JPH06321461A

JPH06321461A - 垂直−水平乗客輸送装置

Info

Publication number: JPH06321461A
Application number: JP4409094A
Authority: JP
Inventors: Edmund Sager; エドマンド・サガー
Original assignee: Inventio AG
Current assignee: Inventio AG
Priority date: 1993-03-18
Filing date: 1994-03-15
Publication date: 1994-11-22
Also published as: DE59306673D1; EP0615946B1; EP0615946A1; CA2115720A1; US5433293A; ATE153986T1

Abstract

(57)【要約】【目的】垂直−水平乗客輸送装置の提供。【構成】垂直及び水平移動用の個々の駆動手段を設け
ているケージ（１）及び固定した、かつ可動のガイド手
段（５、６）が設けられており、ケージの駆動手段が力
固定的、かつ形状固定的に係合している垂直及び水平移
動シャフト（２、３）からなり、１個又はそれ以上のケ
ージ（１）が同じシャフト内を同時に移動することがで
きる垂直−水平乗客輸送装置であって、ケージ（１）の
駆動手段はローラ及びストラップを有する駆動する輸送
チェーン（４）であり、ローラがガイド（５）中のステ
ップに係合しており、可動ガイド（６）は、水平シャフ
ト（３）における水平移動のための通路を解放するため
に旋回機構（６．１）及びラッチング機構（６．２）を
示しており、ガイド（３．１）及びこの上を動く転向及
びテンションローラが水平移動のために存在する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、垂直−水平乗客輸送装
置に関する。

【０００２】

【従来の技術】垂直−水平乗客輸送装置は、垂直及び水
平の走行のための個々の駆動手段が設けられているケー
ジ並びに固定され、かつ可動のガイド手段を具備する垂
直及び水平の走行シャフトからなり、駆動手段が装置内
に力固定的（ｆｏｒｃｅ−ｌｏｃｋｉｎｇｌｙ）かつ形
状固定的（ｓｈａｐｅ−ｌｏｃｋｉｎｇｌｙ）に係合し
ており、１個以上のケージが同一のシャフト内で同時に
走行することができる。

【０００３】言及された種類の装置は、米国特許第３，
６５８，１５５に図示され、説明されている。ケージ上
の駆動手段は、モータ及び端部に歯付きピニオンを有す
る軸方向に変位可能なシャフト上にあるチェーントラン
スミッションである。シャフト端部のガイド手段はマル
チトラック歯付きラック（ｔｏｏｔｈｅｄｒａｃｋ）
異形材（ｐｒｏｆｉｌｅ）であり、そこで、一つは垂直
にのみ配列されており、他は水平左に導き、そして第３
は水平右に導く。適切な走行トラックは、ある歯付きラ
ック上のピニオンシャフトの軸方向の変位によって選択
される。ケージは駆動手段に吊り下がり、四つの角の補
助の支持車輪によって導かれる。特別の機械器材が歯付
きピニオンを方向の変化の間係合させておく。

【０００４】この装置は非常に多くの機械的精密部品か
らなっている。特に、異なる歯付きラック形状が対応す
るコストをもたらすであろう。さらに、対応する安全器
材が、力の伝達部品の破砕の場合のために、補助的にさ
らに設けられなければならない。

【０００５】自動ケージ上の駆動手段に関しては、フラ
ンス特許明細書第１，５５７，６６２号及び対応するド
イツ公告明細書第３９３９７６２号が歯付きベルト
によるケージ駆動手段を記載する。歯付きベルトは両側
部で輪郭がされている。駆動歯車及び転向又はテンショ
ンローラが内方の歯に係合する。歯付きベルトの外方の
歯は、同時にガイド手段として働く歯付きラックに同様
に形状固定的に係合する。歯付きラック及び歯付きベル
トの歯の形状により、接触圧装置は、形状固定接合が維
持されたままであるために駆動ローラと転向ローラの間
の通路に設けられるべきである。この接触圧器材は、多
数の圧力ローラを有する歯付きベルト、又は支え中に一
列に配列された異なった形状の多数の圧力ローラからな
る。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】この装置において、比
較的細かい歯付きラックは用途を見いだし、付加的な外
力は必要な歯付きラック接触圧装置でもってなされるべ
きである。ビルディング現場リフトが関係するので、安
全装置は存在しない。しかしながら、このような安全装
置が、乗客輸送装置のために存在しなければならない。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明は、垂直及び水平
輸送のための乗客輸送装置を作る研究に基づいており、
この装置は、簡単な固定され、かつ可動のガイド手段を
示しており、キャタピラトラック原理に基づいているケ
ージ上の装置の駆動手段は何等の接触圧手段を必要とせ
ず、そして支持力伝達手段の破壊の場合にケージを停止
する安全装置を示している。

【０００８】この問題は請求の範囲で特徴づけられた発
明によって解決される。

【０００９】この発明の効果は、満足できるコストのガ
イド手段が標準的な異形材の形状で使用できること、そ
こでは、形状固定接合のために必要である部材が、より
大きい間隔でのみ配列されており、そして簡単な機械的
操作で形作ることができ、ケージ上の駆動手段が垂直及
び水平の両方向の輸送のために役立つこと、ガイド手段
における形状固定部材の形状のための力伝達のために使
用されるローラチェーンが何等の接触圧装置を必要とし
ないこと、及びケージブレーキ及び安全接触が、生起す
るチェーン破壊の場合に作動することにある。

【００１０】

【実施例】図１において、ケージ１が、輸送チェーン４
によって両側部をガイド異形材（ｇｕｉｄｅｐｒｏｆ
ｉｌｅ）５と力固定的、かつ形状固定的に連結されて、
垂直シャフト２内に置かれている。輸送チェーン４はそ
れぞれがケージ１の両側部及び底面下方の角を回って延
びている。輸送チェーン４はそれぞれ、３個のそれぞれ
のローラによって導かれ又は駆動される。ガイド異形材
５はシャフトの壁７にしっかりと連結されている。垂直
シャフト２の下方部分において、ガイド異形材５は水平
シャフト３に通じている。垂直シャフト２の最下部の垂
直ガイド異形材は６で表され、それぞれの旋回する機構
６．１によって天井８の下部に上向きに、それぞれ旋回
することができる。図の左側に、ガイド異形材６が破線
によって上方に旋回した状態に示されている。ガイド異
形材６の垂直位置において、この実施例で、ラッチピン
が水平ガイド異形材３．１の穴に貫通し、かつガイド異
形材６をこの位置で同様に負荷のもとに保持すること
で、ラッチ機構６．２が機能する。ラッチ機構６．２
は、リンケージによって旋回機構６．１に連結され、か
つそれぞれの旋回操作の間図示しない装置によってこれ
から付随的に動かされる。

【００１１】駆動手段の詳細は図２に図示されている。
輸送チェーン４はローラチェーンであり、ローラ４．１
及びストラップ４．２から構成されている。輸送チェー
ン４は、左側の輸送チェーンのために底部左で、そして
破線で描いた輸送チェーン４のために底部右で、ケージ
１の内部にあるチェーンホイール９によって動かされ
る。チェーンホイール９から、輸送チェーンはケージ１
の内部で上部の転向ローラ１３へさかのぼる。転向ロー
ラ１３から、ケージ１の外方の側部に移動し、ガイド異
形材５の中に入る。この実施例では、各第２のローラ
４．１がガイド異形材５のステップ５．１上に形状固定
的に収まるようになる。ガイド異形材５は、取り付け
５．２によってシャフト７の壁にしっかりと連結され
る。下方へのチェーン移動に基づきケージ１は上方に移
動する。輸送チェーン４は次いでケージ１の下方の角で
転向ローラ１２によって水平に転向され、ケージ１の下
部を転向テンションローラ１１ヘ移動して、そこからケ
ージの内部に再び導かれる。チェーンホイール９へ水平
的な戻り移動を伴って再び出発点に到達する。転向テン
ションローラ１１は、輸送チェーン４を伸長する目的で
プッシュロッド１１．２によりスプリング１１．１によ
って右へ緊張されている。スイッチカムはスプリングの
右手端部に１１．４で表されている。破砕の結果として
チェーン張力の弛緩の際に、スイッチカム１１．４は電
気的接点１１．５に触れる。電気的接点は電線１１．６
によって図示されない安全回路と接続状態にある。ブレ
ーキシュー１１．３が、付属のガイド１１．７を通るプ
ッシュロッド１１．２の延長端部に装着されている。例
えば、１乃至５ｃｍの小さい間隔がブレーキシュー１
１．３のブレーキ表面とシャフトの壁７の間に存在す
る。チェーンホイール９は減速ギア９．１のによるモー
タ１０によって動かされる。ローラを有し、かつケージ
１の右手側部を移動する２番目の輸送チェーン４が少数
の破線によって示されている。

【００１２】図３Ａはガイド異形材５の詳細を示す。Ｕ
型異形材は内側の底面５．４及び横リブ５．３を有す。
ステップ５．１は、規則正しい間隔“Ｘ”で底面５．４
に配列されている。ステップ５．１の幅は、若干の遊び
を持って輸送チェーン４のローラ４．１の幅に相当す
る。ステップ５．１の横の縁とガイド異形材５の横リム
５．３の内方の面の間には、若干の遊びを持って輸送チ
ェーン４のストラップ４．２の厚さの２倍に相当するそ
れぞれ自由な中間間隔がある。横リム５．３の高さは、
例えば、輸送チェーン４が係合するときローラ軸のほぼ
真下に達するように選ばれる。ステップ５．１間の間隔
“Ｘ”は輸送チェーン４のピッチの整数倍に相当する。
ステップ５．１は水平“ｈ”に対して正の角度“ａ”を
示す。この配列の効果は図３Ｂに力の三角形によって図
示されている。この場合、Ｐｇは垂直な力で、Ｐｑはガ
イド異係材５の底面５．４の方に向かい、かつローラ
４．１の傾いた軸受けのためにもたらされる横の力であ
る。

【００１３】２個の輸送チェーン４の両面配列の仕方は
図４に明らかである。輸送チェーン４の垂直部分は、ケ
ージの縁に近接して、それぞれ食い違って他に対向して
配列されている。ケージ１の底面において、輸送チェー
ン４は、ケージ１の両方の垂直側面についてのケージの
幅の約９０％以上、それぞれ他に平行に延びており、引
き込み、かつ伸長可能な長方形の支持プランジャー１４
を有するプランジャーガイド１５がケージ１の両側面の
最下部部分に配列されている。プランジャーガイド１５
の図示されていない機構は、支持プランジャー１４の引
き込み、かつ伸長を可能にする。

【００１４】上述の部分の配列は図５の平面図に明らか
である。輸送チェーン４はガイド異形材５に係合して配
列され、ブレーキシュー１１．３は、小さい間隔をおい
てシャフト壁７に沿って動く。１５によって、ケージ側
面のほぼ中央に位置するプランジャーガイド１５の上端
部が認められる。

【００１５】図６は垂直シャフト２から水平シャフト３
への移行を示す。水平シャフト３の領域におけるガイド
異形材５の継続は、上方に旋回可能なガイド異形材６で
ある。下げられた形状において、これは下方に旋回し、
かつ掛け留めした位置に配置されており、その結果ケー
ジ１は水平シャフト３の基盤に進行することができた。
水平シャフト３の基盤上に、輸送チェーン４と一致する
トラック幅を持つ２個のガイド異形材３．１が、２個の
引き込み、かつ伸長可能な支持プランジャ１７と共に設
置されている。ガイド異形材６の傍の矢印は上方への旋
回の間の移動のコースを示している。

【００１６】図７Ａはステップ５．１の変形を示し、そ
こではステップが、図示した方法でガイド異形材５の底
面５．４から切り抜かれて曲げられている。ステップ
５．１が、わずかに下方に曲げられている端部５．５を
示すさらに展開した変形が図７Ｂに図示されている。

【００１７】図８は輸送チェーン４の他の配列を示す。
そこでは、輸送チェーンがケージ側面の中央部に設置さ
れ、垂直方向へのみ動作する。引き込み、かつ伸長可能
な支持ローラ１６がケージの下面の四隅に配置されてお
り、そこでは、矢印で示すように、これらローラは、必
要な場合にリフティング軸に回転可能であるようにも組
み立てられている。水平シャフト３の基盤上に水平のガ
イド異形材３．１が存在する場合には、ケージの最下方
の位置にある輸送チェーン４が水平のガイド異形材３．
１に触れないほどに離れて、伸長した状態の支持車輪１
６が、輸送チェーン４の下方の転向ローラ１２を越えて
下方に突き出している。

【００１８】図９Ａの配列の変形によれば、２個の平行
に移動する垂直輸送チェーン４がケージの各側面に設け
られている。ケージ１の下面に正方形に配列する４個の
プランジャが１７によって指示されている。実施例で
は、これらプランジャは、側面の輸送チェーン４と同じ
トラック幅に配列されており、その結果、伸長した際に
は、水平シャフト３のガイド異形材３．１に位置する。

【００１９】図９Ｂによると、下方の転向ローラ１２及
びテンションローラ１１は突出する横リム１２．１を見
せており、したがって、ケージ１の水平移動の間、輸送
チェーン４の部分４．１又は４．２がガイド異形材３．
１の内部の底面に触れることなく、これらローラは水平
ガイド異形材３．１の垂直リム上を移動する。

【００２０】垂直輸送チェーン４の駆動器材及びテンシ
ョン器材が図１０に図示されている。駆動モータ１０は
滑動ガイド１８に支えられている。モータ１０、減速ギ
ア９．１及び駆動チェーンホイール９からなる全ての器
材は、圧縮ばね１９によって輸送チェーン４に対して付
勢されており、かつ輸送チェーン４を緊張状態に維持し
ている。また、この器材に、さらに、ブレーキシュー１
１．３及び図示されていない、図２に見るような、監視
接点１１．４，１１．５及び１１．６が連結されてい
る。駆動及びテンションユニットの係合点は、適切な輪
を作る角度を得るために、下方のテンションローラ１２
の上方に直接配置されている。

【００２１】図１１は旋回可能なガイド異形材６の他の
変形を示す。水平旋回器材６．３によって、ガイド異形
材６は、水平移動を自由にするために、水平シャフト３
の側壁に対して垂直な軸の周りに９０゜後方に向かって
旋回する。水平旋回器材６．３は、同様に適切な感度で
ラッチングピン６．２を作動する。ガイド異形材６は２
個の部品からなることができ、例えば中央に、分離する
場所６．４を示す。下方の水平旋回器材６．３は、図示
されていない内部機構を補助的に示す。その機構は、中
間の階層での水平移動のための準備としてガイド異形材
６の下方部分を予め折り返すために、ケージ１によって
負荷されたガイド異形材６の下方部分を、その除去のた
めに、例えば１乃至２ｃｍ下げられるようにする。

【００２２】中間の階層での水平移動のための変換器材
は図１２に図示されている。上方に旋回可能なガイド異
形材は、新たな要素として５．６で指示されている。こ
の要素は、図示されていない旋回的駆動手段によって、
水平位置に水平軸の周りに上方に旋回することができ、
この位置で水平シャフト３内に水平ガイド異形材３．１
の継続を形成する。旋回可能なガイド異形材６の下方部
分は水平シャフト３の壁に旋回して戻される。

【００２３】既述の器材は下記のように作動する。

【００２４】機能的原理を最初に図１乃至７を参照して
説明する。駆動モータ１０は、減速ギア９．１及びチェ
ーン車輪９によって所望の方向に輸送チェーン４を駆動
する。垂直移動が行われると最初に仮定しよう。チェー
ン車輪９が時計回りに回転するとき、輸送チェーン４
は、上方の転向ローラ１３を離れた後に下方の方向に動
き、ケージ１を上方の方向に上げる。ケージ１のための
リフティング効果は、その結果、上方の転向ローラ１３
を去る際に、輸送チェーン４の第２、第３、第４又は第
ｎ番目の各ローラ４．１はガイド異形材５のステップ
５．１上に動き、かつ図３Ｂによるステップ５．１の僅
かな傾斜により、小さいが特定の力Ｐｑによってガイド
異形材５の底面５．４に対して付勢される。ガイド異形
材５中での輸送チェーン４自身のこの付勢により、輸送
チェーンの背後にある接触圧器材は、不必要になる。ス
テップ５．１とガイド異形材５の間隔は、実際上、リフ
ティング負荷の基準、速度、輸送チェーン４の数、協動
する要素の大きさ、安全及び予備に依拠して選択され
る。例として、少なくとも４個のステップ５．１が輸送
チェーン４の各係合領域のために設けられることを推挙
することができる。ケージは、今やこのように上方及び
下方に動かされることができる。輸送チェーン４は、ケ
ージ１に２、３、又は４個であれ、勿論一つが他と同期
的速度で動く。チェーンストラップ４．２が同様にガイ
ド異形材５（６）中に部分的に入るので、ガイド異形材
５（６）は、また、同時に他の水平方向へのケージ１の
案内を引き継ぐ。

【００２５】ケージ１の水平移動のために、さらに他の
機能及び器材が、今や関係する。水平移動が最下方の停
止で起こるべきことを仮定しよう。このような水平移動
は、ケージ１のシャフトの変換又は横の緩衝空間内での
移動に役立つ。ケージ１はこの最下方の停止まで下が
る。そこで、旋回可能なガイド異形材６におけるローラ
４．１によって負荷されるステップ５．１の除去のため
に、ローラ４．１がステップ５．１から数ミリメータだ
け持ち上げられるまで、側部のの支持プランジャ１４が
伸ばされる。次いで、ガイド異形材６は、所望の移動方
向に対応する側の上の天井８まで上方に旋回され、支持
プランジャー１４は引き続いて再び持ち上げられる。そ
こで、ケージ１は、下方の転向ローラ１２の突出するリ
ム１２．１及び水平ガイドレール３．１の垂直リム上の
テンションローラ１１によって着地する。ケージ１は、
そこで輸送チェーン駆動によって水平に動くことがで
き、輸送チェーン４それ自体は、ただこの操作における
案内に役立つのみである。隣合ったシャフト内における
引き続く垂直移動のために、説明した循環が、適切な感
度で逆向き続行で起こる。最下方の停止における垂直及
び水平移動の間の変換工程は、駆動及びガイドの実施例
の変形には拘りなく、常に原理的に同じである。空間の
節約の理由で、ガイド異形材６に関して、隣合った垂直
シャフト間の変換のために図１１による変形が常に選択
される。上方の旋回の代わりに、水平シャフト３の側壁
に対する空間を節約するガイド異形材６の折り返しが生
起する。

【００２６】このために設けられた中間の階層における
垂直から水平移動への変換は、原理的に同じであるが、
シャフト底部を欠いて、多少の負荷的な機能を必要とす
る。移動方向におけるこのような変換は、図１２を参照
することで説明され、下記の操作からなる。

【００２７】中間の階層へのケージ１の停止、下方の旋
回機構６．３による僅かな下げによってガイド異形材６
の下方部分の除去、ガイド異形材６の下方部分の折り返
し、ガイド異形材５．６の水平な折り上げ、ガイド異形
材５．６、即ち各折り上げたガイド異形材５．６へのケ
ージ１の支持、ガイド異形材６の上方部分の折り返し、
支持プランジャ１４の引き込み、目的シャフト内に水平
進入のための類似の準備、隣接の、適切に準備されたシ
ャフトへの水平移動、離れた垂直シャフト内に垂直移動
のために位置の再セットアップ、及び隣接のシャフト内
に到着後、垂直移動のための準備として最初に説明した
操作の逆向き続行。

【００２８】ガイド異形材５及び６のステップ５．１上
に載っている輸送チェーン４の原理は異なる実施例の変
形を可能にする。輸送チェーン４は、図２、４、及び５
により一方を食い違って他に対向して配列することがで
きる。この配列の効果は、一方では駆動そして他方では
安全圧力器材を有するチェーンテンションが、一方を機
能的に他から分離して配列することができることにあ
る。図８、９Ａ、及び１０による実施例の変形は、ケー
ジ１にできる限りより小さな空間を必要とする効果を有
する。

【００２９】図８による、リフティング軸の周りに回転
可能である、駆動でき、引き込み、かつ伸長できる支持
ローラ１６が使用されるとき、誘導のない平面上にある
ケージ１を、陸上の車のように、所望のあらゆる水平の
方向に動かすことの可能性がある。図９Ａによる実施例
の変形の場合に、下方の転向ローラ１２は、水平方向
（図９Ｂ）のガイド異形材３．１上の輸送機能を引き受
ける。

【００３０】図４に１４及び１５で指示されるものと同
様に、図９Ａに図示される伸長、かつ引き込み可能な支
持プランジャ１７は、各ケージ１の真下の代わりに下方
の水平シャフト３の底部に設置される他の変形である。
この変形では、ケージ１は全てが、指示プランジャを設
けられるべきものでなく、適切な駆動を有する輸送チェ
ーン４を示すのみである。

【図面の簡単な説明】

【図１】輸送装置の全体図。

【図２】駆動装置の詳細図。

【図３Ａ】ガイド断面の形成図。

【図３Ｂ】ガイド断面の形成図。

【図４】ケージの駆動及び支持手段の配置図。

【図５】シャフト及びケージ上の平面図。

【図６】水平及び垂直シャフト並びに固定及び可動ガイ
ド手段を有する状態図。

【図７Ａ】ガイド断面の別の形成図。

【図７Ｂ】ガイド断面の別の形成図。

【図８】ケージの駆動及び支持手段の別の配置図。

【図９Ａ】ケージの４個の駆動機構及び支持プランジャ
の配列図。

【図９Ｂ】転向及びテンションローラの詳細図。

【図１０】チェイン駆動機構の詳細図。

【図１１】可動ガイド部分のための旋回機構の他の形
状。

【図１２】中間の階層域における水平走行のための器
材。

【符号の説明】

１ケージ２垂直シャフト３水平シャフト４チェーン５、６ガイド異形材７シャフトの壁８天井１１転向−テンションローラ１２転向ローラ１４、１７支持プランジャ１６支持車輪

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】垂直及び水平移動用の個々の駆動手段が
設けられているケージ及び固定した、かつ可動のガイド
手段が設けられており、この駆動手段が力固定的かつ形
状固定的に係合することができる垂直及び水平移動シャ
フトからなり、１個又はそれ以上のケージが同じシャフ
ト内を同時に移動することができる垂直−水平乗客輸送
装置であって、ケージ１が、垂直移動に役立つ少なくと
も一つの輸送チェーン４と、輸送チェーン４を除去する
少なくとも一つの引き込みかつ伸長可能な支持１４及び
１７とを有しており、この輸送チェーンが、ガイド異形
材５及び６のステップ５．１上を上昇するローラ４．
１、案内ストラップ４．２、及び水平移動に役立ち、ガ
イド３．１上を走行するのに役立つ少なくとも一つの下
方の転向又はテンションローラ１２及び１１を有してい
ることを特徴とする垂直ー水平乗客輸送装置。
【請求項２】チェーンテンション及び安全器材が存在
し、この器材が、圧縮ばね１１．１、テンションローラ
１１、スイッチカム１１．４、スイッチ接触１１．５、
安全回路接合１１．６、押し棒１１．２、押し棒ガイド
１１．７及びブレーキシュー１１．３からなることを特
徴とする請求項１の乗客輸送装置。
【請求項３】チェーン駆動が存在し、該駆動が、モー
タ１０、減速ギア９．１及びチェーン車輪９からなるこ
とを特徴とする請求項１の乗客輸送装置。
【請求項４】チェーン駆動及びチェーンテンション並
びに安全のための結合した器材が存在し、この結合した
器材が、モータ滑動ガイド１８、圧縮ばね１９、モータ
１０、減速ギア９．１、押し棒１１．２及びブレーキシ
ュー１１．３からなることを特徴とする請求項１の乗客
輸送装置。
【請求項５】水平シャフト３のシャフト底部が、引き
込み、かつ伸長可能な支持プランジャ（１７）を有し、
該支持プランジャがケージ（１）の輸送チェーン４を係
合において除去することを特徴とする請求項１の乗客輸
送装置。
【請求項６】ケージ（１）が、駆動可能で、引き込
み、かつ伸長可能な支持ローラ即ち走行器１６を有し、
該ローラがリフティング軸の周りに回転可能であること
を特徴とする請求項１の乗客輸送装置。
【請求項７】ガイド異形材５及び６のステップ５．１
が、水平“ｈ”に対して正の角度“ａ”を有し、かつこ
のステップが、一方から他方に空間“Ｘ”で配置され、
該Ｘがローラピッチの整数倍であることを特徴とする請
求項１の乗客輸送装置。
【請求項８】ガイド異形材６が、旋回機構６．１及び
それによって作動されるラッチング機構を有することを
特徴とする請求項１及び７の乗客輸送装置。
【請求項９】ガイド異形材６が、分離箇所６．４及び
水平旋回器材６．３を有し、下方の水平旋回器材６．３
が、内部の下降器材を有することを特徴とする請求項１
及び７の乗客輸送装置。
【請求項１０】上方に旋回可能なガイド異形材５．６
があることを特徴とする請求項１及び７の乗客輸送装
置。
【請求項１１】テンションローラ１１及び転向ローラ
１２が、それぞれ横のリム１１．１及び１２．１を有
し、このローラが、ガイド異形材３．１の垂直リム上に
沿って転がることを特徴とする請求項１の乗客輸送装
置。