JPH0742393A - 立体駐車装置におけるゲート装置 - Google Patents

立体駐車装置におけるゲート装置

Info

Publication number
JPH0742393A
JPH0742393A JP21084293A JP21084293A JPH0742393A JP H0742393 A JPH0742393 A JP H0742393A JP 21084293 A JP21084293 A JP 21084293A JP 21084293 A JP21084293 A JP 21084293A JP H0742393 A JPH0742393 A JP H0742393A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
gate
gate main
entrance
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21084293A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsugi Yorihara
貢 寄原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hokoku Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Hokoku Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hokoku Kogyo Co Ltd filed Critical Hokoku Kogyo Co Ltd
Priority to JP21084293A priority Critical patent/JPH0742393A/ja
Publication of JPH0742393A publication Critical patent/JPH0742393A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gates (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 立体駐車装置の入出庫口の開放時にはゲート
本体をピット内に収容して露出しないようにし、閉鎖時
にはゲート本体と入出庫口の間に隙間ができないように
する。 【構成】 上部に乗り入れデッキ25と侵入ガイド26を備
えた矩形のゲート本体20の一方の側部に昇降手段21を設
け、該ゲート本体21にカウンタバランス機構22と平衡手
段23を設け、前記ゲート本体20を入出庫口とピットPと
の間を昇降可能に配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ピット式立体駐車装置
において車両の入出庫口を開閉するためのゲート装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、駐車用敷地を有効に活用するため
に、車両をパレットに載置し、このパレットを複数配列
すると共に立体的に配置するようにした立体駐車装置が
設置されている。このような立体駐車装置は、図7に示
すように、フレーム 1に昇降パレット5,6 と横行パレッ
ト 7を設け、昇降パレット5,6 を入出庫口となる階FL
とその他の階との間を往復昇降するように配置し、横行
パレット 7を車両の入出庫口となる階FLに配置し、所
望の昇降パレット5,6 を入出庫口となる階FLに昇降さ
せるときにはその列に存在する横行パレット 7を移動退
避させるものである。このような立体駐車装置には、よ
り一層の駐車用敷地を有効に利用するため、地上のみな
らず地下に車両を収容できるように地下収容スペースP
を形成した所謂ピット式立体駐車装置が多くなってい
る。
【0003】ピット式立体駐車装置は、車両を入出庫し
ようとする昇降パレット5,6 の列に横行パレット 7が存
在するときにはその横行パレットを移動退避させてから
昇降パレット 5,6を入出庫口に位置させるのであるが、
横行パレット 7を移動退避させてから昇降パレット5,6
を位置させるまでの間は横行パレット 7と昇降パレット
5,6 のいずれもがその列に存在しない箇所Dができ、こ
のパレットが存在しない列に誤って車両を侵入させて車
両がピットに転落するという危険性があるので、一般
に、安全のため車両の入出庫口を開閉することができる
ようにゲート装置が設けられている。
【0004】従来のゲート装置は、図8に示すように、
ゲート本体50上部の左右両端にチェーン51の一端を連結
し、モータ52に接続された連動軸53のスプロケット54に
チェーン51の他端部を掛けてゲート本体50を吊設し、連
動軸53を駆動回転することによってゲート本体50を入出
庫口とその上方の間を往復昇降するように構成されたも
のであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ものは以下に列挙するような問題点を有していた。
【0006】入出庫口のゲート本体50の直下には車両の
侵入ガイド55が設置されているので、この侵入ガイド55
の上にゲート本体50が降下して床面FLに接することが
できず、床面FLとゲート本体50の下端部との間に隙間
Kが生じて入出庫口を完全に閉鎖することができなかっ
た。
【0007】ゲート本体50を昇降させるためのモータ52
と駆動用連動軸53が入出庫口の上方に配置され、また、
入出庫口を開放したときにゲート本体50が露出した状態
で入出庫口の上方に位置することとなるので、美観上好
ましくなかった。
【0008】本発明は、入出庫口を開放するときにはゲ
ート本体をピット内に収容して露出しないようにするこ
とができ、入出庫口を閉鎖するときにはゲート本体によ
って完全に閉鎖することができるゲート装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る立体駐車装置におけるゲート装置は、
地下ピットを有する立体駐車装置において、車両の入出
庫口にゲート本体を設け、ゲート本体上縁に乗り入れデ
ッキと侵入ガイドを取り付け、前記ゲート本体は入出庫
口を閉鎖する位置とピット内との間を昇降可能に取り付
けたことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】ゲート本体は、その一方の側部に設けられた昇
降手段によってピットと入出庫口との間を昇降移動して
入出庫口を開閉すると共に入出庫口を開放したときには
ピット内に収納される。ゲート本体の自重による昇降手
段への負荷は、カウンタバランス機構によって軽減され
る。一方の側部に昇降手段が設けられたゲート本体は、
平衡手段によって水平状態を保持しながら昇降移動され
る。
【0011】
【実施例】最初に立体駐車装置を図1に基づいて説明す
る。なお、図において同一符号は同一部分または相当部
分とする。
【0012】立体駐車装置は、図1に示すように、車両
の入出庫口となる地上面FLから車両が収容できる深さ
に地下収容スペースを設けてピットPを形成し、ピット
Pの第1段と地上階の第2段と2階以上に相当する上部
収容段とに構成され、立設された支柱 2間にビーム 3を
架設してフレーム 1を構成している。
【0013】支柱 2は、上部収容段の昇降パレット 6を
上昇させ且つ車両を収容するのに充分な高さを有し、車
両を載置した状態のパレット5,6 及び 7が昇降及び横行
可能であるように間隔を隔て、ピットPの側壁から間隙
Sを置いてピットPの底面に立設されている。
【0014】ピットPの昇降パレット 5及び上部収容段
の昇降パレット 6は、昇降装置(図示を省略した)によ
って吊架されると共に、立設された支柱 2に沿って地上
階FLとピットPとの間及び地上階FLと上部収容段と
の間を昇降自在に配置されている。
【0015】地上階FLの横行パレット 7は、その前端
部と後端部の左右にローラ10が設けられ、少なくともこ
のローラ10の内の1つに横行用駆動モータ(図示を省略
した)が連結されている。また、左右に隣接した支柱 2
の地上面FLと同じ高さにはレール11が架設され、この
レール11にローラ10を載置して横行パレット 7が支持さ
れ、左右方向の移動が行われる。
【0016】次に本願に係るゲート装置15の一実施例に
ついて説明する。ピットPの側壁と支柱 2との間の間隙
Sには、図1に示すように、ゲート本体20と昇降手段21
とカウンタバランス機構22と平衡手段23を有するゲート
装置15が収容される。
【0017】矩形に形成されたフレームからなるゲート
本体20は、図2に示すように、その上縁に乗り入れデッ
キ25が左右方向に延在するように設けられ、乗り入れデ
ッキ25上には所定間隔を有しながら進入ガイド26が設け
られている。乗り入れデッキ25は、図6に示すように、
車両の入出庫口に設けられた段部27と略同じ高さに設定
されて地上面と同一面を形成すると共に、支柱 2の間に
架設されたビーム28と段部27に亘って載置され、車両を
入出庫するときの障害にならず、車両の荷重を支え、さ
らにゲート本体20の下降を制限する。また、ゲート本体
20の一方の側部には昇降手段21に係止されるブラッケッ
ト30が設けられ、中間縦部材31の下方にカウンタバラン
ス機構22に接続するためのブラケット32が設けられ、さ
らに、ゲート本体20の両側部下方には平衡手段23を構成
するガイドスプロケット45がそれぞれ設けられている。
なお、この実施例においてはフレームからなるゲート本
体20を示したが、その全面に亘って板を取付けてもよい
ことは勿論である。
【0018】昇降手段21は、図4及び図5に示すよう
に、モータ35の回転軸に連結されたスプロケット36と連
動軸37に設けられたスプロケット38とに環状チェーン39
を掛けて連動させ、ゲート本体20の一方の側部に設けら
れたブラケット30を環状チェーン39の中間部に取り付け
て構成されたものである。さらに、ゲート本体20の自重
によるモータ35への負荷を軽減するため、カウンタバラ
ンス機構22としては、図6に示すように、連動軸37にス
プロケット40を設けてチェーン41を掛け、このチェーン
41の一端をゲート本体20の中間縦部材31の下方に設けら
れたブラケット32に取り付け、他端をカウンタウエイト
42に連結している。
【0019】平衡手段23は、図2及び図3に示すよう
に、ゲート本体20の両側部下方に設けられたガイドスプ
ロケット45と、矩形に形成されたゲート本体20の一長辺
20a と一短辺20b の長さを合わせた長さに略等しい長さ
を有するバランスチェーン46を備えてなるもので、バラ
ンスチェーン46の一端46a はゲート本体20の昇降手段21
が設けられた側のピット下方に固定され、他端46b はゲ
ート本体20に対して対角線上のピットの上方に固定さ
れ、中間部はゲート本体20の昇降手段21の設けられてい
る側のガイドスプロケット45a を下方に付勢するように
上から掛けられると共に反対側のガイドスプロケット45
b を載置するように下から掛けられて構成されている。
なお、この実施例においてはガイドスプロケット45とバ
ランスチェーン46を用いた例で説明したが、これに限定
されることなく、ガイドスプロケットに代えてシーブを
用い、バランスチェーンに代えてワイヤロープを使用し
てもよい。
【0020】以上のように構成された立体式駐車装置の
通常の状態においては、ゲート装置は、図3,図5及び
図6の鎖線で示すように、ゲート本体が上昇して入出庫
口を閉鎖している。地下収容スペースBまたは第3段に
車両を入出庫するときには、その列に存在する地上階の
横行パレット 7のローラを転動して移動退避させ、車両
を入出庫するパレット 5または 6を地上階に昇降させ
る。
【0021】地上階に昇降パレットが位置した後に昇降
手段のモータを駆動し、ゲート本体を下降させ、入出庫
口を開放する。このとき、ゲート本体はその側部下方に
設けられたガイドスプロケットとこれらの間に張設され
たバランスチェーンによって平衡を保たれる。
【0022】パレットに車両を入出庫し終えたら昇降手
段のモータを駆動し、ゲート本体を上昇させ、入出庫口
を閉鎖する。このとき、ゲート本体は、カウンタウエイ
トによってゲート本体の自重によるモータへの負荷を軽
減され、その側部下方に設けられたガイドスプロケット
とこれらの間に張設されたバランスチェーンによって平
衡を保たれる。
【0023】
【効果】本発明によれば、入出庫口を開放するときに
は、ピットの側壁面と支柱の間の間隙にゲート本体を収
納するので場所を取らず、また、ゲート本体が立体駐車
装置に露出しないので外観的に優れ、さらに侵入ガイド
をゲート本体の上部に一体に設けたので地上面とゲート
本体を完全に閉鎖することができる等の効果を奏するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ピット式立体駐車装置の断面図である。
【図2】本願に係るゲート装置の概念図である。
【図3】図2のゲート本体を上昇させた状態を示す概念
図である。
【図4】ゲート装置の側面図である。
【図5】図4のゲート本体を上昇させた状態を示す側面
図である。
【図6】ゲート装置の縦断側面図である。
【図7】立体駐車装置の正面図である。
【図8】従来のゲート装置を示す概念図である。
【符号の説明】
1 フレーム 2 支柱 5,6 昇降パレット 7 横行パレット 10 ローラ 11 レール 15 ゲート装置 20 ゲート本体 21 昇降手段 22 カウンタバランス機構 23 平衡手段 25 乗り入れデッキ 26 進入ガイド 37 連動軸 P ピット FL 地上階

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地下ピットを有する立体駐車装置におい
    て、車両の入出庫口にゲート本体を設け、ゲート本体上
    縁に乗り入れデッキと侵入ガイドを取り付け、前記ゲー
    ト本体は入出庫口を閉鎖する位置とピット内との間を昇
    降可能に取り付けたことを特徴とする立体駐車装置にお
    けるゲート装置。
JP21084293A 1993-08-03 1993-08-03 立体駐車装置におけるゲート装置 Pending JPH0742393A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21084293A JPH0742393A (ja) 1993-08-03 1993-08-03 立体駐車装置におけるゲート装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21084293A JPH0742393A (ja) 1993-08-03 1993-08-03 立体駐車装置におけるゲート装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0742393A true JPH0742393A (ja) 1995-02-10

Family

ID=16596019

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21084293A Pending JPH0742393A (ja) 1993-08-03 1993-08-03 立体駐車装置におけるゲート装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0742393A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103643817A (zh) * 2013-11-28 2014-03-19 江苏启良停车设备有限公司 一种地坑内车辆升降系统
CN104692215A (zh) * 2015-02-09 2015-06-10 谭永宏 一种节能升降装置
JP2017002548A (ja) * 2015-06-09 2017-01-05 日本発條株式会社 多段式駐車装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103643817A (zh) * 2013-11-28 2014-03-19 江苏启良停车设备有限公司 一种地坑内车辆升降系统
CN103643817B (zh) * 2013-11-28 2016-05-11 江苏启良停车设备有限公司 一种地坑内车辆升降系统
CN104692215A (zh) * 2015-02-09 2015-06-10 谭永宏 一种节能升降装置
JP2017002548A (ja) * 2015-06-09 2017-01-05 日本発條株式会社 多段式駐車装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5267822A (en) Automatic automobile parking garage
JPH11223038A (ja) エレベータ方式の駐車装置
KR0128483B1 (ko) 입체 주차장
JP4341565B2 (ja) 乗込口の横行装置
JPH0742393A (ja) 立体駐車装置におけるゲート装置
KR101342098B1 (ko) 보조 주차 시스템 및 이를 구비하는 주차 시스템
JPH0338382B2 (ja)
JP3596946B2 (ja) 立体駐車設備用安全柵
JP3710212B2 (ja) 3縦列型昇降式駐車装置
JP2000248767A (ja) 立体駐車設備のゲート装置
JP2013231342A (ja) 乗込口のガイドレール
JPH10159374A (ja) 自走縦重列エレベータ式駐車設備
JP4329104B2 (ja) 駐車装置の昇降リフト構造
JP3011805B2 (ja) 中間乗入型のエレベータ式駐車装置
JP2528905Y2 (ja) 下部乗入れ型機械式駐車装置
JPH0142622Y2 (ja)
JP3712149B2 (ja) 3縦列型昇降式駐車装置
JP3712147B2 (ja) 3縦列型昇降式駐車装置
JP2023038916A (ja) ゲート装置
JP3312884B2 (ja) 多段式駐車設備
JPH09217517A (ja) 立体駐車設備
JP3240490B2 (ja) 立体駐車装置の車両入出庫装置
JP4453958B2 (ja) 縦列型昇降式駐車装置の中間扉開閉機構
JPH0412214Y2 (ja)
JPH0427079A (ja) 立体駐車装置