドレール部を設けたバン型トラツ
    ク、トレーラー等の車体において、扉体1の上
    方にブラケツト2を突設してその端部に垂直軸
    5を設け、該垂直軸5にほぼ水平方向に上下2
    本の支持アーム6,7を回動可能に取付け、該
    支持アーム6,7端に軸支したローラー13,
    14を、外向きに断面コ字形の凹所10内に設
    ける上下の直線ガイドレール部11,12に沿
    つて夫々摺動可能に上下に対設し、一方、前記
    直線レール部11,12の中間位置で外方に突
    出してほぼ平行する部分と扉体1の閉鎖時に前
    記凹所10に向つて曲線的に合流する部分とか
    ら成るサイドレール15を併設して、前記両支
    持アームの中間に該支持アームのいずれか一方
    に軸支したサイドローラ16を係合させて成る
    バン型トラツク、トレーラー等の車体側壁。 (2) 前記サイドレール15は下向き開口の断面U
    字形部材から成る実用新案登録請求の範囲第1
    項記載のバン型トラツク、トレーラー等の車体
    側壁。
JP2699984U 1984-02-27 1984-02-27 バン型トラツク,トレ−ラ−等の車体側壁 Granted JPS60138977U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2699984U JPS60138977U (ja) 1984-02-27 1984-02-27 バン型トラツク,トレ−ラ−等の車体側壁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2699984U JPS60138977U (ja) 1984-02-27 1984-02-27 バン型トラツク,トレ−ラ−等の車体側壁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60138977U JPS60138977U (ja) 1985-09-13
JPH0145317Y2 true JPH0145317Y2 (ja) 1989-12-27

Family

ID=30523539

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JP2699984U Granted JPS60138977U (ja) 1984-02-27 1984-02-27 バン型トラツク,トレ−ラ−等の車体側壁

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0414626Y2 (ja) * 1985-10-21 1992-04-02

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58118173U (ja) * 1982-02-03 1983-08-12 東京車輌株式会社 自動車の荷箱のドア−装置

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Publication number Publication date
JPS60138977U (ja) 1985-09-13

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