JP4197566B2 - 3縦列型昇降式駐車装置の補助リフト位置決め装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術の分野】
本発明は、昇降式駐車装置を縦方向に3列に並べた3縦列型昇降式駐車装置に係り、特に補助リフト上の走行レールと床部に固定した走行レールとの段差を解消する3縦列型昇降式駐車装置の補助リフト位置決め装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、図5乃至図7に示すように、建屋1内に形成した上下方向の昇降路2内を昇降する主リフト3と、この昇降路2に沿ってその両側に多段に設けられた駐車棚4とを有し、主リフト3によりパレット5を介して自動車6を搬送し、各駐車棚4に格納する昇降式駐車装置が提案されている。この昇降式駐車装置の駐車台数を増加するため、縦方向(自動車の長手方向)に複数並べて配置する縦列型昇降式駐車装置がある。例えば、3縦列型の昇降式駐車装置は、縦方向(図5では紙面の左右方向)に縦列された手前側のA棟、中央のB棟、奥側のC棟の3基の昇降式駐車装置からなる。各昇降式駐車装置、即ち、手前側Aの駐車装置(以下「A棟」という)、中央Bの駐車装置(以下「B棟」という)及び奥側Cの駐車装置(以下「C棟」という)は、パレット横送り装置7を内蔵し、昇降路2内を昇降する主リフト3と、3階以上の昇降路2を挟んで多段に設けられた駐車棚4とを備え、主リフト3と駐車棚4との間でパレット5に載せた自動車6を幅方向(図5では紙面に直交方向)に横送りして受け渡しするようになっている。
【0003】
ここで、主リフト3は、昇降路2内を昇降するケージ3aと、このケージ3aをワイヤーロープ3bを介して吊り下げる昇降装置3cとから成る。なお、ケージ3aの上にはパレット横送り装置7が設けられている。このパレット横送り装置7は、図6に示すように、先端にローラの突起7aを有するアーム7bを旋回させて、この突起7aをパレット5の長手方向の側面に下方に開いた溝内に挿入し、更にアーム7bを旋回させることにより、パレット5を横行させるものである。パレット5は駐車棚4の長手方向の両端に設けられたレール4a上と( 図7(c)と、9ケージ3aの長手方向の両端に設けられたレールの上との間で横行する。
【0004】
3縦列型昇降式駐車装置の中央のB棟の1階部分には、図7(a)に示すように、自動車6の入出庫口扉8を有する入出庫スペース9が設けられている。また、B棟の手前側(この図で左側)は手前側Aの駐車装置(A棟)であり、1階部分は全面が前面空地10になっており、そこにはターンテーブル11が設けられている。B棟の奥側(この図で右側)の棟は奥側Cの駐車装置(C棟)である。
【0005】
上記入出庫スペース9には、先に説明した、主リフト3のケージ3a上のパレット横送り装置7と同様のパレット横送り装置21が設けられている。また、長手方向の両端部に横送り用レール12が設けられている。また、中央のB棟の入出庫スペース9の両側には、1階と2階との間を昇降する補助リフト13が設けられている。この補助リフト13は、パレット縦送り装置14を内蔵すると共に、長手方向に縦送り用レール15が設けられている。2階床部24に補助リフト13が通過する吹抜け開口部16が設けられている。更に補助リフト13は一体に昇降する天井部13aを有し、この天井部13aにより1階停止時に吹抜け開口部16を閉鎖するようになっている( 図6参照)。また、補助リフト13は側面視略コの字状のケージであり、支柱17に沿ってチェーン等の昇降手段18によって昇降されるようになっている。この天井部13aにより、1階停止時に吹抜け開口部16が閉鎖されるので、利用者の安全性を更に高めることができる。
【0006】
2階床部は、図7(b)に示すように、吹抜け開口部16を除き、剛性の高い鉄骨19で構成されている。このような構成により、主リフト3が下降する時にオーバーランした場合等でも、人の出入する入出庫スペース9の安全性を更に高めることができる。また、中央のB棟の入出庫スペース9に更にターンテーブル11を設置することが好ましい。このターンテーブル11を内蔵することにより、入出庫スペース9において自動車6の向きを反転することができ、前進入庫、前進出庫が可能となる。
【0007】
更に、2階部分には昇降路2を挟んで両側の手前側のA棟と奥側のC棟にパレット縦送り装置20が配置されている。このパレット縦送り装置20は、パレット5の長手方向に延びかつ上下移動可能な縦送り用レール20aと、このレール20aに取り付けられた鍔付ローラ20bとからなり、補助リフト13と共に縦送り用レール15を上昇させると、鍔付ローラ20bにパレット5が載り同時にパレット5の車輪5aが横送り用レール12から外れて、鍔付ローラ20bの回転によりパレット5を縦方向に移動させることができる。 逆に補助リフト13と共に縦送り用レール15を下降させると、鍔付ローラ20bがパレット5から離れ同時にパレット5の車輪5aが横送り用レール上に乗って、パレット横送り装置7、21によりパレット5を横方向に移動させることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述した3縦列型昇降式駐車装置の補助リフト13は、1,2階における昇降に際して、補助リフト13の縦送り用レール15と1,2階における縦送り用レール20aの停止誤差があるため、自動車6を載せたパレット5の縦走行時に、この段差を乗り越える際に騒音が発生するという問題があった。
【0009】
また、補助リフト13が2階に位置するときに、この補助リフト13上を自動車6を載せたパレット5が縦走行する時、自動車6の重量によって補助リフト13が傾いて危険であるという問題があった。
【0010】
本発明は、かかる問題点を解決するために創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、補助リフト上の走行レールと、1,2階における床部に固定した走行レールとの段差をなくすことで、円滑にパレットを走行させることができ、また、レールを乗り越える際に生じていた騒音を減らすことができる3縦列型昇降式駐車装置の補助リフト位置決め装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、縦方向に縦列された手前側(A)、中央(B)、奥側(C)の3基の昇降式駐車装置から成り、各昇降式駐車装置はパレット横送り装置(7)を内蔵し、昇降路(2)内を昇降する主リフト(3)と、3階以上の昇降路(2)を挟んで多段に設けられた駐車棚(4)とを備え、前記主リフト(3)と各駐車棚(4)との間でパレット(5)に載せた自動車(6)を幅方向に横送りして受け渡しする3縦列型昇降式駐車装置であって、1階部分は、手前側(A)の全面が前面空地(10)になっており、中央(B)の主リフト(3)の下部が入出庫スペース(9)になっており、2階部分には、昇降路(2)を挟んで両側の手前側(A)と奥側(C)にパレット縦送り装置(20)が配置され、前記入出庫スペース(9)には、パレット縦送り装置(14)を内蔵し、前記1階と2階の間を昇降する補助リフト(13)が設けられ、床部(23,24)に、前記補助リフト(13)の縦送り用レール(15)の位置をサポート板(26)で一時的に固定する補助リフト位置決め装置(22)を設け、前記補助リフト位置決め装置(22)が、前記床部(23,24)に取り付けた装置本体(25)に、板状のサポート板(26)を水平方向に回動自在になるように回転軸(27)の一端に固定し、該回転軸(27)の他端にアーム(28)を固定し、該アーム(28)の先端に取り付けた連結棒(29)をパワーシリンダー(30)で前後動させることにより、前記サポート板(26)で前記補助リフト(13)の縦送り用レール(15)の位置を固定し得るように構成したものである、ことを特徴とする3縦列型昇降式駐車装置の補助リフト位置決め装置が提供される。
また、本発明によれば、縦方向に縦列された手前側(A)、中央(B)、奥側(C)の3基の昇降式駐車装置から成り、各昇降式駐車装置はパレット横送り装置(7)を内蔵し、昇降路(2)内を昇降する主リフト(3)と、3階以上の昇降路(2)を挟んで多段に設けられた駐車棚(4)とを備え、前記主リフト(3)と各駐車棚(4)との間でパレット(5)に載せた自動車(6)を幅方向に横送りして受け渡しする3縦列型昇降式駐車装置であって、1階部分は、手前側(A)の全面が前面空地(10)になっており、中央(B)の主リフト(3)の下部が入出庫スペース(9)になっており、2階部分には、昇降路(2)を挟んで両側の手前側(A)と奥側(C)にパレット縦送り装置(20)が配置され、前記入出庫スペース(9)には、パレット縦送り装置(14)を内蔵し、前記1階と2階の間を昇降する補助リフト(13)が設けられ、床部(23,24)に、前記補助リフト(13)の縦送り用レール(15)の位置をサポート板(26)で一時的に固定する補助リフト位置決め装置(22)を設け、前記サポート板(26)の先端に位置決め用ピン(33)を設け、該位置決め用ピン(33)が前記補助リフト(13)の縦送り用レール(15)側に開けた位置決め用孔(34)に嵌り合うように構成した、ことを特徴とする3縦列型昇降式駐車装置の補助リフト位置決め装置が提供される。
【0012】
上記発明の構成によれば、先ず、自動車(6)の入出庫時には、一方の補助リフト(13)を1階に位置させる。一階の入出庫スペース(9)のパレット横送り装置(20)により、1階に位置する補助リフト(13)から入出庫スペース(9)に空のパレット(5)が横送りされる。また、2階に位置する補助リフト(13)には空のパレット(5)が載っている。
次に、自動車(6)が入出庫スペース(9)に進入して、パレット(5)上に入庫すると、この自動車(6)を載せたパレット(5)を一階に位置する補助リフト(13)上に横行させ、この補助リフト(13)が2階まで上昇する。これと、同時に2階に位置する補助リフト(13)が下降し、入出庫スペース(9)のパレット横送り装置(21)により空のパレット(5)が入出庫スペース(9)に横送りされる。従って、2つの補助リフト(13)は並行して作動し、横行、昇降の2ステップのみで、入出庫スペース(9)における入庫を連続して円滑に行うことができる。逆に出庫を連続的に行う場合も同様であり、更に、入庫と出庫が同時に行われる場合も、空のパレット(5)が出庫予定の自動車(6)を載せたパレット(5)において代わる点を除き、同様である。
2階に位置する補助リフト(13)からの作動順序は、中央のB棟の場合と、手前側のA棟と奥側のC棟の場合で若干相違する。
【0013】
B棟に駐車する場合には、2階に位置する補助リフト(13)からB棟の主リフト(3)上にパレット(5)を移載し、主リフト(3)が上昇して、B棟の所定の駐車棚(4)に自動車(6)を載せたパレット(5)を移載して入庫が完了する。更に、B棟に入庫する場合には、別の駐車棚(4)から空のパレット(5)を主リフト(3)上に移載し、2階まで下降して2階に位置する補助リフト(13)上に空のパレット(5)を移載する。
【0014】
A棟又はC棟に駐車する場合には、補助リフト(13)上のパレット縦送り装置(14)と、A棟又はC棟のパレット縦送り装置(20)とを連動させて、2階に位置する補助リフト(13)から予めA棟又はC棟にパレット(5)を縦送りする。その後の作動順序は、B棟の場合と同様である。また、入庫を続けて行う場合及び出庫する場合も、2階に位置する補助リフト(13)上においてパレット縦送り装置(14)によりパレット(5)を縦送りする必要がある点を除き、B棟の場合と同様である。
【0015】
特に、床部(23、24)には、補助リフト(13)の縦送り用レール(15)の位置を一時的に固定するサポート板(26)を有する補助リフト位置決め装置(22)を設けてあるので、パレット(5)がこの補助リフト(13)の縦送り用レール(15)と床部(23、24)に固定した縦送り用レール(20a)の段差を乗り越える際に、これらレール(15,20a)の上下方向における停止段差による騒音の発生を防止することができる。また、補助リフト(13)が2階にあるときには、この補助リフト(13)の縦送り用レール(15)上をパレット(5)と共に自動車(6)が縦走行する時、補助リフト(13)が傾くことを防止することができる。
【0017】
また、補助リフト位置決め装置(22)により、1階と2階との間を昇降する補助リフト(13)の縦送り用レール(15)の先端を、装置本体(25)から突出した板状のサポート板(26)が下から支えるように固定することができる。しかも、補助リフト(13)の両側に位置する縦送り用レール(20a) の各先端を、サポート板(26)で固定しているので、これらの縦送り用レール(20a) 上を自動車(6)が通過するときに、補助リフト(13)に自動車(6)の重量がかかっても補助リフト(13)が傾斜することはない。なお、この板状のサポート板(26)は、装置本体(25)において出退自在に取り付けられたものであるため、補助リフト(13)が吹抜け開口部(16)内を昇降する際の通過を邪魔をすることはない。
【0019】
ポート板(26)に位置決め用ピン(33)を設けると、補助リフト(13)の縦送り用レール(15)と床部(23,24)側の縦送り用レール(20a) との位置固定が更に確実になり、これらのレール(15,20a) の上下方向のズレ以外に左右のズレが生じることも防止することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施形態を図面を参照して説明する。なお、各図において共通の部材には同一の符号を付し重複した説明を省略する。
図1は本発明の補助リフト位置決め装置を示す正面図である。図2は補助リフト位置決め装置のサポート板に突出した位置決め用ピンと縦送り用レール側の位置決め用孔が嵌り合った状態を示す拡大正断面図である。本発明の補助リフト位置決め装置22は、図5乃至図7に示したように、縦列された手前側のA棟、中央のB棟、奥側のC棟の3基の昇降式駐車装置に組み込んで使用するものである。即ち、この補助リフト位置決め装置22は、1階と2階との間を昇降する補助リフト13が通過する2階床部24側の開口縁に取り付けるものである。
【0021】
この補助リフト位置決め装置22は、床部24に取り付けた装置本体25に、板状の4枚のサポート板26の一方を水平方向に回動自在になるように回転軸27の一端に固定したものである。この回転軸27の他端にはアーム28を固定し、各アーム28の先端に取り付けた連結棒29をパワーシリンダー30に連結したものである。この補助リフト位置決め装置22は、パワーシリンダー30のロッド31を前後動させることにより、4枚のサポート板26の先端が補助リフト13(縦送り用レール15)側へ同時に突出し、退くようになっている。
【0022】
このサポート板26の先端は、補助リフト13の2本の縦送り用レール15の先端において連結している連結棹32の下面を支えるように突出する。更に、本発明の補助リフト位置決め装置22は、吹抜け開口部16となる、A棟とB棟のそれぞれの2階床部24の開口縁に設けたものである。即ち、1台の補助リフト13の2本の縦送り用レール15の両端は、2台の補助リフト位置決め装置22で位置を固定するようになっている。従って、補助リフト13が支柱17に沿ってチェーン等の昇降手段18により昇降されるものであるため、補助リフト13の縦送り用レール15と縦送り用レール20a隙間に生じた段差を、1500kgから2500kg程度の重量を有する自動車6を載せたパレット5の車輪5aが乗り越える際にも騒音を発生することがない。また、補助リフト13上をパレット5が縦走行する時、自動車6の走行に応じてが傾くことを防止することができる。なお、これらのサポート板26は、4枚設けた例を示してあるが、この枚数に限定されず、横長のものであれば1枚で十分であり、逆に細いものであれば5枚以上のものを用いることができ、図示例の4枚に限定されない。
【0023】
また、これらのサポート板26先端には、位置決め用ピン33が設けてある。この位置決め用ピン33、縦送り用レール15を連結している連結棹32の下面に開けた位置決め用孔34に下から嵌り合うようになっている。なお、これらの位置決め用ピン33と位置決め用孔34は、図示例の2組に限定されず、1組又は3組以上のいずれであってもよい。また、位置決め用孔34を連結棹32の下面にではなく、縦送り用レール15自体に開けることもできる。
【0024】
このように、サポート板26に位置決め用ピン33を設けると、補助リフト13の縦送り用レール15と縦送り用レール20aとの位置固定が強固になり、これらのレール15,20aの上下方向のズレ (停止段差)以外に左右のズレが生じることを防止して、確実に自動車6を移動させることができる。
【0025】
なお、本発明は上記実施の形態にのみ限定されるものではなく、補助リフト位置決め装置22は、2階床部24に取り付けた実施の形態について説明してあるが、1階床部23に取り付けることも可能である。また、この補助リフト位置決め装置22を補助リフト13自体に組み込んで、縦送り用レール20a側へサポート板26が突出するように構成することも可能であり、そのため本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0026】
【発明の効果】
上述したように、本発明の3縦列型昇降式駐車装置の補助リフト位置決め装置は、1階と2階との間を昇降する補助リフトの縦送り用レールの先端を、装置本体から突出した板状のサポート板が下から支えるように位置固定することができ、自動車を載せたパレットが補助リフトの縦送り用レールと1,2階における縦送り用レールの段差を乗り越える際に騒音が発生することがない。
【0027】
また、補助リフトが2階にあるときに、この補助リフト上を自動車を載せたパレットが縦走行する時、パレットの走行に応じて補助リフトが傾くことを防止することができる。
【0028】
更に、サポート板に位置決め用ピンを設けると、補助リフトの縦送り用レールと縦送り用レールとの位置固定が強固になり、これらのレールの上下方向のズレ以外に左右のズレが生じることを防止して、確実にパレットを移動させることができる、等の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の補助リフト位置決め装置を示す正面図である。
【図2】補助リフト位置決め装置のサポート板に突出した位置決め用ピンと縦送り用レール側の位置決め用孔が嵌り合った状態を示す拡大正断面図である。
【図3】補助リフト位置決め装置を示す平面図である。
【図4】補助リフト位置決め装置を示す側面図である。
【図5】3縦列型昇降式駐車装置を示す全体側断面図である。
【図6】図5のIV−IV矢視図である。
【図7】図5の 1階部分(a), 2階部分(b)、及び3階以上(c)を示す平面図である。
【符号の説明】
2 昇降路
3 主リフト
4 駐車棚
5 パレット
6 自動車
9 入出庫スペース
10 前面空地
13 補助リフト
14 パレット縦送り装置(補助リフト)
15 縦送り用レール(補助リフト)
16 吹抜け開口部
20 パレット縦送り装置
20a 縦送り用レール
22 補助リフト位置決め装置
23 1階床部
24 2階床部
25 装置本体
26 サポート板
27 回転軸
28 アーム
29 連結棒
30 パワーシリンダー
32 連結棹
33 位置決め用ピン
34 位置決め用孔
A 手前側の昇降式駐車装置(A棟)
B 中央の昇降式駐車装置(B棟)
C 奥側の昇降式駐車装置(C棟)

Claims (3)

  1. 縦方向に縦列された手前側(A)、中央(B)、奥側(C)の3基の昇降式駐車装置から成り、各昇降式駐車装置はパレット横送り装置(7)を内蔵し、昇降路(2)内を昇降する主リフト(3)と、3階以上の昇降路(2)を挟んで多段に設けられた駐車棚(4)とを備え、前記主リフト(3)と各駐車棚(4)との間でパレット(5)に載せた自動車(6)を幅方向に横送りして受け渡しする3縦列型昇降式駐車装置であって、1階部分は、手前側(A)の全面が前面空地(10)になっており、中央(B)の主リフト(3)の下部が入出庫スペース(9)になっており、2階部分には、昇降路(2)を挟んで両側の手前側(A)と奥側(C)にパレット縦送り装置(20)が配置され、前記入出庫スペース(9)には、パレット縦送り装置(14)を内蔵し、前記1階と2階の間を昇降する補助リフト(13)が設けられ、床部(23,24)に、前記補助リフト(13)の縦送り用レール(15)の位置をサポート板(26)で一時的に固定する補助リフト位置決め装置(22)を設け
    前記補助リフト位置決め装置(22)が、前記床部(23,24)に取り付けた装置本体(25)に、板状のサポート板(26)を水平方向に回動自在になるように回転軸(27)の一端に固定し、該回転軸(27)の他端にアーム(28)を固定し、該アーム(28)の先端に取り付けた連結棒(29)をパワーシリンダー(30)で前後動させることにより、前記サポート板(26)で前記補助リフト(13)の縦送り用レール(15)の位置を固定し得るように構成したものである、ことを特徴とする3縦列型昇降式駐車装置の補助リフト位置決め装置。
  2. 縦方向に縦列された手前側(A)、中央(B)、奥側(C)の3基の昇降式駐車装置から成り、各昇降式駐車装置はパレット横送り装置(7)を内蔵し、昇降路(2)内を昇降する主リフト(3)と、3階以上の昇降路(2)を挟んで多段に設けられた駐車棚(4)とを備え、前記主リフト(3)と各駐車棚(4)との間でパレット(5)に載せた自動車(6)を幅方向に横送りして受け渡しする3縦列型昇降式駐車装置であって、1階部分は、手前側(A)の全面が前面空地(10)になっており、中央(B)の主リフト(3)の下部が入出庫スペース(9)になっており、2階部分には、昇降路(2)を挟んで両側の手前側(A)と奥側(C)にパレット縦送り装置(20)が配置され、前記入出庫スペース(9)には、パレット縦送り装置(14)を内蔵し、前記1階と2階の間を昇降する補助リフト(13)が設けられ、床部(23,24)に、前記補助リフト(13)の縦送り用レール(15)の位置をサポート板(26)で一時的に固定する補助リフト位置決め装置(22)を設け
    前記サポート板(26)の先端に位置決め用ピン(33)を設け、該位置決め用ピン(33)が前記補助リフト(13)の縦送り用レール(15)側に開けた位置決め用孔(34)に嵌り合うように構成した、ことを特徴とする3縦列型昇降式駐車装置の補助リフト位置決め装置。
  3. 前記補助リフト位置決め装置(22)が、前記床部(23,24)に取り付けた装置本体(25)に、板状のサポート板(26)を水平方向に回動自在になるように回転軸(27)の一端に固定し、該回転軸(27)の他端にアーム(28)を固定し、該アーム(28)の先端に取り付けた連結棒(29)をパワーシリンダー(30)で前後動させることにより、前記サポート板(26)で前記補助リフト(13)の縦送り用レール(15)の位置を固定し得るように構成したものである、ことを特徴とする請求項2に記載の3縦列型昇降式駐車装置の補助リフト位置決め装置。
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