JPH1046856A - 立体駐車装置における安全装置 - Google Patents

立体駐車装置における安全装置

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JPH1046856A
JPH1046856A JP20811796A JP20811796A JPH1046856A JP H1046856 A JPH1046856 A JP H1046856A JP 20811796 A JP20811796 A JP 20811796A JP 20811796 A JP20811796 A JP 20811796A JP H1046856 A JPH1046856 A JP H1046856A
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JP
Japan
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vehicle
pallet
car
lift cage
roof
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JP20811796A
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English (en)
Inventor
Wataru Ichiki
渡 一木
Keisuke Yamada
圭介 山田
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IHI Corp
IHI Transport Machinery Co Ltd
Original Assignee
IHI Corp
Ishikawajima Transport Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駐車しようとするハッチバック車のハッチが
開いてしまった場合などいおいて、事故を未然に防止す
る。 【解決手段】自動車4を積載するパレット3を待機させ
自動車4の入出庫を行う入出庫バース16と、入出庫バ
ース16に隣接して設けられ入出庫バース16との間で
パレット3と共に自動車4を横移動して受渡しを行うと
共に昇降するリフトケージ10と、自動車4をパレット
3と共に格納する複数段の水平方向に延びる格納棚11
であって、少なくとも1段はハイルーフ車用となってい
る格納棚11と、該格納棚11に沿って移動し、リフト
ケージ10と格納棚11との間にあって自動車4をパレ
ット3と共に移送する複数段に配した台車5とを有して
なる立体駐車装置において、上記リフトケージには前後
方向に光を投受光して駐車する自動車4の車高がそれぞ
れ上限値以内にあるか否かを検知する普通車用検知器3
3とハイルーフ車用検知器32とを備えてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車の移送にパレ
ットを使用する地下の立体駐車装置の安全装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】限られた敷地に車両を効率よく経済的に
収容するための立体駐車装置の一つとして大規模地下立
体駐車装置があり、かかる立体駐車装置においては、高
速で自動車を入出庫させるためにリフトを設け、さらに
該リフトに対する自動車の入出及びリフトから保管場所
までの自動車の移動を、より安全に且つ高速で行えるよ
うにするために、取り扱いが容易で、しかも安全性の高
いパレット上に自動車を載置した状態で移送する形式が
ある。
【0003】図4ないし図6は前記の立体駐車装置の一
例を示し、建屋1内中央部の水平方向へ延びる空間に上
下方向に所定の間隔を置き且つ水平方向へ延びる複数段
(本例では3段)の走行路2を設け、該走行路2上に、
パレット3を介して自動車4を積載し得る台車5を走行
自在に上架している。
【0004】前記の台車5は、図6に示すように台車本
体6と、該台車本体6の前後方向両端部近くに配設され
た4個の車輪7と、1対の車輪7を回転駆動し得るよう
に設けた走行駆動装置8と、台車本体6の上面に互いに
平行し、台車本体6幅方向へ水平に延びてパレット3を
搬送し得るようにローラを配設したローラフレーム9と
からなり、前記の台車本体6上面の略中央部に、台車5
と後述のリフトケージ10との間、及び台車5と後述の
格納棚11との間で、自動車4を載せた実車パレット
3、または自動車4を載せていない空パレット3を受け
渡しし得るパレット移載装置13が設けられている。な
お、パレット移載装置13は回転アームの先端上面にロ
ーラを取り付け、アームを回転させてローラをパレット
3の側面に下向きに設けた溝に挿入し、パレット3を横
行させるものである。
【0005】また、後述の入出庫用リフト14を設けた
部分以外の各走行路2の幅方向の両側部に、走行路2に
平行して延び、且つ自動車4を載せた実車パレット3を
格納し得る複数段(本例では3段)の格納棚11が配設
されている。
【0006】さらに、前記の建屋1内における走行路2
幅方向の片側位置に在って建屋1の最下部から地上へ達
するように上下方向へ延びる空間を設け、該空間に、図
示しない昇降装置によって駆動され、且つ自動車4を載
せた実車パレット3を積載し得るリフトケージ10を有
する入出庫用リフト14を設けている。
【0007】而して、前記の立体駐車装置では、自動車
4を入庫する以前に、前記の入出庫用リフト14に隣接
して設けられた入出庫バース16に必ず空のパレット3
が必要になり、また、出庫完了後に必ず空のパレット3
が残されてしまうことになるため、連続入出庫を行うた
めにはリフトケージ10において、空のパレット3を連
続的に処理できるようにする必要がある。
【0008】そのため、前記のリフトケージ10はパレ
ット3を移動させるために3段のローラフレームを設け
た構成としてある。即ち、図5に示すようにリフトケー
ジ10の最上部の前後方向の両側に、入出庫用リフト1
4の入口前に形成された入出庫バース16側との間で自
動車4を積載した実車パレット3の受け渡しを行うため
の実車パレット移載用ローラフレーム18を設け、その
直下の位置に、入出庫バース16側との間で空のパレッ
ト3の受け渡しを行うための空パレット移載用ローラフ
レーム19を、前後方向へ拡縮変位可能に組み付け、さ
らに、前記リフトケージ10の下部に、空のパレット3
の段積み(例えば5段)が可能で且つ前記の空パレット
移載用ローラフレーム19との間で空のパレット3の受
け渡しを行ない得る段積みパレット移載用ローラフレー
ム20を、昇降装置21により昇降可能に装備し、さら
にまた、前記の空パレット移載用ローラフレーム19の
直上部に、空のパレット3を一時的に担持させるための
パレット保持装置22を、前記のリフトケージ10内に
出入り可能に取り付けた構成としている。
【0009】また、入出庫バース16には、前記リフト
ケージ10に設けた実車パレット移載用ローラフレーム
18と対応する実車パレット移載用ローラフレーム23
を、前後方向へ拡縮変位可能に設けると共に、前記の空
パレット移載用ローラフレーム19と対応する空パレッ
ト移載用ローラフレーム24を昇降装置25により昇降
可能に装備した構成としてある。ローラフレーム18,
19,20,23,24のローラは図示しない駆動装置
により回転駆動される。なお図4に示す26はピットで
ある。
【0010】自動車4を入庫する場合には、図5に示す
ように、入出庫バース16の実車パレット移載用ローラ
フレーム23上のパレット3に自動車4が停車している
状態において、該実車パレット移載用ローラフレーム2
3のローラを駆動すると、自動車4はパレット3と一緒
に入出庫用リフト14側へ移動し、リフトケージ10の
最上部に位置する実車パレット移載用ローラフレーム1
8上に受け渡される。一方、同時にリフトケージ10側
の空パレット移載用ローラフレーム19のローラが駆動
され、該空パレット移載用ローラフレーム19上に載置
しておいた空パレット3が入出庫バース16側の空パレ
ット移載用ローラフレーム24上に移載される。
【0011】リフトケージ10側から入出庫バース16
側への空のパレット3が移載されると、リフトケージ1
0側では、空パレット移載用ローラフレーム19が前後
方向外方へ退避し、次に段積みされた最上段のパレット
3を前記の空パレット移載用ローラフレーム19よりも
上方レベルに位置させるように、段積みパレット移載用
ローラフレーム20が昇降装置21によって上昇し、こ
の状態で、空パレット移載用ローラフレーム19の直上
部に具備してあるパレット保持装置22が内方に突出し
て前記最上段の空のパレット3を支持する。
【0012】然るのち、段積みパレット移載用ローラフ
レーム20が下降すると共に、退避させておいた空パレ
ット移載用ローラフレーム19が元の位置へ戻され、前
記のパレット保持装置22が後退することによって、空
パレット3が空パレット移載用ローラフレーム19上に
供給される。
【0013】この間に、前記リフトケージ10は指定階
層へ降下し、当該指定階層に配設されている台車5へ、
該台車5に備えられているパレット移載装置13によっ
て自動車4が積載されている実車パレット3を送り渡し
たのち、入出庫バース16の位置まで上昇し、次の入庫
に備える。
【0014】一方、入出庫バース16側では、該入出庫
バース16に設けられた実車パレット移載用ローラフレ
ーム23が前後方向外方へ退避した状態で、空のパレッ
ト3を載せている空パレット移載用ローラフレーム24
が昇降装置25によって実車パレット移載用ローラフレ
ーム23の位置まで一旦上昇し、次に退避させておいた
実車パレット移載用ローラフレーム23が元に戻され、
然るのち、空パレット移載用ローラフレーム24が下降
することによって、空パレット3が実車パレット移載用
ローラフレーム23上に載置されて次の入庫に備える。
【0015】このようにして、入出庫バース16側へ供
給する多数のパレット3を予めリフトケージ10内に格
納しておくことによって連続的な入出庫が可能となるよ
うにしてある。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】以上述べた従来の立体
駐車装置において、普通車とハイルーフ車とを両方駐車
させたい場合に、格納棚間の高さをすべてハイルーフ車
用に高くしておけば問題ないが、そうすると地下の空間
を深く掘り下げねばならず建設費が嵩むことになる。そ
こで例えば図4において一番上の段の格納棚11上方の
高さを高くし、その段にはハイルーフ車と普通車を格納
できるようにし、その他の格納棚には普通車のみを格納
できるようにすることが行われる。そしてハイルーフ車
が入庫する場合に、ハイルーフ車を載せたリフトケージ
が一番上の段の格納棚の位置で停止し、その段の台車に
ハイルーフ車を移載するようにすれば問題ないが、駐車
場管理者または運転者の入力ミスなどによりハイルーフ
車を載せたリフトケージが一番上の段の格納棚の位置以
外の位置で停止し、そこで台車にハイルーフ車を移載し
ようとすると、上の段のレールにハイルーフ車の天井が
当ったりして、車や駐車装置を壊してしまうおそれがあ
る。
【0017】また自動車がハッチバック車である場合
に、ハッチが半ドアのままリフトケージや台車に載せ、
リフトケージや台車の振動により、ハッチが開いてしま
うことがある。この場合に、ハッチが開いたまま、リフ
トケージから台車、または台車から格納棚に車を移動し
ようとするとハッチが当って、車や駐車装置を壊してし
まうおそれがある。
【0018】本発明は従来技術の以上述べた問題点に鑑
み案出されたもので、駐車場管理者の操作ミスなどによ
り、ハイルーフ車を普通車用の格納棚に格納しようとし
たり、ハッチバック車のハッチが半ドアであったりして
も、それらのミスを事故を起す前に事前に検出して、装
置を止めたり、警報を発したりすることのできる立体駐
車装置における安全装置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の立体駐車装置における安全装置は自動車を積載
するパレットを待機させ自動車の入出庫を行う入出庫バ
ースと、入出庫バースに隣接して設けられ入出庫バース
との間でパレットに載せて自動車を横移動して受渡しを
行うと共に昇降するリフトケージと、自動車をパレット
と共に格納する複数段の水平方向に延びる格納棚であっ
て、少なくとも1段はハイルーフ車用となっている格納
棚と、該格納棚に沿って移動し、リフトケージと格納棚
との間にあって自動車をパレットに載せて移送する複数
段に配した台車とを有してなる立体駐車装置において、
上記リフトケージには、前後方向に光を投受光して駐車
する自動車の車高がそれぞれ上限値以内にあるか否かを
検知する普通車用検知器とハイルーフ車用検知器とを備
えてなる。
【0020】また本発明の好ましい実施形態によれば、
リフトケージとハイルーフ車用格納棚との間で自動車を
パレットに載せて移送する台車には、前後方向に光を投
受光して駐車する自動車の車高がそれぞれ上限位置内に
あるか否かを検知する普通車用検知器とハイルーフ車用
検知器とを備え、リフトケージと普通車用格納棚との間
で自動車をパレットと共に移送する台車には、前後方向
に光を投受光して駐車する自動車の車高が上限値以内で
あるか否かを検知する普通車用検知器のみを備えるよう
にするのがよい。
【0021】また本発明の好ましい実施形態によれば、
入出庫バースの手前に自動車の進行方向を横切るように
光を投受光して車高を検知する普通車用検知器およびハ
イルーフ車用検知器を設けるのがよい。
【0022】次に本発明の作用を説明する。駐車場入口
で管理者または運転者は駐車しようとする自動車が普通
車かハイルーフ車かの情報をインプットする。リフトケ
ージには普通車用およびハイルーフ車用の検知器を備え
ている。即ち、駐車する自動車の車高の上限値よりもわ
ずかに高い位置を光が通過するように、前後方向に光を
投光および受光する投光器および受光器が取り付けられ
ていて、その位置より高い物体により、光が遮断される
とそれを検知するようになっており、上限値が低い普通
車用検知器と、上限値が高いハイルーフ車用検知器の2
つのセットを備えている。
【0023】格納棚の段の内ハイルーフ車用の段はその
上方のスペースが高くなっており、ハイルーフ車と普通
車が駐車可能である。格納棚の段の内普通車用の段は、
その上方のスペースが低いので普通車のみが駐車可能で
ある。
【0024】駐車場入口でインプットされた普通車かハ
イルーフ車かの情報はリフトケージに伝達され、普通車
用検知器またはハイルーフ車用の検知器のいずれかが作
動する。例えば駐車場入口で普通車とインプットされた
のに、実際は入出庫バースからリフトケージに移送され
た自動車がハイルーフ車であった場合や、リフトケージ
上でハッチバックのハッチが開いてしまった場合などに
は普通車用検知器の投受光器間の光が遮断されるので異
常を検知することができる。
【0025】また駐車場入口でハイルーフ車とインプッ
トされた場合であってリフトケージ上でハッチバック車
のハッチが開いてしまった場合にはハイルーフ車用検知
器が異常を検知する。検知器により異常を検知したら、
リフトケージの停止またはリフトケージから台車への移
送の停止を行うとともに警報を発し、駐車場管理者が原
因を調査し、対策をたてる。このようにして事故を未然
に防止することができる。
【0026】また台車にも検知器を設けておけば、台車
上で振動によりハッチバック車のハッチが開いてしまっ
た場合にもそれを検知することができるので、台車の運
行を止めると共に警報を発するようにすれば、駐車場管
理者がハッチを閉めるなどの対策を立てることができ、
事故を未然に防ぐことができる。
【0027】さらに入出庫バース手前に設けられた発券
機近傍に自動車の車高を検知する普通車用およびハイル
ーフ車用検知器を設けておけば、駐車場管理者または運
転者は駐車しようとする車が普通車であるかハイルーフ
車であるかの情報をインプットしなくてもよい。さらに
ハイルーフ車の屋根上に荷物を載せた車など高さの上限
を超える車の駐車を入出庫バース入口手前で検出するこ
とができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下本発明の1実施形態につい
て、図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の安全装
置を使用した立体駐車装置の正面図である。図2は本発
明の安全装置を取り付けたリフトケージの側面図であ
る。図3は本発明の安全装置を取り付けた台車の側面図
である。なお、これらの図において、従来技術として図
4ないし図6を用いて説明したものと同様の部分につい
ては同じ符号を付しており、重複した説明を省略する。
【0029】これらの図において、4aは普通車、4b
はハイルーフ車である。11aは普通車4a用の格納
棚、11bは棚上方のスペースが大きくハイルーフ車4
bを格納することのできるハイルーフ車4b用の格納棚
である。もちろんハイルーフ車用格納棚11bに普通車
4aを格納することもできる。30は入出庫バース16
入口に設けられた扉であり、31は入出庫バース16入
口手前に設けられた発券機である。
【0030】32はハイルーフ車用検知器、33は普通
車用の検知器であり、それぞれハイルーフ車および普通
車の車高の上限高さより、わずかに高い位置に設けられ
ている。これらの検知器32,33はそれぞれビーム状
の光35を投光する投光器32a,33aとビーム状の
光35を受光する受光器32b,33bからなり、受光
器32b,33bは受光の有無を検出してスイッチをO
NまたはOFFにする光電スイッチである。34はこれ
ら検知器を支持するブラケットでリフトケージ10およ
び台車5の前後端付近であって、幅方向のほぼ中央に取
り付けられている。ハイルーフ車用検知器32は入出庫
バース16入口手前、リフトケージ10およびハイルー
フ車用格納棚11bに沿って走行する台車5bに設けら
れ、普通車用格納棚11aに沿って走行する台車5aに
は設けられていない。普通車用検知器33は上記すべて
に設けられている。
【0031】次に本実施形態の作用について説明する。
駐車場入口で管理者または運転者は発券機31に駐車し
ようとする自動車4が普通車4aかハイルーフ車4bか
の情報をインプットする。なお、駐車場入口にハイルー
フ車用検知器32および普通車用検知器33が設けられ
ている場合は上記インプットは必要ない。上記情報がイ
ンプットされると、その情報はリフトケージ10に伝達
され、リフトケージ10に取り付けられたハイルーフ車
用検知器32または普通車用検知器33のいずれかが作
動する。例えば駐車場入口で普通車4aとインプットさ
れた場合において、実際はハイルーフ車4bである場合
や、普通車4aの屋根の上に大きな荷物を載せた場合ま
たはリフトケージ10上で振動により普通車のハッチバ
ックのハッチが開いてしまった場合などには、普通車用
検知器33の投受光器間の光35が遮断されるので異常
を検知する。
【0032】また駐車場入口でハイルーフ車4bとイン
プットされた場合であってリフトケージ上でハイルーフ
車のハッチバックのハッチが開いてしまった場合にはハ
イルーフ車用検知器32が異常を検知する。検知器3
2、33により異常を検知したら、リフトケージ10の
停止またはリフトケージ10から台車5への移送の停止
を行うとともに警報を発し、駐車場管理者が原因を調査
し、対策をたてる。このようにして事故を未然に防止す
ることができる。
【0033】また台車5にも検知器を設けておけば、台
車5上で振動によりハッチバックのハッチが開いてしま
った場合にもそれを検知することができるので、台車5
の運行を止めるとともに警報を発するようにすれば、駐
車場管理者がハッチを閉めるなどの対策を立てることが
でき、事故を未然に防ぐことができる。
【0034】本発明は以上述べた実施形態に限定される
ものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変
更が可能である。例えば、本実施形態では自動車の入出
庫を1つの入出庫バースで行うように説明したが入庫バ
ースと出庫バースを別に設けるようにしてもよい。
【0035】
【発明の効果】以上述べたように本発明の立体駐車装置
における安全装置はリフトケージにハイルーフ車用検知
器と普通車用検知器を設けたのでハッチバック車のハッ
チが開いてしまったり、入場時に普通車とハイルーフ車
の入力ミスがあったりしても、事故を未然に防ぐことが
できるなど優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の安全装置を有する立体駐車装置の正面
図である。
【図2】本発明の安全装置を取付けたリフトケージの側
面図である。
【図3】本発明の安全装置を取付けた台車の側面図であ
る。
【図4】従来の立体駐車装置の正面図である。
【図5】従来の立体駐車装置の入出庫バース付近の拡大
正面図である。
【図6】従来の台車の側面図である。
【符号の説明】
3 パレット 4 自動車 5 台車 10 リフトケージ 11 格納棚 16 入出庫バース 32 ハイルーフ車用検知器 33 普通車用検知器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車を積載するパレットを待機させ自
    動車の入出庫を行う入出庫バースと、入出庫バースに隣
    接して設けられ入出庫バースとの間でパレットに載せた
    自動車を横移動して受渡しを行うと共に昇降するリフト
    ケージと、自動車をパレットと共に格納する複数段の水
    平方向に延びる格納棚であって、少なくとも1段はハイ
    ルーフ車用となっている格納棚と、該格納棚に沿って移
    動し、リフトケージと格納棚との間にあって自動車をパ
    レットに載せて移送する複数段に配した台車とを有して
    なる立体駐車装置において、上記リフトケージには、前
    後方向に光を投受光して駐車する自動車の車高がそれぞ
    れ上限値以内にあるか否かを検知する普通車用検知器と
    ハイルーフ車用検知器とを備えてなることを特徴とする
    立体駐車装置における安全装置。
  2. 【請求項2】 リフトケージとハイルーフ車用格納棚と
    の間で自動車をパレットと共に移送する台車には、前後
    方向に光を投受光して駐車する自動車の車高がそれぞれ
    上限位置内にあるか否かを検知する普通車用検知器とハ
    イルーフ車用検知器とを備え、リフトケージと普通車用
    格納棚との間で自動車をパレットに載せて移送する台車
    には、前後方向に光を投受光して駐車する自動車の車高
    が上限値以内であるか否かを検知する普通車用検知器の
    みを備えてなる請求項1記載の立体駐車装置における安
    全装置。
  3. 【請求項3】 入出庫バースの手前に自動車の進行方向
    を横切るように光を投受光して車高を検知する普通車用
    検知器およびハイルーフ車用検知器を設けてなる請求項
    1または請求項2記載の立体駐車装置における安全装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016176258A (ja) * 2015-03-20 2016-10-06 Ihi運搬機械株式会社 駐車装置
JP2018080457A (ja) * 2016-11-14 2018-05-24 住友重機械搬送システム株式会社 機械式駐車場
CN109487722A (zh) * 2018-12-29 2019-03-19 沈炜 交通限高警示装置

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