JP6821484B2 - 機械式駐車装置およびその制御方法 - Google Patents
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Description
また、空パレット12bが開口部Hを塞ぐまでの間(図9(b)及び(c))は、搬器の特性上、必ず開口暴露時間が生じ、車両の墜落を防止するための安全性の確保ができていない。
また、上述のように空パレット12bが開口部Hを塞いでも、搬器降下制限装置が動作していない状態では安全性が確保できないという問題がある。
すなわち、本発明にかかる機械式駐車装置は、乗降領域と該乗降領域に隣接する停車領域との間に設けられた扉体と、該扉体の近傍に設けられ、車両の衝突力に対する耐力を有する防護体と、前記乗降領域に形成された開口部を塞ぐように進出し、車両を載せて該開口部から下方に移動するパレットと、該パレットを移送する搬器と、前記パレットが前記開口部を塞ぐ位置で前記搬器を地上に対して固定する固定手段と、該固定手段が前記搬器の固定を解除する解除状態に応じて前記防護体の動作を制御する制御部と、を備えている。
なお、杭としては、例えばボラードが挙げられる。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について、図1を用いて説明する。本実施形態の機械式駐車装置は、地下式とされており、乗員が乗り降りを行う乗降領域S1に開口部Hが形成されている。開口部Hから下方には地下空間が形成されており、リフト(搬器)や車両を格納する複数の格納棚が設けられている。
なお、ロックピン16の数は、本実施形態のように4つに限定されるものではない。また、ロックピン16が地上側に接地され、リフト15に対して進退する構成としても良い。
入庫時には、車両が停車領域S2に停車した後に操作者が開扉操作を行う。これにより、開閉扉1は上方へ開いて開状態となる。このとき、扉体3と柵体5bとは上方へ移動する。
その後、車両が開閉扉1を通過して乗降領域S1へ乗り入れ、開口部Hを塞ぐように待機しているパレット12上で車両を停車する。停車後、乗員は乗降領域S1から停車領域S2へと退出し、閉扉操作を行う。これにより、開閉扉1は閉まる。このとき、扉体3と柵体5bとは下方へ移動する。
開閉扉1が閉まった後に、リフト15によって車両が載置されたパレット12が搬送され、所定の格納庫へ格納される。
開閉扉1が開いた後に、乗員は、乗降領域S1に移動し、車両に乗り込み開閉扉1を通過して停車領域S2まで車両を移動させる。
その後、操作者によって閉扉操作が行われ、開閉扉1が閉まる。このとき、扉体3と柵体5bとは下方へ移動する。
図5には、防護柵5の開動作の制御フローが示されている。先ず、リフト15が乗入階へ移動してパレット12が開口部Hを塞いだことを判断する(ステップS11)。これは、図4に示したパレット検知センサ19によって行われる。
そして、搬器降下制限装置のロックピン16が受金物17側に進出して「掛」となる(ステップS12)。これにより、搬器降下制限装置がリフト15を地上に対して固定した固定状態となる。このステップS11からステップS12までの間は、柵体5bが下方に位置した防護状態(「閉」)となっている。
そして、ステップS13に進み、柵体5bが上方へ移動して防護柵5が「開」となり、扉体3が開となる(ステップS14)。そして、車両の入出庫作業が行われる(ステップS15)。ステップS13からステップS15までの間は、リフト15で搬送されたパレット12による開口防護が行われている。
車両の入出庫作業を行う際には(ステップS21)、扉体3が「閉」とされた状態で(ステップS22)、防護柵5を「閉」とする(ステップS23)。なお、ステップS21からステップS23までは、リフト15で搬送されたパレット12による開口防護が行われている。
そして、搬器降下制限装置のロックピン16を受金物17から外して「脱」とし(ステップS24)、リフト15を動作させてパレット12を格納階へ移動する(ステップS25)。
車両の衝突力に対する耐力を有する防護柵5を設けることとしたので、仮に車両が誤って開閉扉1に突入しても、防護柵5によって車両を停止させることができる。これにより、乗降領域S1まで車両が進行することがないので、開口部Hから車両が墜落することを防止でき、安全性を高めることができる。
また、防護柵5を扉体3とは別に工事することができるので、既存の機械式駐車装置に対する後工事が容易となる。
次に、本発明の第2実施形態について、図7を用いて説明する。本実施形態は、第1実施形態に対して開閉扉の形式が異なる。ただし、その他の事項については同様であるので説明を省略する。
次に、本発明の第3実施形態について、図8を用いて説明する。本実施形態は、第1実施形態に対して開閉扉の形式が異なる。ただし、その他の事項については同様であるので説明を省略する。
また、開口部を塞ぐように位置しているパレットを地上へ固定する手段としては、搬器降下制限装置に限定されるものではなく、パレットが開口部を塞ぐ位置でパレットを地上に対して直接固定できる装置であっても良い。
3,33,43 扉体
3a,33a,43a 上部扉体
3b,33b,43b 下部扉体
5 防護柵(防護体)
5a 支柱
5b 柵体
15 リフト(搬器)
16 ロックピン(固定手段)
17 受金物(固定手段)
19 パレット検知センサ
19a 投光部
19b 受光部
35 フラップ(防護体)
36 押え板
45 ボラード(防護体)
45a 杭
F 床面
H 開口部
S1 乗降領域
S2 停車領域
Claims (6)
- 乗降領域と該乗降領域に隣接する停車領域との間に設けられた扉体と、
該扉体の近傍に設けられ、車両の衝突力に対する耐力を有する防護体と、
前記乗降領域に形成された開口部を塞ぐように進出し、車両を載せて該開口部から下方に移動するパレットと、
該パレットを移送する搬器と、
前記パレットが前記開口部を塞ぐ位置で前記搬器を地上に対して固定する固定手段と、
該固定手段が前記搬器の固定を解除する解除状態に応じて前記防護体の動作を制御する制御部と、
を備えていることを特徴とする機械式駐車装置。 - 前記扉体を駆動する扉体用駆動装置と、
前記防護体を駆動する防護体用駆動装置と、
を備え、
前記制御部は、前記扉体用駆動装置と前記防護体用駆動装置とをそれぞれ独立して制御することを特徴とする請求項1に記載の機械式駐車装置。 - 前記防護体は、前記扉体の幅方向における両側に立設された支柱と、これら支柱間にわたって設けられ、該支柱に対して上下動する柵体とを備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の機械式駐車装置。
- 前記防護体は、床面に沿って位置する待機状態と、該床面に対して起立する起立状態との間で動作するフラップを備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の機械式駐車装置。
- 前記防護体は、床面から上方へ向かって進退可能とされた杭を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の機械式駐車装置。
- 乗降領域と該乗降領域に隣接する停車領域との間に設けられた扉体と、
該扉体の近傍に設けられ、車両の衝突力に対する耐力を有する防護体と、
前記乗降領域に形成された開口部を塞ぐように進出し、車両を載せて該開口部から下方に移動するパレットと、
該パレットを移送する搬器と、
前記パレットが前記開口部を塞ぐ位置で前記搬器を地上に対して固定する固定手段と、
を備えた機械式駐車装置の制御方法であって、
前記固定手段が前記搬器の固定を解除する解除状態に応じて前記防護体の動作を制御することを特徴とする機械式駐車装置の制御方法。
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JP2017053002A JP6821484B2 (ja) | 2017-03-17 | 2017-03-17 | 機械式駐車装置およびその制御方法 |
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JP2017053002A JP6821484B2 (ja) | 2017-03-17 | 2017-03-17 | 機械式駐車装置およびその制御方法 |
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JP2017053002A Active JP6821484B2 (ja) | 2017-03-17 | 2017-03-17 | 機械式駐車装置およびその制御方法 |
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