JPH06338469A - 真空仕切弁 - Google Patents

真空仕切弁

Info

Publication number
JPH06338469A
JPH06338469A JP15113393A JP15113393A JPH06338469A JP H06338469 A JPH06338469 A JP H06338469A JP 15113393 A JP15113393 A JP 15113393A JP 15113393 A JP15113393 A JP 15113393A JP H06338469 A JPH06338469 A JP H06338469A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
vacuum
valve body
opening
closing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP15113393A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3244344B2 (ja
Inventor
Genichi Kanazawa
元一 金沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kokusai Electric Corp filed Critical Kokusai Electric Corp
Priority to JP15113393A priority Critical patent/JP3244344B2/ja
Publication of JPH06338469A publication Critical patent/JPH06338469A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3244344B2 publication Critical patent/JP3244344B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lift Valve (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 最も密閉力の必要な位置で推力効率が向上
し、小容量で小形の弁開閉用駆動源を用いて弁体を密閉
できる真空仕切弁を提供する。 【構成】 真空処理室内に被処理基板を搬入出する際に
使用する真空予備室1の出入口2に、これを開閉する弁
体3を回転可能に枢支し、かつ弁体3を開方向にスプリ
ング4で規制し、この弁体3に斜面カム5を設け、この
斜面カム5の斜面5Aに、作動ロッド6を伸長してこれ
に枢支された回転体7を押圧して、閉弁状態を維持する
直動型弁開閉用駆動源8を具備してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、真空処理室内にガラス
基板,シリコン基板等の被処理基板を搬入して減圧下で
処理するプラズマCVD装置,プラズマエッチング装置
等の半導体製造装置の真空予備室に用いる真空仕切弁に
関する。
【0002】
【従来の技術】図2(A),(B)はそれぞれ従来の真
空仕切弁の1例の構成を示す正面図及びその構成と作用
を説明するための左側面図である。半導体製造装置の真
空予備室は、被処理基板を大気中から真空中に持ち込む
場合と、真空中から大気中に取り出す場合に用いられ
る。例えば、被処理基板を大気中から真空中に持ち込む
場合は、まず、図2の実線で示すように真空仕切弁の弁
体3を密閉用Oリング17を介して閉じた状態で真空予
備室1を真空状態から大気圧状態にする。次いで真空予
備室1の出入口2を開閉する弁体3の両端部が出入口2
の下部外面にそれぞれ枢支軸10で連結部材11を介し
て回転自在に枢支され、弁体3の中央部が連結軸12で
作動ロッド6に連結され、基台13に取付軸14で枢支
された弁開閉用エアシリンダ15を作動して作動ロッド
6を縮小することにより、弁体3が連結部材11を介し
て枢支軸10を中心に図2(B)の仮想線で示すように
回転して開弁し、出入口2を開く。
【0003】しかる後、処理前基板を載置した基板搬送
アーム16を出入口2を通して真空予備室1内に搬入
し、該予備室1内の脱着機構により処理前基板を基板搬
送アーム16から移載し、基板搬送アーム16を予備室
1外に搬出する。次に弁開閉用エアシリンダ15を作動
して作動ロッド6を伸長することにより弁体3が連結部
材11を介して枢支軸10を中心に図2(B)の実線で
示すように回転して閉弁し、出入口2を閉じる。次いで
真空予備室1の排気弁(図示せず)を開き、予備室1内
を排気して真空状態にする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記図2に示すような
従来例にあっては、真空排気後、弁体3に1kg/cm2
圧力が作用するので、密閉に必要な力は真空処理室との
間に設けられた仕切弁よりは少なくて良いが、排気開始
時に処理室内が減圧されるための最低の密閉力は必要で
ある。したがって設置場所の制限から図2に示すような
位置に弁開閉用エアシリンダ15を配すると、最も密閉
力の必要な位置で該エアシリンダ15の推力の効率が悪
いため、大容量のエアシリンダ15が必要となる。ま
た、開閉動作時にエアシリンダ15が揺動するので、装
置内にそのためのスペースも必要となる等の課題があ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明真空仕切弁は、上
記課題を解決するため、真空処理室内に被処理基板を搬
入出する際に使用する真空予備室1の出入口2に、これ
を開閉する弁体3を回転可能に枢支し、かつ弁体3を開
方向にスプリング4で規制し、この弁体3に斜面カム5
を設け、この斜面カム5の斜面5Aに、作動ロッド6を
伸長してこれに枢支された回転体7を押圧して、閉弁状
態を維持する直動型弁開閉用駆動源8を具備してなる構
成としたものである。
【0006】
【作用】図1の実線で示すように真空仕切弁の弁体3を
密閉用Oリング17を介して閉じた状態で、直動型弁開
閉用駆動源8を作動してその作動ロッド6をガイド9に
より案内しつつ縮小することにより弁体3に設けられた
斜面カム5の斜面5Aを押圧していた回転体7が回転し
つつ限界位置まで直動し、弁体3から外れることにな
る。その結果、弁体3がスプリング4のバネ力と弁体3
の自重により限界位置まで回転し、開弁状態に保たれて
出入口2が開状態になる。この開状態で、直動型弁開閉
用駆動源8を作動してその作動ロッド6をガイド9によ
り案内しつつ伸長することにより弁体3が回転体7によ
りスプリング4のバネ力と弁体3の自重に抗して閉方向
に回転し、弁体3に設けられた斜面カム5の斜面5Aに
回転体7が回転して乗り上げることで所要の密閉圧力に
より閉弁し、出入口2を閉じて閉状態に保持することに
なる。
【0007】
【実施例】図1(A),(B)はそれぞれ本発明真空仕
切弁の1実施例の構成を示す正面図及びその構成と作用
を説明するための左側面図である。まず、本実施例の構
成を説明する。図1において1は真空予備室、2はその
出入口、3は出入口2を開閉する弁体、17は密閉用O
リングである。弁体3の両端部は、出入口2の下部外面
にそれぞれ枢支軸10で連結部材11を介して回転可能
に枢支され、かつ開方向にスプリング4で規制されてい
る。弁体3の中央部には斜面カム5が埋設され、該斜面
カム5の斜面5Aに、作動ロッド6を伸長してこれに枢
支されたローラ7が押圧されて、閉弁状態を維持する直
動型弁開閉用エアシリンダ8が出入口2の下方部に配設
されている。
【0008】以下、本実施例の作用を説明する。半導体
製造装置の真空予備室に例えば被処理基板を大気中から
真空中に持ち込む場合は、まず、図1の実線で示すよう
に真空仕切弁の弁体3を密閉用Oリング17を介して閉
じた状態で真空予備室1を真空状態から大気圧状態にす
る。次いで直動型弁開閉用エアシリンダ8を作動してそ
の作動ロッド6をガイド9により案内しつつ縮小するこ
とにより弁体3に設けられた斜面カム5の斜面5Aを押
圧していたローラ7が回転しつつ図1(B)の仮想線で
示す下限位置まで直動し、弁体3から外れることにな
る。その結果、弁体3がスプリング4のバネ力と弁体3
の自重により図1(B)の仮想線で示す限界位置まで回
転し、開弁状態に保たれて出入口2が開状態になる。
【0009】しかる後、処理前基板を載置した基板搬送
アーム16を出入口2を通して真空予備室1内に搬入
し、該予備室1内の脱着機構により処理前基板を基板搬
送アーム16から移載し、基板搬送アーム16を予備室
1外に搬出する。次に、直動型弁開閉用エアシリンダ8
を作動してその作動ロッド6をガイド9により案内しつ
つ伸長することにより弁体3がローラ7によりスプリン
グ4のバネ力と弁体3の自重に抗して図1(B)の実線
で示すように閉方向に回転し、弁体3に設けられた斜面
カム5の斜面5Aにローラ7が回転して乗り上げること
で所要の密閉圧力により閉弁し、出入口2を閉じて閉状
態に保持することになる。斜面カム5の斜面5A角度と
弁体3の角度に応じてエアシリンダ8の推力は閉方向の
力に拡大変換されて伝達され、極めて小さな推力で弁体
3を閉弁することができることになる。
【0010】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、弁開閉用
駆動源15の作動ロッド6に連結された弁体3を、作動
ロッド6の往復動により回転方向を変えて開閉する従来
構成に対し、作動ロッド6に枢支された回転体7が当接
される弁体3を、作動ロッド6の往復動によりスプリン
グ4のバネ力に抗し又はそのバネ力により回転して開閉
し、密閉時は弁体3に設けられた斜面カム5の斜面5A
に回転体7が乗り上げ押圧する本発明真空仕切弁構成で
あるから、最も密閉力の必要な位置で直動型弁開閉用駆
動源8の推力の効率を向上することができ、駆動源8を
小容量化することができると共に、駆動源8を直線動作
するだけの直動型のものでよいので、駆動源8全体をコ
ンパクトにでき、設置スペースを縮小できる等の効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A),(B)はそれぞれ本発明真空仕切弁の
1実施例の構成を示す正面図及びその構成と作用を説明
するための左側面図である。
【図2】(A),(B)はそれぞれ従来の真空仕切弁の
1例の構成を示す正面図及びその構成と作用を説明する
ための左側面図である。
【符号の説明】
1 真空予備室 2 出入口 3 弁体 4 スプリング 5 斜面カム 5A 斜面 6 作動ロッド 7 回転体(ローラ) 8 (ガイド9付き)直動型弁開閉用駆動源(エアシリ
ンダ) 9 ガイド 10 枢支軸 11 連結部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空処理室内に被処理基板を搬入出する
    際に使用する真空予備室(1)の出入口(2)に、これ
    を開閉する弁体(3)を回転可能に枢支し、かつ弁体
    (3)を開方向にスプリング(4)で規制し、この弁体
    (3)に斜面カム(5)を設け、この斜面カム(5)の
    斜面(5A)に、作動ロッド(6)を伸長してこれに枢
    支された回転体(7)を押圧して、閉弁状態を維持する
    直動型弁開閉用駆動源(8)を具備してなる真空仕切
    弁。
  2. 【請求項2】 真空予備室(1)は真空処理室内に被処
    理基板を搬入して減圧下で処理する半導体製造装置の真
    空予備室である請求項1の真空仕切弁。
  3. 【請求項3】 直動型弁開閉駆動源(8)は、ローラ
    (7)が枢支された作動ロッド(6)を用いるガイド
    (9)付き直動型弁開閉用シリンダである請求項1の真
    空仕切弁。
JP15113393A 1993-05-28 1993-05-28 半導体製造装置 Expired - Fee Related JP3244344B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15113393A JP3244344B2 (ja) 1993-05-28 1993-05-28 半導体製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15113393A JP3244344B2 (ja) 1993-05-28 1993-05-28 半導体製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06338469A true JPH06338469A (ja) 1994-12-06
JP3244344B2 JP3244344B2 (ja) 2002-01-07

Family

ID=15512095

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15113393A Expired - Fee Related JP3244344B2 (ja) 1993-05-28 1993-05-28 半導体製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3244344B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004003026A (ja) * 2002-05-24 2004-01-08 Carl-Zeiss-Stiftung Cvd処理装置
JP2012238911A (ja) * 2008-04-07 2012-12-06 Tokyo Electron Ltd 基板処理装置
CN103966568A (zh) * 2013-01-29 2014-08-06 住友重机械工业株式会社 成膜装置及真空腔室的开闭机构
JP2014185383A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Sumitomo Heavy Ind Ltd 成膜装置
JP6412670B1 (ja) * 2018-04-13 2018-10-24 株式会社ブイテックス ゲートバルブ

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004003026A (ja) * 2002-05-24 2004-01-08 Carl-Zeiss-Stiftung Cvd処理装置
JP2012238911A (ja) * 2008-04-07 2012-12-06 Tokyo Electron Ltd 基板処理装置
TWI467682B (zh) * 2008-04-07 2015-01-01 Tokyo Electron Ltd Substrate processing device
CN103966568A (zh) * 2013-01-29 2014-08-06 住友重机械工业株式会社 成膜装置及真空腔室的开闭机构
JP2014185383A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Sumitomo Heavy Ind Ltd 成膜装置
JP6412670B1 (ja) * 2018-04-13 2018-10-24 株式会社ブイテックス ゲートバルブ
JP2019183996A (ja) * 2018-04-13 2019-10-24 株式会社ブイテックス ゲートバルブ

Also Published As

Publication number Publication date
JP3244344B2 (ja) 2002-01-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4493955B2 (ja) 基板処理装置及び搬送ケース
JP4921741B2 (ja) ミニエンバイロメントポッドと装置との間の真空インタフェース
JP2635099B2 (ja) 真空ロードロツクを具えたプラズマ反応装置
JPH06338469A (ja) 真空仕切弁
JPH01261573A (ja) 真空仕切弁
JP3273560B2 (ja) マルチチャンバロードロック装置のシール機構
KR970077303A (ko) 반도체 처리 장치
JP4574926B2 (ja) 真空処理装置
JPH11182699A (ja) ゲートバルブ
JP2009246344A (ja) 真空処理装置、真空処理装置の制御方法、デバイスの製造方法、及び記憶媒体
JP2001015571A (ja) ゲートバルブ
JP4270617B2 (ja) 真空搬送装置
JPH1197515A (ja) ウエハ支持用回転テーブル
KR102645712B1 (ko) 기판 처리 장치
JP2527763Y2 (ja) 半導体プロセス装置
JP2887079B2 (ja) アッシング装置
JPH1022357A (ja) ウエハ搬送装置
JPH0240249A (ja) 遠心分離機のスライドドア機構
JPS6322174B2 (ja)
JPH01225330A (ja) 搬送装置
JP3288616B2 (ja) ゲートバルブ
JP3048982B2 (ja) レジスト塗布前処理装置
JPH11185685A (ja) 真空チャンバーのゲートバルブ
JPH0726362Y2 (ja) 真空処理装置
JPH0143858Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071026

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081026

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees