JPH036776Y2 - - Google Patents

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JPH036776Y2
JPH036776Y2 JP1984129157U JP12915784U JPH036776Y2 JP H036776 Y2 JPH036776 Y2 JP H036776Y2 JP 1984129157 U JP1984129157 U JP 1984129157U JP 12915784 U JP12915784 U JP 12915784U JP H036776 Y2 JPH036776 Y2 JP H036776Y2
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JP
Japan
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door
opening
nut
partition wall
bulkhead
Prior art date
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JP1984129157U
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English (en)
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JPS6143376U (ja
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  • Support Devices For Sliding Doors (AREA)
  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、たとえば自走車両運搬船におい
て、船内隔壁に設けられた車両通行用開口部を隔
壁に沿つて横方向に移動する扉により閉鎖し、か
つこの扉を隔壁側に移動させることにより開口部
を密閉する隔壁扉密閉装置に関する。
従来の技術 上記のような隔壁扉密閉装置として、従来から
種々のものが提案されてる。ところが、従来の装
置はいずれも、開口部を密閉するときに開口部を
閉鎖している扉を隔壁側に移動させて隔壁に密着
させる操作と、このような状態で扉の複数箇所に
設けられたクランプ装置をそれぞれ操作して扉を
隔壁に固定する操作とを含む複数の操作が必要で
あり、これらを1つの操作で行なうことは不可能
である。また、これらはいずれも、開口部を密閉
するさいに扉を隔壁側にほぼ水平に移動させるも
のであるから、開口部床面に上方に突出したコー
ミングを設けて扉の下部をこのコーミングに密着
させる必要があり、このコーミングが車両の通行
の障害になることがある。
考案が解決しようとする問題点 この考案の目的は、1つの操作により隔壁の開
口部を扉で密閉すると同時に扉を隔壁に固定で
き、しかも開口部床面にコーミングを設ける必要
のない隔壁扉密閉装置を提供することにある。
問題点を解決する手段 この考案による隔壁扉密閉装置は、 開口部の前後方向片側の床面に隔壁と平行に設
けられた走行レール、 走行レールの上方にこれと平行に設けられたガ
イドレール、 扉の下部に設けられて、走行レールに沿つて転
動する縦形走行ローラ、 扉の上部に設けられて、ガイドレールに沿つて
転動するガイドローラ、 扉に回転自在に取付けられたねじ棒、 ねじ棒にねじはめられて、ねじ棒の回転により
これに沿つて移動するナツト、 扉の上部および下部の複数箇所に取付けられて
ナツトに連結され、ナツトの移動により走行レー
ルおよびガイドレールを支点にして扉を隔壁側に
斜め下向きに移動させるレバー、 隔壁の開口部の両側部に設けられたピン、 ならびに、扉の両側部に取付けられてナツトに
連結され、ナツトの移動によりピンに引掛つて扉
を隔壁に固定するフツクを備えているものであ
る。
実施例 以下、図面を参照して、この考案の実施例を説
明する。なお、この明細書において、第2図〜第
7図の右側を前、同図の左側を後とする。
1は甲板、2は隔壁、3は隔壁2に設けられた
略方形の開口部、4はこの開口部3を開閉する扉
である。5は横断面方形の走行レールであり、開
口部3の後側の床面(甲板上面)6に隔壁2と平
行に設けられている。7は下部が開口したみぞ形
材よりなるガイドレールであり、開口部3より上
の隔壁2後面から走行レール5の上方にこれと平
行に支持されている。
8は扉4の両端面と上面の前部に連続して設け
られた上部パツキン、9は上部パツキン8に連続
して扉4の下面前部に設けられた下部パツキンで
あり、これらのパツキン8,9によつて扉4の全
周が取囲まれている。また、上部パツキン8の前
部は扉4より若干前方に張出している。
10は扉4の後面下部に軸受11により水平に
支持された下部スピンドル、12は扉4の後面上
部に軸受13および支持腕14により水平に支持
された上部スピンドルである。15は下部スピン
ドル10の両端寄りの部分に取付けられた縦形走
行ローラであり、その両側のフランジ16の間に
走行レール5を挾んだ状態でこのレール5上を転
動する。17は上部スピンドル12の両端寄りの
部分に取付けられた横形ガイドローラであり、ガ
イドレール7内をこれに沿つて転動する。
18は扉4の中央下端寄りの部分にこれを直角
に貫通するように回転自在に取付けられたねじ
棒、19はねじ棒18にねじはめられたナツト、
20はねじ棒18の前後両端の角軸部21,22
のいずれかに着脱自在に取付けられるハンドルで
ある。23はL形レバーであり、その角部が下部
スピンドル10の中央部に固定されている。L形
レバー23の上端部は長さ方向に若干移動できる
ようにナツト19に枢着されており、L形レバー
23の角部には支点ブロツク24が固定されてい
る。
25は後端部が上部スピンドル12の中央部に
固定されたセンタクリートレバーであり、その中
央上部にはガイドレール7内にはまる突起26が
形成されている。27はセンタクリートレバー2
5と両側のガイドローラ17の間の支持腕14の
部分の上部スピンドル12に上向きに固定された
サイドクリートレバーであり、これらのレバー2
7もガイドレール7内にはまつている。28はセ
ンタロツドであり、その下端部がL形レバー23
の後端部に、その上端部がセンタクリートレバー
25の前端部にそれぞれ枢着されている。
29は前端部が下部スピンドル10の両端部に
固定されたサイドレバー、30は中間部が扉4の
両端面に枢着されたフツクである。31はサイド
ロツドであり、その下端部はサイドレバー29の
後端部に、その上端部はフツク30の後端部に枢
着されている。
32は開口部3の両側の隔壁2後面に形成され
た凹部、33はこれらの凹部32内に水平に固定
されたピンである。
第1図〜第4図は扉4により開口部3を閉鎖し
ているが密閉はしていない状態を示しており、こ
のとき、ナツト19はねじ棒18の後部に保持さ
れている。そして、走行ローラ15はほぼ垂直、
ガイドローラ17はほぼ水平になつており、扉4
は隔壁2から若干後方に離れている。また、クリ
ートレバー25,27はガイドレール7と接触し
ておらず、フツク30の前端部は上方に回転して
隔壁2より後方に位置している。そして、このよ
うな状態で、人力またはウインチなどの動力によ
り、扉4がレール5,7に沿つて横方向に移動さ
せられ、開口部3を開閉する。
第5図〜第7図は扉4により開口部3を密閉し
ている状態を示しており、第1図〜第4図の状態
からハンドル20でねじ棒18を回転させてナツ
ト19をねじ棒18の前部に移動させる1つの操
作により、次のように、開口部3が密閉されて扉
4が隔壁2に固定される。
ナツト19がねじ棒18の前部に移動すると、
L形レバー23および下部スピンドル10が第2
図〜第7図の時計方向に若干回転し、これにより
走行ローラ15も同方向に同じ量だけ傾く。一
方、L形レバー23の回転によりセンタロツド2
8が押上げられてセンタクリートレバー25およ
上部スピンドル12が第2図〜第7図の反時計方
向に若干回転し、これによりサイドクリートレバ
ー27およびガイドローラ17も同方向に同じ量
だけ傾く。そして、扉4は、走行ローラ15およ
び支点ブロツク24が走行レール5と接する点な
らびにセンタクリートレバー25の突起26、サ
イドクリートレバー27およびガイドローラ17
がガイドレール7と接する点を支点として、前側
に斜め下向きに移動させられ、これにより、下部
パツキン9が開口部3の床面6に押付けられると
ともに、上部パツキン8が開口部3の両側および
上側の隔壁2後面に押付けられて、開口部3が密
閉される。また、これと同時に、下部スピンドル
10の回転によりサイドレバー29を介してサイ
ドロツド31が押上げられ、これによりフツク3
0の前端部が下方に回転して隔壁2のピン33に
引掛り、扉4が隔壁2に固定される。
開口部3を開放する場合は、ねじ棒18を上記
と逆方向に回転させて第1図〜第4図の状態に戻
したのち、扉4をレール5,7に沿つて横方向に
移動させればよい。
考案の効果 この考案の隔壁扉密閉装置によれば、上述のよ
うに、ねじ棒を回転させるという簡単な1つの操
作により、複数のレバーで扉を隔壁側に移動させ
て隔壁の開口部を扉で密閉すると同時に、扉のフ
ツクを隔壁のピンに引掛けて扉を隔壁に固定する
ことができ、操作がきわめて簡単である。また、
扉がレバーにより走行レールおよびガイドレール
を支点にして隔壁側に斜め下向きに移動させられ
るので、扉の下端を開口部床面に密着させて開口
部の下部を密閉することができ、したがつて、従
来のように開口部床面にコーミングを設ける必要
がない。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示し、第1図は隔壁
の開口部を閉鎖しているが密閉はしていない状態
の扉の背面図、第2図は第1図−線に沿いか
つ一部を省略して示した拡大断面図、第3図は第
1図−線に沿いかつ一部を省略して示した拡
大断面図、第4図は第1図−線に沿いかつ一
部を省略して示した拡大断面図、第5図、第6図
および第7図は扉により隔壁の開口部を密閉した
状態を第2図、第3図および第4図にそれぞれ対
応させて示した図である。 2……隔壁、3……開口部、4……扉、5……
走行レール、6……床面、7……ガイドレール、
15……走行ローラ、17……ガイドローラ、1
8……ねじ棒、19……ナツト、23,25,2
7……レバー、30……フツク、33……ピン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 隔壁2に設けられた開口部3を隔壁2に沿つて
    横方向に移動する扉4により閉鎖し、かつこの扉
    4を前後方向隔壁2側に移動させることにより開
    口部3を密閉する装置であつて、 開口部3の前後方向片側の床面6に隔壁2と平
    行に設けられた走行レール5、 走行レール5の上方にこれと平行に設けられた
    ガイドレール7、 扉3の下部に設けられて、走行レール5に沿つ
    て転動する縦形走行ローラ15、 扉3の上部に設けられて、ガイドレール7に沿
    つて転動するガイドローラ17、 扉4に回転自在に取付けられたねじ棒18、 ねじ棒18にねじはめられて、ねじ棒18の回
    転によりこれに沿つて移動するナツト19、 扉4の上部および下部の複数箇所に取付けられ
    てナツト19に連結され、ナツト19の移動によ
    り走行レール5およびガイドレール7を支点にし
    て扉4を隔壁2側に斜め下向きに移動させるレバ
    ー23,25,27、 隔壁2の開口部3の両側部に設けられたピン3
    3、 ならびに、扉4の両側部に取付けられてナツト
    19に連結され、ナツト19の移動によりピン3
    3に引掛つて扉4を隔壁2に固定するフツク30
    を備えている隔壁扉密閉装置。
JP12915784U 1984-08-24 1984-08-24 隔壁扉密閉装置 Granted JPS6143376U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12915784U JPS6143376U (ja) 1984-08-24 1984-08-24 隔壁扉密閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12915784U JPS6143376U (ja) 1984-08-24 1984-08-24 隔壁扉密閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6143376U JPS6143376U (ja) 1986-03-20
JPH036776Y2 true JPH036776Y2 (ja) 1991-02-20

Family

ID=30687774

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12915784U Granted JPS6143376U (ja) 1984-08-24 1984-08-24 隔壁扉密閉装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5926671B2 (ja) * 2012-10-02 2016-05-25 カヤバ システム マシナリー株式会社 開口部遮蔽装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5750464B2 (ja) * 1973-11-06 1982-10-27

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5750464U (ja) * 1980-09-09 1982-03-23

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5750464B2 (ja) * 1973-11-06 1982-10-27

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Publication number Publication date
JPS6143376U (ja) 1986-03-20

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