JP5150299B2 - 駐車装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両搭載用パレットを備えた駐車装置に係り、特に消火設備を配置した構成に関する。
駐車した車両を乗せるパレットが上下する機構を備えた駐車装置における車両の消火設備に関しては、例えば特許文献1に記載されている。図1には、パレットの前後方向に消火剤放出装置を配置し、パレットの前後方向から消火剤を掛ける構成が記載されている。
特開2004−121563号公報(要約書)
パレット上の車両に効果的に消火剤を掛けるには、消火剤の飛散距離が短くて済むパレット横に消火剤放出装置を配置する構成の方が望ましい。しかしながら、この構成を上下移動するパレット部に適用するには、上下するパレットと消火剤放出装置とが接触(干渉)しないようにする必要がある。
この構成を複数のパレットが横に並んで位置することが可能な駐車装置に適用する方法として、以下の2通りの既存技術がある。第1の方法は、隣接するパレットの縁に開口や切り欠き部を設け、その部分でパレットと消火剤放出装置との接触が生じないようにする方法である。第2の方法は、隣接するパレット間の隙間を広めに設定し、その隙間部分で消火剤放出装置との接触を避けるようにする方法である。
しかしながら、第1の方法は、パレットに開口等を形成するための機械加工が必要となる。また、開口があることによるパレットの強度低下を補うための補強構造が必要となる。このため、製造コストが増大する。また、駐車装置全体で考えた場合、開口等があるパレットと無いパレットとを用意しなくてはならず、パレットの種類が増加する。このこともコストの増加を招く。さらに、パレットの縁は、車両への乗降時に利用者が歩く通路として利用されるが、その部分に開口等があると、通行の際の障害となる。
また第2の方法は、隣接するパレット間の寸法が大きく確保されるが、これは、利用者の不注意による転落事故等を防ぐ観点から好ましくない。
このような背景において、本発明は、消火装置をパレットの横に配置した構造において、入出庫階に位置するパレットの隣接するパレット間の隙間を空けないようにし、且つ、パレットの昇降時に当該パレットの縁と消火剤放出装置との干渉が生じない構造の駐車装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、フレームと、前記フレームの内側の入出庫階に配置された複数の横行パレットと、前記入出庫階より上または下に位置する階に配置され、所定の隙間を有して隣接すると共に前記入出庫階に下降または上昇可能な複数の昇降パレットと、前記所定の隙間の部分に配置された消火装置と、前記所定の隙間の部分に、前記複数の横行パレットの少なくとも一つを横行させ、この横行させたパレットに隣接する隙間を狭めるための補正手段と、前記フレームから前記横行パレットに向けての動くことで、前記横行パレットが横行した際に前記横行パレットと前記フレームとの間に生じる隙間を塞ぐサイドステップとを備えることを特徴とする駐車装置である。
請求項1に記載の発明によれば、入出庫階の上または下に位置する複数の昇降パレットにおいて、隣接するパレット間に隙間が確保される。このため、消火剤の放出に適したパレット横の位置に消火装置(例えば、消火剤放出用ノズル)を配置することができる。複数の昇降パレットに含まれるパレットを入出庫階に下降または上昇させた際に、そのパレットに隣接する横行パレットが、補正手段の働きにより横行し、入出庫階に下降または上昇した昇降パレットの横の隙間が狭められる。このため、入出庫階におけるパレット横の隙間に起因する問題が解消される。なお、狭められた隙間は、完全に隙間がない状態とされてもよいし、1〜2cm以下というような実用上問題とならない程度の隙間がある状態でもよい。
なお、消火装置が配置されるパレット間の隙間というのは、複数の昇降パレットに含まれる複数のパレットの中の隣接する1組のパレットを考えた場合に、一方のパレットの昇降に必要な空間と他方のパレットの昇降に必要な空間とに挟まれた間の空間のことをいう。
請求項1に記載の発明は、入出庫階の駐車スペースとその上の上段の駐車スペースを備えた2階建て式の立体駐車装置、入出庫階の駐車スペースとその下の下段の駐車スペースを備えた2階建て式の立体駐車装置、さらにこれら立体駐車装置の基本構造の一方または両方を備えた立体駐車装置に適用することができる。
請求項1に記載の発明では、横行パレットの横行に起因して複数の横行パレットに生じたパレット横の他の隙間を塞ぐサイドステップ備えている。
ここで、略板状のサイドステップ(補助ステップ)をスライド式または跳ね上げ式に動かし、生じたパレット横の隙間を埋める構成を挙げることができる。なお、塞ぐという語句の意味は、人が足を取られることがない安全性が確保される程度に隙間が狭められた状態のことをいう。したがって、本明細書中における塞がれた状態では、人が足を取られることがない程度の隙間の存在は許容される。勿論、隙間が全くない状態であってもよい。
請求項に記載の発明には、請求項1に記載の発明において、補正手段は、複数の横行パレットに含まれるパレットの複数を横行させ、複数の横行パレットに含まれる全てのパレット間の隙間を狭めることを特徴とする。請求項3に記載の発明によれば、複数の横行パレットにおけるパレット間の隙間を全て狭めることができる。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明におけるサイドステップが歩行通路として利用されることを特徴とする。請求項に記載の発明によれば、入出庫階におけるパレット横の隙間が塞がれ、さらに利用者が歩行に利用できるスペースが増大するので、利用者の乗降時における高い利便性を確保することができる。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか一項に記載の発明において、入出庫階より下にさらに駐車スペースが確保されていることを特徴とする。請求項5に記載の発明によれば、入出庫階の下のスペースも駐車スペースとして利用できるので、収容台数の多い駐車装置とすることができる。また、入出庫階の下を駐車スペースとして利用した場合、上記の優位性がある反面、入出庫階に位置するパレットからその下の駐車スペースの床面やその面に位置するパレットまでの距離が少なくとも小型乗用車の車高程度以上の値となる。このため、入出庫階におけるパレット横の隙間を狭めることは、安全面の観点から特に好ましい。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか一項に記載の発明において、利用者の乗降時に、複数の横行パレットに含まれる少なくとも一つのパレットを横行させ、この横行させたパレットに隣接する隙間を狭める操作を行う入出庫モードと、この入出庫モードと異なる位置に複数の横行パレットに含まれるパレットを位置させる保管モードとを備えるパレット位置制御装置を更に備えることを特徴とする。
入出庫モードでは、入出庫階のパレットに隣接する隙間を狭めることで、利用者の乗降時における利便性および安全性が向上する。一方で駐車装置の空き状態(逆に言えば混雑状態)によって、入出庫階に含まれるパレットの位置が微妙に異なるので、消火装置の能力が、そのバリエーションに対応できることが求められる。請求項6に記載の発明によれば、利用者の乗降時以外の状態(車両を保管するモードという意味で保管モードと称する)において、入出庫階におけるパレットの位置を消火が効率的に行える位置に定めることができる。このため、乗降時における優位性を損なわずに、火災時における高い消火能力を確保することができる。
請求項に記載の発明は、フレームと、前記フレームの内側において横行するパレットと、前記フレームの内側において昇降するパレットと、前記横行するパレットの位置を前記昇降するパレットと上下に一部重ならない位置に停止させることで、前記横行するパレットに隣接する隙間を狭める補正手段と、前記フレームから前記横行パレットに向けて動くことで、前記横行パレットが横行した際に前記横行パレットと前記フレームとの間に生じる隙間を塞ぐサイドステップとを備えることを特徴とする駐車装置である。
請求項に記載の発明によれば、横行パレットの位置を、その上および/または下にある昇降パレットの位置と上下に一部重ならない位置(換言すれば、一部は上下に重なるが、上下に重ならない部分がある位置)に横行させ、そこで停止させることで、横行パレット横に生じる隙間を狭め、それを塞ぐことができる。
例えば、横行パレットを停止させた状態において、横行パレットと昇降パレットとが、上下で全体が重なった位置関係(つまり鉛直方向から見て、両パレットが重ねる位置関係)となる駐車装置を考える。この場合、隣接する昇降パレットの間に消火装置等の設備を配置するために、隣接する昇降パレット間の隙間を確保すると、同様の隙間が横行パレットにも生じる。
請求項に記載の発明によれば、横行パレットがその上または下の昇降パレットと一部が重ならない位置に横行し、そこで停止する。このため、この一部重ならない部分を利用して、上述の様な場合に生じる横行パレット横の隙間を塞ぐことができ、この部分を歩行しての乗車または降車の利便性および安全性を高めることができる。
本発明によれば、消火装置をパレットの横に配置した構造において、入出庫階に位置するパレットの隣接するパレット間の隙間を空けないようにし、且つ、パレットの昇降時に当該パレットの縁と消火装置との干渉が生じない構造の駐車装置を提供することができる。
(1)第1の実施形態
(駐車装置の全体構成)
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。図1は、実施形態における駐車装置の概要を示す正面図である。図1に示す駐車装置1は、上下方向に複数(地上2階、地上1階、地下1階)の駐車階F1〜F3と、水平方向に3連の駐車連R1〜R3とを有している。駐車装置1は、フレーム10、横行パレットP1およびP2と、昇降パレットZ1〜Z6を備えている。
フレーム10は、駐車装置1の骨格構造であり、柱や梁などにより構成されている。駐車装置1のフレーム10には、図示省略した昇降駆動装置、横行駆動装置、落下防止装置などが固定されている。
図1の例では、駐車階F2が入出庫階である。車両の入庫および出庫、さらに車両への乗降は、入出庫階である駐車階F2において行われる。駐車階F2には、2つの横行パレットP1およびP2が配置されている。横行パレットP1、P2は、後述する横行駆動装置によって水平方向に移動する。駐車階F1および駐車階F3には、それぞれ3つの昇降パレットZ1〜Z3とZ4〜Z6が配置されている。昇降パレットZ1〜Z3は、駐車階F2とF3との間を昇降可能とされ、昇降パレットZ4〜Z6は、駐車階F1とF2との間を昇降可能とされている。
図1では、昇降パレットZ2、横行パレットP2および昇降パレットZ4に車両Wが乗せられている状態が示されているが、全てのパレットに車両を乗せることが可能とされている。
また、図1に示す駐車装置1は、図示省略した操作盤を備えている。この操作盤は、フレーム10の適当な部分に固定されている。この操作盤が利用者により操作されることで、後述する車両の出庫や入庫の際の動作制御が行われる。
(消火装置)
フレーム10には、各パレット上に載せられた車両に消火剤を掛けるための消火装置が配置されている。この消火装置として、図1には、計12個の消火剤放出装置21〜32が示されている。消火剤放出装置21〜24は、下から支柱によって支えられている。消火剤放出装置21は、図1の昇降パレットZ1上の車両に対して消火剤を放出するノズルを備えている。消火剤放出装置22は、図1の昇降パレットZ1およびZ2上の車両に対して消火剤を放出するノズルを備えている。消火剤放出装置24は、図1の昇降パレットZ3上の車両に対して消火剤を放出するノズルを備えている。
消火剤は、泡消火剤や水が利用される。消火剤の種類は、液体に限定されず、気体や固体(粉体)であってもよい。消火剤は、支柱に沿って敷設された配管を介して図示省略した消火剤供給装置から供給される。この点は、全ての消火剤放出装置において同じである。
消火剤放出装置25は、フレーム10に配置され、図1の横行パレットP1上の車両に対して消火剤を放出するノズルを備えている。なお、図1の横行パレットP1の位置には、昇降パレットZ1またはZ4が位置する場合もある。消火剤放出装置26は、フレーム10から支柱によって吊り下げられた状態を有し、図1の横行パレットP1および図1ではパレットが位置していない横行パレットP1とP2の間の部分に位置するパレット上の車両への消火剤の放出を行うノズルを備えている。消火剤放出装置27は、フレーム10から支柱によって吊り下げられた状態を有し、図1の横行パレットP2および図1ではパレットが位置していない横行パレットP1とP2の間の部分に位置するパレット上の車両への消火剤の放出を行うノズルを備えている。消火剤放出装置28は、フレーム10に配置され、図1の横行パレットP2上の車両に対して消火剤を放出するノズルを備えている。
昇降パレットZ1とZ2の間の隙間は、昇降パレットZ1およびZ2の昇降時に、昇降パレットZ1およびZ2が消火剤放出装置26と接触しない間隔寸法に設定されている。同様に、昇降パレットZ2とZ3の間の隙間は、昇降パレットZ2およびZ3の昇降時に、昇降パレットZ2およびZ3が消火剤放出装置27と接触しない間隔寸法に設定されている。
消火剤放出装置29は、フレーム10に配置され、図1の昇降パレットZ4上の車両に対して消火剤を放出するノズルを備えている。消火剤放出装置30は、支柱によって支えられ、図1の昇降パレットZ4およびZ5上の車両への消火剤の放出を行うノズルを備えている。消火剤放出装置31は、支柱によって支えられ、図1の昇降パレットZ5およびZ6上の車両への消火剤の放出を行うノズルを備えている。消火剤放出装置32は、フレーム10に配置され、図1の昇降パレットZ6上の車両に対して消火剤を放出するノズルを備えている。
昇降パレットZ4とZ5の間の隙間は、昇降パレットZ4およびZ5の昇降時に、昇降パレットZ4およびZ5が消火剤放出装置30と接触しない間隔寸法に設定されている。同様に、昇降パレットZ5とZ6の間の隙間は、昇降パレットZ1およびZ2の昇降時に、昇降パレットZ5およびZ6が消火剤放出装置31と接触しない間隔寸法に設定されている。
駐車装置1は、図示省略した火災を検出するセンサを備え、このセンサが火災を検知すると、全ての消火剤放出装置に対して消火剤の供給が行われ、全ての消火剤放出装置からの消火剤の放出が行われる。火災の検知および消火剤の放出制御等に関する仕組みは、特に限定されず、通常の消火設備のシステムを利用することができる。
消火剤放出装置21〜32の鉛直方向における位置は、消火剤の放出圧力、放出範囲等によって最適な位置は異なる。したがって、その位置は、実験的に求めることが望ましい。
(横行駆動装置)
図1では図示省略されているが、フレーム10の梁には、パレット移動手段の一例であり、横行パレットP1およびP2を横行させるための横行駆動装置が配置されている。この例において、この横行駆動装置は、本発明における補正手段としても機能する。以下、この横行駆動装置の一例を説明する。
図2は、横行パレットの横行駆動装置の概略を説明する上面図(A)、一部拡大側面図(B)である。図2において、(A)の矢印600の方向から拡大して見た状態が(B)に示されている。図2には、横行パレットP1が示されている。パレットP1には、回転可能な状態で車輪602a〜602dが固定されている。車輪602aと602bは、レール603の上を転がることが可能な状態とされ、車輪602cと602dは、レール604の上を転がることが可能な状態とされている。レール603は、フレーム10の梁607(図1も参照)上に固定され、レール604は、図示省略した図1のフレーム10の梁上に固定されている。
車輪602aの軸には、ピニオンギアとして機能するスプロケット605が固定され、スプロケット605は、ラックとして機能する滑り止めチェーン606に噛み合っている。滑り止めチェーン606は、図1のフレーム10の梁607の上に置かれ、図示省略した両端がフレーム10の柱に固定されている。車輪602aの軸は、軸受部608に回転可能な状態で軸受され、軸受部608は、パレットP1の下面に固定されている。パレットP1の上面には、ギア機構を内蔵したP1横行用モータ314が固定され、P1横行用モータモータ314の駆動力は、歯車610および駆動チェーン611を介して、車輪602aの回転軸に固定された歯車612に伝えられる。
この仕組みによれば、P1横行用モータ314を回転させると、駆動チェーン611を介して駆動力が伝わり、車輪602aとスプロケット605が回転する。車輪602aが回転することで、パレットP1はレール603および604上で移動する。パレットP1の移動開始時や終了時に車輪602aからレール603への駆動力あるいは制動力の伝達が上手く行かず、車輪602aがレール603に対して滑る場合がある。この際、スプロケット605から滑り止めチェーン606に駆動力あるいは制動力が働き、上記車輪602aの滑りが抑えられる。
以上、横行パレットP1を例に挙げ、その横行の機構を説明したが、横行パレットP2においても同様な仕組みとされている。
(昇降駆動装置)
昇降駆動装置は、モータを備え、このモータにより、昇降用の支持チェーンを駆動する。この支持チェーンにより、昇降パレットZ1〜Z6は、上方から吊り下げられており、支持チェーンが駆動されることで、昇降パレットZ1〜Z6が上下に移動する。昇降駆動装置は、昇降パレットZ1〜Z6のそれぞれに対応して配置されており、昇降パレットZ1〜Z6は、独立に上下させることができる。
以下、昇降駆動装置の一例を説明する。図3は、昇降駆動装置の機構を原理的に示す概念図である。図3は、図1の昇降パレットZ2およびZ5の部分を側面方向から見た状態が簡略化されて示されている。なお、図3では、昇降パレットZ2が駐車階F2に降下し、且つ、車両が乗っていない状態が示されている。図示するように昇降パレットZ2は、その縁の部分が片側2本(計4本)の支持チェーン41によって上方から吊られている。支持チェーン41は、図示省略した歯車に噛み合っており、この歯車は、昇降用モータ312によって回転する。つまり、昇降用モータ312の回転を制御することで、昇降パレットZ2の昇降状態が制御される。なお、図示省略されているが、昇降パレットZ5においても同様な昇降機構とされている。また、他の昇降パレットも同様な昇降機構とされている。
(隙間塞ぎ手段)
図1には、隙間塞ぎ手段としてサイドステップ41および42が記載されている。サイドステップ41および42は、板状でパレット側の縁がL字型の垂直部を備えている。サイドステップ41および42は、モータ制御により、水平方向(図の左右方向)に横行させることが可能とされている。具体的には、サイドステップ41は、図1の右方向に横行させることが可能で、サイドステップ42は、図1の左方向にスライドさせることが可能とされている。また、横行範囲も自由に調整可能とされている。
(制御機構)
図4は、図1に示す駐車装置の動作を制御する制御系の一例を示すブロック図である。図4に示す制御系は、制御コンピュータ301により全体の動作が制御される。制御コンピュータ301は、パレット位置制御装置の一例であり、後述する動作を実行するための、制御プログラムおよび制御に必要なデータを記憶している。パレット位置検出センサ群302aは、各パレットの位置を検出する位置検出センサであり、光電センサや接触センサを利用して構成されている。パレット位置検出センサ群302aには、後述する保管モードにおける各パレット位置を検出するセンサと、入出庫モードにおける各パレット位置を検出するセンサとが含まれている。サイドステップ位置検出センサ群302bは、各サイドステップの位置を検出する位置検出センサであり、光電センサや接触センサを利用して構成されている。
モータ制御回路303〜310は、パレットを昇降または横行させるためのモータの動作を制御するための制御回路である。Z1昇降用モータ311は、昇降パレットZ1の昇降を行うためのモータである。Z2昇降用モータ312は、昇降パレットZ2の昇降を行うためのモータである。Z3昇降用モータ313は、昇降パレットZ3の昇降を行うためのモータである。P1横行用モータ314は、横行パレットP1の横行を行うためのモータである。P2横行用モータ315は、横行パレットP2の横行を行うためのモータである。Z4昇降用モータ316は、昇降パレットZ4の昇降を行うためのモータである。Z5昇降用モータ317は、昇降パレットZ5の昇降を行うためのモータである。Z6昇降用モータ318は、昇降パレットZ6の昇降を行うためのモータである。
モータ制御回路319と320は、それぞれサイドステップ横行用モータ321および322の動きを制御する制御回路である。サイドステップ横行用モータ321は、図1のサイドステップ41を横行させるためのモータであり、サイドステップ横行用モータ322は、図1のサイドステップ42を横行させるためのモータである。
(動作1)
以下、駐車装置の動作の一例を説明する。図5および図6は、乗降時におけるパレットの位置制御の一例を示す概念図である。まず、保管モードと入出庫モードについて説明する。保管モードは、車両の保管をする際における駐車装置の状態であり、換言すれば、車両の出入庫を行わない状態のことである。保管モードの状態の一例が図1に示されている。入出庫モードは、パレットへの車両の入庫、パレットからの車両の出庫、車両の入出庫に伴う利用者(乗員)の車両への乗車、またはその車両からの降車が行われる際の駐車装置の状態である。
この例では、図1に示す保管モードの状態において、昇降パレットZ2に乗っている車両Wを駐車装置1から出庫する場合を説明する。なおこの例では、昇降パレットZ2に乗っている車両Wが右ハンドル車であり、車両は図の手間方向から出入りし、また車両が後ろ向きに駐車している状態(つまり、車両の後方からパレットに入った状態)であるとする。
まず利用者は、駐車装置1の図示省略した操作盤を操作し、図示省略した駐車階F2の出入り口側に配置されたゲートを開ける。次ぎに図示省略した操作盤の出庫ボタン押し、さらに昇降パレットZ2を指定する操作を行う。この操作が行われると、図4に示す制御コンピュータにより、以下に説明する一連の動作が実行される。まず、図5(A)に示すように、昇降パレットZ2を駐車階F1からF2に下降させる。次いで横行パレットP1を図の右方向(連R2の方向)に移動させ、図5(B)の状態とする。つまり、図5(A)状態において、横行パレットP1を横行させることで、横行パレットP1と昇降パレットZ2との間の隙間を狭め、図5(B)に示す状態とする。この際、駐車階F2に下降した昇降パレットZ2と横行パレットP1との間の隙間が歩行に問題とならない寸法となる位置に横行パレットP1を移動させる。
図5(B)に示す状態とすることで、横行パレットP1と昇降パレットZ2が横に並び、且つ、その間には、歩行の障害になる隙間が形成されていない状態が得られる。なお、まず横行パレットP1を昇降パレットZ2の未来位置に近づけ、次いで昇降パレットZ2を駐車階F2に下降させ、図6に示す位置関係としてもよい。
次いで、図6に示すように、横行パレットP2を昇降パレットZ2に近づけ、両パレット間の隙間を狭める動作制御が行われる。更に、サイドステップ41および42が引き出され、上記横行パレットの横行により形成された横行パレットP1左側(Z2の反対側)の隙間および横行パレットP2右側(Z2の反対側)の隙間が塞がれる。こうして、横行パレットP1およびP2の横行制御により、図6に示す駐車階F2におけるパレット間の隙間が全て狭められる。また、サイドステップ41および42の機能により、両端のパレットの外側の隙間が塞がれた状態が得られる。
こうして入出庫モードの一例である図6の状態が得られる。図6に示す状態とすることで、利用者は、隙間が狭められ、歩行し易くなった横行パレットP1と昇降パレットZ2との境界付近を歩行路として利用し、昇降パレットZ2上の車両Wに乗り込むことができる。
昇降パレットZ2上の車両が出庫したら、利用者により図示省略した制御盤が操作されて図示省略したゲートが閉じられる。ゲートが閉じられると、サイドステップ41と42が図1に示す状態に戻され、さらに横行パレットP1とP2の位置が定位置(上下のパレット重なる位置)に戻される制御が行われる。こうして保管モードに戻る。なお、ゲートが閉じられた段階で、入出庫モードにおけるパレットの位置関係で動作終了とし、次の入出庫の際に、一旦保管モードに戻ってから、入出庫モードにおける動作がスタートしても良い。
(動作2)
以下、駐車装置の動作の他の一例を説明する。ここでは、図1に示す状態の保管モードにおいて、駐車装置1の昇降パレットZ5に新たに車両を入庫する場合の例を説明する。なお、車両のパレットへの出入りの方向は、(動作1)の場合と同じとする。
操作盤が操作されると、図示省略したゲートが開き、さらに操作盤が操作されることで、図4に示す制御コンピュータにより、以下に説明する一連の動作が実行される。この場合、図1に示す状態から図7に示す状態への変化が実行される。すなわち、まず昇降パレットZ5を駐車階F2に上昇させ、ついで横行パレットP1とP2を昇降パレットZ5に両側から近づけ、さらにサイドステップ41と42を引き出し、図7に示す状態とする。こうして入出庫モードの一例である図7に示す状態を得る。昇降パレットZ5への車両の入庫が完了したら、出庫が終了したら、利用者は操作盤を操作し、図示省略したゲートを閉める。ゲートが閉められると、サイドステップ41と42が図1に示す状態に戻され、横行パレットP1とP2が定位置(図1の位置)に戻される制御が行われる。こうして、保管モードに戻る。
(動作3)
以下、駐車装置の動作の他の一例を説明する。ここでは、図1に示す状態の保管モードにおいて、駐車装置1から昇降パレットZ4上の車両を出庫する場合の例を説明する。また、ここでは、昇降パレットZ4上の車両が左ハンドルであるとし、車両のパレットへの出入りの方向および車両の向きは、(動作1)の場合と同じとする。
操作盤が操作されると、図示省略したゲートが開き、さらに操作盤が操作されることで、図4に示す制御コンピュータにより、以下に説明する一連の動作が実行される。この場合、図1に示す状態から図8(A)に示す状態への変化が実行される。すなわち、まず図1に示す状態において横行パレットP1を図の右方向(連R2の方向)に移動させる。この際、昇降パレットZ4の駐車階F2への上昇を妨げず、且つ、駐車階F2に上昇した昇降パレットZ4と横行パレットP1との間の隙間が、歩行に問題とならない寸法となる位置に横行パレットP1を移動させる。次ぎに昇降パレットZ4を駐車階F2に上昇させ、図8(A)に示す状態を得る。
次ぎに図8(B)に示すように横行パレットP2をパレットP1に寄せるように横行させ、両パレット間の隙間が歩行に問題とならない寸法となるようにする。次ぎにサイドステップ42を横行した横行パレットP2の横にスライドさせ、横行パレットP2とフレーム10との間の隙間を塞ぐ。こうして入出庫モードの一例である図8(B)に示す状態を得る。
図8(B)に示す状態を得たら、利用者はパレットZ4上の車両Wに乗り込み、その車両Wを出庫させる。出庫が終了したら、利用者は操作盤を操作し、図示省略したゲートを閉める。ゲートが閉められると、サイドステップS42を元に戻し、また上方から見て、横行パレットP2を昇降パレットZ3と重なる位置に横行させ、また横行パレットP1を昇降パレットZ2と重なる位置に横行させる制御が行われる。こうして、保管モードに戻る。
(実施形態の優位性)
図1に示す例では、昇降パレットZ1とZ2との間の隙間、昇降パレットZ2とZ3との間の隙間、さらに昇降パレットZ4とZ5との間の隙間、昇降パレットZ5とZ6との間の隙間〜Z6の隙間が、消火剤放出装置26、27、30および31を配置するのに十分な寸法で確保されている。
言い替えれば、昇降パレットZ1〜Z3を昇降させた際に、昇降パレットZ1〜Z3と消火剤放出装置26および27との間で接触が生じないように、昇降パレットZ1とZ2との間の隙間、および昇降パレットZ2とZ3との間の隙間が確保されている。また、昇降パレットZ4〜Z6を昇降させた際に、昇降パレットZ4〜Z6と消火剤放出装置30および31との間で接触が生じないように、昇降パレットZ4とZ5との間の隙間、および昇降パレットZ5とZ6との間の隙間が確保されている。
このため、パレット横に消火剤放出装置を配置し、パレット横方向からの消火剤の放出を行うことによる高い消火機能を得ることができる。また、消火剤放出装置を無理に小型化する必要がなく、消火剤の放出性能を追究した構造を採用することができる。この点も高い消火機能を確保する上で有利となる。
また、横行パレットP1、横行パレットP2、サイドステップ41およびサイドステップ41の横行により、入出庫階である駐車階F2における歩行のし易さや安全性が確保される。例えば、図6に示す状態となることで、横行パレットP1と昇降パレットZ2との間の隙間が解消されるので、昇降パレットZ2上の車両Wへのアクセスが容易であり、さらにその際の安全性が確保される。
また、図6に示す状態において、昇降パレットZ2と横行パレットP2との間の隙間が解消されるので、昇降パレットZ2上の車両W、および横行パレットP2上の車両Wへのアクセスが容易であり、さらにその際の安全性が確保される。また、横行パレットP2とフレーム10との間に形成された隙間がサイドステップS42によって塞がれるので、横行パレットP2上の車両へのアクセスが容易であり、さらにその際の安全性が確保される。
また、図6に示す状態では、空きパレットである横行パレットP1のフレーム10側の隙間もサイドステップ41によって塞がれる。このため、入出庫モードにおける不注意による物や人の落下事故を防止することができる。
また、図7に示すように、横行パレットP1およびサイドステップ41の横行により横行パレットP1両サイドの隙間が解消される。このため、横行パレットP1に車両を入庫した際、左右どちら側に降りても、十分な歩行スペースが確保される。また危険な隙間が解消されているので高い安全性を確保することができる。
また、図8(B)に示すように、横行パレットP1の横行により横行パレットP1と昇降パレットZ4との間の隙間が解消される。このため、昇降パレットZ4上の車両に乗車する際、横行パレットP1側からの乗車に際して、十分な歩行スペースが確保される。また危険な隙間が解消されているので高い安全性を確保することができる。
また以上説明した構成では、消火装置用のスペースを確保するための開口や切り欠き部をパレットに設ける必要がない。そのため、パレットの強度低下が発生せず、また、強度確保のための補強を必要としない。これに関連し、消火装置用の開口や切り欠き部をパレットに設ける必要がないので、各パレットを共通化することができ、製造コスト、物流コスト、施工現場での組立コストを抑えることができる。また、パレットの縁部分に開口等がないので、それらの存在に起因する通行の障害が発生しない。
(実施形態の変形)
隙間塞ぎ手段として以下に示すバリエーションを挙げることができる。図9は、隙間塞ぎ手段の一例を示す正面図である。図9には、蝶番91によりフレーム10に固定されたサイドステップ92と、蝶番93によりフレーム10に固定されたサイドステップ93が示されている。図9(A)には、サイドステップ91と92が収納された状態が示され、図9(B)には、サイドステップ92と94が展開され、隙間塞ぎ手段として機能している状態が示されている。サイドステップ92と94の収納および展開は、モータやアクチュエータによって行う構成とすればよい。図9には、サイドステップ92と94を上方に折り畳んで収納する形式を示したが、サイドステップ92と94を下方に折り畳んで収納する形式としてもよい。
図10は、隙間塞ぎ手段の一例を示す正面図である。図10には、横行パレットP1に固定された(一体化された)サイドステップ95と、横行パレットP2に固定された(一体化された)サイドステップ96が示されている。この態様によれば、例えば、横行パレットP1が、図10(A)の状態から図10(B)の状態に移動すると、サイドステップ95が横行パレットP1と一体となって横行し、横行パレットP1のフレーム10側の隙間の発生が防止される。
図11は、隙間塞ぎ手段の一例を示す正面図である。図11には、横行パレットP1の下側に収納され、フレーム10側に張り出すように横行可能なサイドステップ97と、横行パレットP2の下側に収納され、フレーム10側に張り出すように横行可能なサイドステップ98が示されている。サイドステップ97および98の横行は、モータやアクチュエータによって行われる構成とすればよい。この態様においては、例えば、横行パレットP1およびP2を、図11(A)の状態から図11(B)の状態に横行させた際に、サイドステップ97および98をそれぞれフレーム10側に張り出させるように移動させる。こうすることで、図11(B)に示されるように、横行パレットP1、P2とフレーム10との間の隙間が塞がれる。
図1では、上下3段の駐車装置の例を示したが、上下2段に駐車装置に本発明を利用することもできる。この場合、入出庫階とその上の階を備える2段構成、または入出庫階とその下の階を備える2段構成となる。また図1には、正面から見て駐車スペースがR1〜R3の3連設けられた構成を例示しているが、2連であってもよく、4連以上であってもよい。
消火装置は、配管を介して消火剤の供給を受ける構造ものの他に、消火剤を収納し、火災時に内部の消火剤を噴射するタイプのものを採用することもできる。また、図1に示す消火装置に加えて他の消火装置を併用することもできる。
(2)第2の実施形態
消火装置12〜32の部分に他の装置を配置した構成に本発明を適用することもできる。この他の装置としては、車上荒らしや車の盗難を防止するための防犯装置を挙げることができる。以下、この防犯装置の一例を説明する。
本実施形態の防犯装置(図示省略)は、図1の消火装置12〜32の部分に配置される。この防犯装置は、赤外線検出センサ、警告用のライトおよび報知装置を具えている。この防犯装置は、保管モードにおいてONとなる。このON状態において、車両側面付近に人が近付くと、それを赤外線センサが検出し、ライトを点灯させ、同時に報知装置が警報信号を発信する。この警報信号は、駐車装置が配置された施設の警報システムや、警備会社等に送られる。
防犯装置をパレットの横に配置することで、駐車している車両のドアからの不審者の侵入を効果的に検知することができる。また、第1の実施形態の場合と同様に、防犯装置と昇降パレットとの接触を避けることができる。
本発明は、駐車パレットが水平に移動する機構を備えた駐車装置に利用することができる。
発明を利用した駐車装置の概要を示す正面図である。 パレットの横行駆動装置の一例を示す概念図である。 パレットの昇降駆動装置の一例を示す概念図である。 発明を利用した駐車装置の制御系の構成を示すブロック図である。 発明を利用した駐車装置におけるパレットの位置制御の概要を示す正面図である。 発明を利用した駐車装置におけるパレットの位置制御の概要を示す正面図である。 発明を利用した駐車装置におけるパレットの位置制御の概要を示す正面図である。 発明を利用した駐車装置におけるパレットの位置制御の概要を示す正面図である。 隙間塞ぎ手段の一例を示す正面図である。 隙間塞ぎ手段の一例を示す正面図である。 隙間塞ぎ手段の一例を示す正面図である。
1…駐車装置、10…フレーム、21〜32…消火剤放出装置、41…サイドステップ、42…サイドステップ、Z1〜Z3…昇降パレット、Z4〜Z6…昇降パレット、P1…横行パレット、P2…横行パレット。

Claims (6)

  1. フレームと、
    前記フレームの内側の入出庫階に配置された複数の横行パレットと、
    前記入出庫階より上または下に位置する階に配置され、所定の隙間を有して隣接すると共に前記入出庫階に下降または上昇可能な複数の昇降パレットと、
    前記所定の隙間の部分に配置された消火装置と、
    前記所定の隙間の部分に、前記複数の横行パレットの少なくとも一つを横行させ、この横行させたパレットに隣接する隙間を狭めるための補正手段と
    前記フレームから前記横行パレットに向けての動くことで、前記横行パレットが横行した際に前記横行パレットと前記フレームとの間に生じる隙間を塞ぐサイドステップと
    を備えることを特徴とする駐車装置。
  2. 前記補正手段は、前記複数の横行パレットに含まれるパレットの複数を横行させ、
    前記複数の横行パレットに含まれる全てのパレット間の隙間を狭めることを特徴とする請求項1に記載の駐車装置。
  3. 前記サイドステップが歩行通路として利用されることを特徴とする請求項に記載の駐車装置。
  4. 前記入出庫階より下にさらに駐車スペースが確保されていることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の駐車装置。
  5. 利用者の乗降時に、前記複数の横行パレットに含まれる少なくとも一つのパレットを横行させ、この横行させたパレットに隣接する隙間を狭める操作を行う入出庫モードと、
    前記入出庫モードと異なる位置に前記複数の横行パレットに含まれるパレットを位置させる保管モードと
    を備えるパレット位置制御装置を更に備えることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の駐車装置。
  6. フレームと、
    前記フレームの内側において横行するパレットと、
    前記フレームの内側において昇降するパレットと、
    前記横行するパレットの位置を前記昇降するパレットと上下に一部重ならない位置に停止させることで、前記横行するパレットに隣接する隙間を狭める補正手段と、
    前記フレームから前記横行パレットに向けて動くことで、前記横行パレットが横行した際に前記横行パレットと前記フレームとの間に生じる隙間を塞ぐサイドステップと
    を備えることを特徴とする駐車装置。
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