JPS60178077A

JPS60178077A - 画像形成装置

Info

Publication number: JPS60178077A
Application number: JP3549784A
Authority: JP
Inventors: Kenichi Ono; 賢一大野
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1984-02-27
Filing date: 1984-02-27
Publication date: 1985-09-12

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の技術分野〕本発明はたとえば熱転写材を被転写体に転写して画像を
形成するようにした画像形成装置に関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

熱転写式の画像形成装置は、小型でかつ安価であり、ま
た騒音もなく、しかも被転写体として普通紙を使用でき
ることから、近年計算機やワードプロセッサの出力記録
用としてだけでなく複写装置としても実用化されつつあ
る。

しかしながら、この装置では、押付ローうによって被転
写体をプラテンに押し付けるとともにサーマルヘッドに
よってこの被転写体を転写材を介して押圧しながら画像
を形成するようになっている。このため、何らかの原因
により被転写体がプラテンとサーマルヘッドあるいは押
付ローラとの間に挟まれた状態で詰まりが生じた場合、
サーマルヘッドあるいは押付ローラが押圧状態のまま被
転写体を除去しようとすると、次のような問題が生じる
。

（１）　プラテン駆動モータの抵抗力が大きいため、被
転写体が破れてしまい、装置内に被転写体が残ってしま
う。

（２）　被転写体とともに熱転写材も動き、弛みあるい
はプラテンへの巻付き等により以後の画像形成に悪影響
を及ぼす。

（３）プラテンローラ、サーマルヘッド、および押付ロ
ーラを損傷する。

（発明の目的）本発明は上記事情にもとづいてなされたもので、その目
的とするところは、被転写体の詰まりを容易に処理する
ことができるようにした画像形成装置を提供することに
ある。

（発明の概要〕本発明は、上記目的を達成するために、被転写体に転写
材を重合した状態で転写することにより画像を形成する
ようにした画像形成装置において、上記被転写体を支持
するプラテンと、このプラテンに上記被転写体を押圧す
る抑圧手段と、この押圧手段を上記プラテンに対して接
離する接離手段とを具備したことを特徴とするものであ
る。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図〜第１０図を参照しな
がら説明する。第１図および第２図中１は画像形成装置
の装置本体で、この装置本体１の上面前部には操作盤部
２が形成されているとともに上面左側には原稿押えカバ
ー３を有した原稿台４が設けられている。また、装置本
体１は左側部位が原稿読み取り部５、右側部位が画像形
成部６となっている。

上記操作盤部２には、表示部７、テンキー８、キーボタ
ン９等が配置されている。

上記原稿読取り部５は、露光光学系の走査部５ａが原稿
台４の下面に沿って往復移動することによって原稿台４
にセットされた原稿を光学的に走査し、この光学情報を
光電変換して画像形成部６に入力するようになっている
。

また上記画像形成部６は、第２図および第３図に示すよ
うに構成されている。すなわち、画像形成部６の略中火
にはプラテン１０が配置されているとともにこのプラテ
ン１０に対向して記録ヘッドとしてのサーマルヘッド１
１が配置されている。

さらに、上記サーマルへラド１１とプラテン１０との間
には転写材としての熱転写リボン１２が介在した状態と
なっている。そして、この熱転写リボン１２を介在した
状態で被転写体としての用紙ｐがプラテン１０に押圧さ
れ、この状態でサーマルヘッド１１の発熱素子が画像情
報に応じて発熱することにより熱転写リボン１２上のイ
ンクが加熱溶融して用紙すに転写されるよになっている
。

また、プラテン１０の斜め下方には給紙ローラ１３が設
けられていて、給紙カセット１４内に収容された用紙ｐ
を順次１枚ずつ取り出すようになっている。この取り出
された用紙ｐは給紙ローラ１３の斜め情報に配置された
レジストローラ１５によってその先端整位が行われたの
ち、プラテン１ｏに向けて移送され押付ローラ１６によ
ってプラテン１０に巻掛けられた状態となり正確に送ら
れる。

一方、サーマルヘッド１１は熱転写リボン１２を介して
用紙ｐをプラテン１０に押圧しており、熱転写リボン１
２上のインクを加熱溶融して用紙ｐに転写するようにな
っている。

また、上記熱転写リボン１２は、用紙ｐと略等しいサイ
ズで、イエロウ、マゼウタ、シアンの各インク部あるい
はイエロウ、マゼンタ、シアン、ブラックの各インク部
を並べて設けたものであり、１色ずつ転写しては用紙ｐ
を元に戻すことにより正確に順次重ねられていく。

このように用紙ｐはプラテン１０の正逆回転によって色
の数だけ往復されるが、その時の用紙ｐは排紙トレイ１
７の下面に沿って順次配置された第１、第２のガイド１
８，１９上に第１、第２の振分ガイド２０．２１によっ
て導かれるようになっている。そして、全ての色のイン
クが転写された用紙ｐは、第２の振分ガイド２１により
排紙口−ラ対２２へ案内され排紙トレイ１７上に排紙さ
れるよになっている。

また、上記サーマルヘッド１１は、第４図に示すように
、フレームブロック２３に取着されたメンバー２４によ
り背部を囲繞された放熱盤兼用のヘッドホルダ２５に取
着されている。まら、熱転写リボン１２はその両端部が
巻回された巻芯２６゜２７とともにケース２８に組込ま
れてカセット化され、このリボンカセット２９がフレー
ムブロック２３に対し着脱自在に取着されている。上記
フレームブロック２３は一体的にかつ断面略コ字状に形
成され、このコ字状部にリボンカセット２９の一方の巻
芯収容部３０を嵌合させることによりリボンカセット２
９の位置決め精度を高めるようになっている。

また、第５図に示すように、サーマルヘッド１１が取着
されたヘッドホルダ２５はプラテン１０に対して接離す
る方向に寸法Ｘだけ移動可能な構成となっている。そし
て、リボンガイド３１とプラテン１０との間に熱転写リ
ボン１２が入る隙間ｙが必要に応じて確保できる構成と
なっており、用紙ｐの往復移動゛動作およびリボンカセ
ット２９の着脱操作が容易かつ確実に行なえるようにな
っている。

すなわち、第６図に示すように、ヘッドホルダ２５にス
テイ３２．３２を介してガイドシャフト３３．３３を取
り着け、これらガイドシャフト３３．３３の中途部をフ
レームブロック２３に形成された軸受部３４．３４に埋
設されたリニヤベアリングによって軸支した構成となっ
ている。

また、このように往復動自在に支持されたヘッドホルダ
２５は、第７図に示すように、ヘッド接離機構３５によ
りプラテン１０に対して接離動作されるようになってい
る。すなわち、ヘッドホルダ２５には連結杆３６の一端
が連結され、この連結杆３６の他端には回動アーム３７
の一端が係合されている。また、この回動アーム３７に
はスプリング３８が取り付けられていて、これによりサ
ーマルヘッド１１がプラテン１０に圧接されるようにな
っている。また、上記回動レバー３７にはソレノイド３
８ａの作動杆３９が取り付けられ、ソレノイド３８ａが
励磁されると、第８図に示すように、スプリング力に抗
してサーマルヘッド１１がプラテン１０から離間される
ようになっている。

また、上記押付ローラ１６，１６も、第９図に示すよう
に、ローラ接１ＩｌｌＩＮ構４０によりプラテン１０に
対して接離動作されるようになっている。

すなわち、この押付Ｏ−ラ１６はスプリング４１により
付勢された回動アーム４２に支持され、スプリング４１
の付勢力によりプラテン１０に押圧されるようになって
いる。また、回動アーム４２にはソレノイド４３の作動
杆４４が取り付けられていて、ソレノイド４３が励磁さ
れると、第１０図に示すように、スプリング力に抗して
サーマルヘッド１１がプラテン１０から離間されるよう
になっている。

以上の構成によれば、何らかの原因により用紙ｐがプラ
テン１０とサーマルヘッド１１あるいは押付ローラ１６
．１６との間に挟まれた状態で紙詰まりが生じた場合、
装置のｍａＩを切るとともにソレノイド３８．４３を消
磁することによりサーマルヘッド１１および押付ローラ
１６．１６をプラテン１０から離間させることができる
。（なお、このとき、熱、転写リボン１２はそれぞれの
巻芯２６．２７の駆動モータにより張力が働くようにな
っている。）したがって、りまった用紙ｐを容易に除去
することができ、また、プラテン１０、サーマルヘッド
１１、押付ローラ１６．１６、および熱転写リボン１２
を損傷することがないとともに良好な画像形成が行なえ
る。

なお、ヘッド接離機構３５およびローラ押付機構４０は
、第１１図〜第１４図に示すように構成してもよい。す
なわち、ヘッド接離機構３５は、第１１図に示すように
、サーマルヘッド１１がスプリング４５によりプラテン
１０から離間する方向に付勢されているとともにソレノ
イド４６の励磁により第１２図に示すようにスプリング
４５の付勢力に抗してプラテン１０に押圧されるように
なっており、その際、作動杆４７の端部がソレノイド４
６のフレーム４８に当たら、ないように隙間Ｓが確保さ
れている。また、同様に、ローラ接離機構４０は、第１
３図に示すように、押付ローラ１６．１６がスプリング
４５によりプラテン１０から離間する方向に付勢されて
いるとともにソレノイド５０の励磁により第１４図に示
すようにスプリング４５の付勢力に抗してプラテン１０
に押圧されるようになっており、その際、作動杆５１の
端部がソレノイド５０のフレーム５２に当たらないよう
に隙間ｔが確保されている。さらに、上記ソレノイド４
６．５０は装置の電源が切られると消磁されるようにな
っている。以上の構成によれば、上記実施例同様の作用
効果を奏することができるだけでなく、用紙除去時は安
全のため装置の電源を切る必要があるが、装置の電源を
切ることによりソレノイド４６．５０が消磁されるので
、紙詰まり処理作業が容易かつ安全に行なえる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、被転写体に転写材
を重合した状態で転写することにより画像を形成するよ
うにした画像形成装置において、上記被転写体を支持す
るプラテンと、このプラテンに上記被転写体を押圧する
押圧手段と、この押圧手段を上記プラテンに対して接離
する接離手段とを具備したから、被転写紙の詰まりを容
易に処理することができる等の優れた効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第１０図は本発明の一実施例を示すもので、第
１図は画像形成装置の外観斜視図、第２図は同じく一部
切欠して示す斜視図、第３図は画像形成部の概略的縦断
側面図、第４図は転写機構の拡大断面図、第５図はプラ
テンに対してサーマルヘッドおよびリボンガイドが離間
した状態を示す斜視図、第６図はサーマルヘッドが取着
されたヘッドホルダの支持状態を示す斜視図、第７図お
よび第８図はヘッド接離機構を示す断面図、第９図およ
び第１０図はローラ接＠機構を示す断面図、第１１図〜
第１４図は他の実施例を示すもので、第１１図および第
１２図はヘッド接離機構の断面図、第１３図および第１
４図はローラ接離８Ｎ構を示す断面図である。１０・・・プラテン、１１・・・記録ヘッド（サーマル
ヘッド）、１２・・・転写材（熱転写リボン）、ｐ・・
・被転写体く用紙）、１６・・・押付はローラ、３５・
・・ヘッド接離機構、４０・・・ローラ接ｉ機構、３８
゜４３．４６．５０・・・ソレノイド、３８ａ、４１゜
４５．４９・・・スプリング。出願人代理人　弁理士　鈴江武彦第１図第４図ｔ５　２４　２３ｔｓＢ　図４２５２３第　９　図第１０　ｆｆｌ第１１図５２４第１２０７２３３０第１３図第１４図２５　２４　２３

Claims

【特許請求の範囲】（１）被転写体に転写材を重合した状態で転写すること
により画像を形成するようにしたものにおいて、上記被
転写体を支持するプラテンと、このプラテンに上記被転
写体を押圧する抑圧手段と、この押圧手段を上記プラテ
ンに対して接離する接離手段とを具備したことを特徴と
する画像形成装置。（２上記押圧手段は、転写材を被転写体に転写する記録
ヘッドと、上記被転写体をプラテンに押し付ける押付ロ
ーラとの少なくとも一方を設けて構成したことを特徴と
する特許請求の範囲第１項記載の画像形成１置。（ａ　接離手段は、ソレノイドおよびスプリングを用い
て構成したことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載
の画像形成装置。（４）接離手段は、少なくとも電源が断絶状態のとき抑
圧手段をプラテンから離間させるように構成したことを
特徴とする特許請求の範囲第１項または第３項記載の画
像形成装置。