JPH06340144A - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JPH06340144A
JPH06340144A JP5129517A JP12951793A JPH06340144A JP H06340144 A JPH06340144 A JP H06340144A JP 5129517 A JP5129517 A JP 5129517A JP 12951793 A JP12951793 A JP 12951793A JP H06340144 A JPH06340144 A JP H06340144A
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platen roller
thermal head
thermal
head
front frame
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Genji Oshino
源治 押野
政昭 ▲吉▼川
Masaaki Yoshikawa
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Tohoku Ricoh Co Ltd
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Tohoku Ricoh Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/315Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
    • B41J2/32Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads

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  • Electronic Switches (AREA)
  • Common Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 サーマルヘッドのプラテンローラに対する用
紙搬送方向の位置決めを簡単な構成でありながら、専用
の組付治具等を使用することなしに容易に行なえるよう
にする。 【構成】 サーマルヘッド1をヘッドプレート27に固
定し、そのヘッドプレート27をフロントフレーム14
に2個のガイド孔14cに沿って加圧スプリング20に
よる加圧方向(図で上下方向)に直線移動可能に保持す
ると共に、フロントフレーム14にプラテンローラ2を
回転可能に保持し、サーマルヘッド1を直線移動させる
だけでプラテンローラ2に圧接させられるようにして、
サーマルヘッド1の保持機構を簡単で小型にする。そし
て、その直線移動させる側は、プラテンローラ2側とし
てもよいし、双方を移動側としてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、サーマルヘッドとプ
ラテンローラとを用いて用紙に印字を行なう印字装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】サーマルヘッドとプラテンローラを用い
て用紙に印字を行なう印字装置では、印字品質を高める
ためにサーマルヘッドのプラテンローラに対する用紙搬
送方向の位置決めを正確に行なう必要がある。そのた
め、従来の印字装置では、例えば図15に示すような保
持機構によりサーマルヘッド10を保持し、そのサーマ
ルヘッド10のプラテンローラ2に対する用紙搬送方向
の位置決めをしていた。
【0003】その保持機構は、サーマルヘッド10を一
体に固定したヘッドプレート62の後部を引張りスプリ
ング61によってヘッドフレーム63で揺動可能に保持
し、そのヘッドプレート62の前部を一端がヘッドフレ
ーム63にL字状の支持部材を介して固定された板バネ
64の自由端側で、プラテンローラ2の方向に押圧して
いる。
【0004】ヘッドフレーム63は、後端下部が支点軸
69によって矢示B方向に回動可能に支持されており、
それが上面に取り付けた引張りスプリング60により常
時時計回り方向に回動付勢されて、加圧レバー65によ
って回動される押圧カム66に上面が接するようになっ
ている。
【0005】したがって、加圧レバー65を水平状態に
近い位置から図示の位置まで起こすと、ヘッドフレーム
63が支点軸69を中心にして同図で反時計回り方向に
回動し、それによって揺動自在なヘッドプレート62が
板バネ64により押し下げられ、その際に板バネ64か
らの押圧力が図示のように斜めにヘッドプレート62の
加圧部に作用することによって、ヘッドプレート62が
サーマルヘッド10と共に下方に押し下げられると共
に、図で左方の前方へも移動する。
【0006】そのため、図16に示すようにヘッドプレ
ート突き当て部62aがプラテンローラの軸67と中心
を共有する軸受の外周面68aに当接して、サーマルヘ
ッド10のプラテンローラ2に対する用紙搬送方向の位
置決めがなされ、その状態でサーマルヘッド10が所定
の加圧力でプラテンローラ2に加圧される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような保持機構によるサーマルヘッドのプラテンロー
ラに対する位置決めの場合には、サーマルヘッドに持た
せる自由度を、そのサーマルヘッドをプラテンローラに
対して加圧する方向と、用紙搬送方向の2方向に対して
持たせる必要があったので、そのための機構が複雑にな
って部品点数が多くなり、装置全体を小型化しにくいと
いうことがあった。
【0008】また、このような従来の印字装置における
サーマルヘッドは、ヘッドの交換性をよくするため、そ
れをヘッドプレートに一体に固定したユニット状態(図
16参照)で装置本体に組み付ける構成としていたた
め、誰が交換作業を行なっても組付状態においてサーマ
ルヘッドのプラテンローラに対する用紙搬送方向の位置
決めが常に同一になるが、そのユニット状態でのサーマ
ルヘッドのヘッドプレートに対する組付精度が要求され
た。
【0009】したがって、サーマルヘッドをヘッドプレ
ートに組み付けて上記のようなユニット状態にするに
は、それを工場において組み付ける際に高い精度を保つ
ために専用の治具を使用しなければならなかったので組
付作業が面倒であった。
【0010】この発明は上記の問題点に鑑みてなされた
ものであり、印字品質を左右するサーマルヘッドのプラ
テンローラに対する用紙搬送方向の位置決めを簡単な構
成でありながら、専用の組付治具等を使用することなし
に容易に行なうことができ、しかも装置全体を小型にで
きるようにすることを目的とする。また、その装置を頑
強にすることも目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するため、サーマルヘッドとプラテンローラとの
間にダイレクトサーマル紙又は熱転写リボンと用紙を加
圧手段による加圧力によって加圧挾持して搬送し、上記
サーマルヘッドの発熱部を発熱させて印字を行なう印字
装置において、上記サーマルヘッドとプラテンローラを
同じ部材又は相互に一体に固着された部材に取り付け、
少なくともそのいずれか一方を加圧手段による加圧方向
に直線移動可能に保持してそのサーマルヘッドとプラテ
ンローラを互いに接近・離間させる直線移動機構を設け
たものである。
【0012】また、上記印字装置において、直線移動機
構によって直線移動可能に保持されるサーマルヘッドあ
るいはプラテンローラ又はその両方が装置の構造体に取
り付けられているようにすると、効果的である。
【0013】
【作用】このように構成した印字装置によれば、サーマ
ルヘッドとプラテンローラの少なくとも一方は直線移動
機構によって直線移動可能であるため、それを接近側に
直線移動させるだけでサーマルヘッドとプラテンローラ
を互いに印字可能な状態に圧接させることができる。
【0014】そして、その直線移動機構は、直線方向の
1方向にのみ移動させる機構であるため、従来のサーマ
ルヘッドとプラテンローラとを加圧する方向と、用紙搬
送方向の2方向に対して自由度を持たせて保持する機構
に比べて簡単で小型にすることができ、部品点数も少な
くできる。
【0015】また、サーマルヘッドとプラテンローラ
は、同じ部材又は相互に一体に固着された部材に取り付
けられているので、その両者の寸法出しを容易にできる
ため、直線移動機構による1方向への直線移動だけであ
ってもサーマルヘッドのプラテンローラに対する用紙搬
送方向の位置決めを正確にできる。
【0016】さらに、上記直線移動機構によって直線移
動可能に保持されるサーマルヘッドあるいはプラテンロ
ーラ又はその両方が装置の構造体に取り付けられている
ようにすれば、部品点数を削減することができながら装
置をより頑強にすることができる。
【0017】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図1はこの発明の一実施例を示す印字
装置であるサーマルプリンタの印字部周辺を正面と側面
の2面で示す図、図2はその印字部のサーマルヘッドを
プラテンローラから離間させた状態を同様に正面と側面
の2面で示す図、図3はそのサーマルプリンタ全体を示
す概略構成図である。
【0018】まず最初に、この印字装置であるサーマル
プリンタの全体構成を、図3を参照して説明する。この
サーマルプリンタは、サーマルヘッド1とプラテンロー
ラ2(軸受5の奥にある)との間にダイレクトサーマル
紙22を加圧手段(説明を後述する)による加圧力によ
って加圧挾持して搬送し、サーマルヘッド1の発熱部1
aを発熱させて印字を行なう。
【0019】そのダイレクトサーマル紙22は、サーマ
ルプリンタを使用する時には供給軸6側にロール状に巻
かれた状態でセットしてその一端側を引き出し、それを
用紙ガイド上7と用紙ガイド下8との間から用紙センサ
9を通して、サーマルヘッド1とプラテンローラ2との
間にセットする。
【0020】そして、サーマルヘッド1の発熱部1aに
よるダイレクトサーマル紙22上の加熱位置を、選択的
に行なうことによって所望の画像をダイレクトサーマル
紙22に印字する。なお、用紙センサ9は、ダイレクト
サーマル紙22の矢示A方向の送りピッチを制御するた
めに設けたセンサである。
【0021】ロール状に巻かれたダイレクトサーマル紙
22を保持する供給軸6は、用紙ガイド上7,用紙ガイ
ド下8及び用紙センサ9等と共に装置の構造体であるメ
インフレーム13に取り付けられていて、サーマルヘッ
ド1とプラテンローラ2等が、そのメインフレーム13
の図3で左方側に一体に固定した同様に装置の構造体で
あるフロントフレーム14に取り付けられている。
【0022】そのフロントフレーム14は、図1の
(a)に示すように、例えば略L字状にカットした金属
板の各縁部を直角に折り曲げて曲げ部14a,14b及
びその他の各縁部も同様に折り曲げて曲げ部をそれぞれ
形成し、略中央には切り起こし部17を形成して、さら
に下方のプラテンローラ2を保持する部分には、図1及
び図2に示すように横長の開口15を形成している。
【0023】そして、その開口15の図で左右に対向配
置される切り起こし部16とフロントフレーム14の曲
げ部14aに、プラテンローラ2を軸受5,5を介して
回転可能に支持している。
【0024】そのプラテンローラ2の上部で、フロント
フレーム14の内側(図1の(b)で右側)には、ヘッ
ドプレート27を図で上下方向に直線移動可能に設け、
そのヘッドプレート27に図4及び図5に示すようにス
ペーサ25を、図1の(a)で横方向に間隔を置いて2
個取り付け、それをフロントフレーム14に上下方向に
沿ってそれぞれ形成した逆U字状のガイド孔14c,1
4cに図4及び図5に示すように係合させて、ヘッドプ
レート27が図で上下方向にのみ直線移動できるように
している。
【0025】そのスペーサ25は、中央に鍔部が形成さ
れていて、その鍔部がガイド孔14cにガタなくスライ
ド可能に嵌入しており、その図4で右側に端面型のサー
マルヘッド1が各スペーサ25の中央孔に嵌入させたネ
ジ26によって締め付け固定されていて、そのサーマル
ヘッド1が2個のスペーサ25,25の間に亘って水平
状態に固定されている。
【0026】なお、ネジ26は、その頭部とスペーサ2
5との間に剥離プレート24を介装した状態で締め付け
る。したがって、その剥離プレート24とスペーサ25
とサーマルヘッド1とが、ヘッドプレート27と一体で
フロントフレーム14のガイド孔14c,14cに沿っ
て上下方向にのみ直線移動できる。
【0027】ヘッドプレート27は、上端側を直角に折
り曲げてバネ受け面27aを形成し、そのバネ受け面2
7aと平行するフロントフレーム14の曲げ部14bと
の間に加圧手段である加圧スプリング20,20を図1
の(a)に示すように間隔を置いて介装し、その付勢力
によってヘッドプレート27を下方に押圧して、サーマ
ルヘッド1をプラテンローラ2側に常に加圧するように
している。
【0028】そのヘッドプレート27のバネ受け面27
aの下側には角シャフト19を水平方向に設け、その角
シャフト19の両端面に角シャフトピン21a,21b
をそれぞれ偏心させて対応する位置に固定し、それらを
フロントフレーム14の曲げ部14aと切り起こし部1
7とに軸受を介して回転可能に支持している。
【0029】そして、その角シャフト19の図1の
(a)で右方下面に、解除レバー18をネジ止め固定
し、その解除レバー18を図4に示すように水平位置ま
で回動させたときに、角シャフトピン21aに近い面1
9aとヘッドプレート27のバネ受け面27aの裏面と
の間に隙間が発生し、ヘッドプレート27が加圧スプリ
ング20の付勢力により押し下げられ、それによってサ
ーマルヘッド1が印字に適した所定の加圧力でプラテン
ローラ2に圧接するようにしている。
【0030】また、図5に示すように、解除レバー18
を反時計回り方向に回動させて垂直状態まで起こすと、
今度は角シャフトピン21aから離れた当接面19bが
ヘッドプレート27のバネ受け面27aの裏面に当接す
るようになって、ヘッドプレート27が加圧スプリング
20の付勢力に抗して押し上げられ、サーマルヘッド1
のプラテンローラ2に対する加圧が解除されて離間状態
になるようにしている。
【0031】このように、サーマルヘッド1をプラテン
ローラ2から離間させた状態で、その間にダイレクトサ
ーマル紙を図2の(a)に示す開口15内に挿入するこ
とによってセットすれば、そのセット操作を簡単に行な
うことができる。また、サーマルヘッド1を交換する
(交換作業内容については後述)際も同様に、上述した
操作によりサーマルヘッド1を離間させた状態にして、
サーマルヘッド1を交換した後で解除レバー18を図1
に示した水平状態に戻せば、印字が可能な元の状態に簡
単に戻すことができる。
【0032】この実施例によれば、フロントフレーム1
4に形成した2つのガイド孔14c,14cとそれに移
動可能に嵌入させたスペーサ25,25と、ヘッドプレ
ート27と角シャフト19と解除レバー18等からなる
直線移動機構によって、サーマルヘッド1をヘッドプレ
ート27と共に直線移動させるだけで、それをプラテン
ローラ2に印字可能な状態に圧接させることができる。
【0033】そして、その直線移動機構は、サーマルヘ
ッドを加圧する1方向にのみ直線移動させる機構である
ため、従来のサーマルヘッドとプラテンローラとを加圧
する方向と、用紙搬送方向の2方向に対して自由度を持
たせて保持する機構に比べて簡単で小型の保持機構にす
ることができるので、部品点数も少なくできる。
【0034】しかも、サーマルヘッド1とプラテンロー
ラ2は、同じフロントフレーム(装置の構造体)14に
取り付けられているので、その両者の寸法出しを容易に
できるため、サーマルヘッド1を上記の1方向にのみ直
線移動させるだけでも、サーマルヘッド1のプラテンロ
ーラ2に対する用紙搬送方向(図3で左右方向)の位置
決めを正確に行なうことができる。したがって、高い印
字品質が得られる。
【0035】また、この実施例によれば、サーマルヘッ
ドをプラテンローラに対する用紙搬送方向の位置ずれに
影響を与えない上記一方向のみに直線移動させる構成と
したので、サーマルヘッドをヘッドプレートに用紙搬送
方向に高い精度で一体に固定する必要のあるヘッドユニ
ットを必要としないので、図4及び図5等に示すサーマ
ルヘッド1とプラテンローラ2を保持するフロントフレ
ーム14等の部品精度を所定の範囲内に管理するだけ
で、専用の組付治具等を使用しなくてもサーマルヘッド
1のプラテンローラ2に対する用紙搬送方向の位置精度
を、常に高い印字品質が得られる一定の範囲内に保つこ
とができる。
【0036】そして、サーマルヘッド1の交換は、図4
に示したネジ26を緩めて取り外し、サーマルヘッド1
を交換してから再びそのネジ26を元の状態に締め直せ
ば、それを容易に交換することができる。また、サーマ
ルプリンタを生産する工場以外でサーマルヘッドを交換
したりして再度組み付けた場合でも、殆どバラツキが生
じない。
【0037】図6は熱転写リボンを使用して印字する際
に適した印字装置であるサーマルプリンタの実施例を示
す図3と同様な概略構成図、図7はそのサーマルプリン
タの印字部周辺を正面と側面の2面で示す図、図8はそ
の印字部のサーマルヘッドをプラテンローラから離間さ
せた状態を正面と側面の2面で拡大して示す図であり、
図1乃至図5に対応する部分には同一の符号を付してあ
る。
【0038】この印字装置であるサーマルプリンタは、
図6に示すようにサーマルヘッド1とプラテンローラ2
(プラテン軸受5の奥にある)との間に熱転写リボン3
と用紙4を加圧手段による加圧力によって加圧挾持して
搬送し、サーマルヘッド1の発熱部1aを発熱させて印
字を行なう。
【0039】その用紙4は、供給軸6側にロール状に巻
かれた状態でセットし、その一端側を引き出して用紙ガ
イド上7と用紙ガイド下8との間から用紙センサ9を通
し、サーマルヘッド1とプラテンローラ2との間にセッ
トする。
【0040】また、そのサーマルヘッド1とプラテンロ
ーラ2との間に、供給リボンコア11から引き出した熱
転写リボン3を通し、それを巻き取りリボンコア12に
巻き取らせるようにセットして、サーマルヘッド1とプ
ラテンローラ2とによって用紙4と熱転写リボン3を加
圧挾持して矢示方向へ搬送し、サーマルヘッド1により
用紙4上に所望の画像を印字する。
【0041】なお、供給軸6と供給リボンコア11と巻
き取りリボンコア12は、図から明らかなようにメイン
フレーム13に取り付けられている。また、サーマルヘ
ッド1とプラテンローラ2は、図3の実施例と同様にフ
ロントフレーム14′に取り付けられている。
【0042】そのフロントフレーム14′は、図7の
(a)に示すように、図1の実施例のフロントフレーム
14と同様に略L字状にカットされた金属板で形成され
ているが、それと異なる点はプラテンローラ2を保持す
る部分の開口15に、図8の(a)に明示するように切
欠き部15aを形成してフロントフレーム14′の曲げ
部14aを上下に分離し、その切欠き部15aを通して
熱転写リボン3(図6)を横からサーマルヘッド1とプ
ラテンローラ2との間に挿入できるようにした点であ
る。
【0043】そのフロントフレーム14′の図7の
(a)で右方側には、サーマルヘッド1をプラテンロー
ラ2に接近させたときにプラテンローラ2の軸部を支持
する軸受5の外周に、図7の(b)に示すように下側を
開放側としたU字溝28aが係合することによって、サ
ーマルヘッド1のプラテンローラ2に対する搬送方向
(図で左右方向)の位置が決まる係合位置決め部材とし
ての位置決めアーム28を設けている。
【0044】その位置決めアーム28は、上下方向に長
孔28bを形成し、その長孔28b内にフロントフレー
ム14′の曲げ部14aの外側に突出するようにかしめ
たガイドピン29と、角シャフトピン21aを支持する
軸受31を嵌入させ、図7で上下方向にのみ移動可能に
している。
【0045】そして、図8に明示するように、その位置
決めアーム28と角シャフト19と一体の解除レバー1
8との間に連結棒32を両者に対してそれぞれ回動可能
に取り付け、解除レバー18を図7に示した水平位置ま
で回動させたときに、位置決めアーム28が連結棒32
によって押し下げられて下降し、下端のU字溝28aが
プラテンローラ2を支持する軸受5の外周に係合して、
サーマルヘッド1のプラテンローラ2に対する用紙搬送
方向の位置が正確に決まるようにしている。
【0046】また、解除レバー18を図8に示したよう
に垂直状態にまで起こすと、位置決めアーム28が解除
レバー18の回動に伴って連結棒32によって引き上げ
られて、下端のU字溝28aと軸受5との係合が解けて
サーマルヘッド1が上昇してプラテンローラ2から離間
する。
【0047】なお、角シャフト19には、解除レバー1
8を垂直状態に起こしたときに連結棒32と互いに干渉
しないようにするための、例えば連結棒32の形状に対
応させた逃げ溝を形成しておく。このように、サーマル
ヘッド1をプラテンローラ2から離間させた状態で、用
紙や熱転写リボンをその間に図6で説明したようにセッ
トすれば、その作業を容易に行なうことができる。
【0048】なお、位置決めアーム28のU字溝28a
の溝幅は、プラテンローラ2を支持するの軸受5の外径
よりも、サーマルヘッド1のプラテンローラ2に対する
位置精度を保てる範囲で若干大きくする。また、そのU
字溝28aは、入口側に図8の(b)に示すように傾斜
部を両側に設けておけば、軸受5との係合をよりスムー
ズに行なうことができる。
【0049】この実施例では、図8の(a)に明示され
るように、フロントフレーム14′に切欠き部15aを
形成して曲げ部14aを上下に分離しているため、その
曲げ部14aの切欠き部15aの上側と下側が、図8の
(b)において左右方向(用紙搬送方向)にずれ易い
が、たとえそのような方向のずれが生じていたとして
も、解除レバー18を図7に示した位置にしてサーマル
ヘッド1をプラテンローラ2に圧接させれば、位置決め
アーム28のU字溝28aが軸受5の外周面に係合する
ことによってそのずれが正されるので、サーマルヘッド
1のプラテンローラ2に対する用紙搬送方向の位置が正
確に決まる。
【0050】図9及び図10は、平面型のサーマルヘッ
ドを使用した印字装置であるサーマルプリンタの実施例
をサーマルヘッドの位置を異ならせて示すそれぞれ断面
図、図11はそのサーマルヘッドとそれを保持するヘッ
ドプレートを示す斜視図である。
【0051】この印字装置であるサーマルプリンタは、
図11に示すようにヘッドプレート27′の下部両端を
折り曲げてヘッド取り付け座27b,27bを形成し、
そこにそれぞれ形成した貫通孔27c,27c内にネジ
42,42を挿入して、それを平面型のサーマルヘッド
41の上面に形成したネジ穴に締め付けることによっ
て、サーマルヘッド41を図9及び図10に示すように
ヘッドプレート27′に固定している。
【0052】この実施例においても、サーマルヘッド4
1を交換する際には、2本のネジ42,42を緩めて取
り外し、サーマルヘッド41を交換した後でサーマルヘ
ッド41をヘッドプレート27′のサーマルヘッド突き
当て面27dに突き当てながらそのネジ42,42を締
め直すだけで、それを容易に交換することができ、しか
もサーマルヘッド41のプラテンローラ2に対する用紙
搬送方向の位置が正確に決まる。図12はサーマルヘッ
ド側のみをフロントフレーム14′に取り付けるように
した印字装置であるサーマルプリンタの実施例を図8と
同様な正面と側面の2面で示す図であり、図8と対応す
る部分には同一の符号を付してある。
【0053】この実施例は、図8の実施例に対し、フロ
ントフレーム14′に図12の(a)に示すように、図
で右方側を大きく切り欠いた開口45を形成し、その部
分にプラテンローラ2を正面から見た形状をコ字状とす
る専用のプラテンローラ支持部材43によって回転自在
に支持して、そのプラテンローラ支持部材43をメイン
フレーム13の底面13aに固定するようにした点のみ
が異なる。
【0054】このようにしても、専用の組付治具等を使
用せずにサーマルヘッド1のプラテンローラ2に対する
用紙搬送方向の位置精度を、常に高い印字品質を得るこ
とができる一定の範囲内に規制することができ、サーマ
ルヘッド1の交換も容易に行なうことができる。
【0055】図13はサーマルヘッドを固定側にしてプ
ラテンローラを移動側にした印字装置であるサーマルプ
リンタの実施例を図1と同様な正面と側面の2面で示す
図、図14はそのサーマルヘッドにプラテンローラを加
圧した状態を示す図であり、図1と対応する部分には同
一の符号を付してある。この印字装置であるサーマルプ
リンタは、前述した各実施例が加圧手段による加圧方向
に直線移動可能な側を全てサーマルヘッドとしていたの
に対し、プラテンローラを移動可能な側とした点が大き
く異なる。
【0056】すなわち、フロントフレーム14″に形成
する開口55の位置を図1の実施例に対して若干上方に
形成し、そのフロントフレーム14″の開口55より下
側の部分に2個の長孔14d,14dを間隔を置いて形
成して、その各長孔14d内に挿入した段付きネジ46
をプラテンローラ支持部材53に締め付けて、プラテン
ローラ2を回転可能に支持するプラテンローラ支持部材
53をサーマルヘッド1に対して接近・離間する図13
で上下方向に直線移動可能に保持している。
【0057】そのプラテンローラ支持部材53は、下側
にバネ受け面53aを形成していて、そのバネ受け面5
3aとそれに対抗するフロントフレーム14″の曲げ部
14eの内面との間に間隔を置いて介装された2個の加
圧スプリング(加圧手段)20,20の付勢力によっ
て、サーマルヘッド1側に常に付勢されている。
【0058】また、バネ受け面53aの裏側の上面に
は、図1の実施例で説明したものと同様な角シャフト1
9を回動可能に支持し、その角シャフト19に一体に固
定した解除レバー18を図13の(b)に示すように、
角シャフトピン21aを中心にして水平状態まで回動さ
せたときに、その角シャフトピン21aから離れた当接
面19bがプラテンローラ支持部材53のバネ受け面5
3aの裏側の面に当接して、プラテンローラ支持部材5
3が加圧スプリング20の付勢力に抗して押し下げら
れ、プラテンローラ2のサーマルヘッド1に対する加圧
が解除されて離間する。
【0059】また、図14の(b)に示すように解除レ
バー18を反時計回り方向に回動させて垂直状態に起こ
すと、今度は角シャフトピン21aに近い面19aとプ
ラテンローラ支持部材53のバネ受け面53aの裏面と
の間に隙間が発生し、プラテンローラ支持部材53が加
圧スプリング20の付勢力により押し上げられ、プラテ
ンローラ2が印字に適した所定の加圧力でサーマルヘッ
ド1に圧接する。
【0060】このように、直線移動させる側をプラテン
ローラ側としても、図1の実施例と同様な効果が得られ
る。なお、図示は省略するが、図6乃至図8で説明した
実施例のサーマルプリンタのように、熱転写リボン3を
サーマルヘッド1とプラテンローラ2の間に横から挿入
するタイプのサーマルプリンタを、図13及び図14に
示した実施例のようにプラテンローラ2側を直線移動側
とすることもできる。
【0061】この場合、フロントフレーム14′には、
図8に示したような熱転写リボンを通すための切欠き部
15aを形成することによって曲げ部14aが上下に分
離するため、その曲げ部14aの切欠き部15aの上側
と下側が、図8の(b)において左右方向(用紙搬送方
向)にずれ易くなるので、そのずれを正すためにプラテ
ンローラ2の軸受5に係合するU字溝28aのような係
合用の溝を有する位置決めアームをサーマルヘッド側に
一体に設けるか、それに代わる係合ピンと係合穴との組
み合せ等によりサーマルヘッドのプラテンローラに対す
る用紙搬送方向の位置を決める係合位置決め部材を設け
る必要がある。また、直線移動機構により移動させる側
は、サーマルヘッドとプラテンローラのどちらか一方に
限ることなしに、その両方を移動側にしてもよい。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、サーマルヘッドとプラテンローラの少なくとも一方
を直線移動機構により接近側に直線移動させるだけで、
サーマルヘッドとプラテンローラを互いに印字可能な状
態に圧接させることができる。したがって、1方向にの
み直線移動させる機構のため、従来のサーマルヘッドと
プラテンローラとを加圧する方向と、用紙搬送方向の2
方向に自由度を持たせてサーマルヘッドを保持する機構
に比べ、部品点数を少なくして簡単な機構にできて小型
にできる。
【0063】また、サーマルヘッドとプラテンローラ
は、同じ部材又は相互に一体に固着された部材に取り付
けるので、その両者の寸法出しを専用の組付治具等を使
用することなしにできるため、上記直線移動機構による
1方向の直線移動だけでサーマルヘッドのプラテンロー
ラに対する用紙搬送方向の位置決めを正確にすることが
でき、しかもそれを容易に行なうことができる。
【0064】さらに、上記直線移動機構によって直線移
動可能に保持されるサーマルヘッドあるいはプラテンロ
ーラ又はその両方が装置の構造体に取り付けられている
ようにすれば、部品点数を削減することができながら装
置をより頑強にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す印字装置であるサー
マルプリンタの印字部周辺を正面と側面の2面で示す図
である。
【図2】同じくその印字部のサーマルヘッドをプラテン
ローラから離間させた状態を正面と側面の2面で示す図
である。
【図3】図1のサーマルプリンタ全体を示す概略構成図
である。
【図4】そのサーマルプリンタのサーマルヘッド保持部
周辺を示す断面図である。
【図5】同じくそのサーマルヘッドをプラテンローラか
ら離間させた状態を示す断面図である。
【図6】熱転写リボンを使用して印字する際に適した印
字装置であるサーマルプリンタの実施例を示す図3と同
様な概略構成図である。
【図7】同じくそのサーマルプリンタの印字部周辺を正
面と側面の2面で示す図である。
【図8】その印字部のサーマルヘッドをプラテンローラ
から離間させた状態を正面と側面の2面で拡大して示す
図である。
【図9】平面型のサーマルヘッドを使用したサーマルプ
リンタの実施例においてサーマルヘッドをプラテンロー
ラに加圧した状態を示す断面図である。
【図10】同じくそのサーマルヘッドをプラテンローラ
から離間させた状態を示す断面図である。
【図11】そのサーマルヘッドとそれを保持するヘッド
プレートを示す斜視図である。
【図12】サーマルヘッド側のみをフロントフレームに
取り付けるようにしたサーマルプリンタの実施例を正面
と側面の2面で示す図である。
【図13】サーマルヘッドを固定側にしてプラテンロー
ラを移動側にしたサーマルプリンタの実施例を正面と側
面の2面で示す図である。
【図14】同じくそのサーマルヘッドにプラテンローラ
を加圧した状態を示す図である。
【図15】従来のサーマルヘッドを2方向に自由度を持
たせて保持する機構の一例を示す正面図である。
【図16】同じくそのサーマルヘッド付近のみを示す正
面図である。
【符号の説明】
1,41 サーマルヘッド 2 プラテンローラ 3 熱転写リボン 4 用紙 13 メインフレーム(構造体) 14,14′,14″ フロントフレーム(構造体) 18 解除レバー 19 角シャフト 20 加圧スプリング(加圧手段) 22 ダイレクトサーマル紙 27,27′ ヘッドプレート
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年8月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】そのフロントフレーム14′は、図7の
(a)に示すように、図1の実施例のフロントフレーム
14と同様に略L字状にカットされた金属板で形成され
ているが、それと異なる点はプラテンローラ2を保持す
る部分の開口15に、図8の(a)に明示するように切
欠き部15aを形成してフロントフレーム14′の曲げ
部14aを上下に分離し、その切欠き部15aを通して
熱転写リボン3と用紙4(図6)とを横からサーマルヘ
ッド1とプラテンローラ2との間に挿入できるようにし
た点である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0048
【補正方法】変更
【補正内容】
【0048】なお、位置決めアーム28のU字溝28a
の溝幅は、プラテンローラ2を支持する軸受5の外径よ
りも、サーマルヘッド1のプラテンローラ2に対する位
置精度を保てる範囲で若干大きくする。また、そのU字
溝28aは、入口側に図8の(b)に示すように傾斜部
を両側に設けておけば、軸受5との係合をよりスムーズ
に行なうことができる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0049
【補正方法】変更
【補正内容】
【0049】この実施例では、図8の(a)に明示され
るように、フロントフレーム14′に切欠き部15aを
形成して曲げ部14aを上下に分離しているため、その
曲げ部14aの切欠き部15aに対して上側部分と下側
部分が、図8の(b)において左右方向(用紙搬送方
向)にずれ易いが、たとえそのような方向のずれが生じ
ていたとしても、解除レバー18を図7に示した位置に
してサーマルヘッド1をプラテンローラ2に圧接させれ
ば、位置決めアーム28のU字溝28aが軸受5の外周
面に係合することによってそのずれが正されるので、サ
ーマルヘッド1のプラテンローラ2に対する用紙搬送方
向の位置が正確に決まる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0060
【補正方法】変更
【補正内容】
【0060】このように、直線移動させる側をプラテン
ローラ側としても、図1の実施例と同様な効果が得られ
る。なお、図示は省略するが、図6乃至図8で説明した
実施例のサーマルプリンタのように、熱転写リボン3
用紙とをサーマルヘッド1とプラテンローラ2の間に横
から挿入するタイプのサーマルプリンタを、図13及び
図14に示した実施例のようにプラテンローラ2側を直
線移動側とすることもできる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0061
【補正方法】変更
【補正内容】
【0061】この場合、フロントフレーム14′には、
図8に示したような熱転写リボンと用紙とを通すための
切欠き部15aを形成することによって曲げ部14aが
上下に分離するため、その曲げ部14aの切欠き部15
に対して上側部分と下側部分が、図8の(b)におい
て左右方向(用紙搬送方向)にずれ易くなるので、その
ずれを正すためにプラテンローラ2の軸受5に係合する
U字溝28aのような係合用の溝を有する位置決めアー
ムをサーマルヘッド側に一体に設けるか、それに代わる
係合ピンと係合穴との組み合せ等によりサーマルヘッド
のプラテンローラに対する用紙搬送方向の位置を決める
係合位置決め部材を設ける必要がある。また、直線移動
機構により移動させる側は、サーマルヘッドとプラテン
ローラのどちらか一方に限ることなしに、その両方を移
動側にしてもよい。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】同じくそのサーマルプリンタのサーマルヘッド
保持部機構を拡大して示す図1の(a)のX−X線に沿う
断面図である。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】同じくそのサーマルヘッドをプラテンローラか
ら離間させた状態を示す図2の(a)のX−X線に沿う図
4と同様な断面図である。
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正10】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正11】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正12】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正13】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
【手続補正14】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
【手続補正15】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーマルヘッドとプラテンローラとの間
    にダイレクトサーマル紙又は熱転写リボンと用紙を加圧
    手段による加圧力によって加圧挾持して搬送し、前記サ
    ーマルヘッドの発熱部を発熱させて印字を行なう印字装
    置において、 前記サーマルヘッドとプラテンローラを同じ部材又は相
    互に一体に固着された部材に取り付け、少なくともその
    いずれか一方を前記加圧手段による加圧方向に直線移動
    可能に保持して該サーマルヘッドとプラテンローラを互
    いに接近・離間させる直線移動機構を設けたことを特徴
    とする印字装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の印字装置において、前記
    直線移動機構によって直線移動可能に保持される前記サ
    ーマルヘッドあるいはプラテンローラ又はその両方が装
    置の構造体に取り付けられていることを特徴とする印字
    装置。
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