JPS6134901Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6134901Y2 JPS6134901Y2 JP1981053639U JP5363981U JPS6134901Y2 JP S6134901 Y2 JPS6134901 Y2 JP S6134901Y2 JP 1981053639 U JP1981053639 U JP 1981053639U JP 5363981 U JP5363981 U JP 5363981U JP S6134901 Y2 JPS6134901 Y2 JP S6134901Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sliding door
- rail
- roller
- side sill
- supported
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 2
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 2
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Support Devices For Sliding Doors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は自動車のスライドドアの下部支持構
造に関するものである。
造に関するものである。
自動車のドアを水平方向にスライドして開閉す
るスライドドアを採用したバン型自動車などの車
両において、スライドドアの下部支持構造とし
て、従来第4図に示すものが知られている。
るスライドドアを採用したバン型自動車などの車
両において、スライドドアの下部支持構造とし
て、従来第4図に示すものが知られている。
同図において、20はスライドドア、21はス
テツプ、22はサイドシルアツパを示し、上記ス
ライドドア20の下部に一端が取り付けられたブ
ラケツト23の他端に、ローラアーム24が取り
付けられ、このローラアーム24の下端に走行ロ
ーラ25を、上端に案内ローラ26をそれぞれ回
動自在に支持し、走行ローラ25はサイドシルア
ツパ22上を走行し、案内ローラ26はステツプ
21の下面に設けられたガイドレール27に案内
されて転動するように構成されており、上記ステ
ツプ21とサイドシルアツパ22とで形成される
空間28が外側に向けて開口29した状態を呈し
ているため、ステツプ21を踏み付けて乗降する
際に履物に付着している土泥がステツプ21下面
に浸入付着し、さらに案内ローラ26や走行ロー
ラ25の転動部に入り込んでローラを故障させ、
スライドドア20の円滑な開閉動作に支障をきた
す事態を生じる問題がある。
テツプ、22はサイドシルアツパを示し、上記ス
ライドドア20の下部に一端が取り付けられたブ
ラケツト23の他端に、ローラアーム24が取り
付けられ、このローラアーム24の下端に走行ロ
ーラ25を、上端に案内ローラ26をそれぞれ回
動自在に支持し、走行ローラ25はサイドシルア
ツパ22上を走行し、案内ローラ26はステツプ
21の下面に設けられたガイドレール27に案内
されて転動するように構成されており、上記ステ
ツプ21とサイドシルアツパ22とで形成される
空間28が外側に向けて開口29した状態を呈し
ているため、ステツプ21を踏み付けて乗降する
際に履物に付着している土泥がステツプ21下面
に浸入付着し、さらに案内ローラ26や走行ロー
ラ25の転動部に入り込んでローラを故障させ、
スライドドア20の円滑な開閉動作に支障をきた
す事態を生じる問題がある。
この考案は上記の問題に鑑みなされたもので、
ガイドレールやローラに対する土泥の浸入付着を
防止し、常時円滑にスライドドアを開閉動作させ
得るようにした自動車のスライドドアの下部支持
構造を提供することを目的とする。
ガイドレールやローラに対する土泥の浸入付着を
防止し、常時円滑にスライドドアを開閉動作させ
得るようにした自動車のスライドドアの下部支持
構造を提供することを目的とする。
この考案にかかる自動車のスライドドアの下部
支持構造は、略水平面状のステツプとL字状のサ
イドシルとで形成されて車外側へ開口する空間内
で、チヤンネル状のレールが、その開口を室内側
に向けて、かつ、上記サイドシルの底面との間に
空隙を有して、上記ステツプの下面に吊り下げら
れている。
支持構造は、略水平面状のステツプとL字状のサ
イドシルとで形成されて車外側へ開口する空間内
で、チヤンネル状のレールが、その開口を室内側
に向けて、かつ、上記サイドシルの底面との間に
空隙を有して、上記ステツプの下面に吊り下げら
れている。
したがつて、上記ステツプを踏み付けて乗降す
る際、履物に付着している土泥が上記レール内に
侵入しない。
る際、履物に付着している土泥が上記レール内に
侵入しない。
以下、この考案の実施例を図面にしたがつて説
明する。
明する。
第1図は、この考案を適用したスライドドアを
設けた自動車の全体側面図であり、同図において
車体1の側壁中央部に設けた開口部2を開閉する
スライドドア3は、車体1の外側に沿つて後方へ
スライドさせることによつて開放し、前方へスラ
イドさせることで車体1の外面と面一状に閉成す
るように構成されている。
設けた自動車の全体側面図であり、同図において
車体1の側壁中央部に設けた開口部2を開閉する
スライドドア3は、車体1の外側に沿つて後方へ
スライドさせることによつて開放し、前方へスラ
イドさせることで車体1の外面と面一状に閉成す
るように構成されている。
上記スライドドア3は、前端上部Aと下部Bお
よび後端中央部Cの三点にローラ機構を設けると
ともに、上記各部A,B,Cに対応する車体1側
にガイド機構を設けた三点支持の構造としてい
る。
よび後端中央部Cの三点にローラ機構を設けると
ともに、上記各部A,B,Cに対応する車体1側
にガイド機構を設けた三点支持の構造としてい
る。
スライドドア3の前端下部Bには、第2図およ
び第3図で示すように、ほぼL字形のブラケツト
4が取り付けられ、このブラケツト4はスライド
ドア3に一端が取り付けられた水平部4aと、上
端にローラアーム5を揺動自在に支持する垂直部
4bとで形成されている。
び第3図で示すように、ほぼL字形のブラケツト
4が取り付けられ、このブラケツト4はスライド
ドア3に一端が取り付けられた水平部4aと、上
端にローラアーム5を揺動自在に支持する垂直部
4bとで形成されている。
6はステツプ、7はサイドシル、詳しくはサイ
ドシルアツパで、これらステツプ6とサイドシル
アツパ7とで空間8を形成している。
ドシルアツパで、これらステツプ6とサイドシル
アツパ7とで空間8を形成している。
9はチヤネル状のレールを示す。このレール9
は上記ステツプ6の下面に、たとえばステー10
を介して吊り下げられ、その開口9aを室内側に
向けているとともに、サイドシルアツパ7の底面
7aとの間に空隙14を有している。
は上記ステツプ6の下面に、たとえばステー10
を介して吊り下げられ、その開口9aを室内側に
向けているとともに、サイドシルアツパ7の底面
7aとの間に空隙14を有している。
上記ローラアーム5はブラケツト4の垂直部4
bの上端に、たとえばアームスピンドル11を介
して揺動自在に支持され、その先端に水平支持部
5aと垂直支持部5bを形成し、水平支持部5a
の両端に1対の案内ローラ12,12を、垂直支
持部5bの中央部に走行ローラ13をそれぞれ回
動自在に支持している。
bの上端に、たとえばアームスピンドル11を介
して揺動自在に支持され、その先端に水平支持部
5aと垂直支持部5bを形成し、水平支持部5a
の両端に1対の案内ローラ12,12を、垂直支
持部5bの中央部に走行ローラ13をそれぞれ回
動自在に支持している。
ローラアーム5に支持されている走行ローラ1
3は、レール9の下壁面9b上に載置して下壁面
9b上を走行するように対応させ、かつ案内ロー
ラ12,12をレール9の側壁面9cと内側折返
し縁部9dとの間に介挿し、側壁面9cと内側折
返し縁部9dとでガイドされるように対応させて
いる。
3は、レール9の下壁面9b上に載置して下壁面
9b上を走行するように対応させ、かつ案内ロー
ラ12,12をレール9の側壁面9cと内側折返
し縁部9dとの間に介挿し、側壁面9cと内側折
返し縁部9dとでガイドされるように対応させて
いる。
したがつて、スライドドア3の垂直方向におよ
ぶ荷重はレール9の下壁面9b上を転動する走行
ローラ13によつて支持され、水平方向の位置は
案内ローラ12,12がレール9の側壁面9cと
内側折返し縁部9dとの間に介挿されることで規
制される。
ぶ荷重はレール9の下壁面9b上を転動する走行
ローラ13によつて支持され、水平方向の位置は
案内ローラ12,12がレール9の側壁面9cと
内側折返し縁部9dとの間に介挿されることで規
制される。
上記構成において、スライドドア3は車体1の
外側に沿つて後方へスライドさせることによつて
開放し、前方へスライドさせることによつて従来
通りに閉成される。
外側に沿つて後方へスライドさせることによつて
開放し、前方へスライドさせることによつて従来
通りに閉成される。
一方、ステツプ6とサイドシルアツパ7とで形
成された空間8に吊り下げられているレール9
は、その開口9aを室内側に向けているととも
に、土泥がたまりやすいサイドシルアツパ7の底
面7aとの間に空隙14を有しているから、ステ
ツプ6を踏み付けて乗降する際に履物に付着して
いる土泥がレール9内に浸入しない。したがつて
上記の土泥によつてローラ12,12,13を故
障させることがなく、スライドドア3を常時円滑
に開閉動作させ得る。
成された空間8に吊り下げられているレール9
は、その開口9aを室内側に向けているととも
に、土泥がたまりやすいサイドシルアツパ7の底
面7aとの間に空隙14を有しているから、ステ
ツプ6を踏み付けて乗降する際に履物に付着して
いる土泥がレール9内に浸入しない。したがつて
上記の土泥によつてローラ12,12,13を故
障させることがなく、スライドドア3を常時円滑
に開閉動作させ得る。
以上説明したように、この考案は案内ローラと
走行ローラとが対応するレールを室内側に開口す
るようにステツプの下面に吊り下げているから、
レール内およびローラに対して土泥などが浸入も
しくは付着せず、スライドドアーを円滑に開閉動
作させることができる利点がある。
走行ローラとが対応するレールを室内側に開口す
るようにステツプの下面に吊り下げているから、
レール内およびローラに対して土泥などが浸入も
しくは付着せず、スライドドアーを円滑に開閉動
作させることができる利点がある。
第1図はスライドドアを設けた自動車の全体側
面図、第2図は第1図における−線断面図、
第3図は第2図の側面図、第4図は従来例の断面
図である。 3……スライドドア、4……L字形のブラケツ
ト、4a……ブラケツトの水平部、4b……ブラ
ケツトの垂直部、5……ローラアーム、6……ス
テツプ、7……サイドシル、7a……サイドシル
の底面、8……空間、9……レール、9a……レ
ールの開口、12,12……案内ローラ、13…
…走行ローラ、14……空隙。
面図、第2図は第1図における−線断面図、
第3図は第2図の側面図、第4図は従来例の断面
図である。 3……スライドドア、4……L字形のブラケツ
ト、4a……ブラケツトの水平部、4b……ブラ
ケツトの垂直部、5……ローラアーム、6……ス
テツプ、7……サイドシル、7a……サイドシル
の底面、8……空間、9……レール、9a……レ
ールの開口、12,12……案内ローラ、13…
…走行ローラ、14……空隙。
Claims (1)
- 車体開口の下縁に沿つて設けられるレールに支
持されて前後に走行する走行ローラにより、下部
が上記レールに支持されるスライドドアにおい
て、上記車体開口の下縁には略水平面状のステツ
プとL字状のサイドシルとで囲まれ車外側へ開口
する空間が形成され、上記レールは該空間内に位
置し上記ステツプの下面に上記サイドシルの底面
との間に空隙を有して吊り下げられ、かつ、室内
側に開口を有しチヤンネル状に形成されており、
上記スライドドアの下部には一端が上記スライド
ドアの下部に取り付けられ上記空隙を貫通して室
内側へ延びる水平部と該水平部の他端から上方に
延びる垂直部とからなるほぼL字状のブラケツト
が設けられており、該L字状のブラケツトの垂直
部の上端には上記ステツプの下面に沿つて揺動自
在に支持されるローラーアームが設けられ、該ロ
ーラアームには回動自在に支持されて上記レール
上を走行するローラが設けられていることを特徴
とする自動車のスライドドアの下部支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981053639U JPS6134901Y2 (ja) | 1981-04-13 | 1981-04-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981053639U JPS6134901Y2 (ja) | 1981-04-13 | 1981-04-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57165511U JPS57165511U (ja) | 1982-10-19 |
JPS6134901Y2 true JPS6134901Y2 (ja) | 1986-10-11 |
Family
ID=29850269
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981053639U Expired JPS6134901Y2 (ja) | 1981-04-13 | 1981-04-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6134901Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5126808U (ja) * | 1974-08-19 | 1976-02-27 |
-
1981
- 1981-04-13 JP JP1981053639U patent/JPS6134901Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5126808U (ja) * | 1974-08-19 | 1976-02-27 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57165511U (ja) | 1982-10-19 |
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