JPH0437230B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0437230B2
JPH0437230B2 JP2163188A JP2163188A JPH0437230B2 JP H0437230 B2 JPH0437230 B2 JP H0437230B2 JP 2163188 A JP2163188 A JP 2163188A JP 2163188 A JP2163188 A JP 2163188A JP H0437230 B2 JPH0437230 B2 JP H0437230B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pallet
auxiliary step
width
movable
space
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2163188A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01198977A (ja
Inventor
Katsuji Enami
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NHK Spring Co Ltd
Original Assignee
NHK Spring Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NHK Spring Co Ltd filed Critical NHK Spring Co Ltd
Priority to JP2163188A priority Critical patent/JPH01198977A/ja
Publication of JPH01198977A publication Critical patent/JPH01198977A/ja
Publication of JPH0437230B2 publication Critical patent/JPH0437230B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、移動可能なパレツトを有する駐車装
置に関する。
[従来の技術] 二段あるいは三段等の複数段式の駐車装置は、
一例として第13図および第14図に示したよう
に、フレーム組立体1のガイドレール2に沿つて
横方向に移動自在な複数の横行パレツト3と、支
柱4に沿つて上下方向に移動自在な複数の昇降パ
レツト5を備えて構成されている。これら昇降パ
レツト5のうちの任意の1台を必要に応じて降下
させたい場合には、降下させようとする昇降パレ
ツト5の真下にこのパレツト5が入り込む広さの
スペースを確保しておかなければならない。この
ため、第14図に矢印で示したように横行パレツ
ト3を水平方向に移動させるとともに、最端部に
位置する横行パレツト3′を退避スペース7に収
容することにより昇降パレツト5′の下にパレツ
ト1台分の空きスペース6を確保している。従つ
て一般的な駐車装置では、ほぼパレツト1台分の
幅に相当する広さの退避スペース7を必要として
いるが、このスペース7を極力小さくすることが
望まれている。
従来、このような要望に答えるための一手段と
して、特公昭52−41952号公報に見られるように
パレツト幅を車両の配列ピツチ以下としたものが
提案されている。この種の駐車装置は、第15図
および第16図に示したように、横行パレツト3
の幅w0を車両の配列ピツチp0よりもかなり小さ
くしている。この場合、各横行パレツト3を退避
スペース7側に順次詰めることができるから、退
避スペース7の必要幅s0が小さくても昇降パレツ
トの下にパレツト1台分のスペースを確保でき
る。
あるいは別の手段として、第17図に示される
ように建物内の柱8の裏側のデツドスペースをう
まく利用することにより、横行パレツト3を退避
させるに足る広さのスペースを確保することも行
なわれている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら上述した先行技術のうちの前者
(第15図および第16図のもの)は、各横行パ
レツト3の幅w0が狭い分だけ車両の出し入れが
むずかしくなり、しかもパレツト3,3間の〓間
が大きいため、パレツト上の車両に乗員が乗り降
りする際の足元スペースが狭くて危険でもある。
一方、後者(第17図のもの)のように柱の裏
側スペースを利用する場合には、ビルのような建
屋内では有効なこともあるが、屋外駐車場などの
ように柱のない場所や柱の裏側スペースが狭い建
屋等では有効な対策になりえない。
従つて本発明の目的は、横行パレツトの有効幅
を犠牲にすることなく横方向に移動させるのに必
要な退避スペースを削減できるような駐車装置を
提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を果たすために本発明では、横行パレ
ツトに可動補助ステツプを設けるようにした。こ
の可動補助ステツプは、自由状態において所定の
パレツト幅となるような位置まで広がるが、横行
パレツトが隣りのハレツトあるいはストツパにぶ
つかる位置まで移動した状態においてはパレツト
幅が狭まる方向に変位するものである。
[作用] 上記構成の本発明の駐車装置において、横行パ
レツトが所定の位置(車両の出し入れができる位
置)にある時には、可動補助ステツプが広がつて
おり所定のパレツト幅が確保される。また、昇降
パレツトを昇降させる際など必要に応じて横行パ
レツトを退避スペース側にいつぱいに寄せた時に
は、可動補助ステツプはパレツト幅が狭まる方向
に変位する。このため、退避スペースの幅が狭く
ても昇降パレツトの昇降動作に必要なパレツト1
台分の空きスペースを確保できる。
[実施例] 以下に本発明の一実施例につき第1図ないし第
4図を参照して説明する。第1図に示された二段
式駐車装置10のフレーム組立体11は、従来の
駐車装置と同様に垂直方向の複数の支柱12と、
水平方向のガイド13としてのガイドレールを備
えている。また、ガイド13に沿つて横方向に往
復移動可能な複数台の横行パレツト15と、支柱
12に沿つて上下方向に移動可能な複数の昇降パ
レツト16が設けられている。これら昇降パレツ
ト16と横行パレツト15は、それぞれモータや
動力伝達機構を用いた駆動手段(図示せず)によ
つて、各々独立して上記方向に移動させることが
できるようになつている。横行パレツト15は車
輪として使われるローラ17を有しており、この
ローラ17がガイド13に転接しながら横方向に
移動する。横行パレツト15の移動方向には退避
スペース18が確保されている。この退避スペー
ス18の幅s1は、後述する理由により横行パレツ
ト1台分の有効幅w1よりも狭くしてある。退避
スペース18の端にはストツパ19がある。
横行パレツト15は、車両を乗せるに足る広さ
のパネル状に形成された金属製のパレツト本体2
1と、このパレツト本体21の側縁部22に沿つ
て設けられた可動補助ステツプ23とを備えて構
成されている。可動補助ステツプ23の幅方向の
断面形状は、第2図に示したように逆L字状をな
している。この補助ステツプ23は、上記縁部2
2に沿つてパレツト本体21のほぼ全長に設けら
れており、ロツド24によつてパレツト本体21
に対し水平方向にスライド自在に支持されてい
る。ロツド24はパレツト本体21の枠材25に
よつて上記方向に移動自在に支持されているとと
もに、例えばコイルばねを用いた付勢手段26に
よつて、パレツト本体21から突出する方向に付
勢されている。ロツド24の後端には抜け止め用
の部分27がある。従つてこの補助ステツプ23
は、ロツド24が移動しうるストロークL分だけ
引つ込んだり出たりすることができる。上記ロツ
ド24は、補助ステツプ23が上下方向に撓まな
いように補助ステツプ23の長手方向に互いに適
宜の間隔をあけて複数箇所に配置されている。
上記構成の駐車装置10において、横行パレツ
ト15上の車両(例えば第1図中の車両A1)を
出し入れするには、第1図に示されるように横行
パレツト15を各支柱12,12間の所定の位置
に停止させておく。この時、横行パレツト15の
補助ステツプ23は付勢手段26によつてパレツ
ト本体21の側部に突出した状態にあり、所定の
パレツト幅w1が確保されている。このためパレ
ツト15に対する車両の出し入れを行ないやすい
とともに、乗員がパレツト15上の車両A1に乗
り降りする際の足元スペースを充分に確保できる
ので乗降を安全に行なうことができる。
一方、昇降パレツト16上の車両(例えば第1
図中の車両A2)を出し入れする際には、昇降パ
レツト16′を降ろす前に横行パレツト15を退
避スペース18側に移動させることにより、パレ
ツト16′の真下にパレツト1台分の空きスペー
スを確保する。各横行パレツト15を退避スペー
ス18側にいつぱいに寄せた場合、最端部に位置
する横行パレツト15′の補助ステツプ23がス
トツパ19に当たるとともに、各パレツト15,
15同志が互いにぶつかり合つた状態で更に押さ
れることにより、各補助ステツプ23は付勢手段
26の弾力に抗してパレツト本体21側に引つ込
む方向、すなわちパレツト幅が狭まる方向に変位
する。このため、退避スペース18の幅s1が横行
パレツト15の有効幅w1より狭くても、昇降パ
レツト16を昇降させるのに必要なパレツト1台
分の空きスペースを昇降パレツト16の真下に確
保できる。横行パレツト15が元の位置に戻され
ることにより補助ステツプ23に対する押圧が解
除されると、補助ステツプ23は付勢手段26の
弾力によつて自動的に元の位置まで突出する。
なお、補助ステツプ23はパレツト本体21の
左右のいずれか片側に設けられていれば本発明の
所期の目的は達成できるが、補助ステツプ23を
左右両側に設けるようにすれば更に効果的であ
る。
第5図および第6図は本発明の他の実施例を示
すものであり、この実施例の可動補助ステツプ2
3は、平行リンク機構30によつてパレツト本体
21の枠材25に水平方向に移動自在に支持され
ている。そしてこの補助ステツプ23は、例えば
ねじりばね等を用いた付勢手段26によつて、自
由状態においてパレツト本体21から突出する方
向に付勢されているとともに、それ以上降下しな
いように図示しないストツパによつて支えられて
いる。従つてこの補助ステツプ23は、前記実施
例と同様に、退避スペース18側に移動させられ
た時に補助ステツプ23に押圧力が加わることに
より、パレツト本体21側に引つ込む。上記平行
リンク機構30は、補助ステツプ23が上下方向
に撓まないようにするため補助ステツプ23の長
手方向に適宜の間隔で複数箇所に配置されてい
る。
第7図は本発明の更に別の実施例を示す。この
実施例の補助ステツプ23は、パレツト本体21
の縁部にヒンジ軸等の枢着手段31によつて、水
平の姿勢から上方に回動できるように取付けられ
ている。この補助ステツプ23は、自由状態にお
いて水平位置よりも下に回動しないように適宜の
ストツパによつて支持される。この補助ステツプ
23と対向する相手側の部材32は、補助ステツ
プ23と干渉し合つた時に補助ステツプ23を上
方に跳ね上げることができるような形状である。
従つてこの実施例の横行パレツト15は、補助ス
テツプ23が相手側の部材32から離間した自由
状態においては所定のパレツト幅まで広がるが、
パレツト15が横方向に移動させられることによ
り補助ステツプ23が相手側の部材32と干渉し
合つた状態においては、パレツト幅が狭まる方向
に変位する。
第8図および第9図に示された実施例は、第7
図と同様の補助ステツプ23を備えたパレツト1
5を、いわゆるピット穴式の多段駐車装置に適用
した例である。すなわちこの実施例では、横行パ
レツト15を退避スペース18側にいつぱいに移
動させてもパレツト15の縁部が昇降パレツト1
6の移動軌跡と干渉してしまうような場合に、横
行パレツト15の縁部に上記補助ステツプ23を
回動自在に設ける。こうすることにより、昇降パ
レツト16が上昇する時にこのパレツト16の縁
部が補助ステツプ23を押し上げるため、昇降パ
レツト16の上昇を妨げることがなくなる。しか
も補助ステツプ23を備えたパレツト15を所定
位置に移動させておくことによつてピツト穴34
の上面開口を充分に塞ぐことができる。
第10図ないし第12図に示した本発明の別の
実施例では、パレツト本体21に左右一対のスラ
イドベース状の可動補助ステツプ23,23を水
平方向(図示矢印方向)にスライド自在に設けて
いる。第12図に拡大して示したように、補助ス
テツプ23はそれぞれ平面ベアリング35を介し
てパレツト本体21に支持されているとともに、
引張りばね等の付勢手段26によつて常時はパレ
ツト本体21の側方に突出するように付勢されて
いる。また、補助ステツプ23の上面側には、車
両Aのタイヤを受けるためのプレート36が平面
ベアリング37を介して相対移動自在に設けられ
ており、しかもプレート36とパレツト本体21
との相対的な位置関係が一定になるようにしてあ
る。従つてこの実施例においては、補助ステツプ
23に図示矢印F方向の力を与えることによつ
て、前記各実施例と同様にパレツト幅を縮めるこ
とができる。
[発明の効果] 上述したように本発明によれば、横行パレツト
に車を出し入れする際にはこのパレツトを所定の
パレツト幅まで広げておくことができるととも
に、このパレツトを横方向に退避させる際にはパ
レツト幅を縮めた状態にすることができるから、
退避スペースが少なくてすむ。従つて退避スペー
スを含む装置全体の幅を従来の駐車装置に比べて
狭めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の第1実施例を示
し、第1図は駐車装置を正面側から見た概略図、
第2図はパレツト端部の断面図、第3図は補助ス
テツプを引つ込めた状態の断面図、第4図はパレ
ツトの斜視図、第5図は本発明の第2実施例を示
すパレツト端部の正面図、第6図は第5図に示さ
れたパレツトの斜視図、第7図は本発明の第3実
施例を示すパレツト端部の正面図、第8図は第7
図に示されたパレツトと昇降パレツトとの関係を
示す正面図、第9図は第8図に示されたパレツト
を備える駐車装置の一部の正面図、第10図は本
発明の第4実施例を示すパレツトの正面図、第1
1図は第10図に示されたパレツトの補助ステツ
プが引つ込んだ状態の正面図、第12図は第10
図に示されたパレツトの一部の拡大図、第13図
と第14図は従来の一般的な駐車装置の動作を示
すそれぞれ正面図、第15図と第16図はパレツ
ト幅が狭い従来の駐車装置の動作を示すそれぞれ
正面図、そして第17図は柱の裏スペースを利用
した従来の駐車装置の正面図である。 10……駐車装置、11……フレーム組立体、
12……支柱、13……ガイド、15……横行パ
レツト、16……昇降パレツト、18……退避ス
ペース、19……ストツパ、21……パレツト本
体、23……可動補助ステツプ、26……付勢手
段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 垂直方向の支柱および水平方向のガイドを有
    するフレーム組立体と、上記ガイドに沿つて横方
    向に移動可能に設けられた複数台の横行パレツト
    と、上下方向に移動可能に設けられた昇降パレツ
    トとを具備した駐車装置であつて、 上記横行パレツトには、自由状態において所定
    のパレツト幅まで広がりかつこの横行パレツトが
    隣りのパレツトあるいはストツパにぶつかる位置
    まで移動した状態においてパレツト幅が狭まる方
    向に変位する可動補助ステツプをパレツトの縁部
    に沿つて設けたことを特徴とする駐車装置。
JP2163188A 1988-02-01 1988-02-01 駐車装置 Granted JPH01198977A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2163188A JPH01198977A (ja) 1988-02-01 1988-02-01 駐車装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2163188A JPH01198977A (ja) 1988-02-01 1988-02-01 駐車装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01198977A JPH01198977A (ja) 1989-08-10
JPH0437230B2 true JPH0437230B2 (ja) 1992-06-18

Family

ID=12060414

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2163188A Granted JPH01198977A (ja) 1988-02-01 1988-02-01 駐車装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01198977A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2573409Y2 (ja) * 1990-10-12 1998-05-28 東急車輌製造株式会社 立体駐車装置
JP4993376B2 (ja) * 2008-02-14 2012-08-08 日本発條株式会社 駐車装置
JP5150299B2 (ja) * 2008-02-15 2013-02-20 日本発條株式会社 駐車装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01198977A (ja) 1989-08-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06321461A (ja) 垂直−水平乗客輸送装置
JPH0437230B2 (ja)
JPH0627720Y2 (ja) 駐車装置
JP2936471B2 (ja) 二段駐車装置
JP3102534B2 (ja) エスカレーター装置
JPH04261969A (ja) ガレージ
JP4197566B2 (ja) 3縦列型昇降式駐車装置の補助リフト位置決め装置
JP2923832B2 (ja) 立体電留基地
KR100723637B1 (ko) 적재대가 장착된 측면 리프트용 견인차량
JP3033382B2 (ja) 自動倉庫
CN113789982B (zh) 一种带载下沉式载车板
JPH0444757Y2 (ja)
JP2869308B2 (ja) 駐車装置
JP3319162B2 (ja) 隙間閉塞機構を備えた立体駐車装置
JP2566587Y2 (ja) 二段式駐車装置
JP2514277Y2 (ja) 昇降式駐車装置
JP2524482Y2 (ja) 二段駐車装置
JP4324298B2 (ja) 自動車運搬車のリヤゲート装置
CA1056414A (en) Bogie positioning device for tractor/trailer units
JPH0528294Y2 (ja)
JP2002114385A (ja) ローダ
JP2518316Y2 (ja) 昇降レールのロック装置
JPS62371Y2 (ja)
JPH0645563Y2 (ja) 平面循環式駐車装置の入出庫口レール
JP2527046Y2 (ja) 立体ガレージ

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080618

Year of fee payment: 16