JP3116157B2 - ラインプリンタ - Google Patents

ラインプリンタ

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JP3116157B2
JP3116157B2 JP06252471A JP25247194A JP3116157B2 JP 3116157 B2 JP3116157 B2 JP 3116157B2 JP 06252471 A JP06252471 A JP 06252471A JP 25247194 A JP25247194 A JP 25247194A JP 3116157 B2 JP3116157 B2 JP 3116157B2
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秀樹 大貫
克有 佐藤
悟 小沼
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セイコーインスツルメンツ株式会社
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J25/00Actions or mechanisms not otherwise provided for
    • B41J25/304Bodily-movable mechanisms for print heads or carriages movable towards or from paper surface
    • B41J25/316Bodily-movable mechanisms for print heads or carriages movable towards or from paper surface with tilting motion mechanisms relative to paper surface

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  • Common Mechanisms (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はラインプリンタに関す
る。より詳しくは、印字ヘッド周りの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の小型ラインプリンタは、幅方向に
離間して対向配置した一対の側壁を有するフレームを用
いて組み立てられていた。プラテンは両側壁に回転軸支
されている。サーマルヘッド等の印字ヘッドは両側壁の
間に介在し、プラテンに圧接される。また、ヘッドアッ
プレバーが一方の側壁に取り付けられ、このヘッドアッ
プレバーの作用により印字ヘッドの圧接が解除される。
圧接状態ではプラテンと印字ヘッドの間に給送された記
録紙に印字を行なう。圧接を解除した状態では記録紙の
交換を行なう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ヘッドアップレバーは
プラテンに対する印字ヘッドの圧接を解除する為、回動
操作される。従来ヘッドアップレバーは一方のフレーム
側壁に植設されたピンに軸支されている。この為、ヘッ
ドアップレバーを取り付ける為にピンを植設しなければ
ならず部品点数及び組み立て工数の増加を招くという課
題がある。又、印字ヘッドは一対のフレーム側壁に張り
渡されたシャフトに対して取り付けられる構造となって
いた。この為、組み立て作業が繁雑になり修理の際の交
換も容易でないとの課題がある。さらに、プラテンと印
字ヘッドの平行関係を精密に保つ事が難かしく印字動作
時に記録紙の蛇行等が生じるとの課題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述した従来技術の課題
に鑑み、本発明は印字ヘッド周りの部品点数を削減する
事を目的とする。又、フレームに対する印字ヘッドの着
脱及び交換を容易化する事を目的とする。さらに、プラ
テンに対する印字ヘッドの位置決め精度を高め、且つ片
当たりを防止すると共に、安易な印字ヘッドの外れを防
止する事を目的とする。
【0005】これらの目的を達成する為に以下の手段を
講じた。即ち本発明の第1側面によれば、ラインプリン
タはフレームとプラテンと印字ヘッドとヘッドアップレ
バーとを有している。フレームは幅方向に離間して対向
配置した一対の側壁を有する。プラテンは両側壁に軸支
された回転軸を有する。印字ヘッドは両側壁の間に介在
しプラテンに圧接される。ヘッドアップレバーは一方の
側壁に取り付けられ印字ヘッドに作用してその圧接を解
除する。かかる構成において、ヘッドアップレバーはプ
ラテンの回転軸に対して回動可能に係合している事を特
徴とする。
【0006】具体的には、ヘッドアップレバーはフレー
ムの側壁に嵌合した筒状突起を有しており、プラテンの
回転軸に対する軸受として機能する。本発明の第2側面
によれば、ラインプリンタは基本的な構成としてフレー
ムと、プラテンと、印字ヘッドとを有している。フレー
ムは幅方向に離間して対向配置した一対の側壁を有す
る。プラテンは両側壁の間に回転軸支されている。印字
ヘッドは両側壁の間に組み込まれプラテンに圧接され
る。
【0007】かかる構成において、フレームの各側壁に
はプラテンに近い側の第1案内溝と、プラテンから遠い
側の第2案内溝とが形成されている。一方、印字ヘッド
の各端部には第1案内溝に着脱自在に係合する第1ピン
と、第2案内溝に着脱自在に係合する第2ピンとが一体
的に形成されている。好ましくは、印字ヘッドは第1案
内溝と第1ピンとの係合により、プラテンに対して位置
出しされている。又好ましくは、印字ヘッドの第2ピン
は第2案内溝により遊動軸支され、プラテンに対する印
字ヘッドの圧接を解除する際の自由支点となる。さらに
好ましくは、印字ヘッドは幅方向中心点に加えられる付
勢力によりプラテンに対し平行圧接されている。
【0008】本発明の第3側面によれば、ラインプリン
タはフレームとプラテンと印字ヘッドと背板とから構成
されている。フレームは幅方向に離間して対向配置した
一対の側壁を有する。プラテンは両側壁の間に回転軸支
されている。印字ヘッドは両側壁に対して着脱自在に装
着され、プラテンに平行圧接される。背板は両側壁に対
して着脱自在に係合して印字ヘッドを保持する。好まし
くは、印字ヘッドは背板に当接する弾圧部材と、該弾性
部材の支持中心軸を回動中心とするロックレバーとを一
体的に備えており、前記弾性部材の付勢力を受けてプラ
テンと平行圧接すると共に、前記ロックレバーを前記フ
レームの梁と背板の隙間とに回転自在に配置すること
で、前記背板が安易に外れてしまうことを防止する。
【0009】
【作用】本発明においては、プラテンの回転軸をヘッド
アップレバーの支点として利用している。又、ヘッドア
ップレバーとプラテン軸受の一体化を図っている。これ
により部品点数の削減が可能になり且つ組み立て工数も
削減できる。又、プラテンに対する印字ヘッドの位置出
しは、印字ヘッドの端部に一体形成された第1ピンとフ
レーム側壁に形成された第1案内溝との精密な係合によ
っている。これにより印字ヘッドはプラテンに対して正
確に位置決めできる。
【0010】一方印字ヘッドの第2ピンはフレーム側壁
の第2案内溝により遊動軸支されている。この第2ピン
は印字ヘッドの圧接を解除する際の自由支点となる。こ
の様にヘッドアップの自由支点にガタを設けた事によ
り、部品の歪みや加工公差を吸収できる。
【0011】印字ヘッドに対する付勢はプラテンの略真
上中心付近で1個の弾圧部材だけで行なう為、フローテ
ィングの効果が生じ片当たりを防止できる。印字ヘッド
はフレームに対して着脱自在に組み込まれる。組み込ま
れた印字ヘッドは同じくフレームに対し着脱自在に係合
する背板で保持されている。前述した弾圧部材はロック
レバーと共に印字ヘッドに一体的に組み込まれている。
これにより印字ヘッドの組み立てが簡易化されるととも
に交換も容易になる。また、ロックレバーを設けること
により背板が容易に外れないようにできるため、印字ヘ
ッドの外れ防止が可能となる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の好適な実施例
を詳細に説明する。図1(A)は本発明にかかるライン
プリンタの一実施例を示す平面図である。又、図1
(B)は矢視I方向から見たラインプリンタの側面図で
ある。
【0013】図1(A)に示す様に、本発明のラインプ
リンタはフレーム1と、プラテン2と、印字ヘッド3
と、ヘッドアップレバー4とを備えている。加えてモー
タ5と輪列6を有している。フレーム1は幅方向に離間
して対向配置した一対の側壁7,8を有する。プラテン
2は両側壁7,8に軸支された回転軸9を有する。印字
ヘッド3は両側壁7,8の間に介在しプラテン2に圧接
される。ヘッドアップレバー4は一方の側壁7に取り付
けられ印字ヘッド3に作用してその圧接を解除する。
【0014】プラテン2は他方の側壁8に組み込まれた
輪列6を介してモータ5に接続しており、モータ5を駆
動する事によりプラテン2が回転し、フレーム1の案内
面10に沿って給送される記録紙(図示せず)を印字ヘ
ッド3側に供給する。印字ヘッド3はプラテン2に圧接
した状態で印字動作を行ない給送された記録紙の表面に
印刷を行なう。又ヘッドアップレバー4を操作して印字
ヘッド3の圧接を解除した状態では、プラテン2と印字
ヘッド3との間に間隙が生じ記録紙の交換等を実施す
る。
【0015】本発明の特徴事項として、ヘッドアップレ
バー4はプラテン2の回転軸9に対して回動可能に係合
している。即ちヘッドアップレバー4の支点としてプラ
テン回転軸9を利用する事により部品点数の削減を図っ
ている。さらにヘッドアップレバー4はフレームの側壁
7に嵌合した筒状突起11を有しており、プラテン2の
回転軸9に対する軸受として機能する。これによりさら
なる部品点数の削減が図られている。
【0016】本発明の他の特徴事項として、印字ヘッド
3はフレーム1の両側壁7,8に対して着脱自在に装着
され、且つプラテン2に平行圧接される。さらに背板1
2が両側壁7,8にして着脱自在に係合し、印字ヘッド
3を保持固定する。印字ヘッド3は背板12に当接する
弾圧部材13を一体的に備えており、その付勢力を受け
てプラテン2と平行圧接する。本例では弾圧部材13は
圧縮コイルバネ14からなり、印字ヘッド3の幅方向中
心に植設されたピン15に装着されている。ピン15の
頭部は背板12に設けられた切欠16を通って突出して
いる。
【0017】また、切欠16と圧縮コイルバネ14との
間にはロックレバー17が介在している。かかる構成を
有する弾圧部材13により、印字ヘッド3は幅方向中心
点に加えられる付勢力を受けプラテン2に対し平行圧接
される。印字ヘッド3はプラテン2に対する傾斜に追随
でき、所謂フローティング効果が生じて片当たりを防止
する。
【0018】ロックレバー17は、弾性部材13を支持
するピン15を回転中心として、背板12に対して平行
に回動してフレーム1と背板12との間に配置されるこ
とで、前記背板12の外れ防止ができ、前記ロックレバ
ーをロック解除の位置に回動させて時、前記背板12を
取り外すことが可能となり、その結果、印字ヘッドをフ
レームから取り外すことが可能となる。
【0019】次に、図1(B)を参照して本発明のさら
に他の特徴を説明する。フレームの側壁7にはプラテン
に近い側の第1案内溝18と、プラテンから遠い側の第
2案内溝19とが形成されている。一方印字ヘッド3の
端部には第1案内溝18に着脱自在に係合する第1ピン
20と、第2案内溝19に着脱自在に係合する第2ピン
21とが一体的に形成されている。なお図示しないが、
他方の側壁8にも同様に第1案内溝及び第2案内溝が形
成されている。又印字ヘッドの他方の端部にも第1ピン
及び第2ピンが一体的に形成されており、対応する第1
案内溝及び第2案内溝に着脱自在に係合している。
【0020】印字ヘッド3は第1案内溝18と第1ピン
20との係合によりプラテンに対して位置出しされてい
る。一方印字ヘッド3の第2ピン21は第2案内溝19
により遊動軸支され、プラテンに対する印字ヘッド3の
圧接を解除する際の自由支点となる。換言すると両者の
間にはガタが設けられている。
【0021】前述した様にヘッドアップレバー4はプラ
テンの回転軸9に対して回動可能に軸支されている。図
示の状態ではヘッドアップレバー4はストッパ22に当
接しておりホームポジションにある。この時ヘッドアッ
プレバー4のカム面23は第1ピン20から離間してお
り、印字ヘッド3は圧接状態にある。又前述した様にヘ
ッドアップレバー4に一体成形された筒状突起11は側
壁7に嵌合しており、プラテンの回転軸9に対する軸受
となっている。
【0022】背板12の上下両端部にはU字型の切欠2
4,25が設けられている。一方フレームの側壁7には
突起26,27が形成されている。背板12は上下一対
の切欠24,25により、一対の突起26,27に着脱
自在に係合している。フレームから離脱させる場合に
は、まず、ロックレバー17を背板12とフレーム1と
の間の隙間から外れる位置、即ち、ロック解除位置まで
回動させ、さらに一旦背板12を下側のU字状切欠25
に沿って下降させて上側のU字状切欠24を突起26か
ら外し、次に切欠25を他方の突起27から外す。背板
12を装着する際には上述した離脱手順の逆を行なえば
良い。
【0023】図2は、図1(A)に示したラインプリン
タを矢視II方向から見た側面図である。本図に示した側
壁8側の構造は、図1(B)に示した側壁7側の構造と
基本的に同一であり、対応する部分には対応する参照番
号を付して理解を容易にしている。
【0024】側壁8側には、ヘッドアップレバー4の代
わりに輪列が組み込まれている。図示する様に、側壁8
の内側にはネジ28,29によりモータ5が固着されて
いる。モータ5の回転軸にはピニオン30が取り付けら
れている。一方プラテンの回転軸9には駆動ギヤ31が
固着されている。ピニオン30と駆動ギヤ31は中間ギ
ヤ32により連結されており、モータ5の回転トルクが
プラテン回転軸9に所定の減速比で伝達される。
【0025】図3は、図1(A)に示したラインプリン
タを矢視III 方向から見た背面図である。前述した様
に、背板12の中央には切欠16が形成されており、印
字ヘッド3に植設されたピン15の頂部を逃がしてい
る。このピン15には弾圧部材を構成する圧縮コイルバ
ネが装着されている。本図ではこの圧縮コイルバネはロ
ックレバー17の背部に位置している。ロックレバー1
7はピン15を中心に回転できるように圧縮コイルバネ
とともに前記ピン15に軸支されている。背板12は前
述した様に一対のフレーム側壁7,8に各々設けられた
突起26,27に係合している。なお印字ヘッド3の下
部にはコネクタ34が取り付けられており、外部との電
気接続を図っている。
【0026】次に、図4乃至図6を参照してラインプリ
ンタの動作を詳細に説明する。先ず最初に図4はヘッド
アップレバー4の動作を表わしている。図4(A)はヘ
ッドアップレバー4のホームポジションを示している。
この状態ではヘッドアップレバー4のカム面23は印字
ヘッド3の第1ピン20から離間している。従って印字
ヘッド3は圧縮コイルバネ14の付勢力によりプラテン
2に平行圧接している。なお本例では印字ヘッド3はサ
ーマルヘッドからなる。
【0027】サーマルヘッドは放熱板35と発熱体36
とカバー部材37の一体構造からなる。第1ピン20及
び第2ピン21は金属からなる放熱板35と一体成形さ
れている。図4(B)はヘッドアップレバー4がプラテ
ン回転軸9を中心として反時計方向に回動したオープン
ポジションを示している。
【0028】この状態ではヘッドアップレバー4のカム
面23が第1ピン20に当接し圧縮コイルバネ14の付
勢力に抗して印字ヘッド3をプラテン2から離間させ
る。この時印字ヘッド3は第2ピン21を支点として反
時計方向に回動する。同時に印字ヘッド3に植設された
ピン15の頂部が背板12に設けられた切欠を通して突
出する。
【0029】次に、図5は印字ヘッド3の端部に一体形
成された第1ピン20及び第2ピン21の移動状態を表
わしている。図5(A)では、印字ヘッド3はプラテン
2に対して圧接状態にある。この時第1ピン20は対応
する第1案内溝18により精密に位置決めされており、
印字ヘッド3はプラテン2に対して正確に位置出しされ
ている。
【0030】一方第2ピン21は第2案内溝19に遊動
的に係合しておりガタが設けられている。このガタは例
えば0.4mm程度に設計されている。このガタを設けた
事により部品の歪みや加工公差を吸収する事ができる。
又組み立てや交換の際フレーム側壁7に対する着脱を容
易にしている。
【0031】図示する様に第1案内溝18及び第2案内
溝19の端部は開口しており、第1ピン20及び第2ピ
ン21を容易に係合する事ができる。図5(B)は印字
ヘッド3がプラテン2から離間した状態を表わしてい
る。印字ヘッド3の圧接を解除する為ヘッドアップレバ
ー4を反時計方向に回動すると、第1ピン20は第1案
内溝18に沿って後退する。一方第2ピン21は第2案
内溝19の底部に止まり遊動的に回転する。これにより
印字ヘッド3の円滑な圧接解除操作が可能になる。圧接
解除の開始初期において、第2ピン21は第2案内溝1
9の内部をガタ分だけ平行移動する。次に第2案内溝1
9の端面に度当たりすると回転運動に移行する。これに
よりヘッドアップレバー4の円滑な操作が可能になる。
【0032】最後に図6は印字ヘッドの着脱動作を表わ
している。図6(A)は印字ヘッド3が組み込まれた状
態を示している。この時には印字ヘッド3はプラテン2
に圧接している。印字ヘッド3は背板12により固定保
持されている。
【0033】図6(B)は背板12の上端側をフレーム
の側壁から離脱した状態を表わしている。この時には付
勢力が解除されるので印字ヘッド3は第2ピン21を中
心にして反時計方向に容易に回動し、プラテン2から離
間する。発熱体36の表面が露出するので極めて容易に
クリーニング等の処理が行なえる。
【0034】図6(C)は背板12を完全にフレームか
ら取り外した状態を表わしている。この時には第1ピン
20及び第2ピン21を対応する各案内溝から離脱させ
る事ができ、印字ヘッド3はフレームから完全に取り除
かれる。よって印字ヘッドの交換が極めて容易に行なえ
る。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればヘ
ッドアップレバーとプラテン軸受の一体化を図ってい
る。又プラテンに対する位置出しは印字ヘッドに一体成
形された第1ピンとフレーム側壁に形成された第1案内
溝の係合による。印字ヘッドの付勢はプラテンの略真上
中心付近で1個の圧縮コイルバネにより行なう。この圧
縮コイルバネは印字ヘッド側に装着されている。ヘッド
アップレバーの支点にガタを設けた。印字ヘッドは背板
1枚で固定保持されており、この背板を外せば印字ヘッ
ドが取り出せる。かかる構成により、ラインプリンタの
組み立てが簡略化され印字ヘッドの交換も容易になると
いう効果が得られる。さらに、ロックレバー17を背板
12とフレーム1との間の隙間から回動して外し、その
結果、背板12をフレームから外し、印字ヘッドを外す
ことができるようにしたので、安易に印字ヘッドが外れ
てしまう等の不具合が防止できる。また部品の共用化及
び一体化によりラインプリンタの製造コストを大幅に低
減できるという効果がある。さらにラインプリンタのサ
イズをコンパクトにできるという効果がある。またプラ
テンに対する印字ヘッドの圧接が均一になり、印字品質
が向上するという効果と共に、背板の外れ防止機構を設
けたために、誤って印字ヘッドを外してしまう当の誤操
作を防止することができる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるラインプリンタの一実施例を示
す平面図及び側面図である。
【図2】同じくラインプリンタの他の側面図である。
【図3】同じくラインプリンタの背面図である。
【図4】本発明にかかるラインプリンタのヘッドアップ
動作説明図である。
【図5】本発明にかかるラインプリンタの印字ヘッド移
動状態を示す説明図である。
【図6】本発明にかかるラインプリンタの印字ヘッド交
換工程を示す説明図である。
【符号の説明】
1 フレーム 2 プラテン 3 印字ヘッド 4 ヘッドアップレバー 5 モータ 6 輪列 7 側壁 8 側壁 9 回転軸 11 筒状突起 12 背板 13 弾圧部材 15 コイルピン 17 ロックレバー 18 第1案内溝 19 第2案内溝 20 第1ピン 21 第2ピン 23 カム面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−140176(JP,A) 実開 平5−28651(JP,U) 実開 平4−60445(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 25/312 B41J 2/32 B41J 25/304 B41J 25/316

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 幅方向に離間し対向配置して回動不可な
    るように固設した一対の側壁を有するフレームと、両側
    壁の間に回転軸支されたプラテンと、両側壁の間に組み
    込まれ前記プラテンに圧接された印字ヘッドとを有し、 前記フレームの各側壁には、前記プラテンに近い側の第
    1案内溝と、前記プラテンから遠い側の第2案内溝とが
    形成されており、また、 前記印字ヘッドの各端部には、前記第1案内溝に
    着脱自在に係合する第1ピンと、前記第2案内溝に着脱
    自在に係合する第2ピンとが一体的に形成されており、 さらに、前記印字ヘッドは、前記第1案内溝と前記第1
    ピンとの係合により、前記プラテンに対して位置出しさ
    れているラインプリンタにおいて、 前記印字ヘッドの第2ピンは、前記第2案内溝により遊
    動軸支され、前記プラテンに対する印字ヘッドの圧接を
    解除する際の自由支点となる 事を特徴とするラインプリ
    ンタ。
  2. 【請求項2】 前記印字ヘッドは、幅方向中心点に加え
    られる付勢力により前記プラテンに対し平行圧接されて
    いる事を特徴とする請求項1記載のラインプリンタ。
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