JP3014836B2 - 立体駐車場 - Google Patents

立体駐車場

Info

Publication number
JP3014836B2
JP3014836B2 JP3325878A JP32587891A JP3014836B2 JP 3014836 B2 JP3014836 B2 JP 3014836B2 JP 3325878 A JP3325878 A JP 3325878A JP 32587891 A JP32587891 A JP 32587891A JP 3014836 B2 JP3014836 B2 JP 3014836B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
pallet
floor
elevator
turntable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3325878A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05156837A (ja
Inventor
克征 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tobishima Corp
Original Assignee
Tobishima Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tobishima Corp filed Critical Tobishima Corp
Priority to JP3325878A priority Critical patent/JP3014836B2/ja
Publication of JPH05156837A publication Critical patent/JPH05156837A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3014836B2 publication Critical patent/JP3014836B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエレベータを用いた立体
駐車場に関する。近年、大都市の駐車問題が、増々深刻
化するなかで、自治体による駐車場設置基準が強化され
ている。
【0002】
【従来の技術】近年、首都圏や大都市圏においては、急
激な土地高騰や用地難から駐車場不足が深刻な問題とな
っており、より効率の優れた立体駐車場が要望されてい
る。
【0003】このため、いわゆるメリーゴーランド型や
エレベータ型の機械式立体駐車場が主に採用されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記機械式立
体駐車場においては、道路との間に自動車2台以上を停
留できる空地またはターンテーブル用のスペースを設け
ることが法令(駐車場法施行令第8条関係)で定められ
ているので、その分土地を有効利用することができない
という不都合があった。
【0005】本発明は上記従来の事情に鑑み創案された
もので、その目的は、土地の有効利用が図れ、従来と同
一面積の土地であっても車両収納台数を大幅に増加する
ことができる機械式の立体駐車場を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明による立体駐車場は、多数の車両収納部10が
各階に設けられ、車両出入口側には空きスペース24が
形成された構造物12と、構造物12内部の空きスペー
ス24の奥に設置され、車両14が搭載されたパレット
16を乗せて回転し車両の向きを変えるターンテーブル
18と、前記車両が搭載されたパレット16を昇降する
エレベータ20と、エレベータ20で所定階に昇降され
た車両搭載パレット16を同一階内で車両14の前後方
向または幅方向へ移動し、空いている車両収納部10へ
搬送、収納するパレット搬送手段22と、を有してな
り、前記ターンテーブルは、前記空きスペース24から
進入状態で入庫した車両の向きを180度回転して出庫
状態に変え、前記パレット搬送手段22は出庫状態に向
きを変えた車両搭載パレット16を各階の車両収納部1
0へ搬送、収納し、かつ前記車両搭載パレット搬送、収
納後は、前記建造物12の2階部分に設けられたパレッ
ト収納部34から空のパレット16を乗せ、該空のパレ
ット16を前記建造物12内に設置されたターンテーブ
ル上に移動可能とした、ことを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明では、ターンテーブル18上の車両14
を搭載したパレット16がエレベータ20で昇降され、
パレット搬送手段22で前後方向または幅方法に移動さ
れて同一階内の空いている車両収納部10へ搬送され
る。
【0008】そして、本発明では、空きスペース24上
の空間に車両収納部10を設けることが可能となる。
【0009】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の好適な実施例
を説明する。図2〜図7には本発明の第1実施例が示さ
れている。
【0010】構造物12は多層階とされており、内部は
壁で仕切られ、多数の車両収納部10が設けられてい
る。
【0011】構造物12内部の車両出入口26側には空
きスペース24が形成されており、空きスペース24の
奥には車両14が搭載されたパレット16を回転するタ
ーンテーブル18が設けられている。
【0012】ターンテーブル18の直上にはエレベータ
シャフト28が設けられており、エレベータシャフト2
8内には昇降駆動装置30で昇降されるエレベータ20
が配置されている。
【0013】そして、車両14を搭載したパレット16
がエレベータ20で昇降される。エレベータ20の出入
口にはシャッター32が取り付けられており、エレベー
タシャフト28両側の2階部分にはパレット収納部34
が設けられている。
【0014】3階以上の各フロアには多数の車両収納部
10が区画されており、エレベータ20で所定の階まで
上昇されたパレット16は空いている最寄りの車両収納
部10へ搬送される。
【0015】図8に示されるように各階の床面には縦横
にガイドレール36,36が敷設されており、パレット
16には図9,図10のようにガイドレール36,36
上を走行するローラ38,38が取り付けられている。
【0016】そして、パレット16は図示しない伸縮機
構でレール36,36上を車両14の前後方向または幅
方向へ移動する。
【0017】なお、本実施例では空きスペース24およ
びターンテーブル18が1階部分に設けられているが、
地下に設けることも可能である。
【0018】次に実施例の作用を説明する。入庫の際、
ターンテーブル18上のパレット16に車両14が搭載
されると、出庫に備えてターンテーブル18が180°
回転し、その後エレベータ20で最寄りの階までパレッ
ト16が上昇される。
【0019】図11(A)のように車両14を載せたパ
レット16は水平移動され、該当階の最寄りの車両収納
部10へ搬送される。
【0020】パレット16を降ろし、空となったエレベ
ータ20は2階まで降下され、パレット収納部34より
新たに別のパレット16が搭載された後、ターンテーブ
ル18上に載置される。
【0021】また出庫の際には、図11(B)のように
該当車両14を載せたパレット16がエレベータ20に
面する位置まで水平移動される。
【0022】エレベータ20が該当階に到着すると、図
11(C)のようにパレット16がエレベータ20内に
移動される。
【0023】そして、最下階のターンテーブル18上ま
で車両14を搭載したパレット16が降下される。
【0024】以上説明したように本実施例によれば、空
きスペース24上の空間に多数の車両収納部10を設け
ることができるので、従来と同一面積の土地でも車両収
納台数を大幅に増加することができ、土地の有効利用が
図れる。
【0025】また、同一階において車両14の前後方
向、幅方向へパレット16を移動できるので、単一のエ
レベータ20を採用しても多数の車両を収納でき、この
ため、建設コストの大幅な低減が図れる。
【0026】さらに、入庫後はパレット収納部34より
エレベータ20内へパレット16が搭載され、ターンテ
ーブル18上で待機するエレベータ20には常時パレッ
ト16が備えられているので、その分入出庫時のアクセ
スタイムを短縮できる。
【0027】また、車両14の搬出入が自動で行なわれ
るので、設備を無人化でき、人件費を節減できる。
【0028】図12には第2実施例の構成が示されてお
り、エレベータ20の後方側にも多数の車両収納部10
が設けられている。このため、より多くの車両14を収
納できる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば空き
スペース上の空間に多数の車両収納部を設けることがで
きるので、従来と同一面積の土地でも車両収納台数を大
幅に増加することができ、土地の有効利用が図れる。
【0030】また、同一階において車両の前後方向、幅
方向へパレットを移動できるので、単一のエレベータを
採用しても多数の車両を収納でき、このため、建設コス
トの大幅な低減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】第1実施例の構成を示す斜視図である。
【図3】図2の1階部分の構成を示す平面図である。
【図4】図2の2階部分の構成を示す平面図である。
【図5】図3の3階以上のフロアの構成を示す平面図で
ある。
【図6】第1実施例の構成を示す断面図である。
【図7】第1実施例の構成を示す断面図である。
【図8】パレット搬送用レールの配置例を示す平面図で
ある。
【図9】搬送状態のパレットを示す側面図である。
【図10】搬送状態のパレットを示す正面図である。
【図11】実施例の作用を示す概要図である。
【図12】第2実施例の構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 車両収納部 12 構造物 14 車両 16 パレット 18 ターンテーブル 20 エレベータ 22 パレット搬送手段 24 空きスペース 26 車両出入口 28 エレベータシャフト 30 昇降駆動装置 32 シャッター 34 パレット収納部 36 ガイドレール 38 ローラ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の車両収納部(10)が各階に設け
    られ、車両出入口側には空きスペース(24)が形成さ
    れた構造物(12)と、 構造物(12)内部の空きスペース(24)の奥に設置
    され、車両(14)が搭載されたパレット(16)を乗
    せて回転し車両の向きを変えるターンテーブル(18)
    と、 前記車両が搭載されたパレット(16)を昇降するエレ
    ベータ(20)と、 エレベータ(20)で所定階に昇降された車両搭載パレ
    ット(16)を同一階内で車両(14)の前後方向また
    は幅方向へ移動し、空いている車両収納部(10)へ搬
    送、収納するパレット搬送手段(22)と、 を有してなり、 前記ターンテーブルは、前記空きスペース(24)から
    進入状態で入庫した車両の向きを180度回転して出庫
    状態に変え、 前記パレット搬送手段(22)は出庫状態に向きを変え
    た車両搭載パレット(16)を各階の車両収納部(1
    0)へ搬送、収納し、かつ前記車両搭載パレット搬送、
    収納後は、前記建造物(12)の2階部分に設けられた
    パレット収納部(34)から空のパレット(16)を乗
    せ、該空のパレット(16)を前記建造物(12)内に
    設置されたターンテーブル上に移動可能とした、 ことを特徴とする立体駐車場。
JP3325878A 1991-12-10 1991-12-10 立体駐車場 Expired - Fee Related JP3014836B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3325878A JP3014836B2 (ja) 1991-12-10 1991-12-10 立体駐車場

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3325878A JP3014836B2 (ja) 1991-12-10 1991-12-10 立体駐車場

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05156837A JPH05156837A (ja) 1993-06-22
JP3014836B2 true JP3014836B2 (ja) 2000-02-28

Family

ID=18181626

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3325878A Expired - Fee Related JP3014836B2 (ja) 1991-12-10 1991-12-10 立体駐車場

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3014836B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101481432B1 (ko) * 2014-01-08 2015-01-13 전귀동 승강기용 접이식 카도어장치
CN108266030A (zh) * 2018-04-03 2018-07-10 蚌埠学院 一种多功能且节省空间的悬挂式可旋转立体车库

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05156837A (ja) 1993-06-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5718551A (en) Automatic mechanized system for the storage of objects
JP3363058B2 (ja) 格納場における格納物方向転換装置
JP5294865B2 (ja) マルチレベル駐車場及び方法
JP3014836B2 (ja) 立体駐車場
JP3091129B2 (ja) 搬送物のはみ出し検出装置
JPH05149017A (ja) 立体駐車場
JPH0742399A (ja) 立体駐車場
JP3687031B2 (ja) ターンテーブル付き駐車装置
JP4329099B2 (ja) 駐車装置
JPH1046856A (ja) 立体駐車装置における安全装置
JP2568947B2 (ja) 立体駐車装置
JP3069716B2 (ja) 立体駐車装置における車両搬送用の台車
JP3295066B2 (ja) 多段式立体駐車装置
JP2990050B2 (ja) 車両搬送台車を備えた駐車装置
JP2581945Y2 (ja) 縦列型エレベータ式駐車装置
JPH045375A (ja) 立体駐車場の運転制御方法
JP2001032560A (ja) 上下一体化した駐車棚を設けた駐車装置
JP2978087B2 (ja) 格納システム
KR20230121307A (ko) 다면 입출차 방식 주차 시스템
JPS6128677A (ja) 駐車装置
JP2003278396A (ja) 立体駐車場
JP2558498Y2 (ja) 駐車装置
JPH0274769A (ja) 立体駐車場
JP2521115Y2 (ja) 立体駐車場の入出庫装置
JPH04347276A (ja) 車両等の格納装置及びその入出庫方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081217

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091217

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees