JPH10265149A - 工事用エレベータ装置 - Google Patents
工事用エレベータ装置Info
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- JPH10265149A JPH10265149A JP6653197A JP6653197A JPH10265149A JP H10265149 A JPH10265149 A JP H10265149A JP 6653197 A JP6653197 A JP 6653197A JP 6653197 A JP6653197 A JP 6653197A JP H10265149 A JPH10265149 A JP H10265149A
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- Types And Forms Of Lifts (AREA)
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
- Elevator Door Apparatuses (AREA)
Abstract
みが楽に行え、人や車両の通行が安全に行え、しかも通
行幅を広くとれる工事用エレベータ装置を提供する。 【解決手段】 工事用エレベータ3の荷台5が納まる大
きさに形成したピット7を地中に埋設し、このピット7
の内部に該荷台5の昇降を誘導する支柱4の基礎10を
設けると共に、ピット7の前後位置の地上に開閉自在の
ガード8を設け、ガード8が開いているとき工事用エレ
ベータ3が作動せず、かつ、工事用エレベータ3の荷台
5がピット7内またはその付近にあるときのみガード8
を開けることができるようにし、かつ、荷台5の昇降動
範囲の途中に落下物防止機構9を、該昇降動範囲に対し
て開閉自在となるように設け、これにより、荷台5を下
降させてピット7内に収めた状態で、荷台5に対して地
上から直接資材の出し入れが行え、荷揚げステージが不
要になり、荷台5上が通れることで該荷台5の全長が通
行幅となり、通行幅を広くとれると共に、荷台5の上昇
時にピットに人が転落するようなことがなく、荷台5上
の通行時に落下物からの保護が行える。
Description
る資材の運搬等を行う工事用エレベータ装置に関する。
築物の周囲に設けた仮設足場の一部を省いて、そこに工
事用エレベータ装置(ロングエレベータ)を地上から組
み込み、資材等の搬入や搬出を行っている。
省いた部分に納まる荷台を仮設足場のガイドに沿って昇
降動させ、資材等を地上から各階に搬入したり、各階か
ら地上に搬出するものであり、荷台昇降の安全性を確保
するため、ガイドにおける支柱は地面に構築したコンク
リート製の基礎で支持されている。
ベータ装置は工事終了後、仮設足場と共に撤去するが、
ガイド支柱を現場で構築する従来の方法は、施工や撤去
に手間と時間がかかり、コスト的に高くつくという問題
がある。
装置の最下端から高い位置にあるため、地上において該
荷台への資材の出し入れ作業を行うには、地上に荷揚げ
ステージと荷揚げステージに昇るための昇降路を別途設
置しなければならず、この荷揚げステージと昇降路が建
物に対する車両や人の出入りの障害となり、出入り用の
スペースを別途確保する必要があり、スペース的に困難
な場合は、荷揚げステージを極力小さくして、荷台を上
部で停止させた状態で該荷台の直下でステージの横をな
んとか通行しているが、上部で停止させた荷台の直下を
通るのは安全上好ましくなく、しかも、車両等が通行で
きるだけの十分な通行幅を取るのは困難である。
設置が簡単に行えると共に、荷揚げステージと昇降路の
設置を不要にし、車両等が通行できるだけの十分な通行
幅を確保でき、かつ、全体の安全性を向上させることが
できる工事用エレベータ装置を提供することにある。
するため、請求項1の発明は、工事用エレベータの荷台
が納まる大きさに形成したピットを地中に埋設し、この
ピットの内部に該荷台の昇降を誘導する支柱の基礎を設
けた構成を採用したものである。
エレベータ装置において、ピットの前後位置の地上に開
閉自在のガードを設け、ガードが開いているとき工事用
エレベータが作動せず、かつ、工事用エレベータの荷台
がピット内またはその付近にあるときのみガードを開け
ることができるように、前記工事用エレベータとガード
を連動した構成を採用したものである。
エレベータ装置において、工事用エレベータの昇降動範
囲の途中に落下物防止機構を、該昇降動範囲に対して開
閉自在となるように設けた構成を採用したものである。
エレベータ装置において、工事用エレベータの荷台がピ
ット内またはその付近にあるときのみ、落下物防止機構
が工事用エレベータの昇降動範囲内を横断遮蔽するよ
う、工事用エレベータと落下物防止機構を連動した構成
を採用したものである。
エレベータ装置において、ピットの前後位置の地上に開
閉自在のガードを設け、かつ、荷台の昇降動範囲の途中
に落下物防止機構を、該昇降動範囲に対して開閉自在と
なるように設け、このガードと落下物防止機構を、ガー
ドが開いているとき落下物防止機構が工事用エレベータ
の昇降動範囲内を横断遮蔽し、ガードが閉じているとき
落下物防止機構が工事用エレベータの昇降動範囲外に開
くよう連動した構成を採用したものである。
エレベータ装置において、ピットの内部に工事用エレベ
ータの荷台を沈めた状態で、ピット上を人や車両が安全
に通行できるようにした構成を採用したものである。
た状態で、荷台に対して地上から直接資材の出し入れが
行え、荷揚げステージ及び昇降路が不要になり、荷台上
が通れることで該荷台の全長が通行幅となり、通行幅を
広くとれる。
が工事用エレベータと連動しているので、工事用エレベ
ータの上昇時にピットに人が転落するようなことがな
く、荷台上の通行時に落下物からの保護が行える。
示例と共に説明する。
る建物1の外側で枠組足場2の間に設置される工事用エ
レベータ(ロングエレベータ、図9ではLEVと表示す
る)3は、両側に設けたガイド支柱4、4間に荷台5を
配置し、該荷台5がガイド支柱4、4に沿って昇降動す
るようになっており、ガイド支柱4、4は枠組足場2に
ヒンジ等を介して固定されているとともに、荷台5に
は、図示省略したが、昇降動用の駆動源や運転部分及び
開閉自在のゲート6等が設けられている。
置にこの荷台5が納まる大きさに形成されたピット7が
地中に埋設され、地上で該ピット7の前後位置に開閉自
在のガード8、8が設けられ、更に、荷台5の昇降動範
囲の途中に落下物防止機構9が配置されている。
に、金属や木材、プラスチック、鉄筋コンクリート等の
材料を用い、荷台5の全長が納まる長さと高さが納まる
深さの横長で上面が開放する箱状となり、可搬可能とす
るため長さ方向に複数、例えば両端部7a、7aと7b
に分割され、現場においてボルトで結合して組み立てる
ようになっている。従って、下降した荷台5はピット7
内に収まり、その上面が地面と略等しい高さレベルとな
り、地面からの人や資材の乗り入れが直接可能になる。
に、荷台5の昇降を誘導するガイド支柱4、4の下端を
固定する基礎10が設けられ、ピット7を地中に埋設す
ることにより、コンクリートの基礎を別途構築すること
なくガイド支柱4の固定が行える。
の一例を示し、ピット7の両端部に該当する両側に距離
を置いて支柱11と12を固定し、両支柱11と12間
に配置した伸縮扉体13の一端を一方支柱11に固定
し、引き伸ばした伸縮扉体13の他方端部を他方支柱1
2にロック手段14で結合するようになっており、伸縮
扉体13を一方に押し縮めることにより、開放となって
荷台5上を前後に通行可能となり、引き伸ばし状態で閉
鎖となってピット7への転落事故を防止する。なお、ロ
ック手段14は、ロックの結合と解除が電気的に行える
構造になっている。
るとき、上階からの落下物による事故の発生を防止する
ためのものであり、図1乃至図3と図7に示すように、
ピット7内に納まる荷台5に対して、車両などの通過可
能な高さを確保した上方の位置に、荷台5の昇降動範囲
内に位置する状態から昇降動範囲外に退避するようにな
っている。
よりも平面的に大きい防護網体15を枠組足場2間に配
置し、この防護網体15の一方側縁の両端部をヒンジ機
構16で枠組足場2に起伏自在となるよう取り付け、枠
組足場2に固定したウインチ17から引き出したワイヤ
ー18をプーリ19を介して防護網体15の他方側縁の
端部に結合し、ウインチ17の作動により防護網体15
をヒンジ機構16の枢軸を支点に水平状態から起立させ
るようになっており、防護網体15は起立時に荷台5の
昇降動範囲外に退避し、該荷台5の昇降動に支障を与え
ないとともに、水平の伏倒時は荷台5の上部を覆い、落
下物からの保護を行う。このほかにも、プーリ19を省
略して、図2のプーリ19の位置にウインチを設けるこ
とにより、ワイヤー18を巻き取ったりすることもでき
るし、また、ヒンジ機構16の枢軸位置にモータの軸を
直結させてモータを配置し、モータの回転をそのまま防
護網体15の作動に使うような機構にもできる。
する場合に用いる橋板20を例示し、多数本の角パイプ
21を並列状に溶接固定し、その両端にスロープ材22
を溶接固着して形成され、ピット7上に架設することに
より車両の通行も可能になる。この橋板20を用いるこ
とにより、ピット7内に荷台5が納まっているときに荷
台5に荷重をかけないでピット7上を支障なく渡ること
ができる。
止機構9の荷台5の昇降動範囲に対する進退動作は、共
に工事用エレベータ3と電気的に連動されている。即
ち、ガード8が開いているとき工事用エレベータ3が作
動せず、かつ、工事用エレベータ3の荷台5がピット7
内またはその付近にあるときのみガード8を開けること
ができるように、前記工事用エレベータ3とガード8を
電気的に連動すると共に、工事用エレベータ3の荷台5
がピット7内またはその付近にあるときのみ、落下物防
止機構9が荷台5の昇降動範囲内に位置するよう、工事
用エレベータ3と落下物防止機構9を電気的に連動して
いる。
はLEVと表示)が納まる状態を検出する下限リミット
スイッチと、ガード8の開閉を検出するリミットスイッ
チと、落下物防止機構9の防護網体15(図9では落下
物防止棚と表示)の開閉を検出するリミットスイッチと
を設け、これらを用いて図9に示すフローチャートの如
く、工事用エレベータ3の制御装置と組み合わせて使用
し、図9ではピット7内に荷台5がきた時、下限リミッ
トスイッチが作動し、防護網体15が閉、ガード8のロ
ック手段14が開となって工事用エレベータ3の運転は
不可能となり、ピット7上を通行可能となる。
防護網体15が開、ガード8のロック手段14が閉とな
って工事用エレベータ3の運転が可能となる。
に、トラックなどの荷台から直接横方向に資材を移して
工事用エレベータの荷台に積み込めるようにもできる。
用エレベータの荷台が納まる大きさに形成したピットを
地中に埋設し、このピットの内部に該荷台の昇降を誘導
する支柱の基礎を設けたので、工事用エレベータの設置
時に支柱のコンクリート基礎を別途構築する必要がな
く、工事用エレベータの設置及び撤去作業が能率よく行
える。
荷台のレベルが合うので、従来必要であった積み込み用
のステージや昇降路が不要となり、ピット上に橋板を架
け渡せば人や車両が通行でき、しかも、広い通行幅を確
保できる。
のガードを設けたので、ピットへの転落事故の発生を防
止でき、工事用エレベータの昇降動範囲の途中に落下物
防止機構を、該昇降動範囲に対して開閉自在となるよう
に設けたので、ピット上を通行するとき、上部からの落
下物による事故を防止できると共に、ガードの開閉及び
落下物防止機構の荷台の昇降動範囲に対する開閉動を、
工事用エレベータの制御と連動したので、一段と安全性
の向上が図れる。
(B)は同縦断側面図
図
態を示す縦断面図
機構の制御を示すフローチャート図
フローチャート図
Claims (6)
- 【請求項1】 工事用エレベータの荷台が納まる大きさ
に形成したピットを地中に埋設し、このピットの内部に
該荷台の昇降を誘導する支柱の基礎を設けた工事用エレ
ベータ装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の工事用エレベータ装置に
おいて、ピットの前後位置の地上に開閉自在のガードを
設け、ガードが閉じているとき工事用エレベータの作動
が可能となり、かつ、工事用エレベータの荷台がピット
内またはその付近にあるときのみガードを開けることが
できるように、前記工事用エレベータとガードを連動し
たことを特徴とする工事用エレベータ装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の工事用エレベータ装置に
おいて、荷台の昇降動範囲の途中に落下物防止機構を、
該昇降動範囲に対して開閉自在となるように設けたこと
を特徴とする工事用エレベータ装置。 - 【請求項4】 請求項3記載の工事用エレベータ装置に
おいて、工事用エレベータの荷台がピット内またはその
付近にあるときのみ、落下物防止機構が工事用エレベー
タの昇降動範囲内を横断遮蔽するよう、工事用エレベー
タと落下物防止機構を連動したことを特徴とする工事用
エレベータ装置。 - 【請求項5】 請求項1記載の工事用エレベータ装置に
おいて、ピットの前後位置の地上に開閉自在のガードを
設け、かつ、荷台の昇降動範囲の途中に落下物防止機構
を、該昇降動範囲に対して開閉自在となるように設け、
このガードと落下物防止機構を、ガードが開いていると
き落下物防止機構が工事用エレベータの昇降動範囲内を
横断遮蔽し、ガードが閉じているとき落下物防止機構が
工事用エレベータの昇降動範囲外に開くよう連動したこ
とを特徴とする工事用エレベータ装置。 - 【請求項6】 請求項5記載の工事用エレベータ装置に
おいて、ピットの内部に工事用エレベータの荷台を沈め
た状態で、ピット上を人や車両が安全に通行できるよう
にしたことを特徴とする工事用エレベータ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6653197A JP3139974B2 (ja) | 1997-03-19 | 1997-03-19 | 工事用エレベータ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6653197A JP3139974B2 (ja) | 1997-03-19 | 1997-03-19 | 工事用エレベータ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10265149A true JPH10265149A (ja) | 1998-10-06 |
JP3139974B2 JP3139974B2 (ja) | 2001-03-05 |
Family
ID=13318572
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6653197A Expired - Fee Related JP3139974B2 (ja) | 1997-03-19 | 1997-03-19 | 工事用エレベータ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3139974B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013249672A (ja) * | 2012-06-01 | 2013-12-12 | Nippon Cable Co Ltd | 機械式立体駐車装置のゲート装置 |
CN109160401A (zh) * | 2018-09-18 | 2019-01-08 | 浙江微昊工程技术有限公司 | 一种应用于深基坑的转运装置 |
KR102212061B1 (ko) * | 2020-09-15 | 2021-02-04 | (주)대륜엘리스 | 엘리베이터 승강로 추락 방지 장치 |
KR102251663B1 (ko) * | 2020-12-09 | 2021-05-13 | (주)대륜엘리스 | 엘리베이터 승강로 추락 자동 방지 장치 |
-
1997
- 1997-03-19 JP JP6653197A patent/JP3139974B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013249672A (ja) * | 2012-06-01 | 2013-12-12 | Nippon Cable Co Ltd | 機械式立体駐車装置のゲート装置 |
CN109160401A (zh) * | 2018-09-18 | 2019-01-08 | 浙江微昊工程技术有限公司 | 一种应用于深基坑的转运装置 |
KR102212061B1 (ko) * | 2020-09-15 | 2021-02-04 | (주)대륜엘리스 | 엘리베이터 승강로 추락 방지 장치 |
KR102251663B1 (ko) * | 2020-12-09 | 2021-05-13 | (주)대륜엘리스 | 엘리베이터 승강로 추락 자동 방지 장치 |
WO2022124534A1 (ko) * | 2020-12-09 | 2022-06-16 | (주)대륜엘리스 | 엘리베이터 승강로 추락 자동 방지 장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3139974B2 (ja) | 2001-03-05 |
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