JP3244344B2 - 半導体製造装置 - Google Patents

半導体製造装置

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JP3244344B2
JP3244344B2 JP15113393A JP15113393A JP3244344B2 JP 3244344 B2 JP3244344 B2 JP 3244344B2 JP 15113393 A JP15113393 A JP 15113393A JP 15113393 A JP15113393 A JP 15113393A JP 3244344 B2 JP3244344 B2 JP 3244344B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、真空処理室内にガラス
基板,シリコン基板等の被処理基板を搬入して減圧下で
処理する半導体製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2(A),(B)はそれぞれ従来の真
空仕切弁の1例の構成を示す正面図及びその構成と作用
を説明するための左側面図である。半導体製造装置の真
空予備室は、被処理基板を大気中から真空中に持ち込む
場合と、真空中から大気中に取り出す場合に用いられ
る。例えば、被処理基板を大気中から真空中に持ち込む
場合は、まず、図2の実線で示すように真空仕切弁の弁
体3を密閉用Oリング17を介して閉じた状態で真空予
備室1を真空状態から大気圧状態にする。次いで真空予
備室1の出入口2を開閉する弁体3の両端部が出入口2
の下部外面にそれぞれ枢支軸10で連結部材11を介し
て回転自在に枢支され、弁体3の中央部が連結軸12で
作動ロッド6に連結され、基台13に取付軸14で枢支
された弁開閉用エアシリンダ15を作動して作動ロッド
6を縮小することにより、弁体3が連結部材11を介し
て枢支軸10を中心に図2(B)の仮想線で示すように
回転して開弁し、出入口2を開く。
【0003】しかる後、処理前基板を載置した基板搬送
アーム16を出入口2を通して真空予備室1内に搬入
し、該予備室1内の脱着機構により処理前基板を基板搬
送アーム16から移載し、基板搬送アーム16を予備室
1外に搬出する。次に弁開閉用エアシリンダ15を作動
して作動ロッド6を伸長することにより弁体3が連結部
材11を介して枢支軸10を中心に図2(B)の実線で
示すように回転して閉弁し、出入口2を閉じる。次いで
真空予備室1の排気弁(図示せず)を開き、予備室1内
を排気して真空状態にする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記図2に示すような
従来例にあっては、真空排気後、弁体3に1kg/cm2
圧力が作用するので、密閉に必要な力は真空処理室との
間に設けられた仕切弁よりは少なくて良いが、排気開始
時に処理室内が減圧されるための最低の密閉力は必要で
ある。したがって設置場所の制限から図2に示すような
位置に弁開閉用エアシリンダ15を配すると、最も密閉
力の必要な位置で該エアシリンダ15の推力の効率が悪
いため、大容量のエアシリンダ15が必要となる。ま
た、開閉動作時にエアシリンダ15が揺動するので、装
置内にそのためのスペースも必要となる等の課題があ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、真空室の出入口に、これを
開閉する弁体を回転可能に枢支し、かつ弁体を開方向に
スプリングで規制し、この弁体に斜面を設け、この斜面
に作動ロッドを伸長してこれに枢支された回転体を押圧
して、閉状態を維持することを特徴とする
【0006】
【作用】図1の実線で示すように真空仕切弁の弁体3を
密閉用Oリング17を介して閉じた状態で、直動型弁開
閉用駆動源8を作動してその作動ロッド6をガイド9に
より案内しつつ縮小することにより弁体3に設けられた
斜面カム5の斜面5Aを押圧していた回転体7が回転し
つつ限界位置まで直動し、弁体3から外れることにな
る。その結果、弁体3がスプリング4のバネ力と弁体3
の自重により限界位置まで回転し、開弁状態に保たれて
出入口2が開状態になる。この開状態で、直動型弁開閉
用駆動源8を作動してその作動ロッド6をガイド9によ
り案内しつつ伸長することにより弁体3が回転体7によ
りスプリング4のバネ力と弁体3の自重に抗して閉方向
に回転し、弁体3に設けられた斜面カム5の斜面5Aに
回転体7が回転して乗り上げることで所要の密閉圧力に
より閉弁し、出入口2を閉じて閉状態に保持することに
なる。
【0007】
【実施例】図1(A),(B)はそれぞれ本発明真空仕
切弁の1実施例の構成を示す正面図及びその構成と作用
を説明するための左側面図である。まず、本実施例の構
成を説明する。図1において1は真空予備室、2はその
出入口、3は出入口2を開閉する弁体、17は密閉用O
リングである。弁体3の両端部は、出入口2の下部外面
にそれぞれ枢支軸10で連結部材11を介して回転可能
に枢支され、かつ開方向にスプリング4で規制されてい
る。弁体3の中央部には斜面カム5が埋設され、該斜面
カム5の斜面5Aに、作動ロッド6を伸長してこれに枢
支されたローラ7が押圧されて、閉弁状態を維持する直
動型弁開閉用エアシリンダ8が出入口2の下方部に配設
されている。
【0008】以下、本実施例の作用を説明する。半導体
製造装置の真空予備室に例えば被処理基板を大気中から
真空中に持ち込む場合は、まず、図1の実線で示すよう
に真空仕切弁の弁体3を密閉用Oリング17を介して閉
じた状態で真空予備室1を真空状態から大気圧状態にす
る。次いで直動型弁開閉用エアシリンダ8を作動してそ
の作動ロッド6をガイド9により案内しつつ縮小するこ
とにより弁体3に設けられた斜面カム5の斜面5Aを押
圧していたローラ7が回転しつつ図1(B)の仮想線で
示す下限位置まで直動し、弁体3から外れることにな
る。その結果、弁体3がスプリング4のバネ力と弁体3
の自重により図1(B)の仮想線で示す限界位置まで回
転し、開弁状態に保たれて出入口2が開状態になる。
【0009】しかる後、処理前基板を載置した基板搬送
アーム16を出入口2を通して真空予備室1内に搬入
し、該予備室1内の脱着機構により処理前基板を基板搬
送アーム16から移載し、基板搬送アーム16を予備室
1外に搬出する。次に、直動型弁開閉用エアシリンダ8
を作動してその作動ロッド6をガイド9により案内しつ
つ伸長することにより弁体3がローラ7によりスプリン
グ4のバネ力と弁体3の自重に抗して図1(B)の実線
で示すように閉方向に回転し、弁体3に設けられた斜面
カム5の斜面5Aにローラ7が回転して乗り上げること
で所要の密閉圧力により閉弁し、出入口2を閉じて閉状
態に保持することになる。斜面カム5の斜面5A角度と
弁体3の角度に応じてエアシリンダ8の推力は閉方向の
力に拡大変換されて伝達され、極めて小さな推力で弁体
3を閉弁することができることになる。
【0010】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、弁開閉用
駆動源15の作動ロッド6に連結された弁体3を、作動
ロッド6の往復動により回転方向を変えて開閉する従来
構成に対し、作動ロッド6に枢支された回転体7が当接
される弁体3を、作動ロッド6の往復動によりスプリン
グ4のバネ力に抗し又はそのバネ力により回転して開閉
し、密閉時は弁体3に設けられた斜面カム5の斜面5A
に回転体7が乗り上げ押圧する本発明真空仕切弁構成で
あるから、最も密閉力の必要な位置で直動型弁開閉用駆
動源8の推力の効率を向上することができ、駆動源8を
小容量化することができると共に、駆動源8を直線動作
するだけの直動型のものでよいので、駆動源8全体をコ
ンパクトにでき、設置スペースを縮小できる等の効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A),(B)はそれぞれ本発明真空仕切弁の
1実施例の構成を示す正面図及びその構成と作用を説明
するための左側面図である。
【図2】(A),(B)はそれぞれ従来の真空仕切弁の
1例の構成を示す正面図及びその構成と作用を説明する
ための左側面図である。
【符号の説明】
1 真空予備室 2 出入口 3 弁体 4 スプリング 5 斜面カム 5A 斜面 6 作動ロッド 7 回転体(ローラ) 8 (ガイド9付き)直動型弁開閉用駆動源(エアシリ
ンダ) 9 ガイド 10 枢支軸 11 連結部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/205 F16K 1/20 H01L 21/3065

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空室の出入口に、これを開閉する弁体
    を回転可能に枢支し、かつ弁体を開方向にスプリングで
    規制し、この弁体に斜面を設け、この斜面に作動ロッド
    を伸長してこれに枢支された回転体を押圧して、閉状態
    を維持することを特徴とする半導体製造装置。
JP15113393A 1993-05-28 1993-05-28 半導体製造装置 Expired - Fee Related JP3244344B2 (ja)

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JPH06338469A JPH06338469A (ja) 1994-12-06
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JP5908857B2 (ja) * 2013-03-25 2016-04-26 住友重機械工業株式会社 成膜装置
JP6412670B1 (ja) * 2018-04-13 2018-10-24 株式会社ブイテックス ゲートバルブ

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