JP3817732B2 - 熱転写プリンタ - Google Patents

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JP3817732B2 JP2004132724A JP2004132724A JP3817732B2 JP 3817732 B2 JP3817732 B2 JP 3817732B2 JP 2004132724 A JP2004132724 A JP 2004132724A JP 2004132724 A JP2004132724 A JP 2004132724A JP 3817732 B2 JP3817732 B2 JP 3817732B2
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Description

本発明は、サーマルヘッドが上下動する熱転写プリンタに関するものである。
従来、熱転写プリンタとしては昇華型やTA型が知られている。昇華型熱転写プリンタ
は、インクリボンをサーマルヘッドで加熱して所望の画像を転写した後定着させる方式で
ある。ここで、サーマルヘッドはアームやギヤの駆動により上下動される。図4は、一般
的な昇華型熱転写プリンタのサーマルヘッド付近を示す側面透過図であり、図5は、図4
の正面図である。サーマルヘッド13はバネ15でアーム14に固定されている。またシ
ャフト100の一端に駆動ギヤ101が設けられ、他端に同期カム102が設けられてい
る。この駆動ギヤ101には切り欠き101aが形成されており、アーム14に設けられ
た制御ボス16aが切り欠き101aで固定されるとサーマルヘッド13がプラテンロー
ラ12に圧接する。また同期カム102は制御ボス16bを押さえる。
印刷時には、駆動ギヤ101と噛合するカムギヤ19が回転し、駆動ギヤ101が従動
して切り欠き101aが制御ボス16aに係合しアーム14が固定されるとともにサーマ
ルヘッド13がプラテンローラ12に圧接する。
ところで、特許文献1では、ブラケットはブラケットの位置決め部を有する左右の各側
部と支点部を有するブラケット中央部の3つの部分とで一体的に形成されている画像記録
装置が開示されている。
特開平9−290546号公報
上記のヘッド機構の動作で重要なのはサーマルヘッド13がプラテンローラ12に均一
に圧接することである。その微調整のためにバネ15が設けられているが、駆動ギヤ10
1と同期カム102による左右の同期の精度が最も重要となる。一般には、金属製のシャ
フト100に樹脂製の駆動ギヤ101と同期カム102が圧入されているので、左右の同
期をとるのが難しい。
また特許文献1は、図4、図5の構成のように、シャフトと駆動ギヤと同期カムからな
る構成とは異なり、動作も異なる。
本発明は、サーマルヘッドの駆動時の同期をとりやすくしてサーマルヘッドの圧接を安
定化するとともに、部品点数を減らしてコストを削減できる熱転写プリンタを提供するこ
とを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、プラテンローラとの間に用紙及びインクリボンを
挟んでインクを熱転写するサーマルヘッドと、該サーマルヘッドが固定されるアームと、
前記サーマルヘッドとアームとを接続するバネと、前記アームの両側面に設けられた制御
ボスと、ギヤ及び切り欠きを有し回転により前記一方の制御ボスに切り欠きが係合する駆
動ギヤと、該駆動ギヤの回転軸となるシャフトと、該シャフトを回転軸として前記駆動ギ
ヤと同期して回転し前記他方の制御ボスを押下する同期カムと、前記駆動ギヤを駆動させ
るカムギヤとを備えた熱転写プリンタにおいて、前記ギヤ部分を除き切り欠き部分を含ん
だ前記駆動ギヤの一部分と、前記シャフトと、前記同期カムとを板金で一体成形すること
を特徴とする。
また本発明は、プラテンローラとの間に用紙及びインクリボンを挟んでインクを熱転写
するサーマルヘッドと、該サーマルヘッドが固定されるアームと、該アームの両側面に設
けられた制御ボスと、ギヤ及び切り欠きを有し回転により前記一方の制御ボスに切り欠き
が係合する駆動ギヤと、該駆動ギヤの回転軸となるシャフトと、該シャフトを回転軸とし
て前記駆動ギヤと同期して回転し前記他方の制御ボスを押下する同期カムとを備えた熱転
写プリンタにおいて、前記駆動ギヤの一部分と、前記シャフトと、前記同期カムとを一体
成形することを特徴とする。
上記の熱転写プリンタにおいて、前記一体成形する部材には、前記駆動ギヤのギヤ部分
を除き切り欠き部分を含むことができる。
また上記の熱転写プリンタにおいて、前記一体成形は板金で行うことができる。
本発明によると、駆動ギヤの一部分と、シャフトと、同期カムとを一体成形することに
より、従来のように駆動ギヤと同期カムとシャフトを別部品で構成するよりも駆動ギヤと
同期カムとの同期の精度が向上する。そして、サーマルヘッドがプラテンローラに安定し
て圧接するので、画質が安定化する。また、部品点数が3点から2点に減るので、コスト
を削減することができる。
また本発明によると、駆動ギヤのギヤ部分を除き切り欠き部分を含めて一体成形するこ
とにより、切り欠き部分と同期カム部分とが一体成形となるので、制御ボスを押下、固定
する同期の精度が向上する。
また本発明によると、駆動ギヤの一部分と、シャフトと、同期カムとの一体成形を板金
で行うことにより、駆動ギヤと同期カムとの同期の精度が向上するとともに、一枚の金属
板から作製することができるので、鋳物を用いるよりもコストが削減できる。
図1は昇華型熱転写プリンタ10の要部を示す側面透過図、図2は図1のサーマルヘッ
ド付近を示す図、図3は図2の正面図である。筐体11の中に、プラテンローラ12と、
サーマルヘッド13と、アーム14と、バネ15と、制御ボス16aと、シャフト部材1
7と、駆動ギヤ18と、カムギヤ19とが配設されている。
プラテンローラ12は、表面がゴムやシリコン等の弾性体からなるローラであり、サー
マルヘッド13が圧接される。サーマルヘッド13は、ヒータを備え、プラテンローラ1
2との間にインクリボン(不図示)を挟んでインクを用紙に熱転写する。アーム14は、
サーマルヘッド12を固定するとともに、回転軸14aを中心に回転し、サーマルヘッド
13を上下動させる。バネ15は、サーマルヘッド13とアーム14とを接続し、サーマ
ルヘッド13がプラテンローラ12に当たる圧力を調節する。制御ボス16aは、アーム
14の一方の側面に設けられた棒状の突起であり、アーム14の他方の側面にも同形状の
制御ボス16bが設けられる。
またシャフト部材17は、板金で一体成形されており、棒状のシャフト部17aと、折
り曲げられた駆動ギヤ取り付け部17bと、折り曲げられた同期カム部17cとからなる
。駆動ギヤ取り付け部17bと同期カム部17cはそれぞれ制御ボス16aと16bを押
し下げることでアーム14を上下動させるので、制御ボス16a、16bと接する面はシ
ャフト部17aを挟んで対称で同形状である。駆動ギヤ取り付け部17bには制御ボス1
6aに係合する切り欠き17dが形成されている。駆動ギヤ18はギヤ部18aを有する
樹脂部材であり、駆動ギヤ取り付け部17bにビス20で固定されている。一方、同期カ
ム部17cには切り欠きは特に必要ないが設けても問題はない。カムギヤ19は駆動ギヤ
18を駆動させ、サーマルヘッド13の動作を制御する。
なお、シャフト部材17の板金は、例えば金属の一枚板を所定の形に打ち抜き、シャフ
ト部17aの両端部となる部分を板の反対側からピン形状に押しだし、最後に駆動ギヤ取
り付け部17bと同期カム部17cになる部分を折り曲げると完成する。
このように、シャフト部材17を一体成形することにより、従来のように駆動ギヤと同
期カムとシャフトを別部品で構成するよりも駆動ギヤ取り付け部17bと同期カム部17
cとの同期の精度が向上する。即ち、駆動ギヤ取り付け部17bに固定される駆動ギヤ1
8と同期カム部17cとの同期の精度が向上する。従来別部品であった駆動ギヤと同期カ
ムとは樹脂成型品であり、精度に限界があったからである。また、シャフト部材17の採
用により部品点数が減るので、コストを削減することができる。
次に、サーマルヘッドの動作について説明する。サーマルヘッド13がプラテンローラ
に圧接していない状態、つまりアーム14が上がっている状態でカムギヤ19が図2の矢
印21に示した方向に回転すると、駆動ギヤ18が矢印22に示した方向に回転する。こ
のとき、制御ボス16a、16bがそれぞれ駆動ギヤ取り付け部17bと同期カム部17
cに押し下げられ、アーム14が下がる。その結果、サーマルヘッド13が下がり、プラ
テンローラ12に圧接する(図2の状態)。そして、駆動ギヤ取り付け部17bに押し下
げられた制御ボス16aは切り欠き17dで係止されるので、それ以上アーム14を押し
下げることはない。
従って、両制御ボス16a、16bを押さえる駆動ギヤ取り付け部17bと同期カム1
7cの同期の精度によって、サーマルヘッド13をプラテンローラ12に押さえつける圧
力の分布が決まる。即ち、駆動ギヤ取り付け部17bと同期カム17cの同期の精度が高
い程、サーマルヘッド13がプラテンローラ12に安定して圧接するので、画質が安定化
する。この精度の観点から、切り欠き17d部分は板金でシャフト部材17に一体化する
ことが望ましい。
本発明は、サーマルヘッドを有する昇華型の熱転写プリンタに有効に利用することがで
きる。
本発明の昇華型熱転写プリンタの要部を示す側面透過図である。 図1のサーマルヘッド付近を示す図である。 図2の正面図である。 従来の昇華型熱転写プリンタのサーマルヘッド付近を示す側面透過図である。 図4の正面図である。
符号の説明
10 昇華型熱転写プリンタ
11 筐体
12 プラテンローラ
13 サーマルヘッド
14 アーム
15 バネ
16a、16b 制御ボス
17 シャフト部材
17a シャフト部
17b 駆動ギヤ取り付け部
17c 同期カム部
18 駆動ギヤ
19 カムギヤ
20 ビス

Claims (4)

  1. プラテンローラとの間にインクリボンを挟んでインクを熱転写するサーマルヘッドと、
    該サーマルヘッドが固定されるアームと、前記サーマルヘッドとアームとを接続するバネ
    と、前記アームの両側面に設けられた制御ボスと、ギヤ及び切り欠きを有し回転により前
    記一方の制御ボスに切り欠きが係合する駆動ギヤと、該駆動ギヤの回転軸となるシャフト
    と、該シャフトを回転軸として前記駆動ギヤと同期して回転し前記他方の制御ボスを押下
    する同期カムと、前記駆動ギヤを駆動させるカムギヤとを備えた熱転写プリンタにおいて

    前記ギヤ部分を除き切り欠き部分を含んだ前記駆動ギヤの一部分と、前記シャフトと、
    前記同期カムとを板金で一体成形することを特徴とする熱転写プリンタ。
  2. プラテンローラとの間にインクリボンを挟んでインクを熱転写するサーマルヘッドと、
    該サーマルヘッドが固定されるアームと、該アームの両側面に設けられた制御ボスと、ギ
    ヤ及び切り欠きを有し回転により前記一方の制御ボスに切り欠きが係合する駆動ギヤと、
    該駆動ギヤの回転軸となるシャフトと、該シャフトを回転軸として前記駆動ギヤと同期し
    て回転し前記他方の制御ボスを押下する同期カムとを備えた熱転写プリンタにおいて、
    前記駆動ギヤの一部分と、前記シャフトと、前記同期カムとを一体成形することを特徴
    とする熱転写プリンタ。
  3. 前記一体成形する部材には、前記駆動ギヤのギヤ部分を除き切り欠き部分を含むことを
    特徴とする請求項2記載の熱転写プリンタ。
  4. 前記一体成形は板金であることを特徴とする請求項2又は3記載の熱転写プリンタ。
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