JPS612585A

JPS612585A - 画像形成装置

Info

Publication number: JPS612585A
Application number: JP12311984A
Authority: JP
Inventors: Masao Saito; 雅夫斉藤
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1984-06-15
Filing date: 1984-06-15
Publication date: 1986-01-08

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の技術分野〕本発明は、たとえば熱転写材の色剤を被転写材に転写し
て被転写材面に画像を形成する転写式の画像形成装置に
関するものである。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

熱転写式の画像形成装置は、小型でかつ安価であり、ま
た騒音も少なく、しかも被転写材として普通紙を使用で
きることから、近年計算機やワードプロセッサの出力記
録用としてだけでなく複写装置としても実用化されつつ
ある。

通常、この種の画像形成装置では、第１６図および第１
７図に示すように、用紙Ｐを押付ローラａ、ａによりプ
ラテンｂ上に支持し、この用紙Ｐを熱転写り？ンｃｆ介
してサーマルヘッドｄで押圧しながらこのサーマルヘッ
ドｄを稼動することにより熱転写リデンＣのインクを用
紙Ｐに転写して画像を形成するようになっている。また
、熱転写り？ンＣは所定の張力で張設され、す？ンガイ
ドｅｌｅ間において、用紙Ｐをプラテンｂに押え付ける
ようになっている。

しかしながら、用紙Ｐの腰が強い場合、第１６図に示す
ように、用紙Ｐは７°２テンｂから浮き上がり、先端が
り？ンガイドｅに引掛り、ジャムを生ずる。また、第１
７図に示すように、用紙Ｐの先端がリボンガイドｅに突
き当ったときに、用紙Ｐとプラテンｂとの間に位置ずれ
を生じ、それによって、用紙Ｐが傾むいたり、あるいは
複数回重ね印字するものにおいては印字ずれを引き起こ
すという問題がある。

〔発明の目的〕

本発明は上記事情にもとづいてなされたもので、その目
的とするところは、腰の強い被転写材を使用しても、被
転写材のジャムや傾むき、および印字ずれ等の発生を防
止することができるようにした画像形成装置を提供する
ことにある。

〔発明の概要〕

本発明は、上記目的を達成するために、プラテンと記録
ヘッドとの間に転写材および被転写材を介在させた状態
で上記記録ヘッドを稼動させることにより転写材を被転
写材に転写して画像を形成するよう忙した画像形成装置
において、上記プラテンと上記記録ヘッドとの間に形成
される転写部の近傍に上記転写材を案内する転写材ガイ
ドを設けるとともに、この転写ｉガイドより上記転写部
側に上記被転写材の浮きを抑止する被転写材抑止ガイド
を設けたことを特徴とするものである。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の第１の実施例を第１図ないし第１４図を
参照して説明する。

第２図は画像形成装置の外観を示し、第３図はその概略
構成を示している。第２図および第３図において、図中
１は画像形成装置の本体であり、この装置本体１の上部
前面には操作盤部１ａが形成されている。また、装置本
体１の上面左側には、原稿押えカバー３を有する原稿台
２と、この原稿台２上にセットされた原稿を走査する原
稿走査部（スキャナ部）４とを備えた画像情報読取装置
１００が着脱可能に設けられ、また装置本体１内の右側
は画像形成部（ｆ　ＩＪンタ部）５と々っている。

上記操作盤部１ａには、表示部６とテンキー７・・・と
からなる複数枚数設定部７、ボタン８等が配置でれてい
る。

一！た、上記画像情報読取装置１００の原稿走査部４は
第３図に示すように露光光学系の移動走査部９が原稿台
２の下面に沿って往復動することにより原稿台２にセッ
トされた原稿を光学的に走査し、この光学情報を光電変
換して画像形成部５に入力するようになっている。

また、上記画像形成部５は、第３図および第４図に示す
ような構成と々っている。すなわち、画像形成部５の略
中央部に位置してプラテン１０が配置されているととも
にプラテン１０の手前（第３図の状態で左方向）には記
録ヘッドとしてのサーマルヘッド１ノがプラテン１０に
対して接離可能に配置されている。

ζらに、上記サーマルへラド１１とプラテン１０との間
に転写材としての熱転写リボン（インクリボン）１５が
介在した状態となっている。

そして、この熱転写リボン１５を介在した状態で用紙Ｐ
がシラテン１０に押圧され、この状態でサーマルヘッド
１ノのライントッド状に形成された発熱素子（図示せず
）が画像情報に応じて発熱することにより熱転写り？ン
１５上の色剤（インク）が加熱溶融して用紙Ｐに転写さ
れるようになっている。

また、プラテン１０の斜め下方には給紙ローラ１６が設
けられていて給紙力セント１７内に収容された被転写材
としての用紙ｐｌ順次１枚ずつ取り出すようになってい
る。この取り出さａれた用紙Ｐは給紙ローラ１６の斜め
上方に配置されたレジストロー２１８によってその先端
整位が行なわれたのちプラテン１０に向けて移送され押
付ローラ１９，２０によってプラテン１０に巻掛けられ
た状態となり正確に送られる。

一方、サーマルヘッド１１は転写材としての熱転写リボ
ン１５を介して用紙Ｐをプラテン１０に押圧しており、
第５図に示すように熱転写リボン１５上の色剤としての
インク２ノ全加熱溶融して用紙Ｐに転写するようになっ
ている。

また、上記熱転写リボン１５は第６図中範囲イで示すよ
うに用紙Ｐと略等しいサイズでイエロー（イ）、マゼン
タ（ロ）、シアン（Ｃ）の各インク部２１ｍ、２１ｂ、
２１ｃを並べて設けるか、あるいは範囲口で示すように
イエロー■、マゼンタに）。

シアｙ（Ｃ）、黒（Ｂ）の各インク部２１ａ、２１ｂ、
２１ｃ２１ｄｆ並べて設けたものであり、１色ずつ転写
しては用紙ｐ１元に戻し、正確に順次重ねて行く。

熱転写り？ンに黒色インク部２１ｄが入っているものは
、黒をきれいに出したい場合に使用され、黒色インク部
２１ｄｆ有しないものでも三色重ねることにより絡点が
出せる。

このように、用紙Ｐはプラテン１０の回転によって色の
数だけ往復されるが、その時の用紙Ｐの経路は排紙トレ
イ２２の下面に沿って順次配設された第１、第２のガイ
ド２３．２４上に導びかれることになる。

すなわち、第７図（イ）〜に）を参照して説明する。

壕ず、給紙カセット１７より供給された用紙Ｐはレジス
トローラ１８および第１の振分ガイド２５の配置部を通
ってプラテン１０に巻掛けられた状態になる。（第７図
（イ）参照）ついで、プラテン１０が図示しないノ４ル
スモータを駆動源として回転して用紙Ｐｉ所定の速さで
移送するとともにプラテン１０の軸方向に沿ってライン
トッド状に形成されたサーマルへラド１１の発熱素子（
図示せず）が画像情報に応じて発熱し、熱転写すがン１
５のインク２１が用紙Ｐに転写される。

また、プラテン１０部を通過し念用紙Ｐの先端部は第２
の振分ガイド２６によって排紙トレイ２２の下面に沿っ
て設けられた第１のガイド２３上に送られる。（第７図
←）参照）このようにして、１つの色のインク２１が転
写された用紙Ｐはプラテン１０が逆転することにより逆
送されるとともに、第１の振分ガイド２５の回転変位動
作により第１のガイド２３の下面に沿って設けられた第
２のガイド２４上に送られる。（第７図（ハ）参照）このようにして用紙Ｐを複数回往復動させることにより
複数色転写する。

最後に、全ての色のインク２１が転写された用紙Ｐは、
第２の振分ガイド２６により排紙ローラ対２７へ案内さ
れ排紙トレイ２２上に排出される。（第７図に）参照）また、画像形成装置は第８図に示すように原稿走査部４
、色変換部１２、メモリ部１３、画像形成部５、および
全体制御部１４ｆ：備えた構成となっている。

そして、原稿走査部４によって検出されたグリーン（Ｇ
）、イエロー（イ）、シアン（Ｃ）のそれぞれの色成分
の値は、色変換部１２によって印字媒体の色マゼンタ（
ハ）、イエロー（イ）、シアン（Ｃ）に色変換され、こ
の色変換された値はメモリ部１３へ、それぞれの色毎に
、原稿上の位置情報とともに記憶される。画像形成部５
ではメモリ部１３より読み出した値により、マゼンタ（
ハ）、イエロー（イ）、シアン（Ｃ）　、　黒（Ｂ）　
（黒はマゼンタ（財）、イエロー（イ）、シアン（Ｃ）
のＡＮＤ出力〕の印字媒体を用紙Ｐ上へ転写する。なお
、全体制御部１４は原稿走査部４、色変換部１２、メモ
リ部１３、および画像形成部５の全体を制御するように
なっている。

また、排紙ローラ対２７、排紙トレイ２２、第１、第２
のガイド２３，２４はユニット化されていて、このユニ
ットは必要に応じて取外せるようになっている。

また、上記サーマルへラド１１は第１図に詳図するよう
にフレームブロック２９に取着されたメンバー３０によ
り背部を囲繞された放熱盤兼用のヘッドホルダ３１に取
着されている。また、熱転写リボン１５はその両端部が
巻回された巻芯３２，３３とともにケース３４に組込ま
れてカセット化され、このリボンカセット３５がフレー
ムブロック２９に対し、着脱自在に取着される。上記フ
レームブロック２９はダイキャストあるいはプラスチッ
ク等で一体的かつ断面略コ字状に形成され、十分な強度
が得られるようにするとともにこのコの字状部にリゴン
カセット３５の一方の巻芯収納部を嵌合させることによ
り、リボンカセット３５の位置決め精度を高めるような
構成となっている。

また、第９図に示すようにサーマルヘッド２７が取着さ
れたヘッドホルダ３１はプラテン１０に対して接離する
方向に寸法Ｘだけ移動可能な構成となっている。そして
、りがンガイド５７．６１とプラテン１０との間に熱転
写リボン１５が入る隙間δが必要に応じて確保できる構
成となっており、用紙Ｐの往復移送動作およびＩＪ　、
ｐフカセット３５０着脱操作が容易かつ確実に行々える
ようになっている。

すなわち、第１０図および第１１図に示すようにヘッド
ホルダ３１にステイ３６．３７を介してガイドシャフト
３８．３９を取付け、これらガイドシャフト３８．３９
の中途部をフレームブロック２９に形成された軸受部２
９ｈ、２９ｂに埋設されたリニヤベアリングによって軸
支した構成となっている。

また、このようにＥ７て往復動自在に支持されたヘッド
ホルダ３１はヘッド移動機構４０によりプラテン１０へ
の接離動作が制御されるようになっている・すなわち、
第１１図に糸すようにモータフレーム４１にはヘッド用
モータ４２が取着されており、このモータ４２の駆動軸
４２＆には第１２図に示すようにアーム４３が取着され
ており、このアーム４３には一端をヘッドホルダ３１に
連結させた連結杆４４の他端が連結されていて、アーム
４３の回動運動が往復運動に変換された状態でヘッドホ
ルダ３１に伝達されるようになっている。

また、ヘッド用モータ４２が取着されたモータフレーム
４１には、第１１図に示すようにパルスモータからなる
プラテン用モータ４５が設けられていて、このモータ４
５の駆動力は、プーリ４６、ベルト４７、およびプーリ
４８からなる動力伝達機構を介して被転写材移送手段を
兼用するプラテン１０を正方向あるいは逆方向に移送す
るようになっている。さらに、リボンカセット３５が装
着されるカセット装着部４９　・に対応する位置には駆
動軸にカンプリング５０をそれぞれ取着したりゼン用モ
ータ５１，５１が取着されている。

一方、リボンカセット３５内に収容された熱転写リボン
１５０両端部が巻回された巻芯３２゜３３の駆動力受端
部３２ｈ、３３＊ｉｊ、ケース３４の端面に形成された
透孔を介して外面に露出しており、この先端部には第１
３図に示すように係合凹部５２，５２が形成された状態
と々っている。

しかして、す？フカセット３５が所定位置に完全に装着
されると巻芯３２，３３の係合凹部５２．５２にカップ
リング５０．５０が係合し、熱転写ＩＪ　ｇン１５の巻
取りが行なえるようになっている。

ま念、リボンカセット３５は第１図および第１２図に示
すように熱転写りｇン１５の両端部が巻回される平行な
２本の巻芯３２．３３を有しているとともに上記熱転写
リボン１５の中途部がプラテン１０とサーマルヘッド１
１との間に介在すべくその一部が露出する状態にケース
３４で被包された構成となっている。

上記ケース３４の巻芯収容部３４ａ、３４ｂ　間には巻
芯３２．３３の軸方向に沿い、か゛つ一端側が開放する
スリット５３が形成されているとともに、このスリット
５３の開口端側に巻芯３２．３３の駆動力受端部Ｊ　２
　ａ　＋　Ｊ　Ｊ　＆が設けられた構成となっている。

さらに、上記リボンカセット３５のケース３４は第１図
、第１２図および第１３図に示すように熱転写り？ン１
５の露出部の裏面とケース３４との間に一体的に形成さ
れたメンバー３１およびヘッドホルダ３１に取着された
サーマルヘッド１１を収容するための空間部を形成する
断面はぼコ字状に形成されている。

熱転写り？ン１５の幅寸法は巻芯３２　、３Ｊによる巻
取最大径より大きく、また、ケース３４に形成されたス
リット５３の切込深さが熱転写リボン１５の幅寸法の半
分以上に設定されている。

このようにリボンカセット３５はケース３４の全長をＬ
とすると上下部がつながっているｔｌの範囲とスリット
５３によって上下に２分されているｔ、の範囲とからな
っている。また、スリット５３の幅寸法ｔＨフレームフ
ロック２９のカセット嵌合部２９ｃの厚み寸法より若干
幅広に設定されているとともにスリット５３の切込深さ
１．はカセット嵌入部２９ｃの幅寸法とほぼ同寸法に設
定されている。

しかして、す？フカセット３５の装着時にはカセット嵌
合部２９ｃの端面にスリット５３の開口端面を対向させ
てリチンカセット３５をその長手方向（プラテンの軸方
向）に沿って押し込んで第１３図に示すようにカセット
嵌合部２９ｃとスリット５３を係合させれば良く、また
、取外し時には逆方向に引抜けば良い。

なお、リボンガイド）、？５．３６の挿脱操作は装置本
体１の前面に形成されたカセット挿脱口５４を扉体５５
を開いて開放することにより行なうことになる。（第２
図参照）さらに、第１図に示すように、上記りピンガイド（転写
材ガイド）６１．６１は熱転写リボン１５をプラテン゛
゛１０に巻掛けるように案内するもので、プラテン１０
とサーマルヘッド１１との間に形成される転写部６２の
両側近傍に配置されている。また、このりがンガイド６
１゜６１より転写部６２側には用紙Ｐの剛性による浮き
を抑止する用紙抑止ガイド（被転写材抑止ガイド）６３
．６３が設けられ、これはサーマルヘッド１１に取付け
ら八ていてサーマルヘッド１１とともにプラテン１０に
対して接離するように々っている。

そして、プラテン１０とリボンガイド６ノとの間隔α、
およびプラテンＩＱと用紙抑止ガイド６３との間隔βは
、用紙Ｐの厚さをｔｐ、熱転写り？ン１５の厚さをｔｆ
とすると、 β≧α＞　ｔ、　＋　ｔｆの関係となるように設定され
ている。

以上の構成によれば、第１４図に示すように、用紙抑止
ガイド６４により用紙Ｐの浮きを防止し、用紙Ｐの先端
をリボンガイド６１．６１に突き当てること々く、滑ら
かにリチンガイド６１とプラテン１０との間に案内する
ことができるため、腰の強い用紙Ｐであっても、用紙Ｐ
のジャムや傾き、および印字ずれ等の発生を防止するこ
とができる。

なお、上記り？ンガイド６１．６１と用紙抑止ガイド６
３．６３とは、第１５図に示すように、一体的に形成し
てリボンガイド兼用用紙抑止ガイド６４としてもよく、
この場合、６１′部分かりピンガイドとして、オた６３
′部分が用紙抑止ガイドとして、それぞれ機能するよう
になっている。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、プラテンと記録ヘ
ッドとの間に転写材および被転写材を介在させた状態で
上記記録ヘッドを稼動させることにより転写材を被転写
材に転写して画像を形成する画像形成装置において、上
記プラテンと上記記録ヘッドとの間に形成される転写部
の近傍に設けられ、上記転写材を案内する転写材ガイド
と、この転写材ガイドより上記転写部側に設けられ、上
記被転写材の浮きを抑止する被転写材抑止ガイドとを具
備したから、腰の強い被転写′＠ヲ使用しても、被転写
材のジャムや傾むき、および印字ずれ等の発生を防止す
ることができる等の優れた効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第１４図は本発明の一実施例を示すもので
、第１図は転写機構の拡大断面図、第２図は画像形成装
置の外観斜視図、第３図は同じく一部切欠して示す概略
的斜視図、第４図は概略的縦断側面図、第５図は転写動
作状態を説明するための斜視図、第６図は熱転写リボン
のインク塗布状態を示す平面図、第７図（イ）〜に）は
多色転写時における用紙の動きを説明する説明図、第８
図は要部の構成を示すブロック図、第９図はフ０ラテン
に対してサーマルヘッドおよびリチンガイドが離間した
状態を示す斜視図、第１０図はサーマルヘッドが取着さ
れたヘッドホルダの支持状態を示す斜視図、第１１図は
ノラテン、熱転写リデン、サーマルヘッドの各駆動系の
配置状態を示す斜視図、第１２図はサーマルヘッドのプ
ラテンに対する接離機構を示す概略的側面図、第１３図
はりゼンカセットの装着状態を示す概略的斜視図、第１
４図は作用説明図、第１５図は本発明の他の実施例を示
す断面図、第１６図および第１７図は従来例を示す図で
ある。１０・・・プラテン、１１・・・記録ヘッド（サーマル
ヘッド）、１５・・・転写材（熱転写リボン）、Ｐ・・
・被転写材（用紙）、６ノ・・・転写材ガイド（す？ン
ガイド）、６２・・・転写部、６３・・・被転写材抑止
ガイド（用紙抑止ガイド）。出願人代理人　　弁理士　鈴　江　武　彦第１図第２図フ９第３図第５図第７図第７図第９ｒ！Ａ４］第１２図第１３図第１４図第１５図第１６図第１７図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）プラテンと記録ヘッドとの間に転写材および被転
写材を介在させた状態で上記記録ヘッドを稼動させるこ
とにより転写材を被転写材に転写して画像を形成するよ
うにしたものにおいて、上記プラテンと上記記録ヘッド
との間に形成される転写部の近傍に設けられ、上記転写
材を案内する転写材ガイドと、この転写材ガイドより上
記転写部側に設けられ、上記被転写材の浮きを抑止する
被転写材抑止ガイドとを具備したことを特徴とする画像
形成装置。
（２）転写材ガイドと被転写材抑止ガイドとを一体化し
たことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の画像形
成装置。