JP2023038916A - ゲート装置 - Google Patents

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JP2023038916A
JP2023038916A JP2022133816A JP2022133816A JP2023038916A JP 2023038916 A JP2023038916 A JP 2023038916A JP 2022133816 A JP2022133816 A JP 2022133816A JP 2022133816 A JP2022133816 A JP 2022133816A JP 2023038916 A JP2023038916 A JP 2023038916A
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恒幸 遠山
Tsuneyuki Toyama
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Abstract

【課題】ゲート本体の上下方向の移動をスムーズに行えるとともに、入出庫口閉鎖位置においてゲート本体の揺れやがたつきを防止してゲート本体を垂直に停止させることができるゲート装置を提供すること。【解決手段】本発明のゲート装置は、ゲート本体10が、ヒトの通過を阻止する柵部11と、柵部11の両側にそれぞれ配置する縦框部12とを有し、縦框部12が、入出庫口閉鎖位置で、地表面Tより上方に位置する縦框地上部12aと、地表面T以下に位置する縦框地下部12bとからなり、縦框部12を上下方向に摺動させる一対のゲートガイドレール20を、地表面T以下に配置し、それぞれの縦框地下部12bに、縦框地下部12bの入出庫方向幅Wよりも広いゲートガイドシュー16を設け、縦框地下部12bでは、ゲートガイドシュー16がゲートガイドレール20を摺動することを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は、特に立体駐車場に利用されるゲート装置に関する。
特許文献1から特許文献3には、駐車エリアの入出庫口に設置され、ゲート本体による入出庫口閉鎖位置よりも下方にゲート本体を格納するゲート装置が開示されている。
特開2000-248767号公報 特開2002-167995号公報 特開2016-188527号公報
しかし、特許文献1や特許文献2では、ゲート本体の上下方向の移動が必ずしもスムーズに行えるとは言えず、入出庫口閉鎖位置においてゲート本体の揺れやがたつきを生じてしまう。また、特許文献3では、具体的な昇降機構を開示していない。
本発明は、ゲート本体の上下方向の移動をスムーズに行えるとともに、入出庫口閉鎖位置においてゲート本体の揺れやがたつきを防止してゲート本体を垂直に停止させることができるゲート装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の本発明のゲート装置は、駐車エリアSの入出庫口に設置され、ゲート本体10による入出庫口閉鎖位置よりも下方に前記ゲート本体10を格納するゲート装置であって、前記ゲート本体10が、ヒトの通過を阻止する柵部11と、前記柵部11の両側にそれぞれ配置する縦框部12とを有し、前記縦框部12が、前記入出庫口閉鎖位置で、地表面Tより上方に位置する縦框地上部12aと、前記地表面T以下に位置する縦框地下部12bとからなり、前記縦框部12を上下方向に摺動させる一対のゲートガイドレール20を、前記地表面T以下に配置し、それぞれの前記縦框地下部12bに、前記縦框地下部12bの入出庫方向幅Wよりも広いゲートガイドシュー16を設け、前記縦框地下部12bでは、前記ゲートガイドシュー16が前記ゲートガイドレール20を摺動することを特徴とする。
請求項2記載の本発明は、請求項1に記載のゲート装置において、前記ゲートガイドシュー16の上端角部16uと下端角部16dとをテーパー部としたことを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、請求項1に記載のゲート装置において、前記ゲートガイドシュー16として、第1ゲートガイドシュー16Aと第2ゲートガイドシュー16Bとを有し、前記第1ゲートガイドシュー16Aを、前記縦框地下部12bの上端側に配置し、前記第2ゲートガイドシュー16Bを、前記縦框地下部12bの下端側に配置したことを特徴とする。
請求項4記載の本発明は、請求項1に記載のゲート装置において、前記ゲートガイドシュー16を前記縦框地上部12aにも設けたことを特徴とする。
請求項5記載の本発明は、請求項1に記載のゲート装置において、それぞれの前記縦框地上部12aに、前記縦框地下部12bの前記入出庫方向幅Wよりも大径のゲートガイドローラ17を設け、前記ゲートガイドローラ17が前記ゲートガイドレール20を摺動することを特徴とする。
請求項6記載の本発明のゲート装置は、駐車エリアSの入出庫口に設置され、ゲート本体10による入出庫口閉鎖位置よりも下方に前記ゲート本体10を格納するゲート装置であって、前記ゲート本体10が、ヒトの通過を阻止する柵部11と、前記柵部11の両側にそれぞれ配置する縦框部12とを有し、前記縦框部12が、前記入出庫口閉鎖位置で、地表面Tより上方に位置する縦框地上部12aと、前記地表面T以下に位置する縦框地下部12bとからなり、前記縦框部12を上下方向に摺動させる一対のゲートガイドレール20を、前記地表面T以下に配置し、それぞれの前記縦框地下部12bに、前記縦框地下部12bの入出庫方向幅Wよりも大径のゲートガイドローラ17を設け、前記縦框地下部12bでは、前記ゲートガイドローラ17が前記ゲートガイドレール20を摺動することを特徴とする。
請求項7記載の本発明は、請求項6に記載のゲート装置において、前記ゲートガイドローラ17を前記縦框地上部12aにも設けたことを特徴とする。
請求項8記載の本発明は、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のゲート装置において、前記ゲート本体10を移動させる昇降用モータ31と、前記昇降用モータ31の回転によって昇降チェーン32を移動させる昇降チェーン用駆動体33、34と、前記ゲート本体10の左右バランスをとるバランスチェーン41及び一対のバランスチェーン用駆動体42、43とを備え、一対の前記縦框地下部12bを連結する地下桟15に、一対の前記バランスチェーン用駆動体42、43と、前記昇降チェーン32の端部接続部32aとを配置したことを特徴とする。
請求項9記載の本発明は、請求項8に記載のゲート装置において、前記地下桟15を、前記縦框地下部12bの下端の間に配置したことを特徴とする。
本発明によれば、それぞれの縦框地下部にゲートガイドシューを設け、縦框地下部では、ゲートガイドシューがゲートガイドレールを摺動することで、ゲート本体の上下方向の移動をスムーズに行えるとともに、入出庫口閉鎖位置においてゲート本体の揺れやがたつきを防止してゲート本体を垂直に停止させることができる。
本発明の一実施例によるゲート装置の主要構成を示す正面図 図1の要部拡大正面図 図2のX-X方向側面図 ゲートガイドシューを示す要部上面図 ゲートガイドシューの位置を示す概略図 図5に示すYの個所の拡大図 他の実施例によるゲートガイドシューを示す拡大図 更に他の実施例によるゲートガイドローラの位置を示す概略図 図8に示すゲートガイドローラを示す要部上面図 更に他の実施例によるゲートガイドローラの位置を示す概略図 更に他の実施例によるゲートガイドシューとゲートガイドローラの位置を示す概略図 更に他の実施例によるゲートガイドシューの位置を示す概略図
本発明の第1の実施の形態によるゲート装置は、ゲート本体が、ヒトの通過を阻止する柵部と、柵部の両側にそれぞれ配置する縦框部とを有し、縦框部が、入出庫口閉鎖位置で、地表面より上方に位置する縦框地上部と、地表面以下に位置する縦框地下部とからなり、縦框部を上下方向に摺動させる一対のゲートガイドレールを、地表面以下に配置し、それぞれの縦框地下部に、縦框地下部の入出庫方向幅よりも広いゲートガイドシューを設け、縦框地下部では、ゲートガイドシューがゲートガイドレールを摺動するものである。
本実施の形態によれば、それぞれの縦框地下部にゲートガイドシューを設け、縦框地下部では、ゲートガイドシューがゲートガイドレールを摺動することで、ゲート本体の上下方向の移動をスムーズに行えるとともに、入出庫口閉鎖位置においてゲート本体の揺れやがたつきを防止してゲート本体を垂直に停止させることができる。
本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態によるゲート装置において、ゲートガイドシューの上端角部と下端角部とをテーパー部としたものである。
本実施の形態によれば、ゲートガイドシューの上端角部と下端角部とをテーパー部とすることで、ゲートガイドレールに対してゲートガイドシューが抵抗なく滑ることができ、ゲート本体の上下方向の移動をスムーズに行える。
本発明の第3の実施の形態は、第1の実施の形態によるゲート装置において、ゲートガイドシューとして、第1ゲートガイドシューと第2ゲートガイドシューとを有し、第1ゲートガイドシューを、縦框地下部の上端側に配置し、第2ゲートガイドシューを、縦框地下部の下端側に配置したものである。
本実施の形態によれば、縦框地下部の上端側に第1ゲートガイドシューを配置し、縦框地下部の下端側に第2ゲートガイドシューを配置することで、第1ゲートガイドシューと第2ゲートガイドシューとの縦框地下部に対する取り付けを調整することで、ゲートガイドレールに対してゲートガイドシューが抵抗なく滑ることができ、ゲート本体の上下方向の移動をスムーズに行える。
本発明の第4の実施の形態は、第1の実施の形態によるゲート装置において、ゲートガイドシューを縦框地上部にも設けたものである。
本実施の形態によれば、ゲートガイドシューを縦框地上部にも設けることで、ゲート本体の上下方向の移動を更にスムーズに行える。
本発明の第5の実施の形態は、第1の実施の形態によるゲート装置において、それぞれの縦框地上部に、縦框地下部の入出庫方向幅よりも大径のゲートガイドローラを設け、ゲートガイドローラがゲートガイドレールを摺動するものである。
本実施の形態によれば、ゲートガイドローラを縦框地上部に設けることで、ゲート本体の上下方向の移動を更にスムーズに行える。
本発明の第6の実施の形態によるゲート装置は、ゲート本体が、ヒトの通過を阻止する柵部と、柵部の両側にそれぞれ配置する縦框部とを有し、縦框部が、入出庫口閉鎖位置で、地表面より上方に位置する縦框地上部と、地表面以下に位置する縦框地下部とからなり、縦框部を上下方向に摺動させる一対のゲートガイドレールを、地表面以下に配置し、それぞれの縦框地下部に、縦框地下部の入出庫方向幅よりも大径のゲートガイドローラを設け、縦框地下部では、ゲートガイドローラがゲートガイドレールを摺動するものである。
本実施の形態によれば、それぞれの縦框地下部にゲートガイドローラを設け、縦框地下部では、ゲートガイドローラがゲートガイドレールを摺動することで、ゲート本体の上下方向の移動をスムーズに行えるとともに、入出庫口閉鎖位置においてゲート本体の揺れやがたつきを防止してゲート本体を垂直に停止させることができる。
本発明の第7の実施の形態は、第6の実施の形態によるゲート装置において、ゲートガイドローラを縦框地上部にも設けたものである。
本実施の形態によれば、ゲートガイドローラを縦框地上部にも設けることで、ゲート本体の上下方向の移動を更にスムーズに行える。
本発明の第8の実施の形態は、第1から第7のいずれかの実施の形態によるゲート装置において、ゲート本体を移動させる昇降用モータと、昇降用モータの回転によって昇降チェーンを移動させる昇降チェーン用駆動体と、ゲート本体の左右バランスをとるバランスチェーン及び一対のバランスチェーン用駆動体とを備え、一対の縦框地下部を連結する地下桟に、一対のバランスチェーン用駆動体と、昇降チェーンの端部接続部とを配置したものである。
本実施の形態によれば、地下桟に、一対のバランスチェーン用駆動体と昇降チェーンの端部接続部とを配置しているために、ゲート本体の上下方向の移動時にモーメントが地下桟に加わるが、地下桟の両側は縦框地下部であり、縦框地下部にはゲートガイドシューを設けているため、ゲート本体の上下方向の移動をスムーズに行える。
本発明の第9の実施の形態は、第8の実施の形態によるゲート装置において、地下桟を、縦框地下部の下端の間に配置したものである。
本実施の形態によれば、一対のバランスチェーン用駆動体と昇降チェーンの端部接続部とを配置している地下桟を、縦框地下部の下端の間に配置することで、ゲート本体の上下方向移動量を大きくできる。
以下本発明の一実施例によるゲート装置について説明する。
図1は本実施例によるゲート装置の主要構成を示す正面図である。
本実施例によるゲート装置は、駐車エリアSの入出庫口に設置され、ゲート本体10による入出庫口閉鎖位置よりも下方にゲート本体10を格納する。
図1では、駐車エリアSとして、地表面Tから掘削したピット内に2つの駐車エリアS1、S2が併設され、地表面Tには2つの駐車エリアS3、S4が併設されている。
それぞれの駐車エリアSにはパレット(図示省略)が配置され、パレットは少なくとも上下移動することで、パレットに載せた車両を入出庫口に移動できる。
本実施例によるゲート装置は、駐車エリアS1、S3に対応するゲート本体10と、駐車エリアS2、S4に対応するゲート本体10とを備えている。
図1では、駐車エリアS1、S3に対応するゲート本体10は入出庫口閉鎖位置にあり、駐車エリアS2、S4に対応するゲート本体10はゲート格納位置にある。
ゲート本体10は、ヒトの通過を阻止する柵部11と、柵部11の両側にそれぞれ配置する縦框部12と、柵部11の上部に配置する上桟13と、柵部11の下部に配置する下桟14と、柵部11よりも下方に配置する地下桟15とを有している。
上桟13、下桟14、及び地下桟15は、一対の縦框部12に連結している。
縦框部12を上下方向に摺動させる一対のゲートガイドレール20は、地表面T以下に配置している。
図示のように、ゲート本体10が入出庫口閉鎖位置にあるときには、柵部11と上桟13と下桟14とが地表面Tより高い位置となり、下桟14より下方にある地下桟15は地表面Tより低い位置にある。また、ゲート本体10がゲート格納位置にあるときには、柵部11、上桟13、下桟14、及び地下桟15は地表面Tより低い位置となる。
図2は図1の要部拡大正面図、図3は図2のX-X方向側面図である。
縦框部12は、入出庫口閉鎖位置で、地表面Tより上方に位置する縦框地上部12aと、地表面T以下に位置する縦框地下部12bとからなる。
柵部11、上桟13、及び下桟14は、一対の縦框地上部12aの間に位置し、地下桟15は縦框地下部12bの下端の間に位置する。
それぞれの縦框地下部12bには、縦框地下部12bの入出庫方向幅よりも広いゲートガイドシュー16を設けている。縦框地下部12bでは、ゲートガイドシュー16がゲートガイドレール20を摺動する。
本実施例によるゲート装置は、ゲート本体10を移動させる昇降用モータ31と、昇降用モータ31の回転によって昇降チェーン32を移動させる昇降チェーン用駆動体33、34と、ゲート本体10の左右バランスをとるバランスチェーン41及び一対のバランスチェーン用駆動体42、43とを備えている。
昇降用モータ31と昇降チェーン用駆動体33、34とは、一方のゲートガイドレール20に固定されている。昇降用モータ31と昇降チェーン用駆動体33とは、ゲートガイドレール20の上端側に配置し、昇降チェーン用駆動体34は、ゲートガイドレール20の下端側に配置している。
昇降チェーン32は、昇降チェーン用駆動体33と昇降チェーン用駆動体34とに噛み合い、昇降チェーン32の両端を接続する端部接続部32aを地下桟15に配置している。
一対のバランスチェーン用駆動体42、43は地下桟15に取り付けられ、バランスチェーン用駆動体42は、地下桟15の一方のゲートガイドレール20側に配置し、バランスチェーン用駆動体43は、地下桟15の他方のゲートガイドレール20側に配置している。
一方のゲートガイドレール20の下端側にはバランスチェーン調整ボルト44を取り付け、他方のゲートガイドレール20の上端側にはバランスチェーン吊元45を取り付けている。
バランスチェーン41は、一端をバランスチェーン調整ボルト44に取り付け、一方のバランスチェーン用駆動体42の上部と、他方のバランスチェーン用駆動体43の下部に噛み合い、他端をバランスチェーン吊元45に取り付けている。
なお、昇降用モータ31はゲートガイドレール20の下端側に配置してもよい。
また、昇降用モータ31と昇降チェーン用駆動体33、34とは、他方のゲートガイドレール20に固定してもよい。昇降用モータ31と昇降チェーン用駆動体33、34とは、他方のゲートガイドレール20に固定する場合には、バランスチェーン用駆動体42は、地下桟15の他方のゲートガイドレール20側に配置し、バランスチェーン用駆動体43は、地下桟15の一方のゲートガイドレール20側に配置する。
また、バランスチェーン41は、バランスワイヤーであってもよい。
昇降用モータ31の正回転によって昇降チェーン用駆動体33が正回転し、端部接続部32aから昇降チェーン用駆動体33までの昇降チェーン32が巻き上げられることで地下桟15が上方に移動し、ゲート本体10が引き上げられる。
また、昇降用モータ31の逆回転によって昇降チェーン用駆動体33が逆回転し、端部接続部32aから昇降チェーン用駆動体33までの昇降チェーン32が巻き下げられることで地下桟15が下方に移動し、ゲート本体10が引き下げられる。
このように、地下桟15は、昇降チェーン用駆動体33と昇降チェーン用駆動体34との間で上下方向に移動する。
地下桟15の上方への移動によって、バランスチェーン吊元45とバランスチェーン用駆動体43との間のバランスチェーン41は短くなり、バランスチェーン調整ボルト44とバランスチェーン用駆動体42との間のバランスチェーン41は長くなる。
また、地下桟15の下方への移動によって、バランスチェーン吊元45とバランスチェーン用駆動体43との間のバランスチェーン41は長くなり、バランスチェーン調整ボルト44とバランスチェーン用駆動体42との間のバランスチェーン41は短くなる。
このように、地下桟15は、左右の高さが同じになるようにバランスされる。
本実施例によれば、地下桟15に、一対のバランスチェーン用駆動体42、43と昇降チェーン32の端部接続部32aとを配置しているために、ゲート本体10の上下方向の移動時にモーメントが地下桟15に加わるが、地下桟15の両側は縦框地下部12bであり、縦框地下部12bにはゲートガイドシュー16を設けているため、ゲート本体10の上下方向の移動をスムーズに行える。
また、一対のバランスチェーン用駆動体42、43と昇降チェーン32の端部接続部32aとを配置している地下桟15を、縦框地下部12bの下端の間に配置することで、ゲート本体10の上下方向移動量を大きくできる。
図4はゲートガイドシューを示す要部上面図である。
縦框地下部12bには、縦框地下部12bの入出庫方向幅Wよりも広いゲートガイドシュー16を設けている。
このように、それぞれの縦框地下部12bにゲートガイドシュー16を設け、縦框地下部12bでは、ゲートガイドシュー16がゲートガイドレール20を摺動することで、ゲート本体10の上下方向の移動をスムーズに行えるとともに、入出庫口閉鎖位置においてゲート本体10の揺れやがたつきを防止してゲート本体10を垂直に停止させることができる。
図5はゲートガイドシューの位置を示す概略図、図6は図5に示すYの個所の拡大図である。
ゲートガイドシュー16の上端角部16uと下端角部16dとをテーパー部としている。
このように、ゲートガイドシュー16の上端角部16uと下端角部16dとをテーパー部とすることで、ゲートガイドレール20に対してゲートガイドシュー16が抵抗なく滑ることができ、ゲート本体10の上下方向の移動をスムーズに行える。
また、ゲートガイドシュー16には、ゲートガイドシュー16を縦框地下部12bにボルト締めするための横長孔16hを有している。横長孔16hは、入出庫方向が上下方向よりも長く形成されている。
本実施例では、横長孔16hをゲートガイドシュー16の上端部、下端部、及び中央部の3か所に形成しているが、上端部と下端部の2カ所でもよく、4か所以上としてもよい。
このように、ゲートガイドシュー16に横長孔16hを形成することで、縦框地下部12bに対するゲートガイドシュー16の取付位置を左右にずらすことが容易となり、縦框地下部12bに対するゲートガイドシュー16の取付位置を調整しやすい。
図7は他の実施例によるゲートガイドシューを示す拡大図である。
本実施例によるゲートガイドシュー16は、少なくとも第1ゲートガイドシュー16Aと第2ゲートガイドシュー16Bとを有し、第1ゲートガイドシュー16Aを、縦框地下部12bの上端側に配置し、第2ゲートガイドシュー16Bを、縦框地下部12bの下端側に配置している。
なお、図示のように、第1ゲートガイドシュー16Aの下方に第3ゲートガイドシュー16Cを、第2ゲートガイドシュー16Bの上方に第4ゲートガイドシュー16Dを備えてもよい。
第1ゲートガイドシュー16A、第2ゲートガイドシュー16B、第3ゲートガイドシュー16C、及び第4ゲートガイドシュー16Dは、それぞれの上端角部16uとそれぞれの下端角部16dとをテーパー部としている。
このように、第1ゲートガイドシュー16A、第2ゲートガイドシュー16B、第3ゲートガイドシュー16C、及び第4ゲートガイドシュー16Dのそれぞれの上端角部16uとそれぞれの下端角部16dとをテーパー部とすることで、ゲートガイドレール20に対して第1ゲートガイドシュー16A、第2ゲートガイドシュー16B、第3ゲートガイドシュー16C、及び第4ゲートガイドシュー16Dが抵抗なく滑ることができ、ゲート本体10の上下方向の移動をスムーズに行える。
また、第1ゲートガイドシュー16A、第2ゲートガイドシュー16B、第3ゲートガイドシュー16C、及び第4ゲートガイドシュー16Dには、入出庫方向が上下方向よりも長く形成されている横長孔16hを有している。
このように、第1ゲートガイドシュー16A、第2ゲートガイドシュー16B、第3ゲートガイドシュー16C、及び第4ゲートガイドシュー16Dに横長孔16hを形成することで、縦框地下部12bに対する第1ゲートガイドシュー16A、第2ゲートガイドシュー16B、第3ゲートガイドシュー16C、及び第4ゲートガイドシュー16Dの取付位置を左右にずらすことが容易となり、縦框地下部12bに対するゲートガイドシュー16の取付位置を調整しやすい。
また、縦框地下部12bの上端側に第1ゲートガイドシュー16Aを配置し、縦框地下部12bの下端側に第2ゲートガイドシュー16Bを配置することで、第1ゲートガイドシュー16Aと第2ゲートガイドシュー16Bとの縦框地下部12bに対する取り付けを調整することで、ゲートガイドレール20に対して第1ゲートガイドシュー16A及び第2ゲートガイドシュー16Bが抵抗なく滑ることができ、ゲート本体10の上下方向の移動をスムーズに行える。
図8は更に他の実施例によるゲートガイドローラの位置を示す概略図である。
本実施例では、図5に示すゲートガイドシュー16に代えて、ゲートガイドローラ17を設けている。ゲートガイドローラ17としては、少なくとも縦框地下部12bの上端部にゲートガイドローラ17Aを、縦框地下部12bの下端部にゲートガイドローラ17Cを設け、更には縦框地下部12bの中間部にゲートガイドローラ17Bを設けることが好ましい。なお、ゲートガイドローラ17を4個以上としてもよい。
図9はゲートガイドローラを示す要部上面図である。
縦框地下部12bには、縦框地下部12bの入出庫方向幅Wよりも直径が大きなゲートガイドローラ17を設けている。
このように、それぞれの縦框地下部12bにゲートガイドローラ17を設け、縦框地下部12bでは、ゲートガイドローラ17がゲートガイドレール20を摺動することで、ゲート本体10の上下方向の移動をスムーズに行えるとともに、入出庫口閉鎖位置においてゲート本体10の揺れやがたつきを防止してゲート本体10を垂直に停止させることができる。
図10は更に他の実施例によるゲートガイドローラの位置を示す概略図である。
本実施例では、図9に示すゲートガイドローラ17A、17B、17Cに加えて、縦框地上部12aにも、ゲートガイドローラ17D、17E、17Fを設けている。縦框地上部12aに設けるゲートガイドローラ17D、17E、17Fは、所定間隔で均等に設けてもよいが、縦框地上部12aの下部側が上部側より密に設けることが好ましく、4個以上としてもよい。
このように、それぞれの縦框地上部12a及び縦框地下部12bにゲートガイドローラ17を設け、ゲートガイドローラ17がゲートガイドレール20を摺動することで、ゲート本体10の上下方向の移動をスムーズに行えるとともに、入出庫口閉鎖位置においてゲート本体10の揺れやがたつきを防止してゲート本体10を垂直に停止させることができる。
図11は更に他の実施例によるゲートガイドシューとゲートガイドローラの位置を示す概略図である。
本実施例では、図10に示すゲートガイドローラ17A、17B、17Cに代えて、図5に示すゲートガイドシュー16を設けている。
すなわち、それぞれの縦框地下部12bにはゲートガイドシュー16を設け、縦框地上部12aには、ゲートガイドローラ17D、17E、17Fを設けている。
このように、それぞれの縦框地上部12aにゲートガイドローラ17を、それぞれの縦框地下部12bにはゲートガイドシュー16を設け、ゲートガイドシュー16及びゲートガイドローラ17がゲートガイドレール20を摺動することで、ゲート本体10の上下方向の移動をスムーズに行えるとともに、入出庫口閉鎖位置においてゲート本体10の揺れやがたつきを防止してゲート本体10を垂直に停止させることができる。
図12は更に他の実施例によるゲートガイドシューの位置を示す概略図である。
本実施例では、図5に示すゲートガイドシュー16の上端をそれぞれの縦框地上部12aに延出させたものである。すなわち、ゲートガイドシュー16を縦框地上部12aにも設けることで、ゲート本体10の上下方向の移動を更にスムーズに行える。
なお、図12では、ゲートガイドシュー16を縦框地上部12aの上端にまで設けているが、縦框地上部12aの中間部までに設けてもよい。
また、図12では、一つのゲートガイドシュー16を示しているが、図7に示すような複数のゲートガイドシュー16A、16B、16C、16Dを設けてもよい。
なお、本実施例では、駐車エリアSとして地下1階を図示したが、地下2階であってもよく、地上側の駐車エリアSは、パレットを移動させる昇降式駐車装置や昇降横行式駐車装置を用いることで、地上2階以上とすることもできる。
また、横方向については、本実施例では、2つの駐車エリアSを図示したが、1つの駐車エリアや、3つ以上の駐車エリアSであってもよい。
なお、本実施例において説明した昇降チェーン用駆動体33、34には、スプロケットを含むチェーンホイールを用いることができ、バランスチェーン用駆動体42、43には、スプロケットを含むチェーンホイールやシーブを用いることができ、チェーンにはワイヤーを含む。
本発明は、特に昇降式駐車装置や昇降横行式駐車装置とともに設置されるゲート装置に適している。
10 ゲート本体
11 柵部
12 縦框部
12a 縦框地上部
12b 縦框地下部
13 上桟
14 下桟
15 地下桟
16 ゲートガイドシュー
16h 横長孔
16d 下端角部
16u 上端角部
16A 第1ゲートガイドシュー
16B 第2ゲートガイドシュー
16C 第3ゲートガイドシュー
16D 第4ゲートガイドシュー
17、17A、17B、17C、17D、17E ゲートガイドローラ
20 ゲートガイドレール
31 昇降用モータ
32 昇降チェーン
32a 端部接続部
33、34 昇降チェーン用駆動体
41 バランスチェーン
42、43 バランスチェーン用駆動体
44 バランスチェーン調整ボルト
45 バランスチェーン吊元
S、S1、S2、S3、S4 駐車エリア
T 地表面
W 入出庫方向幅

Claims (9)

  1. 駐車エリアの入出庫口に設置され、ゲート本体による入出庫口閉鎖位置よりも下方に前記ゲート本体を格納するゲート装置であって、
    前記ゲート本体が、
    ヒトの通過を阻止する柵部と、
    前記柵部の両側にそれぞれ配置する縦框部と
    を有し、
    前記縦框部が、前記入出庫口閉鎖位置で、
    地表面より上方に位置する縦框地上部と、
    前記地表面以下に位置する縦框地下部と
    からなり、
    前記縦框部を上下方向に摺動させる一対のゲートガイドレールを、前記地表面以下に配置し、
    それぞれの前記縦框地下部に、前記縦框地下部の入出庫方向幅よりも広いゲートガイドシューを設け、
    前記縦框地下部では、前記ゲートガイドシューが前記ゲートガイドレールを摺動する
    ことを特徴とするゲート装置。
  2. 前記ゲートガイドシューの上端角部と下端角部とをテーパー部とした
    ことを特徴とする請求項1に記載のゲート装置。
  3. 前記ゲートガイドシューとして、
    第1ゲートガイドシューと第2ゲートガイドシューとを有し、
    前記第1ゲートガイドシューを、前記縦框地下部の上端側に配置し、
    前記第2ゲートガイドシューを、前記縦框地下部の下端側に配置した
    ことを特徴とする請求項1に記載のゲート装置。
  4. 前記ゲートガイドシューを前記縦框地上部にも設けた
    ことを特徴とする請求項1に記載のゲート装置。
  5. それぞれの前記縦框地上部に、前記縦框地下部の前記入出庫方向幅よりも大径のゲートガイドローラを設け、
    前記ゲートガイドローラが前記ゲートガイドレールを摺動する
    ことを特徴とする請求項1に記載のゲート装置。
  6. 駐車エリアの入出庫口に設置され、ゲート本体による入出庫口閉鎖位置よりも下方に前記ゲート本体を格納するゲート装置であって、
    前記ゲート本体が、
    ヒトの通過を阻止する柵部と、
    前記柵部の両側にそれぞれ配置する縦框部と
    を有し、
    前記縦框部が、前記入出庫口閉鎖位置で、
    地表面より上方に位置する縦框地上部と、
    前記地表面以下に位置する縦框地下部と
    からなり、
    前記縦框部を上下方向に摺動させる一対のゲートガイドレールを、前記地表面以下に配置し、
    それぞれの前記縦框地下部に、前記縦框地下部の入出庫方向幅よりも大径のゲートガイドローラを設け、
    前記縦框地下部では、前記ゲートガイドローラが前記ゲートガイドレールを摺動する
    ことを特徴とするゲート装置。
  7. 前記ゲートガイドローラを前記縦框地上部にも設けた
    ことを特徴とする請求項6に記載のゲート装置。
  8. 前記ゲート本体を移動させる昇降用モータと、
    前記昇降用モータの回転によって昇降チェーンを移動させる昇降チェーン用駆動体と、
    前記ゲート本体の左右バランスをとるバランスチェーン及び一対のバランスチェーン用駆動体と
    を備え、
    一対の前記縦框地下部を連結する地下桟に、
    一対の前記バランスチェーン用駆動体と、
    前記昇降チェーンの端部接続部と
    を配置した
    ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のゲート装置。
  9. 前記地下桟を、前記縦框地下部の下端の間に配置した
    ことを特徴とする請求項8に記載のゲート装置。
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